JPH0527606U - 沈積汚泥厚さ測定装置 - Google Patents

沈積汚泥厚さ測定装置

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JPH0527606U
JPH0527606U JP8432591U JP8432591U JPH0527606U JP H0527606 U JPH0527606 U JP H0527606U JP 8432591 U JP8432591 U JP 8432591U JP 8432591 U JP8432591 U JP 8432591U JP H0527606 U JPH0527606 U JP H0527606U
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隆 佐々木
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株式会社カイジヨー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 沈澱分離法による汚泥処理において、沈積汚
泥の適切な排出時期を知るためには、汚泥処理槽底から
の沈積汚泥の厚さを知ることが望ましい。しかし超音波
の送受波を利用しデータをブラウン管表示装置に表示す
る従来の測定装置では、被処理液面から汚泥界面までの
深さしか知ることができない。 【構成】 本考案はブラウン管表示装置の画面に、液面
像,汚泥界面像,汚泥処理槽底像と共に、汚泥処理槽底
を基準とした沈積汚泥の厚さを読取り目盛、および沈積
汚泥の厚さをデジタル表示して、画面から直接的に沈積
汚泥の厚さを知りうるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波沈積汚泥厚さ測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
沈澱分離法により汚泥を含む被処理液を、汚泥と上澄液とに分離処理する汚泥 処理槽においては、時間の経過と共に変化する汚泥と上澄液との界面、いわゆる 汚泥界面の深さの変化を把握して沈澱汚泥の排出時期を知ることが必要である。 そこでその手段として従来から概略図を示す図4のような構成をもつ、超音波 を利用した汚泥界面測定装置が用いられている。 この装置は規定水位まで入れられた汚泥処理槽(1)内の被処理液面(2)の 近くに、超音波送受波器(3)を浸漬固定し、これから測定装置本体(5)によ る制御により汚泥界面(4)方向に超音波を送波し、これにもとづく反射波Rを 受波する。そして送信信号と反射パルスの受信信号を用いて、図5に示すように X軸を時間軸、Y軸を深度軸とするブラウン管表示装置(6)の画面に、液面( 2)の像と汚泥界面(4)の像および汚泥処理槽(1)の底面(7)の像などを 表示する。また汚泥処理槽(1)の規定水位までの深さに対応して、規定水位ま で充填された被処理液の液面(2)を深度0mとする、深さ読取り目盛(8)を 表示するようにして、汚泥界面像Bの深さDを読取りうるようにすると同時に、 送信信号と受信信号とから時々刻々の汚泥界面の深度を演算し、これを画面の上 部に例えば2.5mとデジタル表示(9)して、汚泥界面の深さDを直読的に読 取りうるようにすることが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし汚泥の排出時期を知るためには、汚泥処理槽(1)の底面(7)から汚 泥界面(4)までの高さ、即ち沈積深度(10)の厚さHが排出に適当なる状態 になったか否かを知れることが望ましく、従来のような汚泥界面(4)の深さの 検出のみでは不十分である。そこで従来においては深度読取り目盛(8)により 、被処理液面(2)から汚泥処理槽(1)の底面(7)までの深さD1 と、被処 理液面(2)から汚泥界面(4)までの深さDとを読取っだのち、D1 とDの差 を求めて沈積汚泥(10)の厚さHを知ることが行われている。しかしこれでは 結果を得るまでに時間がかかり、操作も面倒である難点がある。
【0004】
【考案の目的】
本考案は汚泥処理槽の槽底からの沈積汚泥の厚さを、直読的に知りうる装置の 提示にある。
【0005】
【課題を解決するための本考案の手段】
本考案の目的は図1を用いて説明する次の手段によって達成できる。即ち 汚泥処理槽(1)内の被処理液面(2)から、汚泥界面(4)の方向に超音波 パルスSを送波し、その反射パルスRを受信して測定装置本体(5)とブラウン 管表示装置(6)とよりなり表示装置(6)の画面上に前記図5のように液面( 2)の像と汚泥界面像(4)の像と汚泥処理槽の底面(7)の像を表示する装置 (a)において、 汚泥処理槽(1)の深さの設定値Ds を用いて、ブラウン管表示装置(6) の画面上に図2のように、汚泥処理槽(1)の底面(7)を基準とする沈積汚泥 (10)の読取り目盛(11)を表示する手段(b)、 送信信号と汚泥界面(4)からの反射パルスの受信信号とから、被処理液面 (2)から汚泥界面(4)までの深さDを求め、更にこれを入力された汚泥処理 槽(1)の深さの設定値Ds とから差引いて、汚泥処理槽(1)の底面(7)か ら汚泥界面までの深さ、即ち沈積汚泥(10)の厚さHを求めて、ブラウン管表 示装置(6)の画面上にデジタル表示する手段(c) を設けることにより達成される。 次に本考案を実施例により具体的に説明する。
【0006】
【実施例】
実施例を示す図3において(3A)は超音波送波器、(3B)は超音波受波器 、(13)は送信器、(14)は受信器、(15)は受信器のゲイン制御回路、 (16)はアナログ・デジタル変換回路であって、これらで送受信部を形成する 。(17)は汚泥処理槽の深さの設定用入力回路、(18)はCPU、(19) はプログラム設定用のROMであって、CPU(18)はここに格納されたプロ グラムにもとづき全体の制御と、各種の演算を行う。(20)はデータ格納用の RAM、(21)は送信パルス発生用のタイミングパルス発生タイマ、(22) は前記RAM(20)のデータ格納用タイミングパルス発生タイマ、(23)は 割込みコントローラであって、以上の各部は次のように動作する。
【0007】 送信パルス発生用のタイミングパルス発生タイマ(21)が、割込みコントロ ーラ(23)に一定周期毎に割込みをかけることにより、CPU(18)は送信 器(13)に制御パルスを送り込み、これにより送波器(3A)は汚泥界面(4 )に向けて超音波パルスSを送波する。受波器(3B)は反射パルスRを受波し て、これをゲイン制御回路(15)により出力レベルが常に一定に制御される受 信器(14)を介して、アナログ・デジタル変換回路(16)に送りこんでデジ タル化する。 データ格納用タイミングパルス発生用タイマ(22)は、送信パルス発生用の タイミングパルス発生タイマ(21)に同期したタイミングパルスで割込みコン トローラ(23)に割込みをかける事により、CPU(18)は一定周期のタイ ミングパルス毎に前記アナログ・デジタル変換回路(16)からのデータを取込 み、アドレスを指定してデータ格納用RAM(20)に格納する。なおこのデー タ取込みタイミング周期は、ブラウン管表示装置(6)の深度方向を表示する範 囲、および表示する画素数で定まる。 CPU(18)はデータ格納用RAM(20)に格納された送信データと汚泥 界面(4)からの反射パルスの受信データとから、被処理液面(2)から汚泥界 面(4)まで深さDを演算し、またCPU(18)は汚泥処理槽の深さ設定用入 力回路(17)による設定深さDs と上記Dの差を求めて、沈積汚泥(10)の 厚さHを演算する。また更にCPU(18)は汚泥処理槽の深さの設定値Ds か ら汚泥処理槽の底面(7)を基準(0m)とする沈積汚泥(10)の深さの読取 り目盛データを作り、データ格納用RAMはこれらのデータを格納する。
【0008】 (24)はビデオRAM、(25)は読出し書込み制御回路であって、前記デ ータ格納用RAM(20)に格納された送信信号,受信信号データを、CPU( 18)によるアドレス指定により、ブラウン管表示装置(6)のブランキング期 間中にビデオRAM(24)に転送し、ブラウン管表示装置(6)の表示画面に 1:1で対応させて書込む。即ちブラウン管表示装置(6)のY軸方向に各送信 毎の受信データを配置しながらX軸方向に書込む。また沈積汚泥(10)の厚さ の読取り目盛データおよび沈積汚泥のデジタル表示データを画面の所要位置に表 示できるように書込む。 この書込みデータは読出し書込み制御回路(25)により制御されるアドレス で読出され、ブラウン管表示装置(6)に加えられて、例えば図2に示すように 液面(2),汚泥界面(4),汚泥処理槽の底面(7)を示す像と、汚泥処理槽 (1)の底面を基準とする沈積汚泥厚さの読取り目盛(11)と厚さHをデジタ ル表示(12)する。 (24)はシリアルデータ変換回路、(25)は外部出力端子であって、ビデ オRAM(22)から読出された沈積汚泥の厚さHのデータを、シリアルデータ 変換器(24)によりアナログデータに変換して外部出力端子(26)に出力す る。そして必要に応じて端子(25)に接続される例えばペンレコーダ(28) により、長時間における沈積汚泥の厚さの変動を記録させる。
【0009】 以上本考案の一実施例について説明したが、従来の汚泥界面測定装置における 汚泥界面(4)の液面(2)からの深さの読取り目盛表示機能、およびデジタル 表示機能をもたせて同時に表示することができ切換えて表示することもできる。 また以上においては説明を簡単にするためブラウン管表示装置(6)による表示 を白黒表示としたが、公知の技術を用いて色表示することもできる。
【0010】
【考案の効果】
以上から明らかなように本考案によれば、従来装置のように読取り目盛により 汚泥界面の液面からの深さを求めたのち、汚泥処理槽の深さから差引いて沈積汚 泥の厚さを求める面倒かつ時間のかかる作業を行うことなく、読取り目盛と数字 による表示により、直読的に沈積汚泥の厚さを知ることができる利点があり、長 時間に亘る厚さの変動の把握も可能である。従って適切な排出時期を知る上に極 めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の説明図である。
【図2】本考案の表示例の説明図である。
【図3】本考案の実施例の説明図である。
【図4】従来装置の説明図である。
【図5】従来装置の表示例の説明図である。
【符号の説明】
(1) 汚泥処理槽 (2) 被処理液面 (3) 超音送受波器 (3A) 超音波送波器 (3B) 超音波受波器 (4) 汚泥界面 (5) 測定装置本体 (6) ブラウン管表示装置 (7) 汚泥処理槽の底面 (8) 汚泥界面の被処理液面からの深度読取り目盛 (9) 被処理液面から汚泥界面までの深さのデジタル
表示 (10) 沈積汚泥 (11) 沈積汚泥の厚さHの読取り目盛 (12) 沈積汚泥の厚さのデジタル表示 (13) 送信器 (14) 受信器 (15) 受信器のゲイン制御回路 (16) アナログ・デジタル変換回路 (17) 汚泥処理槽の深さ設定用入力回路 (18) CPU (19) プログラム設定用のROM (20) データ格納用のRAM (21) 送信パルス発生用のタイミングパルス発生タ
イマ (22) RAMのデータ格納用タイミングパルス発生
タイマ (23) 割込みコントローラ (24) ビデオRAM (25) データ格納用RAMの読出し書込み制御回路 (26) シリアルデータ変換回路 (27) 外部出力端子 (28) ペンレコーダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚泥処理槽の被処理液面から汚泥界面の
    方向に超音波パルスを送波し、その反射パルスを受信し
    て、ブラウン管表示装置の画面上に液面像と汚泥界面
    像,汚泥処理槽の底面像などを表示する装置において、 汚泥処理槽規定水位までの深さの設定値を用いて、前記
    ブラウン管表示装置の画面上に、汚泥処理槽の底面を基
    準とする沈積汚泥の読取り目盛を表示する手段と、 超音波の送信データと、その汚泥界面からの反射パルス
    の受信データとから、被処理液面から汚泥界面までの深
    さを求めたのち、これを汚泥処理槽の深さの設定値から
    差し引いて沈積汚泥の厚さを演算し、この演算結果をブ
    ラウン管表示装置の画面上にデジタル表示する手段とを
    設けたことを特徴とする沈積汚泥厚さ測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116697945A (zh) * 2023-06-20 2023-09-05 曲阜恒威水工机械有限公司 一种基于数字孪生技术的水下淤泥冲洗系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116697945A (zh) * 2023-06-20 2023-09-05 曲阜恒威水工机械有限公司 一种基于数字孪生技术的水下淤泥冲洗系统
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