JPH0824517A - フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法 - Google Patents
フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法Info
- Publication number
- JPH0824517A JPH0824517A JP6159971A JP15997194A JPH0824517A JP H0824517 A JPH0824517 A JP H0824517A JP 6159971 A JP6159971 A JP 6159971A JP 15997194 A JP15997194 A JP 15997194A JP H0824517 A JPH0824517 A JP H0824517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- diaphragm
- chamber
- dehydrated
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
大型化させることなく、且つ圧搾工程で使用される圧搾
空気の有効利用を図る。 【構成】 被脱水処理液の流入口と濾液の排出口とを有
する濾板1a,1b 間に濾布4a,4b が配設され、一方の濾板
1aと濾布4a間にダイヤフラム3が介装され、濾布内の被
脱水処理液がダイヤフラムの往復動によって濾布を介し
て圧搾濾過されるフィルタープレスにおいて、ダイヤフ
ラムの往動によって濾布間の被脱水処理液を圧搾した後
に、一方の濾板1aとダイヤフラム3間に形成される圧搾
室12と、他方の濾板1bとダイヤフラム3間に形成される
濾室13とを閉塞状態にするとともに圧搾室と濾室とを連
通状態にして、圧搾時に圧搾室12内に流入された空気を
濾室13内に流入することにより、ダイヤフラムを一方の
濾板1a側に復元させる。
Description
脱水処理液を加圧により圧搾脱水を行うフィルタープレ
スと、そのフィルタープレスによる脱水方法、特に電気
浸透脱水機による脱水方法に関する。
を行うために、フィルタープレスと称される脱水装置が
使用され、特に近年では脱水効率を向上させる観点か
ら、電気浸透作用を利用した電気浸透脱水機が使用され
ている。
透脱水機は、図1に示すように被脱水処理液の流入口10
と濾液の排出口9とを有する濾板1a,1b 間に電極板2a,2
b を介して濾布4a,4b が配設され、且つ一方の濾板1aと
濾布4a間に電極板2aを装着したダイヤフラム3が介装さ
れ、該濾布4a,4b 内の汚泥が前記ダイヤフラム3の往動
によって前記濾布4a,4b を介して圧搾濾過される構成に
してなるものである。
を行う場合には、先ず図2に示すように上記流入口10か
ら汚泥等の被脱水処理液を流入して濾布4a,4b 間に形成
されている濾室内に圧入し、次に図3に示すように一方
の濾板1aとダイヤフラム3との間に圧力空気を導入して
一方の電極板2aを介して他方の電極板2bとの間に濾布4
a,4b 内の汚泥ケーキを圧搾圧力により挟圧し、その
後、上記電極板2a,2b に直流電圧を加えると、電気浸透
作用により、濾室内で所定の含水率まで脱水させるもの
である。
圧力で加圧濾過された濾過水を排出口10から排出しつつ
行う。
ような電気浸透脱水機においては、ダイヤフラム3によ
って濾布4a,4b 間の汚泥を圧搾した後に、濾布4aを電極
板2aから引き離してダイヤフラム3を圧搾前の位置に復
元する(以下「膜戻し」という)ための膜戻し用空気が
余分に必要であった。
3上に電極板2aが介在するために、電極板2aと濾布4aが
付着し易く、膜戻しの必要があるが、それに対して従来
のフィルタープレス型脱水機は、ダイヤフラム上に、電
極板の代わりに凹凸な面を有する圧搾板が介在されてい
るため、濾布と圧搾板とが付着することがなく、膜戻し
の必要がなかった。
膜戻し用空気を余分に供給するために、従来のフィルタ
ープレス脱水機と比べて空気流入用の空気圧搾機や空気
槽等の設備が大型化するという問題点があった。
ては、上記のように濾布4a,4b が電極板2a,2b に付着す
ると濾布の巻取りが困難になり、そのままの状態で圧搾
工程を行うと濾布及び周辺装置を破損するという問題点
もあった。
ためになされたものであり、圧搾工程で使用される圧搾
空気を、ダイヤフラム復元のために再利用することによ
って、空気流入用の空気圧搾機や空気槽が大型化するの
を防ぐことを課題とするものである。
題を解決するために、フィルタープレスとそのフィルタ
ープレスによる脱水方法としてなされたもので、フィル
タープレスとしての特徴は、被脱水処理液の流入口10と
濾液の排出口9とを有する濾板1a,1b 間に濾布4a,4b が
配設され、且つ一方の濾板1aと濾布4a間にダイヤフラム
3が介装され、該濾布4a,4b 内の被脱水処理液が前記ダ
イヤフラム3の往復動によって前記濾布4a,4b を介して
圧搾濾過される構成にしてなるフィルタープレスにおい
て、前記一方の濾板1aとダイヤフラム3間に形成される
圧搾室12と、他方の濾板1bとダイヤフラム3間に形成さ
れる濾室13とを連通する流路14が該濾室13の外部に設け
られ、しかも該流路14を開閉するためのバルブ等の開閉
手段が該流路14中に設けられてなることにある。
しての特徴は、被脱水処理液の流入口10と濾液の排出口
9とを有する濾板1a,1b 間に濾布4a,4b が配設され、且
つ一方の濾板1aと濾布4a間にダイヤフラム3が介装さ
れ、該濾布4a,4b 内の被脱水処理液が前記ダイヤフラム
3の往復動によって前記濾布4a,4b を介して圧搾濾過さ
れる構成にしてなるフィルタープレスにおいて、該ダイ
ヤフラム3の往動によって濾布4a,4b 間の被脱水処理液
を圧搾した後に、前記一方の濾板1aとダイヤフラム3間
に形成される圧搾室12と、他方の濾板1bとダイヤフラム
3間に形成される濾室13とをそれぞれ閉塞状態にすると
ともに該圧搾室12と濾室13とを連通状態にして、圧搾時
に前記圧搾室12内に流入された空気を前記濾室13内に流
入することにより、前記ダイヤフラム3を前記一方の濾
板1a側に復元させることにある。
より具体的な手段は、被脱水処理液の流入口10と濾液の
排出口9とを有する濾板1a,1b 間に濾布4a,4b が配設さ
れ、且つ一方の濾板1aと濾布4a間にダイヤフラム3が介
装され、該濾布4a,4b 内の被脱水処理液が前記ダイヤフ
ラム3の往復動によって前記濾布4a,4b を介して圧搾濾
過される構成にしてなるフィルタープレスにおいて、前
記流入口10から前記他方の濾板1bとダイヤフラム3間の
濾室13内に被脱水処理液を流入する流入工程と、該被脱
水処理液の流入後に前記一方の濾板1aとダイヤフラム3
間の圧搾室12内に空気を流入することにより前記ダイヤ
フラム3を往動して前記濾布4a,4b 間の被脱水処理液を
圧搾する圧搾工程と、該被脱水処理液の圧搾後に前記流
入口10に空気や水を吹き込んで流入口10に残存する被脱
水処理液や水を除去する工程と、該被脱水処理液や水の
除去後に濾布4a,4b 間の脱水ケーキ11を除去するケーキ
除去工程とからなるフィルタープレスによる脱水方法で
あって、前記被脱水処理液や水を除去する工程後に、前
記圧搾室12と濾室13とをそれぞれ閉塞状態にするととも
に該圧搾室12と濾室13とを連通状態にして、前記圧搾工
程において圧搾室12内に流入された空気を前記濾室13内
に流入することにより、前記ダイヤフラム3を前記一方
の濾板1a側に復元させることにある。
濾室13内に流入した後に、該濾室13内を閉塞状態に保持
するとともに前記圧搾室12内を大気開放状態とすること
も可能である。
に、前記圧搾室12と濾室13とをそれぞれ閉塞状態にする
とともに該圧搾室12と濾室13とを連通状態にすると、圧
搾工程後に高圧側となっていた圧搾室12内の圧搾空気が
低圧側の濾室13内に流入することとなり、その圧搾空気
によってダイヤフラム3は一方の濾板1a側に強制的に復
元されることとなり、従って、ダイヤフラム3の復動も
スムーズに行われることとなるのである。
空気の移動により、最終的には圧搾室12内の圧力と濾室
13内の圧力は等しくなるが、さらに、濾室13内を閉塞状
態に保持するとともに前記圧搾室12内を大気開放状態と
すれば、逆に濾室13内の圧力が圧搾室12内の圧力よりも
高くなり、その結果、濾室13内の圧搾空気がダイヤフラ
ム3を押圧してダイヤフラム3はさらに一方の濾板1a側
に復動することとなる。
説明する。
型電気浸透脱水機におけるダイヤフラムの復元方法につ
いて説明するに際し、その電気浸透脱水機の概略構造に
ついて説明する。
には、電極板2a,2b が設けられている。
れたダイヤフラムで、背面側(濾板1a側)に圧搾空気が
導入されて、他方の濾板1b側に膨張可能に構成されてい
る。
り下げられている。
を巻き取るための巻取りドラムで、回転軸7に回転自在
に取付けられている。
るための巻取りローラを示す。
濾液を外部に排出するための排出口、10は該濾室内に被
処理液としての汚泥を流入するための流入口で、それぞ
れ両濾板1a,1b の上下に形成されている。
は、先ず流入口10から汚泥を濾板1a,1b間、より詳しく
は他方の濾板1bとダイヤフラム3間に形成される濾室13
内に流入して、該濾室13内に図2に示すように汚泥を打
ち込む。このとき、図4に示すV−1,V−3,V−8
のバルブを開いた状態とする。また、V−2,V−4,
V−5,V−6,V−7,V−9のバルブは閉じた状態
とする。
イヤフラム3との間の圧搾室12内に圧搾空気を導入し
て、一方の電極板2aと他方の電極板2bとの間の濾布4a,4
b 内の汚泥ケーキ11を圧搾圧力により挟圧する。このと
き、図4に示すV−1,V−8のバルブを閉じるととも
に、V−2のバルブを新たに開いた状態とする。
極板2a,2b に直流電圧を加えると、電気浸透作用によ
り、濾室13内で新たな脱水作用が開始されることとな
る。そして所定の含水率まで脱水されると、その脱水工
程が終了する。
程が終了した後、流入口10を空気の吹きつけによって洗
浄する、いわゆるエアーブローの作業を行う。
ず、V−2のバルブを閉じるとともにV−4,V−6の
バルブを新たに開き、その状態で流入口10内に空気を流
入する。
汚泥が空気によって除去され、汚泥貯留槽(図示せず)
へ排出される。
ともにV−5,V−7のバルブを新たに開き、その状態
で前記流入口10内に水を流す。
ることとなり、洗浄後の液は、濾液槽(図示せず)側へ
送られる。
V−4のバルブを再度開き、その状態で流入口10内に再
度空気を流入する。
口10内に残存する水が空気で吹き飛ばされ、濾液槽側へ
排出される。
を閉じ、新たにV−9のバルブを開く。
前記圧搾室12内の圧搾空気が前記濾室13内に流入する。
示す外部の流路14を介して連通状態とされているが、上
記のような圧搾工程でダイヤフラム3が往動した後にお
いては、圧搾空気流入用のV−2のバルブ、空気逃がし
用のV−8のバルブ、及び上記流路14中に存在するV−
9が閉じられたままの状態であるため、圧搾室12内の圧
力は濾室13内の圧力よりも高い。
くと、圧搾室12と濾室13とが外部の流路14を介して連通
するため、高圧側の圧搾室12内の圧搾空気が低圧側の濾
室13内に流入することとなるのである。
搾室12内の圧搾空気が濾室13内に流入するが、その一
方、V−3,V−4,V−7のバルブが閉じられている
ため、圧搾空気の逃げ場がなく、上記のような圧搾空気
の移動により濾室13内の圧力が徐々に高くなり、圧搾室
12内と濾室13内の圧力が等しくなったときに圧搾空気の
流入が止まることとなる。
ルブを開く。
搾室12内が大気開放されることとなり、その圧搾室12内
の圧搾空気が外部に排出されることとなる。一方、V−
9のバルブが閉じられているために、前記濾室13内の空
気は抜けることがなく、従ってその濾室13内が上述のよ
うに圧搾室12内と平衡状態となった高い圧力を保持して
いるために、上記のように大気開放された圧搾室12内と
の圧力差により、ダイヤフラム3はその復動時に図5に
示すように確実に濾板1a側に復元することとなる。
けられた電極板2aが濾布4aに不用意に付着することもな
いのである。
4のバルブを閉じ、その状態で濾液槽に連通する流路の
水抜き作業を行う。
き、濾布4a,4b を下降させることによって、汚泥ケーキ
11が除去されることとなるのである。
を連通する流路14が、図4に示すように一方の濾板の上
部の圧搾空気の流入口と他方の濾板の被処理液の流入口
10とに接続されているが、これに限らず、たとえば図7
に示すように一方の濾板の圧搾空気の流入口と、処理液
の排出口9とに接続されていてもよい。要は、圧搾室12
と濾室13とが流路14を介して連通状態となるように構成
されていればよいのである。
る手段としてバルブを使用したが、流路14を開閉する手
段は該実施例のバルブに限定されるものではなく、要は
このバルブ等の開閉手段が流路14中に設けられていれば
よいのである。
空気を濾室13内に流入した後に、該濾室13内を閉塞状態
にして圧搾室12内を大気開放状態としたため、濾室13内
の圧力が圧搾室12内の圧力よりも高くなり、濾室13内の
圧搾空気がダイヤフラム3を押圧してダイヤフラム3は
一方の濾板1a側により確実に復動するという好ましい効
果が得られたが、このように圧搾室12内を大気開放状態
にすることは本発明に必須の条件ではない。
気浸透脱水機を用いる場合について説明したが、これに
限らず濾布固定式の電気浸透脱水機に本発明を利用する
ことも可能である。
ることを主眼とするものであるが、電気浸透脱水機以外
のフィルタープレスに本発明を適用することも可能であ
る。
開閉する手順も、上記実施例に限定されるものではな
く、各工程の必要に応じて開閉されればよい。
を復元させる際に、V−3,V−4,V−7のバルブを
閉じた状態で流入口10から濾室内に空気を流入させた
が、バルブを閉塞する状態はこれに限定されるものでは
なく、要は、流入口10から該流入口10に残存する水を除
去する流路を閉塞した状態で、その流入口10から濾室内
に空気が流入されればよいのである。
の往動によって濾布間の被脱水処理液を圧搾した後に、
圧搾室と濾室とをそれぞれ閉塞状態にするとともに該圧
搾室と濾室とを連通状態にするため、高圧側の圧搾室の
圧搾空気が低圧側の濾室内に流入し、濾室内の圧力を圧
搾時より高くし、圧搾室内の圧力を圧搾時より低くする
ことによって、ダイヤフラムは一方の濾板側に強制的に
復元されることとなる。
べく圧搾室内に流入した圧搾空気を、そのまま濾室に流
入してダイヤフラムの復動用として再利用することで、
圧搾空気の消費量を軽減することができるために、空気
流入用の空気圧縮機や空気槽等の設備の大型化が防止で
きるという効果がある。
た後に、該濾室内を閉塞状態に保持するとともに前記圧
搾室内を大気開放状態とすれば、濾室内の圧力が圧搾室
内の圧力よりも高くなり、その結果、濾室内の空気がダ
イヤフラムを押圧してダイヤフラムをより確実に濾板側
に復動させることができるという効果がある。
図。
す概略斜視図。
面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 被脱水処理液の流入口(10)と濾液の排出
口(9) とを有する濾板(1a),(1b) 間に濾布(4a),(4b) が
配設され、且つ一方の濾板(1a)と濾布(4a)間にダイヤフ
ラム(3) が介装され、該濾布(4a),(4b) 内の被脱水処理
液が前記ダイヤフラム(3) の往復動によって前記濾布(4
a),(4b) を介して圧搾濾過される構成にしてなるフィル
タープレスにおいて、前記一方の濾板(1a)とダイヤフラ
ム(3) 間に形成される圧搾室(12)と、他方の濾板(1b)と
ダイヤフラム(3) 間に形成される濾室(13)とを連通する
流路(14)が該濾室(13)の外部に設けられ、しかも該流路
(14)を開閉するためのバルブ等の開閉手段が該流路(14)
中に設けられてなることを特徴とするフィルタープレ
ス。 - 【請求項2】 被脱水処理液の流入口(10)と濾液の排出
口(9) とを有する濾板(1a),(1b) 間に濾布(4a),(4b) が
配設され、且つ一方の濾板(1a)と濾布(4a)間にダイヤフ
ラム(3) が介装され、該濾布(4a),(4b) 内の被脱水処理
液が前記ダイヤフラム(3) の往復動によって前記濾布(4
a),(4b) を介して圧搾濾過される構成にしてなるフィル
タープレスにおいて、該ダイヤフラム(3) の往動によっ
て濾布(4a),(4b) 間の被脱水処理液を圧搾した後に、前
記一方の濾板(1a)とダイヤフラム(3) 間に形成される圧
搾室(12)と、他方の濾板(1b)とダイヤフラム(3) 間に形
成される濾室(13)とをそれぞれ閉塞状態にするとともに
該圧搾室(12)と濾室(13)とを連通状態にして、圧搾時に
前記圧搾室(12)内に流入された空気を前記濾室(13)内に
流入することにより、前記ダイヤフラム(3) を前記一方
の濾板(1a)側に復元させることを特徴とするフィルター
プレスによる脱水方法。 - 【請求項3】 被脱水処理液の流入口(10)と濾液の排出
口(9) とを有する濾板(1a),(1b) 間に濾布(4a),(4b) が
配設され、且つ一方の濾板(1a)と濾布(4a)間にダイヤフ
ラム(3) が介装され、該濾布(4a),(4b) 内の被脱水処理
液が前記ダイヤフラム(3) の往復動によって前記濾布(4
a),(4b) を介して圧搾濾過される構成にしてなるフィル
タープレスにおいて、前記流入口(10)から前記他方の濾
板(1b)とダイヤフラム(3) 間の濾室(13)内に被脱水処理
液を流入する流入工程と、該被脱水処理液の流入後に前
記一方の濾板(1a)とダイヤフラム(3) 間の圧搾室(12)内
に空気を流入することにより前記ダイヤフラム(3) を往
動して前記濾布(4a),(4b)間の被脱水処理液を圧搾する
圧搾工程と、該被脱水処理液の圧搾後に前記流入口(10)
に空気や水を吹き込んで流入口(10)に残存する被脱水処
理液や水を除去する工程と、該被脱水処理液や水の除去
後に濾布(4a),(4b) 間の脱水ケーキ(11)を除去するケー
キ除去工程とからなるフィルタープレスによる脱水方法
であって、前記被脱水処理液や水を除去する工程後に、
前記圧搾室(12)と濾室(13)とをそれぞれ閉塞状態にする
とともに該圧搾室(12)と濾室(13)とを連通状態にして、
前記圧搾工程において圧搾室(12)内に流入された空気を
前記濾室(13)内に流入することにより、前記ダイヤフラ
ム(3) を前記一方の濾板(1a)側に復元させることを特徴
とするフィルタープレスによる脱水方法。 - 【請求項4】 被脱水処理液の流入口(10)と濾液の排出
口(9) とを有する濾板(1a),(1b) 間に濾布(4a),(4b) が
配設され、且つ一方の濾板(1a)と濾布(4a)間にダイヤフ
ラム(3) が介装され、該濾布(4a),(4b) 内の被脱水処理
液が前記ダイヤフラム(3) の往復動によって前記濾布(4
a),(4b) を介して圧搾濾過される構成にしてなるフィル
タープレスにおいて、前記流入口(10)から前記他方の濾
板(1b)とダイヤフラム(3) 間の濾室(13)内に被脱水処理
液を流入する流入工程と、該被脱水処理液の流入後に前
記一方の濾板(1a)とダイヤフラム(3) 間の圧搾室(12)内
に空気を流入することにより前記ダイヤフラム(3) を往
動して前記濾布(4a),(4b)間の被脱水処理液を圧搾する
圧搾工程と、該被脱水処理液の圧搾後に前記流入口(10)
に空気を吹き込んで流入口(10)に残存する被脱水処理液
を除去する第1ブロー工程と、該第1ブロー工程後に前
記流入口(10)に水を流入して該流入口(10)を洗浄する工
程と、該流入口(10)を洗浄した後、該流入口(10)に空気
を吹き込んで該流入口(10)に残存する水を除去する第2
ブロー工程と、該第2ブロー工程後に濾布(4a),(4b) 間
の脱水ケーキ(11)を除去するケーキ除去工程とからなる
フィルタープレスによる脱水方法であって、前記第2ブ
ロー工程において空気を吹き込んだ後に、前記圧搾室(1
2)と濾室(13)とをそれぞれ閉塞状態にするとともに該圧
搾室(12)と濾室(13)とを連通状態にして、前記圧搾工程
において圧搾室(12)内に流入された空気を前記濾室(13)
内に流入することにより、前記ダイヤフラム(3)を前記
一方の濾板(1a)側に復元させることを特徴とするフィル
タープレスによる脱水方法。 - 【請求項5】 前記圧搾室(12)内の空気を濾室(13)内に
流入した後に、該濾室(13)内を閉塞状態に保持するとと
もに前記圧搾室(12)内を大気開放状態とする請求項2乃
至4のいずれかに記載のフィルタープレスによる脱水方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15997194A JP3568991B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15997194A JP3568991B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824517A true JPH0824517A (ja) | 1996-01-30 |
JP3568991B2 JP3568991B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=15705179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15997194A Expired - Lifetime JP3568991B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3568991B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107082550A (zh) * | 2017-06-03 | 2017-08-22 | 饶宾期 | 基于电磁力的污水污泥脱水装置 |
CN114452692A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-10 | 山东德沃环保科技有限公司 | 一种双腔体平衡式组合滤板及压滤机 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP15997194A patent/JP3568991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107082550A (zh) * | 2017-06-03 | 2017-08-22 | 饶宾期 | 基于电磁力的污水污泥脱水装置 |
CN114452692A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-10 | 山东德沃环保科技有限公司 | 一种双腔体平衡式组合滤板及压滤机 |
CN114452692B (zh) * | 2022-01-25 | 2023-04-21 | 山东德沃环保科技有限公司 | 一种双腔体平衡式组合滤板及压滤机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3568991B2 (ja) | 2004-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4911369B2 (ja) | 大容量ダイアフラム内蔵フイルタープレス | |
KR101894876B1 (ko) | 필터 프레스용 여과포 및 여과판 동시 세척 장치 | |
JP7070096B2 (ja) | フィルタープレスの運転方法 | |
JPH0824517A (ja) | フィルタープレスと、そのフィルタープレスによる脱水方法 | |
CN212417128U (zh) | 一种隔膜式压滤机滤布水洗装置 | |
JP2006223946A (ja) | フィルタプレス装置,及び当該フィルタプレス装置におけるスラリーの圧搾方法 | |
JP2001058107A (ja) | フイルタープレス | |
JP2688876B2 (ja) | フィルタープレスによる脱水方法 | |
JP4521222B2 (ja) | 分級装置、方法 | |
US2901115A (en) | Filtering apparatus | |
JP3773192B2 (ja) | スラッジの脱水方法 | |
EA038051B1 (ru) | Способ работы фильтр-пресса и фильтр-пресс | |
JPS6232571Y2 (ja) | ||
JPS6485B2 (ja) | ||
JP3773193B2 (ja) | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 | |
JP2020049454A (ja) | フィルタープレスの運転方法 | |
JP3554884B2 (ja) | 濾過装置及び濾過法 | |
JPH0295404A (ja) | フィルタープレスを用いたケーキの均一置換洗浄法及びその装置 | |
JP2003136099A (ja) | スラッジの脱水方法 | |
US1164065A (en) | Filtering process. | |
JP2000153103A (ja) | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 | |
JP2947061B2 (ja) | 濃縮液の圧搾装置 | |
JPH0224566B2 (ja) | ||
JP2022095162A (ja) | フィルタープレスのケーキ洗浄方法 | |
JP2023022949A (ja) | フィルタープレスの運転方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |