JPH05280500A - 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構 - Google Patents

流体制御機構及び流体を用いた駆動機構

Info

Publication number
JPH05280500A
JPH05280500A JP4071911A JP7191192A JPH05280500A JP H05280500 A JPH05280500 A JP H05280500A JP 4071911 A JP4071911 A JP 4071911A JP 7191192 A JP7191192 A JP 7191192A JP H05280500 A JPH05280500 A JP H05280500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
flow path
control mechanism
pressure
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4071911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3274488B2 (ja
Inventor
Tomoki Kato
知己 加藤
Takeshi Takemoto
武 竹本
Mitsuru Shingyouchi
充 新行内
Motomi Ozaki
元美 尾崎
Yasuyuki Okada
康之 岡田
Shunichi Ando
俊一 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP07191192A priority Critical patent/JP3274488B2/ja
Publication of JPH05280500A publication Critical patent/JPH05280500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274488B2 publication Critical patent/JP3274488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化に適した簡単な構造の流体制御機構、
及び小型化に適した簡単な構造の流体を用いた駆動機構
を提供することを目的とする。 【構成】 流路2内に下流側より加えられる流体5の圧
力により屈曲変形して前記流路2を閉塞する流路抵抗3
を設け、この流路抵抗3の近傍下流位置で前記流体5の
膨張あるいは液体から気体への相変化によって前記流体
5に圧力変化を発生させる発熱手段4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロバルブ、マイ
クロポンプ及びマイクロアクチュエータ等の流体制御機
構及び流体を用いた駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型アクチュエータの開発が盛ん
に行われている。日刊工業新聞1991.10.19に
示されたイオン駆動微小モータは、正負のイオンになり
やすい流体を用い、この流体に電圧を印加することでイ
オンの流れを作り出し、イオンの流れる方向に加速され
る流体の流れに合わせてロータを回転し得るようにした
ものである。このイオン駆動微小モータは回転軸が非接
触であるなどの特徴を有している。
【0003】また、日経メカニカル1989.3.20
に示されたFRRアクチュエータは、弾性率に異方性の
あるFRR(強化繊維ゴム)チューブ内に外部より水ま
たは空気等を出し入れして、チューブを弾性変形させる
ことを基本原理としており、チューブを形成する繊維の
方向を変えたり、複数のチューブを用いることにより、
伸縮、屈曲、ねじれ運動を行い得るようにしたものであ
る。このFRRアクチュエータは製造が容易なだけでな
く摺動部がないので滑らかな動作が可能であり、しか
も、柔軟性が有るため衝撃を吸収しやすいといった特徴
を有しており、特に、マニプレーター等への応用に適す
るものとされている。
【0004】さらに、特開平03−070482号公報
に示された駆動機構は、弾性壁を有する容器内に充填さ
れた液体、あるいは、熱膨張部材の熱膨張を周期的に起
こし、これにより得られる弾性壁の振動を楕円運動に変
換し、この楕円運動をしている部分に接触させた移動部
材に駆動力を与えるようにしたものである。
【0005】これらの小型アクチュエータに流体を用い
た方式は、小型アクチュエータで問題になる摺動部の摩
擦及び部品の製造方法などにおいて優れた特徴を有して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第一の従来例
では流体の流れを作るためのイオン化に高い電圧を必要
とし、さらに使用する流体に大きな制限がある。また、
第二の従来例ではアクチュエータに水または空気等を外
部から出し入れせねばならずコンパクトに装置をまとめ
られない。さらに、第三の従来例では屈曲運動やねじれ
運動などの多様な動きを要求されるマイクロアクチュエ
ータなどに適用するにはさらに考慮する部分が有るなど
の問題を有している。
【0007】本発明は、小型化に適した簡単な構造の流
体制御機構及び小型化に適した簡単な構造の流体を用い
た駆動機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、流路内に下流側より加えられる流体の圧力により屈
曲変形して前記流路を閉塞する流路抵抗を設け、この流
路抵抗の近傍下流位置で前記流体の膨張あるいは液体か
ら気体への相変化によって前記流体に圧力変化を発生さ
せる発熱手段を設けた。
【0009】請求項2記載の発明では、流路内に下流側
より加えられる流体の圧力により屈曲して前記流路を閉
塞する流路抵抗を複数設け、各流路抵抗間の上流側流路
抵抗近傍で前記流体の膨張あるいは液体から気体への相
変化によって前記流体に圧力変化を発生させる発熱手段
を設けた。
【0010】請求項3記載の発明では、各々流体が閉じ
込められた複数の液室を有する弾性容器を設け、前記液
室間の流体の移動を制御する請求項2記載の流体制御機
構を備えた流路を各液室間に設けた。
【0011】請求項4記載の発明では、弾性容器の変位
を検出して流体制御機構にフィードバックを掛ける変位
検出手段を設けた。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、流路抵抗の下流近傍
に有る発熱手段の発熱により発熱手段付近の流体が膨張
し又は沸騰による気泡が発生し流路抵抗下流近傍の流体
の圧力が急激に上昇する。流路抵抗はその圧力により屈
曲し流路を閉塞する。このようにバルブとしての流体制
御機構となる。
【0013】請求項2記載の発明では、上流側の流路抵
抗近傍に有る発熱手段の発熱により発熱手段付近の流体
が膨張し又は沸騰による気泡が発生し上流側の流路抵抗
下流近傍の流体の圧力が急激に上昇する。上流側の流路
抵抗はその圧力により屈曲し流路を閉塞する。そのまま
流体の膨張や気泡の成長が続くと流路抵抗間に存在する
流体は液体の膨張や気泡の成長に押しやられ下流側の流
路抵抗を押しのけ流れ出していく。つぎに、発熱手段の
発熱をやめると、発熱手段付近の膨張した流体又は沸騰
により発生した気泡は周辺の流体により冷されて急激に
収縮し、流路抵抗間の流体は相対的に負圧となり上流側
の流路抵抗からは流体が流れ込む。しかし、相対的に高
圧となった下流の流体の圧力により下流側の流路抵抗は
すぐに屈曲し流路を閉塞するため下流側の流路抵抗から
の流体の流れ込みは少ない。このサイクルを繰り返して
流体を次々と下流に送ることができる。このようにポン
プとしての流体制御機構となると共に上流側の流路抵抗
と発熱手段の構成が請求項1記載の発明と同一なため、
バルブとしての機能も持つ。
【0014】請求項3記載の発明では、液室間に設けら
れた流路内の流体制御機構により液室内の流体を他の液
室に移動すると、流体を送り込まれた液室は拡大し、流
体を送り出した液室は縮小し弾性容器全体が変形する。
【0015】請求項4記載の発明では、弾性容器の変形
を変位検出手段で検出し流体制御機構にフィードバック
を掛け変形を正確に制御する。
【0016】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1に基づいて説明
する。ここに、流路形成体1により流路2が形成され、
この流路2内に流路抵抗となる弾性板3、発熱手段とな
る発熱体4が配設されている。図に示すように、前記弾
性板3は前記流路形成体1と一体で形成され、一端は自
由端とされ、この自由端を流体5の流れる方向(矢印A
方向)にして全体的に傾けられている。また、前記弾性
板3の自由端下流近傍に前記発熱体4が設けられてい
る。この発熱体4は、通電により発熱する抵抗体でもよ
いし、外部から照射される光によって発熱する材料を用
いてもよい。また、前記流体5の光の吸収率が高い場合
は、前記流体5自身の光を照射された部分が前記発熱体
4になるようにしてもよい。発熱する抵抗体の材料とし
て有用なものには、例えば、タンタルーSiO2の混合
物、窒化タンタル、ニクロム、銀−パラジウム合金、シ
リコン半導体、あるいはハフニウム、ランタン、ジルコ
ニウム、チタン、タンタル、タングステン、モリブデ
ン、ニオブ、クロム、バナジウム等の金属の硼化物が挙
げられる。その中でも最も特性の優れているのが、硼化
ハフニウムであり、次いで、硼化ジルコニウム、硼化ラ
ンタン、硼化タンタル、硼化バナジウム、硼化ニオブの
順となっている。
【0017】このような構成において、発熱体4が発熱
していないとき、流体5は弾性板3を押しのけ下流側に
屈曲させ流れている(図1(b)矢印B)。つぎに、弾
性板3の自由端下流近傍に設けられている発熱体4を図
示しない駆動手段により駆動し発熱させると、発熱体4
付近の流体5が液体から気体へ相変化し急激に気泡6と
共に大きな圧力を発生する。その結果、弾性板3はすば
やく上流側に屈曲され流路2を閉塞し流れを堰き止める
(図1(c))。このとき、発熱体4を複数設け、位相
をずらして駆動すれば、圧力を連続的に発生することが
でき長時間堰き止めることもできる。また、発熱体4の
駆動周波数を変えることで流量をコントロールすること
もできる。
【0018】このように部品点数が少なく極めてシンプ
ルな構成で動作も単純なため、超小型にしやすくローコ
ストであり応答性も良く信頼性も高いものとなる。ま
た、液体の相変化の大圧力を利用するため、大きな力で
流体5を堰き止めることができる。
【0019】つづいて、本発明の第二の実施例を図2に
基づいて説明する。ここに、流路形成体7により流路8
が形成され、この流路8内に流路抵抗となる上流側の弾
性板9、下流側の弾性板10、発熱手段となる発熱体1
1が配設されている。図に示すように、前記弾性板9,
10は前記流路形成体7と一体で形成され、一端は自由
端とされ、この自由端を流体12を流す方向(矢印C方
向)にして全体的に傾けられている。また、上流側の前
記弾性板9の自由端下流近傍に前記発熱体11が設けら
れている。この発熱体11は、通電により発熱する抵抗
体でもよいし、外部から照射される光によって発熱する
材料を用いてもよい。また、前記流体12の光の吸収率
が高い場合は、前記流体12自身の光を照射された部分
が前記発熱体11になるようにしてもよい。
【0020】このような構成において、図示しない駆動
手段により発熱体11を駆動し発熱させると、発熱体1
1付近の流体12が液体から気体へ相変化し急激に気泡
13と共に大きな圧力を発生する。その結果、上流側の
弾性板9はすばやく上流側に屈曲され流路8を閉塞する
(図2(b))。そのまま気泡13が成長しつづける
と、弾性板9,10の間に存在する流体12は、気泡1
3に押しやられ下流側の弾性板10を押しのけ下流に流
れ出ていく(図2(c))。つぎに、発熱体11の駆動
をやめると、気泡13は周辺の流体12により冷されて
急激に収縮し、弾性板9,10の間に存在する流体12
は相対的に負圧となり上流側の弾性板9からは流体12
が流れ込む。しかし、下流側の弾性板10からは、弾性
板10が相対的に高圧となった弾性板10下流の流体1
2の圧力によりすぐに屈曲し流路8を閉塞するため流体
12の流れ込みは少ない(図2(d),図2(e))。
このサイクルを繰り返して、流体12を次々と下流に送
ることができる。また、上流側の弾性板9と発熱体11
の関係は、前記実施例と同一なため流体12を堰き止め
たり流量をコントロールすることもできる。
【0021】このように部品点数が少なく極めてシンプ
ルな構成で動作も単純なため、超小型にしやすくローコ
ストであり応答性も良く信頼性も高いものとなる。しか
も、液体の相変化の大圧力を利用するため、大きな吐出
力を得ることができる。
【0022】つづいて、本発明の第三の実施例を図3な
いし図4に基づいて説明する。ここに、図3矢印H方向
に伸縮する弾性容器14があり、この弾性容器14の内
部には液室15a,15bが壁16により仕切られて形
成され、これら液室15a,15bの外側面には、それ
ぞれ圧電フィルム17が貼付けられている。また、前記
実施例の流体制御機構となるポンプ18a,18bが設
けられ、前記ポンプ18aが前記液室15bの中の液体
を前記液室15aに吐出する方向にして前記壁16を貫
通して取り付けられ、前記ポンプ18bが吐出方向を逆
にして取り付けられている。
【0023】このような構成において、ポンプ18aを
駆動し流体を液室15bから液室15aに送ると同時
に、ポンプ18b内では気泡19を絶え間なく発生させ
ポンプ18bをバルブとして流体の液室15bへの逆流
を止めると、液室15aの内圧は高まり液室15bの内
圧は減少する。そのため、液室15aは伸び液室15b
は縮み、弾性容器14が屈曲する(図4)。この弾性容
器14の変形量は液室15a,15bの外側面に貼付け
てある圧電フィルム17が電圧に変換して検出するた
め、圧電フィルム17の出力電圧をモニタしながらポン
プ18a,18bを駆動することで弾性容器14の変形
を正確に制御できる。また、ポンプ18aをバルブとし
てポンプ18bをポンプとして作動させれば、逆方向の
屈曲を得ることができる。
【0024】このように弾性容器14内で流体を移動さ
せるだけでよいので、従来のように流体を液室に外部か
ら出し入れせずに済み、大幅に小型化できる。しかも、
小型にすることにより応答速度も上げることができる。
【0025】また、図5に示すものは変形例で、弾性容
器14内の液室の数を増やし、例えば3個の液室15
a,15b,15cとしたものである。
【0026】このような構成において、それぞれの液室
15a,15b,15c間で流体を様々に移動すること
により弾性容器14は多様で複雑な変形をすることがで
きる。
【0027】さらに、図6に示すものは応用例で、
(a)は複数の弾性容器14がいろいろな向きで積層さ
れ、さらに、両端を固定されている。(b)は複数の弾
性容器14がいろいろな向きで積層されている。
【0028】このような構成において、多様で複雑な動
き、大変位を実現できる。しかも、多数の弾性容器14
を集積することによって故障に対しても強いものとな
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、流路内に
流路抵抗と発熱手段を設けただけの極めて部品点数が少
なくシンプルな構成で、かつ、加熱による流体の圧力変
化によって流路抵抗を屈曲させるだけの極めて単純な動
作で流路を閉塞することができる。よって小型にしやす
くローコストで、かつ、応答性も良く信頼性も高く、し
かも、液体の相変化の大圧力を利用できるので、大きな
力で流体を堰き止めることが可能なバルブとしての作用
を持つ流体制御機構を提供できる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、流路内に複
数の流路抵抗と発熱手段を設けただけの極めて部品点数
が少なくシンプルな構成で、かつ、加熱による流体の圧
力変化によって流路抵抗を屈曲させることを繰り返すだ
けの極めて単純な動作で流体を一方向に搬送できる。よ
って小型にしやすくローコストで、かつ、応答性も良く
信頼性も高く、しかも、液体の相変化の大圧力を利用で
きるので、大きな吐出力を得ることが可能なポンプとし
ての作用を持つと同時に、バルブとしての作用も持つ流
体制御機構を提供できる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、液室間に設
けられた流路内の流体制御機構により、液室内の流体を
他の液室に移動すると、流体を送り込まれた液室は拡大
し、流体を送り出した液室は縮小し、弾性容器全体を変
形することができる。このように容器内で流体を移動さ
せるだけでよいので、従来のように流体を液室に外部か
ら出し入れせずに済み、大幅に小型化できる。しかも、
小型にすることにより応答速度も上げることができる。
さらに、弾性容器単体が小型なため、多くの弾性容器を
適宜に集積して大きな変位や多自由度の複雑な動きを実
現することができ、集積により故障に対しても強いもの
となる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、弾性容器の
変形を変位検出手段で検出し流体制御機構にフィードバ
ックを掛け変形を正確に制御することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の動作を順に示す縦断側
面図である。
【図2】本発明の第二の実施例の動作を順に示す縦断側
面図である。
【図3】本発明の第三の実施例を示すもので、(a)は
縦断側面図、(b)は水平断面図である。
【図4】弾性容器の変形を示す縦断側面図である。
【図5】変形例を示すもので、(a)は斜視図、(b)
は水平断面図である。
【図6】応用例を示すもので、(a)は積層して両端を
固定したものの斜視図、(b)は積層したものの斜視図
である。
【符号の説明】
2,8 流路 3,9,10 流路抵抗 4,11 発熱手段 5,12 流体 14 弾性容器 15a,15b,15c 液室 17 変位検出手段 18a,18b 流体制御機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 元美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡田 康之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 俊一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路内に下流側より加えられる流体の圧
    力により屈曲変形して前記流路を閉塞する流路抵抗を設
    け、この流路抵抗の近傍下流位置で前記流体の膨張ある
    いは液体から気体への相変化によって前記流体に圧力変
    化を発生させる発熱手段を設けたことを特徴とする流体
    制御機構。
  2. 【請求項2】 流路内に下流側より加えられる流体の圧
    力により屈曲して前記流路を閉塞する流路抵抗を複数設
    け、各流路抵抗間の上流側流路抵抗近傍で前記流体の膨
    張あるいは液体から気体への相変化によって前記流体に
    圧力変化を発生させる発熱手段を設けたことを特徴とす
    る流体制御機構。
  3. 【請求項3】 各々流体が閉じ込められた複数の液室を
    有する弾性容器を設け、前記液室間の流体の移動を制御
    する請求項2記載の流体制御機構を備えた流路を各液室
    間に設けたことを特徴とする駆動機構。
  4. 【請求項4】 弾性容器の変位を検出して流体制御機構
    にフィードバックを掛ける変位検出手段を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の駆動機構。
JP07191192A 1992-03-30 1992-03-30 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構 Expired - Fee Related JP3274488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07191192A JP3274488B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07191192A JP3274488B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05280500A true JPH05280500A (ja) 1993-10-26
JP3274488B2 JP3274488B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=13474196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07191192A Expired - Fee Related JP3274488B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274488B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000044713A (ko) * 1998-12-30 2000-07-15 전주범 다단식 열 압축기
WO2001072479A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Seiko Epson Corporation Actionneur flexible integre a une pompe
JP2005024544A (ja) * 2003-06-13 2005-01-27 Canon Inc 流体制御機構
EP1586778A3 (en) * 2001-12-13 2006-02-01 Seiko Epson Corporation Flexible actuator
US7444817B2 (en) 2003-06-13 2008-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Optical micromotor, micropump using same and microvalve using same
US7530795B2 (en) 2003-06-13 2009-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Fluid control mechanism
CN112549013A (zh) * 2020-12-04 2021-03-26 浙江大学 一种化学放能反应驱动的柔性执行器
CN112976044A (zh) * 2021-02-04 2021-06-18 江阴兴澄特种钢铁有限公司 一种钢材样品的抓取装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000044713A (ko) * 1998-12-30 2000-07-15 전주범 다단식 열 압축기
EP1408241A3 (en) * 2000-03-28 2004-11-17 Seiko Epson Corporation Pump-integrated flexible actuator
EP1190819A1 (en) * 2000-03-28 2002-03-27 Seiko Epson Corporation Pump-integrated flexible actuator
EP1190819A4 (en) * 2000-03-28 2003-04-09 Seiko Epson Corp FLEXIBLE ACTUATOR INTEGRATED WITH A PUMP
US6718766B2 (en) 2000-03-28 2004-04-13 Seiko Epson Corporation Pump-integrated flexible actuator
EP1408241A2 (en) 2000-03-28 2004-04-14 Seiko Epson Corporation Pump-integrated flexible actuator
WO2001072479A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Seiko Epson Corporation Actionneur flexible integre a une pompe
EP1586778A3 (en) * 2001-12-13 2006-02-01 Seiko Epson Corporation Flexible actuator
JP2005024544A (ja) * 2003-06-13 2005-01-27 Canon Inc 流体制御機構
US7444817B2 (en) 2003-06-13 2008-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Optical micromotor, micropump using same and microvalve using same
US7530795B2 (en) 2003-06-13 2009-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Fluid control mechanism
CN112549013A (zh) * 2020-12-04 2021-03-26 浙江大学 一种化学放能反应驱动的柔性执行器
CN112549013B (zh) * 2020-12-04 2022-05-27 浙江大学 一种化学放能反应驱动的柔性执行器
CN112976044A (zh) * 2021-02-04 2021-06-18 江阴兴澄特种钢铁有限公司 一种钢材样品的抓取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3274488B2 (ja) 2002-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6445608B2 (ja) 流体ネットワークにおける流体流れの生成
US10258739B2 (en) Mechanical driver
JP5756852B2 (ja) マイクロ流体システム及びネットワーク
EP1369585B1 (en) Pump
Benard et al. Thin-film shape-memory alloy actuated micropumps
US6716002B2 (en) Micro pump
US6059546A (en) Contractile actuated bellows pump
JP4098720B2 (ja) 定在波空洞ポンプ
JPH05280500A (ja) 流体制御機構及び流体を用いた駆動機構
WO2003069159A1 (en) Piezoelectrically driven fluid pump
JP2004308657A (ja) 形状記憶アクチュエータを有するポンプ及びそれを備えた燃料電池システム
Song et al. Modelling and test of a thermally-driven phase-change nonmechanical micropump
Neto et al. Linear peristaltic pump driven by three magnetic actuators: Simulation and experimental results
GB2507772A (en) Pipettor
JPH05248345A (ja) 駆動機構
UKIDA et al. Fabrication and evaluation of hydraulic particle excitation valve vibrated perpendicularly to direction of flow path
JP2004251292A (ja) 流体装置
JP2004257274A (ja) 液体ポンプ
JPS6291675A (ja) マイクロポンプ
JPH05195958A (ja) 圧電ポンプ
Lescano et al. Micromechanisms for Laser Phonosurgery: A Review of Actuators and Compliants Parts.
JPH0666248A (ja) 移動機構
JPH02163501A (ja) 電気・液圧サーボシリンダ
JP4645159B2 (ja) マイクロポンプ
KR101005645B1 (ko) 마이크로 펌프

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees