JPH05277782A - レーザ出射ユニット - Google Patents

レーザ出射ユニット

Info

Publication number
JPH05277782A
JPH05277782A JP4068775A JP6877592A JPH05277782A JP H05277782 A JPH05277782 A JP H05277782A JP 4068775 A JP4068775 A JP 4068775A JP 6877592 A JP6877592 A JP 6877592A JP H05277782 A JPH05277782 A JP H05277782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
main body
laser
laser emission
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4068775A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Murakami
正剛 村上
Takahiro Uchida
▲高▼弘 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyachi Technos Corp
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Miyachi Technos Corp
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyachi Technos Corp, Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Miyachi Technos Corp
Priority to JP4068775A priority Critical patent/JPH05277782A/ja
Priority to CA 2092517 priority patent/CA2092517A1/en
Publication of JPH05277782A publication Critical patent/JPH05277782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レーザ出射ユニットにおいて、レーザ出射口
の内面掃除を迅速に行えるようにする。 【構成】 レーザ出射口2を有する先端ノズル8に、レ
ーザ出射ユニット本体の先端開口に挿入される嵌合筒部
62を設け、この嵌合筒部の周囲に嵌合溝63を設ける
とともに、前記本体先端部に前記嵌合溝に嵌合するボー
ル65を有するボールプランジャ66を複数設け、ボー
ルプランジャでワンタッチで先端ノズルを係止するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ溶接機、レーザ
切断機など、レーザを利用した加工機におけるレーザの
出射ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ溶接機では、レーザ装置から光フ
ァイバ又はミラーで導いたレーザ光を溶接対象に向けて
出射するための出射ユニットを有している。
【0003】このレーザ出射ユニットでは、レーザ装置
からレーザ光を導く光ファイバやミラーの先に取り付け
られ、その先端にレーザ出射口を有する本体と、この本
体内に設けられ、導入されたレーザ光を集光してレーザ
出射口から出射するレンズを有している。
【0004】ところで、このような出射ユニットを使用
して、金属などの溶接対象を溶接すると、レーザ光で溶
融した金属スパッタが飛散し、レーザ出射口の内面に付
着する。したがって、定期的にレーザ出射口の内面を清
掃する必要が生じる。このため、従来では本体を分解し
てその内面を掃除していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような清掃方法で
は、分解の手間と時間がかかり、生産ラインでのレーザ
加工機の使用に耐えない。
【0006】本発明はこのような背景の下になされもの
で、レーザ出射ユニットにおいて、レーザ出射口の内面
掃除を迅速に行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、以下の手段をとった。すなわち、筒状
の本体と、この本体の先端部に設けられレーザ出射口を
先端に有する先端ノズルと、前記本体内に設けられ導入
されたレーザ光を集光氏手レーザ出射口から出射するレ
ンズとを備えたレーザ出射ユニットにおいて、前記先端
ノズルに、前記本体の先端開口に挿入される嵌合筒部を
設け、この嵌合筒部の周囲に嵌合溝を設けるとともに、
前記本体先端部に前記嵌合溝に嵌合するボールをボール
プランジャを複数設けた。
【0008】
【作用】本発明では、嵌合筒部を本体の先端開口に挿入
するだけでボールプランジャが嵌合溝に嵌合して先端ノ
ズルをワンタッチで装着できる。先端ノズルを外すとき
も同様である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示したように、光ファイバ1の先端に本実
施例のレーザ光出射ユニットが接続されている。光ファ
イバ1は図示しないレーザ装置に接続され、レーザ装置
から出射されたレーザ光を本ユニットまで案内する。
【0010】本ユニットは、先端にレーザ出射口2を有
する本体3を有し、この本体3は、2枚の集光レンズ4
a,4bを内装した筒状胴部5と、この筒状胴部5に連
結された先端ユニット部6とを有する。先端ユニット部
6は、連結用筒部7とこの連結用筒部7に続く中間筒部
31と先端先細りの漏斗状ノズル部8(本発明でいう先
端ノズル)とで構成される。先端ユニット部6の連結用
筒部7と筒状胴部5とは係脱自在のフック32で連結さ
れている。
【0011】そして、漏斗状ノズル部8の先端にレーザ
出射口2が設けられ、前記集光レンズ4で集光されたレ
ーザ光をレーザ出射口2から出射するよう構成されてい
る。また、集光レンズ4のレーザ出射口側の前方には、
前記レーザ出射口2とレンズとの間において、透明な保
護ガラス9が介挿されている。
【0012】さらに、漏斗状ノズル部8内には、断面同
芯円状に内側ノズル部10が設けられ、漏斗状ノズル部
8との間にガス流路12を形成している。これにより、
レーザ出射口2の周囲にガス流路12が開口し、アシス
トガス噴出口を形成している。
【0013】そして、前記保護ガラス9と前記レーザ出
射口2との間の前記本体3部分すなわち中間筒部31に
第1のガス導入部15が設けられ、漏斗状ノズル部8に
第2のガス導入部16が設けられている。第1のガス導
入部15に、続いて、中間筒部31内に、複数のガス噴
出口を有する、中空のガス噴出板19が取り付けられて
いる。
【0014】また、第2のガス導入部16は、前記漏斗
状ノズル部8と内側ノズル部10との間のガス流路12
に続いている。そして、前記ガス噴出口17に対向した
中間筒部31にガス排気口18が形成されている。この
ため、ガス噴出口17から噴出されたガスは、中間筒部
31を横断して、ガス排気口18から排気される。
【0015】第1のガス導入部15は、図示しない、圧
縮空気源たとえばエアーコンプレッサや窒素ガス源に接
続される。また、第2のガス導入部16は図示しないア
シストガス源に接続されている。
【0016】次に、本発明でいう先端ノズルは、ここで
は前記漏斗状ノズル部8と内側ノズル部10で構成され
ている。この構造を図2,3,4に従ってさらに詳細に
説明する。内側ノズル部10は前記中間筒部31に設け
た取付け筒部61内に嵌入する嵌合筒部62を有し、こ
の嵌合筒部62の周囲に嵌合溝63を有している。嵌合
溝63は嵌合筒部62の周囲を一周して設けてもよい
し、間欠に配置してもよい。
【0017】そしてこの嵌合溝63に嵌合するボール6
5を有するボールプランジャ66が本体先端部である取
付け筒部61に複数、好ましくは3カ所以上設けてあ
る。このボールプランジャ66は筒状のプランジャ本体
67内に設けたスプリング68で前記ボール65を付勢
し、プランジャ本体67の開口からボールの一部が突出
するように構成されたもので、プランジャ本体67の開
口径はボールの直径より小さく設定されたことで、ボー
ル65がプランジャ本体67外へ飛び出さないようにし
てある。スプリング68はプランジャ本体67に嵌合し
た栓69で固定される。
【0018】なお、漏斗状ノズル部8は内側ノズル部1
0の先端に螺着されている。また、内側ノズル部10の
内側は漏斗状に形成されている。このような出射ユニッ
トを使用して、金属などの溶接対象を溶接すると、レー
ザ光で溶融した金属スパッタが飛散し、内側ノズル部1
0の内面に付着する。したがって、内側ノズル部10を
漏斗状ノズル部8とともに取付け筒部61から外してそ
の内面を掃除する。
【0019】その取り外しは、単に内側ノズル部10を
持って本体3側から引っ張るだけでよい。すると、ボー
ルプランジャ66のボール65がスプリング68に抗し
てプランジャ本体67内に引っ込み嵌合溝63からボー
ル65が外れ、結果として内側ノズル部10が取付け筒
部61から外れる。
【0020】内側ノズル部10の取付け筒部61への装
着は、嵌合筒部62を取付け筒部61内へ挿入するだけ
で、ボール65が嵌合溝65に嵌合して装着できる。こ
のため、内側ノズル部10と漏斗状ノズル部8とからな
る先端ノズルの取り外し、装着が極めて迅速に行え、そ
の清掃や交換も速やかに行える。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、先端ノズルの取り外
し、装着が極めて迅速に行え、その清掃や交換に工数が
係らず、本レーザ出射ユニットを利用した加工をスムー
ズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したユニット半断面図
【図2】先端ノズル部分の詳細断面図
【図3】先端ノズル部分の斜視図
【図4】ボールプランジャの断面図
【符号の説明】
1・・・光ファイバ 2・・・レーザ出射口 3・・・本体 4a,4b・・・集光レンズ 5・・・筒状胴部 6・・・先端ユニット部 7・・・連結用筒部 8・・・漏斗状ノズル部 9・・・保護ガラス 10・・・内側ノズル部 12・・・ガス流路 15・・・ガス導入部 16・・・ガス導入部 17・・・ガス噴出口 18・・・ガス排気口 19・・・ガス噴出板 31・・・中間筒部 32・・・フック 61・・・取付け筒部 62・・・嵌合筒部 63・・・込み嵌合溝 63・・・嵌合溝 65・・・ボール 65・・・嵌合溝 66・・・ボールプランジャ 67・・・プランジャ本体 68・・・スプリング 69・・・栓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体と、この本体の先端部に設け
    られレーザ出射口を先端に有する先端ノズルと、前記本
    体内に設けられ導入されたレーザ光を集光してレーザ出
    射口から出射するレンズとを備えたレーザ出射ユニット
    において、 前記先端ノズルは、前記本体の先端開口に挿入される嵌
    合筒部を有し、この嵌合筒部の周囲に嵌合溝を設けると
    ともに、前記本体先端部に前記嵌合溝に嵌合するボール
    を有するボールプランジャを複数設けたことを特徴とす
    るレーザ出射ユニット。
JP4068775A 1992-03-26 1992-03-26 レーザ出射ユニット Pending JPH05277782A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068775A JPH05277782A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 レーザ出射ユニット
CA 2092517 CA2092517A1 (en) 1992-03-26 1993-03-25 Laser emitting unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068775A JPH05277782A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 レーザ出射ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05277782A true JPH05277782A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13383447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4068775A Pending JPH05277782A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 レーザ出射ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05277782A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254993A (ja) * 1986-04-30 1987-11-06 Okuma Mach Works Ltd 自動ノズル交換装置付レ−ザ加工機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254993A (ja) * 1986-04-30 1987-11-06 Okuma Mach Works Ltd 自動ノズル交換装置付レ−ザ加工機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0507268B1 (en) Laser output unit
JP6932020B2 (ja) レーザ加工方法及び装置
CN110823901A (zh) 用于检查线缆的线缆尖端的检查装置和用于清洁的方法
JP5920490B2 (ja) 洗浄位置確認装置、流体到達位置確認装置、洗浄位置確認システムおよび流体到達位置確認方法
JPH11123578A (ja) レーザ加工ヘッド
JPH05277782A (ja) レーザ出射ユニット
CN111479648B (zh) 用于监控工件的射束处理的装置、方法及用途
JP7177863B2 (ja) 回路基板に接続された電子部品を除去するための方法及び装置
JPH11245077A (ja) レーザ加工ヘッド
JP6748761B1 (ja) レーザ照射ヘッド
JPH10249572A (ja) レーザ切断加工方法及び装置並びにレーザノズル
JPH05277780A (ja) レーザ出射ユニット
JP2002361467A (ja) レーザ加工装置
JP2804853B2 (ja) レーザ出射ユニット
JP4413872B2 (ja) 電線端末処理装置における電線セット装置
JP3183631B2 (ja) レーザ加工方法およびその装置
JP6441835B2 (ja) レーザーデブリ吸引・排気機構を有するレーザービームデリバリーノズル
JPH0578384U (ja) レーザ出射ユニット
WO2019239974A1 (ja) レーザ加工ヘッド及びレーザ加工装置
EP0562616A1 (en) Laser irradiation unit
JPH0588781U (ja) レーザ出射ユニット
WO2022080394A1 (ja) レーザ加工装置及びノズル検査方法
JP2004255410A (ja) スタッブ溶接用レーザ加工ヘッド及びこれを用いたボイラヘッダの製作方法
JP3909395B2 (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
JP2003053573A (ja) レーザ加工ヘッド