JPH05280290A - エンドレスベルト型枠用補助型枠装置 - Google Patents
エンドレスベルト型枠用補助型枠装置Info
- Publication number
- JPH05280290A JPH05280290A JP4079972A JP7997292A JPH05280290A JP H05280290 A JPH05280290 A JP H05280290A JP 4079972 A JP4079972 A JP 4079972A JP 7997292 A JP7997292 A JP 7997292A JP H05280290 A JPH05280290 A JP H05280290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- concrete
- endless belt
- formworks
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンドレスベルト型枠によるトンネル覆工部
の施工法において打設コンクリートの流失をなくすとと
もに、天端部も容易に覆工を可能ならしめる。 【構成】 エンドレスベルト型枠Ａ端部に配設された補
助型枠Ｂに、コンクリート打設口５、及び伸縮自在な複
数の妻型枠１、並に妻型枠を退縮したときに生じた開口
部を閉鎖するシャッター３を装架した。
の施工法において打設コンクリートの流失をなくすとと
もに、天端部も容易に覆工を可能ならしめる。 【構成】 エンドレスベルト型枠Ａ端部に配設された補
助型枠Ｂに、コンクリート打設口５、及び伸縮自在な複
数の妻型枠１、並に妻型枠を退縮したときに生じた開口
部を閉鎖するシャッター３を装架した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は山岳トンネルの覆工及び
老朽トンネルの補修用エンドレスベルト型枠の端部に装
架される補助型枠装置に係るものである。
老朽トンネルの補修用エンドレスベルト型枠の端部に装
架される補助型枠装置に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のエンドレスベルト型枠ａによるコ
ンクリートの打設方法は、トンネルの覆工位置に沿って
エンドレスベルト型枠ａを設置し、コンクリート打設用
ノズルｂを地山ｃと前記型枠ａとの間に装入してコンク
リートを流し込み、トンネルを覆工する方法がとられて
いる。図中ｄは既設覆工コンクリートである。
ンクリートの打設方法は、トンネルの覆工位置に沿って
エンドレスベルト型枠ａを設置し、コンクリート打設用
ノズルｂを地山ｃと前記型枠ａとの間に装入してコンク
リートを流し込み、トンネルを覆工する方法がとられて
いる。図中ｄは既設覆工コンクリートである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記エンドレスベルト
型枠を移動しながら上方へ向ってトンネル覆工するが、
上方に行くに従ってエンドレスベルト型枠の端部からコ
ンクリートが流出し、材料の損失を生じるとともに、ト
ンネルの覆工が困難となる。本発明は前記従来技術の有
する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とする
処は、打設コンクリートの流失をなくすとともに、天端
部も容易に覆工を可能ならしめるための補助型枠装置を
提供する点にある。
型枠を移動しながら上方へ向ってトンネル覆工するが、
上方に行くに従ってエンドレスベルト型枠の端部からコ
ンクリートが流出し、材料の損失を生じるとともに、ト
ンネルの覆工が困難となる。本発明は前記従来技術の有
する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とする
処は、打設コンクリートの流失をなくすとともに、天端
部も容易に覆工を可能ならしめるための補助型枠装置を
提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンドレス
ベルト型枠用補助型枠装置は、エンドレスベルト型枠端
部に配設され、コンクリート打設口、及び伸縮自在な複
数の妻型枠、並に妻型枠を退縮した時に生じた開口部を
閉鎖するシャッター装置を装架して構成されている。
ベルト型枠用補助型枠装置は、エンドレスベルト型枠端
部に配設され、コンクリート打設口、及び伸縮自在な複
数の妻型枠、並に妻型枠を退縮した時に生じた開口部を
閉鎖するシャッター装置を装架して構成されている。
【０００５】
【作用】前記補助型枠の端部はエンドレスベルト型枠に
合致するように配設され、両者を合体させたのち補助型
枠に装架された妻型枠を地山側に伸長して型枠の妻側を
密封し、コンクリート打設口よりコンクリートを打設し
てトンネルを覆工し、コンクリートの流出を妻型枠によ
り防止する。
合致するように配設され、両者を合体させたのち補助型
枠に装架された妻型枠を地山側に伸長して型枠の妻側を
密封し、コンクリート打設口よりコンクリートを打設し
てトンネルを覆工し、コンクリートの流出を妻型枠によ
り防止する。
【０００６】前記打設コンクリートの硬化後、妻型枠を
退縮した後に生じた開口部を、シャッター装置で退縮し
てシャッターにより同開口部を閉塞する。
退縮した後に生じた開口部を、シャッター装置で退縮し
てシャッターにより同開口部を閉塞する。
【０００７】
【実施例】次に本発明を図示の実施例について説明す
る。Ａは公知のエンドレスベルト型枠、Ｂは同型枠Ａの
端部の曲面に合致する端部凹曲面を有する上面が開口し
た筐型の補助型枠で、同補助型枠Ｂの妻側に多数の伸縮
自在の妻型枠１が列設され、油圧ジャッキ２によって伸
縮されるようになっていて、同各妻型枠１の退縮によっ
て生じた間隙を填隙するシャッター３及びシャッター用
油圧ジャッキ４が配設され、更にコンクリート打設口５
が縦貫されている。
る。Ａは公知のエンドレスベルト型枠、Ｂは同型枠Ａの
端部の曲面に合致する端部凹曲面を有する上面が開口し
た筐型の補助型枠で、同補助型枠Ｂの妻側に多数の伸縮
自在の妻型枠１が列設され、油圧ジャッキ２によって伸
縮されるようになっていて、同各妻型枠１の退縮によっ
て生じた間隙を填隙するシャッター３及びシャッター用
油圧ジャッキ４が配設され、更にコンクリート打設口５
が縦貫されている。
【０００８】トンネルの覆工に際しては、旋回する左右
の２つの型枠保持ビーム６，６′にエンドレス型枠Ａと
補助型枠Ｂとの組合わせ体を取付け、トンネル両サイド
の下端より覆工を開始する。覆工に当っては、覆工計画
線に沿ってエンドレスベルト型枠Ａを設置し、補助型枠
Ｂの妻型枠１を地山まで伸長した状態で、コンクリート
打設口５からコンクリート７を打設する。
の２つの型枠保持ビーム６，６′にエンドレス型枠Ａと
補助型枠Ｂとの組合わせ体を取付け、トンネル両サイド
の下端より覆工を開始する。覆工に当っては、覆工計画
線に沿ってエンドレスベルト型枠Ａを設置し、補助型枠
Ｂの妻型枠１を地山まで伸長した状態で、コンクリート
打設口５からコンクリート７を打設する。
【０００９】同打設コンクリート７が硬化した後、妻型
枠１を退縮し、補助型枠Ｂを脱型してエンドレスベルト
型枠Ａを上方へ移動させ、左右から順次コンクリートを
打設して覆工する。最終の天端閉合に際しては、片側の
補助型枠Ｂは格納しておき、一方の補助型枠Ｂを天端付
近で両方のエンドレスベルト型枠Ａで挟み込み、コンク
リート打設口５からコンクリートを吹き上げて打ち込
む。その際、補助型枠Ｂの妻型枠１を退縮しておき、シ
ャッター３を閉じた状態でコンクリート７′を打設す
る。そして打設コンクリートの硬化を待って、エンドレ
スベルト型枠Ａを保持する型枠保持ビーム６，６′を退
縮して各エンドレスベルトＡ、及び補助型枠Ｂを脱型し
て覆工を完了する。
枠１を退縮し、補助型枠Ｂを脱型してエンドレスベルト
型枠Ａを上方へ移動させ、左右から順次コンクリートを
打設して覆工する。最終の天端閉合に際しては、片側の
補助型枠Ｂは格納しておき、一方の補助型枠Ｂを天端付
近で両方のエンドレスベルト型枠Ａで挟み込み、コンク
リート打設口５からコンクリートを吹き上げて打ち込
む。その際、補助型枠Ｂの妻型枠１を退縮しておき、シ
ャッター３を閉じた状態でコンクリート７′を打設す
る。そして打設コンクリートの硬化を待って、エンドレ
スベルト型枠Ａを保持する型枠保持ビーム６，６′を退
縮して各エンドレスベルトＡ、及び補助型枠Ｂを脱型し
て覆工を完了する。
【００１０】図中８はベースマシンである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によればエンドレスベルト型枠の
端部に補助型枠を配置し、更に補助型枠の端部は補助型
枠で密封することにより、コンクリートと地山と型枠と
の間は完全に充填され、コンクリートが型枠の外部に流
出することはない。従ってコンクリートの流出による損
失はなく、トンネルの天端でも容易に覆工が可能とな
る。
端部に補助型枠を配置し、更に補助型枠の端部は補助型
枠で密封することにより、コンクリートと地山と型枠と
の間は完全に充填され、コンクリートが型枠の外部に流
出することはない。従ってコンクリートの流出による損
失はなく、トンネルの天端でも容易に覆工が可能とな
る。
【図１】本発明に係るエンドレスベルト可能用補助型枠
装置の一実施例を示す斜視図で、シャッターを開き妻型
枠を伸長した状態を示す。
装置の一実施例を示す斜視図で、シャッターを開き妻型
枠を伸長した状態を示す。
【図２】図１の補助型枠における妻型枠を退縮し、シャ
ッターを閉じた状態を示す斜視図である。
ッターを閉じた状態を示す斜視図である。
【図３】補助型枠を使用してコンクリート打設状況を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図４】トンネル上半断面の覆工状況を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図５】従来工法の実施状況を示す縦断面図である。
Ａ エンドレスベルト型枠 Ｂ 補助型枠 Ｃ 地山 １ 妻型枠 ２ 油圧ジャッキ ３ シャッター ４ シャッター用油圧ジャッキ ５ コンクリート打設口 ６ 型枠保持ビーム ６′ 型枠保持ビーム ７ コンクリート ７′ コンクリート
Claims (1)
- 【請求項１】 エンドレスベルト型枠端部に配設され、
コンクリート打設口、及び伸縮自在な複数の妻型枠、並
に妻型枠を退縮した時に生じた開口部を閉鎖するシャッ
ター装置を装架してなることを特徴とするエンドレスベ
ルト型枠用補助型枠装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4079972A JPH05280290A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | エンドレスベルト型枠用補助型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4079972A JPH05280290A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | エンドレスベルト型枠用補助型枠装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280290A true JPH05280290A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13705244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4079972A Pending JPH05280290A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | エンドレスベルト型枠用補助型枠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05280290A (ja) |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP4079972A patent/JPH05280290A/ja active Pending
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