JPH05275036A - スリップリング型軸受を備えたx線管 - Google Patents
スリップリング型軸受を備えたx線管Info
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- JPH05275036A JPH05275036A JP5015963A JP1596393A JPH05275036A JP H05275036 A JPH05275036 A JP H05275036A JP 5015963 A JP5015963 A JP 5015963A JP 1596393 A JP1596393 A JP 1596393A JP H05275036 A JPH05275036 A JP H05275036A
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- bearing
- envelope
- cathode
- ray tube
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/24—Tubes wherein the point of impact of the cathode ray on the anode or anticathode is movable relative to the surface thereof
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/16—Vessels; Containers; Shields associated therewith
- H01J35/165—Vessels; Containers; Shields associated therewith joining connectors to the tube
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/66—Circuit arrangements for X-ray tubes with target movable relatively to the anode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2235/00—X-ray tubes
- H01J2235/16—Vessels
- H01J2235/161—Non-stationary vessels
- H01J2235/162—Rotation
Abstract
(57)【要約】
【目的】CTスキャナ等に使用するための改良された強
力X線管を提供すること。 【構成】陽極Aが拔気外囲器Cの一端を閉鎖し、陰極端
板22が外囲器の他端を閉鎖する。陰極組立体Bは、外
囲器内に軸受40を介して取付けられ、陰極組立体と外
囲器とが相対的に回転することができるようにする。モ
ータ38が陽極と外囲器を回転し、1対の磁石44,4
6が陰極組立体を静止状態に保持する。軸受40は、電
流源72から変圧器58の一次巻線への電流経路として
機能する。別の軸受94が変圧器から電流源への戻り電
流経路の一部を構成する。変圧器の二次巻線は、陰極フ
ィラメントに接続される。変圧器は、軸受に対する陰極
損傷を回避するために軸受を通して比較的低アンペアの
電流を供給し、しかも、陰極フィラメントへは熱電子放
出を起させるのに十分に高い電流を供給することを可能
にする。軸受は、陰極フィラメントを通る電流を外囲器
の外部から直接測定することができるような態様で、外
囲器内の真空を阻害することなく電流の直接的伝送を可
能にする。
力X線管を提供すること。 【構成】陽極Aが拔気外囲器Cの一端を閉鎖し、陰極端
板22が外囲器の他端を閉鎖する。陰極組立体Bは、外
囲器内に軸受40を介して取付けられ、陰極組立体と外
囲器とが相対的に回転することができるようにする。モ
ータ38が陽極と外囲器を回転し、1対の磁石44,4
6が陰極組立体を静止状態に保持する。軸受40は、電
流源72から変圧器58の一次巻線への電流経路として
機能する。別の軸受94が変圧器から電流源への戻り電
流経路の一部を構成する。変圧器の二次巻線は、陰極フ
ィラメントに接続される。変圧器は、軸受に対する陰極
損傷を回避するために軸受を通して比較的低アンペアの
電流を供給し、しかも、陰極フィラメントへは熱電子放
出を起させるのに十分に高い電流を供給することを可能
にする。軸受は、陰極フィラメントを通る電流を外囲器
の外部から直接測定することができるような態様で、外
囲器内の真空を阻害することなく電流の直接的伝送を可
能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線管に関し、特に、
CTスキャナ等に使用するための強力X線管に関する。
CTスキャナ等に使用するための強力X線管に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、強力X線管は、約75W(ワッ
ト)の電力を供給するのに十分な電圧で約5A(アンペ
ア)の電流を通す陰極フィラメントを備えており、その
電流が該フィラメントを加熱して1群の電子を放出させ
る、即ち熱電子放出を行わせる。100kV台の高い電
位が陰極と陽極の間に印加され、その電位が、電子を外
囲器の内部の拔気領域(拔気された領域、即ち真空領
域)を通して陰極と陽極の間流動させる。一般に、この
電子ビーム即ち電流は、10〜500mA程度である。
この電子ビームが陽極に衝突してX線を発生し、副産物
として大きな熱を発生する。強力X線管の場合は、電子
ビームが陽極の小さな区域にのみ留まって陽極の熱変形
を惹起するのを防止するために陽極を高速度で回転させ
る。かくして、電子ビームによって加熱された陽極上の
スポットは、陽極が1回転する間に従って再度加熱され
る前に冷却する。径の大きい陽極は周囲長が長く、従っ
て熱負荷が大きい。従来の陽極回転型X線管の場合、一
般に、陽極が外囲器内で回転し、外囲器と陰極が静止状
態に保持される。この構成では、X線発生に伴う熱は、
熱放射により真空領域を横切って外囲器の外部へ放散さ
れる。陽極と外囲器の外部との間に直接的な熱伝達は存
在しない。
ト)の電力を供給するのに十分な電圧で約5A(アンペ
ア)の電流を通す陰極フィラメントを備えており、その
電流が該フィラメントを加熱して1群の電子を放出させ
る、即ち熱電子放出を行わせる。100kV台の高い電
位が陰極と陽極の間に印加され、その電位が、電子を外
囲器の内部の拔気領域(拔気された領域、即ち真空領
域)を通して陰極と陽極の間流動させる。一般に、この
電子ビーム即ち電流は、10〜500mA程度である。
この電子ビームが陽極に衝突してX線を発生し、副産物
として大きな熱を発生する。強力X線管の場合は、電子
ビームが陽極の小さな区域にのみ留まって陽極の熱変形
を惹起するのを防止するために陽極を高速度で回転させ
る。かくして、電子ビームによって加熱された陽極上の
スポットは、陽極が1回転する間に従って再度加熱され
る前に冷却する。径の大きい陽極は周囲長が長く、従っ
て熱負荷が大きい。従来の陽極回転型X線管の場合、一
般に、陽極が外囲器内で回転し、外囲器と陰極が静止状
態に保持される。この構成では、X線発生に伴う熱は、
熱放射により真空領域を横切って外囲器の外部へ放散さ
れる。陽極と外囲器の外部との間に直接的な熱伝達は存
在しない。
【0003】陽極からの熱の除去を助成するために、陽
極と真空ハウジング(即ち、外囲器)とを一緒に回転さ
せ、ハウジング内の陰極フィラメントを静止状態に保持
するようにした強力X線管が例えば米国特許第4,78
8,705号及び4,878,235号に提案されてい
る。この構成は、陽極がその熱を直接冷却流体内へ放出
することを可能にするが、この構成の難点の1つは、回
転する外囲器内の静止陰極へ電気エネルギーを供給する
ことが困難なことである。拔気外囲器内へその真空を劣
化させることなく5Aの電流を供給するのは、上記各米
国特許に開示されているようにエアギャップコイル又は
エアギャップ変圧器を用いることによって達成すること
ができる。しかしながら、このエアギャップコイル又は
エアギャップ変圧器式の1つの欠点は、陰極フィラメン
トの電流を直接測定することができないことである。変
圧器の一次側電流だけしか測定できないのであるが、そ
の一次側電流は、変圧器のコアの温度、磁束密度、エア
ギャップの長さ等の複素関数であり、簡単には測定でき
ない。上記各米国特許の構成の第2の欠点は、陰極構造
体が振動すると、外部の一次側と内部の二次側とを連結
している磁束に変化を誘起することである。磁束連結に
おけるこのような振動誘起変動は、それに対応してフィ
ラメント電流に変動を惹起し、その結果、フィラメント
の電子放出を不安定にする。上記各米国特許の構成の第
3の欠点は、エアギャップコイル又はエアギャップ変圧
器が約0.024mmの銅表皮深さに相当する約13.
56mHzで作動することである。電流がそのような浅
い表皮深さに制限されるので、フィラメントへの低抵抗
導線の設計に問題が生じるばかりでなく、フィラメント
自体に局部的ホットスポットが発生するという問題に遭
遇する。
極と真空ハウジング(即ち、外囲器)とを一緒に回転さ
せ、ハウジング内の陰極フィラメントを静止状態に保持
するようにした強力X線管が例えば米国特許第4,78
8,705号及び4,878,235号に提案されてい
る。この構成は、陽極がその熱を直接冷却流体内へ放出
することを可能にするが、この構成の難点の1つは、回
転する外囲器内の静止陰極へ電気エネルギーを供給する
ことが困難なことである。拔気外囲器内へその真空を劣
化させることなく5Aの電流を供給するのは、上記各米
国特許に開示されているようにエアギャップコイル又は
エアギャップ変圧器を用いることによって達成すること
ができる。しかしながら、このエアギャップコイル又は
エアギャップ変圧器式の1つの欠点は、陰極フィラメン
トの電流を直接測定することができないことである。変
圧器の一次側電流だけしか測定できないのであるが、そ
の一次側電流は、変圧器のコアの温度、磁束密度、エア
ギャップの長さ等の複素関数であり、簡単には測定でき
ない。上記各米国特許の構成の第2の欠点は、陰極構造
体が振動すると、外部の一次側と内部の二次側とを連結
している磁束に変化を誘起することである。磁束連結に
おけるこのような振動誘起変動は、それに対応してフィ
ラメント電流に変動を惹起し、その結果、フィラメント
の電子放出を不安定にする。上記各米国特許の構成の第
3の欠点は、エアギャップコイル又はエアギャップ変圧
器が約0.024mmの銅表皮深さに相当する約13.
56mHzで作動することである。電流がそのような浅
い表皮深さに制限されるので、フィラメントへの低抵抗
導線の設計に問題が生じるばかりでなく、フィラメント
自体に局部的ホットスポットが発生するという問題に遭
遇する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点を解決することを課題とするものであ
り、外囲器と陰極とが応対回転する構成のX線管の陰極
フィラメントへ電力を供給するための新規な優れた技術
を提供することを企図する。
来技術の問題点を解決することを課題とするものであ
り、外囲器と陰極とが応対回転する構成のX線管の陰極
フィラメントへ電力を供給するための新規な優れた技術
を提供することを企図する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、拔気外囲器(拔気された外囲器即ち真空
外囲器)と、該外囲器内に配設され、外囲器に対して相
対的に回転するようになされた陰極フィラメント(以
下、単に「フィラメント」とも称する)を有する陰極組
立体と、外囲器内に配設されており、外囲器に連結され
た第1レースと、陰極組立体に連結された第2レースを
有する少くとも1つの軸受を含むX線管を提供する。フ
ィラメントへの電力は、上記軸受を通して送られる。
決するために、拔気外囲器(拔気された外囲器即ち真空
外囲器)と、該外囲器内に配設され、外囲器に対して相
対的に回転するようになされた陰極フィラメント(以
下、単に「フィラメント」とも称する)を有する陰極組
立体と、外囲器内に配設されており、外囲器に連結され
た第1レースと、陰極組立体に連結された第2レースを
有する少くとも1つの軸受を含むX線管を提供する。フ
ィラメントへの電力は、上記軸受を通して送られる。
【0006】本発明のより限定的な側面によれば、上記
フィラメントと軸受の間に変圧器を設ける。軸受の電解
劣化を防止するために軸受を通る電流を比較的小さい電
流とし、その比較的小さい電流を上記変圧器によって高
いフィラメント電流(フィラメントを通る電流)に昇圧
する。
フィラメントと軸受の間に変圧器を設ける。軸受の電解
劣化を防止するために軸受を通る電流を比較的小さい電
流とし、その比較的小さい電流を上記変圧器によって高
いフィラメント電流(フィラメントを通る電流)に昇圧
する。
【0007】本発明の別の側面によれば、前記外囲器の
外部に追加の軸受を設け、それらの外部軸受の第1レー
スを拔気外囲器にそれと一緒に回転するように連結し、
第2レースをフィラメント電流源(フィラメントへ電流
を供給するための電流源)に電気的に接続する。外囲器
の内部に設けられた内部軸受と外部に設けられた外部軸
受の互いに隣接したレースを互いに電気的に接続する。
外部に追加の軸受を設け、それらの外部軸受の第1レー
スを拔気外囲器にそれと一緒に回転するように連結し、
第2レースをフィラメント電流源(フィラメントへ電流
を供給するための電流源)に電気的に接続する。外囲器
の内部に設けられた内部軸受と外部に設けられた外部軸
受の互いに隣接したレースを互いに電気的に接続する。
【0008】本発明の別の側面によれば、2本のフィラ
メントを設け、各フィラメントを変圧器を介して少くと
も3つの軸受のうちの2つに接続する。かくして、各フ
ィラメントに独立して電流を供給することができる。
メントを設け、各フィラメントを変圧器を介して少くと
も3つの軸受のうちの2つに接続する。かくして、各フ
ィラメントに独立して電流を供給することができる。
【0009】
【実施例】ここでは、本発明を強力X線管に適用した場
合に関連して説明するが、本発明は強力X線管以外にも
適用することができることを理解されたい。図1を参照
して説明すると、本発明のX線管は、陽極組立体(以
下、単に「陽極」とも称する)Aと、陰極組立体(以
下、単に「陰極」とも称する)Bを有する。拔気(真
空)外囲器Cは、陰極から陽極へ放出された電子ビーム
が真空空間を通るように拔気されている。陽極Aと外囲
器Cは、回転手段Dによって陰極組立体Bに対して回転
される。
合に関連して説明するが、本発明は強力X線管以外にも
適用することができることを理解されたい。図1を参照
して説明すると、本発明のX線管は、陽極組立体(以
下、単に「陽極」とも称する)Aと、陰極組立体(以
下、単に「陰極」とも称する)Bを有する。拔気(真
空)外囲器Cは、陰極から陽極へ放出された電子ビーム
が真空空間を通るように拔気されている。陽極Aと外囲
器Cは、回転手段Dによって陰極組立体Bに対して回転
される。
【0010】陽極Aは、外囲器Cの一方の端板又は端壁
として形成されており、陰極組立体Bから放出される電
子ビーム12によって衝撃されてX線ビーム14を発生
する斜切環状陽極表面10を有している。この環状陽極
表面10は、タングステンで形成されている。陽極全体
をタングステンの単一体から機械加工することによって
製造してもよい。あるいは別法として、斜切環状陽極表
面10は、高電熱性のディスク又は板に連結したタング
ステンの環状ストリップとすることができる。通常、陽
極と外囲器は、冷却手段へ循環される油系誘電流体即ち
冷却流体内に浸漬される。陽極表面10の動作面を低温
に維持するために、陽極の、表面10と冷却流体との間
の部分は、高熱伝導性とすべきである。
として形成されており、陰極組立体Bから放出される電
子ビーム12によって衝撃されてX線ビーム14を発生
する斜切環状陽極表面10を有している。この環状陽極
表面10は、タングステンで形成されている。陽極全体
をタングステンの単一体から機械加工することによって
製造してもよい。あるいは別法として、斜切環状陽極表
面10は、高電熱性のディスク又は板に連結したタング
ステンの環状ストリップとすることができる。通常、陽
極と外囲器は、冷却手段へ循環される油系誘電流体即ち
冷却流体内に浸漬される。陽極表面10の動作面を低温
に維持するために、陽極の、表面10と冷却流体との間
の部分は、高熱伝導性とすべきである。
【0011】陽極Aは、真空外囲器Cの一端を構成す
る。外囲器の他端は、陰極端板22である。陽極Aと陰
極端板22の間にセラミック製シリンダ20が連結され
ている。従って、外囲器Cのシリンダ20の、少くとも
陽極Aに近接した部分は、X線ビーム14を放出する窓
を形成するようにX線に対して透過性にする。陽極Aと
陰極端板22との間に高い電圧差を維持することができ
るように、シリンダ20の少くとも一部分は誘電材で形
成するのが好ましい。好ましい実施例では、陰極端板2
2は、陰極組立体Bの電位(通常、約100kV又は陽
極より高い負バイアス)にまでバイアスされる。
る。外囲器の他端は、陰極端板22である。陽極Aと陰
極端板22の間にセラミック製シリンダ20が連結され
ている。従って、外囲器Cのシリンダ20の、少くとも
陽極Aに近接した部分は、X線ビーム14を放出する窓
を形成するようにX線に対して透過性にする。陽極Aと
陰極端板22との間に高い電圧差を維持することができ
るように、シリンダ20の少くとも一部分は誘電材で形
成するのが好ましい。好ましい実施例では、陰極端板2
2は、陰極組立体Bの電位(通常、約100kV又は陽
極より高い負バイアス)にまでバイアスされる。
【0012】回転手段Dは、第1静止取付部分30及び
第2静止取付部分32と、第1静止取付部分30を端板
22に連結する第1軸受34と、第2静止取付部分32
を陽極Aに連結する第2軸受36と、陽極Aと外囲器C
の組合せ体を静止取付部分30,32に対して回転させ
るモータ38を有している。モータ38は、絶縁駆動連
結器39を介して陽極Aに電気的に絶縁されて連結され
ている。
第2静止取付部分32と、第1静止取付部分30を端板
22に連結する第1軸受34と、第2静止取付部分32
を陽極Aに連結する第2軸受36と、陽極Aと外囲器C
の組合せ体を静止取付部分30,32に対して回転させ
るモータ38を有している。モータ38は、絶縁駆動連
結器39を介して陽極Aに電気的に絶縁されて連結され
ている。
【0013】陰極組立体Bと外囲器Cを相対的に回転さ
せることができるように陰極Bと外囲器Cの間にグリー
ス無し陰極軸受40が介設されている。陰極組立体B
は、保持手段42によって回転する外囲器Cに対して静
止状態に保持される。好ましい実施例では、保持手段4
2は、陰極組立体Bにそれと共に回転するように取付け
られた磁石44と、外囲器Cの外部の静止構造体に取付
けられた磁石46から成る。これらの磁石は、互いに反
対の極性の極が向い合うように配置され、外囲器Cと陽
極Aが回転する間静止磁石46が、磁石44及び陰極組
立体Bを静止状態に保持する。
せることができるように陰極Bと外囲器Cの間にグリー
ス無し陰極軸受40が介設されている。陰極組立体B
は、保持手段42によって回転する外囲器Cに対して静
止状態に保持される。好ましい実施例では、保持手段4
2は、陰極組立体Bにそれと共に回転するように取付け
られた磁石44と、外囲器Cの外部の静止構造体に取付
けられた磁石46から成る。これらの磁石は、互いに反
対の極性の極が向い合うように配置され、外囲器Cと陽
極Aが回転する間静止磁石46が、磁石44及び陰極組
立体Bを静止状態に保持する。
【0014】陰極組立体Bは、陰極軸受40の第1
(外)レース(回転レース)40aに取付けられた陰極
取付板50を有している。陰極取付板50は、第1
(大)熱フィラメント(「陰極フィラメント」又は単に
「フィラメント」とも称する)52と第2(小)熱フィ
ラメント54を支持している。これらの大/小フィラメ
ント52と54は、強X線ビーム又は弱X線ビームを発
生するために選択的に作動される。大フィラメント52
は、第1環状変圧器58の二次巻線に接続された電気導
線56a,56bに接続されている。小フィラメント5
4は、電気導線60a,60bを介して第2環状変圧器
62の二次巻線に接続されたに接続されている。これら
の変圧器58,62は、フェライトコアを有するもので
あることが好ましい。
(外)レース(回転レース)40aに取付けられた陰極
取付板50を有している。陰極取付板50は、第1
(大)熱フィラメント(「陰極フィラメント」又は単に
「フィラメント」とも称する)52と第2(小)熱フィ
ラメント54を支持している。これらの大/小フィラメ
ント52と54は、強X線ビーム又は弱X線ビームを発
生するために選択的に作動される。大フィラメント52
は、第1環状変圧器58の二次巻線に接続された電気導
線56a,56bに接続されている。小フィラメント5
4は、電気導線60a,60bを介して第2環状変圧器
62の二次巻線に接続されたに接続されている。これら
の変圧器58,62は、フェライトコアを有するもので
あることが好ましい。
【0015】大/小フィラメント切換スイッチ74によ
って選択された環状変圧器58,62のどちらか一方に
電流源74からスリップリング型軸受組立体70を介し
て供給される。大フィラメント給電線76は、真空外囲
器Cの外部で非導電性フィラメント給電マンドレル80
に取付けられた大フィラメント用スリップリング型軸受
(以下、単に「軸受」とも称する)即ち外部第1軸受7
8に接続されている。外部第1軸受78の回転レース7
8bは、外囲器Cにそれと共に回転するように連結され
ている。外部第1軸受78の静止レース78aは、給電
線76を介して電流源72に接続されている。電流は、
静止レース78aからボール又はローラ部材78cを介
して回転レース78bへ送られる。
って選択された環状変圧器58,62のどちらか一方に
電流源74からスリップリング型軸受組立体70を介し
て供給される。大フィラメント給電線76は、真空外囲
器Cの外部で非導電性フィラメント給電マンドレル80
に取付けられた大フィラメント用スリップリング型軸受
(以下、単に「軸受」とも称する)即ち外部第1軸受7
8に接続されている。外部第1軸受78の回転レース7
8bは、外囲器Cにそれと共に回転するように連結され
ている。外部第1軸受78の静止レース78aは、給電
線76を介して電流源72に接続されている。電流は、
静止レース78aからボール又はローラ部材78cを介
して回転レース78bへ送られる。
【0016】回転レース78bは、セラミック製絶縁デ
ィスク84によって外囲器Cの他の部分から電気的に絶
縁されている導電性部分82に連結されている。先に述
べた軸受40は、導電性部分82を介して回転レース7
8bに接続された回転レース40aと、陰極組立体Bに
接続された静止レース40bを有している。静止レース
40bは、セラミック製絶縁ディスク86によって陰極
組立体Bの残部から絶縁されている。静止レース40b
は、絶縁材を被覆されていない純粋の銅ワイヤ90のよ
うな電気導線を介して第1環状変圧器58の一次巻線に
接続されている。電流は、回転レース40aからボール
又はローラ部材40cを介して回転レース40bへ送ら
れる。
ィスク84によって外囲器Cの他の部分から電気的に絶
縁されている導電性部分82に連結されている。先に述
べた軸受40は、導電性部分82を介して回転レース7
8bに接続された回転レース40aと、陰極組立体Bに
接続された静止レース40bを有している。静止レース
40bは、セラミック製絶縁ディスク86によって陰極
組立体Bの残部から絶縁されている。静止レース40b
は、絶縁材を被覆されていない純粋の銅ワイヤ90のよ
うな電気導線を介して第1環状変圧器58の一次巻線に
接続されている。電流は、回転レース40aからボール
又はローラ部材40cを介して回転レース40bへ送ら
れる。
【0017】変圧器58の一次巻線から電流源72への
電流戻り経路は、電気導線92と、電流戻り経路のスリ
ップリング型軸受94を含む。軸受94の回転レース9
4aは、陰極端板22にそれと共に回転するように取付
けられている。電流は、軸受94の静止レース94bか
らボール又はローラ部材94cを介して回転レース94
aへ送られる。電流戻り経路のマンドレル即ち非導電性
フィラメント給電マンドレル80を支持する外部軸受9
6は、陰極端板22にそれと共に回転するように取付け
られた回転レース96aと、導線98によって電流源7
2の接地端子に接続された静止レース96bを有する。
電流は、回転レース96aからボール又はローラ部材9
6cを介して静止レース96bへ送られる。軸受94の
静止レース94bは、陰極組立体Bを接地し、陰極を陰
極端板22と同じ電圧に保持するために、別の導線によ
って陰極組立体Bの取付板50に接続されている。
電流戻り経路は、電気導線92と、電流戻り経路のスリ
ップリング型軸受94を含む。軸受94の回転レース9
4aは、陰極端板22にそれと共に回転するように取付
けられている。電流は、軸受94の静止レース94bか
らボール又はローラ部材94cを介して回転レース94
aへ送られる。電流戻り経路のマンドレル即ち非導電性
フィラメント給電マンドレル80を支持する外部軸受9
6は、陰極端板22にそれと共に回転するように取付け
られた回転レース96aと、導線98によって電流源7
2の接地端子に接続された静止レース96bを有する。
電流は、回転レース96aからボール又はローラ部材9
6cを介して静止レース96bへ送られる。軸受94の
静止レース94bは、陰極組立体Bを接地し、陰極を陰
極端板22と同じ電圧に保持するために、別の導線によ
って陰極組立体Bの取付板50に接続されている。
【0018】スイッチ74は、電流源72を真空外囲器
Cの外部で非導電性フィラメント給電マンドレル80に
取付けられた小フィラメント用スリップリング型軸受即
ち外部第2軸受100に選択的に接続する。外部第2軸
受100の回転レース100aは、導電部分102によ
って小フィラメント用スリップリング型軸受即ち内部軸
受104の回転レース104aに接続されている。ボー
ル又はローラ部材100cは、外部第2軸受100の回
転レース100aと静止レース100bとの間に転がり
電気接続を設定する。内部軸受104の静止レース10
4bは、導線106によって第2環状変圧器62の一次
巻線に接続されている。ボール又はローラ部材104c
は、内部軸受104の回転レース104aと静止レース
104bとの間に転がり電気接続を設定する。戻り電気
導線108は、第2環状変圧器62から戻り経路のスリ
ップリング型軸受94への戻り経路を構成する。
Cの外部で非導電性フィラメント給電マンドレル80に
取付けられた小フィラメント用スリップリング型軸受即
ち外部第2軸受100に選択的に接続する。外部第2軸
受100の回転レース100aは、導電部分102によ
って小フィラメント用スリップリング型軸受即ち内部軸
受104の回転レース104aに接続されている。ボー
ル又はローラ部材100cは、外部第2軸受100の回
転レース100aと静止レース100bとの間に転がり
電気接続を設定する。内部軸受104の静止レース10
4bは、導線106によって第2環状変圧器62の一次
巻線に接続されている。ボール又はローラ部材104c
は、内部軸受104の回転レース104aと静止レース
104bとの間に転がり電気接続を設定する。戻り電気
導線108は、第2環状変圧器62から戻り経路のスリ
ップリング型軸受94への戻り経路を構成する。
【0019】高電圧源110は、陽極A及び陰極端板2
2を横切って、従って陰極と陽極の間に100kV台の
高電圧を供給する。通常、フィラメントは、熱電子放出
を達成するために、約75Wで、通常15Vより低い低
電圧で、しかし通常5Aより高い高電流で作動される。
5Aの電流をスリップリング型軸受に通すことは、軸受
の寿命にとって有害である。従って、好ましい実施例で
は、電流源72は、約400Vで、1A以下の、好まし
くは約1/5Aの比較的小さい電流を供給する。電流源
72は、好ましくは1〜50kHzの範囲の交流電流源
である。変圧器58,62は、約25:1の巻数比を有
し、電流を約5A以上に増大し、電圧を約15Vに低下
させる。変圧器58,62は、円環状のフェライトコア
を有するものであることが好ましい。
2を横切って、従って陰極と陽極の間に100kV台の
高電圧を供給する。通常、フィラメントは、熱電子放出
を達成するために、約75Wで、通常15Vより低い低
電圧で、しかし通常5Aより高い高電流で作動される。
5Aの電流をスリップリング型軸受に通すことは、軸受
の寿命にとって有害である。従って、好ましい実施例で
は、電流源72は、約400Vで、1A以下の、好まし
くは約1/5Aの比較的小さい電流を供給する。電流源
72は、好ましくは1〜50kHzの範囲の交流電流源
である。変圧器58,62は、約25:1の巻数比を有
し、電流を約5A以上に増大し、電圧を約15Vに低下
させる。変圧器58,62は、円環状のフェライトコア
を有するものであることが好ましい。
【0020】図2を参照して説明すると、比較的少数の
スリップリング型軸受を用いて比較的多数のフィラメン
トを制御することができるようにスイッチ手段120が
設けられている。図2の実施例では、電流源72は、ス
リップリング型軸受34,40を介して単一の環状変圧
器122に接続されている。第2の組のスリップリング
型軸受124,126が、導線128によって環状変圧
器122の一次巻線に電気的に接続されている。スイッ
チ手段120は、変圧器122の1つ又はそれ以上の二
次コイルを大小フィラメント52,54又は追加の大小
フィラメント140,142に選択的に電気的に接続す
るための複数のリードスイッチ130,132,13
4,136から成る。図示の実施例では、フィラメント
140,142は、X線管の有効寿命中フィラメント5
2又は54が焼き切れたような場合、フィラメント5
2,54に取って代わるためのバックアップ(後備)フ
ィラメントとして機能する。磁石46をX管の周りに1
80°手で回転させることによってバックアップフィラ
メント140,142をフィラメント52,54の位置
へ回転させることができる。同様にして、他の位置に設
けた窓を通してX線を選択的に放出させるために追加の
バックアップフィラメントとして機能する追加のフィラ
メントを設けることができる。
スリップリング型軸受を用いて比較的多数のフィラメン
トを制御することができるようにスイッチ手段120が
設けられている。図2の実施例では、電流源72は、ス
リップリング型軸受34,40を介して単一の環状変圧
器122に接続されている。第2の組のスリップリング
型軸受124,126が、導線128によって環状変圧
器122の一次巻線に電気的に接続されている。スイッ
チ手段120は、変圧器122の1つ又はそれ以上の二
次コイルを大小フィラメント52,54又は追加の大小
フィラメント140,142に選択的に電気的に接続す
るための複数のリードスイッチ130,132,13
4,136から成る。図示の実施例では、フィラメント
140,142は、X線管の有効寿命中フィラメント5
2又は54が焼き切れたような場合、フィラメント5
2,54に取って代わるためのバックアップ(後備)フ
ィラメントとして機能する。磁石46をX管の周りに1
80°手で回転させることによってバックアップフィラ
メント140,142をフィラメント52,54の位置
へ回転させることができる。同様にして、他の位置に設
けた窓を通してX線を選択的に放出させるために追加の
バックアップフィラメントとして機能する追加のフィラ
メントを設けることができる。
【0021】図3及び4を参照して説明すると、スリッ
プリング型軸受40,78,94,96を介して供給さ
れる陰極電流を複数のフィラメントへ選択的に供給する
ことができるようにスイッチ手段150が設けられてい
る。詳述すれば、電流源72からの電流は、スリップリ
ング型軸受40,78を介して単一の環状変圧器58へ
供給される。変圧器58の一次巻線は、円形コアの絶縁
表面に互いに離隔したつる巻状に巻装された裸(不絶
縁)銅ワイヤである。変圧器58の二次巻線も、該円形
コアの該絶縁表面に互いに離隔したつる巻状に巻装され
た裸銅ワイヤである。円形コアは、磁束を一次巻線と二
次巻線の間に結合するための円形フェライトリング即ち
フェライトコア152から成る。前記絶縁表面は、フェ
ライトコア152の両側面を抱持する複数対の円弧状セ
ラミック(絶縁)セグメント154によって構成され
る。これらのセグメント154(図示の実施例では、9
0°の円弧のセグメント)は、巻線によって所定位置に
保持される。セグメント154に設けられた突条又は突
起156が、巻線を互いに離隔した状態に拘束する。
プリング型軸受40,78,94,96を介して供給さ
れる陰極電流を複数のフィラメントへ選択的に供給する
ことができるようにスイッチ手段150が設けられてい
る。詳述すれば、電流源72からの電流は、スリップリ
ング型軸受40,78を介して単一の環状変圧器58へ
供給される。変圧器58の一次巻線は、円形コアの絶縁
表面に互いに離隔したつる巻状に巻装された裸(不絶
縁)銅ワイヤである。変圧器58の二次巻線も、該円形
コアの該絶縁表面に互いに離隔したつる巻状に巻装され
た裸銅ワイヤである。円形コアは、磁束を一次巻線と二
次巻線の間に結合するための円形フェライトリング即ち
フェライトコア152から成る。前記絶縁表面は、フェ
ライトコア152の両側面を抱持する複数対の円弧状セ
ラミック(絶縁)セグメント154によって構成され
る。これらのセグメント154(図示の実施例では、9
0°の円弧のセグメント)は、巻線によって所定位置に
保持される。セグメント154に設けられた突条又は突
起156が、巻線を互いに離隔した状態に拘束する。
【0022】スイッチ160,162は、変圧器58の
二次巻線を陰極フィラメント52又は54に選択的に電
気的に接続する。これらのスイッチ160,162は、
磁気的に制御されるリードスイッチであることが好まし
い。スイッチ160,162は、それぞれ磁気コイル巻
線164,166によって作動される。別法として、一
方のフィラメントに1つの周波数の電流を通し、他方の
フィラメントに他の周波数の電流を通すことができる、
例えば帯域フィルタのような別の即ち手段を用いること
もできる。もちろん、更に追加のフィラメント及びスイ
ッチを設けることもできる。
二次巻線を陰極フィラメント52又は54に選択的に電
気的に接続する。これらのスイッチ160,162は、
磁気的に制御されるリードスイッチであることが好まし
い。スイッチ160,162は、それぞれ磁気コイル巻
線164,166によって作動される。別法として、一
方のフィラメントに1つの周波数の電流を通し、他方の
フィラメントに他の周波数の電流を通すことができる、
例えば帯域フィルタのような別の即ち手段を用いること
もできる。もちろん、更に追加のフィラメント及びスイ
ッチを設けることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明の1つの利点は、電流源をフィラ
メントに直接接続することを可能にすることである。本
発明の他の利点は、寄生損失を減少することである。本
発明の他の利点は、空心変圧器よりコンパクトであり、
X線管のサイズを小さくすることができることである。
メントに直接接続することを可能にすることである。本
発明の他の利点は、寄生損失を減少することである。本
発明の他の利点は、空心変圧器よりコンパクトであり、
X線管のサイズを小さくすることができることである。
【0024】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図1】図1は、本発明によるX線管の概略断面図であ
る。
る。
【図2】図2は、図1のX線管の変型実施例の概略断面
図である。
図である。
【図3】図3は、図1のX線管の更に別の実施例の概略
断面図である。
断面図である。
【図4】図4は、環状変圧器のコアと、巻線を互いに、
かつ、巻線をコアから絶縁するセラミック製ボビンセグ
メントの分解図である。
かつ、巻線をコアから絶縁するセラミック製ボビンセグ
メントの分解図である。
A:陽極組立体 B:陰極組立体 C:拔気(真空)外囲器 D:回転手段 10:環状の陽極表面 20:セラミック製シリンダ(絶縁手段) 22:陰極端板又は端壁 38:モータ 40:軸受(スリップリング) 40a:回転レース 40b:静止レース 40c:ボール又はローラ部材 42:陰極組立体を保持する手段 44,46:磁石 52:第1陰極フィラメント(大フィラメント) 54:第2陰極フィラメント(小フィラメント) 56a,56b:導線 58:第1環状変圧器 62:第2環状変圧器 72:電流源 74:大/小フィラメント切換スイッチ 76:大フィラメント給電導線 78:軸受(スリップリング) 78a:静止レース 78b:回転レース 78c:ボール又はローラ部材 80:非導線製のフィラメント給電マンドレル 84,86:絶縁性セラミックディスク 94:戻り経路の軸受(スリップリング) 94a:回転レース 94b:静止レース 94c:ボール又はローラ部材 98:導線 100:フィラメント用外部軸受 100a:回転レース 100b:静止レース 100c:ボール又はローラ部材 104:フィラメント用内部軸受 104a:回転レース 104b:静止レース 104c:ボール又はローラ部材 120:スイッチ手段 122:単一変圧器 124,126:第2の組の軸受 140:追加の大フィラメント 142:追加の小フィラメント 150:スイッチ手段 152:フェライトコア 154:セラミックセグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サルヴァトーレ ジー. ペルノ アメリカ合衆国 イリノイ州 60190,ウ ィンフィールド,フォリスト 05 329
Claims (23)
- 【請求項1】拔気外囲器と、該外囲器内に配設された陰
極組立体及び陽極表面と、該陰極組立体と外囲器との間
の相対回転を許すための手段を含むX線管であって、 前記外囲器に連結された第1レースと、前記陰極組立体
に連結された第2レースと、該2つのレースの間に配設
されており、それらのレースの間に電気的接続を設定す
るローラ部材を有する第1軸受と、 前記第2レースを第1陰極フィラメントに電気的に接続
するための電気的接続手段と、 前記第1レースを第1陰極フィラメントのための電流源
に電気的に接続するための電気的接続手段と、 前記第1軸受を前記陽極表面から電気的に絶縁するため
の絶縁手段とを有することを特徴とするX線管。 - 【請求項2】前記外囲器に連結された第1レースと、第
2レースと、該第1レースと第2レースを電気的に接続
するローラ部材を有する第2軸受と、 該第2軸受の第2レースを第1陰極フィラメントに電気
的に接続するための電気導線を含むことを特徴とする請
求項1に記載のX線管。 - 【請求項3】前記第1軸受の第2レースを第1陰極フィ
ラメントに電気的に接続するための前記電気的接続手段
及び第2軸受の第2レースを第1陰極フィラメントに電
気的に接続するための前記電気導線は、該第1軸受の第
2レース及び第2軸受の第2レースに接続された第1巻
線と、前記第1陰極フィラメントに接続された第2巻線
を有する変圧器を含み、それによって、前記電流源が、
該第1及び第2軸受に対する陰極損傷を回避するために
該第1及び第2軸受を通して比較的低アンペアの電流を
供給することができ、しかも、該第1陰極フィラメント
へは熱電子放出を起させるのに十分に高い電流を供給す
ることができるようにしたことを特徴とする請求項2に
記載のX線管。 - 【請求項4】少くとも1本の第2陰極フィラメントと、 前記外囲器の内部に前記変圧器と前記第1陰極フィラメ
ント及び第2陰極フィラメントの間に配置されており、
外囲器の外部から制御可能なスイッチ手段を含むことを
特徴とする請求項3に記載のX線管。 - 【請求項5】前記外囲器に隣接した第1レースと、該外
囲器を前記陰極組立体と同じ向きに保持するために該外
囲器に対して回転しうるようにローラ部材によって該第
1レース上に支持された第2レースを有する第3軸受
と、 第2陰極フィラメントを前記第3軸受の第2レース及び
前記第1軸受の第2レースと第2軸受の第2レースの1
つに電気的に接続するための手段と、 前記第1陰極フィラメントと第2陰極フィラメントのど
ちらか一方を通して選択的に電流を供給するために、前
記電流源を前記第1軸受の第1レース、第2軸受の第1
レース及び第3軸受の第1レースのうちの2つに選択的
に接続するための手段を含むことを特徴とする請求項3
に記載のX線管。 - 【請求項6】前記変圧器は、環状の磁束伝導性リング
と、該リングを包被した絶縁ボビンセグメントと、該絶
縁ボビンセグメントの周りに巻装された不絶縁ワイヤか
ら成る前記第1及び第2巻線を含むことを特徴とする請
求項3に記載のX線管。 - 【請求項7】一端に少くとも環状の表面に沿って形成さ
れた陽極を有し、他端に端壁組立体を有する拔気外囲器
と、 前記端壁組立体に連結された第1レースと、該第1レー
スにそれと電気的に接続するように回転自在に取付けら
れた第2レースを有する第1軸受と、 該第1軸受の第2レース上に支持された陰極組立体と、 前記外囲器及び陽極を回転させるための回転手段と、 該外囲器と陽極の回転中前記陰極組立体を静止状態に保
持するための保持手段と、 電流源と前記第1軸受の第1レースとを電気的に接続す
るための電気的接続手段と、 前記第1軸受の第2レースと前記陰極組立体の間に電流
経路を設定するための手段と、 前記陰極組立体から電流源への電流戻り経路を設定する
ための手段と、から成る陽極回転型X線管。 - 【請求項8】電流戻り経路を設定するための前記手段
は、前記端壁組立体にそれと共に回転するように連結さ
れた第1レースと、前記陰極組立体に電気的に接続され
た第2レースを有する第2軸受を含み、該第2軸受の第
2レースは、第2軸受の第1レースに電気的に連結した
状態で移動自在に取付けられており、それによって、第
2軸受の第2レースは、該陰極組立体と共に静止状態に
保持されるようになされていることを特徴とする請求項
7に記載のX線管。 - 【請求項9】前記第1軸受の第2レースと第2軸受の第
2レースに接続された一次巻線と、第1陰極フィラメン
トに接続された二次巻線を有する第1変圧器を含むこと
を特徴とする請求項8に記載のX線管。 - 【請求項10】前記第1変圧器は、環状のセラミック製
ボビンと、該ボビンの周りに互いに離隔したつる巻状に
巻装された不絶縁ワイヤから成る前記一次及び二次巻線
を含むことを特徴とする請求項9に記載のX線管。 - 【請求項11】前記第1変圧器は、前記環状のセラミッ
ク製ボビンの中央を貫通して挿設された環状のフェライ
トコアを有することを特徴とする請求項10に記載のX
線管。 - 【請求項12】前記端壁組立体にそれと共に回転するよ
うに連結された第1レースと、該第1レースに電気的に
連結した状態で回転自在に取付けられた第2レースを有
する第3軸受と、 前記第2軸受の第2レースと第3軸受の第2レースに接
続された一次巻線と、第2陰極フィラメントに接続され
た二次巻線を有する第2変圧器と、 前記電流源からの電流を前記第2軸受の第1レースと第
3軸受の第1レースのどちらかに選択的に供給するため
のスイッチ手段を含むことを特徴とする請求項9に記載
のX線管。 - 【請求項13】第1陰極フィラメントと第2陰極フィラ
メントを有し、前記外囲器内に配置されており、前記第
1軸受の第1レースを第1陰極フィラメントと第2陰極
フィラメントのどちらかに選択的に接続するために該外
囲器の外部から制御することができるスイッチ手段を含
むことを特徴とする請求項8に記載のX線管。 - 【請求項14】前記外囲器の外部に第3軸受が取付けら
れており、該第3軸受は、 前記外囲器にそれと共に回転するように連結され、前記
第1軸受の第1レースに電気的に接続され、前記第2軸
受の第1レースから絶縁されている第1レースと、 該第1レースに電気的に連結した状態で回転自在に取付
けられ、前記電流源に接続された第2レースを有するこ
とを特徴とする請求項8に記載のX線管。 - 【請求項15】前記電流戻り経路を設定するための前記
手段は、前記外囲器の外部に取付けられた第4軸受を含
み、該第4軸受は、 前記外囲器にそれと共に回転するように連結され、前記
第2軸受の第1レースに電気的に接続され、前記第1軸
受の第1レースから絶縁されている第1レースと、 該第1レースに電気的に連結した状態で回転自在に取付
けられ、前記電流源に接続された第2レースを有するこ
とを特徴とする請求項14に記載のX線管。 - 【請求項16】拔気外囲器と、 拔気外囲器内に少くとも環状の表面に沿って形成された
陽極と、 前記外囲器に連結された第1レースと、該第1レースに
それと電気的に接続するように回転自在に取付けられた
第2レースを有する第1軸受と、 該第1軸受の第2レース上に支持された陰極組立体と、 電流源と前記第1軸受の第1レースとを電気的に接続す
るための電気的接続手段と、 前記第1軸受の第2レースと前記陰極組立体の間に電流
経路を設定するための手段と、 前記陰極組立体から電流源への電流戻り経路を設定する
ための手段と、から成るX線管。 - 【請求項17】電流戻り経路を設定するための前記手段
は、前記外囲器にそれと共に回転するように連結された
第1レースと、前記陰極組立体に電気的に接続された第
2レースを有する第2軸受を含み、該第2軸受の第2レ
ースは、第2軸受の第1レースに電気的に連結した状態
で移動自在に取付けられていることを特徴とする請求項
16に記載のX線管。 - 【請求項18】前記第1軸受の第2レースと第2軸受の
第2レースに接続された一次巻線と、前記陰極組立体に
接続された二次巻線を有する第1変圧器を含むことを特
徴とする請求項17に記載のX線管。 - 【請求項19】前記第1変圧器は、 前記陰極組立体上に支持された環状コアと、 該環状コアに沿って装着された複数の絶縁セグメントを
含み、 前記一次及び二次巻線は、該絶縁セグメントの周りに互
いに離隔したつる巻状に巻装された裸ワイヤから成るこ
とを特徴とする請求項18に記載のX線管。 - 【請求項20】前記陰極組立体は、第1陰極フィラメン
トと第2陰極フィラメントを有し、該第1陰極フィラメ
ントは、前記第1変圧器の二次巻線に接続されており、 前記外囲器にそれと共に回転するように連結された第1
レースと、該第1レースに電気的に連結した状態で回転
自在に取付けられた第2レースを有する第3軸受と、 前記第2軸受の第2レースと第3軸受の第2レースに接
続された一次巻線と、第2陰極フィラメントに接続され
た二次巻線を有する第2変圧器と、 前記電流源からの電流を前記第2軸受の第1レースと第
3軸受の第1レースのどちらかに選択的に供給するため
のスイッチ手段を含むことを特徴とする請求項18に記
載のX線管。 - 【請求項21】第1陰極フィラメントと第2陰極フィラ
メントを有し、前記外囲器内に配置されており、前記第
1軸受の第1レースを第1陰極フィラメントと第2陰極
フィラメントのどちらかに選択的に接続するために該外
囲器の外部から制御することができるスイッチ手段を含
むことを特徴とする請求項16に記載のX線管。 - 【請求項22】前記外囲器の外部に第3軸受が取付けら
れており、該第3軸受は、 前記外囲器にそれと共に回転するように連結され、前記
第1軸受の第1レースに電気的に接続され、前記第2軸
受の第1レースから絶縁されている第1レースと、 該第1レースに電気的に連結した状態で回転自在に取付
けられ、前記電流源に接続された第2レースを有するこ
とを特徴とする請求項17に記載のX線管。 - 【請求項23】前記電流戻り経路を設定するための前記
手段は、前記外囲器の外部に取付けられた第4軸受を含
み、該第4軸受は、 前記外囲器にそれと共に回転するように連結され、前記
第2軸受の第1レースに電気的に接続され、前記第1軸
受の第1レースから絶縁されている第1レースと、 該第1レースに電気的に連結した状態で回転自在に取付
けられ、前記電流源に接続された第2レースを有するこ
とを特徴とする請求項22に記載のX線管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/817,294 US5241577A (en) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | X-ray tube with bearing slip ring |
US07/817,294 | 1992-01-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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