JPH0527597B2 - - Google Patents
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- JPH0527597B2 JPH0527597B2 JP1818188A JP1818188A JPH0527597B2 JP H0527597 B2 JPH0527597 B2 JP H0527597B2 JP 1818188 A JP1818188 A JP 1818188A JP 1818188 A JP1818188 A JP 1818188A JP H0527597 B2 JPH0527597 B2 JP H0527597B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/52—Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Glass Compositions (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、虹彩表面を備えた陶磁器及びその製
造方法に関する。
造方法に関する。
従来、虹彩表面を備えた陶磁器は、陶磁器に施
された釉層の表面に金属薄膜を付着させ、光りの
屈折、干渉などによつて玉虫色を呈するようにし
たものがある。この虹彩表面を備えた陶磁器の製
造は、予熱した陶磁器の釉層表面に、金属の塩類
であるTiCl4の蒸気を噴霧掛けし、TiCl4の酸化
反応で釉層表面にTiO2の薄膜を形成することに
よつて行なつていた。
された釉層の表面に金属薄膜を付着させ、光りの
屈折、干渉などによつて玉虫色を呈するようにし
たものがある。この虹彩表面を備えた陶磁器の製
造は、予熱した陶磁器の釉層表面に、金属の塩類
であるTiCl4の蒸気を噴霧掛けし、TiCl4の酸化
反応で釉層表面にTiO2の薄膜を形成することに
よつて行なつていた。
前記製造方法は、TiCl4を酸化反応させる際に
多量の塩素ガスが発生する。この塩素ガスは、有
毒であるので回収して大気に放出しないようにす
る必要がある。しかし、塩素ガスの回収は、回収
設備及び回収運転の面でコストが高くなる。その
ため、従来の製造方法では、製造コストが高くな
る問題点があつた。更に、TiO2の薄膜は、銀色
の光沢が増加する傾向があるため、強い干渉色を
出す膜厚を得ることが困難である。
多量の塩素ガスが発生する。この塩素ガスは、有
毒であるので回収して大気に放出しないようにす
る必要がある。しかし、塩素ガスの回収は、回収
設備及び回収運転の面でコストが高くなる。その
ため、従来の製造方法では、製造コストが高くな
る問題点があつた。更に、TiO2の薄膜は、銀色
の光沢が増加する傾向があるため、強い干渉色を
出す膜厚を得ることが困難である。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであ
つて、金属の塩類を用いることなく虹彩面を得る
ことができる虹彩表面を備えた陶磁器及びその製
造方法の提供を目的とする。
つて、金属の塩類を用いることなく虹彩面を得る
ことができる虹彩表面を備えた陶磁器及びその製
造方法の提供を目的とする。
本発明に係る虹彩表面を備えた陶磁器の要旨
は、陶磁器に施された釉層の表面上にシリカ層を
形成したことである。
は、陶磁器に施された釉層の表面上にシリカ層を
形成したことである。
本発明に係る虹彩表面を備えた陶磁器の製造方
法の要旨は、陶磁器に施された釉層の表面上の適
所にコロイダルシリカを塗布し、塗布したコロイ
ダルシリカを乾燥させてゲル化することにより釉
層の表面上にシリカ層を得ることである。
法の要旨は、陶磁器に施された釉層の表面上の適
所にコロイダルシリカを塗布し、塗布したコロイ
ダルシリカを乾燥させてゲル化することにより釉
層の表面上にシリカ層を得ることである。
前記釉層の表面とシリカ層との結合をより強固
にするためには、前記コロイダルシリカをゲル化
させた後、前記釉層の溶融温度以下で焼成するの
がよい。
にするためには、前記コロイダルシリカをゲル化
させた後、前記釉層の溶融温度以下で焼成するの
がよい。
釉層の表面上に形成したシリカ層は、TiO2等
の金属薄膜に比べ金属色の光沢がないため、強い
干渉色を出す膜厚が得られ、多彩な玉虫色を呈す
る。更に、シリカ層は、特殊な溶剤であるフツ
酸、フツ化アンモニウム等でしか溶解しな程、強
固なものであつて耐水性、耐光性に優れたもので
ある。
の金属薄膜に比べ金属色の光沢がないため、強い
干渉色を出す膜厚が得られ、多彩な玉虫色を呈す
る。更に、シリカ層は、特殊な溶剤であるフツ
酸、フツ化アンモニウム等でしか溶解しな程、強
固なものであつて耐水性、耐光性に優れたもので
ある。
製造方法において、塗布したコロイダルシリカ
を乾燥させてゲル化する際には、無害な水分ガス
しか発生しないため、作業環境面において非常に
安全である。
を乾燥させてゲル化する際には、無害な水分ガス
しか発生しないため、作業環境面において非常に
安全である。
コロイダルシリカをゲル化させた後、釉層の溶
融温度以下で焼成した場合には、釉層の表面とシ
リカ層との結合がより強固となり、釉層とシリカ
層とが容易に剥離することがない。
融温度以下で焼成した場合には、釉層の表面とシ
リカ層との結合がより強固となり、釉層とシリカ
層とが容易に剥離することがない。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
本発明に係る虹彩表面を備えた陶磁器の製造方
法の工程は次の通りである。
法の工程は次の通りである。
第1工程は、施釉された陶磁器を準備すること
である。陶磁器としては、タイル、茶器又は美術
工芸品等がある。釉としては、ブライト釉が後述
する虹彩の現出に最もよく寄与するが、マツト釉
等の光沢釉であれば何れの釉でも可能である。釉
層の表面は、平滑面又は凹凸面の何れであつても
よい。
である。陶磁器としては、タイル、茶器又は美術
工芸品等がある。釉としては、ブライト釉が後述
する虹彩の現出に最もよく寄与するが、マツト釉
等の光沢釉であれば何れの釉でも可能である。釉
層の表面は、平滑面又は凹凸面の何れであつても
よい。
第2工程は、陶磁器品を予熱することである。
予熱は、後工程で塗布されるコロイダルシリカと
陶磁器の表面との境界部の初期乾燥を促進させる
ことにより、塗布層の流動を防止するために行な
うもであり、30〜200℃の範囲で選択される。こ
の第2工程は、必須とするものではなく、後工程
で塗布されるコロイダルシリカの塗布厚みが薄い
場合には省略することが可能である。
予熱は、後工程で塗布されるコロイダルシリカと
陶磁器の表面との境界部の初期乾燥を促進させる
ことにより、塗布層の流動を防止するために行な
うもであり、30〜200℃の範囲で選択される。こ
の第2工程は、必須とするものではなく、後工程
で塗布されるコロイダルシリカの塗布厚みが薄い
場合には省略することが可能である。
第3工程は、準備された陶磁器の釉層の表面上
における全体又は局所にコロイダルシリカを塗布
することである。塗布方法としては、スプレー掛
け、膜掛け、刷毛塗り又はデイツピング等の適宜
方法が選択される。塗布するコロイダルシリカ
は、シロキサン結合の表面をシラノール基で覆つ
た単粒子高分子シリカゾルであり、シリカ
(SiO2)濃度が10重量%未満のものを用いる。何
故ならば、シリカ濃度が10%以上のコロイダルシ
リカを用いると塗布厚みが厚くなり過ぎて粉ふき
状態となるからである。なお、塗布厚みにムラを
もたせた場合には、窯変調のものが容易に得られ
る。
における全体又は局所にコロイダルシリカを塗布
することである。塗布方法としては、スプレー掛
け、膜掛け、刷毛塗り又はデイツピング等の適宜
方法が選択される。塗布するコロイダルシリカ
は、シロキサン結合の表面をシラノール基で覆つ
た単粒子高分子シリカゾルであり、シリカ
(SiO2)濃度が10重量%未満のものを用いる。何
故ならば、シリカ濃度が10%以上のコロイダルシ
リカを用いると塗布厚みが厚くなり過ぎて粉ふき
状態となるからである。なお、塗布厚みにムラを
もたせた場合には、窯変調のものが容易に得られ
る。
第4工程は、前記塗布したコロイダルシリカ層
を乾燥させてゲル化させることである。この乾燥
は、60℃程度の熱風による強制乾燥、赤外線乾燥
又は自然乾燥等の適宜乾燥方法で行なう。コロイ
ダルシリカ層は、ゲル化に伴ない、高分子を構成
する単粒子がシラノール基の縮合脱水反応を起
し、強固な固形物であるシリカ層(例えば、0.5
〜10μm)となる。
を乾燥させてゲル化させることである。この乾燥
は、60℃程度の熱風による強制乾燥、赤外線乾燥
又は自然乾燥等の適宜乾燥方法で行なう。コロイ
ダルシリカ層は、ゲル化に伴ない、高分子を構成
する単粒子がシラノール基の縮合脱水反応を起
し、強固な固形物であるシリカ層(例えば、0.5
〜10μm)となる。
最終工程である第5工程は、ゲル化したシリカ
層を有する施釉陶磁器を、シリカ層と釉層とが完
全に混り合わない温度、即ち釉層の溶融温度(例
えば、800〜900℃)以下で焼成することである。
なお第5工程は、シリカ層と釉層との境界部の結
合を強固にするため行なうものであつて、この境
界部の強固な結合を必要としない場合には省略さ
れる。第5工程を省略した場合には、前記第4工
程が最終工程となる。
層を有する施釉陶磁器を、シリカ層と釉層とが完
全に混り合わない温度、即ち釉層の溶融温度(例
えば、800〜900℃)以下で焼成することである。
なお第5工程は、シリカ層と釉層との境界部の結
合を強固にするため行なうものであつて、この境
界部の強固な結合を必要としない場合には省略さ
れる。第5工程を省略した場合には、前記第4工
程が最終工程となる。
本発明者は、前記本発明の製造方法により如何
なる虹彩が得られるか試験を行ない次の如き結果
を得た。
なる虹彩が得られるか試験を行ない次の如き結果
を得た。
試験例 1
試験例1は、白色のブライト釉が施釉されたタ
イルを110℃で予熱し、これにシリカ(SiO2)濃
度が2重量%のコロイダルシリカをスプレー掛け
し、60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温
してこの温度で1時間保持した後に冷却する焼成
を行なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側
は、パール調の虹彩が得られた。
イルを110℃で予熱し、これにシリカ(SiO2)濃
度が2重量%のコロイダルシリカをスプレー掛け
し、60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温
してこの温度で1時間保持した後に冷却する焼成
を行なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側
は、パール調の虹彩が得られた。
試験例 2
試験例2は、黒色のブライト釉が施釉されたタ
イルを110℃で予熱し、これにシリカ(SiO2)濃
度が2重量%のコロイダルシリカを刷毛塗りし、
60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温して
この温度で1時間保持した後に冷却する焼成を行
なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側は、
群青色系の虹彩が得られた。
イルを110℃で予熱し、これにシリカ(SiO2)濃
度が2重量%のコロイダルシリカを刷毛塗りし、
60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温して
この温度で1時間保持した後に冷却する焼成を行
なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側は、
群青色系の虹彩が得られた。
試験例 3
試験例3は、油滴天目釉が施釉されたタイルを
110℃で予熱し、これをシリカ(SiO2)濃度が4
重量%のコロイダルシリカ中にデイツピングし、
60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温して
この温度で1時間保持した後に冷却する焼成を行
なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側は、
曜変天目釉の如き様相を示した。
110℃で予熱し、これをシリカ(SiO2)濃度が4
重量%のコロイダルシリカ中にデイツピングし、
60℃で乾燥し、4時間かけて800℃まで昇温して
この温度で1時間保持した後に冷却する焼成を行
なつて試験片を得た。得た試験片の施釉面側は、
曜変天目釉の如き様相を示した。
以上詳述の如く、本発明は次の如き優れた効果
を有する。
を有する。
強い干渉色を出す膜厚を得ることができるた
め、従来の金属薄膜では得られない多彩の玉虫
色を呈する。更に、シリカ層が強固なものであ
つるため、耐水性、耐光性に優れた虹彩表面を
備えた陶磁器が提供できる。
め、従来の金属薄膜では得られない多彩の玉虫
色を呈する。更に、シリカ層が強固なものであ
つるため、耐水性、耐光性に優れた虹彩表面を
備えた陶磁器が提供できる。
コロイダルシリカをゲル化する際には、無害
な水分ガスしか発生しないため、作業環境面に
おいて非常に安全であると共に、従来の如き塩
素ガス処理装置を必要としない。その結果、従
来に比べ安価に虹彩表面を備えた陶磁器が提供
できる。
な水分ガスしか発生しないため、作業環境面に
おいて非常に安全であると共に、従来の如き塩
素ガス処理装置を必要としない。その結果、従
来に比べ安価に虹彩表面を備えた陶磁器が提供
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陶磁器に施された釉層の表面上にシリカ層を
形成したことを特徴とする虹彩表面を備えた陶磁
器。 2 陶磁器に施された釉層の表面上の適所にコロ
イダルシリカを塗布し、塗布したコロイダルシリ
カを乾燥させてゲル化することにより釉層の表面
上にシリカ層を得ることを特徴とする虹彩表面を
備えた陶磁器の製造方法。 3 前記コロイダルシリカをゲル化させた後、前
記釉層の溶融温度以下で焼成する請求項2記載の
虹彩表面を備えた陶磁器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1818188A JPH01192785A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 虹彩表面を備えた陶磁器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1818188A JPH01192785A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 虹彩表面を備えた陶磁器及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01192785A JPH01192785A (ja) | 1989-08-02 |
JPH0527597B2 true JPH0527597B2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=11964444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1818188A Granted JPH01192785A (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 虹彩表面を備えた陶磁器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01192785A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4105235A1 (de) * | 1991-02-20 | 1992-08-27 | Merck Patent Gmbh | Beschichtetes system |
JP2020147484A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-17 | 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 | 構造色を呈する無機加飾品、及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1818188A patent/JPH01192785A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01192785A (ja) | 1989-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |