JPH05280190A - 化粧廻り縁構造 - Google Patents
化粧廻り縁構造Info
- Publication number
- JPH05280190A JPH05280190A JP10247392A JP10247392A JPH05280190A JP H05280190 A JPH05280190 A JP H05280190A JP 10247392 A JP10247392 A JP 10247392A JP 10247392 A JP10247392 A JP 10247392A JP H05280190 A JPH05280190 A JP H05280190A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- equipment
- wiring
- space
- makeup
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は設備工事を容易にすることが出来、か
つ設備工事を建築工事と分離することを可能とした化粧
廻り縁構造の技術を提供するものである。 【構成】天井１６の周辺部に取り付けられた化粧廻り縁
１の裏側に裏側スペース３を設け、かつこの裏側スペー
ス３内にラック１０を介して電力配線８と設備配管９と
を配設した化粧廻り縁構造である。
つ設備工事を建築工事と分離することを可能とした化粧
廻り縁構造の技術を提供するものである。 【構成】天井１６の周辺部に取り付けられた化粧廻り縁
１の裏側に裏側スペース３を設け、かつこの裏側スペー
ス３内にラック１０を介して電力配線８と設備配管９と
を配設した化粧廻り縁構造である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建物の化粧廻り縁構造に
係り、特に電力配線や或いは設備配管を裏側スペースに
配設させた化粧廻り縁構造に関するものである。
係り、特に電力配線や或いは設備配管を裏側スペースに
配設させた化粧廻り縁構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の建物の強電及び弱電用の電力配線
及び電話，テレビケーブル等の設備配管は、一般的に天
井及び壁内に設けて隠蔽していた。
及び電話，テレビケーブル等の設備配管は、一般的に天
井及び壁内に設けて隠蔽していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の従来の
技術では、これ等の電力配線及び設備配管が建築工事
（木工事等）にからむために、配線，配管工事が終了し
ないと建築工事が進められないということになり、工期
短縮上支障を生じていた。
技術では、これ等の電力配線及び設備配管が建築工事
（木工事等）にからむために、配線，配管工事が終了し
ないと建築工事が進められないということになり、工期
短縮上支障を生じていた。
【０００４】また、誤って配線や配管をした場合、或い
は一旦配線や配管が終了した後で、修正する必要がある
場合には、天井や壁の一部を壊して配線や配管を修正
し、更に天井や壁を元の通りに補修しなければならない
問題があった。更に、将来的に設備が古くなって交換し
なければならなくなったり、或いは設備を増設しなけれ
ばならなくなったりした場合にも、天井や壁の一部を壊
さないと、設備の変更が出来ない等の問題もあった。
は一旦配線や配管が終了した後で、修正する必要がある
場合には、天井や壁の一部を壊して配線や配管を修正
し、更に天井や壁を元の通りに補修しなければならない
問題があった。更に、将来的に設備が古くなって交換し
なければならなくなったり、或いは設備を増設しなけれ
ばならなくなったりした場合にも、天井や壁の一部を壊
さないと、設備の変更が出来ない等の問題もあった。
【０００５】本発明に係る化粧廻り縁構造は、従来のこ
れ等の問題点に鑑み開発された技術であって、特に天井
周辺部に設けられる化粧廻り縁を積極的に利用し、この
化粧廻り縁の裏面に所定の空間スペースを形成し、この
化粧廻り縁の裏面に電力配線と設備配管とを配設するよ
うにした全く新規な技術を提供するものである。
れ等の問題点に鑑み開発された技術であって、特に天井
周辺部に設けられる化粧廻り縁を積極的に利用し、この
化粧廻り縁の裏面に所定の空間スペースを形成し、この
化粧廻り縁の裏面に電力配線と設備配管とを配設するよ
うにした全く新規な技術を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る化粧廻り縁
構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は建物の天井周辺部に設けられた化粧
廻り縁に於いて、強電及び弱電用の電力配線と、電話，
テレビケーブル等の設備配管とを夫々化粧廻り縁の裏側
スペースに配設して構成したことを特徴とした化粧廻り
縁構造である。
構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その要旨は建物の天井周辺部に設けられた化粧
廻り縁に於いて、強電及び弱電用の電力配線と、電話，
テレビケーブル等の設備配管とを夫々化粧廻り縁の裏側
スペースに配設して構成したことを特徴とした化粧廻り
縁構造である。
【０００７】
【作用】本発明に係る化粧廻り縁構造は、上述の如く、
化粧廻り縁の裏面に裏側スペースを設けると共に、この
裏側スペースに電力配線と、設備配管とを配設するよう
にしたので、建築工事、特に内装工事が終了した後で化
粧廻り縁の裏面にこれ等の電力配線と設備配管とをする
ことが出来る。
化粧廻り縁の裏面に裏側スペースを設けると共に、この
裏側スペースに電力配線と、設備配管とを配設するよう
にしたので、建築工事、特に内装工事が終了した後で化
粧廻り縁の裏面にこれ等の電力配線と設備配管とをする
ことが出来る。
【０００８】従来のように、天井内及び壁内に電力配線
と設備配管とをする必要がないので、建築工事と設備工
事とを完全に分離することが出来る。また、電力配線及
び設備配管は夫々化粧廻りの裏側スペースに配設されて
いるので将来的な設備の増設及び機器交換を容易にする
ことが出来る。
と設備配管とをする必要がないので、建築工事と設備工
事とを完全に分離することが出来る。また、電力配線及
び設備配管は夫々化粧廻りの裏側スペースに配設されて
いるので将来的な設備の増設及び機器交換を容易にする
ことが出来る。
【０００９】
【実施例】図により本発明に係る化粧廻り縁構造の一実
施例を具体的に説明すると、図１は本発明の化粧廻り縁
構造の一部を示す外観図、図２はその要部の拡大断面説
明図、図３は化粧廻り縁の取付具を示す説明図、図４は
化粧廻り縁の取付完成後の説明図、図５は壁に設備配管
を実施した実施例を示す要部の斜視図、図６（Ａ），
（Ｂ）は夫々本発明の化粧廻り縁構造を利用した例を示
す側面図、図７（Ａ），（Ｂ）は建築工事完了後の電気
工事作業例を示す説明図である。
施例を具体的に説明すると、図１は本発明の化粧廻り縁
構造の一部を示す外観図、図２はその要部の拡大断面説
明図、図３は化粧廻り縁の取付具を示す説明図、図４は
化粧廻り縁の取付完成後の説明図、図５は壁に設備配管
を実施した実施例を示す要部の斜視図、図６（Ａ），
（Ｂ）は夫々本発明の化粧廻り縁構造を利用した例を示
す側面図、図７（Ａ），（Ｂ）は建築工事完了後の電気
工事作業例を示す説明図である。
【００１０】図１乃至図４に於いて、１はプラスチック
製の化粧廻り縁であって、断面形状が階段状に折り曲げ
形成され、壁２に取り付けた際にその裏面の上方に行く
に従って巾広になった裏側スペース３を形成し得るよう
に構成されている。この化粧廻り縁１は、特に図３及び
図４に示す如く取り付けることが出来る。即ち、図３に
於いて、４は先端がカギ状に形成されたフックであっ
て、その元端は化粧廻り縁１の内面所定位置に固着し得
る形状を有している。
製の化粧廻り縁であって、断面形状が階段状に折り曲げ
形成され、壁２に取り付けた際にその裏面の上方に行く
に従って巾広になった裏側スペース３を形成し得るよう
に構成されている。この化粧廻り縁１は、特に図３及び
図４に示す如く取り付けることが出来る。即ち、図３に
於いて、４は先端がカギ状に形成されたフックであっ
て、その元端は化粧廻り縁１の内面所定位置に固着し得
る形状を有している。
【００１１】また、５はＣ型金具であって、前記壁面２
の目地部２ａに挿入し得る巾寸法を有し、かつその背面
には前記フック４の先端部が挿入係止し得るスリット６
が穿設されている。更にこのＣ型金具５の両側の爪脚７
は、前記壁２の目地部２ａ内の奥底面に差し込み固定し
得るように形成されている。従って、化粧廻り縁１は図
４に示すように、前記フック４とＣ型金具５とを介し
て、壁２の所定位置に設けられた目地部２ａに簡単に取
付固定することが出来る。このように壁２に取り付けら
れた化粧廻り縁１の裏面の裏側スペース３には、夫々強
電及び弱電等の電力配線８と、電話，テレビケーブル等
の設備配管９とが夫々配設されている。
の目地部２ａに挿入し得る巾寸法を有し、かつその背面
には前記フック４の先端部が挿入係止し得るスリット６
が穿設されている。更にこのＣ型金具５の両側の爪脚７
は、前記壁２の目地部２ａ内の奥底面に差し込み固定し
得るように形成されている。従って、化粧廻り縁１は図
４に示すように、前記フック４とＣ型金具５とを介し
て、壁２の所定位置に設けられた目地部２ａに簡単に取
付固定することが出来る。このように壁２に取り付けら
れた化粧廻り縁１の裏面の裏側スペース３には、夫々強
電及び弱電等の電力配線８と、電話，テレビケーブル等
の設備配管９とが夫々配設されている。
【００１２】これ等の電力配線８と、設備配管９とは、
特に図２に示す如く、夫々壁２に取り付けられたラック
１０上に載置されて配設されている。従って、これ等の
電力配線８と設備配管９とは夫々取り外したり、或いは
別の配線或いは配管を連結したり、又は増設したりする
ことが容易に出来るように構成されている。前記ラック
１０はその先端に突設されたネジ部１０ａを壁２にネジ
込むことにによって、簡単に取付固定することが出来
る。
特に図２に示す如く、夫々壁２に取り付けられたラック
１０上に載置されて配設されている。従って、これ等の
電力配線８と設備配管９とは夫々取り外したり、或いは
別の配線或いは配管を連結したり、又は増設したりする
ことが容易に出来るように構成されている。前記ラック
１０はその先端に突設されたネジ部１０ａを壁２にネジ
込むことにによって、簡単に取付固定することが出来
る。
【００１３】前記壁２に設けられた、目地部２ａには、
特に図５に示すように前記電力配線８或いは設備配管９
に結線された配線１１が埋設され、かつその所定位置に
はコンセント１２が設けられている。図中１３は前記目
地部２ａにはめ込まれた配線支持具であり、１４はコン
セント１２にはめ込まれるプラグである。本発明の化粧
廻り縁構造は、上述の構成を有するので、その使用に当
たっては、例えば図６（Ａ）に示す如く、化粧廻り縁１
の裏側スペース３内に蛍光ランプ１５を取り付け、かつ
天井１６に発光塗料１７を塗着することによって、該蛍
光ランプ１５で発光塗料１７を発光せしめて間接照明を
することも出来る。
特に図５に示すように前記電力配線８或いは設備配管９
に結線された配線１１が埋設され、かつその所定位置に
はコンセント１２が設けられている。図中１３は前記目
地部２ａにはめ込まれた配線支持具であり、１４はコン
セント１２にはめ込まれるプラグである。本発明の化粧
廻り縁構造は、上述の構成を有するので、その使用に当
たっては、例えば図６（Ａ）に示す如く、化粧廻り縁１
の裏側スペース３内に蛍光ランプ１５を取り付け、かつ
天井１６に発光塗料１７を塗着することによって、該蛍
光ランプ１５で発光塗料１７を発光せしめて間接照明を
することも出来る。
【００１４】また、図６（Ｂ）に示す如く、インテリア
照明器具１８を天井１６より吊り下げ、そのインテリア
照明器具１８の配線１８ａを前記化粧廻り縁１の裏側ス
ペース３に配設された電力配線８に結線することによっ
て、使用することも可能である。従って、本発明の化粧
廻り縁構造を採用した場合には、図７（Ａ）に示す如
く、建物の建築内装工事を全て完了した後で、図７
（Ｂ）に示す如く、化粧廻り縁１の裏側スペース３に電
力配線８を配設したり、或いはインテリア照明器具１８
の配線１８ａを該電力配線８に結線したり、又は壁２の
目地部２ａに配線１１を埋設すると共に、この配線１１
を前記電力配線８に結線することが出来る。
照明器具１８を天井１６より吊り下げ、そのインテリア
照明器具１８の配線１８ａを前記化粧廻り縁１の裏側ス
ペース３に配設された電力配線８に結線することによっ
て、使用することも可能である。従って、本発明の化粧
廻り縁構造を採用した場合には、図７（Ａ）に示す如
く、建物の建築内装工事を全て完了した後で、図７
（Ｂ）に示す如く、化粧廻り縁１の裏側スペース３に電
力配線８を配設したり、或いはインテリア照明器具１８
の配線１８ａを該電力配線８に結線したり、又は壁２の
目地部２ａに配線１１を埋設すると共に、この配線１１
を前記電力配線８に結線することが出来る。
【００１５】
【発明の効果】本発明に係る化粧廻り縁構造は、上述の
構成と作用とを有するので、建築工事が全て完了した後
で、電力配線や設備配管等の配設を容易に、かつ体裁良
く実施することが出来る。従って、建築工事と設備工事
とを分離して、夫々を独立して工事することが出来る。
また、誤った配線等を簡単に補修することが出来、更に
将来的な設備の増設や機器交換等を極めて容易に実施す
ることが出来る特徴を有するものである。
構成と作用とを有するので、建築工事が全て完了した後
で、電力配線や設備配管等の配設を容易に、かつ体裁良
く実施することが出来る。従って、建築工事と設備工事
とを分離して、夫々を独立して工事することが出来る。
また、誤った配線等を簡単に補修することが出来、更に
将来的な設備の増設や機器交換等を極めて容易に実施す
ることが出来る特徴を有するものである。
【図１】本発明の化粧廻り縁構造の一部を示す外観図で
ある。
ある。
【図２】図１の要部の拡大断面説明図である。
【図３】化粧廻り縁の取付具を示す説明図である。
【図４】化粧廻り縁の取付完成後の説明図である。
【図５】壁に設備配管を実施した実施例を示す要部の斜
視図である。
視図である。
【図６（Ａ），（Ｂ）】夫々本発明の化粧廻り縁構造を
利用した例を示す側面図である。
利用した例を示す側面図である。
【図７（Ａ），（Ｂ）】建築工事完了後の電気工事作業
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
１ 化粧廻り縁 ２ 壁 ２ａ 目地部 ３ 裏側スペース ４ フック ５ Ｃ型金具 ６ スリット ７ 爪脚 ８ 電力配線 ９ 設備配管 １０ ラック １０ａ ネジ部 １１ 配線 １２ コンセント １３ 配線支持具 １４ プラグ １５ 蛍光ランプ １６ 天井 １７ 発光塗料 １８ インテリア照明器具 １８ａ 配線
Claims (1)
- 【請求項１】建物の天井周辺部に設けられた化粧廻り縁
に於いて、強電及び弱電用の電力配線と、電話，テレビ
ケーブル等の設備配管とを夫々化粧廻り縁の裏側スペー
スに配設して構成したことを特徴とした化粧廻り縁構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10247392A JPH05280190A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 化粧廻り縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10247392A JPH05280190A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 化粧廻り縁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280190A true JPH05280190A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14328427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10247392A Pending JPH05280190A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 化粧廻り縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05280190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015021235A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 大和ハウス工業株式会社 | 室内構造 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP10247392A patent/JPH05280190A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015021235A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 大和ハウス工業株式会社 | 室内構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020212 |