JPH05280702A - 煤塵または灰を含んだ燃焼排ガスの熱利用を改善する方法および装置 - Google Patents

煤塵または灰を含んだ燃焼排ガスの熱利用を改善する方法および装置

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JPH05280702A
JPH05280702A JP4081470A JP8147092A JPH05280702A JP H05280702 A JPH05280702 A JP H05280702A JP 4081470 A JP4081470 A JP 4081470A JP 8147092 A JP8147092 A JP 8147092A JP H05280702 A JPH05280702 A JP H05280702A
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exhaust gas
combustion
dust
soot
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JP4081470A
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Schoppe Fritz
フリッツ・ショッペ
Josef Prostler
ヨゼフ・プロストラー
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FRITZ SCHOPPE
Original Assignee
FRITZ SCHOPPE
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煤塵または灰を含有する燃焼排ガスの熱利用
を改善する方法およびこの方法を実施するための装置を
提供すること。 【構成】 煤塵の活性成分を含む少なくとも1つの化合
物を、これらの活性成分の分解平衡温度より少なくとも
10℃高い温度、ただし活性成分が溶解したり不活性に
なる温度より低い温度に、非常に短時間で加熱する。次
いで、最初の露点より少なくとも30℃高い温度に短時
間で加熱する。これによって、燃焼排ガスに含まれてい
る燃焼水分および腐食性有害物質は、煤塵粒子もしくは
灰からなる結晶に化学的に結合する。こうして発生した
煤塵は、最初の露点を下回った後でも乾燥した粉末状に
とどまり、もはや伝熱面を腐食しない。凝縮液が発生し
ないため、伝熱面は乾燥した状態に保たれる。それによ
って、スラッジや伝熱面における蒸皮の生成が回避され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微粉炭の燃焼から発生
する煤塵を含んだ排ガス、特に灰を含んだ排ガスの熱利
用を改善する方法およびこの方法を実施するための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばボイラーにおけるこのような排
ガスの熱量の利用は、公知のように燃焼生成物の凝縮現
象によって制限されている。HCl、SO3およびその
他の腐食性物質の露点を下回ることに起因する腐食が知
られている。このような排ガスにおいては露点を下回る
ことも制限となる。なぜならば、凝縮する燃焼水は煤塵
物質と結合し、これがスラッジや蒸皮の生成などの原因
となるからである。
【0003】煤塵を含まない排ガスの場合、特に露点を
下回ることによる熱利用が知られている。凝縮した、た
いてい酸性の燃焼水は液状で誘導できる。それによっ
て、最初の露点以下まで熱利用が可能となる。
【0004】これは、煤塵を含んだ排ガス、たとえば微
粉炭燃焼の排ガスの場合は、上に述べたスラッジや蒸皮
の生成およびこれに伴う上記有害物質による腐食が生じ
るために従来は不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、燃焼
および冷却が行われる燃焼室またはその排気孔で、スラ
ッジや蒸皮の生成などの危険がない、煤塵または灰を含
んだ燃焼排ガスの熱利用を改善する方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、煤塵または灰を含んだ燃焼排ガス
の熱利用を改善する方法において、 a)煤塵を含んだ化合物の活性成分、たとえばCa(O
H) 2、CaCo3またはMgCo3の少なくとも1つ
を、場合によって存在する表面水分の蒸発終了から0.
5秒以内に、それぞれの分解平衡温度より少なくとも1
0℃高い温度、ただし活性成分が溶解するか不活発にな
る、特に焼殺される温度より低い温度に加熱する、 b)次いで、煤塵粒子の加熱開始から10秒以内に、燃
焼水蒸気と、燃料、燃焼空気および煤塵の含水量とに基
づく最初の露点を30℃以上越えない温度に冷却する、
の2つの段階を特徴とするものである。
【0007】又、本発明において課題を解決するための
他の手段は、上記の方法を実施するための装置が、加熱
体が出力3.5MWのボイラーであり、このボイラーの
後段に、それぞれ内径23mmおよび長さ2800mm
のパイプ225本を包含する冷却器が設けられており、
煤塵を含んだ燃焼排ガスがこれらのパイプを貫流し、そ
の際に、これらのパイプの内側表面が公知の方法で燃焼
排ガスのそれぞれの局所的温度以下、ただしそれぞれの
実際の局所的露点以上の温度になるように調節されるこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明による方法において、排ガスに含ま
れている煤塵物質に所定の熱処理が加えられ、次に比較
的低温に冷却される。その際、熱処理と冷却の間の時間
は、特許請求の範囲に記載されているように、できるだ
け短くすべきである。
【0009】
【作用】本発明による方法によって、燃焼水および上記
の腐食性有害物質は化学的に、上記の煤塵もしくは灰か
らなる結晶に結合する。こうして発生した煤塵は、最初
の酸または水の露点を下回った後も粉末状で乾燥してお
り、伝熱面を腐食しないか、極めて小さい規模でしか腐
食しない。特に、凝縮液が発生しなくなるので、伝熱面
は乾燥したままである。それに伴い、スラッジや蒸皮の
生成もなくなる。それゆえ、燃焼排ガスに含まれている
熱の利用が、従来の酸または水の露点以下まで可能とな
る。
【0010】この方法を実施するにあたり、燃焼排ガス
に含まれている煤塵の個々の化学成分が、本発明にとっ
て本質的な役割を果たす。なぜならば、これらの化学成
分は特に燃焼の結果出るCO2と炭酸塩を生成するから
である。これらの炭酸塩は公知の方法で結晶水と結合す
る。燃焼排ガス中に、煤塵の個々の成分とCO2より親
和性の大きい他のガス状物質、たとえばHCl、SO2
またはSO3が含まれている場合、それに応じて塩化
物、亜硫酸塩、硫酸塩などが生成する。これらの生成物
は、発生した結晶が極めて乾燥しているか、もはや腐食
作用を有しない程に比較的多量の結晶水と化学的に結合
できる。
【0011】本発明において特に有効なのは、排ガス中
に含まれている煤塵の化学成分Ca、Mg、アルカリ
類、Feなどである。これらすべての物質は、結晶水含
量の多い炭酸塩、硫酸塩、塩化物などを生成できる。本
発明においてこれほど有効でないのは、Siなどの元素
である。これは、たとえば燃焼の終りに、上記の反応に
関してほとんど不活性なSiO2またはケイ酸塩を生成
する。
【0012】本発明による方法の特に頻度の高い応用例
は、微粉炭燃焼を始めとする石炭の燃焼である。上記の
化学成分はほとんどすべての種類の石炭に種々の量で含
まれている。
【0013】しかし、本発明による方法は、さしあたり
灰を含まず、燃焼中または燃焼直後に上記の成分が1つ
以上添加される燃料にも応用できる。
【0014】上記の結果を達成するために、本発明によ
る方法は本質的に次の2つの段階からなる。 −煤塵に含まれている上記の十分な量の化学成分を、後
続の冷却において結晶水および腐食成分を吸収できる形
態に変える。 −次に、排ガスを十分な量の煤塵と一緒に100℃以下
の温度、好ましくは最初の露点を30℃以下越える温度
に連続的に冷却する。
【0015】この場合、最初の露点とは、本発明による
結晶水の結合なしに燃焼排ガスに含まれた水蒸気に基づ
く露点を意味する。
【0016】本発明における十分な量とは、腐食性物質
と所望の結晶水量とを結合する公知の反応、たとえばC
aCl2×2H2OまたはFeSO4×7H2Oによって生
じる量を意味する。
【0017】煤塵の上記の化学成分を腐食性物質および
結晶水を吸収できる形態にするために、次の2つの方策
が必要である。 −これらの成分が通常存在している平衡化合物から、こ
れらの成分を分離する。 −腐食性成分と水を十分迅速に結合するためにこれらの
煤塵を活性化する。
【0018】本発明において特に活性な煤塵の化学成
分、たとえばCa、Mgまたはアルカリ類は、主として
炭酸塩、塩化物などとして存在している。これらの成分
は、加熱すると公知の方法で酸化物およびガス状成分に
分解する。分解温度は知られており、大気圧ではCaC
3の場合880℃、NaClの場合800℃である。
【0019】十分迅速な分解を得るためには、これらの
温度を少なくとも30℃、好ましくは50〜100℃上
回るべきである。
【0020】上限温度は、個々の成分またはそれらの不
純物が溶解または焼結し始める温度である。この場合、
これらの成分を含む粒子は後続の冷却の際に効果を失
う。これらの現象はすでに知られている。たとえば、石
灰の燃焼の場合、石灰の「焼殺」がそれである。これは
不純物に応じて、1100〜1150℃を越えると生じ
る。
【0021】冷却すべき排ガスに十分な量の化学成分が
含まれていない場合、本発明に従いこれらの化学成分を
燃焼の前または直後に燃料もしくは発炎ガスに添加でき
る。この目的には、コスト上の理由からたいていCa化
合物、たとえばCaCO3、CaOまたはCa(OH)2
を用いる。Ca(OH)2の場合、上記の分解温度は5
10℃にすぎないが、本発明による効果が最初に現れる
のには十分である。しかしながら、その際発生するCa
Oは、短時間で880℃以上に加熱されるとき、特に効
果的である。
【0022】硫酸塩の場合、分解温度はこれより高い。
たとえばCaSO4の分解温度は1170℃である。こ
の場合、焼殺の危険なしに広範な分解を達成することは
必ずしも可能ではない。
【0023】さらに、煤塵を活性化するためには、0.
5秒以内、好ましくは0.3秒以内加熱することが必要
である。この場合、加熱時間は、表面水分が蒸発して、
分解温度に至る本来の加熱が開始される瞬間から測定さ
れる。この蒸発はたいてい90〜130℃で行われる。
【0024】万一上記の焼殺温度を越える場合は、類似
の時間が重要な役割をもつ。こうして生成した煤塵の化
学成分の化学的活性は、焼殺温度を0.2秒以上の時間
越えない場合は著しく損なわれないことが観察されたの
である。正確な限界はまだ把握されていない。しかしな
がら、焼殺温度を1秒以上越えると、煤塵の当該化学成
分の効果は著しく減少することが確認された。
【0025】当該化学成分の遊離と活性化の後、煤塵粒
子をできるだけ速やかに100℃以下の上記の温度に冷
却しなければならない。この場合、個々の成分の上記の
分解温度を1秒以内、好ましくは0.6秒以内下回り、
以下に述べる結合温度範囲(100℃以下)に5秒以内
達すると、上記の活性化学元素はより有効に利用でき
る。分解温度を下回ってから結合温度を下回るまでの時
間が長いと、煤塵の化学成分の効果もそれだけ減少す
る。たとえば100℃以上で燃焼ガスから煤塵を分離
し、サイロに入れ、冷却し、再び高温の冷却ガスに供給
する場合、煤塵粒子を排ガスの酸または水の露点以下に
冷却し、排ガスと混同して煤塵粒子の表面に凝縮作用を
生じさせても、ほんのわずかな効果しか生じない。
【0026】煤塵の上記の化学成分は、排ガスが燃焼室
を出た直後に、たとえば通常の方法でボイラーの煙道お
よび熱交換器の管路を速やかに、できるだけ短い接続配
管を通って通過する場合に、特に効果を発揮する。
【0027】さらに、冷却中に完全に乱流が形成される
と、それによって強力な熱交換および物質交換が行われ
るので好都合である。これに伴う燃焼ガス流の大きい圧
力降下およびそれに基づく短い滞留時間は、本発明によ
る方法にとって好適である。速度が小さく、断面積が大
きいと、粘性作用が生じることがあるため不都合であ
る。
【0028】上記の限界である約100℃に接近する
と、煤塵が変色し始めるのが外観からも分かる。これ
は、活性成分がCa、MgおよびFeを含有している場
合に該当する。たとえば、最初は黄土色の褐炭の微粉炭
燃焼が、100℃に近付くと次第にオリーブ色、次に緑
色に変色する。これは結合現象が開始していることの外
的徴候である。
【0029】100℃に接近すると、水と腐食成分が煤
塵と結合し始める。その場合、腐食成分は、煤塵のそれ
ぞれの化学成分との親和性が大きいほど速く早期に結合
する。HCl、SO2またはSO3のような親和性の大き
い成分は、最も迅速、かつ、ほぼ完全に結合する。CO
2など親和性の小さい成分は、反応が緩慢で開始が遅
い。従って、H2Oの結合と並んで、上記の腐食成分の
完全な結合が行われる。これは本発明による方法を実際
に使用するにあたって本質的なことである。
【0030】同様に、この方法の実際の使用を簡単にす
るもう1つの利点がある。それは、ほとんどの種類の微
粉炭において、燃焼時間が上記の滞留および冷却時間よ
り長い過大粒子の割合が少ないことである。このような
過大粒子の燃焼時間は、たいてい2〜4秒である。この
ような滞留時間は、ボイラー設備や中型の産業用スチー
ムボイラーの場合は存在しない。それゆえ、過大粒子は
燃焼状態で後段の煤塵フィルターに入り、そのため熱に
よる損傷が生じることがある。本発明による方法は、こ
の過大粒子を解消させ、それによって後段の排ガスフィ
ルターの損傷を避ける。
【0031】さらに、この方法の効果にとって重要なの
は、できるだけ多量の煤塵を排ガスと一緒に冷却した後
に、以下に述べる結合温度に達したら煤塵を排ガスから
分離することである。
【0032】この場合、結合温度は、燃焼水蒸気と燃料
および空気の湿度に基づく最初の露点に依存している。
結合温度は、西独および東独で産出される褐炭から作ら
れる微粉炭の場合、空気過剰率に応じて35〜42℃で
あり、通常たとえばCa(OH)2を添加するとさらに
4〜6℃高くなる。
【0033】煙道ガスをそれに含まれている煤塵と一緒
に100℃以下に冷却すると、たとえば上記の2種類の
石炭の灰では、1%のH2Oおよび少量の腐食成分を結
合した。この100℃と最初の露点との温度差をたとえ
ば35℃とすると、露点は65℃である。
【0034】さらに冷却して最初の露点約15〜17℃
に接近すると、排ガスの腐食成分(HCl、SO3、S
2など)は測定制度の範囲内で完全に結合する。それ
により、煙道ガスをさらに冷却するにあたる上で障害は
なくなる。
【0035】排ガスを冷却すればするほど多くのH2
が結合し、燃焼排ガスの実際の露点がさらに低下する。
排ガス温度45℃で露点は約26℃に低下し、排ガス温
度40℃では19℃に達する。
【0036】従って、H2Oの結合は、実際の露点がそ
れぞれの排ガス温度より常に露点との温度差である約2
0℃だけ低くなるように行われる。排ガスを露点より大
幅に低い温度に冷却しても、排ガスおよび排ガスが接触
する壁は常に乾燥しており、凝縮が生じない。排ガスに
よって運ばれる煤塵についても、湿った煤塵が壁や伝熱
面に付着することはない。
【0037】その際、排ガスを用いて冷却される伝熱面
の温度は、排ガス温度と実際の露点の間に保たれる。こ
れに付いては、上記の露点との温度差約20℃により十
分な余裕がある。
【0038】この冷却において結合するH2Oの量は大
きい。露点がたとえば40℃〜20℃に低下すると、排
ガスに含まれているH2Oの70%が結合する。
【0039】35〜40℃より低い排ガス温度は、経済
的に興味をひかない。なぜならば、その場合排ガスと冷
媒または周囲の温度差がますます小さくなり、所要加熱
面積がますます大きくなる結果として、経済的な限界が
生じるからである。
【0040】本発明による方法においては、排ガス、伝
熱面および発生する煤塵は常に乾燥している。排ガス温
度が最初の露点に接近する前に、排ガスの腐食成分は完
全に煤塵に結合しているため、上記のプロセス条件を守
る限り、本発明による方法の使用に難点はない。
【0041】上記の露点との温度差と温度は、Caまた
はその他のアルカリ類によってH2Oと腐食成分の結合
の大部分が発生する場合に当てはまる。Caおよびアル
カリ類の含量が結合に十分でない場合、煤塵のそれぞれ
次に効果的な化学成分が反応する。この場合、露点との
温度差はより小さくなる。このとき、これらの露点との
温度差が煤塵のそれぞれ有効な化学成分の特徴となる。
【0042】この方法にとって本質的なのは、燃焼中ま
たは燃焼後に上記の温度および煤塵粒子の加熱速度を達
成することである。燃焼技術の関連文献には、所望の加
熱速度もしくは滞留時間を達成するための規則が記載さ
れている。しかしながら、これらの文献においてたいて
い考察の対象となるのは滞留時間ではなく、燃焼室負荷
考察である。燃焼室負荷は、公知のように滞留時間と反
比例する。高性能バーナーとそれに付随する燃焼室(し
ばしばコンバスターと呼ばれる)とを組み合わせること
は、微粉炭燃焼の実際的な条件に適う限り非常に適して
いる。
【0043】
【実施例】以下に、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0044】図1に従い、バーナー3には、燃焼空気1
と搬送空気に運ばれた微粉炭2とが公知の方法で供給さ
れる。燃焼空気1の流動は集合室12で均一にされた後
に、放射状案内羽根13において旋回運動に変えられ
る。燃焼空気1はこの旋回運動によって拡散バーナーマ
ッフル17に入る。拡散バーナーマッフル17は水冷部
18に移行する。水冷部18には火炎加速ノズル19が
接続している。
【0045】バーナーマッフルには微粉炭パイプ20が
配置されている。微粉炭パイプ20の端部には転向フー
ド21が付いている。それによって微粉炭はバーナーマ
ッフル内で生じる逆流へと誘導される。
【0046】本発明において燃焼出力3.9MWに対
し、図1に示す寸法は次の通りである。 D1= 338mm(直径) D2= 700mm(直径) D3= 350mm(直径) L1= 197mm(長さ) L2=1470mm(長さ) L3= 850mm(長さ)
【0047】案内羽根13が対数螺旋に従い、円周方向
に対して6〜12°、好ましくは8〜10°の螺旋角度
で形成されていることが好都合である。
【0048】これらの寸法を選択すると、バーナーマッ
フルには図1に示す流動が生じる。ここでは流動成分の
み示す。これらの流動成分に円周成分が重なり、外周に
おいて壁線に対し約45°の流動角度が生じる。
【0049】上記の寸法を選択すると、次の2群の結果
が達成される。
【0050】a)火炎安定性 直径D1から直径D2へ壁沿いの順流が生じる。直径D
2で流量の約半分が半径方向内側に転向し、微粉炭パイ
プ20に沿って直径D1の断面を通り、案内羽根13の
領域まで戻る。ここで流動は再び半径方向外側に転向
し、新鮮空気流と一緒に直径D2に向かう。順流と逆流
の間に強力な乱流ゾーンが生じ、このゾーンで火炎が安
定する。
【0051】微粉炭2はできるだけ一定の搬送空気流と
一緒に導入され、転向フード21によって逆流中に送入
される。
【0052】周囲の火炎を放射すると微粉炭の揮発成分
が蒸発し、燃焼空気1と一緒にガス状火炎を形成する。
このガス状火炎は、残余の微粉炭と一緒に火炎放射22
内で燃えつきる。火炎放射22は上記の条件のもとでは
速度約100m/sに達する。この速度は、後段に設け
られた燃焼室を清浄に保つのに本質的である。
【0053】b)排出値 上記の寸法および運転データに基づき、排ガスの排出値
はTA空気(排気浄化基準空気)の限界値を著しく下回
る。
【0054】図2に、本発明による方法に特に適したボ
イラーを示す。この場合は、温水ボイラーである。
【0055】直径D4および長さL4のボイラー本体3
0は、直径D5の火炎管31と、低温の復水の入口32
と、高温の給水の出口33および34とを含んでいる。
このようにして、図1に示すバーナーマッフルの水冷が
保証される。バーナーマッフルは火炎管31の端面の上
部領域に配置されており、火炎放射を火炎管の他方の端
部に向けて下方に送入する。火炎管の端面の下部領域で
は第1の管路37への入口36が配置されている。
【0056】バーナーの下方には、少なくとも1つの送
風ノズル35が配置されている。この送風ノズルを通し
て燃焼空気量の最大15%を火炎管に送入でき、それに
よって燃焼を支援したり、灰の沈澱を吹き飛ばしたりで
きる。微粉炭中の不純物が火炎管内で沈澱する場合に
は、ノズル35を圧縮空気または蒸気の送入装置と組み
合わせることができる。
【0057】上記の方策により、火炎管を絶えず清浄に
保つことが可能であるが、これは本発明による方法にと
って好都合である。なぜならば、この方法によって制御
可能な温度状況が成立するからである。火炎管内に灰ま
たはスラッジが沈澱すると、伝熱が妨げられ、温度が変
化するであろう。
【0058】微粉炭の燃焼は第1の管路37内まで続く
ため、この管路の個々のパイプに送風ノズル38を設け
ていることが有利である。これらの送風ノズルによっ
て、燃焼空気量の最大15%の追加空気39を管路37
のパイプに送入できる。これらの空気放射も、第1の管
路37への進入領域を清浄に保つ働きをする。
【0059】さらに、火炎出力3.9MWに対応する上
記のボイラー出力3.5MWに対し、第1の管路37に
直径88.9×5mmのパイプ25本を設けていること
が好適である。それにより、出力を下げても第1の管路
37のパイプに灰が沈澱するのを防ぐのに十分な速度が
得られる。しかしながら、この速度は、パイプ内のガス
質量と火炎管31内のガスの弾性との協働によりボイラ
ーの上方負荷領域で動力学的作用が生じるほどには大き
くはない。第1の管路37のパイプにおいて排ガスの十
分な運搬速度を下回ると、パイプ内には灰が沈澱するで
あろう。これらの灰は海浜の砂のようにパイプ中を移動
し、パイプ端に到達するたびに衝撃作用を生じさせる。
それによって、燃焼空気量を正確に調整することが困難
となる。
【0060】第1の管路37のパイプの寸法を上記のよ
うに選択することによって、排ガスの冷却は約500℃
までに制限される。それによって、この管路内でまだ続
いている燃焼反応が最後まで行われるのに十分な時間と
温度が与えられる。これによって生じる灰の性質は、本
発明による方法にとって有利である。
【0061】約500℃に冷却された排ガスが、前部転
向室40で第2の管路41のパイプに送られる。これら
のパイプにおいて、排ガスはボイラー負荷および水温に
応じて、ボイラーの下部領域において110〜150℃
の温度に冷却される。
【0062】本発明による方法において、上記の条件、
すなわち一方では灰の運搬、他方では動力学的作用の回
避を考慮して、第2の管路に直径30×3.5mmのパ
イプ288本を設けていることが好都合である。
【0063】管路41から出る冷却された排ガスは、排
ガス管42に送られる。排ガス管42はボイラー軸に対
して横方向に配置されていることが好都合である。この
場合、排ガスは排ガス管42に接線方向に送られる。こ
のようにすると、排ガス管42の全長にわたって、灰の
沈澱の原因となる死水領域が全く発生しなくなる。
【0064】従って、図2に示すバーナー、火炎管、そ
れぞれの管路および排ガス管の配置構成は自浄作用を有
し、運転中は完全に清浄に保たれる。これは本発明によ
る方法にとって、大きな長所である。なぜならば、この
ようにしてすべての灰が排ガス中に含まれ、再生可能な
状態に保たれるからである。
【0065】図2に示す装置は、等しい出力とほぼ等し
い効率で、他の微粉状の燃料、たとえば石炭、木炭、木
片などの燃焼や、液状およびガス状燃料の燃焼にも適用
できる。
【0066】本発明による方法をたとえば液体燃料の排
ガスの脱硫に応用するために、公知の方法によりバーナ
ーマッフルに吸着剤、たとえば石灰石粉を送入する。こ
の場合、その量と調製は公知の当該技術の規則に準じ
る。
【0067】図2に示す装置、特にバーナーマッフルと
火炎管の注目すべき性質は、そこにおける流動関係がレ
イノルズ係数にほぼ依存しない点である。つまり、他の
燃焼出力に換算する場合、バーナーマッフルおよび火炎
管の寸法は出力比の根によって換算できる。その際、図
1によるバーナーシステムは出力上限がないことが考慮
される。出力上限は、むしろそれぞれの燃料の調製およ
び反応性向によって規定されている。それゆえ、公知の
ように出力を上げれば、より大きい火炎速度を選択でき
る。そのため、より大きい出力に換算する場合、装置は
出力比の根による換算規則に対応するものよりやや小さ
くなる。この考察は公知技術に属する。
【0068】第1の管路37および第2の管路41は、
レイノルズ係数の範囲で作動する。この範囲では、温度
低下は本質的にそれぞれのパイプの内径に対する長さの
比の関数にすぎない。他の出力に換算する際に、ボイラ
ー出口で等しい排ガス温度を達成しようとするならば、
パイプ断面積の合計を公知のように出力比に対応して換
算しなければならない。その際、パイプの長さと内径と
の比の合計は常に一定である。それにより、それぞれの
管路のパイプの寸法および収量は流動工学の規則に従
い、明確に定義されている。これについては、その他の
寸法データは必要ない。
【0069】図2に示す装置が同時にTA空気の他の限
界値を、特にNOxおよびCOに関して満たさなければ
ならない場合、火炎管31の直径D5および長さL5に
対し次の値を選択することが好都合である。 D5=1400mm(直径) L5=3850mm(長さ)
【0070】ここから、ボイラー30の直径D4=26
00mmおよびボイラーの長さL4=4100mmが得
られる。
【0071】排ガスをそれぞれの結合に所望される排ガ
ス温度に冷却するために、ボイラーの後段に冷却器が設
けられている。上記のプロセス条件を守る限り、この目
的には任意の構造の熱交換器を用いることができる。特
に直管を備えたパイプクーラーが有利である。この場
合、排ガスはパイプを通り、パイプの外側は冷媒、たと
えば水に囲まれている。このために、内径23mmおよ
び長さ2800mmのパイプ225本を用いる。その
際、冷媒温度は上記のプロセス条件によって制御され
る。そのため、パイプの内側表面の温度は常にそれぞれ
の局所的排ガス温度とそれに基づく実際の露点との間に
ある。
【0072】発生する結晶は表面活性が非常に強く、冷
却面に沈澱する傾向があるため、本発明においては、た
とえば衝撃作用または機械的洗浄装置(図示せず)によ
って冷却面を自動的に洗浄するようにされている。
【0073】次に、煤塵および排ガスは公知の方法で、
たとえば布フィルターによって互いに分離される。ここ
でも煤塵と接触するすべての表面は、煤塵が排ガスから
分離されるまで実際の露点以上の温度に維持される。煤
塵が排ガスから分離された後は、排ガス温度の推移は重
要ではなくなる。なぜならば、排ガスの腐食成分はすで
に結合されているからである。
【0074】たとえば、既存の煙突に本発明による方法
から出た排ガスを送る場合、煙突における排ガス速度は
もはや十分ではないであろう。なぜならば、排ガス温度
は以前より低いからである。その対策として、たとえば
ボイラーの後段に設けた排ガス冷却器から出る温水を空
冷式熱交換器に送る。そして、その際に発生する熱風の
一部を本発明による方法の排ガスに添加する。これによ
って、既存の煙突において十分な速度を達成できるばか
りでなく、低温状態から出発した場合などに、煙突内に
おける水分の沈澱も避けることができる。
【0075】結晶水と燃焼ガスの腐食成分の結合という
本発明の成果を達成するために、煤塵の有効成分の調製
および活性化、すなわち、たとえばCa(OH)2、ま
たはCaCO3をCaOへの分解が、上記の燃焼排ガス
を発生する燃焼プロセスで行われることは必ずしも必要
ではない。煤塵の活性成分の分解と調製は、他の場所、
たとえば上記の加熱プロセスが実施される適当な石灰燃
焼装置でも行われることができる。この例の場合に産出
される極めて活性なCaOは、結晶水と有害物質成分の
結合が開始する温度より高い温度で燃焼排ガスに添加さ
れる。そのために、CaOを適当に予熱したり、燃焼ガ
スを適当に熱くしてCaOを添加後に迅速に加熱するこ
とができる。決定的なのは、例として挙げたCaOが排
ガスと一緒に結合温度まで冷却されることである。上記
のCaOが結合が開始する温度より低い温度で添加され
たなら、本発明による効果は劣化する。その場合特に結
合が遅れる。CaOの利用率も低下し、H2Oおよび腐
食性ガス成分は一部しか結合しない。これについては、
DE3240373A1およびDE3332928C2
を参照されたい。この場合H2Oと腐食性ガス成分が部
分的にしか結合しないという事実は、本質的には発明に
とって重要なCaOの調製が、この場合まだ知られてい
なかったことによるものである。しかし、排ガス中にま
だ腐食成分の残量が存在している場合、たとえそれがわ
ずかであっても、冷却される設備部分の腐食は避けられ
ない。この場合、最初の有害物質全量に比べ腐食はゆっ
くり進行するだけである。本発明による方法によって、
初めて腐食性成分が完全かつ余すところなく結合する。
それによって燃焼排ガスを上記の結合温度以下の温度、
特に50℃以下の温度範囲に危険なく冷却することが可
能となる。
【0076】
【発明の効果】本発明による方法の経済的効果は著し
い。たとえば、ボイラー燃焼の排ガス温度を130℃か
ら45℃に下げることによって、排ガスの熱利用は約4
%改善される。この温度範囲に相当する熱は、空気の予
熱や温水の製造などに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するためのバーナーの
縦断面図である。
【図2】図1によるバーナーで加熱される、本発明によ
る方法を実施するためのボイラーの縦断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼空気 2 微粉炭 3 バーナー 12 集合室 13 案内羽根 17 バーナーマッフル 18 水冷部 19 火炎加速ノズル 20 微粉炭パイプ 21 転向フード 22 火炎放射 30 ボイラー 31 火炎管 32 入口 33 出口 34 出口 35 送風ノズル 36 入口 37 管路 38 送風ノズル 39 追加空気 40 転向室 41 管路 42 排ガス管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煤塵または灰を含んだ燃焼排ガスの熱利
    用を改善する方法において、 a)煤塵を含んだ化合物の活性成分、たとえばCa(O
    H) 2、CaCo3またはMgCo3の少なくとも1つ
    を、場合によって存在する表面水分の蒸発終了から0.
    5秒以内に、それぞれの分解平衡温度より少なくとも1
    0℃高い温度、ただし活性成分が溶解するか不活性にな
    る、特に焼殺される温度より低い温度に加熱する、 b)次いで、煤塵粒子の加熱開始から10秒以内に、燃
    焼水蒸気と、燃料、燃焼空気および煤塵の含水量とに基
    づく最初の露点を30℃以上越えない温度に冷却する、
    の2つの段階を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 煤塵を含んだ化合物の活性成分を分解平
    衡温度より50℃高い温度に加熱する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 加熱時間が0.5秒以下である請求項1
    または2の方法。
  4. 【請求項4】 最初の露点を10℃以上越えない温度に
    冷却する請求項1から3のいずれか1項の方法。
  5. 【請求項5】 5秒以下冷却する請求項1から4のいず
    れか1項の方法。
  6. 【請求項6】 煤塵を含んだ燃焼排ガスが灰を含んだ燃
    料の燃焼によって発生する請求項1から5のいずれか1
    項の方法。
  7. 【請求項7】 煤塵を含んだ燃焼排ガスが、活性煤塵成
    分を含んだ出発物質、たとえばCa(OH)2、CaC
    3、MgCo3を燃焼前に燃料に添加することによって
    発生する請求項1から6のいずれか1項の方法。
  8. 【請求項8】 煤塵の活性成分を別途製造し、H2Oと
    腐食性成分の結合が開始する温度より高い温度で燃焼排
    ガスに添加し、次いで冷却する請求項1から7のいずれ
    か1項の方法。
  9. 【請求項9】 煤塵が冷却中に絶えず乱流混合すること
    によって冷えつつある燃焼排ガスに包含される請求項1
    から8のいずれか1項の方法。
  10. 【請求項10】 煤塵が冷却中は燃焼排ガスと混合して
    おり、冷却終了後に燃焼排ガスから分離される請求項1
    から9のいずれか1項の方法。
  11. 【請求項11】 煤塵を包含する燃焼排ガスの冷却が冷
    却面で行われ、この冷却面の温度がそれぞれの局所的排
    ガス温度とそれぞれの実際の局所的露点との間にある請
    求項1から10のいずれか1項の方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも活性成分の出発物質をコン
    バスターまたはバーナーマッフルに誘導し、このコンバ
    スターまたはバーナーマッフルで燃焼排ガスを製造する
    ための燃焼の少なくとも一部が行われる請求項1から1
    1のいずれか1項の方法。
  13. 【請求項13】 残余の燃焼がコンバスターまたはバー
    ナーマッフルを出た後に、熱吸収面を有する加熱室で行
    われる請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 燃焼排ガスが加熱室およびボイラーの
    管路を貫流し、その際に冷える請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 加熱体の後段に冷却器が設けられてお
    り、この冷却器が排ガスを最終冷却温度に冷却する請求
    項1から14のいずれか1項の方法。
  16. 【請求項16】 冷却器の熱吸収面から、沈澱した煤塵
    を機械的に除去する請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 加熱体が出力3.5MWのボイラーで
    あり、このボイラーの後段に、それぞれ内径23mmお
    よび長さ2800mmのパイプ225本を包含する冷却
    器が設けられており、煤塵を含んだ燃焼排ガスがこれら
    のパイプを貫流し、その際に、これらのパイプの内側表
    面が公知の方法で燃焼排ガスのそれぞれの局所的温度以
    下、ただしそれぞれの実際の局所的露点以上の温度にな
    るように調節されることを特徴とする、請求項1から1
    6のいずれか1項の方法を実施するための装置。
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