JPH05275140A - ロック手段を有する遮蔽電気コネクタ - Google Patents
ロック手段を有する遮蔽電気コネクタInfo
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- JPH05275140A JPH05275140A JP5023378A JP2337893A JPH05275140A JP H05275140 A JPH05275140 A JP H05275140A JP 5023378 A JP5023378 A JP 5023378A JP 2337893 A JP2337893 A JP 2337893A JP H05275140 A JPH05275140 A JP H05275140A
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
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- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
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- H01R13/6594—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the shield being mounted on a PCB and connected to conductive members
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ハウジングの周囲の金属シールドをハウジン
グに対して強固にロックできる手段を提供する。 【構成】 板金材料のシールド１４は、ハウジングの前
面２８に突き合わせるための前面部４６、および後方に
伸長してハウジングの側壁の外側の少なくとも一部分の
上を覆うフランジ部４８を有する。シールド１４はさら
に、相手コネクタを係合するために、側壁内部でハウジ
ングの開口部から奥の方に伸長する接地ばねフィンガ部
５４を有する。シールドのロックフィンガ部５８は、ハ
ウジングの側壁３２の外側のロック用凹所４０内に突起
する。ハウジングの前面２８の開口部と側壁の間の位置
にスロット４６を設ける。シールド１４は、相手コネク
タがハウジングの開口部内のばねフィンガ部に係合した
ときに、シールド１４が移動してシールド１４のロック
フィンガ部５８が持ち上がり、ハウジングの外側のロッ
ク用凹所から外れてしまうのを防止する。
グに対して強固にロックできる手段を提供する。 【構成】 板金材料のシールド１４は、ハウジングの前
面２８に突き合わせるための前面部４６、および後方に
伸長してハウジングの側壁の外側の少なくとも一部分の
上を覆うフランジ部４８を有する。シールド１４はさら
に、相手コネクタを係合するために、側壁内部でハウジ
ングの開口部から奥の方に伸長する接地ばねフィンガ部
５４を有する。シールドのロックフィンガ部５８は、ハ
ウジングの側壁３２の外側のロック用凹所４０内に突起
する。ハウジングの前面２８の開口部と側壁の間の位置
にスロット４６を設ける。シールド１４は、相手コネク
タがハウジングの開口部内のばねフィンガ部に係合した
ときに、シールド１４が移動してシールド１４のロック
フィンガ部５８が持ち上がり、ハウジングの外側のロッ
ク用凹所から外れてしまうのを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタ技術に関
し、さらに詳しくは、少なくとも部分的に金属シールド
によって周囲を囲まれ、遮蔽とハウジングの間の間に改
良型ロック手段を有するハウジングに関する。
し、さらに詳しくは、少なくとも部分的に金属シールド
によって周囲を囲まれ、遮蔽とハウジングの間の間に改
良型ロック手段を有するハウジングに関する。
【０００２】
【従来の技術】コネクタの内部構成部品のＲＦおよびＥ
ＭＩ遮蔽および周囲の電子コンポーネントの保護のため
に、多種多様な構成の遮蔽電気コネクタがある。１タイ
プの遮蔽コネクタは、嵌め合う相手電気コネクタを受容
するための開口部を有する誘電ハウジングを持ち、ハウ
ジングの少なくとも一部分を薄板金のシールドで取り囲
んでいる。この種のコネクタはしばしば半導体コネクタ
として使用され、印刷配線板に取り付けることができ
る。このシールドはしばしば、相手コネクタの接地コン
ポーネントと係合するために、ハウジングの開口部内に
折り返された１つ以上のばねフィンガを有する。
ＭＩ遮蔽および周囲の電子コンポーネントの保護のため
に、多種多様な構成の遮蔽電気コネクタがある。１タイ
プの遮蔽コネクタは、嵌め合う相手電気コネクタを受容
するための開口部を有する誘電ハウジングを持ち、ハウ
ジングの少なくとも一部分を薄板金のシールドで取り囲
んでいる。この種のコネクタはしばしば半導体コネクタ
として使用され、印刷配線板に取り付けることができ
る。このシールドはしばしば、相手コネクタの接地コン
ポーネントと係合するために、ハウジングの開口部内に
折り返された１つ以上のばねフィンガを有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】例えば、誘電ハウジン
グは、相手コネクタを受容するために矩形または円形い
ずれかの開口部を有する正方形の形状に形成することが
できる。薄板金のシールドは通常、ハウジングの前面を
係合するための前方平面部と、後方に伸長し、ハウジン
グの１つ以上の側壁の上を覆うフランジ部とを有する。
１つのこのような半導体コネクタは、ハウジングの側壁
の１つの内部にある開口部内に伸長した複数の接地ばね
フィンガと、側壁の外側に被さり後方に伸長するフラン
ジ部と、側壁の外側のロック用凹所内に突き出たロック
フィンガ部とを有する。このような構造の組み合わせに
よって生じる問題として、例えば、相手コネクタをハウ
ジングの開口部に挿入し、接地ばねフィンガをハウジン
グの側壁の奥に向かって外向きに圧縮またはバイアスし
たときに、シールドのロックフィンガ部が持ち上がり、
ハウジングの側壁の外側のロック用凹所からはずれる傾
向がある。
グは、相手コネクタを受容するために矩形または円形い
ずれかの開口部を有する正方形の形状に形成することが
できる。薄板金のシールドは通常、ハウジングの前面を
係合するための前方平面部と、後方に伸長し、ハウジン
グの１つ以上の側壁の上を覆うフランジ部とを有する。
１つのこのような半導体コネクタは、ハウジングの側壁
の１つの内部にある開口部内に伸長した複数の接地ばね
フィンガと、側壁の外側に被さり後方に伸長するフラン
ジ部と、側壁の外側のロック用凹所内に突き出たロック
フィンガ部とを有する。このような構造の組み合わせに
よって生じる問題として、例えば、相手コネクタをハウ
ジングの開口部に挿入し、接地ばねフィンガをハウジン
グの側壁の奥に向かって外向きに圧縮またはバイアスし
たときに、シールドのロックフィンガ部が持ち上がり、
ハウジングの側壁の外側のロック用凹所からはずれる傾
向がある。
【０００４】上記の性質の遮蔽コネクタの別の問題は、
ハウジングのスロット内に突起するロックタブをときど
き採用することがあり、そうしたロックタブがスロット
内でハウジングのプラスチック材料と係合するように槍
形に型打加工されていることである。つまり、このよう
なシールドは板金材料から型打成形される。ロックタブ
は一般に平面である。タブは、スロット内でハウジング
を掴むように係合するために、その縁部からさか目また
は槍状部を突起させるように型打加工される。しかし、
半導体コネクタの小形化がどんどん進む中で、縁部にロ
ック用のさか目を持つ平面ロックタブを型打成形するこ
とは非常に難しく、プラスチックのハウジングにスロッ
トを成形するときの許容差が極めて小さいこともあいま
って、このような型打加工によるロックタブの固定効果
は非常に小さくなってきた。
ハウジングのスロット内に突起するロックタブをときど
き採用することがあり、そうしたロックタブがスロット
内でハウジングのプラスチック材料と係合するように槍
形に型打加工されていることである。つまり、このよう
なシールドは板金材料から型打成形される。ロックタブ
は一般に平面である。タブは、スロット内でハウジング
を掴むように係合するために、その縁部からさか目また
は槍状部を突起させるように型打加工される。しかし、
半導体コネクタの小形化がどんどん進む中で、縁部にロ
ック用のさか目を持つ平面ロックタブを型打成形するこ
とは非常に難しく、プラスチックのハウジングにスロッ
トを成形するときの許容差が極めて小さいこともあいま
って、このような型打加工によるロックタブの固定効果
は非常に小さくなってきた。
【０００５】
【目的】したがって、本発明の目的は、電気コネクタの
薄板金シールドと誘電ハウジングとの間に改良型ロック
手段を提供し、上記の問題を解決するにある。
薄板金シールドと誘電ハウジングとの間に改良型ロック
手段を提供し、上記の問題を解決するにある。
【０００６】
【課題を解決する為の手段，作用】本発明は、前面部
と、少なくとも１つの側壁と、相手コネクタの少なくと
も一部分を受容するために前面部から後方に伸長する開
口部とを有する誘電ハウジングを持つ電気コネクタに、
このロック手段を組み込む。板金材料のシールドは、ハ
ウジングの側壁に少なくとも隣接してハウジングの前面
部に突き合わせるための前方平面部と、後方に伸長しハ
ウジングの側壁の外側の少なくとも一部分を覆うフラン
ジ部と、相手コネクタを係合するために側壁内部の開口
部内で奥に向かって伸長する接地ばねフィンガ部と、ハ
ウジングの側壁の外側のロック用凹所に突起するロック
フィンガ部とを有する。
と、少なくとも１つの側壁と、相手コネクタの少なくと
も一部分を受容するために前面部から後方に伸長する開
口部とを有する誘電ハウジングを持つ電気コネクタに、
このロック手段を組み込む。板金材料のシールドは、ハ
ウジングの側壁に少なくとも隣接してハウジングの前面
部に突き合わせるための前方平面部と、後方に伸長しハ
ウジングの側壁の外側の少なくとも一部分を覆うフラン
ジ部と、相手コネクタを係合するために側壁内部の開口
部内で奥に向かって伸長する接地ばねフィンガ部と、ハ
ウジングの側壁の外側のロック用凹所に突起するロック
フィンガ部とを有する。
【０００７】又本発明は、スロット手段をハウジングの
前面に形成し、ハウジングの開口部と側壁との間に配置
するように工夫している。相手コネクタをハウジングの
開口部内のシールドのばねフィンガ部に係合したとき
に、シールドのロックフィンガ部が持ち上がりハウジン
グの外側のロック用凹所から外れてしまう原因となるシ
ールドの動きを防止するために、シールドにスロット手
段内に突起するロックタブを設ける。
前面に形成し、ハウジングの開口部と側壁との間に配置
するように工夫している。相手コネクタをハウジングの
開口部内のシールドのばねフィンガ部に係合したとき
に、シールドのロックフィンガ部が持ち上がりハウジン
グの外側のロック用凹所から外れてしまう原因となるシ
ールドの動きを防止するために、シールドにスロット手
段内に突起するロックタブを設ける。
【０００８】更にシールドは、板金材料から型打成形
し、ロックタブは一般に平坦な形状に型打加工する。本
発明の特徴は、ハウジングのスロット手段との固定係合
のために、ロックタブの平面内に、つまりタブの周縁部
の境界内にロック用さか目を形成することである。
し、ロックタブは一般に平坦な形状に型打加工する。本
発明の特徴は、ハウジングのスロット手段との固定係合
のために、ロックタブの平面内に、つまりタブの周縁部
の境界内にロック用さか目を形成することである。
【０００９】
【実施例】次に、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。まず、図１ないし図３は、一般に符号１２で
示す誘電ハウジングと、ハウジングの主として前面嵌め
合い端部付近に設置された、一般に符号１４で示すシー
ルドとを有する本発明の電気コネクタを、一般に符号１
０で示す。ハウジングは、プラスチック等の誘電材料か
ら単体として成形する。シールドは、板金材料から型打
成形する。
説明する。まず、図１ないし図３は、一般に符号１２で
示す誘電ハウジングと、ハウジングの主として前面嵌め
合い端部付近に設置された、一般に符号１４で示すシー
ルドとを有する本発明の電気コネクタを、一般に符号１
０で示す。ハウジングは、プラスチック等の誘電材料か
ら単体として成形する。シールドは、板金材料から型打
成形する。
【００１０】電気コネクタ１０は、ハウジング１２の内
部に露出したばね接触アーム１８を持ち一般に符号１６
で示す多数の端子を、印刷配線板の適切な穴に挿入して
基板上または穴の中の回路トレースにはんだ付けするた
めにハウジング底部から突起したソルダテール部２０と
共に取り付けるための半導体電気コネクタであるという
範囲では、一般的に従来型の構成である。図１および図
３から分かるように、このコネクタは、ばね接触アーム
１８と係合して電気的に接触するための端子を持つ相補
形相手コネクタ（図示せず）を受容する、符号２２で示
す開口部を有し、相手コネクタを差し込むとアームが下
の方に押し付けられる。
部に露出したばね接触アーム１８を持ち一般に符号１６
で示す多数の端子を、印刷配線板の適切な穴に挿入して
基板上または穴の中の回路トレースにはんだ付けするた
めにハウジング底部から突起したソルダテール部２０と
共に取り付けるための半導体電気コネクタであるという
範囲では、一般的に従来型の構成である。図１および図
３から分かるように、このコネクタは、ばね接触アーム
１８と係合して電気的に接触するための端子を持つ相補
形相手コネクタ（図示せず）を受容する、符号２２で示
す開口部を有し、相手コネクタを差し込むとアームが下
の方に押し付けられる。
【００１１】次に、図４および図５について、図１およ
び図３と関連させながら説明する。誘電ハウジング１２
には、ハウジングの前面２８の開口部２６から相手コネ
クタが差し込まれる内部空洞２４がある。一体的取付柱
３０が、印刷配線板の適切な取付穴に挿入し、電気コネ
クタを基板に埋込取付するために、ハウジングの下側か
ら垂下している。ハウジング１２の内部空洞２４は、側
壁３２，３４，３６および３８によって囲まれ、ハウジ
ングのほぼ正方形の形状を形成する。実際には、図４お
よび図５のハウジング、および図１−図３のコネクタの
配向の場合、側壁３２および３６は実際にはそれぞれ、
図の方向における頂壁および底壁である。しかし、使用
時のコネクタには上下左右の方向性は無いことに留意す
べきである。
び図３と関連させながら説明する。誘電ハウジング１２
には、ハウジングの前面２８の開口部２６から相手コネ
クタが差し込まれる内部空洞２４がある。一体的取付柱
３０が、印刷配線板の適切な取付穴に挿入し、電気コネ
クタを基板に埋込取付するために、ハウジングの下側か
ら垂下している。ハウジング１２の内部空洞２４は、側
壁３２，３４，３６および３８によって囲まれ、ハウジ
ングのほぼ正方形の形状を形成する。実際には、図４お
よび図５のハウジング、および図１−図３のコネクタの
配向の場合、側壁３２および３６は実際にはそれぞれ、
図の方向における頂壁および底壁である。しかし、使用
時のコネクタには上下左右の方向性は無いことに留意す
べきである。
【００１２】次に、図４および図５に関連させながら、
図４Ａについて説明すると、閉じた内端部を形成するリ
ップ４２を伴う凹所４０を、壁３２の前方外縁に形成す
る。以下で詳しく説明するが、ロック４２はシールド１
４のフィンガ部を受容するように適応させる。
図４Ａについて説明すると、閉じた内端部を形成するリ
ップ４２を伴う凹所４０を、壁３２の前方外縁に形成す
る。以下で詳しく説明するが、ロック４２はシールド１
４のフィンガ部を受容するように適応させる。
【００１３】次に、図４および図５に関連させながら、
図４Ｂについて説明すると、ハウジング１２は、前面の
凹所４０の左右両側の前面上部両角付近に、１対のスロ
ット４４をも有する。以下で詳しく説明するが、スロッ
ト４４は、シールド１４のロックタブを受容するために
設ける。
図４Ｂについて説明すると、ハウジング１２は、前面の
凹所４０の左右両側の前面上部両角付近に、１対のスロ
ット４４をも有する。以下で詳しく説明するが、スロッ
ト４４は、シールド１４のロックタブを受容するために
設ける。
【００１４】次に、図１−図３に関連させながら、図６
−図８について説明すると、型打成形した薄板金シール
ド１４は、ハウジング１２の前面２８に突き合わせるた
めの前方平面部４６を有する。シールドは、後方に伸長
しハウジングの側壁３４および３８の前方部分を覆う１
対の両側フランジ部４８を有する。底フランジ部５０
は、後方に伸長し、ハウジングの底壁３６の前方部分の
下を覆う。後方に伸長するシールドのフランジ部５２
は、ハウジングの頂壁３２の前方部分の上を覆う。した
がって、シールドは、ハウジングの前面２８から後方に
向かって、正方形のハウジングの前方部分を完全に取り
囲む。
−図８について説明すると、型打成形した薄板金シール
ド１４は、ハウジング１２の前面２８に突き合わせるた
めの前方平面部４６を有する。シールドは、後方に伸長
しハウジングの側壁３４および３８の前方部分を覆う１
対の両側フランジ部４８を有する。底フランジ部５０
は、後方に伸長し、ハウジングの底壁３６の前方部分の
下を覆う。後方に伸長するシールドのフランジ部５２
は、ハウジングの頂壁３２の前方部分の上を覆う。した
がって、シールドは、ハウジングの前面２８から後方に
向かって、正方形のハウジングの前方部分を完全に取り
囲む。
【００１５】図６から最もよく分かるように、シールド
１４は、後方に向かってハウジング１２の空洞２４内に
突き出た多数の接地ばねフィンガ５４を有する。これら
のばねフィンガは、例えば相手コネクタの接地シールド
など、相補形嵌め合いコネクタの接地コンポーネントに
弾性係合する。さらに、シールドは、印刷配線板の穴に
差し込んで基板または穴の接地トレースに電気的接続を
行うために、シールドの両側フランジ部４８から垂下
し、シールド（およびコネクタ自体）の下部に伸長する
１対の接地テール５６を有する。
１４は、後方に向かってハウジング１２の空洞２４内に
突き出た多数の接地ばねフィンガ５４を有する。これら
のばねフィンガは、例えば相手コネクタの接地シールド
など、相補形嵌め合いコネクタの接地コンポーネントに
弾性係合する。さらに、シールドは、印刷配線板の穴に
差し込んで基板または穴の接地トレースに電気的接続を
行うために、シールドの両側フランジ部４８から垂下
し、シールド（およびコネクタ自体）の下部に伸長する
１対の接地テール５６を有する。
【００１６】引き続き図６を参照しながら説明するが、
シールド１４は、ばねフィンガの後方遠端がリップ４２
（図４Ａ）の下に着座し、シールドの頂部がハウジング
上に保持されるように、ハウジング１２の凹所４０（図
４）に位置決めされる上方フランジ部５２の後縁部にフ
ィンガ部５８を有する。また、ハウジングの下部の切欠
６１（図４）に係合し、シールドをハウジングの前面に
ロックするために、後方に伸長する下方フランジ部５０
から少なくとも１つのさか目６０を形成する。
シールド１４は、ばねフィンガの後方遠端がリップ４２
（図４Ａ）の下に着座し、シールドの頂部がハウジング
上に保持されるように、ハウジング１２の凹所４０（図
４）に位置決めされる上方フランジ部５２の後縁部にフ
ィンガ部５８を有する。また、ハウジングの下部の切欠
６１（図４）に係合し、シールドをハウジングの前面に
ロックするために、後方に伸長する下方フランジ部５０
から少なくとも１つのさか目６０を形成する。
【００１７】次に、図８および図９について説明する。
ハウジング１２の前面２８のスロット４４（図１，図４
Ｂ，および図５）に差し込むために、後方に伸長するロ
ックタブ６２をシールドに設ける。その結果、相補形嵌
め合いコネクタをハウジング１２の空洞内２４に差し込
み、嵌め合いコネクタが接地ばねフィンガ５４を矢印Ｂ
の方向に上方にバイアスしたときに、凹所４０内のリッ
プ４２の下に位置決めされたシールドのフィンガ５８が
上方に移動するのが防止され、ハウジング１２のスロッ
ト４４内に位置決めされたロックタブ６２は、シールド
の外向きの移動を防止する。
ハウジング１２の前面２８のスロット４４（図１，図４
Ｂ，および図５）に差し込むために、後方に伸長するロ
ックタブ６２をシールドに設ける。その結果、相補形嵌
め合いコネクタをハウジング１２の空洞内２４に差し込
み、嵌め合いコネクタが接地ばねフィンガ５４を矢印Ｂ
の方向に上方にバイアスしたときに、凹所４０内のリッ
プ４２の下に位置決めされたシールドのフィンガ５８が
上方に移動するのが防止され、ハウジング１２のスロッ
ト４４内に位置決めされたロックタブ６２は、シールド
の外向きの移動を防止する。
【００１８】
【効果】以上詳述した如く従来技術では誘電ハウジング
のスロット内に差し込まれる様々なロックタブを含む、
上述の特徴の型打成形した薄板金シールドでも問題が発
生してきた。さらに詳しく述べると、従来のロックタブ
は平面または平坦な形状に型打加工され、槍またはさか
目をロックタブの縁部から外向きに突起するようにそこ
から型打してきた。しかし、上述の特徴を持つ半導体電
気コネクタは小形化がどんどん進む中で、このように縁
部型打式のロックさか目または槍を型打加工によって作
成することは困難になり、また作成してもきゃしゃで破
損しやすく、その結果タブのロック能力を失ってしま
い、また作成に関連する許容差が小さいために実現性を
維持することが困難となった。所が本発明では各ロック
タブ６２がほぼ平面または平坦であり、平面内あるいは
ロックタブ自体の縁部の境界内に形成されたロック用さ
か目６４を有することが分かる。これは、ロックタブの
縁部にロック用槍状部またはさか目を型打加工するのと
対照的である。ロック用さか目６４は、型打加工などで
ロックタブの平面内に形成する。ロック用さか目６４
は、図４Ｂに最もよく示すスロット４４の頂壁の誘電材
に係合する。これらの成形ロック用さか目は、縁部型打
さか目よりずっと頑丈であり、追加の周辺空間も必要な
い。これらによって従来の如き問題が解決できた。
のスロット内に差し込まれる様々なロックタブを含む、
上述の特徴の型打成形した薄板金シールドでも問題が発
生してきた。さらに詳しく述べると、従来のロックタブ
は平面または平坦な形状に型打加工され、槍またはさか
目をロックタブの縁部から外向きに突起するようにそこ
から型打してきた。しかし、上述の特徴を持つ半導体電
気コネクタは小形化がどんどん進む中で、このように縁
部型打式のロックさか目または槍を型打加工によって作
成することは困難になり、また作成してもきゃしゃで破
損しやすく、その結果タブのロック能力を失ってしま
い、また作成に関連する許容差が小さいために実現性を
維持することが困難となった。所が本発明では各ロック
タブ６２がほぼ平面または平坦であり、平面内あるいは
ロックタブ自体の縁部の境界内に形成されたロック用さ
か目６４を有することが分かる。これは、ロックタブの
縁部にロック用槍状部またはさか目を型打加工するのと
対照的である。ロック用さか目６４は、型打加工などで
ロックタブの平面内に形成する。ロック用さか目６４
は、図４Ｂに最もよく示すスロット４４の頂壁の誘電材
に係合する。これらの成形ロック用さか目は、縁部型打
さか目よりずっと頑丈であり、追加の周辺空間も必要な
い。これらによって従来の如き問題が解決できた。
【図１】本発明の概念を実現した電気コネクタの分解斜
視図である。
視図である。
【図２】図１に示す電気コネクタの部分断面側面図であ
る。
る。
【図３】図２のコネクタの嵌め合い端部の正面図であ
る。
る。
【図４】コネクタの誘電ハウジングの前後方向の断面図
である。
である。
【図４Ａ】ハウジングの外側のロック用凹所の内側端部
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図４Ｂ】ハウジングの正面部のクロットの１つの部分
断面図である。
断面図である。
【図５】誘電ハウジングの正面図である。
【図６】コネクタのシールドの縦断面図である。
【図７】シールドの背面図である。
【図８】シールドのロックタブの１つを示す部分断面図
である。
である。
【図９】シールドのロックタブの１つの部分平面図であ
る。
る。
１２ 誘電ハウジング １４ シールド ２２ 開口部 ２８ 前面 ３２ 側壁 ４０ ロック用凹所 ５４ 接地ばねフィンガ部 ５８ ロックフィンガ部 ６２ ロックタブ ６３ ロック用さか目
Claims (3)
- 【請求項１】 相手コネクタを受容するために前面から
奥の方に伸長する実質的に矩形の開口部２２を取り囲む
前面２８、頂部３２、底部３６、および１対の側壁３
４，３８を有するハウジング１２と、ハウジングの前面
２８に突き合わせるための前面部４６を有し、かつ頂
面、底面、および各側壁に沿って部分的に伸長するフラ
ンジ５２，５０，４８を有する、型打成形した実質的に
矩形の単体の金属シールド１４と、相手コネクタと係合
するために、前面から奥に向かって開口部２２内に伸長
する接地ばねフィンガ５４と、底壁の外側の凹所６１に
係合し、シールドをハウジングの前面にロックするため
に、底部フランジ５０から突起したさか目６０と、ハウ
ジングの前面の開口部と頂壁の間の位置に配置され、頂
壁に実質的に平行な主要面を有する、実質的に矩形の１
対のスロット４４と、ほぼ平面の形状を持ち、フランジ
から後方に伸長する１対のロックタブ６２であって、相
手コネクタの接地ばね部の係合時におけるシールドの移
動を防止し、それによってシールドのロックフィンガ部
５８が持ち上がり頂壁の外側のロック用凹所から外れる
のを防止するために、それぞれのスロット内に突起する
ようにタブ面内に形成されたロック用さか目６４を有す
るロックタブと、から成る電気コネクタ１０。 - 【請求項２】 シールド１４がさらに、印刷配線板の開
口部に差し込むために、側部フランジ４８から伸長した
１対の接地テール５６を有することを特徴とする、請求
項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項３】 各ロックタブ６２の幅がそれぞれの矩形
スロット４４の幅より小さく、各ロックタブとそれぞれ
のスロットの両側の間に実質的な隙間ができることを特
徴とする、請求項１記載の電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/826,318 | 1992-01-22 | ||
| US826,318 | 1992-01-22 | ||
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|---|---|
| JPH05275140A true JPH05275140A (ja) | 1993-10-22 |
| JP2869476B2 JP2869476B2 (ja) | 1999-03-10 |
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