JPH0527996A - 多重系コンピユータ故障分離方式 - Google Patents
多重系コンピユータ故障分離方式Info
- Publication number
- JPH0527996A JPH0527996A JP3182800A JP18280091A JPH0527996A JP H0527996 A JPH0527996 A JP H0527996A JP 3182800 A JP3182800 A JP 3182800A JP 18280091 A JP18280091 A JP 18280091A JP H0527996 A JPH0527996 A JP H0527996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instruction
- computer
- executed
- fault
- instruction code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】多重系コンピュータを構成する複数、たとえば
3台のコンピュータ1−1,1−2および1−3はそれ
ぞれ、多重系コンピュータで実行する任意の命令コード
をあらかじめ指定して登録しておく判定命令コードレジ
スタ11と、登録した命令コードと実行された命令コー
ドの一致,不一致を判別する命令判別回路12と、指定
命令コードの実行カウント数をカウントする命令実行カ
ウント回路13を備える。命令カウント数比較回路2
は、各コンピュータの命令実行カウント数を比較し、他
と異るものを抽出してこのコンピュータに異常信号20
1を送出することでコンピュータごとの故障を分離・抽
出する。 【効果】各コンピュータの故障分離確率が自己診断の故
障検知確率に左右されず、簡素な構成での確実かつ迅速
な故障分離抽出が確保できる。
3台のコンピュータ1−1,1−2および1−3はそれ
ぞれ、多重系コンピュータで実行する任意の命令コード
をあらかじめ指定して登録しておく判定命令コードレジ
スタ11と、登録した命令コードと実行された命令コー
ドの一致,不一致を判別する命令判別回路12と、指定
命令コードの実行カウント数をカウントする命令実行カ
ウント回路13を備える。命令カウント数比較回路2
は、各コンピュータの命令実行カウント数を比較し、他
と異るものを抽出してこのコンピュータに異常信号20
1を送出することでコンピュータごとの故障を分離・抽
出する。 【効果】各コンピュータの故障分離確率が自己診断の故
障検知確率に左右されず、簡素な構成での確実かつ迅速
な故障分離抽出が確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重系コンピュータ故障
分離方式に関し、特に同時に同一処理を並行して実行す
る多重系コンピュータで発生する故障をコンピュータに
対応して分離抽出する多重系コンピュータ故障分離方式
に関する。
分離方式に関し、特に同時に同一処理を並行して実行す
る多重系コンピュータで発生する故障をコンピュータに
対応して分離抽出する多重系コンピュータ故障分離方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重系コンピュータ故障
分離方式には、個個のコンピュータの自己診断結果によ
り分離・抽出するものや、相互のコンピュータから出力
されるデータの良否の多数決比較ボーティングにもとづ
いて分離・抽出するものが一般的に行なわれている。
分離方式には、個個のコンピュータの自己診断結果によ
り分離・抽出するものや、相互のコンピュータから出力
されるデータの良否の多数決比較ボーティングにもとづ
いて分離・抽出するものが一般的に行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多重系
コンピュータ故障分離方式においては、個個のコンピュ
ータの自己診断を利用する場合は、故障分離確率が自己
診断の検知確率に左右されるという問題点があった。
コンピュータ故障分離方式においては、個個のコンピュ
ータの自己診断を利用する場合は、故障分離確率が自己
診断の検知確率に左右されるという問題点があった。
【0004】また、相互のコンピュータの出力データボ
ーティングによる場合は、ボーティングソフトウェアが
必要となり、コンピュータ相互間の確実な同期処理が必
要で、かつ処理時間が増大し、ハードウェア的にもコン
ピュータ相互間のデータ通信が必要となるとう問題点が
あった。
ーティングによる場合は、ボーティングソフトウェアが
必要となり、コンピュータ相互間の確実な同期処理が必
要で、かつ処理時間が増大し、ハードウェア的にもコン
ピュータ相互間のデータ通信が必要となるとう問題点が
あった。
【0005】本発明の目的は上述した問題点を除去し、
故障分離確率が自己診断の検知確率に依存せず、簡素な
構成で確実かつ短時間で故障分離を行なうことができる
多重系コンピュータ故障分離方式を提供することにあ
る。
故障分離確率が自己診断の検知確率に依存せず、簡素な
構成で確実かつ短時間で故障分離を行なうことができる
多重系コンピュータ故障分離方式を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多重系コンピュ
ータ故障分離方式は、同時に同一処理を並行して実行す
る多重系コンピュータで発生する故障をコンピュータご
とに分離して把握する多重系コンピュータ故障分離方式
において、多重系コンピュータで実行する予め指定した
命令が実際に多重系コンピュータで実行されたか否かを
判別し、前記命令が実行されたコンピュータごとの命令
実行カウント数の比較にもとづいて故障分離を行なう手
段を備えて構成される。
ータ故障分離方式は、同時に同一処理を並行して実行す
る多重系コンピュータで発生する故障をコンピュータご
とに分離して把握する多重系コンピュータ故障分離方式
において、多重系コンピュータで実行する予め指定した
命令が実際に多重系コンピュータで実行されたか否かを
判別し、前記命令が実行されたコンピュータごとの命令
実行カウント数の比較にもとづいて故障分離を行なう手
段を備えて構成される。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1に示す実施例は、多重系コンピュ
ータを構成する複数のコンピュータ、図1の場合は3台
のコンピュータ1−1,1−2および1−3と、命令コ
ードの実行回数をカウントする命令カウント数比較回路
2から成る。各コンピュータは、使用するコンピュータ
で実行する命令から任意に選択した所定の命令コードを
セットしておくレジスタである判定命令コードレジスタ
11と、判定命令コードレジスタ11に設定された命令
と実際にコンピュータ実行される命令との一致を判別す
る命令判別回路12と、命令判別回路12で判別された
信号をもとに、その実行回数をカウントする命令実行カ
ウント回路13を備えて成る。
ロック図である。図1に示す実施例は、多重系コンピュ
ータを構成する複数のコンピュータ、図1の場合は3台
のコンピュータ1−1,1−2および1−3と、命令コ
ードの実行回数をカウントする命令カウント数比較回路
2から成る。各コンピュータは、使用するコンピュータ
で実行する命令から任意に選択した所定の命令コードを
セットしておくレジスタである判定命令コードレジスタ
11と、判定命令コードレジスタ11に設定された命令
と実際にコンピュータ実行される命令との一致を判別す
る命令判別回路12と、命令判別回路12で判別された
信号をもとに、その実行回数をカウントする命令実行カ
ウント回路13を備えて成る。
【0009】命令カウント数比較回路2は、相互のコン
ピュータの命令実行カウント数を比較する回路で、この
回路で一致がとれないコンピュータには異常信号201
を送出する。
ピュータの命令実行カウント数を比較する回路で、この
回路で一致がとれないコンピュータには異常信号201
を送出する。
【0010】次に、本実施例の動作について説明する。
【0011】同一処理を並行して実行しているコンピュ
ータ1−1,1−2および1−3において、予め判定命
令コードレジスタ11に所定の命令を設定しておき、設
定されている命令が実際にコンピュータで実行されたか
どうかを命令判別回路12でチェックする。
ータ1−1,1−2および1−3において、予め判定命
令コードレジスタ11に所定の命令を設定しておき、設
定されている命令が実際にコンピュータで実行されたか
どうかを命令判別回路12でチェックする。
【0012】命令判別回路12は、判定命令コードレジ
スタ11に予め設定された命令が実行されたことを判別
すると、命令一致信号101を命令実行カウント回路1
2へ送出する。
スタ11に予め設定された命令が実行されたことを判別
すると、命令一致信号101を命令実行カウント回路1
2へ送出する。
【0013】命令実行カウント回路13は、命令一致信
号101にもとづいて命令実行回数をカウントする。個
個のコンピュータの命令実行回数は、命令カウント数比
較回路2により比較する。ある特定のコンピュータの命
令実行回数が他のコンピュータの回数と一致がとれない
場合は、命令カウント数比較回路2は、その異常コンピ
ュータへ異常信号201を送出することにより故障分離
を確保する。
号101にもとづいて命令実行回数をカウントする。個
個のコンピュータの命令実行回数は、命令カウント数比
較回路2により比較する。ある特定のコンピュータの命
令実行回数が他のコンピュータの回数と一致がとれない
場合は、命令カウント数比較回路2は、その異常コンピ
ュータへ異常信号201を送出することにより故障分離
を確保する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、多重系コ
ンピュータを構成する個個のコンピュータの命令実行回
数を比較することにより、故障分離確率が自己診断の検
知確率に依存せず、簡素な構成での確実かつ迅速な故障
分離が確保できる効果を有する。
ンピュータを構成する個個のコンピュータの命令実行回
数を比較することにより、故障分離確率が自己診断の検
知確率に依存せず、簡素な構成での確実かつ迅速な故障
分離が確保できる効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1−1〜1−3 コンピュータ 2 命令カウント数比較回路 11 判定命令コードレジスタ 12 命令判別回路 13 命令実行カウント回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 同時に同一処理を並行して実行する多重
系コンピュータで発生する故障をコンピュータごとに分
離して把握する多重系コンピュータ故障分離方式におい
て、多重系コンピュータで実行する予め指定した命令が
実際に多重系コンピュータで実行されたか否かを判別
し、前記命令が実行されたコンピュータごとの命令実行
カウント数の比較にもとづいて故障分離を行なう手段を
備えて成ることを特徴とする多重系コンピュータ故障分
離方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182800A JPH0527996A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 多重系コンピユータ故障分離方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182800A JPH0527996A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 多重系コンピユータ故障分離方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527996A true JPH0527996A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16124644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3182800A Pending JPH0527996A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 多重系コンピユータ故障分離方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7723179B2 (en) | 2002-05-15 | 2010-05-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting device and method for manufacturing the same |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3182800A patent/JPH0527996A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7723179B2 (en) | 2002-05-15 | 2010-05-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting device and method for manufacturing the same |
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