JPH05278672A - プレジャーボート - Google Patents

プレジャーボート

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JPH05278672A
JPH05278672A JP4078042A JP7804292A JPH05278672A JP H05278672 A JPH05278672 A JP H05278672A JP 4078042 A JP4078042 A JP 4078042A JP 7804292 A JP7804292 A JP 7804292A JP H05278672 A JPH05278672 A JP H05278672A
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    • B63H11/08Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water by means of pumps of rotary type

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、陸上での可搬性を高めると
ともに、浅瀬における走行性能を高め、さらに保守点検
に要するコストを可及的に低減させるようにしたプレジ
ャーボートを提供することにある。 【構成】船体1を、船体本体2と、ステアリングシステ
ム21が装着され前記船体本体2に着脱自在に装着され
るフロントデッキ20と、前記船体本体2に着脱自在に
装着される搭乗者用シート24との3つの部分に分割可
能とするとともに、前記船体本体2に装着される船外機
5をウォータジェット式とし、さらに該ウォータジェッ
ト式船外機5の船外機本体5aを前記船体本体2に固定
し、かつ推進力の向きを変化させるラダー14を前記船
外機本体に対し揺動自在に支承させるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は走行距離の短い小型船
舶に関し、特にレジャー目的で海岸付近を航行するプレ
ジャーボートと称される小型船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレジャーボートは、船体が一体
に構成されており、またその全長は4m以上で馬力が4
0ps程度の船外機を装着したものが一般的である。さ
らに上述した従来のプレジャーボートは、その重量が優
に100Kgを越え、その重量は極めて大きい。なお、
このようなプレジャーボートに搭載される船外機は推進
力を発生する大きなプロペラを、これも大径の円筒形の
プロペラガードにより覆うようにしており、このためプ
ロペラガードは船外機の装着時に船底から大きく下方へ
突出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプレジャーボートでは、重量が重いので陸上での移
動及びその取扱は大変不便である難点があった。
【0004】また上述したプレジャーボートに装着され
船外機はプロペラガードの径が大きいことから手足を巻
き込まれ易い難点があり、さらに上述したプレジャーボ
ートに装着され船外機はプロペラガードが船底から大き
く下方へ突出するように配設されていることから、浅瀬
走行時や岩が水面近くまで盛り上がった所ではすぐにプ
ロペラガードを引っ掛けてその走行が不能となってしま
う難点があった。
【0005】また、従来のプレジャーボートでは船体が
一体構造であるので、船体あるいは船外機が損傷を受け
た場合は、船体あるいは船外機の各全体を交換せねばな
らず保守点検作業のコストもかさむ難点もあった。
【0006】この発明は上述した事情に鑑み、陸上での
可搬性を高めるとともに、浅瀬における走行性能を高
め、さらに保守点検に要するコストを可及的に低減させ
るようにしたプレジャーボートを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明のプレジャーボートでは、船体を、船体
本体と、ステアリングシステムが装着され前記船体本体
に着脱自在に装着されるフロントデッキと、前記船体本
体に着脱自在に装着される搭乗者用シートとの3つの部
分に分割可能とするとともに、前記船体本体に装着され
る船外機をウォータジェット式とし、さらに該ウォータ
ジェット式船外機の船外機本体を前記船体本体に固定
し、かつ推進力の向きを変化させるラダーを前記船外機
本体に対し揺動自在に支承させるようにしている。
【0008】
【作用】上述した本発明のプレジャーボートによると、
船体が、船体本体と、ステアリングシステムが装着され
前記船体本体に着脱自在に装着されるフロントデッキ
と、前記船体本体に着脱自在に装着される搭乗者用シー
トとの3つの部分に分割可能であるので、これら各部は
大人2人で持ち上げて移動させることが十分可能で、こ
のため、各部分を自動車等の運搬手段に搭載すれば、プ
レジャーボートをいかなる場所にも移動させることがで
きる。また船外機をウォータジェット式としたことによ
り推進力を発生するインペラを取り巻く部品の小径化が
可能となって、船底から突出する部分が少なくなり、こ
のため浅瀬における走行性能を高めることができること
となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わるプレジャーボートの
一実施例を詳述する。
【0010】図1はこの発明に係わるプレジャーボート
の組立分解斜視図、図2は組立終了状態を示す概念斜視
図である。
【0011】図1で示すように、このプレジャーボート
の船体1は、その船体本体2がハルと称される船底3と
デッキ4とからなり、この船底3とデッキ4は互いに密
着し、船体本体2自体が浮力体として作用するように構
成されている。なお、船体本体2の全長は3〜4m程度
である。また、ウォータジェット式船外機5はその側方
に4カ所形成された取り付け穴6を船体2の後方に立設
された4本のスタッドボルト7にそれぞれ嵌挿し、しか
る後このスタッドボルト7に螺合するナット8により船
体2に対し揺動不可能に固定される。この船外機5の船
外機本体を構成するギャケース5aの下部には、筒状の
インペラハウジング9が一体に形成されている。また、
このインペラハウジング9内には、当該インペラハウジ
ング9内から突出するようにスプライン加工されたイン
ペラシャフト10が配設され、インペラ11はこのイン
ペラシャフト10に嵌着している。またこのインペラ1
1はワッシャ及びナット12によりインペラシャフト1
0に固着されている。またインペラ11の後方にはノズ
ル13が配設され、インペラ11により加速された水流
をさらに加圧、加速して後方へジェット噴出する。なお
船体1はこのときのジェット噴出の反力により前進す
る。また上述したノズル13の後方にはジェット噴出す
る水流の向きを変化させる円筒形のラダー14が左右方
向へ揺動自在に支承されており、この円筒形のラダー1
4の向きを変えてやることにより船体1の進行方向が変
化する。なお、上述したインペラシャフト10を有する
ギャケース5a下部の要部拡大断面図を図4に示す。な
おこの図4で符号18はエンジンの駆動力をインペラシ
ャフト10に伝達するドリブンギャである。
【0012】一方、図1で示すようにラダー14には、
ステアリングケーブル15の後端と連結するアーム16
が固着されており、またこのステアリングケーブル15
の後端部はギャケース5aに固着されたケーブルクリッ
プ17を介し船外機5に支承されている。なお、その詳
細を図3の要部斜視図に示す。
【0013】また図1に示すように上述したステアリン
グケーブル15の先端は、フロントデッキ20内でステ
アリング21に固着されたステアリングアーム22と連
結している。なお、図1で符号23はステアリングケー
ブル15の先端部をフロントデッキ20内に固定するケ
ーブルクリップ、24は操縦者が座るシートで、この操
縦者用シート24は、側方に配設された着脱自在な蝶番
25により船体本体2に対し開閉自在に支承され、また
反対側に配設されたバックル26により船体本体2に着
脱自在に固定される。また燃料タンク27は船体本体2
の中央部に形成された凹部2a内に収納され、フューエ
ルホース28を介して船外機5と連結される。このフュ
ーエルホース28の両端はワンタッチ式のコネクタとな
っており、前記燃料タンク27及び船外機5と簡単に連
結することができる。
【0014】また、給油時は、シート24を固定するバ
ックル26の締結を解除してシート24を蝶番22を中
心に回転させて、燃料タンク27を露出させ、さらに燃
料キャップを外して給油すればよい。
【0015】また図1で、符号30はスロットルグリッ
プ、31はスロットルケーブルである。
【0016】一方、上述したステアリング21を支承す
るフロントデッキ20は蝶番22によって、デッキ4の
先端に着脱自在に装着され、さらにデッキ4後方に配設
されたバックル26とフロントデッキ20の後端に配設
されたフック32とを互いに係合させることにより船体
本体2の先方、すなわちデッキ4の先端に着脱自在に固
定される。
【0017】上述した構成のプレジャーボートによる
と、図2で示すように、シート24に股がった搭乗者が
ステアリング21を左右に回動させればステアリングケ
ーブル15を介してラダー14が揺動し、このため船外
機5の推進力の向きが変わって船体1の進行方向が変化
することとなる。
【0018】なお、上述したプレジャーボートの船体1
は、大きく分けて船体本体2と、ステアリング21が装
着され前記船体本体2に着脱自在に装着されるフロント
デッキ20と、前記船体本体2に着脱自在に装着される
搭乗者用シート24の3つの部分に分割可能に構成され
ているため、これら各部2、20、24は大人2人で持
ち上げて移動させることが十分可能であり、このため各
部分2、20、24のうち、特に船体本体2を自動車の
ルーフキャリヤ等に乗せればプレジャーボートをいかな
る場所へも容易に移動させることができることとなる。
【0019】また上述したプレジャーボートによると、
船外機5をウォータジェット式としたことによりプロペ
ラ式のプロペラガードを含んだ船外機の形状よりも、イ
ンペラ11の径を小径(略40%程度)とすることがで
き、ギャケース5aに連設する部分の形状をコンパクト
にし、上述したプレジャーボートの側面図で示す図5の
ように、インペラシャフト10(図5)の下半分程度が
船体本体2の船底3から突き出した程度にコンパクト化
し、船底3からの突出部分を少なくして浅瀬走行を可能
とすることができる。また図5の船外機5を搭載する場
合、当該図5及びそのAA断面図で示す図6のように、
船底3のウォータジェット吸入口9aにつながる部分、
つまりインペラハウジング9の先端に隣接する部分の船
底3に凹部3aを形成すると、ウォータジェット吸入口
9a付近の吸入抵抗が増えることなく船底3からの突出
部分を少なくすることができる。
【0020】なお、上述したウォータジェット吸入口9
a付近の吸入抵抗を増大させることなく船底3からの突
出部分を一層少なくするため、図5と同一部分を同一符
号で示す図7のように、インペラハウジング9の下面が
船底3と同一平面となるようギャケース5aの長さを短
くし、さらにインペラハウジング9の先端となる位置を
伸ばしてウォータジェット吸入口9aを船底3と同一平
面となるよう形成するようにしてもよい。
【0021】図7のようにウォータジェット吸入口9a
を船底3と同一平面となるように形成すると、船底3か
らの突出部分は全くなくなり、浅瀬走行性能が一層向上
するとともに、水面近くにある岩などにインペラハウジ
ング9が衝突あるいは引っ掛かることもなくなることと
なる。
【0022】なお、図8は図7に示す船外機5の拡大図
であり、図9乃至図11は、図8に示す船外機5に配設
されたインペラハウジング9の形状をより一層明瞭に示
す、図8のBB、CC、及びDD断面図である。
【0023】なお、上述した図5で示すプレジャーボー
トでは、船外機5のインペラハウジング9が船底3から
一部突出しているので、この部分が海面下にある岩等に
衝突すると船体1あるいは船外機5が損傷する虞がある
が、このような虞を解消するため、図1と同一部分を同
一符号で示す図12のように、ウォータジェット式の船
外機5を船体本体2に対して非常時に揺動自在となるよ
うに搭載してもよい。この図12で示すように、船外機
5の先方には、その両側方に断面円形のピボット40が
突出して形成されており、またこのピボット40は一対
のホルダ41、42に挟持された状態で、ボルト43に
より船体本体2の所定位置に位置決め支承される。従っ
て、この状態では船体本体2に対し船外機5はピボット
40を中心に揺動自在に支承されることとなる。一方船
外機5の後方はワッシャ44、スペーサ45、及びクッ
ション46を介し、フィッティングアーム47に形成さ
れた孔47aを嵌挿するボルト48及びこのボルト48
に螺合するナット49により船体本体2のデッキ4に固
定される。この取付断面図を図13に示す。
【0024】図12に示す上述した船外機5の取付構造
を有するプレジャーボートによると、図14で示すよう
に、走行中にインペラハウジング9が海面50下にある
岩51に衝突し、船外機5の下部に大きな力が作用する
と、船外機5の後方を支承するクッション46(図1
3)がちぎれ、船外機5は矢印で示すようにピボット4
0を中心に揺動して衝撃を吸収し、船外機5や船体本体
2に対し大きな損傷を与えないこととなる。
【0025】なお、上記実施例では図1に示すように船
外機5のインペラハウジング9をギャケース5aと一体
に形成するようにしたが、図1と同一部分を同一符号で
示す図15の概念斜視図で示すように、インペラハウジ
ング9をギャケース5aとは別体に構成し、この別体に
形成されたインペラハウジング9をギャケース5aに対
しボルト締めするようにしてもよい。このようにインペ
ラハウジング9をギャケース5aとは別体に形成する
と、インペラハウジング9が損傷あるいは摩耗した場合
は、この部分だけ交換すればよく経済的であるばかりで
なく、各部分の形成加工が大変簡単なものとなる。
【0026】さらに、図15と同一部分を同一符号で示
す図16のように、ギャケース5aのウォータジェット
吸入口に相当する部分をLインテークダクト5b、Rイ
ンテークダクト5cのように左右分割式にして、ギャケ
ース5aに対しボルト60により固定するようにしても
よい。
【0027】このように、ギャケース5aのウォータジ
ェット吸入口に相当する部分を左右分割式にすると、ギ
ャケース5aの成形、加工がたいへん簡単となるだけで
なく、ウォータジェット吸入口の形状を図8で示すよう
に船底と同一平面上となすように形成する場合は、図1
7で示すように、Lインテークダクト5bとRインテー
クダクト5cを船底と同一平面上にあるような形状とな
るように加工形成すればよいこととなる。なお、上述し
たギャケース5aのウォータジェット吸入口に相当する
部分を左右分割式とする場合、インペラ11の前側部分
のみが分割式であるので、この部品の合せ面から水流が
噴き出すことはなく、合せ面の精度はさほど要求されな
い。なんとなれば、ウォータジェットポンプ内の圧力分
布はインペラ11より後側が正圧となり、前側はゼロに
近い負圧となるからである。
【0028】ところで、図2に示す上述したプレジャー
ボートによると、船体1に操縦者が乗る場合は船体1の
後部から乗り込むが、その際、船体1後部には船外機5
が配設されているので、その乗込み作業は極めて難し
い。そこで、この乗込み作業を、簡単にならしめるた
め、図2と同一部分を同一符号で示す図18のように船
外機5のエンジンルームを覆う船外機アッパーカバー7
0の側方に取っ手71を形成するようにしてもよい。こ
のように、船外機アッパーカバー70の側方に取っ手7
1を形成すると、操縦者80が船体1の後方から乗込む
場合は、取っ手71を手掛かりとすることにより容易に
乗込むことができることとなる。
【0029】なお、上述した取っ手71は、図18で示
すように、船外機アッパーカバー70の側方に形成する
ようにしたが、図19で示すように船外機ロアーカバー
72の後方に形成するようにしてもよく、また図20で
示すように、船外機5を船体1に固定するフィッティン
グプレート73と一体に形成するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のプレジ
ャーボートは、船体を船体本体と、ステアリングシステ
ムが装着され前記船体本体に着脱自在に装着されるフロ
ントデッキと、前記船体本体に着脱自在に装着される搭
乗者用シートの3つの部分に分割可能としたので、各部
分を大人2人で持ち上げて移動させることが十分可能と
なり、このため、各部分を自動車等の運搬手段に搭載す
れば、いかなる場所にも容易に移動させることが可能
で、従って、どこでも運ぶことができるのでプレジャー
ボートの走行範囲も広くなり、また損傷を受けた場合で
もその部分を交換するだけでよいので、その保守点検に
要するコストも低減させることができる。
【0031】また船外機をウォータジェット式としたこ
とにより推進力を発生するインペラを取り巻く部品の小
径化が可能となって、船底から突出する部分が少なくな
り、このため浅瀬における走行性能を高め、走行領域を
ひろげることができる。
【0032】また船体の進行方向変化を、ラダーの向き
を変化させることにより行うようにしたので、船外機本
体の向きをかえる必要はなく、このため重量のある船外
機本体の向きを変えるめの頑丈な部品が不要で、このた
め軽量で安価にプレジャーボートを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わるプレジャーボートの組
立分解斜視図。
【図2】図2はこの発明に係わるプレジャーボートの斜
視図。
【図3】図3は図1の要部詳細組立分解斜視図。
【図4】図4は船外機の要部概念拡大断面図。
【図5】図5はこの発明に係わるプレジャーボートの概
念側面図。
【図6】図6は図5のAA概念断面図。
【図7】図7はこの発明に係わるプレジャーボートの概
念側面図。
【図8】図8はこの発明に係わるは船外機の概念側面
図。
【図9】図9は図8のBB概念断面図。
【図10】図10は図8のCC概念断面図。
【図11】図11は図8のDD概念断面図。
【図12】図12は船外機の取り付け構造を示す組立概
念斜視図。
【図13】図13は図12の要部拡大断面図。
【図14】図14はこの発明のプレジャーボートの走行
状態を示す図。
【図15】図15はこの発明に係わる船外機の組立分解
斜視図。
【図16】図16はこの発明に係わる船外機の組立分解
斜視図。
【図17】図17はインテークダクトの概念斜視図。
【図18】図18は取っ手の位置を示すプレジャーボー
トの概念斜視図。
【図19】図19は取っ手の他の位置を示すプレジャー
ボートの概念斜視図。
【図20】図20は取っ手のさらに他の位置を示すプレ
ジャーボートの概念斜視図。
【符号の説明】
1…船体 2…船体本体 5…船外機 5a…船外機本体 5b、5c…インテークダクト 9…インペラハウジング 9a…ウォータジェット吸入口 14…ラダー 20…フロントデッキ 21…ステアリング 24…搭乗者用シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】船体を、船体本体と、ステアリングシステ
    ムが装着され前記船体本体に着脱自在に装着されるフロ
    ントデッキと、前記船体本体に着脱自在に装着される搭
    乗者用シートとの3つの部分に分割可能とするととも
    に、前記船体本体に装着される船外機をウォータジェッ
    ト式とし、さらに該ウォータジェット式船外機の船外機
    本体を前記船体本体に固定し、かつ推進力の向きを変化
    させるラダーを前記船外機本体に対し揺動自在に支承さ
    せるようにしたことを特徴とするプレジャーボート。
  2. 【請求項2】前記ウォータジェット式船外機は、そのイ
    ンペラを駆動するインペラシャフトの略半分が前記船体
    本体の船底から突出するように配設され、また前記船体
    本体の船底には、前記ウォータジェット式船外機のウォ
    ータジェット吸入口に隣接する部分に凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項(1)記載のプレジャーボー
    ト。
  3. 【請求項3】前記ウォータジェット式船外機は、そのウ
    ォータジェット吸入口が前記船体本体の船底と同一平面
    上に形成されていることを特徴とする請求項(1)記載の
    プレジャーボート。
  4. 【請求項4】前記ウォータジェット式船外機の船外機本
    体は、前記船体本体に対し先端が揺動自在に支承され、
    かつ後端が前記船外機本体に大荷重が加わった際に前記
    船体本体から外れるように取付けられることを特徴とす
    る請求項(1)記載のプレジャーボート。
  5. 【請求項5】前記ウォータジェット式船外機のインペラ
    を覆うインペラハウジングは前記船外機本体とは独立し
    て形成され、またウォータジェット吸入口を形成するイ
    ンテークダクトも前記船外機本体とは独立し左右に分割
    形成されていることを特徴とする請求項(1)記載のプレ
    ジャーボート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116576A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 ヤマハ発動機株式会社 船舶
US10124859B2 (en) * 2015-11-03 2018-11-13 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Watercraft

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