JPH05277185A - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JPH05277185A
JPH05277185A JP4081956A JP8195692A JPH05277185A JP H05277185 A JPH05277185 A JP H05277185A JP 4081956 A JP4081956 A JP 4081956A JP 8195692 A JP8195692 A JP 8195692A JP H05277185 A JPH05277185 A JP H05277185A
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JP
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time
infusion
battery
pump mechanism
pump
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JP4081956A
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Masabumi Kawahara
正文 河原
B Mathews Joseph
ジョゼフ・ビー・マシュウズ
Karaguan Thomas
トーマス・カラグァン
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Sharp Corp
Baxter International Inc
Original Assignee
Sharp Corp
Baxter International Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/172Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body electrical or electronic
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 AC電源バックアップ用蓄電池およびその他
の部品の交換時期を容易に知ることができるようにする
こと。 【構成】 時計部32と、AC電源またはそのバックア
ップ用蓄電池による通電時間をカウントする電源ONカ
ウンタ34と、ポンプ機構部8の駆動時間をカウントす
るポンプ駆動時間カウンタ35と、上記バックアップ用
蓄電池による通電時間をカウントする電池動作時間カウ
ンタ36を備えると共に、CPU18がこれらのカウン
タがカウントした時間値を表示部3に表示する。この表
示部3に表示された時間値から蓄電池の充電能力の低下
の程度およびその他の部品の使用時間がわかり、それに
より蓄電池およびその他の部品の交換時期を容易に知る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蓄電池などの部品の
交換時期を容易に知ることができるようにした輸液装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】輸液装置は薬液を患者の静脈に注入する
ための装置であり、従来、図5に示すようなポンプ機構
部8を備えた電気機械的な陽圧蠕動式のものが一般的に
知られている。このポンプ機構部8は、図示しないステ
ッピングモータによって駆動されるシャフト81に順次
位相をずらして嵌合されたn枚のカム82(1),82
(2),..,82(n)の各々に対して、先端83aがカム8
2の回転によって輸液チューブ84と直角な方向に移動
するフィンガ83を設けて、上記フィンガ83(1),8
3(2),..,83(n)によって輸液チューブ84を上から
下へ順次、ドア85側に押圧することによって、図示し
ない輸液セットから輸液チューブ84内に送られてきた
薬液を輸送するようになっている。
【0003】図6はこの種の輸液装置のブロック図であ
り、図7はこの輸液装置の動作を示すフローチャートで
ある。図6において、1はこの輸液装置を通電状態にす
るための電源スイッチである。2は警報表示部であり、
輸液装置の検出したすべての警報メッセージを表示す
る。3は表示部であり、輸液装置に対して入力された輸
液量と輸液予定量および輸液累積値など、輸液に関する
すべてのプログラム情報を表示する。4はキーパネル部
であり、ここには、ポンプ機構部8の駆動速度と駆動時
間を設定するために、輸液量と輸液予定量を入力するた
めの数値キーと、入力を補助するための制御キーと、ポ
ンプ機構部8を始動させるためのスタートキーと、ポン
プ機構部8を停止させるための停止キーと、輸液累積値
などを表示するための呼び出しキーがある。また、5は
動作状態表示部であり、警報、輸液動作中、停止中の各
状態にあることを表すランプである。6はドア開放検出
回路である。この回路は、輸液チューブをポンプ機構部
8にセットするために、ドアが開放状態になったかどう
かを検出するための回路であり、ポンプ機構部8の駆動
中に不用意にドアが開放された場合にポンプ機構部8を
停止させ、警報を発生させるためにも必要である。7は
上流閉塞検出回路であり、薬液バッグと装置との間の輸
液セット中に異常が生じたこと(例えば、フィルターの
詰まりなど)による圧低下状態を検知して警報発生さ
せ、ポンプ機構部8を停止させるために使用する。8は
ステッピングモータを含む上記ポンプ機構部である。9
はモータ駆動回路であり、CPU18より出力されるパ
ルスをうけて上記ステッピングモータを駆動する。10
はポンプ機構部回転検出回路であり、単位流量(例えば
1ml)の送液があったことをポンプ機構部8の回転量に
よって検出してCPU18に知らしめる。11は下流閉
塞検出回路であり、装置と患者間の輸液チューブ中に詰
まりなどが発生したことを、チューブ内の圧上昇状態を
検出することにより検知して、警報を発生させ、ポンプ
機構部8を停止させるために使用する。また、12は気
泡検出回路であり、輸液チューブ内に、規定された量以
上の気泡が入ったことを検知して、警報を発生させると
共に、ポンプ機構部8を停止させて気泡が人体に入るこ
とを防ぐ。13は電池電圧検出回路であり、AC電源の
バックアップとして使用される図示しない鉛蓄電池の電
池電圧の低下を検出して、警報を発生させると共にポン
プ機構部8を停止させる。この鉛蓄電池はAC電源によ
る動作中は電源回路部15によって充電されている。1
4は警報音用ブザー駆動回路であり、輸液装置が警報状
態に入ったときに医師または看護婦に知らしめるために
ブザー音を発生する。15は電源回路であり、輸液装置
のすべての回路部に電源を供給する。16はA/D変換
回路であり、ポンプ機構部8のモータにかかる電流を電
圧変換して得られた電圧と、気泡の検出レベルと、電池
電圧レベルをA/D変換してディジタル値に置き換え
て、CPU18へ入力する。17はパネルロックスイッ
チであり、医師または看護婦以外の者によって、みだり
に、輸液装置が操作されないように、パネルキーと電源
キーを入力禁止状態に設定するためのものである。18
はCPUであり、輸液装置の動作は、すべてこのCPU
にて制御される。19はRAM(記憶部)であり、キーに
よって入力された輸液量/輸液予定量が記憶される記憶
部と、その他、CPUによる演算処理などに使用される
各種データのための記憶部がある。20はROM(プロ
グラム部)であり、CPU18を動作させるプログラム
が内蔵されている。
【0004】次に、図7のフローチャートに従ってこの
装置の動作を説明する。ステップS1で輸液装置の電源
がONされると、ステップS2でポンプ機構部8を駆動
中かどうか判断し、駆動中でなければステップS8で輸
液量/輸液予定量の入力を要求してくるので、使用者で
ある医師または看護婦は、ステップS9において、使用
する薬液と治療内容に従って輸液量/輸液予定量を入力
する。そして、ポンプ機構部8を駆動する場合は、ステ
ップS10からS11に進んで、キーによって駆動す
る。ポンプ機構部8は輸液量に従って輸液を開始する。
ステップS2でポンプ機構部8を駆動中であれば、ステ
ップS3に進み、ポンプ機構部回転検出回路10によっ
て単位流量(この場合1ml)流れたことが検出されると、
ステップS4で輸液予定量−1を新たに輸液予定量とす
る。ステップS5で電源スイッチによって装置の通電を
OFFした場合はステップS12でポンプ機構部8を停
止し、電源OFF処理してOFF状態に入り、ステップ
S1にて電源ONになるのを待つ。ステップS6で、輸
液予定量が0になって輸液が終了したと判断されたと
き、あるいは、キー操作や警報発生によってポンプ機構
部8の停止要求があれば、ステップS7に進んでポンプ
機構部8を停止する。そして、ステップS2に戻り、次
の輸液のために新たに輸液量/輸液予定量が入力される
のを待つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、輸液装置は
定期的に保守サービスを受ける必要があるため、輸液装
置の使用状況をサービス担当者は把握している必要があ
る。例えば、輸液装置の重要な部品として上述したAC
電源バックアップ用の鉛蓄電池があるが、充電/放電を
繰り返すうちに鉛蓄電池の充電能力は低下し、電池によ
る動作可能な時間が短くなるため、交換の必要がでてく
る。そこで、電池交換の時期を知るために、サービス担
当者は、この充電能力の低下の程度を測るために、輸液
装置の治療に使用された時間を記録してきた。しかし、
同じ使用時間でも実際にポンプ動作をさせて輸液に使わ
れた時間と、通電されているが停止状態で放置された時
間では、蓄電地への充電電力は異なるし、もし、動作時
間全体の中に電池を使用して動作させている時間が含ま
れれば、その間は電池を放電しているので充電されない
ために、必ずしも輸液装置の使用時間数のみで、正確に
電池寿命を測ることは出来なかった。正確に電池寿命を
知るためには、実際にポンプ動作をした時間と、電池に
よって給電された時間が、輸液装置の通電時間全体の中
でどれだけの割合を占めるかを知る必要がある。鉛蓄電
地以外の部品についても、実際にポンプ動作をした時間
によって交換を要求されるものがある。しかし、医師で
も看護婦でもないサービス担当者が輸液装置の使用現場
で使用状況を見ながら、時間を計時することは不可能で
あり、また、治療中の医師または看護婦に計時させるこ
とも不可能である。しかるに、一方では、治療機械であ
る輸液装置を常に万全の状態に保つために、これらの正
確な情報は絶対に必要であった。このように、輸液装置
の品質を保つために行われる保守サービスの面で、従来
の装置の機能では不十分であった。そこで、この発明の
目的は、AC電源または電池による通電時間と、実際に
ポンプ動作をした時間と、電池による通電時間をそれぞ
れ別々に知ることができるようにした輸液装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、交流電源によって駆動され、輸液チュ
ーブの一部を輸液方向に順次押圧することを繰り返して
上記輸液チューブ内の薬液を輸送するポンプ機構部と、
上記交流電源をバックアップする蓄電池を有する輸液装
置であって、上記交流電源または上記蓄電池による通電
時間を計時する第1計時手段と、上記第1計時手段によ
って計時された時間を記憶する第1記憶手段と、上記蓄
電池による通電時間を計時する第2計時手段と、上記第
2計時手段によって計時された時間を記憶する第2記憶
手段と、上記ポンプ機構部の駆動時間を計時する第3計
時手段と、上記第3計時手段が計時した時間を記憶する
第3記憶手段と、表示手段と、上記各記憶手段に記憶さ
れている計時時間値を呼び出して上記表示手段に表示さ
せる手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、上記各記憶手段に記憶され
ている計時時間値を表示手段に表示させることにより、
全通電時間と、蓄電池による通電時間と、ポンプ機構部
の駆動時間がわかり、これらの時間から蓄電池の充電能
力の低下の程度およびその他の部品の使用時間がわか
り、これにより蓄電池およびその他の部品の交換時期を
容易に知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1はこの発明の一実施例のブロック図であ
る。この輸液装置が図6に示す従来の輸液装置と異なる
ところは、輸液装置の電源とは独立したリチウム電池3
1にて駆動される時計部32が追加されたことと、RA
M(記憶部)19が、同じく輸液装置の電源とは独立した
リチウム電池33にて駆動されると共に上記時計部32
の計時に従って更新される3つの時間値のカウンタ、す
なわち、第1計時手段および第1記憶手段としての電源
ON時間カウンタ(Powerontm)34と、第3計時手段お
よび第3記憶手段としてのポンプ駆動時間カウンタ(Pum
pontm)35と、第2計時手段および第2記憶手段として
の電池動作時間カウンタ(Battontm)36を有すること
と、CPU18がキーパネル部4からの表示要求により
上記3つのカウンタ34,35,36のカウント値を表
示部3に表示するようになっていることである。それ以
外は従来装置と同じである。Powerontm34は輸液装置
の電源ON中(AC電源または鉛蓄電池電源による通電
中)は常に更新されるカウンタであり、Pumpontm35は
ポンプ機構部8のステッピングモータの駆動中のみ更新
されるカウンタであり、Battontm36は輸液装置が鉛蓄
電池によって電源供給されているときに更新されるカウ
ンタである。これら3つのカウンタ34,35,36は
分を単位時間として更新され、カウント値を時間/分と
して記憶している。そして、リチウム電池33にてメモ
リバックアップされているため、輸液装置の電源がOF
Fのときでも記憶値は保持されている。この記憶値はキ
ーパネル部4からの表示要求があるとCPU18によっ
て表示部3に表示される。
【0009】以下、本実施例の動作を図2および図3の
フローチャートに従って説明する。まずステップS1に
て時計部32が動作を開始する。このステップは輸液装
置の工場出荷時または特別なモードによって時計の設定
をやり直すときに実行されるが、通常は、輸液装置の電
源のON/OFFに関係なく、実行されることはない。
次に、ステップS2で、リチウム電池33によってバッ
クアップされた時間カウンタであるPowerontm34、Pum
pontm35、Battontm36に初期値である0をストアす
る。このステップS1からS2までの動作は、工場出荷
時または時計の再設定時において実行されるが、それ以
降の輸液装置の通常動作においては実行されることはな
い。この時計部32は、装置本体の電源とは独立して動
作するため、CPU18での仕事に対して、割り込みに
よる仕事を要求することが可能である。CPU18は、
通電時間中であれば、時計部32による割り込み要求を
うけて仕事ができる。本実施例では1分を単位時間とし
ているため、時計部32は1分経過するごとに、CPU
18に対して仕事を要求し、CPU18は通常のプロセ
スを一時中断して、ステップS23(図3)からの処理に
移る。その仕事は、1分間が経過したことを、後のプロ
セスにおいて認識できるように、ステップS24で1分
UPフラグを1に設定するというものである。その後、こ
の割り込み処理を終了して通常のプロセスに戻る(ステ
ップS25)。
【0010】次に通常のプロセスを説明するが、通常の
プロセス1回あたりのループを実行するのに要する時間
は、1分より相当短いので、この割り込みによる遅れは
実質的に問題とならない。ステップS3において、電源
スイッチ1によって輸液装置に通電開始されると、ステ
ップS4でポンプ機構部8が駆動中(すなわち、輸液中)
かどうかを判断し、ポンプ駆動中でないときは輸液量/
輸液予定量の入力が可能となるので、要求があった場合
はステップS9からS10に進んでキー入力などの手段
によって輸液量/輸液予定量が入力される。そして、ス
テップS11でポンプ駆動開始要求があれば、ステップ
S12でポンプ駆動を開始し、輸液が始まる。ステップ
S4でポンプ駆動中と判断したときは、ステップS5に
進み、図1のポンプ機構部回転検出回路10の検出結果
から、単位流量(この場合は1ml)の薬液が流れたかどう
かを判断する。そして、1mlが流れたときはステップS
6で輸液予定量から1引いた値を新たに輸液予定量とす
る。次に、ステップS7で、時計部32の割り込みによ
る仕事によって設定される1分UPフラグが既に設定され
ているかどうかチェックする。もし設定されていれば1
分の時間経過があったことがわかるので、そのときのみ
ステップS8に進んでポンプ駆動時間カウンタ(Pumpont
m)34のカウント値を更新(+1)する。ここまでで解る
ように、ポンプ駆動中のみ、ステップS8においてPump
ontm34を更新するように道が付けられているが、ポン
プ駆動中でない場合は、ステップS9からS12に進ん
だ後ステップS13に入るため、Pumpontm34を更新す
ることはない。一方で、ポンプ駆動中であれ、駆動停止
中であれ、電源ONである限り通電中となるため、ステ
ップS13からS14にて同じく1分UPフラグが1に設
定されていた場合、電源ON時間カウンタ(Powerontm)
35が更新される。もし電池による動作であれば、ステ
ップS15からS17にて同様に、電池動作時間カウン
タ(Battontm)36が更新される。3つの時間カウンタ3
4,35,36が1分UPフラグによって更新されたのち、
もはや、1分UPフラグによって更新されるべきカウンタ
はなくなったので、ステップS18において1分UPフラ
グを0にリセットする。このプロセスによって、割り込
み処理ステップS23からS25によって1分経過した
ときに設定された1分UPフラグは、各カウンタを一度更
新したあとリセットされることになり、確実に1分経過
したときのみカウンタ更新できる。以降は従来技術と同
じで、ステップS19で電源OFFされたときは、ステ
ップS22でポンプ駆動停止の後、電源OFF処理す
る。また、輸液予定量が0になったとき、または、キー
によってポンプ駆動停止要求があったとき、または、警
報発生によって緊急にポンプ停止する必要がでたときに
は、ステップS20からS21に進んで、ポンプ駆動停
止して、停止状態に入る。
【0011】図4に、読み出された時間カウンタの表示
仕様の例を示す。表示部3はこのカウント値を表示する
ための表示器として、14セグメントで1桁を表示する
液晶10桁分にて1行を構成する表示器を3行もってい
る(図4(a))。この3行の表示器は、上段が現在表示中
のカウンタ名表示のためのメッセージ表示、中段が時間
/分を区別するためのメッセージ(HRS MIN)表
示、下段が時間/分の値表示の役割をもっている。この
表示のために、輸液装置は表示のためのモードに入り、
呼び出しキーによって、下記の順に、キーが押されるご
とに、表示を切り替える(図3(b),(c),(d))。 通電時間表示(Powerontmの値表示) 電池動作時間表示(Battontmの値表示) ポンプ駆動時間表示(Pumpontmの値表示) 上段の現在表示中のカウンタ名表示におけるメッセージ
は、それぞれ、POWERON、BATTERY ON、PUMP ONと
なっている。各カウンタ値は、時間と分に分けて記憶さ
れているので、下段の時間/分の表示部においても、時
間/分に分けて表示される。時間値は000000〜999999
(6桁)の範囲で、また、分値は00〜59(2桁)の範囲で表
示される。図4の例では、通電時間が527時間15
分、電池動作時間が498時間34分、ポンプ駆動時間
が510時間23分であったことを示している。表示は
キーを押す毎に、(b)→(c)→(d)→(b)→(c)→・・・
とローテーション表示される。
【0012】このように、電源ON時間カウンタ34
と、ポンプ駆動時間カウンタ35と、電池動作時間カウ
ンタ36を設けて、これらのカウンタがカウントした時
間値を表示部に表示するようにしているので、AC電源
またはそのバックアップ蓄電池による通電時間と、その
バックアップ蓄電池による通電時間と、ポンプ機構部8
の稼働時間をそれぞれ知ることができる。従って、これ
らの時間から蓄電池の充電能力の低下の程度を知り、こ
のことにより蓄電池の交換時期を知ることができる。ま
た、これらの時間から蓄電池以外の部品の使用時間を知
ることができ、それによりそれらの部品の交換時期を知
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の輸
液装置は、交流電源または交流電源をバックアップする
蓄電池による通電時間を計時する第1計時手段と、上記
第1計時手段によって計時された時間を記憶する第1記
憶手段と、上記蓄電池による通電時間を計時する第2計
時手段と、上記第2計時手段によって計時された時間を
記憶する第2記憶手段と、ポンプ機構部の駆動時間を計
時する第3計時手段と、上記第3計時手段が計時した時
間を記憶する第3記憶手段と、表示手段と、上記各記憶
手段に記憶されている計時時間値を呼び出して上記表示
手段に表示する手段とを備えているので、サービス担当
者は、人為的な記録手段によることなく、いつでも上記
表示手段に上記各記憶手段に記憶されている計時時間値
を表示させることにより、その計時時間値から上記蓄電
池およびその他の部品の交換時期を知ることができ、適
切なサービス時期を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】 上記実施例の動作を示すフローチャートであ
り、図3のフローチャートと接続される。
【図3】 図2に続くフローチャートである。
【図4】 上記実施例における表示例を示す図である。
【図5】 一般的な輸液装置のポンプ機構部を説明する
図である。
【図6】 従来例のブロック図である。
【図7】 上記従来例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3…表示部、8…ポンプ機構部、9…モータ駆動回路、
10…ポンプ機構部回転検出回路、15…電源回路、1
8…CPU、19…RAM(記憶部)、32…時計部、3
4…電源ON時間カウンタ、35…ポンプ駆動時間カウ
ンタ、36…電池動作時間カウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原 正文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 ジョゼフ・ビー・マシュウズ アメリカ合衆国60030イリノイ州グレイス レイク、ホーリー・コート8番 (72)発明者 トーマス・カラグァン アメリカ合衆国60102イリノイ州アルゴン キン、グレーシャー・パークウェイ1381番

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源によって駆動され、輸液チュー
    ブの一部を輸液方向に順次押圧することを繰り返して上
    記輸液チューブ内の薬液を輸送するポンプ機構部と、上
    記交流電源をバックアップする蓄電池を有する輸液装置
    であって、 上記交流電源または上記蓄電池による通電時間を計時す
    る第1計時手段と、上記第1計時手段によって計時され
    た時間を記憶する第1記憶手段と、上記蓄電池による通
    電時間を計時する第2計時手段と、上記第2計時手段に
    よって計時された時間を記憶する第2記憶手段と、上記
    ポンプ機構部の駆動時間を計時する第3計時手段と、上
    記第3計時手段が計時した時間を記憶する第3記憶手段
    と、表示手段と、上記各記憶手段に記憶されている計時
    時間値を呼び出して上記表示手段に表示する手段とを備
    えたことを特徴とする輸液装置。
JP4081956A 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置 Pending JPH05277185A (ja)

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JP4081956A JPH05277185A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置
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JP4081956A JPH05277185A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置

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JP2014142728A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Kubota Corp 自動販売機
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