JPH0527061B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527061B2 JPH0527061B2 JP59104645A JP10464584A JPH0527061B2 JP H0527061 B2 JPH0527061 B2 JP H0527061B2 JP 59104645 A JP59104645 A JP 59104645A JP 10464584 A JP10464584 A JP 10464584A JP H0527061 B2 JPH0527061 B2 JP H0527061B2
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- JP
- Japan
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- gas
- oil
- amount
- analysis
- flammable
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/26—Oils; viscous liquids; paints; inks
- G01N33/28—Oils, i.e. hydrocarbon liquids
- G01N33/2835—Oils, i.e. hydrocarbon liquids specific substances contained in the oil or fuel
- G01N33/2841—Oils, i.e. hydrocarbon liquids specific substances contained in the oil or fuel gas in oil, e.g. hydrogen in insulating oil
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、油入機器例えば油入変圧器の絶縁
油中に溶解している可燃性ガスを自動的に分析し
かつデータ処理装置、特に可燃性ガス量の増加傾
向または減少傾向から採油・分析処理のサンプリ
ング周期を自動的に変化させる機能を持つた油中
ガス自動分析装置に関するものである。
油中に溶解している可燃性ガスを自動的に分析し
かつデータ処理装置、特に可燃性ガス量の増加傾
向または減少傾向から採油・分析処理のサンプリ
ング周期を自動的に変化させる機能を持つた油中
ガス自動分析装置に関するものである。
油入機器の内部でアーク放電、コロナ放電ある
いは局部過熱などの異常が起こると、異常個所近
傍の電気的な絶縁材料例えば絶縁油や絶縁紙など
が分解して可燃性ガスを発生する。この発生した
可燃性ガスの大部分は絶縁油中に溶解する。そこ
で、従来より油入機器の異常を早期に発見して事
故を未然に防止するために、油中の可燃性ガス分
析が行われてきた。この油中可燃性ガスを検出す
る装置としては、従来より人が油入機器より採油
し、その採油をガスクロマトグラフイーなどの分
析装置で分析するオフライン処理が主流であり、
近年変圧器に配管接続して採油から分析まで自動
的に行うオンライン処理の自動分析装置も製品化
されている。
いは局部過熱などの異常が起こると、異常個所近
傍の電気的な絶縁材料例えば絶縁油や絶縁紙など
が分解して可燃性ガスを発生する。この発生した
可燃性ガスの大部分は絶縁油中に溶解する。そこ
で、従来より油入機器の異常を早期に発見して事
故を未然に防止するために、油中の可燃性ガス分
析が行われてきた。この油中可燃性ガスを検出す
る装置としては、従来より人が油入機器より採油
し、その採油をガスクロマトグラフイーなどの分
析装置で分析するオフライン処理が主流であり、
近年変圧器に配管接続して採油から分析まで自動
的に行うオンライン処理の自動分析装置も製品化
されている。
しかしながら、どちらの分析装置も、油中可燃
性ガス量の絶対値は検出できるが、油入機器の異
常を早期に検出するためのもう１つの大きな要素
である油中可燃性ガス量の増加傾向または減少傾
向の判断処理はできず、すべて人による傾向検出
および異常の有無判断がなされ、その結果もし要
注意と判断されたら、より正確な判断をするため
に採油・分析処理のサンプリング周期を短くする
のに多大の人手を要する欠点があつた。
性ガス量の絶対値は検出できるが、油入機器の異
常を早期に検出するためのもう１つの大きな要素
である油中可燃性ガス量の増加傾向または減少傾
向の判断処理はできず、すべて人による傾向検出
および異常の有無判断がなされ、その結果もし要
注意と判断されたら、より正確な判断をするため
に採油・分析処理のサンプリング周期を短くする
のに多大の人手を要する欠点があつた。
この発明は、上記従来の油中可燃性ガス分析装
置の欠点をなくすために、自動的に分析した油中
可燃性ガス量からその経時変化を求めた上で、そ
の増加傾向あるいは減少傾向からサンプリング周
期を変化させる機能を持つた油中ガス自動分析装
置を提供することを目的としている。
置の欠点をなくすために、自動的に分析した油中
可燃性ガス量からその経時変化を求めた上で、そ
の増加傾向あるいは減少傾向からサンプリング周
期を変化させる機能を持つた油中ガス自動分析装
置を提供することを目的としている。
第１図はこの発明を油入変圧器に適用した一実
施例を示すブロツク図であり、１は油入変圧器、
２はこの油入変圧器１の絶縁油、３は油入変圧器
１から油中ガス自動分析装置４のガス抽出部へ絶
縁油２を取り込むための採油配管、７は制御部５
の信号によりバルブ６を開閉するバルブ駆動装
置、８は絶縁油２を取り込んで油中より可燃性ガ
スを抽出するガス抽出部、９はこのガス抽出部８
で抽出した可燃性ガスを取り込んで可燃性ガス量
を検出するガス分析部、１０はガス分析したばか
りのデータを記憶し、このデータと以前の数回の
データとをもとに可燃性ガスの経時変化を求め、
その増加傾向あるいは減少傾向と一定値以上の可
燃性ガス量との少なくとも一方からサンプリング
周期を判断するデータ処理部、１１はデータ処理
結果を表示する表示部、１２は警報出力部、７〜
１２は制御部５によつて適正な順序で動作管理さ
れる。尚、図中、矢印の実線は抽出した可燃性ガ
スの流れ、点線はデータの流れ、一点鎖線は制御
信号の流れをそれぞれ示す。
施例を示すブロツク図であり、１は油入変圧器、
２はこの油入変圧器１の絶縁油、３は油入変圧器
１から油中ガス自動分析装置４のガス抽出部へ絶
縁油２を取り込むための採油配管、７は制御部５
の信号によりバルブ６を開閉するバルブ駆動装
置、８は絶縁油２を取り込んで油中より可燃性ガ
スを抽出するガス抽出部、９はこのガス抽出部８
で抽出した可燃性ガスを取り込んで可燃性ガス量
を検出するガス分析部、１０はガス分析したばか
りのデータを記憶し、このデータと以前の数回の
データとをもとに可燃性ガスの経時変化を求め、
その増加傾向あるいは減少傾向と一定値以上の可
燃性ガス量との少なくとも一方からサンプリング
周期を判断するデータ処理部、１１はデータ処理
結果を表示する表示部、１２は警報出力部、７〜
１２は制御部５によつて適正な順序で動作管理さ
れる。尚、図中、矢印の実線は抽出した可燃性ガ
スの流れ、点線はデータの流れ、一点鎖線は制御
信号の流れをそれぞれ示す。
上述したように構成された油中ガス自動分析装
置４は、一定周期毎に制御部５からバルブ駆動装
置７を起動しバルプ６を開閉することにより、採
油配管３を通じてガス抽出部８に一定量の絶縁油
２を取り込む。次に、ガス抽出部８は、制御部５
から起動信号を受けると絶縁油中より可燃性ガス
を抽出し、抽出した可燃性ガスをガス分析部９へ
送り込むと制御部５へ完了信号を伝送する。ガス
分析部９は、制御部５からガス分析起動信号を受
けると可燃性ガスの総量あるいはC2H2（アセチレ
ン）などの数種の特定可燃性ガスの量を測定し、
この測定データをデータ処理部１０へ伝送すると
共に完了信号を制御部５へ出力する。次に、制御
部５がデータ処理部１０に起動をかけると、デー
タ処理部１０は最新のデータと既に記憶してある
以前の数回のデータとから可燃性ガス総量あるい
は特定の数種の可燃性ガス量の或る一定時間当り
の増加傾向あるいは減少傾向を求める。その後、
データ処理部１０がこの増加傾向あるいは減少傾
向とガス量のレベルとの少なくとも一方からサン
プリング周期を算出する。例えば第２図に示すよ
うに、増加傾向やレベル高の場合は短いサンプリ
ング周期を、減少傾向およびレベル低の場合は長
いサンプリング周期を算出する。演算処理結果は
表示部１１に出力し、算出したサンプリング周期
と処理完了信号は制御部５に出力する。表示部１
１は制御部５の出力信号を受けると演算処理結果
を表示し、そして警報出力部１２は制御部５より
の異常徴候ありの信号を受けて接点出力などの警
報を出力する。更に、制御部５は修正されたサン
プリング周期のもとで次の動作を開始する。
置４は、一定周期毎に制御部５からバルブ駆動装
置７を起動しバルプ６を開閉することにより、採
油配管３を通じてガス抽出部８に一定量の絶縁油
２を取り込む。次に、ガス抽出部８は、制御部５
から起動信号を受けると絶縁油中より可燃性ガス
を抽出し、抽出した可燃性ガスをガス分析部９へ
送り込むと制御部５へ完了信号を伝送する。ガス
分析部９は、制御部５からガス分析起動信号を受
けると可燃性ガスの総量あるいはC2H2（アセチレ
ン）などの数種の特定可燃性ガスの量を測定し、
この測定データをデータ処理部１０へ伝送すると
共に完了信号を制御部５へ出力する。次に、制御
部５がデータ処理部１０に起動をかけると、デー
タ処理部１０は最新のデータと既に記憶してある
以前の数回のデータとから可燃性ガス総量あるい
は特定の数種の可燃性ガス量の或る一定時間当り
の増加傾向あるいは減少傾向を求める。その後、
データ処理部１０がこの増加傾向あるいは減少傾
向とガス量のレベルとの少なくとも一方からサン
プリング周期を算出する。例えば第２図に示すよ
うに、増加傾向やレベル高の場合は短いサンプリ
ング周期を、減少傾向およびレベル低の場合は長
いサンプリング周期を算出する。演算処理結果は
表示部１１に出力し、算出したサンプリング周期
と処理完了信号は制御部５に出力する。表示部１
１は制御部５の出力信号を受けると演算処理結果
を表示し、そして警報出力部１２は制御部５より
の異常徴候ありの信号を受けて接点出力などの警
報を出力する。更に、制御部５は修正されたサン
プリング周期のもとで次の動作を開始する。
尚、上記実施例では、油中可燃性ガス総量ある
いは特定の数種類の可燃性ガス量の増加傾向、減
少傾向に注目してサンプリング周期などの判断を
するとしたが、可燃性ガス量が微少であると場合
には一般にガス分析精度が悪いことを勘案し、或
る一定値以上の可燃性ガス量である場合にのみ前
記可燃性ガス量の増加傾向、減少傾向からサンプ
リング周期などの判断をするデータ処理部にすれ
ば微少可燃性ガス量時での誤判断を防ぐことがで
きる。
いは特定の数種類の可燃性ガス量の増加傾向、減
少傾向に注目してサンプリング周期などの判断を
するとしたが、可燃性ガス量が微少であると場合
には一般にガス分析精度が悪いことを勘案し、或
る一定値以上の可燃性ガス量である場合にのみ前
記可燃性ガス量の増加傾向、減少傾向からサンプ
リング周期などの判断をするデータ処理部にすれ
ば微少可燃性ガス量時での誤判断を防ぐことがで
きる。
この発明は以上説明したとおり、油入機器の油
中に溶解した可燃性ガス量を自動的に分析する装
置において、その可燃性ガス量を記憶し、数点の
分析結果（可燃性ガス量）を統計処理して可燃性
ガス量の増加傾向、減少傾向を自動的に求め、こ
れからサンプリング周期を自動的に変化させる機
能を有するため、従来、データ処理や異常徴候有
無の判断に要した人手が不要となるばかりでな
く、サンプリングの周期が短い場合の多大な人手
やそのための費用が少なくなる効果が得られる。
中に溶解した可燃性ガス量を自動的に分析する装
置において、その可燃性ガス量を記憶し、数点の
分析結果（可燃性ガス量）を統計処理して可燃性
ガス量の増加傾向、減少傾向を自動的に求め、こ
れからサンプリング周期を自動的に変化させる機
能を有するため、従来、データ処理や異常徴候有
無の判断に要した人手が不要となるばかりでな
く、サンプリングの周期が短い場合の多大な人手
やそのための費用が少なくなる効果が得られる。
第１図はこの発明に係る油中ガス自動分析装置
の一実施例を示すブロツク図、第２図は油中可燃
性ガス量の時間的変化に対するサンプリング時間
例を示す波形図である。 図において、１は油入変圧器、２は絶縁油、３
は採油配管、４は油中ガス自動分析装置、５は制
御部、６はバルブ、７はバルブ駆動装置、８はガ
ス抽出部、９はガス分析部、１０はデータ処理
部、１１は表示部、１２は警報出力部を示す。な
お、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
の一実施例を示すブロツク図、第２図は油中可燃
性ガス量の時間的変化に対するサンプリング時間
例を示す波形図である。 図において、１は油入変圧器、２は絶縁油、３
は採油配管、４は油中ガス自動分析装置、５は制
御部、６はバルブ、７はバルブ駆動装置、８はガ
ス抽出部、９はガス分析部、１０はデータ処理
部、１１は表示部、１２は警報出力部を示す。な
お、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- １ 油入機器から微少の油を取り込んでこの油中
に含まれている可燃性ガスを抽出するガス抽出部
と、このガス抽出部で抽出した可燃性ガスを取り
込んでその総量あるいは特定の数種類の可燃性ガ
スの量を分析するガス分析部とを備えた装置にお
いて、前記ガス分析部で分析した結果を記憶しそ
の経時変化を求め、その増加傾向あるいは減少傾
向と一定値以上の可燃性ガス量との少なくとも一
方から採油・分析処理のサンプリング周期を自動
的に変化させるデータ処理部を設けたことを特徴
とする油中ガス自動分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59104645A JPS60249061A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 油中ガス自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59104645A JPS60249061A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 油中ガス自動分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60249061A JPS60249061A (ja) | 1985-12-09 |
| JPH0527061B2 true JPH0527061B2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=14386190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59104645A Granted JPS60249061A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 油中ガス自動分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60249061A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989000177A1 (en) * | 1985-12-26 | 1989-01-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59104645A patent/JPS60249061A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989000177A1 (en) * | 1985-12-26 | 1989-01-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60249061A (ja) | 1985-12-09 |
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