JPH0527310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527310Y2 JPH0527310Y2 JP14993288U JP14993288U JPH0527310Y2 JP H0527310 Y2 JPH0527310 Y2 JP H0527310Y2 JP 14993288 U JP14993288 U JP 14993288U JP 14993288 U JP14993288 U JP 14993288U JP H0527310 Y2 JPH0527310 Y2 JP H0527310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- storage chamber
- holding
- ski
- holding belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はスキー板を車両のルーフ上に搭載して
搬送するために用いる車両用スキーキヤリアに関
する。
搬送するために用いる車両用スキーキヤリアに関
する。
従来、前記のスキーキヤリアとして第10図及
び第11図に示すように、両側に引掛片2,3を
突設した凹状の支持本体1と、両側に引掛孔5,
6を形成したベルト4からなり、スキー板7を支
持本体1の保持溝8内に嵌入した後、ベルト4の
一方の引掛孔5を引掛片2に、他方の引掛孔6を
引掛片3に引掛けて、該ベルト4でスキー板7を
押圧的に固着保持するようにしたものがある。
び第11図に示すように、両側に引掛片2,3を
突設した凹状の支持本体1と、両側に引掛孔5,
6を形成したベルト4からなり、スキー板7を支
持本体1の保持溝8内に嵌入した後、ベルト4の
一方の引掛孔5を引掛片2に、他方の引掛孔6を
引掛片3に引掛けて、該ベルト4でスキー板7を
押圧的に固着保持するようにしたものがある。
前記従来のスキーキヤリアにおいて、スキー板
を搭載していないときにもベルトを付設したまゝ
にしておくと外観を損ねる上に、車両走行時にそ
のベルトにより風切り音が発生し、また、ベルト
を取り外すとそのベルトの紛失の恐れがある。
を搭載していないときにもベルトを付設したまゝ
にしておくと外観を損ねる上に、車両走行時にそ
のベルトにより風切り音が発生し、また、ベルト
を取り外すとそのベルトの紛失の恐れがある。
そこで本考案は、支持本体にベルトの収納部を
形成し、ベルトの不使用時には該ベルトを前記収
納部内に収納できるようにして、前記従来のもの
に比べてスキーキヤリアの外観を向上すると共に
風切り音の軽減とベルトの紛失防止を図ることを
目的とするものである。
形成し、ベルトの不使用時には該ベルトを前記収
納部内に収納できるようにして、前記従来のもの
に比べてスキーキヤリアの外観を向上すると共に
風切り音の軽減とベルトの紛失防止を図ることを
目的とするものである。
本考案は前記の課題を解決するために、第1の
考案は、支持本体を、その中央にスキー板の支持
溝を有する凹状に形成し、その支持本体の一側壁
内にベルト収納室を形成し、他側壁の外側面に引
掛片を突設し、スキー板の保持用ベルトを、その
一端から前記ベルト収納室内へ出入可能に装備す
ると共にその一端部にこれがベルト収納室から離
脱しないようにする手段を設け、他端には前記引
掛片に係止する引掛孔を形成したことを特徴とす
るものである。また第2の考案は、前記保持用ベ
ルトの一端に、該保持用ベルトを常時収納室内へ
引き込むように付勢する引つ張り部材を備えたこ
とを特徴とするものである。
考案は、支持本体を、その中央にスキー板の支持
溝を有する凹状に形成し、その支持本体の一側壁
内にベルト収納室を形成し、他側壁の外側面に引
掛片を突設し、スキー板の保持用ベルトを、その
一端から前記ベルト収納室内へ出入可能に装備す
ると共にその一端部にこれがベルト収納室から離
脱しないようにする手段を設け、他端には前記引
掛片に係止する引掛孔を形成したことを特徴とす
るものである。また第2の考案は、前記保持用ベ
ルトの一端に、該保持用ベルトを常時収納室内へ
引き込むように付勢する引つ張り部材を備えたこ
とを特徴とするものである。
支持溝内にスキー板を嵌合し、保持用ベルトを
収納室より引き出してその他端に形成した引掛孔
を引掛片に掛け止めすることにより、スキー板を
保持できる。不使用時には保持用ベルトを、その
引掛孔を引掛片より外し、収納室内へ収納する。
収納室より引き出してその他端に形成した引掛孔
を引掛片に掛け止めすることにより、スキー板を
保持できる。不使用時には保持用ベルトを、その
引掛孔を引掛片より外し、収納室内へ収納する。
保持用ベルトの一端に引つ張り部材を備えたも
のにおいては、保持用ベルトの引掛孔を引掛片よ
り外すことにより、その引つ張り部材の引き込み
力によつて保持用ベルトが自動的に収納室内へ収
納される。
のにおいては、保持用ベルトの引掛孔を引掛片よ
り外すことにより、その引つ張り部材の引き込み
力によつて保持用ベルトが自動的に収納室内へ収
納される。
次に第1図乃至第3図に示す本考案の第1実施
例について説明する。
例について説明する。
10はスキー板の支持本体で、正面からの形状
を凹型にして中央部にスキー板の保持溝11が形
成されている。該支持本体10の一側壁12と底
壁13は空洞に形成され、これら両壁12,13
内に一連のベルト収納室14が形成されている。
また、前記一側壁12における収納室14を形成
する上壁には、収納室14の左右方向幅より狭い
幅のベルト挿通窓15が形成され、その両片がス
トツパ16になつている。支持本体10の他側壁
17の外側面には引掛片18が固着突設されてい
る。19はゴム或いは合成樹脂などで形成された
スキー板の保持用ベルトで、前記挿通窓15を通
じて前記収納室14に対し出入可能に装備されて
いる。更に該保持用ベルト19における収納室1
4内側の端部には、前記挿通窓15の左右幅より
大幅のストツパ20が一体成型されており、該ス
トツパ20が前記挿通窓15部のストツパ16に
係止するようになつている。更に保持用ベルト1
9における露出側の他端部には、前記引掛片18
に嵌合的に引掛ける引掛孔21が形成されている
と共に該引掛孔21よりも更に外端に前記挿通窓
15より広幅の手掛部22が一体成型されてい
る。
を凹型にして中央部にスキー板の保持溝11が形
成されている。該支持本体10の一側壁12と底
壁13は空洞に形成され、これら両壁12,13
内に一連のベルト収納室14が形成されている。
また、前記一側壁12における収納室14を形成
する上壁には、収納室14の左右方向幅より狭い
幅のベルト挿通窓15が形成され、その両片がス
トツパ16になつている。支持本体10の他側壁
17の外側面には引掛片18が固着突設されてい
る。19はゴム或いは合成樹脂などで形成された
スキー板の保持用ベルトで、前記挿通窓15を通
じて前記収納室14に対し出入可能に装備されて
いる。更に該保持用ベルト19における収納室1
4内側の端部には、前記挿通窓15の左右幅より
大幅のストツパ20が一体成型されており、該ス
トツパ20が前記挿通窓15部のストツパ16に
係止するようになつている。更に保持用ベルト1
9における露出側の他端部には、前記引掛片18
に嵌合的に引掛ける引掛孔21が形成されている
と共に該引掛孔21よりも更に外端に前記挿通窓
15より広幅の手掛部22が一体成型されてい
る。
本実施例において、スキー板を搭載する場合に
は、先ず、第2図に示すようなベルト収納状態に
おいてスキー板7をスキー板の保持溝11に図示
の如く嵌入する。次で、保持用ベルト19を、そ
の手掛部22を持つて収納室14より引出し、ス
キー板7の上面を押圧するように引つ張つた状態
でその引掛孔21を引掛片18に嵌合する。これ
により、保持用ベルト19が、その一端に形成し
たストツパ20が挿通窓15部のストツパ16に
係止し、他端に形成した引掛孔21が引掛片18
に係止した状態で架設され、かつ、該保持用ベル
ト19の縮少力によりスキー板7が適当な押え力
によつて確実に保持される。
は、先ず、第2図に示すようなベルト収納状態に
おいてスキー板7をスキー板の保持溝11に図示
の如く嵌入する。次で、保持用ベルト19を、そ
の手掛部22を持つて収納室14より引出し、ス
キー板7の上面を押圧するように引つ張つた状態
でその引掛孔21を引掛片18に嵌合する。これ
により、保持用ベルト19が、その一端に形成し
たストツパ20が挿通窓15部のストツパ16に
係止し、他端に形成した引掛孔21が引掛片18
に係止した状態で架設され、かつ、該保持用ベル
ト19の縮少力によりスキー板7が適当な押え力
によつて確実に保持される。
また、スキー板7を搭載しない場合は、保持用
ベルト19を、その他端を外して収納室14へ押
し込むことにより、第2図に示す如く保持用ベル
ト19を、その手掛部22のみを露出させた状態
で収納室14内へ収納することができる。
ベルト19を、その他端を外して収納室14へ押
し込むことにより、第2図に示す如く保持用ベル
ト19を、その手掛部22のみを露出させた状態
で収納室14内へ収納することができる。
第4図及び第5図は本考案の第2実施例を示す
もので、前記実施例における保持用ベルト19の
ストツパ20と収納室14の奥端面間に引つ張り
コイルスプリング23を架設したものである。こ
の実施例によれば、第4図に示すように、保持用
ベルト19の使用時には、その保持用ベルト19
の縮小力によりスキー板7の所定の力によつて押
圧保持することができる。また、保持用ベルト1
9の他端を引掛片18より外した場合には、第5
図に示すように、その保持用ベルト19が、これ
自体が元状に縮むと同時に引つ張りコイルスプリ
ング23の引き力によつて自動的に収納室14内
に収納され、その収納操作が便利になる。
もので、前記実施例における保持用ベルト19の
ストツパ20と収納室14の奥端面間に引つ張り
コイルスプリング23を架設したものである。こ
の実施例によれば、第4図に示すように、保持用
ベルト19の使用時には、その保持用ベルト19
の縮小力によりスキー板7の所定の力によつて押
圧保持することができる。また、保持用ベルト1
9の他端を引掛片18より外した場合には、第5
図に示すように、その保持用ベルト19が、これ
自体が元状に縮むと同時に引つ張りコイルスプリ
ング23の引き力によつて自動的に収納室14内
に収納され、その収納操作が便利になる。
第6図及び第7図は本考案の第3実施例を示す
もので、前記第2実施例における引つ張りコイル
スプリング23の代りにうず巻きばね24を使用
したもので、該実施例においても前記第2実施例
と同様の作用、効果を発揮できる。
もので、前記第2実施例における引つ張りコイル
スプリング23の代りにうず巻きばね24を使用
したもので、該実施例においても前記第2実施例
と同様の作用、効果を発揮できる。
第8図及び第9図は本考案の第4実施例を示す
もので、保持用ベルト19のストツパ20側に、
保持用ベルト19の張力よりも弱い張力を有する
ゴムベルト25を一体成型し、その他端を収納室
14の奥端面に固着したものである。該実施例に
おいて、第8図のような使用状態においては、保
持用ベルト19の伸びによる引張力によつてスキ
ー板7を押圧保持し、第9図に示すような不使用
時には、ゴムベルト25の縮少力によつて保持用
ベルト19を自動的に収納室14内へ収納でき
る。
もので、保持用ベルト19のストツパ20側に、
保持用ベルト19の張力よりも弱い張力を有する
ゴムベルト25を一体成型し、その他端を収納室
14の奥端面に固着したものである。該実施例に
おいて、第8図のような使用状態においては、保
持用ベルト19の伸びによる引張力によつてスキ
ー板7を押圧保持し、第9図に示すような不使用
時には、ゴムベルト25の縮少力によつて保持用
ベルト19を自動的に収納室14内へ収納でき
る。
以上のように本考案によれば、保持用ベルトの
不使用時には、これを支持本体に形成した収納室
内に収納しておくことができるので、前記従来の
ように不使用時においても保持用ベルト全体が露
出装着されたまゝのものに比べて不使用時の外観
が良好になる上に、車両走行中における保持用ベ
ルトの風切り音が軽減される。更に保持用ベルト
が収納できることは、これの紛失も防止できる。
更に、保持用ベルトの一端に引つ張り部材を備え
たものにおいては、保持用ベルトが、その他端を
外すことにより自動的に収納され、収納作業が便
利になる。
不使用時には、これを支持本体に形成した収納室
内に収納しておくことができるので、前記従来の
ように不使用時においても保持用ベルト全体が露
出装着されたまゝのものに比べて不使用時の外観
が良好になる上に、車両走行中における保持用ベ
ルトの風切り音が軽減される。更に保持用ベルト
が収納できることは、これの紛失も防止できる。
更に、保持用ベルトの一端に引つ張り部材を備え
たものにおいては、保持用ベルトが、その他端を
外すことにより自動的に収納され、収納作業が便
利になる。
第1図は本考案の第1実施例を示す使用状態の
正断面図、第2図は同不使用状態を示す正断面
図、第3図は同斜視図、第4図は本考案の第2実
施例を示す使用状態の正断面図、第5図は同不使
用状態の正断面図、第6図は本考案の第3実施例
を示す使用状態の正断面図、第7図は同不使用状
態の正断面図、第8図は本考案の第4実施例を示
す使用状態の正断面図、第9図は同不使用状態を
示す正断面図、第10図は従来構造を示す正面
図、第11図は同斜視図である。 10……支持本体、11……支持溝、12……
一側壁、14……収納室、16,20……ストツ
パ、17……他側壁、18……引掛片、19……
保持用ベルト、23,24,25……引つ張り部
材。
正断面図、第2図は同不使用状態を示す正断面
図、第3図は同斜視図、第4図は本考案の第2実
施例を示す使用状態の正断面図、第5図は同不使
用状態の正断面図、第6図は本考案の第3実施例
を示す使用状態の正断面図、第7図は同不使用状
態の正断面図、第8図は本考案の第4実施例を示
す使用状態の正断面図、第9図は同不使用状態を
示す正断面図、第10図は従来構造を示す正面
図、第11図は同斜視図である。 10……支持本体、11……支持溝、12……
一側壁、14……収納室、16,20……ストツ
パ、17……他側壁、18……引掛片、19……
保持用ベルト、23,24,25……引つ張り部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 支持本体を、その中央にスキー板の支持溝を
有する凹状に形成し、その支持本体の一側壁内
にベルト収納室を形成し、他側壁の外側面に引
掛片を突設し、スキー板の保持用ベルトを、そ
の一端から前記ベルト収納室内へ出入可能に装
備すると共にその一端部にこれがベルト収納室
から離脱しないようにする手段を設け、他端に
は前記引掛片に係止する引掛孔を形成したこと
を特徴とする車両用スキーキヤリア。 2 前記保持用ベルトの一端に、該保持用ベルト
を常時収納室内へ引き込むように付勢する引つ
張り部材を備えたことを特徴とする車両用スキ
ーキヤリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14993288U JPH0527310Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14993288U JPH0527310Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269550U JPH0269550U (ja) | 1990-05-25 |
JPH0527310Y2 true JPH0527310Y2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=31422615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14993288U Expired - Lifetime JPH0527310Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527310Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP14993288U patent/JPH0527310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0269550U (ja) | 1990-05-25 |
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