JPH05277307A - 水平濾板式濾過機の濾材剥離装置 - Google Patents
水平濾板式濾過機の濾材剥離装置Info
- Publication number
- JPH05277307A JPH05277307A JP10384092A JP10384092A JPH05277307A JP H05277307 A JPH05277307 A JP H05277307A JP 10384092 A JP10384092 A JP 10384092A JP 10384092 A JP10384092 A JP 10384092A JP H05277307 A JPH05277307 A JP H05277307A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】水平濾板式濾過機の濾板上の使用済みの濾材を
引出して新しい濾材を濾板上に展張する際に、濾材を濾
板上面及び下面あるいは濾枠より一旦剥離してから引き
出すことにより、濾材を常に正常且つ円滑に引き出すこ
とができる装置を提供する。 【構成】各濾板の前後端にそれぞれ突設される左右一対
のハンガーに挿着されて上下に可動するスプリングガイ
ドと、スプリングガイドの下端に水平に取り付けられて
スプリングガイドに巻着するコイルばねによって下向き
に付勢される上部クリップバーと、左右端部にてそれぞ
れリンクバーを介して吊持されて架構上部に懸吊される
シリンダーによって上向き方向に付勢され上部クリップ
バーの下面に対接する下部クリップバーとを具備した水
平濾板式濾過機の濾材剥離装置。
引出して新しい濾材を濾板上に展張する際に、濾材を濾
板上面及び下面あるいは濾枠より一旦剥離してから引き
出すことにより、濾材を常に正常且つ円滑に引き出すこ
とができる装置を提供する。 【構成】各濾板の前後端にそれぞれ突設される左右一対
のハンガーに挿着されて上下に可動するスプリングガイ
ドと、スプリングガイドの下端に水平に取り付けられて
スプリングガイドに巻着するコイルばねによって下向き
に付勢される上部クリップバーと、左右端部にてそれぞ
れリンクバーを介して吊持されて架構上部に懸吊される
シリンダーによって上向き方向に付勢され上部クリップ
バーの下面に対接する下部クリップバーとを具備した水
平濾板式濾過機の濾材剥離装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水平濾板式濾過機の濾材
の剥離装置に関する。
の剥離装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水平濾板式濾過機は、必要な濾過精度に
合った濾布等の濾材を用いて、加圧下で操作できるので
高精度の濾過が可能であり、また濾材を自動的に交換で
きる等の多くの特徴があるため、例えば金属圧延油の清
浄あるいはファインケミカル分野の精密濾過等広い分野
で利用されている。
合った濾布等の濾材を用いて、加圧下で操作できるので
高精度の濾過が可能であり、また濾材を自動的に交換で
きる等の多くの特徴があるため、例えば金属圧延油の清
浄あるいはファインケミカル分野の精密濾過等広い分野
で利用されている。
【０００３】ここで水平濾板式濾過機について説明す
る。図６は水平濾板式濾過機の全体構造図である。図に
おいて、１，１は上下に積層された複数の方形枠型の濾
板であり、当濾板１，１の一端側には、濾布保持架台２
が設けられ、複数個の濾布ロール３が軸着されている。
各濾布ロール３から展張された濾布４は、濾板１，１の
間を通して他端へ引き出される。次いでジャッキ５で積
層濾板全体を締めつけた状態にして、処理する原液をポ
ンプ６で加圧し、原液供給ヘッダー７及びこれに接続さ
れた耐圧ホース８，８を経て、各濾板の原液入口９，９
に供給する。
る。図６は水平濾板式濾過機の全体構造図である。図に
おいて、１，１は上下に積層された複数の方形枠型の濾
板であり、当濾板１，１の一端側には、濾布保持架台２
が設けられ、複数個の濾布ロール３が軸着されている。
各濾布ロール３から展張された濾布４は、濾板１，１の
間を通して他端へ引き出される。次いでジャッキ５で積
層濾板全体を締めつけた状態にして、処理する原液をポ
ンプ６で加圧し、原液供給ヘッダー７及びこれに接続さ
れた耐圧ホース８，８を経て、各濾板の原液入口９，９
に供給する。
【０００４】濾板内で濾布４により濾過された濾液は、
図示はされない濾板の液出口及び濾液用のホース及びヘ
ッダーを経由して濾液タンクに排出される。濾過の進行
とともに、濾布の濾過抵抗が増加して濾過操作が困難と
なれば、ジャッキ５を駆動して濾板１，１の間隔を開
き、濾布引き出し手段１０により濾板上に新しい濾布を
引き入れて、次の濾過操作を展開している。
図示はされない濾板の液出口及び濾液用のホース及びヘ
ッダーを経由して濾液タンクに排出される。濾過の進行
とともに、濾布の濾過抵抗が増加して濾過操作が困難と
なれば、ジャッキ５を駆動して濾板１，１の間隔を開
き、濾布引き出し手段１０により濾板上に新しい濾布を
引き入れて、次の濾過操作を展開している。
【０００５】以上説明した水平濾板式濾過機において、
例えば特公平１ー５６８１０号に示されるような濾布引
き出し装置により、濾布を自動的に引き出す際には、次
のような問題がある。すなわち、濾過操作を終了すれ
ば、濾板を開枠し、前記濾布引き出し装置により、新し
い濾布を濾布ロールより引き出し、濾板上に展張する。
この時、濾板上面は濾液が通液できるように、多孔板又
は格子状グリッドからなっており、且つ濾液が残留して
濡れ状態にもなっているため、濾布が濾板上面に付着し
たり、また濾枠部分では、濾布が上下の濾板により圧接
されるため濾枠に密着してることもある。このため濾板
上での濾布の円滑な移動を困難にしている。この状態
で、例えばナイロン製薄手濾布のように、延性のある濾
布を引き出した場合には、濾布は引き出し装置側ほど延
びた状態で細巾になり、濾板上に同一巾の濾布を展張で
きないことになる。また、濾材が例えばセルローズ系濾
紙の様に機械的強度が弱い場合には、破損して円滑に引
き出せないこともある。
例えば特公平１ー５６８１０号に示されるような濾布引
き出し装置により、濾布を自動的に引き出す際には、次
のような問題がある。すなわち、濾過操作を終了すれ
ば、濾板を開枠し、前記濾布引き出し装置により、新し
い濾布を濾布ロールより引き出し、濾板上に展張する。
この時、濾板上面は濾液が通液できるように、多孔板又
は格子状グリッドからなっており、且つ濾液が残留して
濡れ状態にもなっているため、濾布が濾板上面に付着し
たり、また濾枠部分では、濾布が上下の濾板により圧接
されるため濾枠に密着してることもある。このため濾板
上での濾布の円滑な移動を困難にしている。この状態
で、例えばナイロン製薄手濾布のように、延性のある濾
布を引き出した場合には、濾布は引き出し装置側ほど延
びた状態で細巾になり、濾板上に同一巾の濾布を展張で
きないことになる。また、濾材が例えばセルローズ系濾
紙の様に機械的強度が弱い場合には、破損して円滑に引
き出せないこともある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の従来
技術の問題点に鑑みてなされたものであって、水平濾板
式濾過機の濾板上の使用済みの濾材を引き出して新しい
濾材を濾板上に展張する際に、濾材を濾板上面及び下面
あるいは濾枠より一旦剥離してから引き出すことによ
り、濾材を常に正常且つ円滑に引き出すことができる装
置を提供することを課題とする。
技術の問題点に鑑みてなされたものであって、水平濾板
式濾過機の濾板上の使用済みの濾材を引き出して新しい
濾材を濾板上に展張する際に、濾材を濾板上面及び下面
あるいは濾枠より一旦剥離してから引き出すことによ
り、濾材を常に正常且つ円滑に引き出すことができる装
置を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨とするところは、上下に積層された複数
段の濾板１間にろ材ロール３から濾材４を濾板上に引出
し、ジャッキ５により前記積層濾板を締着して濾板に原
液を供給して濾過する水平濾板式濾過機において、各濾
板の前後端にそれぞれ突設される左右一対のハンガー１
１に挿着されて上下に可動するスプリングガイド１２
と、前記スプリングガイドの下端に水平に取り付けられ
前記スプリングガイドに巻着するコイルばね１４によっ
て下向きに付勢される上部クリップバー１３と、左右端
部にてそれぞれリンクバー１７を介して吊持され架構上
部に懸吊されるシリンダー１９によって上向き方向に付
勢され前記上部クリップバーの下面に濾材を挟んで対接
する下部クリップバー１５とを具備したことを特徴とす
る水平濾板式濾過機の濾材の剥離装置である。
の本発明の要旨とするところは、上下に積層された複数
段の濾板１間にろ材ロール３から濾材４を濾板上に引出
し、ジャッキ５により前記積層濾板を締着して濾板に原
液を供給して濾過する水平濾板式濾過機において、各濾
板の前後端にそれぞれ突設される左右一対のハンガー１
１に挿着されて上下に可動するスプリングガイド１２
と、前記スプリングガイドの下端に水平に取り付けられ
前記スプリングガイドに巻着するコイルばね１４によっ
て下向きに付勢される上部クリップバー１３と、左右端
部にてそれぞれリンクバー１７を介して吊持され架構上
部に懸吊されるシリンダー１９によって上向き方向に付
勢され前記上部クリップバーの下面に濾材を挟んで対接
する下部クリップバー１５とを具備したことを特徴とす
る水平濾板式濾過機の濾材の剥離装置である。
【０００８】
【作用】濾材の交換が必要になれば、濾板１を開枠して
濾材ロール３より新しい濾材を引き出して濾板上に展張
するが、開枠に先行して昇降シリンダー１９により吊り
棒１６を介して最上段の下部クリップバー１５を上方に
引き上げる。この際、下部クリップバーは最上段濾板の
側面に水平に突設されるストッパー２０によって濾板に
対して一定位置に保持される。ジャッキ５の作動によ
り、濾板は上部より順次開枠していくが、各濾板の下部
クリップバーも図３に示されるように両端のリンクバー
１７の作用により同期的に順次上昇し、最終的には全て
の濾板の下部クリップバーは図２に図示されるように濾
布を上部クリップバーと下部クリップバーで挟んで持ち
上げて、濾板上面より剥離する。次に昇降シリンダーを
開放状態にすると、下部クリップバーは自重にて降下す
るが、この際スプリングガイドに巻着しているスプリン
グが上部クリップバーを下方に付勢したままで下降する
ので濾布を上部クリップバーと下部クリップバーで挟ん
だ状態で下げるので、もし濾布が上側濾板の下面に付着
している場合でも剥離される。以上の濾布の上方向及び
下方向の揺動により、濾布は濾板の下面あるいは上面よ
り剥離した状態になり、次に濾布の引き出し装置により
円滑に濾板上に引き出すことができる。
濾材ロール３より新しい濾材を引き出して濾板上に展張
するが、開枠に先行して昇降シリンダー１９により吊り
棒１６を介して最上段の下部クリップバー１５を上方に
引き上げる。この際、下部クリップバーは最上段濾板の
側面に水平に突設されるストッパー２０によって濾板に
対して一定位置に保持される。ジャッキ５の作動によ
り、濾板は上部より順次開枠していくが、各濾板の下部
クリップバーも図３に示されるように両端のリンクバー
１７の作用により同期的に順次上昇し、最終的には全て
の濾板の下部クリップバーは図２に図示されるように濾
布を上部クリップバーと下部クリップバーで挟んで持ち
上げて、濾板上面より剥離する。次に昇降シリンダーを
開放状態にすると、下部クリップバーは自重にて降下す
るが、この際スプリングガイドに巻着しているスプリン
グが上部クリップバーを下方に付勢したままで下降する
ので濾布を上部クリップバーと下部クリップバーで挟ん
だ状態で下げるので、もし濾布が上側濾板の下面に付着
している場合でも剥離される。以上の濾布の上方向及び
下方向の揺動により、濾布は濾板の下面あるいは上面よ
り剥離した状態になり、次に濾布の引き出し装置により
円滑に濾板上に引き出すことができる。
【０００９】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の実施例につい
て説明する。図１は本発明の実施例の要部の縦断面図、
図２は図１のＡ−Ａ視の側面図、図３は図１のＢ−Ｂ視
の部分側面図、図４は図２の濾布を下方に揺動した状態
図、図５は図２において濾板を閉枠した状態図である。
図において、図６と同じ部材については、同じ符番で示
してある。１は架構２１の最上部に載置されるジャッキ
５によって昇降されて開閉する複数段の厚板状濾板であ
る。１１は濾板１の前後端（濾布保持架台側と濾布引き
出し装置側）にそれぞれ水平に突設される左右一対のハ
ンガーであり、その中央部の穿孔にはボルト状のスプリ
ングガイド１２が上下方向に可動できるように挿着され
る。１３は左右一対のスプリングガイド１２の下端に水
平に取り付けられる濾布巾と略同長のフラットバー状の
上部クリップバーであり、スプリングガイド１２に巻着
されるコイルばね１４によって下方に付勢されている。
て説明する。図１は本発明の実施例の要部の縦断面図、
図２は図１のＡ−Ａ視の側面図、図３は図１のＢ−Ｂ視
の部分側面図、図４は図２の濾布を下方に揺動した状態
図、図５は図２において濾板を閉枠した状態図である。
図において、図６と同じ部材については、同じ符番で示
してある。１は架構２１の最上部に載置されるジャッキ
５によって昇降されて開閉する複数段の厚板状濾板であ
る。１１は濾板１の前後端（濾布保持架台側と濾布引き
出し装置側）にそれぞれ水平に突設される左右一対のハ
ンガーであり、その中央部の穿孔にはボルト状のスプリ
ングガイド１２が上下方向に可動できるように挿着され
る。１３は左右一対のスプリングガイド１２の下端に水
平に取り付けられる濾布巾と略同長のフラットバー状の
上部クリップバーであり、スプリングガイド１２に巻着
されるコイルばね１４によって下方に付勢されている。
【００１０】１５は左右両端部にて、それぞれ吊り棒１
６又はリンクバー１７によって水平に吊持される長尺の
下部クリップバーであり、その左右端部にて、架構２１
の両端部に垂直に固定される丸棒状のガイド１８，１８
に挿着して鉛直方向に可動し、架構２１の上部に懸装さ
れる駆動用シリンダー１９，１９によって昇降される。
６又はリンクバー１７によって水平に吊持される長尺の
下部クリップバーであり、その左右端部にて、架構２１
の両端部に垂直に固定される丸棒状のガイド１８，１８
に挿着して鉛直方向に可動し、架構２１の上部に懸装さ
れる駆動用シリンダー１９，１９によって昇降される。
【００１１】以上の構成からなる実施例の作用について
説明する。濾布の交換が必要になれば、濾板１の開枠に
先行してシリンダー１９を作動し吊り棒１６を介して、
最上段の下部クリップバー１５を上方に吊り上げる。こ
の時濾布４は、スプリング１４の下向きの付勢力によっ
て上部クリップバー１３と下部クリップバー１５間に強
く挟持される。そして最上段の下部クリップバー１５
は、最上段濾板の側面に突設されるストッパー２０に当
接して濾板１に対して一定位置に保持される。この状態
で濾板開閉用のジャッキ５を作動して開枠すると、濾布
４は図２に示されるように、上側濾板とともに持ち上げ
られ、下側濾板の上面から剥離される。積層される各濾
板１は図示はされない開枠用のリンクバーによって順次
上部から開枠されるが、下部クリップバー１５を連結し
ているリンクバー１７のスパンは濾板用リンクバーと同
じ長さであるため、濾板１の開枠と同期して各濾板の上
部クリップバー１３と下部クリップバー１５は、順次上
段より図２の状態になり、各濾板の濾布は下側濾板の上
面より剥離される。
説明する。濾布の交換が必要になれば、濾板１の開枠に
先行してシリンダー１９を作動し吊り棒１６を介して、
最上段の下部クリップバー１５を上方に吊り上げる。こ
の時濾布４は、スプリング１４の下向きの付勢力によっ
て上部クリップバー１３と下部クリップバー１５間に強
く挟持される。そして最上段の下部クリップバー１５
は、最上段濾板の側面に突設されるストッパー２０に当
接して濾板１に対して一定位置に保持される。この状態
で濾板開閉用のジャッキ５を作動して開枠すると、濾布
４は図２に示されるように、上側濾板とともに持ち上げ
られ、下側濾板の上面から剥離される。積層される各濾
板１は図示はされない開枠用のリンクバーによって順次
上部から開枠されるが、下部クリップバー１５を連結し
ているリンクバー１７のスパンは濾板用リンクバーと同
じ長さであるため、濾板１の開枠と同期して各濾板の上
部クリップバー１３と下部クリップバー１５は、順次上
段より図２の状態になり、各濾板の濾布は下側濾板の上
面より剥離される。
【００１２】次にシリンダー１９を開放状態にするとこ
いるバネ１４が上部クリップバー１３を下向きに付勢す
るため、濾布４は上部及び下部クリップバー１３、１５
に挟持されて下向きに揺動される。この際スプリングガ
イド１２は、上端の突起がハンガー１１に当接する迄下
降して図４の状態になる。その後下部クリップバー１５
は、下側濾板のハンガー１１上に落下し上部クリップバ
ー１３との間に隙間を生、濾布は無挟持の状態になり引
出し可能になる。以上のようにして濾布をその下側濾板
の上面及び上側濾板の下面より剥離すれば、通常の引出
し装置により新しい濾布を濾布ロールより引出し濾板上
に展張する。各濾板１の濾布の引出し操作が終われば、
ジャッキ５によって濾板１を締着するが、コイルばね１
４が上部クリップバー１３を下向きに付勢するため、下
部クリップバー１５は下側濾板のハンガー１１の上面に
よって支持されて図５の状態になり、濾過操作を再開す
る。
いるバネ１４が上部クリップバー１３を下向きに付勢す
るため、濾布４は上部及び下部クリップバー１３、１５
に挟持されて下向きに揺動される。この際スプリングガ
イド１２は、上端の突起がハンガー１１に当接する迄下
降して図４の状態になる。その後下部クリップバー１５
は、下側濾板のハンガー１１上に落下し上部クリップバ
ー１３との間に隙間を生、濾布は無挟持の状態になり引
出し可能になる。以上のようにして濾布をその下側濾板
の上面及び上側濾板の下面より剥離すれば、通常の引出
し装置により新しい濾布を濾布ロールより引出し濾板上
に展張する。各濾板１の濾布の引出し操作が終われば、
ジャッキ５によって濾板１を締着するが、コイルばね１
４が上部クリップバー１３を下向きに付勢するため、下
部クリップバー１５は下側濾板のハンガー１１の上面に
よって支持されて図５の状態になり、濾過操作を再開す
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明した構成と作用を有する本発明
によれば、各濾板間の濾布等の濾材を引出し操作に先立
って、下側濾板の上面及び上側濾板の下面より剥離する
ため、常に正常且つ円滑に引き出すことができ、高精度
の濾過操作が可能であるとともに水平濾板式濾過機の稼
働効率を上げる効果が得られる。
によれば、各濾板間の濾布等の濾材を引出し操作に先立
って、下側濾板の上面及び上側濾板の下面より剥離する
ため、常に正常且つ円滑に引き出すことができ、高精度
の濾過操作が可能であるとともに水平濾板式濾過機の稼
働効率を上げる効果が得られる。
【図１】本発明の実施例の要部の縦断面図
【図２】図１のＡ−Ａ視の側面図
【図３】図１のＢ−Ｂ視の部分側面図
【図４】図２の濾布を下方に揺動した状態図
【図５】図２において濾板を閉枠した状態図
【図６】水平濾板式濾過機の全体構造図
１；濾板、２；濾布保持架台、３；濾布ロール、４；濾
布、５；ジャッキ、６；原液ポンプ、７；原液供給ヘッ
ダー、８；耐圧ホース、９；原液入口、１０；濾布引出
し装置、１１；ハンガー、１２；スプリングガイド、１
３；上部クリップバー、１４；コイルばね、１５；下部
クリップバー、１６；吊り棒、１７；リンクバー、１
８；ガイド、１９；シリンダー、２０；ストッパー、２
１；架構。
布、５；ジャッキ、６；原液ポンプ、７；原液供給ヘッ
ダー、８；耐圧ホース、９；原液入口、１０；濾布引出
し装置、１１；ハンガー、１２；スプリングガイド、１
３；上部クリップバー、１４；コイルばね、１５；下部
クリップバー、１６；吊り棒、１７；リンクバー、１
８；ガイド、１９；シリンダー、２０；ストッパー、２
１；架構。
Claims (1)
- 【請求項１】上下に積層された複数段の濾板（１）間に
濾材ロール（３）から濾材（４）を濾板上に引出し、ジ
ャッキ（５）により前記積層濾板を締着して濾板に原液
を供給して濾過する水平濾板式濾過機において、各濾板
の前後端にそれぞれ突設される左右一対のハンガー（１
１）に挿着されて上下に可動するスプリングガイド（１
２）と、前記スプリングガイドの下端に水平に取り付け
られ前記スプリングガイドに巻着するコイルばね（１
４）によって下向きに付勢される上部クリップバー（１
３）と、左右端部にてそれぞれリンクバー（１７）を介
して吊持され架構上部に懸吊されるシリンダー（１９）
によって上向き方向に付勢され前記上部クリップバーの
下面に濾材を挟んで対接する下部クリップバー（１５）
とを具備したことを特徴とする水平濾板式濾過機の濾材
剥離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10384092A JP3169429B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水平濾板式濾過機の濾材剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10384092A JP3169429B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水平濾板式濾過機の濾材剥離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277307A true JPH05277307A (ja) | 1993-10-26 |
| JP3169429B2 JP3169429B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=14364631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10384092A Expired - Fee Related JP3169429B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水平濾板式濾過機の濾材剥離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3169429B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112973211A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-18 | 山东省科学院新材料研究所 | 一种污泥压滤机及污泥压滤方法 |
| CN113716938A (zh) * | 2021-09-03 | 2021-11-30 | 徐州中科振丰环境科技研究院有限公司 | 一种污染土壤综合利用制烧结砖装置及方法 |
| CN114870460A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-08-09 | 江苏科技大学 | 自动更换可降解过滤介质的真空抽滤泥浆脱水系统及方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10384092A patent/JP3169429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112973211A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-18 | 山东省科学院新材料研究所 | 一种污泥压滤机及污泥压滤方法 |
| CN113716938A (zh) * | 2021-09-03 | 2021-11-30 | 徐州中科振丰环境科技研究院有限公司 | 一种污染土壤综合利用制烧结砖装置及方法 |
| CN113716938B (zh) * | 2021-09-03 | 2023-08-25 | 徐州中科振丰环境科技研究院有限公司 | 一种污染土壤综合利用制烧结砖装置及方法 |
| CN114870460A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-08-09 | 江苏科技大学 | 自动更换可降解过滤介质的真空抽滤泥浆脱水系统及方法 |
| WO2023226244A1 (zh) * | 2022-05-25 | 2023-11-30 | 江苏科技大学 | 自动更换可降解过滤介质的真空抽滤泥浆脱水系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3169429B2 (ja) | 2001-05-28 |
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