JPH0526962A - 故障診断方式 - Google Patents

故障診断方式

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Publication number
JPH0526962A
JPH0526962A JP3186766A JP18676691A JPH0526962A JP H0526962 A JPH0526962 A JP H0526962A JP 3186766 A JP3186766 A JP 3186766A JP 18676691 A JP18676691 A JP 18676691A JP H0526962 A JPH0526962 A JP H0526962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fault
failure
level
model
trouble
Prior art date
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Pending
Application number
JP3186766A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Kato
純子 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】論理回路の故障診断方式において、故障定義工
程2によりゲートレベルでモデル化された論理回路内の
素子の入力・出力に故障を定義し、診断故障シミュレー
ション工程にかける。モデル置換工程7では診断故障シ
ミュレーション工程5で指摘された故障を含む素子のみ
トランジスタレベルのモデルに置き換える。トランジス
タレベル故障定義工程9では置き換えられたトランジス
タレベルのモデルに詳細に故障を定義し、第二の診断故
障シミュレーション工程により故障診断を行う。 【効果】シミュレーションモデルを必要に応じてトラン
ジスタレベルに一部だけ置き換え、階層的にシミュレー
ションを行うことにより、精度の高い故障診断を、マシ
ンタイムの増大を防いで行えるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模論理回路の故障
診断方式に関し、特にシミュレーションモデルを選択し
て診断故障シミュレーションを行う方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の故障診断方式は、ゲートレベルま
たは機能レベルでモデル化された回路の故障に対して、
故障辞書を作成する診断故障シミュレーションを行い、
実際のエラー現象と一致する故障を求めていた。また
は、トランジスタのモデル化を行って診断故障シミュレ
ーションを行い、より実際のレイアウトに近い故障診断
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法の
うち、ゲートレベルまたは機能レベルでモデル化された
回路に対して処理を行う方法は、トランジスタレベルの
故障が実際に起こっている場合に、うまく故障を絞り込
むことができない。また、トランジスタレベルのモデル
を用いる方法は、莫大なマシンリソースを費やすという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の故障診断方式
は、ゲートレベルでモデル化された回路内の素子の入力
・出力に故障を定義する、故障定義工程と、診断故障シ
ミュレーション工程と、診断故障シミュレーション工程
で指摘された故障を含む素子のみトランジスタレベルの
モデルに置き換える、モデル置換工程と、置き替えられ
たトランジスタレベルのモデルに詳細に故障を定義す
る、トランジスタレベル故障定義工程と、第二の診断故
障シミュレーション工程とを有している。
【0005】本発明の他の故障診断方式は請求項1記載
の故障診断方式において、故障定義工程は機能レベルで
モデル化された回路内の素子の入力・出力に故障を定義
することを有する。
【0006】更に本発明の他の故障診断方式は請求項
1,2記載の故障診断方式において、故障定義工程はゲ
ートレベルもしくは機能レベルでモデル化された回路内
のネットに故障を定義することと、前記モデル置換工程
は診断シミュレーション工程で指摘された故障の近傍の
素子のみトランジスタレベルのモデルに置き換えること
を有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の第一の実施例を示すフロ
ーチャートである。図1において、本発明の第一の実施
例は、ゲートレベルでモデル化された論理回路内の素子
の入力・出力に故障を定義する。故障定義工程2と、診
断故障シミュレーション工程5と、診断故障シミュレー
ション工程5で指摘された故障を含む素子のみトランジ
スタレベルのモデルに置き換える、モデル置換工程7
と、置き換えられたトランジスタレベルのモデルに詳細
に故障を定義する、トランジスタレベル故障定義工程9
と、第二の診断故障シミュレーション工程12とを含
む。
【0009】故障定義工程2は、ゲートモデルの論理回
路1に対し、その回路内の素子の入力および出力のそれ
ぞれに、1故障および0故障を定義し、定義故障3を得
る。テスターでどのパタンのどの観測点でエラーが発生
したかというテスタエラー情報4を元に、診断故障シミ
ュレーション工程5では定義故障3に対して診断モード
の故障シミュレーションを行う。ここで、一度でもテス
ターでのエラーパタンのエラー観測点において検出され
る故障、即ち、テスタエラー情報4と一致する故障が被
疑故障6として求められる。次に被疑故障6の各故障の
存在する素子の部分のみを、モデル置換工程7でトラン
ジスタレベルのモデルに置き換え、ゲートレベル・トラ
ンジスタレベル混合の論理回路8を作成する。この回路
内のトランジスタモデルで表された部分に対し、トラン
ジスタレベル故障定義工程9で詳細に故障を定義し、対
象故障10を得る。この対象故障10に対して第二の診
断故障シミュレーション工程12で診断モードの故障シ
ミュレーションを行い、テスタエラー情報4と一致する
故障を、最終的な診断結果11として出力する。
【0010】図2は、本発明の第二の実施例を示すフロ
ーチャートである。図2において、第二の実施例は第一
の実施例との相違点として以下の通りである。故障定義
工程14は、機能レベルの論理回路13に対し、その回
路内の機能レベル素子の入力および出力のそれぞれに、
1故障および0故障を定義し、定義故障3を得る。又、
被疑故障6の各故障の存在する機能レベル素子の部分の
みを、モデル置換工程7でトランジスタレベルのモデル
に置き換え、機能レベル・トランジスタレベル混合の論
理回路15を作成する。
【0011】図3は、本発明の第三の実施例を示すフロ
ーチャートである。図3において、第三の実施例は第一
および第二の実施例との相違点として以下の通りであ
る。すなわち故障定義工程17は、論理回路16(ゲー
トレベルでも機能レベルでも構わない)に対し、その回
路内のネットに1故障および0故障を定義し、定義故障
3を得る。更に被疑故障6の各故障の近傍の素子の部分
のみを、モデル置換工程18でトランジスタレベルのモ
デルに置き換え、データまたは機能レベルと、トランジ
スタレベル混合の論理回路19を得る。以下に本発明の
故障診断方式の適用例について述べる。
【0012】図4は本発明の第一の実施例の適用例を表
す論理回路を示すモデル図であり、図5はテスタエラー
情報4と一回目の診断故断故障シミュレーション工程5
の結果を示し、図6はモデル置換工程7で置き換えられ
たトランジスタレベルの論理回路8を示す図である。
【0013】図4の各素子の入力・出力にそれぞれ0縮
退故障・1縮退故障を、故障定義工程2で定義する。テ
スターエラー現象が、パタン#10でO05出力でエラ
ー検出、およびパタン#20でO05とO10出力でエ
ラー検出とし、診断故障シミュレーションされた定義故
障3のうち、これと部分的に一致する故障が図5のとお
りG5の出力0縮退故障とG7の入力0縮退故障だった
とすると、モデル置換工程7によりG5とG7の部分が
トランジスタレベルのモデルに置き換えられ、図6のゲ
ートレベル・トランジスタレベル混合の論理回路8を得
る。この、G5,G7の部分(破線の中)の各信号線に
トランジスタレベル故障定義工程9で故障を定義、この
対象故障10に対して診断故障シミュレーションを行
い、パタン#10のO05出力およびパタン#20のO
05,O10出力で検出される故障を求める。
【0014】図7は本発明の第二の実施例の適用例を表
す論理回路を示すモデル図、図8は、機能レベルのブロ
ックの記述例、図9はテスタエラー情報4と一回目の診
断故断故障シミュレーション工程5の結果を示す図、図
10はモデル置換工程7で置き換えられたトランジスタ
レベルの論理回路15を示す図である。7の各機能素子
の入力・出力のそれぞれ0縮退故障・1縮退故障を、故
障定義工程14で定義する。テスターエラー現象が、パ
タン#10でO05でエラー検出、およびパタン#20
でO05とO10でエラー検出とし、診断故障シミュレ
ーションされた定義故障3のうち、これと部分的に一致
する故障が図9のとおりSUBAの出力0縮退故障およ
びSUBBの入力0縮退故障だったとすると、モデル置
換工程7によりSUBAとSUBBの部分がトランジス
タレベルのモデルに置き換えられ、図10の機能レベル
・トランジスタレベル混合の論理回路15を得る。こ
の、SUBA,SUBBの部分(破線の中)の各信号線
にトランジスタレベル故障定義工程9で故障を定義し、
この対象故障10に対して診断故障シミュレーションを
行い、パタン#10のO05出力および#20のO0
5,O10出力で検出される故障を求める。
【0015】図11は本発明の第三の実施例の適用例を
表す論理回路を示すモデル図(ゲートレベルを例として
挙げる)、図12はテスタエラー情報4と一回目の診断
故断故障シミュレーション工程5の結果を示す図、図1
3はモデル置換工程18で置き換えられたトランジスタ
レベルの論理回路19を示す図である。
【0016】図11の各ネットにそれぞれ0縮退故障・
1縮退故障を、故障定義工程17で定義する。テスター
エラー現象が、パタン#10でO05でエラー検出、お
よびパタン#20でO05でエラー検出とし、診断故障
シミュレーションされた定義故障3のうち、これと部分
的に一致する故障が図12のとおりネットAの0縮退故
障だったとすると、モデル置換工程18によりネットA
の前後の素子である、G5とG7の部分がトランジスタ
レベルのモデルに置き換えられ、図12のゲートレベル
・トランジスタレベル混合の論理回路19を得る。こ
の、G5,G7の部分(破線の中)の各信号線にトラン
ジスタレベル故障定義工程9で故障を定義し、この対象
故障10に対して診断故障シミュレーションを行い、パ
タン#10のO05出力およびパタン#20のO05出
力で検出される故障を求める。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シミュレ
ーションモデルを必要に応じてトランジスタレベルの一
部だけ置き換え、階層的にシミュレーションを行うこと
により、精度の高い故障診断を、マシンタイムの増大を
防いで行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明の第二の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第三の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第一の実施例におけるゲートモデルの
論理回路を示すモデル図である。
【図5】テスタエラー情報4と一回目の診断故障シミュ
レーション工程5の結果を示す図である。
【図6】ゲートレベル・トランジスタレベル混合の論理
回路のモデル図である。
【図7】本発明の第二の実施例における適用例を表す機
能モデルの論理回路のモデル図である。
【図8】機能レベルのブロックの記述例を示す図であ
る。
【図9】テスタエラー情報4と一回目の診断故障シミュ
レーション工程5の結果を示す図である。
【図10】機能レベル・トランジスタレベル混合の論理
回路を示すモデル図である。
【図11】本発明の第三の実施例における適用例を表す
論理回路を示すモデル図である。
【図12】テスタエラー情報4と一回目の診断故障シミ
ュレーション工程5の結果を示す図である。
【図13】機能レベル・トランジスタレベル混合の論理
回路を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 ゲートモデルの論理回路 2 故障定義工程 3 定義故障 4 テスタエラー情報 5 診断故障シミュレーション工程 6 被疑故障 7 モデル置換工程 8 ゲートレベル・トランジスタレベル混合の論理回
路 9 トランジスタレベル故障定義工程 10 対象故障 11 診断結果 12 診断故障シミュレーション工程 13 機能モデルの論理回路 14 故障定義工程 15 機能レベル・トランジスタレベル混合の論理回
路 16 論理回路 17 故障定義工程 18 モデル置換工程 19 トランジスタレベル混合論理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/60 360 D 7922−5L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路の故障診断方式において、ゲー
    トレベルでモデル化された回路内の素子の入力・出力に
    故障を定義する、故障定義工程と、診断故障シミュレー
    ション工程と、 診断故障シミュレーション工程で指摘された故障を含む
    素子のみトランジスタレベルのモデルに置き換える、モ
    デル置換工程と、 置き換えられたトランジスタレベルのモデルに詳細に故
    障を定義する、トランジスタレベル故障定義工程と、 第2の診断故障シミュレーション工程とを含むことを特
    徴とする、故障診断方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の故障診断方式において、
    故障定義工程は機能レベルでモデル化された回路内の素
    子の入力・出力に故障を定義することを特徴とする故障
    診断方式。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載の故障診断
    方式において、故障定義工程はゲートレベルもしくは機
    能レベルでモデル化された回路内のネットに故障を定義
    することと、前記モデル置換工程は診断故障シミュレー
    ション工程で指摘された故障の近傍の素子のみトランジ
    スタレベルのモデルに置き換えることを特徴とする故障
    診断方式。
JP3186766A 1991-07-26 1991-07-26 故障診断方式 Pending JPH0526962A (ja)

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