JPH05276581A - 遠隔監視制御システム - Google Patents
遠隔監視制御システムInfo
- Publication number
- JPH05276581A JPH05276581A JP4074355A JP7435592A JPH05276581A JP H05276581 A JPH05276581 A JP H05276581A JP 4074355 A JP4074355 A JP 4074355A JP 7435592 A JP7435592 A JP 7435592A JP H05276581 A JPH05276581 A JP H05276581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control system
- remote monitoring
- distribution board
- power supply
- supply unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Distribution Board (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親機を設置するための特別なスペ−スを設け
ることを不要とし、施工性を向上させることができる遠
隔監視制御システムを提供すること。 【構成】 親機１６に一対の伝送線を介して複数の制御
端末器及び監視端末器を接続し、親機からの端末器へは
電圧モ−ド信号で送信し、端末器から親機へは電流モ−
ド信号でデ−タを送受することにより制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システム
において、親機１６は住宅用分電盤の空きスペ−スにブ
レ−カ１４，１５１〜１５６と併設されている。
ることを不要とし、施工性を向上させることができる遠
隔監視制御システムを提供すること。 【構成】 親機１６に一対の伝送線を介して複数の制御
端末器及び監視端末器を接続し、親機からの端末器へは
電圧モ−ド信号で送信し、端末器から親機へは電流モ−
ド信号でデ−タを送受することにより制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システム
において、親機１６は住宅用分電盤の空きスペ−スにブ
レ−カ１４，１５１〜１５６と併設されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔監視制御システムに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】親機に一対の伝送線を介して複数の制御
端末器及び監視端末器を接続し、親機からの端末器へは
電圧モ−ド信号で送信し、端末器から親機へは電流モ−
ド信号でデ−タを送受することにより制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う住宅用の遠隔監視制御
システムが知られている。
端末器及び監視端末器を接続し、親機からの端末器へは
電圧モ−ド信号で送信し、端末器から親機へは電流モ−
ド信号でデ−タを送受することにより制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う住宅用の遠隔監視制御
システムが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この主のシステムに使
用される親機は、住宅用分電盤とは別に設置して、住宅
用分電盤からの電源ラインを親機に接続していた。この
ため、親機を設置するためのスペ−スが必要となり施工
性が悪く、また設置場所により親機の動作確認が容易に
行なえないという問題点があった。
用される親機は、住宅用分電盤とは別に設置して、住宅
用分電盤からの電源ラインを親機に接続していた。この
ため、親機を設置するためのスペ−スが必要となり施工
性が悪く、また設置場所により親機の動作確認が容易に
行なえないという問題点があった。
【０００４】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は親機を設置するための特別なスペ−スを
設けることを不要とし、施工性を向上させることができ
親機の動作確認も容易に行なえる遠隔監視制御システム
を提供することにある。
で、その目的は親機を設置するための特別なスペ−スを
設けることを不要とし、施工性を向上させることができ
親機の動作確認も容易に行なえる遠隔監視制御システム
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に係わる遠隔監
視制御システムは、親機に一対の伝送線を介して複数の
制御端末器及び監視端末器を接続し、制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システム
において、上記親機は住宅用分電盤の空きスペ−スにブ
レ−カと併設されている。
視制御システムは、親機に一対の伝送線を介して複数の
制御端末器及び監視端末器を接続し、制御端末器に接続
されている負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システム
において、上記親機は住宅用分電盤の空きスペ−スにブ
レ−カと併設されている。
【０００６】請求項２に係わる遠隔監視制御システム
は、電源ユニットに一対の伝送線を介して複数の制御端
末器及び制御端末器を接続し、各端末器は電流モ−ド信
号を送信し、電源ユニットは電流モ−ド信号を電圧モ−
ド信号に変換して伝送線に出力することにより端末器間
のデ−タの送受を行って制御端末器に接続されている負
荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムにおいて、上
記電源ユニットは住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−
カと併設されている。請求項３に係わる遠隔監視制御シ
ステムの親機は主幹漏電ブレ−カと略同一形状をしてい
る。請求項４に係わる遠隔監視制御システムの親機は分
岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−カと同じ取
付構造とを有している。請求項５に係わる遠隔監視制御
システムの電源ユニットは主幹漏電ブレ−カと略同一形
状をしている。請求項６に係わる遠隔監視制御システム
の電源ユニットは分岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分
岐ブレ−カと同じ取付構造とを有している。
は、電源ユニットに一対の伝送線を介して複数の制御端
末器及び制御端末器を接続し、各端末器は電流モ−ド信
号を送信し、電源ユニットは電流モ−ド信号を電圧モ−
ド信号に変換して伝送線に出力することにより端末器間
のデ−タの送受を行って制御端末器に接続されている負
荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムにおいて、上
記電源ユニットは住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−
カと併設されている。請求項３に係わる遠隔監視制御シ
ステムの親機は主幹漏電ブレ−カと略同一形状をしてい
る。請求項４に係わる遠隔監視制御システムの親機は分
岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−カと同じ取
付構造とを有している。請求項５に係わる遠隔監視制御
システムの電源ユニットは主幹漏電ブレ−カと略同一形
状をしている。請求項６に係わる遠隔監視制御システム
の電源ユニットは分岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分
岐ブレ−カと同じ取付構造とを有している。
【０００７】
【作用】請求項１に係わる遠隔監視制御システムの親機
は住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−カと併設されて
いる。請求項２に係わる遠隔監視制御システムの電源ユ
ニットは住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−カと併設
されている。請求項３に係わる遠隔監視制御システムの
親機は主幹漏電ブレ−カと略同一形状をしている。請求
項４に係わる遠隔監視制御システムの親機は分岐ブレ−
カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−カと同じ取付構造と
を有している。請求項５に係わる遠隔監視制御システム
の電源ユニットは主幹漏電ブレ−カと略同一形状をして
いる。請求項６に係わる遠隔監視制御システムの電源ユ
ニットは分岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−
カと同じ取付構造とを有している。
は住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−カと併設されて
いる。請求項２に係わる遠隔監視制御システムの電源ユ
ニットは住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−カと併設
されている。請求項３に係わる遠隔監視制御システムの
親機は主幹漏電ブレ−カと略同一形状をしている。請求
項４に係わる遠隔監視制御システムの親機は分岐ブレ−
カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−カと同じ取付構造と
を有している。請求項５に係わる遠隔監視制御システム
の電源ユニットは主幹漏電ブレ−カと略同一形状をして
いる。請求項６に係わる遠隔監視制御システムの電源ユ
ニットは分岐ブレ−カの自然数倍の大きさと分岐ブレ−
カと同じ取付構造とを有している。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第１実施例に係
わる遠隔監視制御システムについて説明する。図１は遠
隔監視制御システムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開
けた状態の示す斜視図、図２は同住宅用分電盤の蓋を閉
じた状態を示す平面図、図３は同住宅用分電盤の電気配
線を示すブロック図、図４は住宅用の遠隔監視制御シス
テムを示すブロック図である。図１において、１１は住
宅用分電盤の筐体である。この筐体１１内には取付板１
２，１３が２列に亘って設けられている。
わる遠隔監視制御システムについて説明する。図１は遠
隔監視制御システムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開
けた状態の示す斜視図、図２は同住宅用分電盤の蓋を閉
じた状態を示す平面図、図３は同住宅用分電盤の電気配
線を示すブロック図、図４は住宅用の遠隔監視制御シス
テムを示すブロック図である。図１において、１１は住
宅用分電盤の筐体である。この筐体１１内には取付板１
２，１３が２列に亘って設けられている。
【０００９】そして、この取付板１２，１３の一端部に
は１００Ｖの商用電源が入力される主幹漏電ブレ−カ１
４が取り付けられている。そして、この主幹漏電ブレ−
カ１４の右隣には６ケの分岐ブレ−カ１５１〜１５６が
取付板１２，１３に取り付けられている。
は１００Ｖの商用電源が入力される主幹漏電ブレ−カ１
４が取り付けられている。そして、この主幹漏電ブレ−
カ１４の右隣には６ケの分岐ブレ−カ１５１〜１５６が
取付板１２，１３に取り付けられている。
【００１０】さらに、この分岐ブレ−カ１５１〜１５６
の右隣にある住宅用分電盤内の空スペ−スには主幹漏電
ブレ−カの寸法と略同一形状をしている親機１６が取り
付けられている。
の右隣にある住宅用分電盤内の空スペ−スには主幹漏電
ブレ−カの寸法と略同一形状をしている親機１６が取り
付けられている。
【００１１】そして、主幹漏電ブレ−カ１４と分岐ブレ
−カ１５１〜１５６は電線１７と不図示のブスバ−で接
続され、分岐ブレ−カ１５５と親機１６は電線１８で接
続されている。
−カ１５１〜１５６は電線１７と不図示のブスバ−で接
続され、分岐ブレ−カ１５５と親機１６は電線１８で接
続されている。
【００１２】住宅用分電盤はその蓋１１ｄを閉じると図
２に示すように、主幹漏電ブレ−カ１４のスイッチ１４
ｓ及び分岐ブレ−カ１５１〜１５６のスイッチ１５１ｓ
〜１５６ｓが操作可能なように蓋１１ｄに穴が開けられ
ている。図３は図１に示した住宅用分電盤内の電気配線
を示すブロック図である。
２に示すように、主幹漏電ブレ−カ１４のスイッチ１４
ｓ及び分岐ブレ−カ１５１〜１５６のスイッチ１５１ｓ
〜１５６ｓが操作可能なように蓋１１ｄに穴が開けられ
ている。図３は図１に示した住宅用分電盤内の電気配線
を示すブロック図である。
【００１３】次に、上述した親機１６を用いた住宅用の
遠隔監視制御システムについて図４を参照して説明す
る。図４において、１６は本システムを統括的に制御す
る親機である。この親機１１には２線伝送線２１を介し
て複数の制御用端末器２２，監視用端末器２３が接続さ
れている。各制御用端末器２２には例えば４回路分の照
明負荷が接続されている。
遠隔監視制御システムについて図４を参照して説明す
る。図４において、１６は本システムを統括的に制御す
る親機である。この親機１１には２線伝送線２１を介し
て複数の制御用端末器２２，監視用端末器２３が接続さ
れている。各制御用端末器２２には例えば４回路分の照
明負荷が接続されている。
【００１４】親機１６から制御用端末器２２，監視用端
末器２３への伝送信号は電圧モ−ド信号が伝送され、制
御用端末器２２，監視用端末器２３から親機１１へは電
流モ−ド信号が伝送される。電圧モ−ド信号及び電流モ
−ド信号のいずれもは相手先アドレス、自己アドレス、
照明制御情報を含んでいる。
末器２３への伝送信号は電圧モ−ド信号が伝送され、制
御用端末器２２，監視用端末器２３から親機１１へは電
流モ−ド信号が伝送される。電圧モ−ド信号及び電流モ
−ド信号のいずれもは相手先アドレス、自己アドレス、
照明制御情報を含んでいる。
【００１５】上記のように住宅用分電盤に図４に示した
遠隔監視制御システムの親機１６を取り付けておくよう
にしたので、住宅用分電盤とは別個に分電盤を設ける必
要がく、スペ−スを有効に使用することができる。
遠隔監視制御システムの親機１６を取り付けておくよう
にしたので、住宅用分電盤とは別個に分電盤を設ける必
要がく、スペ−スを有効に使用することができる。
【００１６】また、既存の住宅用分電盤の空きスペ−ス
を利用して電源ユニットを取り付けているので、新たに
住宅用分電盤を作る必要がないので、コストダウンを計
ることができる。
を利用して電源ユニットを取り付けているので、新たに
住宅用分電盤を作る必要がないので、コストダウンを計
ることができる。
【００１７】また、住宅用分電盤とこの分電盤とは別個
に設けられた分電盤に取り付けられた親機とを接続する
ための電線を付設する必要がないので、施工性を向上さ
せることができる。
に設けられた分電盤に取り付けられた親機とを接続する
ための電線を付設する必要がないので、施工性を向上さ
せることができる。
【００１８】次に、本発明の第２実施例に係わる遠隔監
視制御システムについて説明する。図５は遠隔監視制御
システムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の
示す斜視図、図６は同住宅用分電盤の蓋を閉じた状態を
示す平面図、図７は同住宅用分電盤の電気配線を示すブ
ロック図、図８は住宅用の遠隔監視制御システムを示す
ブロック図、図９は電源ユニットの詳細な構成を示す回
路図である。図５において、３１は住宅用分電盤の筐体
である。この筐体３１内には取付板３２，３３が２列に
亘って設けられている。
視制御システムについて説明する。図５は遠隔監視制御
システムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の
示す斜視図、図６は同住宅用分電盤の蓋を閉じた状態を
示す平面図、図７は同住宅用分電盤の電気配線を示すブ
ロック図、図８は住宅用の遠隔監視制御システムを示す
ブロック図、図９は電源ユニットの詳細な構成を示す回
路図である。図５において、３１は住宅用分電盤の筐体
である。この筐体３１内には取付板３２，３３が２列に
亘って設けられている。
【００１９】そして、この取付板３２，３３の一端部に
は１００Ｖの商用電源が入力される主幹漏電ブレ−カ３
４が取り付けられている。そして、この主幹漏電ブレ−
カ３４の右隣には６ケの分岐ブレ−カ３５１〜３５６が
取付板３２，３３に取り付けられている。
は１００Ｖの商用電源が入力される主幹漏電ブレ−カ３
４が取り付けられている。そして、この主幹漏電ブレ−
カ３４の右隣には６ケの分岐ブレ−カ３５１〜３５６が
取付板３２，３３に取り付けられている。
【００２０】さらに、この分岐ブレ−カ３５１〜３５６
の右隣にある住宅用分電盤内の空スペ−スには主幹漏電
ブレ−カ３４の寸法と略同一寸法の電源ユニット３６が
取り付けられている。そして、主幹漏電ブレ−カ３４と
分岐ブレ−カ３５１〜３５６は電線３７で接続され、分
岐ブレ−カ３５５と電源ユニット３６は電線３８で接続
されている。
の右隣にある住宅用分電盤内の空スペ−スには主幹漏電
ブレ−カ３４の寸法と略同一寸法の電源ユニット３６が
取り付けられている。そして、主幹漏電ブレ−カ３４と
分岐ブレ−カ３５１〜３５６は電線３７で接続され、分
岐ブレ−カ３５５と電源ユニット３６は電線３８で接続
されている。
【００２１】住宅用分電盤はその蓋３１ｄを閉じると図
６に示すように、主幹漏電ブレ−カ３４のスイッチ３４
ｓ及び分岐ブレ−カ３５１〜３５６のスイッチ３５１ｓ
〜３５６ｓが操作可能なように蓋３１ｄに穴が開けられ
ている。図７は図５に示した住宅用分電盤内の電気配線
を示すブロック図である。次に、上述した電源ユニット
３６を用いた住宅用の遠隔監視制御システムについて図
８を参照して説明する。
６に示すように、主幹漏電ブレ−カ３４のスイッチ３４
ｓ及び分岐ブレ−カ３５１〜３５６のスイッチ３５１ｓ
〜３５６ｓが操作可能なように蓋３１ｄに穴が開けられ
ている。図７は図５に示した住宅用分電盤内の電気配線
を示すブロック図である。次に、上述した電源ユニット
３６を用いた住宅用の遠隔監視制御システムについて図
８を参照して説明する。
【００２２】図８において、３６電源部である。この電
源部３６には２線伝送線４１を介して複数の監視用端末
器４３及び監視用端末器４３により制御される制御用端
末器４２が接続されている。監視用端末器４３にはスイ
ッチが設けられ、制御用端末器４２には該スイッチによ
り例えば、オン／オフ制御される照明負荷がそれぞれ接
続されている。
源部３６には２線伝送線４１を介して複数の監視用端末
器４３及び監視用端末器４３により制御される制御用端
末器４２が接続されている。監視用端末器４３にはスイ
ッチが設けられ、制御用端末器４２には該スイッチによ
り例えば、オン／オフ制御される照明負荷がそれぞれ接
続されている。
【００２３】監視用端末器４３は例えばマイクロコンピ
ュ−タを中心に構成されているもので、監視用端末器４
３のスイッチにより制御される照明負荷のアドレスを記
憶していてるメモリを有している。スイッチがオンされ
ると、監視用端末器４３内において、２線伝送線４１間
が低インピ−ダンス素子を介して短絡される。
ュ−タを中心に構成されているもので、監視用端末器４
３のスイッチにより制御される照明負荷のアドレスを記
憶していてるメモリを有している。スイッチがオンされ
ると、監視用端末器４３内において、２線伝送線４１間
が低インピ−ダンス素子を介して短絡される。
【００２４】このように、監視用端末器４３内において
２線伝送線４１間が低インピ−ダンス素子を介して短絡
されると、電源ユニット３６と当該監視用端末器４３間
に閉回路が形成されるため、電源ユニット３６に返送電
流が流れ、スイッチがオフされると電源ユニット３６と
当該監視用端末器４３間に閉回路が形成されなくなるた
め、電源ユニット３６に返送電流が流れなくなる。電源
ユニット３６は当該返送電流があると、出力電圧のレベ
ルをＨレベルからＬレベルに切り替えるようにしてい
る。
２線伝送線４１間が低インピ−ダンス素子を介して短絡
されると、電源ユニット３６と当該監視用端末器４３間
に閉回路が形成されるため、電源ユニット３６に返送電
流が流れ、スイッチがオフされると電源ユニット３６と
当該監視用端末器４３間に閉回路が形成されなくなるた
め、電源ユニット３６に返送電流が流れなくなる。電源
ユニット３６は当該返送電流があると、出力電圧のレベ
ルをＨレベルからＬレベルに切り替えるようにしてい
る。
【００２５】つまり、この遠隔監視制御システムにおい
ては、例えば監視用端末器４３のスイッチを操作する
と、監視用端末器４３は２線伝送線４１間に低インピ−
ダンス素子の接続／非接続制御することにより制御信号
を伝送線４１に送信する。この制御信号は、自己アドレ
ス，相手アドレス、照明制御信号等を含んでいる。そし
て、制御用端末器４２は監視用端末器４３から送信され
た相手アドレスが自己のアドレスかを比較し、両者が一
致していれば、照明制御信号を取り込み、該照明制御信
号が例えば照明負荷を点灯させる信号であれば、照明負
荷を点灯させる制御を行っている。
ては、例えば監視用端末器４３のスイッチを操作する
と、監視用端末器４３は２線伝送線４１間に低インピ−
ダンス素子の接続／非接続制御することにより制御信号
を伝送線４１に送信する。この制御信号は、自己アドレ
ス，相手アドレス、照明制御信号等を含んでいる。そし
て、制御用端末器４２は監視用端末器４３から送信され
た相手アドレスが自己のアドレスかを比較し、両者が一
致していれば、照明制御信号を取り込み、該照明制御信
号が例えば照明負荷を点灯させる信号であれば、照明負
荷を点灯させる制御を行っている。
【００２６】次ぎに、図９を参照して電源ユニット３６
の詳細な構成について説明する。図９において、５１は
交流電源である。この交流電源５１の両端にはダイオ−
ドブリッジDB1 が接続される。このダイオ−ドブリッジ
DB1 の一方の出力端子はコンデンサC1を介して接地され
る。このコンデンサC1の一端はトランジスタＱ１のコレ
クタに接続される。このトランジスタＱ１のコレクタ・
ベ−ス間には抵抗ｒ１が接続され、ベ−スはツェナダイ
オ−ドＺＤ１、トランジスタＱ２を介して接地される。
このトランジスタＱ２のベ−スにはコンパレ−タ５２の
出力が接続される。このコンパレ−タ５２の「−」端子
には基準電圧Ｖthが入力されている。さらに、このコン
パレ−タ５２の「＋」端子には伝送線４１に一端が接続
される電流検出用抵抗ｒ2 の非接地側端子が接続されて
いる。
の詳細な構成について説明する。図９において、５１は
交流電源である。この交流電源５１の両端にはダイオ−
ドブリッジDB1 が接続される。このダイオ−ドブリッジ
DB1 の一方の出力端子はコンデンサC1を介して接地され
る。このコンデンサC1の一端はトランジスタＱ１のコレ
クタに接続される。このトランジスタＱ１のコレクタ・
ベ−ス間には抵抗ｒ１が接続され、ベ−スはツェナダイ
オ−ドＺＤ１、トランジスタＱ２を介して接地される。
このトランジスタＱ２のベ−スにはコンパレ−タ５２の
出力が接続される。このコンパレ−タ５２の「−」端子
には基準電圧Ｖthが入力されている。さらに、このコン
パレ−タ５２の「＋」端子には伝送線４１に一端が接続
される電流検出用抵抗ｒ2 の非接地側端子が接続されて
いる。
【００２７】そして、トランジスタＱ１のエミッタは伝
送線４１の一方の線路に接続され、コンパレ−タ５２の
「＋」端子は伝送線４１の他方の線路に接続される。コ
ンパレ−タ５２は抵抗ｒ2 に返送電流が流れると、Ｈレ
ベル信号を出力する。
送線４１の一方の線路に接続され、コンパレ−タ５２の
「＋」端子は伝送線４１の他方の線路に接続される。コ
ンパレ−タ５２は抵抗ｒ2 に返送電流が流れると、Ｈレ
ベル信号を出力する。
【００２８】上記のように住宅用分電盤に図８に示した
遠隔監視制御システムの電源ユニット３６を取り付けて
おくようにしたので、住宅用分電盤とは別個に分電盤を
設ける必要がく、スペ−スを有効に使用することができ
る。
遠隔監視制御システムの電源ユニット３６を取り付けて
おくようにしたので、住宅用分電盤とは別個に分電盤を
設ける必要がく、スペ−スを有効に使用することができ
る。
【００２９】また、既存の住宅用分電盤の空きスペ−ス
を利用して電源ユニットを取り付けているので、新たに
住宅用分電盤を作る必要がないので、コストダウンを計
ることができる。
を利用して電源ユニットを取り付けているので、新たに
住宅用分電盤を作る必要がないので、コストダウンを計
ることができる。
【００３０】また、住宅用分電盤とこの分電盤とは別個
に設けられた分電盤に取り付けられた電源ユニットとを
接続するための電線を付設する必要がないので、施工性
を向上させることができる。
に設けられた分電盤に取り付けられた電源ユニットとを
接続するための電線を付設する必要がないので、施工性
を向上させることができる。
【００３１】上記第１及び第２実施例において、親機１
６あるいは電源ユニット３６は主幹漏電ブレ−カ１４あ
るいは３４の協約寸法と略同一形状にするようにした
が、分岐ブレ−カ１５１〜１５６あるいは３５１〜３５
６の自然数倍の大きさとするようにしても良い。
６あるいは電源ユニット３６は主幹漏電ブレ−カ１４あ
るいは３４の協約寸法と略同一形状にするようにした
が、分岐ブレ−カ１５１〜１５６あるいは３５１〜３５
６の自然数倍の大きさとするようにしても良い。
【００３２】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、親
機あるいは電源ユニットを設置するための特別なスペ−
スを設けることを不要とし、施工性を向上させることが
できる遠隔監視制御システムを提供することができる。
機あるいは電源ユニットを設置するための特別なスペ−
スを設けることを不要とし、施工性を向上させることが
できる遠隔監視制御システムを提供することができる。
【図１】本発明の第１実施例に係わる遠隔監視制御シス
テムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の示す
斜視図。
テムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の示す
斜視図。
【図２】同住宅用分電盤の蓋を閉じた状態を示す平面
図。
図。
【図３】同住宅用分電盤の電気配線を示すブロック図。
【図４】住宅用の遠隔監視制御システムを示すブロック
図。
図。
【図５】本発明の第２実施例に係わる遠隔監視制御シス
テムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の示す
斜視図。
テムに用いられる住宅用分電盤の蓋を開けた状態の示す
斜視図。
【図６】同住宅用分電盤の蓋を閉じた状態を示す平面
図。
図。
【図７】同住宅用分電盤の電気配線を示すブロック図。
【図８】住宅用の遠隔監視制御システムを示すブロック
図。
図。
【図９】電源ユニットの詳細な構成を示す回路図。
１１…筐体、１４…主幹漏電ブレ−カ、１５１〜１５６
…分岐ブレ−カ、１６…親機。
…分岐ブレ−カ、１６…親機。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｄ 7170−5Ｋ ３３１ Ｚ 7170−5Ｋ
Claims (6)
- 【請求項１】 親機に一対の伝送線を介して複数の制御
端末器及び監視端末器を接続し、制御端末器に接続され
ている負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムにお
いて、 上記親機は住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ−カと併
設されていることを特徴とする遠隔監視制御システム。 - 【請求項２】 電源ユニットに一対の伝送線を介して複
数の制御端末器及び制御端末器を接続し、端末器間のデ
−タの送受を行って制御端末器に接続されている負荷の
監視制御を行う遠隔監視制御システムにおいて、 上記電源ユニットは住宅用分電盤の空きスペ−スにブレ
−カと併設されていることを特徴とする遠隔監視制御シ
ステム。 - 【請求項３】 上記親機は主幹漏電ブレ−カと略同一形
状をしていることを特徴とする請求項第１項記載の遠隔
監視制御システム。 - 【請求項４】 上記親機は分岐ブレ−カの自然数倍の大
きさと分岐ブレ−カと同じ取付構造とを有していること
を特徴とする請求項第１項記載の遠隔監視制御システ
ム。 - 【請求項５】 上記電源ユニットは主幹漏電ブレ−カと
略同一形状をしていることを特徴とする請求項第２項記
載の遠隔監視制御システム。 - 【請求項６】 上記電源ユニットは分岐ブレ−カの自然
数倍の大きさと分岐ブレ−カと同じ取付構造とを有して
いることを特徴とする請求項第２項記載の遠隔監視制御
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074355A JPH05276581A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 遠隔監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074355A JPH05276581A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 遠隔監視制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276581A true JPH05276581A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13544739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4074355A Pending JPH05276581A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 遠隔監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05276581A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105141036A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-09 | 珠海金杉科技有限公司 | 一种智能配电系统及方法 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4074355A patent/JPH05276581A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105141036A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-09 | 珠海金杉科技有限公司 | 一种智能配电系统及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2219448A (en) | Electrical load management system. | |
| BRPI0612368A2 (pt) | bus modem para sistemas elétricos industriais e sistemas estruturais | |
| US20080084114A1 (en) | System controller for integrated lighting control panels | |
| US11412632B2 (en) | Isolated power smart terminal block | |
| KR100783503B1 (ko) | 변전소 운영상태 감시를 위한 디지탈 축소형 모자익 배전반 | |
| US6320732B1 (en) | Electrical power distribution control system with dual voltage sources | |
| JP2003515285A (ja) | 電力線路搬送通信を用いたホーム・ネットワーク | |
| JPH05276581A (ja) | 遠隔監視制御システム | |
| MXPA04008686A (es) | Arreglo de medicion y montaje de telecomunicaciones. | |
| US7075769B2 (en) | Next connect electrical receptacle assembly | |
| KR20180076897A (ko) | 모듈화된 가로등 제어기 | |
| JPH10304467A (ja) | 負荷制御用端末装置及び負荷制御システム | |
| US6163854A (en) | Switchgear cabinet monitoring installation | |
| US6351083B1 (en) | Circuit for selective power supply to electrical units | |
| ES2241337T3 (es) | Metodo para la distribucion y transferencia de señales de comunicacion y multimedia, asi como dispositivo de distribucion de señales para la transferncia de las señales de comunicacion y de multimedia. | |
| CN220357623U (zh) | 闸机系统 | |
| KR100783505B1 (ko) | 디지탈 축소형 모자익 배전반의 현장입력에 대한통신인터페이스장치 | |
| JPH03195195A (ja) | 遠隔監視制御システム | |
| KR101776077B1 (ko) | 부스바 접속 감지장치를 구비한 배전반 | |
| KR100762356B1 (ko) | 어드레스 설정 기능부가 차단기 및 이를 이용한 전력제어방법 | |
| AU731006B2 (en) | EIB device for insertion in an installation box | |
| JPH0687593B2 (ja) | 遠隔制御用インタ−フエ−ス装置 | |
| JPH0411437Y2 (ja) | ||
| JPH0468794A (ja) | ホームオートメーションシステム | |
| CN117677006A (zh) | 一种智能照明系统与bas系统集成施工方法 |