JPH05272263A - シリンダー錠 - Google Patents

シリンダー錠

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JPH05272263A
JPH05272263A JP9860992A JP9860992A JPH05272263A JP H05272263 A JPH05272263 A JP H05272263A JP 9860992 A JP9860992 A JP 9860992A JP 9860992 A JP9860992 A JP 9860992A JP H05272263 A JPH05272263 A JP H05272263A
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JP
Japan
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pin
key
code
rotor
code conversion
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JP9860992A
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Toshio Minemura
村 俊 雄 峯
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SANPOUROTSUKU KK
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SANPOUROTSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一のピン構成で、キー操作のみでキーコー
ド変換ができるシリンダー錠を提供することにある。 【構成】 タンブラーピン19、コード変換ピン22、
ドライバーピン、第1,第2の支持軸13,21、第
1,2のコイルスプリング15,20とをコード変換時
のピン穴内に備え、他の位置にある常用ピン穴23内に
ドライバーピン25とコイルスプリング26とを備えた
事によりキー操作のみでキーコード変換を行う事ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー操作のみでそのキ
ーに対応したコードに変換できるシリンダー錠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キーコードの変換できるシリンダ
ー錠が種々提案されている。例えば、タンブラーピンと
ドライバーピンの間にボールを介在させ、第1のキーで
は、このボールとドライバーピンの間でシャーラインが
形成され、コード変換時には、ボールとタンブラーピン
との間でシャーラインを形成する第2のキーを使用し、
ロータの別の部位に設けた溝に前記ボールを落とし込
み、以後、第2のキーでのみ、施錠、解錠できるように
構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のシリンダー錠において、一旦、第2のキーを使用し
て、キーコードを変換してしまうと、元のキーコードへ
戻すことは、錠前を分解しない以上不可能であった。ま
た、操作性や組み立て精度上の問題により、キーコード
を変換できる回数にも限度があった。また、在庫管理の
上からもキーコードに合わせたピン構成としなければな
らず、非常に無駄の多いものであった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので、同一のピン構成でありながら、キー
操作のみでキーコードの変換ができるとともに、再度元
のキーコードに戻すこともできるシリンダー錠を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシリンダー
錠は、キーコードの変換可能なシリンダー錠において、
タンブラーピンと、コード変換ピンと、第1のドライバ
ーピンと、第1,第2の支持軸と、前記タンブラーピン
と第2の支持軸との間に介在する第2のコイルスプリン
グと、前記第1のドライバーピンを付勢する第1のコイ
ルスプリングとをケースに穿設されたコード変換用ピン
穴とロータに穿設されたロータピン穴とにより形成され
たコード変換時のピン穴内に備えるとともに、ケースの
他の位置に設けられた常用ピン穴内に第2のドライバー
ピンとこれを付勢する第3のコイルスプリングとを備え
たものである。
【0006】
【作用】このように、本発明に係るシリンダー錠によれ
ば、キー操作のみでそのキーに適合したコードに変換す
る事ができ、コード変換の度に自動的にコード変換ピン
の組合せを変更することができる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の一実施例を
説明する。図1は、キーコード変換可能な状態を示し、
シリンダー錠10は、ケース11に形成されたコード変
換用ピン穴12内に配設された第1の支持軸13と、該
第1の支持軸13に挿貫された略円筒状の第1のドライ
バーピン14と、該第1のドライバーピン14をコード
変換用ピン穴12から突出する方向へ付勢する第1のコ
イルスプリング15と、ロータ16に形成された鍵溝1
7と連通したロータピン穴18内に配設された異径円筒
状のタンブラーピン19と該タンブラーピン19の収容
穴19a内に第2のコイルスプリング20で付勢された
第2支持軸21と、第1のドライバーピン14とタンブ
ラーピン19との間に配設されたドーナツ状のコード変
換ピン22とを備えており、スプリング止め板28で係
止されている。
【0008】ドーナツ状のコード変換ピン22は、第2
の支持軸21或は、第1の支持軸13に挿貫可能に遊嵌
されており、ピン穴内で傾くのが防止されるとともに、
1個、又はそれ以上の複数であってもよい。図1に示す
実施例では、3個のコード変換ピン22を備えている。
【0009】一方、第1の支持軸13の先端は、面取り
がしてあるとともに、ロータ16の外周面と略一致して
いる。また、タンブラーピン19の収容穴19a内にバ
ネ付勢された第2の支持軸21の下端は面取り加工がし
てあるとともに、前記第1の支持軸13の先端に当接し
ている。このため、両軸の接点は、ロータ16の回転面
と略一致しており、常にシャーラインに位置している。
【0010】ケース11のコード変換用ピン穴12と1
80度回転した位置には、常用ピン穴23が形成されて
いる。この常用ピン穴23内には、第2のドライバーピ
ン25が第3のコイルスプリング26により突出方向へ
付勢されるとともに、スプリング止め板29で係止され
ている。
【0011】また、第3のコイルスプリング26のバネ
定数は、第2のコイルスプリング20のバネ定数より大
きく構成されている。したがって、ロータ16が回転
し、常用ピン穴23とロータピン穴18が一致した場
合、第2のドライバーピン25は第3のコイルスプリン
グ26のバネ力によりロータピン穴18内へ一部突出す
る(図3参照)。したがって、この状態でキー27を抜
いた場合、第2のドライバーピン25がロータピン穴1
8内に一部突出しロータ16の回動を阻止する。
【0012】次に、以上のように構成されたシリンダー
錠10のキーコード変換操作について説明する。図1
は、キーコード変換可能な状態を示し、シリンダー錠1
0をピンの部分で縦に切断したものであり、実際には、
キーの長手方向にこれらのピン群が複数存在する。図1
は、ピン群が第1のドライバーピン14、3個のコード
変換ピン22、タンブラーピン19とから構成される場
合を示す。ここでシリンダー錠10は、ロータ16がキ
ーコード変換位置Aにある。この状態で、変換しようと
するキー27を鍵溝17に差し込む。すると、刻み面の
高さに応じて、タンブラーピン19が押し上げられ、ロ
ータピン穴18に残るコード変換ピン22の数が決定さ
れる。
【0013】図2に示す場合では、コード変換ピン22
は1個残っている。このように、変換しようとする刻み
面に応じたピン構成を決定した後、通常の施錠位置Bへ
キー27(ロータ16)を180度回す。この施錠位置
Bでキー27を抜けば、図3に示す如くなり、第2の支
持軸21がコード変換ピン22に入り込んでいるため、
コード変換ピン22とタンブラーピン19との接触面で
シャーラインが形成される事はなく、以後変換後のキー
でなければ解錠することはできない。つまり、キーコー
ドの異なるキーを差し込んでも誤解錠することはない。
通常の施錠、解錠動作は、図3に示す位置で行う。
【0014】キーコードの変換数は、理論上、ピン群が
5個で、コード変換ピン22が3個の場合、切れ目が4
箇所となり、N=45 =1,024 通りとなる。図4は、5
群のピン構成のシリンダー錠にA位置でキー27を差し
込んで新しいキーコードを編成した状態を示す説明図で
ある。図5は、180度回して、B位置でのキーとピン
群との関係を示す説明図である。この位置でキーを抜け
ば、以後、変換後のキーのみで施錠、解錠が可能とな
る。キーコードの変換は、シリンダー錠が図1に示す位
置にあれば可能であり、再度もとのキーコードに戻すこ
ともできる。
【0015】キーコードの変換数は、コード変換ピン2
2の数をn、ピン群の数をmとするとN=(n+1)m
となる。したがって、ピン群、コード変換ピン22の数
を増すことにより増加させることができる。現実には、
刻み面の高さがすべて同じ場合や、刻み面の落差が大き
すぎる場合は除かれる。
【0016】尚、常用ピン穴23の位置は、コード変換
用ピン穴12と180度の位置に限る事なく他の位置で
あってもよい。また、本発明は以上の実施例にのみ限る
ことなく本発明の技術範囲内において種々の設計変更が
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るシリンダー錠によれば、キーコードの変換可能なシリ
ンダー錠において、タンブラーピンと、コード変換ピン
と、第1のドライバーピンと、第1,第2の支持軸と、
前記タンブラーピンと第2の支持軸との間に介在する第
2のコイルスプリングと、前記第1のドライバーピンを
付勢する第1のコイルスプリングとをケースに穿設され
たコード変換用ピン穴とロータに穿設されたロータピン
穴とにより形成されたコード変換時のピン穴内に備える
とともに、ケースの他の位置に設けられた常用ピン穴内
に第2のドライバーピンとこれを付勢する第3のコイル
スプリングとを備えたので、キー操作により自由にコー
ド変換ができ、ピン構成を組替える必要がない。したが
って、一個のシリンダー錠により種々のキーに対応する
事ができ、在庫管理の上からも極めて優れた効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシリンダー錠のコード
変換待機状態のピン部分を示す縦断正面図である。
【図2】本発明の一実施例であるシリンダー錠のコード
変換状態を示す縦断正面図である。
【図3】本発明の一実施例であるシリンダー錠のコード
変換後の施錠状態のピン部分を示す縦断正面図である。
【図4】本発明の一実施例であるシリンダー錠のピンと
キーとの関係を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例であるシリンダー錠のピンと
キーとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 シリンダー錠 11 ケース 12 コード変換用ピン穴 13 第1の支持軸 14 第1のドライバーピン 15 第1のコイルスプリング 16 ロータ 17 鍵溝 18 ロータピン穴 19 タンブラーピン 19a 収容穴 20 第2のコイルスプリング 21 第2の支持軸 22 コード変換ピン 23 常用ピン穴 25 第2のドライバーピン 26 第3のコイルスプリング 27 キー 28,29 スプリング止め板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーコードの変換可能なシリンダー錠に
    おいて、タンブラーピンと、コード変換ピンと、第1の
    ドライバーピンと、第1,第2の支持軸と、前記タンブ
    ラーピンと第2の支持軸との間に介在する第2のコイル
    スプリングと、前記第1のドライバーピンを付勢する第
    1のコイルスプリングとをケースに穿設されたコード変
    換用ピン穴とロータに穿設されたロータピン穴とにより
    形成されたコード変換時のピン穴内に備えるとともに、
    ケースの他の位置に設けられた常用ピン穴内に第2のド
    ライバーピンとこれを付勢する第3のコイルスプリング
    とを備えたことを特徴とするシリンダー錠。
JP9860992A 1992-03-26 1992-03-26 シリンダー錠 Expired - Lifetime JPH0739773B2 (ja)

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JP9860992A JPH0739773B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 シリンダー錠

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JPH05272263A true JPH05272263A (ja) 1993-10-19
JPH0739773B2 JPH0739773B2 (ja) 1995-05-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102535968A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 中山市基信锁芯有限公司 一种锁芯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102535968A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 中山市基信锁芯有限公司 一种锁芯

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JPH0739773B2 (ja) 1995-05-01

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