JPH05273390A - 原子炉解体方法と解体装置 - Google Patents

原子炉解体方法と解体装置

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JPH05273390A
JPH05273390A JP9740592A JP9740592A JPH05273390A JP H05273390 A JPH05273390 A JP H05273390A JP 9740592 A JP9740592 A JP 9740592A JP 9740592 A JP9740592 A JP 9740592A JP H05273390 A JPH05273390 A JP H05273390A
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Chokichi Yoshihara
長吉 吉原
Hisao Ozaki
久夫 尾崎
Shigeru Ogi
茂 小木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、原子炉の生体遮弊壁を解体して、
その解体物を炉外へ運び出す解体装置に関し、生体遮弊
壁の切断作業と切断した切断片の搬出作業の能率化を図
り、工期を短縮し省力化を図る原子炉解体装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 原子炉における生体遮弊壁1内の下部から上
部の作業床30に延びるエレベータリフト3と、切断マ
スト4aを中心にしてその周方向に回動自在に設けられ
かつ生体遮弊壁の内壁面の形状に沿った形にされた少な
くとも1以上の切断用足場4bと、前記切断用足場に移
動自在に装着される削孔装置5及び回収装置6と、前記
切断用足場の下部でその内周に敷設されたレール上を自
動走行するトロッコ7と、該トロッコと前記エレベータ
リフトの間に介在する搬送装置3cとで構成したことに
存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の生体遮蔽壁を
切断・解体して、その解体物を炉外へ運び出す原子炉解
体方法とその解体に使用する解体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軽水炉型の原子炉のうち沸騰水型原子炉
(BWR)が廃炉等の理由により解体する際には、図1
8や図19に示すように作業床30の上にある天井クレ
ーン31により切断解体装置32を上方から生体遮蔽壁
33内に降ろしたり、生体遮蔽壁33内に固定した足場
34を組み、これに装着した解体装置32を作動させる
ようにしたりして、この切断解体装置32で細かく切断
解体した廃棄物35を前記天井クレーン31で作業床3
0へと搬出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
原子炉解体方法では、前記切断解体装置の移動や取扱い
に手間が掛かって非能率的であり、また、切断解体され
た廃棄物の回収に手間がかかると言った欠点が存在し
た。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、解体した炉内廃棄物の搬出作業の能率化を図り、
工期を短縮し省力化を図る原子炉解体方法と解体装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、原子炉の生体遮蔽
壁内に、該生体遮蔽壁内の下部から上部の作業床に延び
るエレベータリフトと、該エレベータリフトの周囲に立
設された切断マストを中心にしてその周方向に回動自在
に設けられかつ生体遮蔽壁の内壁面の形状に沿った形に
された少なくとも1以上の切断用足場と、前記切断用足
場に移動自在に装着される削孔装置及び回収装置と、前
記切断用足場の下部でその内周に敷設されたレール上を
自動走行するトロッコと、該トロッコと前記エレベータ
リフトの間に介在する搬送装置とからなる解体装置を形
成し、前記切断用足場に削孔装置を装着して該切断用足
場の回動と前記削孔装置の移動により生体遮蔽壁面に垂
直方向と水平方向に切断線を入れ、次に削孔装置で背面
削孔を行い生体遮蔽壁から切断片を切り出し、該切断片
を前記回収装置で回収し更に前記トロッコに移送し、該
トロッコから搬送装置を介して前記エレベータリフトで
前記作業床へと前記切断片を運び出して、これらの切断
・搬出作業を繰り返して原子炉を解体することに存す
る。
【0006】また、解体用の装置としては、原子炉にお
ける生体遮蔽壁内の下部から上部の作業床に延びるエレ
ベータリフトと、該エレベータリフトの周囲に立設され
た切断マストを中心にしてその周方向に回動自在に設け
られかつ生体遮蔽壁の内壁面の形状に沿った形にされた
少なくとも1以上の切断用足場と、前記切断用足場に移
動自在に装着される削孔装置及び回収装置と、前記切断
用足場の下部でその内周に敷設されたレール上を自動走
行するトロッコと、該トロッコと前記エレベータリフト
の間に介在する搬送装置とで構成したことに存する。
【0007】
【作用】本発明に係る原子炉解体方法によれば、遠隔操
作により、切断用足場を適宜に切断マストを中心にして
その廻りに回動させて削孔装置の切断箇所を移動させる
ことができ、生体遮蔽壁面に垂直方向と水平方向で適宜
間隔で切断線を入れることができる。そして、生体遮蔽
壁から切断片を縁切りして切取り、そしてこの切断片を
回収装置とトロッコとエレベータリフト等により生体遮
蔽壁内部から作業室へと自動的に搬出することができ
る。
【0008】また、本発明に係る解体装置によれば、切
断用足場が切断マストの周方向に回動自在にされている
ので、削孔装置を素早く次の切断箇所に移動させること
ができ、切断箇所の移動が容易に行えるようになる。そ
して回収装置からトロッコを介して搬送装置、エレベー
タリフトで切断片を自動的に搬出することができて生体
遮蔽壁の切断解体作業の自動化が可能となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る原子炉内解体物搬出装置の概
略を示す正面図である。図において符号1は生体遮蔽
壁、2は原子炉解体装置、3はエレベータリフト、4a
は切断マスト、4bは切断用足場、5は削孔装置、6は
回収装置、7はトロッコを各々示している。
【0010】本発明に係る原子炉解体装置2は、生体遮
蔽壁1内の下部から上部の作業床に延びるエレベータリ
フト3と、切断マスト4aの周囲に該切断マスト4aを
中心に回動自在に設けられ、かつ生体遮蔽壁1の内壁面
1aの形状に沿った形にされた切断用足場4bと、前記
切断用足場4bに移動自在に装着される削孔装置5と、
同じく回収装置6と、前記切断用足場4bの下部でその
内周側に敷設されたレール上を自動走行するトロッコ7
とで構成されている。
【0011】更に前記原子炉解体装置2の各構成物の詳
細を説明する。前記エレベータリフト3は、図面の図1
乃至図5に示すように、矩形状の切断マスト4aを組立
し、その中にエレベータ3bを備えたものであり、更
に、前記エレベータ3bの下部にはローラコンベア18
を複数備えた搬送装置3c、前記エレベータ3bの上部
には同じくローラコンベア18を複数備えた搬送装置3
dが各々設けられている。
【0012】前記搬送装置3cは、トロッコ7で運ばれ
てきた切断片8をローラコンベア18で移送し、エレベ
ータ3bへと運び込むものである。また、前記搬送装置
3dは、前記エレベータ3bで持ち上げられた前記切断
片8を作業室9内のコンテナ10へと移送させるもので
ある。この作業室9内は放射能レベルが低いので作業者
が比較的長い時間作業できるものである。
【0013】前記切断用足場4bは、図1乃至図4に示
すように、原子炉の生体遮蔽壁1の内壁面1aに略平行
に沿った形状の鉄骨フレーム4cを転動子を介して円形
に敷設したレール14上に組立て、これを前記切断マス
ト4aの周囲に少なくとも1以上、この一実施例では2
対にして設ける。
【0014】そして、前記2対の鉄骨フレーム4cを、
前記切断マスト4aの中央部と下部に設けた支持リング
11,12に支持させるとともに周方向に回動自在にし
て設ける。前記支持リング11,12には、その周面に
歯が刻設され、この歯に噛み合わされた鉄骨フレーム4
cの回動用歯車(図示せず)がモータ13で回転される
と、切断マスト4aを中心にして切断足場4の鉄骨フレ
ーム4cが前記レール14上を各々回動するものであ
る。
【0015】次に、前記削孔装置5を説明する。この削
孔装置5は、図2と図7乃至図8に示すように、鉄骨フ
レーム4cのガイドレールに装着されるとともに、この
ガイドレールに沿ってモータの駆動により移動自在にさ
れる移動装置5aと、該移動装置5aから生体遮蔽壁内
面1aに向かって伸縮自在にされたシリンダー装置5b
と、該シリンダー装置5bの先端ロッドに回転自在に支
持された切断用ブレード5cとからなるものである。
【0016】前記ブレード5cはシリンダー装置5bの
伸縮作用により切断作業位置が可変であるとともに、シ
リンダー装置5bが前記移動装置5aに対して支持軸を
中心に回転されることによりこのブレード5cも回転
し、水平方向と垂直方向あるいは傾斜状態の切断作業が
可能となるものである。
【0017】また、前記シリンダー装置5bの先端部に
は図8に示すような上下方向の削孔切断のためのコアビ
ット15も装着される。これは前記ブレード5cにて、
水平方向と水平方向に生体遮蔽壁1を所定寸法で切断し
た後に、このコアビット15で上下方向に多数の孔を連
続して穿孔し、前記生体遮蔽壁1から切断片8を縁切り
させるものである。
【0018】次に前記回収装置6は、図9乃至図12に
示すように、鉄骨フレーム4cのH型ガイドレール1
6,16間に装着されるとともにモータ等で駆動されて
前記ガイドレール16に沿って移動される回収ユニット
用移動装置6aと、この回収ユニット用移動装置6aに
載置される回収ユニット17とから構成される。
【0019】前記回収ユニット17には、生体遮蔽壁1
のより湾曲した上部の切断片8を回収するための回収ユ
ニット17a(図11参照)と、生体遮蔽壁1の中央部
付近から下部にかけての切断片8を回収するための回収
ユニット17b(図12参照)とがある。
【0020】この回収ユニット17によって、生体遮蔽
壁1から切断・回収された切断片8が、図13乃至15
に示すように、鉄骨フレーム4cの下部まで前記回収ユ
ニット17で運ばれて、一旦ローラコンベア18上の下
カゴ20に載置されているカゴ20a上に置かれる。
【0021】そして、図16に示すように、切断用足場
4bの内側において円形状に敷設されたレール19上を
自動周回するトロッコ7が回送されると、ローラコンベ
ア18が回転し、下カゴ20が下がることにより、この
下カゴ20の孔部からローラコンベア18の上一部が突
出され、カゴ20aの底面とローラコンベア18とが接
触して切断片8とともにカゴ20aはトロッコ7上に移
送される。
【0022】トロッコ7においても、ローラコンベア1
8により受けカゴ21に切断片8が収まると、前記受け
カゴ21が上に持ち上げられてローラコンベア18と前
記カゴ20aとの接触を断ち切るように構成されてい
る。こうしてトロッコ7に切断片8が載置され、そして
レール19上を移動して、図5乃至図6に示すように、
搬送装置3cの端部に到るように遠隔操作されるもので
ある。
【0023】前記トロッコ7によって運ばれてきた切断
片8が搬送装置3c上に移し替えられて、エレベータリ
フト3を介して作業室9内のコンテナ10へと運ばれる
ものである。なお、前記削孔装置5や回収装置6もしく
はエレベータリフト3や搬送装置3c,3dも作業室9
からの遠隔操作にて作動されるものである。
【0024】このようにして形成される原子炉解体装置
2を使用するには、まず生体遮蔽壁1内に切断マスト4
aと、エレベータ3bを組み立ててエレベータリフト3
を形成し、レール14,19を敷設する。そして、搬送
装置3c,3dやトロッコ7を設置した後に、削孔装置
5と回収装置6を鉄骨フレーム4cにセットする。
【0025】次に、削孔装置5を遠隔操作で切断箇所に
移動させ、ブレード5cを回転させて生体遮蔽壁1の垂
直方向と水平方向の切断を行う。この切断作業でまず生
体遮蔽壁1の内面1aに対して垂直方向の切断作業を行
うには、切断用足場4bの削孔装置5をガイドレールに
沿って移動させつつブレード5cを回転させて所定深さ
(例えば10cm程度)で切断する。そして、前記垂直
方向の切断作業を徐々に切断深さを深くして複数回行
い、切断深さが約40cmになるまで行う。
【0026】垂直方向の切断作業が終了したら、各鉄骨
フレーム4cの削孔装置5のシリンダー装置5bをその
軸廻りに略90゜回転させ、ブレード5cを水平面内に
して倒す。そして、このブレード5cを回転させながら
各鉄骨フレーム4cを切断マスト4aを中心にして回動
させる。これにより、生体遮蔽壁内面1aに一条の水平
方向の切断線(約10cmの深さ)が形成される。そし
て更に切断深さを深くして上記の水平方向の切断作業を
複数回行い、切断深さが約40cmになるまで行う。
【0027】このようにして、生体遮蔽壁内面1aの全
面に切断深さ40cm程度で、水平方向と垂直方向に切
断して格子状に切断線を形成する。なお、前述の水平方
向と垂直方向の切断作業は作業の段取りによりいずれを
先にしてもよいものである。
【0028】次に、格子状に切断された段階の切断片8
を、生体遮蔽壁1から切り放すために削孔装置5にコア
ビット15を装着する。そして、図8に示すように生体
遮蔽壁1を、コアビット15で連続した孔を穿孔して切
断片8を生体遮蔽壁1から縁切りして切取る。そして、
この切断片8を回収装置6で回収する。切断片8は、そ
の大きさが縦横とも約1.5m程度で厚さが約40cm
である。前述のように生体遮蔽壁1の上部では図11に
示す回収ユニット17aを使用し、それ以外の場所では
図12に示す回収ユニット17bを使用して切断片8を
回収する。
【0029】そして、回収装置6で回収された切断片8
をトロッコ7に移送させ(図16乃至図17参照)、そ
して該トロッコ7をレール19上で移動させて搬送装置
3cの端部まで到達させる(図5参照)。そして、図5
に示すように、トロッコ7の切断片8を搬送装置3c上
に移し、ローラコンベア18でエレベータリフト3の昇
降カゴ22へと移送させる。
【0030】このようにしてエレベータリフト3により
切断片8を生体遮蔽壁1上部の作業室9内のコンテナ1
0へ搬送装置3dを介して移送させるものである。この
ように切断片8の切断・回収・搬出を繰り返して原子炉
の生体遮蔽壁の解体を行うものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原子炉解
体方法は、原子炉の生体遮蔽壁内に、特殊な解体装置を
形成し、遠隔操作により生体遮蔽壁を切断・搬出作業を
繰り返して原子炉を解体するので、解体作業の高能率化
となって工期が短縮される。そして作業者が放射能汚染
された生体遮蔽壁に近づいて長時間解体作業に従事しな
くてもよいので、被爆量が軽減し解体作業の安全性が高
まる。
【0032】本発明の原子炉解体装置は、エレベータリ
フトと、切断マストを中心にしてその周方向に回動自在
に設けられかつ生体遮蔽壁の内壁面の形状に沿った形に
された少なくとも1以上の切断用足場と、前記切断用足
場に移動自在に装着される削孔装置及び回収装置と、自
動走行するトロッコと、搬送装置とで構成したので、生
体遮蔽壁に格子状の切断線を形成するにおいて、切断用
足場の回動で容易に切断箇所の移動が行なえて切断作業
が能率的となる。また、生体遮蔽壁の切断や切断片の搬
出が遠隔操作で行うことができて解体作業の自動化が可
能となり工期が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉解体装置の概略を示す正面
図である。
【図2】原子炉解体装置の切断足場の上部を示す斜視図
である。
【図3】一の切断足場を回動させる構造を示す一部斜視
図である。
【図4】同じく図3の正面図である。
【図5】エレベータリフトとトロッコと搬送装置の関係
を示す概略説明図である。
【図6】図1のa−a線視図である。
【図7】一の削孔装置を示す斜視図である。
【図8】コアビットで切断片を生体遮蔽壁から切り取る
様子を示す説明図である。
【図9】一の回収ユニットの移動装置を示す正面図であ
る。
【図10】同じく図9の平面図である。
【図11】回収ユニットのうち、生体遮蔽壁の上部用の
回収ユニットの正面図である。
【図12】回収ユニットのうち、生体遮蔽壁の上部以外
の部分のための回収ユニットの使用状態を示す正面図で
ある。
【図13】切断片を切断足場の下部へ移送中の様子を示
す説明図である。
【図14】切断片をローラコンベアに移し替える様子を
示す説明図である。
【図15】切断片がローラコンベアで移送される様子を
示す説明図である。
【図16】切断片がトロッコに乗せられた様子を示す正
面図である。
【図17】切断片が切断足場からトロッコへ移送される
様子を示す説明図である。
【図18】従来例に係る切断作業の様子を示す説明図で
ある。
【図19】同じく従来例に係り、切断片を天井クレーン
で吊り上げる様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 生体遮蔽壁、2 原子炉解体装置、3 エレベータ
リフト、3c,3d 搬送装置、4a 切断マスト、4
b 切断用足場、5 削孔装置、6 回収装置、7 ト
ロッコ。
フロントページの続き (72)発明者 八十島 治典 東京都中央区京橋1丁目7番1号戸田建設 株式会社内 (72)発明者 吉原 長吉 東京都中央区京橋1丁目7番1号戸田建設 株式会社内 (72)発明者 尾崎 久夫 東京都中央区京橋1丁目7番1号戸田建設 株式会社内 (72)発明者 小木 茂 東京都中央区京橋1丁目7番1号戸田建設 株式会社内 (72)発明者 上林 智 東京都中央区京橋1丁目7番1号戸田建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の生体遮蔽壁内に、該生体遮蔽壁
    内の下部から上部の作業床に延びるエレベータリフト
    と、該エレベータリフトの周囲に立設された切断マスト
    を中心にしてその周方向に回動自在に設けられかつ生体
    遮蔽壁の内壁面の形状に沿った形にされた少なくとも1
    以上の切断用足場と、前記切断用足場に移動自在に装着
    される削孔装置及び回収装置と、前記切断用足場の下部
    でその内周に敷設されたレール上を自動走行するトロッ
    コと、該トロッコと前記エレベータリフトの間に介在す
    る搬送装置とからなる解体装置を形成し、前記切断用足
    場に削孔装置を装着して該切断用足場の回動と前記削孔
    装置の移動により生体遮蔽壁面に垂直方向と水平方向に
    切断線を入れ、次に削孔装置で背面削孔を行い生体遮蔽
    壁から切断片を切り出し、該切断片を前記回収装置で回
    収し更に前記トロッコに移送し、該トロッコから搬送装
    置を介して前記エレベータリフトで前記作業床へと前記
    切断片を運び出して、これらの切断・搬出作業を繰り返
    して原子炉を解体することを特徴としてなる原子炉解体
    方法。
  2. 【請求項2】 原子炉における生体遮蔽壁内の下部から
    上部の作業床に延びるエレベータリフトと、該エレベー
    タリフトの周囲に立設された切断マストを中心にしてそ
    の周方向に回動自在に設けられかつ生体遮蔽壁の内壁面
    の形状に沿った形にされた少なくとも1以上の切断用足
    場と、前記切断用足場に移動自在に装着される削孔装置
    及び回収装置と、前記切断用足場の下部でその内周に敷
    設されたレール上を自動走行するトロッコと、該トロッ
    コと前記エレベータリフトの間に介在する搬送装置とで
    構成したことを特徴としてなる原子炉解体装置。
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