JPH0527690U - 測距装置 - Google Patents
測距装置Info
- Publication number
- JPH0527690U JPH0527690U JP7653191U JP7653191U JPH0527690U JP H0527690 U JPH0527690 U JP H0527690U JP 7653191 U JP7653191 U JP 7653191U JP 7653191 U JP7653191 U JP 7653191U JP H0527690 U JPH0527690 U JP H0527690U
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- JP
- Japan
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- pulse
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- prf
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中PRFで単純かつ速く測距でき、計測時間
のロスを解消できることを目的とする。 【構成】 送信パルスを符号化変調回路で順次符号系列
で変調して送信する。目標からの反射波を受信し、マッ
チドフィルタで全ての符号系列によりパルス圧縮して出
力最大となる復調符号を識別する。識別した符号系列の
送信波と受信波との遅延時間を計測し、目標までの距離
を算出する。 【効果】 距離測定の計算が簡単になり、パルス圧縮回
路等のディジタル回路の普及により小型化装置とするこ
とができる。
のロスを解消できることを目的とする。 【構成】 送信パルスを符号化変調回路で順次符号系列
で変調して送信する。目標からの反射波を受信し、マッ
チドフィルタで全ての符号系列によりパルス圧縮して出
力最大となる復調符号を識別する。識別した符号系列の
送信波と受信波との遅延時間を計測し、目標までの距離
を算出する。 【効果】 距離測定の計算が簡単になり、パルス圧縮回
路等のディジタル回路の普及により小型化装置とするこ
とができる。
Description
【0001】
この考案は、中PRF(Pulse Repeatition Frepuency )のパルスを送信し、 目標からの反射波を受信するまでの遅延時間を計測することにより、目標までの 距離を算出する測距装置に関するものである。
【0002】
図6は従来の測距装置を示すブロック図であり、1は送・受信アンテナ、2は 送受切換回路、3は受信パルスカウンタ、4は送信パルス発生回路、5は発振器 、6は演算器である。
【0003】 次に動作について説明する。発振器5の送信用連続信号をパルス化するために パルス発生回路4で一定時間毎にPRFを切り替えて送信波を発生する。 次いで目標から反射する信号を受信して、カウンタ3で送信波と受信波のパルス 遅延時間を計測する。更にPRFの異なる送信波とこの受信波とのパルス遅延時 間を同様に計測する。送信波と受信波の関係を図7に示す。2つ以上の異なるP RFによる計測結果を演算器6で計算し、目標までの真の遅延時間を求めて距離 を算出する。 図7を各PRF毎に示したものを図8に示し、送信波と受信波の遅延時間の計 測と目標までの真の遅延時間の計算方法を以下に示す。 τ1 はPRF1 で計測する遅延時間 τ2 はPRF2 で計測する遅延時間 目標までの遅延時間τは τ=(τ1 ×a1 +τ2 ×a2 )mod (PRF1 ×PRF2 ) 但し、a1 =b1 ×PRF2 =c1 ×PRF2 +1 a2 =b2 ×PRF1 =c2 ×PRF1 +1 b1 ,b2 は上式を満たす一番小さな整数 c1 ,c2 は整数 となる。 従って、目標までの距離Rが c・τ R=──────(m) 2 c=3×108 m/s より算出できる。
【0004】
従来の測距装置は以上のように構成されているので、パルス発生回路4で一定 時間毎にPRFを切り替えなけれなばらず、この回路自体が複雑な構成となり、 また図7に示すようなPRFを切り替えた後計測誤差を生じるためデッドタイム のロスが生じ、更にPRFを切り替えるため遅延時間の計算が複雑になるなどの 問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、単純かつ速 く計測できるとともに、デッドタイムのロスを解消できる測距装置を得ることを 目的とする。
【0006】
この考案に係る測距装置は、送信パルスを複数の符号系列で順次変調して符号 化送信パルス波とし、目標からの反射波をマッチドフィルタでパルス圧縮して出 力が最大となる復調符号に対応する変調符号で送信された送信パルスと受信パル スとの遅延時間を計測し距離を算出するようにしたものである。
【0007】
この考案におけるマッチドフィルタは、全ての符号系列を並列に持ち符号化パ ルス変調した信号をパルス圧縮により、出力が最大となる復調符号として得て、 これに対応する変調符号系列を識別できる。
【0008】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図1について説明する。図1において、1は送・ 受信アンテナ、2は送受切換回路、3は受信パルスカウンタ、4はパルス発生回 路、5は発振器、7は符号化変調回路、8はマッチドフィルタである。
【0009】 発振器5の送信用連続信号をパルス発生回路4で一定PRFの送信パルスとし 、これを順次異なる符号系列で変調して符号化送信する。目標からの反射波を受 信し、全ての符号系列を並列に持つマッチドフィルタ8でパルス圧縮して得られ る出力最大となる復調符号に対応する変調符号の送信パルスと受信パルスとの遅 延時間を計測し、目標までの距離を算出する。 図2に送信波と受信波の関係を示し、図3に受信波と復調波の関係を示す。
【0010】 実施例2. なお、上記実施例では一定PRFでの符号化変調による送信パルスについて示 したが、従来技術で使われるような可変型PRF毎の符号化変調による送信パル スでも、マッチドフィルタによりパルス圧縮した符号系列を識別するため、対応 する符号変調の送信波と受信波との遅延時間をPRFのタイミングに関係なく計 測できる。また、デッドタイムも生じない。 可変型PRF毎の送信波と受信波の関係を図4に示す。
【0011】 実施例3. また、複数の符号化変調パルスをPRFに関係なく順次単独でランダム周期で 送信する場合でも、マッチドフィルタにより符号系列の識別ができるため、識別 した符号に対応する変調送信波と受信波とで遅延時間を計測でき、デッドタイム も生じない。 ランダム周期でパルス送信する測距装置の送信波と受信波の関係を図5に示す。
【0012】
【考案の効果】 以上のように、この考案によれば送信パルスを順次複数の符号系列で変調し、 受信する際符号系列を識別するように構成したので、距離計算が簡単に行なえ、 デッドタイムによるロスを生じない効果がある。
【図1】この考案の一実施例による測距装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】この考案の一実施例による送信波と受信波との
関係を示す概略波形図である。
関係を示す概略波形図である。
【図3】この考案の一実施例による受信波と復調波との
関係を示す概略波形図である。
関係を示す概略波形図である。
【図4】この考案の他の実施例による送信波と受信波と
の関係を示す概略波形図である。
の関係を示す概略波形図である。
【図5】この考案の他の実施例による送信波と受信波と
の関係を示す概略波形図である。
の関係を示す概略波形図である。
【図6】従来の測距装置を示すブロック図である。
【図7】従来の測距装置による送信波と受信波について
示す概略波形図である。
示す概略波形図である。
【図8】従来の測距装置による遅延時間計測図である。
1 送・受信アンテナ 2 送受切換回路 3 受信パルスカウンタ 4 パルス発生回路 5 発振器 6 演算器 7 符号化変調回路 8 マッチドフィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の(イ)〜(ロ)を備えたことを特
徴とする測距装置。 (イ)送信するパルス列を順次異なる符号系列で変調す
る符号化変調回路。 (ロ)受信するパルス列を全ての符号系列でパルス圧縮
するマッチドフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7653191U JPH0527690U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7653191U JPH0527690U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527690U true JPH0527690U (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=13607867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7653191U Pending JPH0527690U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527690U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055302A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | National Institute Of Information & Communication Technology | モノスタティックレーダのためのパルス圧縮方法及び装置 |
JP2008527391A (ja) * | 2005-01-19 | 2008-07-24 | スミスズ グループ ピーエルシー | レーダー装置 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP7653191U patent/JPH0527690U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055302A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | National Institute Of Information & Communication Technology | モノスタティックレーダのためのパルス圧縮方法及び装置 |
JP2008527391A (ja) * | 2005-01-19 | 2008-07-24 | スミスズ グループ ピーエルシー | レーダー装置 |
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