JPH05281040A - 分光測定装置 - Google Patents
分光測定装置Info
- Publication number
- JPH05281040A JPH05281040A JP10384992A JP10384992A JPH05281040A JP H05281040 A JPH05281040 A JP H05281040A JP 10384992 A JP10384992 A JP 10384992A JP 10384992 A JP10384992 A JP 10384992A JP H05281040 A JPH05281040 A JP H05281040A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- light
- condensing optical
- grating
- group
- Prior art date
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- Pending
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分光スペクトルの分散が大きくても、小型
で、波長λに対するスペクトル位置の直線性を良好にで
きる分光測定装置を得ること。 【構成】 分光する光を入射させる入射スリット1と、
この入射スリット1からの発散光6を平行光に変換する
コリメートレンズ2と、この平行光を回折させるグレー
ティング3と、このグレーティング3からの回折光7を
受光素子5に集光させるための集光光学系4と、1次元
にアレイ状に配置されている受光素子5とから構成され
る分光測定装置において、集光光学系4が、光線入射方
向に対し正のパワーを有するレンズから構成される第1
群と、単レンズより構成される第2群とからなる2群構
成であり、 1.05<f1/f0<1.40 …(条件式1) 0.085f0<r21<0.15f0 …(条件式2) の条件を満足するものである。(ただし、f1:集光光
学系4の第1群の焦点距離、r21:集光光学系の第2群
の光線入射方向の曲率半径、f0:集光光学系の焦点距
離である。)
で、波長λに対するスペクトル位置の直線性を良好にで
きる分光測定装置を得ること。 【構成】 分光する光を入射させる入射スリット1と、
この入射スリット1からの発散光6を平行光に変換する
コリメートレンズ2と、この平行光を回折させるグレー
ティング3と、このグレーティング3からの回折光7を
受光素子5に集光させるための集光光学系4と、1次元
にアレイ状に配置されている受光素子5とから構成され
る分光測定装置において、集光光学系4が、光線入射方
向に対し正のパワーを有するレンズから構成される第1
群と、単レンズより構成される第2群とからなる2群構
成であり、 1.05<f1/f0<1.40 …(条件式1) 0.085f0<r21<0.15f0 …(条件式2) の条件を満足するものである。(ただし、f1:集光光
学系4の第1群の焦点距離、r21:集光光学系の第2群
の光線入射方向の曲率半径、f0:集光光学系の焦点距
離である。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次元の受光素子と平
面ルールド・グレーティングを用いて、分光スペクトル
の測定を行なうフラット・フィールド型分光測定装置に
関する。
面ルールド・グレーティングを用いて、分光スペクトル
の測定を行なうフラット・フィールド型分光測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の平面ルールド・グレーティングを
用いたフラット・フィールド型分光測定装置としては、
例えば、1981年7月25日、株式会社朝倉書店発
行、「光学的測定ハンドブック」、第348〜351頁
に記載されたツェルニターナー型およびエバート型の分
光測定装置による構成が知られている。
用いたフラット・フィールド型分光測定装置としては、
例えば、1981年7月25日、株式会社朝倉書店発
行、「光学的測定ハンドブック」、第348〜351頁
に記載されたツェルニターナー型およびエバート型の分
光測定装置による構成が知られている。
【0003】従来のツェルニターナー型分光測定装置
は、図8の光路断面図に示すように、入射スリット1を
透過した光線を平行光に変換するコリメーション用球面
反射鏡12と、入射した平行光16を分光波長に応じた回折
角に回折する平面ルールド・グレーティング13と、集光
用球面反射鏡14と、受光素子15とを備えている。
は、図8の光路断面図に示すように、入射スリット1を
透過した光線を平行光に変換するコリメーション用球面
反射鏡12と、入射した平行光16を分光波長に応じた回折
角に回折する平面ルールド・グレーティング13と、集光
用球面反射鏡14と、受光素子15とを備えている。
【0004】入射スリット1を透過した光線は、コリメ
ーション用球面反射鏡12により平行光に変換され、平面
ルールド・グレーティング13に入射する。平面ルールド
・グレーティング13においては、入射した平行光を分光
波長に応じた回折角に回折させ、さらに、この回折され
た回折光は、集光用球面反射鏡14によって受光素子15上
にスペクトル像として結像させられる。
ーション用球面反射鏡12により平行光に変換され、平面
ルールド・グレーティング13に入射する。平面ルールド
・グレーティング13においては、入射した平行光を分光
波長に応じた回折角に回折させ、さらに、この回折され
た回折光は、集光用球面反射鏡14によって受光素子15上
にスペクトル像として結像させられる。
【0005】このような平面ルールド・グレーティング
13に入射する入射光16と回折光17との間には、図9から mλ=1/a・(sinα+sinθ)…(式1) なる関係がある。ただし、 m:回折次数 λ:波長(mm) a:グレーティング本数(本/mm) α:グレーティング法線に対する入射角(deg) θ:グレーティング法線に対する回折角(deg) である。
13に入射する入射光16と回折光17との間には、図9から mλ=1/a・(sinα+sinθ)…(式1) なる関係がある。ただし、 m:回折次数 λ:波長(mm) a:グレーティング本数(本/mm) α:グレーティング法線に対する入射角(deg) θ:グレーティング法線に対する回折角(deg) である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第8図に示す
従来の光学系においては、前記式1および集光用球面反
射鏡14のスペクトル結像位置の公式 Y=f・tanθ (ただし、Y:スペクトル結像位置(mm) f:集光光学系の焦点距離(mm)) より、スペクトル結像位置の波長に対する直線性 dY/
dλは、 dY/dλ=f/cos3θ (ただし、dY:スペクトル結像位置変化量(mm) dλ:波長変化量(mm)) に示すように、回折角θの余弦の3乗の逆数に比例する
関係があることから、分光波長の分散が大きい場合に
は、回折角θが大きくなり、図10にスペクトル結像位
置と波長の関係を示すように、波長λに対する分光スペ
クトル結像位置の直線性が悪くなる欠点があり、さら
に、その直線性を良くするためには、グレーティングに
よる分散を小さくして、集光用球面反射鏡14の焦点距離
fを大きくする方法が考えられるが、この方法によって
は、分光測定装置全体が大きくなるという欠点があっ
た。
従来の光学系においては、前記式1および集光用球面反
射鏡14のスペクトル結像位置の公式 Y=f・tanθ (ただし、Y:スペクトル結像位置(mm) f:集光光学系の焦点距離(mm)) より、スペクトル結像位置の波長に対する直線性 dY/
dλは、 dY/dλ=f/cos3θ (ただし、dY:スペクトル結像位置変化量(mm) dλ:波長変化量(mm)) に示すように、回折角θの余弦の3乗の逆数に比例する
関係があることから、分光波長の分散が大きい場合に
は、回折角θが大きくなり、図10にスペクトル結像位
置と波長の関係を示すように、波長λに対する分光スペ
クトル結像位置の直線性が悪くなる欠点があり、さら
に、その直線性を良くするためには、グレーティングに
よる分散を小さくして、集光用球面反射鏡14の焦点距離
fを大きくする方法が考えられるが、この方法によって
は、分光測定装置全体が大きくなるという欠点があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、分光スペクトルの分散
が大きくても、分光測定装置の大きさを小さくしたま
ま、波長λに対するスペクトル結像位置の直線性を良好
にできる分光測定装置を提供することを目的としてい
る。
が大きくても、分光測定装置の大きさを小さくしたま
ま、波長λに対するスペクトル結像位置の直線性を良好
にできる分光測定装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成させるた
めに、本発明の分光測定装置は、分光する光を入射させ
る入射スリットと、この入射スリットからの発散光を平
行光に変換するコリメートレンズと、この平行光を回折
させるグレーティングと、このグレーティングからの回
折光を受光素子面に集光させるための集光光学系と、1
次元にアレイ状に配置された受光素子とから構成される
分光測定装置において、集光光学系が、光線入射方向に
対し正のパワーを有するレンズから構成される第1群
と、単レンズより構成される第2群とからなる2群構成
であり、 1.05<f1/f0<1.40 …(条件式1) 0.085f0<r21<0.15f0 …(条件式2) の条件を満足するものである。
めに、本発明の分光測定装置は、分光する光を入射させ
る入射スリットと、この入射スリットからの発散光を平
行光に変換するコリメートレンズと、この平行光を回折
させるグレーティングと、このグレーティングからの回
折光を受光素子面に集光させるための集光光学系と、1
次元にアレイ状に配置された受光素子とから構成される
分光測定装置において、集光光学系が、光線入射方向に
対し正のパワーを有するレンズから構成される第1群
と、単レンズより構成される第2群とからなる2群構成
であり、 1.05<f1/f0<1.40 …(条件式1) 0.085f0<r21<0.15f0 …(条件式2) の条件を満足するものである。
【0009】ただし、この条件式において、f1は集光
光学系の第1群の焦点距離、r21は集光光学系の第2群
の光線入射方向の曲率半径、f0は集光光学系の焦点距
離である。
光学系の第1群の焦点距離、r21は集光光学系の第2群
の光線入射方向の曲率半径、f0は集光光学系の焦点距
離である。
【0010】
【作用】本発明の分光測定装置は、グレーティングから
の回折光を2群構成の集光光学系により歪曲収差を適正
に発生させるように構成されているので、スペクトル結
像位置の直線性を良好にし、さらに集光光学系およびコ
リメート光学系を透過型にすることにより非点収差を最
小にし、スペクトル像の収差を良好にすることができ
る。
の回折光を2群構成の集光光学系により歪曲収差を適正
に発生させるように構成されているので、スペクトル結
像位置の直線性を良好にし、さらに集光光学系およびコ
リメート光学系を透過型にすることにより非点収差を最
小にし、スペクトル像の収差を良好にすることができ
る。
【0011】条件式1において、f1/f0が1.05以
下となると、第2群のパワーが小さくなり、歪曲収差が
減少し、1.4以上となると歪曲収差を補正するために
グレーティングから第1群レンズ系までの距離が長くな
ってしまう。
下となると、第2群のパワーが小さくなり、歪曲収差が
減少し、1.4以上となると歪曲収差を補正するために
グレーティングから第1群レンズ系までの距離が長くな
ってしまう。
【0012】また、条件式2において、r21が0.08
5f0以下の場合、歪曲収差が過剰となり、0.015
f0以上では歪曲収差が小さくなってしまう。
5f0以下の場合、歪曲収差が過剰となり、0.015
f0以上では歪曲収差が小さくなってしまう。
【0013】
(第1実施例)本発明の分光測定装置は、図1の光路断
面図に示すように、入射スリット1を透過した発散光6
を平行光に変換するコリメート光学系2と、入射した平
行光を分光波長に応じた回折角に回折するグレーティン
グ3と、1次元アレイ型受光素子5と、回折光7を集光
して1次元アレイ型受光素子5上に結像する集光光学系
4とを備えている。
面図に示すように、入射スリット1を透過した発散光6
を平行光に変換するコリメート光学系2と、入射した平
行光を分光波長に応じた回折角に回折するグレーティン
グ3と、1次元アレイ型受光素子5と、回折光7を集光
して1次元アレイ型受光素子5上に結像する集光光学系
4とを備えている。
【0014】入射スリット1を透過した発散光6は、コ
リメート光学系2により平行光に変換されてグレーティ
ング3に入射し、グレーティング3においては、入射し
た平行光を分光波長に応じた回折角に回折する。この回
折光7は、集光光学系4により1次元アレイ型受光素子
5上に、回折角に応じた位置に結像する。
リメート光学系2により平行光に変換されてグレーティ
ング3に入射し、グレーティング3においては、入射し
た平行光を分光波長に応じた回折角に回折する。この回
折光7は、集光光学系4により1次元アレイ型受光素子
5上に、回折角に応じた位置に結像する。
【0015】この集光光学系4は、図2の光路断面図に
拡大して示すように、中心部の厚み(間隔)d1〜d7、
曲率半径r1〜r8、屈折率nを有するレンズを使用す
る。ただし、 r1=−117.0 d1=2.64 n=
1.70359 r2=−3700.0 d2=0.12 r3=−1732.0 d3=6.00 n=
1.73418 r4=−174.0 d4=2.56 r5= 2450.0 d5=443.9 n=
1.70811 r6=−198.5 d6=22.09 r7= 47.26 d7=21.592 n=
1.48312 r8= 40.000 であり、f1を集光光学系の第1群の焦点距離、r21を
集光光学系の第2群の光線入射方向の曲率半径、f0を
集光光学系の焦点距離としたとき、 f0=400.0、F/8.0、f1=471.64 f1/f0=1.18 r21=r7=47.26 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
拡大して示すように、中心部の厚み(間隔)d1〜d7、
曲率半径r1〜r8、屈折率nを有するレンズを使用す
る。ただし、 r1=−117.0 d1=2.64 n=
1.70359 r2=−3700.0 d2=0.12 r3=−1732.0 d3=6.00 n=
1.73418 r4=−174.0 d4=2.56 r5= 2450.0 d5=443.9 n=
1.70811 r6=−198.5 d6=22.09 r7= 47.26 d7=21.592 n=
1.48312 r8= 40.000 であり、f1を集光光学系の第1群の焦点距離、r21を
集光光学系の第2群の光線入射方向の曲率半径、f0を
集光光学系の焦点距離としたとき、 f0=400.0、F/8.0、f1=471.64 f1/f0=1.18 r21=r7=47.26 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
【0016】この第1実施例の構成における各スペクト
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は、図3に示すとおりである。
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は、図3に示すとおりである。
【0017】(第2実施例)第1実施例と同様に、入射
スリット1を透過した発散光6を平行光に変換するコリ
メート光学系2と、入射した平行光を分光波長に応じた
回折角に回折するグレーティング3と、1次元アレイ型
受光素子5と、回折光7を集光して1次元アレイ型受光
素子5上に結像する集光光学系4とを備えている。
スリット1を透過した発散光6を平行光に変換するコリ
メート光学系2と、入射した平行光を分光波長に応じた
回折角に回折するグレーティング3と、1次元アレイ型
受光素子5と、回折光7を集光して1次元アレイ型受光
素子5上に結像する集光光学系4とを備えている。
【0018】この第2実施例における集光光学系4は、
図4の光路断面図に拡大して示すように、中心部の厚み
(間隔)d1〜d5、曲率半径r1〜r6、屈折率nを有す
るレンズを使用する。ただし、 r1=−123.1 d1=5.64 n=
1.70359 r2=−176.7 d2=0.26 r3= 2549.6 d3=6.66 n=
1.70811 r4=−213.48 d4=441.67 r5= 51.83 d5=25.66 n=
1.48312 r6= 48.093 であり、 f=400.0、F/8.0、f1=491.86 f1/f=1.23 r21=r5=51.83 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
図4の光路断面図に拡大して示すように、中心部の厚み
(間隔)d1〜d5、曲率半径r1〜r6、屈折率nを有す
るレンズを使用する。ただし、 r1=−123.1 d1=5.64 n=
1.70359 r2=−176.7 d2=0.26 r3= 2549.6 d3=6.66 n=
1.70811 r4=−213.48 d4=441.67 r5= 51.83 d5=25.66 n=
1.48312 r6= 48.093 であり、 f=400.0、F/8.0、f1=491.86 f1/f=1.23 r21=r5=51.83 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
【0019】この第2実施例の構成における各スペクト
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は図5に示すとおりである。
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は図5に示すとおりである。
【0020】(第3実施例)第1実施例と同様に、入射
スリット1を透過した発散光6を平行光に変換するコリ
メート光学系2と、入射した平行光を分光波長に応じた
回折角に回折するグレーティング3と、1次元アレイ型
受光素子5と、回折光7を集光して1次元アレイ型受光
素子5上に結像する集光光学系4とを備えている。
スリット1を透過した発散光6を平行光に変換するコリ
メート光学系2と、入射した平行光を分光波長に応じた
回折角に回折するグレーティング3と、1次元アレイ型
受光素子5と、回折光7を集光して1次元アレイ型受光
素子5上に結像する集光光学系4とを備えている。
【0021】この第3実施例における集光光学系4は、
図6の光路断面図に拡大して示すように、中心部の厚み
(間隔)d1〜d3、曲率半径r1〜r4、屈折率nを有す
るレンズを使用する。ただし、 r1= 390.44 d1=9.754 n=
1.70359 r2=−8442.7 d2=432.26 r3= 58.953 d3=26.0 n=
1.48312 r4= 68.928 であり、 f=400.0、F/8.0、f1=530.65 f1/f=1.33 r21=r3=58.953 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
図6の光路断面図に拡大して示すように、中心部の厚み
(間隔)d1〜d3、曲率半径r1〜r4、屈折率nを有す
るレンズを使用する。ただし、 r1= 390.44 d1=9.754 n=
1.70359 r2=−8442.7 d2=432.26 r3= 58.953 d3=26.0 n=
1.48312 r4= 68.928 であり、 f=400.0、F/8.0、f1=530.65 f1/f=1.33 r21=r3=58.953 グレーティング本数:1200本/mm 波長幅:753〜784nm を満たす。
【0022】この第3実施例の構成における各スペクト
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は図7に示すとおりである。
ルの非点収差、および、スペクトルの波長と結像位置と
の関係は図7に示すとおりである。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、本発明の分光測定装置は、グレーティング前後
の光学系を透過型とすることにより、集光スペクトルの
非点収差を小さくすることができ、さらに、集光光学系
を2群の構成とし、第2群によって歪曲補正を行なうこ
とにより集光スペクトル結像位置の波長に対する直線性
を良好にすることができる。
ように、本発明の分光測定装置は、グレーティング前後
の光学系を透過型とすることにより、集光スペクトルの
非点収差を小さくすることができ、さらに、集光光学系
を2群の構成とし、第2群によって歪曲補正を行なうこ
とにより集光スペクトル結像位置の波長に対する直線性
を良好にすることができる。
【図1】本発明の分光測定装置の第1実施例の光路断面
図、
図、
【図2】本発明の第1実施例における集光光学系の光路
断面図、
断面図、
【図3】本発明の第1実施例の集光光学系における非点
収差を示す図と、波長とスペクトル結像位置の関係を示
す図、
収差を示す図と、波長とスペクトル結像位置の関係を示
す図、
【図4】本発明の第2実施例における集光光学系の光路
断面図、
断面図、
【図5】本発明の第2実施例の集光光学系における非点
収差を示す図と、波長とスペクトル結像位置の関係を示
す図、
収差を示す図と、波長とスペクトル結像位置の関係を示
す図、
【図6】本発明の第3実施例における集光光学系の光路
断面図、
断面図、
【図7】本発明の第3の実施例における集光光学系の非
点収差を示す図、波長とスペクトル角度位置の関係を示
す図、
点収差を示す図、波長とスペクトル角度位置の関係を示
す図、
【図8】従来の分光測定装置の一例を示す光路断面図、
【図9】従来の分光測定装置における分光波長とスペク
トル結像位置との関係を示す図、
トル結像位置との関係を示す図、
【図10】グレーティングにおける入射光と回折光との
関係を示す光路断面図である。
関係を示す光路断面図である。
1 入射スリット 2 コリメート光学系 3 グレーティング 4 集光光学系 5 1次元アレイ型受光素子 6 発散光 7 回折光
Claims (1)
- 【請求項1】 分光する光を入射させる入射スリット
と、該入射スリットからの発散光を平行光に変換するコ
リメートレンズと、前記平行光を回折させるグレーティ
ングと、該グレーティングからの回折光を受光素子面に
集光させるための集光光学系と、1次元にアレイ状に配
置されている受光素子から構成される分光測定装置にお
いて、前記集光光学系が光線入射方向に対し正のパワー
を有するレンズから構成される第1群と、単レンズより
構成される第2群とからなる2群構成であり、 1.05<f1/f0<1.40 …(条件式1) 0.085f0<r21<0.15f0 …(条件式2) の条件を満足することを特徴とする分光測定装置。ただ
し、f1は前記集光光学系の第1群の焦点距離、r21は
前記集光光学系の第2群の光線入射方向の曲率半径、f
0は前記集光光学系の焦点距離である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384992A JPH05281040A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 分光測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384992A JPH05281040A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 分光測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05281040A true JPH05281040A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14364892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10384992A Pending JPH05281040A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 分光測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05281040A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1982001839A1 (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-10 | Nomura Hirokazu | Rotating arc welding method |
JPH07128146A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-05-19 | Nec Corp | 分光計 |
JPH0989668A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-04-04 | Nikon Corp | 光スペクトル検出装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10384992A patent/JPH05281040A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1982001839A1 (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-10 | Nomura Hirokazu | Rotating arc welding method |
JPH07128146A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-05-19 | Nec Corp | 分光計 |
JPH0989668A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-04-04 | Nikon Corp | 光スペクトル検出装置 |
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