JPH05274258A - データ処理装置間の信号伝達方法 - Google Patents
データ処理装置間の信号伝達方法Info
- Publication number
- JPH05274258A JPH05274258A JP4068769A JP6876992A JPH05274258A JP H05274258 A JPH05274258 A JP H05274258A JP 4068769 A JP4068769 A JP 4068769A JP 6876992 A JP6876992 A JP 6876992A JP H05274258 A JPH05274258 A JP H05274258A
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- JP
- Japan
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- signal
- output
- data processing
- signal bus
- processing device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】信号バスを構成する信号線間のクロストークの
影響を抑える。 【構成】ゲートコントロール信号(51)を、遅延回路
(61)に入力し、ゲートコントロール信号(51)を
基点に順次時間差をもたせた複数の信号を作成する。そ
して、順次時間差をもたせた複数の信号で、出力信号を
ケーブル3上のバスに出力する複数のゲート(40)の
それぞれの出力を制御する。 【効果】各信号の出力開始を時間的にずらすことができ
るので、多数の信号が同時に変化することがない。
影響を抑える。 【構成】ゲートコントロール信号(51)を、遅延回路
(61)に入力し、ゲートコントロール信号(51)を
基点に順次時間差をもたせた複数の信号を作成する。そ
して、順次時間差をもたせた複数の信号で、出力信号を
ケーブル3上のバスに出力する複数のゲート(40)の
それぞれの出力を制御する。 【効果】各信号の出力開始を時間的にずらすことができ
るので、多数の信号が同時に変化することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に関
し、特に、計算機と他周辺装置より構成される計算機シ
ステムの信号バス上の信号の伝達の技術に関するもので
ある。
し、特に、計算機と他周辺装置より構成される計算機シ
ステムの信号バス上の信号の伝達の技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】信号バス上の信号の伝達に際し、ビット
数の多いデータ、アドレス等の多数の信号が同時に変化
すると、当該信号線の近傍にある信号線上の信号の波形
が、信号線間のクロストークの影響で乱れ、信号伝送が
正常に行なわれなくなる場合がある。また、複数の信号
線を束ねた電気ケーブル内では、信号線間のクロストー
クが大きい。
数の多いデータ、アドレス等の多数の信号が同時に変化
すると、当該信号線の近傍にある信号線上の信号の波形
が、信号線間のクロストークの影響で乱れ、信号伝送が
正常に行なわれなくなる場合がある。また、複数の信号
線を束ねた電気ケーブル内では、信号線間のクロストー
クが大きい。
【0003】そのため、従来は、たとえば、計算機シス
テムの中央処理装置と周辺装置間の信号の伝達用の信号
バスは、アドレス、データ、制御信号といった線種ごと
に束ねた複数のケーブルを用いて構成し、クロストーク
影響を抑えていた。
テムの中央処理装置と周辺装置間の信号の伝達用の信号
バスは、アドレス、データ、制御信号といった線種ごと
に束ねた複数のケーブルを用いて構成し、クロストーク
影響を抑えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
中央処理装置と周辺装置間を複数のケーブルで接続する
と、ケーブルコスト、配線工数、配線スペースが増大
し、計算機システムが大型化、重量化、高価格化すると
いう問題が生じる。
中央処理装置と周辺装置間を複数のケーブルで接続する
と、ケーブルコスト、配線工数、配線スペースが増大
し、計算機システムが大型化、重量化、高価格化すると
いう問題が生じる。
【0005】そこで、本発明は、データ処理装置間の信
号バスを構成する信号線間のクロストークの影響を抑え
ることのできる信号の伝達方法を提供することを目的と
する。
号バスを構成する信号線間のクロストークの影響を抑え
ることのできる信号の伝達方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、データ処理装置間で、データ処理装置間を結
ぶ信号バスを用い、所定の伝達サイクル毎に信号を伝達
する信号伝達方法であって、前記データ処理装置は、信
号バス上を他のデータ処理装置に伝達する信号の前記信
号バスへの出力を、当該信号と同伝達サイクルに伝達す
る他の信号の出力開始時期と、異なる時期に開始するこ
とを特徴とする信号伝達方法を提供する。
本発明は、データ処理装置間で、データ処理装置間を結
ぶ信号バスを用い、所定の伝達サイクル毎に信号を伝達
する信号伝達方法であって、前記データ処理装置は、信
号バス上を他のデータ処理装置に伝達する信号の前記信
号バスへの出力を、当該信号と同伝達サイクルに伝達す
る他の信号の出力開始時期と、異なる時期に開始するこ
とを特徴とする信号伝達方法を提供する。
【0007】
【作用】本発明に係る信号伝達方法によれば、信号バス
上を他のデータ処理装置に伝達する信号の前記信号バス
への出力を、当該信号と同伝達サイクルに伝達する他の
信号の出力開始時期と、異なる時期に開始することによ
り、出力信号のレベルが同時に変化するのを防ぐ。
上を他のデータ処理装置に伝達する信号の前記信号バス
への出力を、当該信号と同伝達サイクルに伝達する他の
信号の出力開始時期と、異なる時期に開始することによ
り、出力信号のレベルが同時に変化するのを防ぐ。
【0008】すなわち、複数の信号が集約された信号バ
スを含む電気ケーブル、各信号線が互いに密な結合関係
にある電気ケーブルでは、信号線の状態変化時、その変
化過渡期間、他の信号は、クロストークの影響を受け
る。そして、この影響値は同時変化する信号線が多いほ
ど大であるので、本発明に係る信号の伝達方法では、出
力信号を同時に変化させずに、わずかに時間差をもたせ
て変化させることにより、クロストークの影響を分散さ
せ、影響値を低減させ、伝達誤りを低減させる。
スを含む電気ケーブル、各信号線が互いに密な結合関係
にある電気ケーブルでは、信号線の状態変化時、その変
化過渡期間、他の信号は、クロストークの影響を受け
る。そして、この影響値は同時変化する信号線が多いほ
ど大であるので、本発明に係る信号の伝達方法では、出
力信号を同時に変化させずに、わずかに時間差をもたせ
て変化させることにより、クロストークの影響を分散さ
せ、影響値を低減させ、伝達誤りを低減させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る信号伝達方法の位置実施
例を計算機システムへの適用を例にとり説明する。
例を計算機システムへの適用を例にとり説明する。
【0010】本実施例に係る計算機システムは、2つの
データ処理装置、すなわち、中央処理装置と周辺装置よ
り構成されている。また、中央処理装置と周辺装置はケ
ーブルによって接続されている。
データ処理装置、すなわち、中央処理装置と周辺装置よ
り構成されている。また、中央処理装置と周辺装置はケ
ーブルによって接続されている。
【0011】周辺装置は、中央処理装置の制御下で情報
の入出力等を担う。中央処理装置は、周辺装置を制御し
つつ、本計算機システムが適用される処理の主要部分を
担う。
の入出力等を担う。中央処理装置は、周辺装置を制御し
つつ、本計算機システムが適用される処理の主要部分を
担う。
【0012】中央処理装置および周辺装置は、データ処
理を行う処理部と、中央処理装置ー周辺装置間のデータ
の入出力を担う入出力部を有している。
理を行う処理部と、中央処理装置ー周辺装置間のデータ
の入出力を担う入出力部を有している。
【0013】本実施例に係る計算機システムにおける中
央処理装置および周辺装置のデータ処理部は、従来と同
様であるので説明を省略し、本実施例に係る計算機シス
テムの特徴的部分たる中央処理装置および周辺装置の入
出力部について説明する。
央処理装置および周辺装置のデータ処理部は、従来と同
様であるので説明を省略し、本実施例に係る計算機シス
テムの特徴的部分たる中央処理装置および周辺装置の入
出力部について説明する。
【0014】中央処理装置と周辺装置の入出力部の構成
を図1に示す。
を図1に示す。
【0015】図示するように、中央処理装置の入出力部
10は、出力用ゲート40、41、45、遅延回路6
1、62、入力用ゲート42を有している。また、周辺
装置の入出力部20も同様の構成になっている。なお、
図中、3は中央処理装置と周辺装置を結ぶケーブルであ
って、複数の信号線を1つにまとめたものである。
10は、出力用ゲート40、41、45、遅延回路6
1、62、入力用ゲート42を有している。また、周辺
装置の入出力部20も同様の構成になっている。なお、
図中、3は中央処理装置と周辺装置を結ぶケーブルであ
って、複数の信号線を1つにまとめたものである。
【0016】中央処理装置内アドレス信号10は出力用
ゲート40、データ信号20は出力用ゲート41を介し
て、制御信号30のうち書込信号31とストローブ信号
32は出力用ゲート45を介してケーブル3に出力さ
れ、周辺装置に伝達される。また、周辺装置より、ケー
ブル3に出力されたデータ信号は入力ゲート42を介し
て、ストローブ信号は入力用ゲート46を介して中央処
理装置に入力される。
ゲート40、データ信号20は出力用ゲート41を介し
て、制御信号30のうち書込信号31とストローブ信号
32は出力用ゲート45を介してケーブル3に出力さ
れ、周辺装置に伝達される。また、周辺装置より、ケー
ブル3に出力されたデータ信号は入力ゲート42を介し
て、ストローブ信号は入力用ゲート46を介して中央処
理装置に入力される。
【0017】中央処理装置が周辺装置に対し、データを
出力する場合は、中央処理装置の出力用ゲート41と、
周辺装置のゲート43が有効となる。
出力する場合は、中央処理装置の出力用ゲート41と、
周辺装置のゲート43が有効となる。
【0018】また、中央処理装置が周辺装置からデータ
を入力する場合は、中央処理装置のデータ20の入力用
ゲート42、周辺装置の出力用ゲート44が有効とな
る。
を入力する場合は、中央処理装置のデータ20の入力用
ゲート42、周辺装置の出力用ゲート44が有効とな
る。
【0019】中央処理装置内、遅延回路61は、アドレ
スゲートコントロール信号51を入力し、順次遅延させ
たビット単位のゲートコントロール信号をそれぞれ、ゲ
ート40のそれぞれに出力する。
スゲートコントロール信号51を入力し、順次遅延させ
たビット単位のゲートコントロール信号をそれぞれ、ゲ
ート40のそれぞれに出力する。
【0020】さて、このような入出力動作において、出
力ゲート40、41、45は、ゲートコントロール信号
51、52、53によって制御される。すなわち、各出
力ゲートは、各出力ゲートに入力するゲートコントロー
ル信号がイネーブルに設定された場合に自身に入力する
信号をケーブルに出力し、他の場合は出力をハイインピ
ーダンスとする。また、出力用ゲート40内の各ゲート
に供給するゲートコントロール信号のタイミングを調整
するのが遅延回路61であり、出力ゲート41内の各ゲ
ートに供給するゲートコントロール信号のタイミングを
調整するのが遅延回路62であり、出力ゲート45内の
各ゲートに供給するゲートコントロール信号のタイミン
グを調整するのが遅延回路63であり、出力ゲート41
内の各ゲートに供給するゲートコントロール信号のタイ
ミングを調整するのが遅延回路62である。
力ゲート40、41、45は、ゲートコントロール信号
51、52、53によって制御される。すなわち、各出
力ゲートは、各出力ゲートに入力するゲートコントロー
ル信号がイネーブルに設定された場合に自身に入力する
信号をケーブルに出力し、他の場合は出力をハイインピ
ーダンスとする。また、出力用ゲート40内の各ゲート
に供給するゲートコントロール信号のタイミングを調整
するのが遅延回路61であり、出力ゲート41内の各ゲ
ートに供給するゲートコントロール信号のタイミングを
調整するのが遅延回路62であり、出力ゲート45内の
各ゲートに供給するゲートコントロール信号のタイミン
グを調整するのが遅延回路63であり、出力ゲート41
内の各ゲートに供給するゲートコントロール信号のタイ
ミングを調整するのが遅延回路62である。
【0021】すなわち、中央処理装置がデータを周辺装
置に送る場合は、まずアドレス信号10を出力ゲート4
0に与え、遅延回路60に供給されているゲートコント
ロール信号51をイネーブルに設定する。遅延回路61
は、ゲートコントロール信号51をを順次遅延させたビ
ット単位ゲートコントロール信号を出力ゲート40内の
各ゲートに出力する。出力ゲート40内の各ゲートは、
自身に入力するビット単位ゲートコントロール信号に応
え、入力するアドレス信号10の各ビットをケーブル3
0に出力する。
置に送る場合は、まずアドレス信号10を出力ゲート4
0に与え、遅延回路60に供給されているゲートコント
ロール信号51をイネーブルに設定する。遅延回路61
は、ゲートコントロール信号51をを順次遅延させたビ
ット単位ゲートコントロール信号を出力ゲート40内の
各ゲートに出力する。出力ゲート40内の各ゲートは、
自身に入力するビット単位ゲートコントロール信号に応
え、入力するアドレス信号10の各ビットをケーブル3
0に出力する。
【0022】また、中央処理装置は、まずデータ信号2
0を出力ゲート41に与え、遅延回路62に供給されて
いるゲートコントロール信号52をイネーブルに設定す
る。遅延回路63は、ゲートコントロール信号52をを
順次遅延させたビット単位ゲートコントロール信号を出
力ゲート41内の各ゲートに出力する。出力ゲート41
内の各ゲートは、自身に入力するビット単位ゲートコン
トロール信号に応え、入力するデータ信号20の各ビッ
トをケーブル30に出力する。
0を出力ゲート41に与え、遅延回路62に供給されて
いるゲートコントロール信号52をイネーブルに設定す
る。遅延回路63は、ゲートコントロール信号52をを
順次遅延させたビット単位ゲートコントロール信号を出
力ゲート41内の各ゲートに出力する。出力ゲート41
内の各ゲートは、自身に入力するビット単位ゲートコン
トロール信号に応え、入力するデータ信号20の各ビッ
トをケーブル30に出力する。
【0023】また、同様に、中央処理装置は、書込信号
31とストローブ信号32をゲート45に与え、イネー
ブル信号53を遅延回路63に与え、書込信号31とス
トローブ信号32を時間的にずらせてケーブル30に出
力させる。
31とストローブ信号32をゲート45に与え、イネー
ブル信号53を遅延回路63に与え、書込信号31とス
トローブ信号32を時間的にずらせてケーブル30に出
力させる。
【0024】結果、出力用ゲート40からは、アドレス
信号10を構成する各ビットの信号の出力が、順次前記
遅延単位幅時間ずつ、ずれて開始される。また、出力用
ゲート41からは、データ20を構成する各ビットの信
号の出力が、順次前記遅延単位幅時間ずつ、ずれて開始
される。また、出力用ゲート45からは、書込信号31
とストローブ信号32の出力が、順次前記遅延単位幅時
間ずれて開始される。
信号10を構成する各ビットの信号の出力が、順次前記
遅延単位幅時間ずつ、ずれて開始される。また、出力用
ゲート41からは、データ20を構成する各ビットの信
号の出力が、順次前記遅延単位幅時間ずつ、ずれて開始
される。また、出力用ゲート45からは、書込信号31
とストローブ信号32の出力が、順次前記遅延単位幅時
間ずれて開始される。
【0025】もし、データを連続して送信する場合は、
各ゲートコントロール信号51、52、53を一旦デゼ
ーブルに設定した後に、新たな信号を各出力ゲート4
0、41、45に与え、各ゲートコントロール信号5
1、52、53を再度イネーブルに設定する。
各ゲートコントロール信号51、52、53を一旦デゼ
ーブルに設定した後に、新たな信号を各出力ゲート4
0、41、45に与え、各ゲートコントロール信号5
1、52、53を再度イネーブルに設定する。
【0026】遅延回路61、62、63の遅延単位幅
は、各遅延回路内のゲート遅延によって定まるが、本実
施例においては、遅延単位幅を、当該遅延回路が出力す
るビット単位ゲートコントロール信号の制御下のゲート
によってケーブルに出力された信号の変化が整定する時
間以上の時間、すなわち各出力ゲートの信号伝達時間よ
り大きな時間とする。
は、各遅延回路内のゲート遅延によって定まるが、本実
施例においては、遅延単位幅を、当該遅延回路が出力す
るビット単位ゲートコントロール信号の制御下のゲート
によってケーブルに出力された信号の変化が整定する時
間以上の時間、すなわち各出力ゲートの信号伝達時間よ
り大きな時間とする。
【0027】一方、周辺装置においても同様に、遅延回
路64は、中央処理装置からのデータ読み出し指示を受
けた場合に、データ出力ゲートコントロール信号54を
入力し、順次遅延させたビット単位ゲートコントロール
信号をゲート44に出力する。
路64は、中央処理装置からのデータ読み出し指示を受
けた場合に、データ出力ゲートコントロール信号54を
入力し、順次遅延させたビット単位ゲートコントロール
信号をゲート44に出力する。
【0028】このようにゲートコントロール信号をビッ
ト単位に順次遅延させて出力ゲートを制御することによ
り、たとえば、CPUと周辺装置間で転送するアドレス
もしくはデータが全ビット値“1”から“0”に変化す
るような場合でも、各ビットの信号がケーブル上で同時
に変化することはなく、クロストーク影響は、1信号線
が変化した時のレベルに低減される。したがい、誤動作
のおそれがなく、信号線を同一ケーブル内に集約でき
る。
ト単位に順次遅延させて出力ゲートを制御することによ
り、たとえば、CPUと周辺装置間で転送するアドレス
もしくはデータが全ビット値“1”から“0”に変化す
るような場合でも、各ビットの信号がケーブル上で同時
に変化することはなく、クロストーク影響は、1信号線
が変化した時のレベルに低減される。したがい、誤動作
のおそれがなく、信号線を同一ケーブル内に集約でき
る。
【0029】ところで、各遅延回路61、62、63、
64は、図4に示すように構成してもよい。
64は、図4に示すように構成してもよい。
【0030】図4は、シフトレジスタで遅延回路を構成
したものである。
したものである。
【0031】本遅延回路において、ゲートコントロール
信号は、クロック信号にて周期的に取込まれ、Q1、Q
2、…、Qnへ順次シフトされ、図5に出力タイミング
を示すように出力される。
信号は、クロック信号にて周期的に取込まれ、Q1、Q
2、…、Qnへ順次シフトされ、図5に出力タイミング
を示すように出力される。
【0032】以上のように、本実施例によれば、各信号
の出力を、時間差をもたせて開始することができるた
め、集約度の高いケーブルを使用した時のように、クロ
ストーク時間が一般のゲート遅延時間より長い場合に、
確実に長い時間差をもたせることができる効果がある。
の出力を、時間差をもたせて開始することができるた
め、集約度の高いケーブルを使用した時のように、クロ
ストーク時間が一般のゲート遅延時間より長い場合に、
確実に長い時間差をもたせることができる効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
処理装置間の信号バスを構成する信号線間のクロストー
クの影響を抑えることのできる信号の伝達方法を提供す
ることができる。
処理装置間の信号バスを構成する信号線間のクロストー
クの影響を抑えることのできる信号の伝達方法を提供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る入出力部の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る遅延回路の第2の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の第2の構成例に係る遅延回
路の動作を示すタイミングチャートである。
路の動作を示すタイミングチャートである。
1 中央処理装置 2 周辺装置 40 出力用ゲート 51 ゲートコントロール信号 61 遅延回路
Claims (5)
- 【請求項1】データ処理装置間で、データ処理装置間を
結ぶ信号バスを用い、所定の伝達サイクル毎に信号を伝
達する信号伝達方法であって、 前記データ処理装置は、信号バス上を他のデータ処理装
置に伝達する信号の前記信号バスへの出力を、当該信号
と同伝達サイクルに伝達する他の信号の出力開始時期
と、異なる時期に開始することを特徴とする信号伝達方
法。 - 【請求項2】データ処理装置間で、データ処理装置間を
結ぶ信号バスを用い、所定の伝達サイクル毎に信号を伝
達する信号伝達方法であって、 前記データ処理装置は、信号バス上を他のデータ処理装
置に同伝達サイクルで伝達する複数の信号を、それぞれ
出力開始時期に時間差を設けて、信号バスに出力するこ
とを特徴とする信号伝達方法。 - 【請求項3】信号バスを介して他装置に接続するデータ
処理装置であって、所定の伝達サイクル毎に他の装置に
信号を前記信号バスを用いて伝達するデータ処理装置で
あって、 前記信号バスに信号を出力する複数のドライバと、前記
複数のドライバのうちの一部のドライバの出力を、同伝
達サイクルについての他のドライバの出力開始時期と異
なる時期に開始する手段を有することを特徴とするデー
タ処理装置。 - 【請求項4】信号バスを介して他装置に接続するデータ
処理装置であって、所定の伝達サイクル毎に他の装置に
信号を前記信号バスを用いて伝達するデータ処理装置で
あって、 前記信号バスに信号を出力する複数のドライバと、同伝
達サイクルについての前記各ドライバの出力開始時期時
期に、前記ドライバの動作遅延時間より大きい時間、そ
れぞれ時間差を設ける手段を有することを特徴とするデ
ータ処理装置。 - 【請求項5】信号バスを介して他装置に接続するデータ
処理装置であって、所定の伝達サイクル毎に前記他の装
置に信号を前記信号バスを用いて伝達するデータ処理装
置であって、 前記信号バスに信号を出力する複数のドライバと、前記
複数のドライバを分類したグループ毎に、同伝達サイク
ルについての前記ドライバの出力開始時期を異ならせる
手段を有することを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4068769A JPH05274258A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | データ処理装置間の信号伝達方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4068769A JPH05274258A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | データ処理装置間の信号伝達方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274258A true JPH05274258A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13383274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4068769A Pending JPH05274258A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | データ処理装置間の信号伝達方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05274258A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11288339A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 制御回路 |
KR100468733B1 (ko) * | 2002-06-07 | 2005-01-29 | 삼성전자주식회사 | 스큐드 버스 구동 방법 및 회로 |
US10735177B2 (en) | 2018-07-23 | 2020-08-04 | Fujitsu Limited | Optical transmitting device and optical receiving device |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4068769A patent/JPH05274258A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11288339A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | 制御回路 |
KR100468733B1 (ko) * | 2002-06-07 | 2005-01-29 | 삼성전자주식회사 | 스큐드 버스 구동 방법 및 회로 |
US10735177B2 (en) | 2018-07-23 | 2020-08-04 | Fujitsu Limited | Optical transmitting device and optical receiving device |
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