JPH05269210A - ペーシングカテーテル - Google Patents

ペーシングカテーテル

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Publication number
JPH05269210A
JPH05269210A JP4093798A JP9379892A JPH05269210A JP H05269210 A JPH05269210 A JP H05269210A JP 4093798 A JP4093798 A JP 4093798A JP 9379892 A JP9379892 A JP 9379892A JP H05269210 A JPH05269210 A JP H05269210A
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JP
Japan
Prior art keywords
catheter
pacing
pacing catheter
electrode
ventricle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4093798A
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English (en)
Inventor
Teruo Hirose
輝夫 廣瀬
Takashi Kawabata
隆司 川端
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】右心房と右心室を同時にペーシングすることが
でき、かつ右心房及び右心室に容易に挿入させることが
できるペーシングカテーテルの提供。 【構成】右心房21及び右心室22を同時にペーシング
することができる2個以上の電極2,3,4を有し、か
つ右心房の内壁及び右心室の内壁に接触することができ
るように2以上の変極点を有するカテーテルであって、
ほぼ直線状のスタイレットを該カテーテルに挿入すると
その変極点が消滅して該カテーテルがほぼ直線状にな
り、スタイレットを該カテーテルから抜き去ると変極点
が再現されるペーシングカテーテルを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、心房と心室を同時にペ
ーシングすることができ、かつ心房及び心室に容易に挿
入させることができるペーシングカテーテルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、心臓に不整脈、心不全などの障害
が起こった場合、心臓の活動を正常に保たせるためにペ
ーシングカテーテルが用いられている。このペーシング
カテーテルは、カテーテル本体の先端に電極が取り付け
られ、カテーテル本体に導通された導線を電極に接続し
ているものである。このペーシングカテーテルは、心臓
に障害を有する患者の大静脈を経て右心房に挿入され、
又はさらに右心房を経由して右心室に挿入され、カテー
テルの先端部分に取り付けられている電極を右心房又は
右心室の筋肉に押し付けて、心臓の活動電位をその電極
で検知したり、検知されるべき心臓の活動電位の変化が
検知されなかったときは、直ちに導線を経由して電極か
ら心臓に電気的刺激を与えて心臓を活動させたりする。
ところで、健康な心臓は洞結節から出される刺激により
鼓動しているが、洞結節が死んだり又は洞結節から右心
房と右心室に電気的刺激を与える刺激伝達系が分断され
ている場合に右心房と右心室を同時にペーシングする必
要があるときがある。従来、このような場合、右心房用
のペーシングカテーテルと右心室用のペーシングカテー
テルの2本のペーシングカテーテルを挿入する必要があ
った。しかしながら、この方法では、ペーシングカテー
テルの右心房及び右心室への挿入に手間取り、また患者
にかかる負荷が大きいという欠点があった。一方、従来
の右心室用の1本のペーシングカテーテルの適当な位置
にさらに電極を設け右心房を刺激することが考えられる
が、右心房の筋肉を刺激しようとすると、取り付けた電
極が右心房の筋肉に押し付けることができないという欠
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来のペーシングカテーテルの欠点に鑑みてなされたもの
で、心房及び心室を同時にペーシングすることができ、
心房及び心室に容易に挿入することができるペーシング
カテーテルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、2個以上の電極
を取り付けて心房及び心室を同時にペーシングするこ
と、及びほぼ直線状のスタイレットを該カテーテルに挿
入すると変曲点が消滅してカテーテルがほぼ直線状にな
り、スタイレットを該カテーテルから抜き去ると変曲点
が再現される2以上の変曲点を有するように賦形をカテ
ーテルに施すことにより、上記目的を達成することを見
い出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、心房及び心室を同時にペーシングすることができる
2個以上の電極を有し、かつ心房の内壁及び心室の内壁
に接触することができるように2以上の変曲点を有する
カテーテルであって、スタイレットを該カテーテルに挿
入するとその変曲点が消滅して該カテーテルがほぼ直線
状になり、スタイレットを該カテーテルから抜き去ると
変曲点が再現されることを特徴とするペーシングカテー
テルを提供するものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
ペーシングカテーテルは、心房及び心室を同時にペーシ
ングすることができる2個以上の電極を有することが必
要である。電極の取り付け位置は、ペーシングカテーテ
ルが右心房及び右心室をペーシングするものである場合
は、右心房及び右心室のそれぞれの内壁に接触すること
ができる位置であれば特に限定されるものではないが、
通常ペーシングカテーテルの先端部を右心室内に留める
場合はペーシングカテーテルの先端部から0〜6cmの範
囲であり、ペーシングカテーテルの先端部を肺動脈に挿
入する場合はペーシングカテーテルの先端部から0〜2
5cmの範囲である。また、ペーシングカテーテルが、左
心房及び左心室をペーシングするものである場合は、右
心房及び右心室のそれぞれの内壁に接触することができ
る位置であれば特に限定されるものではないが、通常ペ
ーシングカテーテルの先端部を左心室内に留める場合は
ペーシングカテーテルの先端部から0〜6cmの範囲であ
り、ペーシングカテーテルの先端部を大動脈に挿入する
場合はペーシングカテーテルの先端部から0〜6cmの範
囲である。さらに、ペーシングカテーテルに取り付けら
れている電極間距離は、少なくともいずれか2つの電極
間距離が0.5〜5cmの範囲である。
【0006】電極の形状は、特に限定されるものではな
く、要求される性能に応じて種々の形状を選定すること
ができるが、ペーシングカテーテルの外周の一回り全体
を被覆する線又は帯形状が好ましい。電極が帯状である
場合、その帯の幅は特に限定されるものではないが、通
常3〜15mmの範囲である。電極の数は、右心房及び右
心室のそれぞれの内壁に電気的刺激を与えることができ
るように少なくとも2個は必要であり、それ以上の電極
が必要であるか否かは右心房及び右心室に電気的刺激を
伝える右心房及び右心室内壁の内部にある神経の分断状
況に応じて適宜選定すれば良いが、通常は2〜6個の範
囲である。
【0007】電極には、導線が接続されており、その導
線は通常ペーシングカテーテルの内部を通りペーシング
カテーテルの手元部から引き出されている。その導線の
先端には、コネクターが設けられており、ペースメーカ
ーに接続されている。ペースメーカーから電気を流すこ
とによりペーシングカテーテルに取り付けられている電
極から右心房及び右心室の筋肉に電気的刺激を与えるこ
とができる。本発明のペーシングカテーテルの電極又は
導線は、金属導電性材料又は非金属導電性材料からでき
ている。電極又は導線は、ペーシングカテーテルの基体
への接着、溶着、埋め込み、塗布など種々の方法により
取り付けることができる。また、 導電性材料をペーシ
ングカテーテルの基体に塗布、プリントすることにより
取り付けることもできる。この場合、導電性材料はプリ
ント時にプリントできるだけの流動性が必要であり、そ
のために流動性のある上記非金属材料を混合してもよ
く、特に流動性のある非金属材料としてシリコンゴムが
好ましい。流動性のある非金属材料としてシリコンゴム
を用いる場合、非金属導電性材料としては導電性カーボ
ンブラックが好ましく、その配合割合は5〜80重量%
が好ましく、20〜50重量%がさらに好ましい。
【0008】プリントする場合の条件は、電極又は導線
を取り付けるペーシングカテーテルの基体表面の材質及
びプリントする導電性材料の材質に応じて適宜選択すれ
ばよい。その場合に、電極と導線の接合は、種々の方法
により行うことができるが、圧縮共架橋、塗布による方
法が好ましい。ペーシングカテーテルの材質としては、
例えば熱可塑性樹脂、ゴムなどの柔軟な物質が挙げら
れ、具体的には例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、テフロンなどのポリフ
ルオロエチレン、ポリエステル、ナイロンなどのポリア
ミド、ポリカーボネート、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリジメチルシロ
キサンとポリウレタンのブロック共重合体、シリコンゴ
ム、及びこれらの変成ポリマーなどが挙げられるが、シ
リコンゴムが好ましい。これらの物質は一種単独で用い
てもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。ペー
シングカテーテルは、柔軟な物質で作られているので心
臓及び血管の曲がりに応じて曲げることができるため、
容易に心臓及び血管に挿入することができる。
【0009】本発明のペーシングカテーテルの太さは、
末梢血管から入れることができる大きさであれば良く、
通常1〜3mmの範囲である。本発明のペーシングカテー
テルの長さは、特に限定されるものではなく、ペーシン
グカテーテルを挿入する場所に応じて適宜選定すること
ができるが、通常60〜150cmの範囲である。本発明
のペーシングカテーテルを挿入する場所は、通常頸静
脈、鎖骨下静脈、大腿静脈、股静脈などの抹消血管であ
るので、挿入する場所に応じて、その長さを決めれば良
い。なお、本発明の電極付きペーシングカテーテル基体
の断面形状は、特に限定されるものではなく、例えば
円、楕円、長方形、正方形、多角形、異形など種々の形
状及びこれらの形状に穴を空けたものにすることができ
る。
【0010】本発明のペーシングカテーテルは、心房の
内壁及び心室の内壁に接触することができるように2以
上の変曲点を有するカテーテルであって、ほぼ直線状の
スタイレットを該カテーテルに挿入するとその変曲点が
消滅して該カテーテルがほぼ直線状になり、スタイレッ
トを該カテーテルから抜き去ると変曲点が再現されるよ
うに賦形されていることが必要である。本発明の変曲点
は、2次元又は3次元にその方向を変えることが出来る
ものであって、いずれかの2つの変曲点の距離が右心房
の内壁と右心室の内壁又は左心房の内壁と左心室の内壁
に電極を接触することができるようにカテーテルに配置
することが必要である。本発明の変曲点の周辺部分の曲
率は、特に限定されるものではなく、種々の曲率の形状
が採用されることができる。
【0011】好ましい変曲点周辺部分の形状は、曲率が
10R〜90Rの範囲内であり、その曲がり部分は、曲
率中心からの角度が90°〜170°度の範囲内が好ま
しい。これらの範囲のおいては、カテーテルを容易に挿
入、配置等することができる。好ましい変曲点の周辺部
分の形状の具体例は、例えば略S字状、逆S字状などで
ある。
【0012】スタイレットは、ペーシングカテーテルよ
りも硬質の柔軟性物質で作られているので、ほぼ直線状
のスタイレットをペーシングカテーテルの挿通孔に挿通
すると、少なくとも2以上の変曲点を有するペーシング
カテーテルをほぼ直線状にすることができる。なお、ス
タイレットをペーシングカテーテル内に挿通した状態で
血管に挿入してもスタイレットは柔軟性物質で作られて
いるので血管及び心臓の曲がりに応じて曲がることがで
きるので挿入に支障はない。スタイレットを挿通するた
めのペーシングカテーテル内の通路の断面形状は、種々
の形状にすることができ、例えば円形、楕円形、正方
形、長方形、五角形、六角形等が挙げられる。そのた
め、スタイレットは、挿入するペーシングカテーテルの
内部通路の断面形状に合わせて適宜選択して使用すれば
良い。
【0013】本発明のペーシングカテーテルは、カテー
テルの先端部にバルーンを有することが好ましい。ペー
シングカテーテルを末梢血管から右心房及び右心室に挿
入するときに、カテーテルの先端部に設けられたバルー
ンを少し膨らませておくとペーシングカテーテルが血液
の流れにより自動的に右心房及び右心室に搬入され易く
なる。また、本発明のペーシングカテーテルを挿入する
際には、透視しながら操作することが好ましく、この場
合はペーシングカテーテルに造影剤を塗布又は混入すれ
ばよい。また、本発明のペーシングカテーテルは、トル
クコントロール性の良いものが好ましい。
【0014】さらに、本発明のペーシングカテーテル
は、その手元部でペーシングカテーテルの先端部の方向
が分かるように、その手元部に目印を付けることが好ま
しい。また、本発明のペーシングカテーテルは、サーミ
スター、pHセンサー、PO2センサー、PCO2センサ
ー、Kセンサー及びNaセンサーのうち少なくとも1以
上を有することが好ましい。これらのセンサーを有する
場合は、心臓のペーシングと併せてそれらのセンサーに
より、各種データを測定することができ、またこれらの
センサーにより測定したデータにより心臓のペーシング
をコントロールすることができる。本発明のペーシング
カテーテルを心臓に装着するには、例えば末梢血管から
大静脈を経て右心房及び右心室に挿入し、さらにペーシ
ングカテーテルの先端を肺動脈に挿入する方法がある。
また、本発明のペーシングカテーテルを末梢血管から大
静脈及び右心房を経て心房中隔の卵円孔を通り、左心房
及び左心室に挿入し、さらにペーシングカテーテルの先
端を大動脈に挿入する方法もある。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいてさら
に詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例によって
何ら限定されるものではない。図1は本発明の一実施例
であるペーシングカテーテルの斜視図であり、図2は図
1のペーシングカテーテルにスタイレットを挿入したと
きの状態の斜視図である。図3は本発明の一実施例のペ
ーシングカテーテルを鎖骨下静脈から右心房及び右心室
に挿入した状態を示した概略図である。
【0016】図1中、内部に穴の空いたチューブ(長
さ:100cm、外径:3mmφ、硬さ:デュロメーター6
5D)から成るペーシングカテーテルの基体1の先端部
の全周囲に、ステンレス製の幅6mmの帯状の電極2が取
り付けられている。その電極2には導線5が接続してお
り、その導線5は電極3と同じステンレスで作られてお
り、ペーシングカテーテルの基体1の内部に取り付けら
れている。導線5はペーシングカテーテルの先端から手
元部に向かって取り付けられている。また、電極2のす
ぐそばには、ニトリルゴム製のバルーンが設けられてお
り、そのバルーンを膨らませたり又は収縮させたりする
ためにバルーンコネクターが設けられている。また、ペ
ーシングカテーテル基体1の先端に取り付けられた電極
2から約2cm離れた所に、電極3が電極2と同じステン
レス製で同じ幅の帯状形状で取り付けられている。この
電極3も、ペーシングカテーテルの全周囲に、電極2と
接続している導線5に接触しないように取り付けられて
いる。電極3には電極2の導線とは別の導線5が接続し
ており、その導線5は電極3と同じステンレスで作られ
ておりペーシングカテーテルの基体1の内部に取り付け
られている。この電極3に取り付けられている導線5の
形状もペーシングカテーテルの基体1の先端から手元部
に向かって取り付けられている。
【0017】また、ペーシングカテーテル基体1に取り
付けられた電極3から約1.5cm離れた所に、電極4が
電極3と同じステンレス製で同じ幅の帯状形状で取り付
けられている。この電極4も、ペーシングカテーテルの
全周囲に、電極2及び3に接続している導線5に接触し
ないように取り付けられている。電極4には電極2及び
3の導線とは別の導線5が接続しており、その導線5は
電極4と同じステンレスで作られておりペーシングカテ
ーテルの基体1の内部に取り付けられている。この電極
4に取り付けられている導線5の形状もペーシングカテ
ーテルの基体1の先端から手元部に向かって取り付けら
れている。ペーシングカテーテルの基体1は、ポリウレ
タンでできており、電極2、3、4及びこれらに接続し
ている各導線5はペーシングカテーテルの基体1表面及
び内部にしっかりと固定されている。これらの各導線5
及びバルーンコネクターはペーシングカテーテルの手元
部にある分岐部でそれぞれ別れており、各導線5はペー
スメーカー8に接続している。
【0018】このペーシングカテーテルの基体1は、電
極3及び4の場所がそれぞれ変曲点になっており、その
周辺の曲率はそれぞれ、30R(127°)及び13R
(118°)であり、略S字状の曲がり部分を有してい
る。なお、図1では、電極は3つであるが4つ以上を取
り付けたものでもよい。図2は、図1のペーシングカテ
ーテルの断面形状が円のスタイレットを装着したときの
状態を示している。スタイレットがペーシングカテーテ
ルよりも硬いので、スタイレットを挿入するとペーシン
グカテーテルの変曲点がなくなりほぼ直線状になってい
る。
【0019】図3は、図1のペーシングカテーテルを鎖
骨下静脈27から右心房21及び右心室22に挿入し、
先端を肺動脈25に入れている状態である。なお、この
ペーシングカテーテルには、サーミスター9がバルーン
10の手前と電極4の手前に取り付けられており、その
サーミスター9には導線が接続されており、その導線は
ペーシングカテーテルの内部を通ってペーシングカテー
テルの分岐部から取り出され、温度表示器に接続してい
る。このサーミスター9は、血液の温度を測定すること
ができ、血液の熱希釈状態を調べることができる。即
ち、静脈から右心房に入ってくる血液の温度はやや低い
が、心臓の拡張及び収縮によって発生する熱により温度
が高くなる。この血液の熱希釈状態に応じ、ペースメー
カーを調節しペーシングを行うことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のペーシングカテーテルは、2個
以上の電極を取り付けているので心房及び心室を同時に
ペーシングすることができ、かつほぼ直線状のスタイレ
ットを該カテーテルに挿入すると変曲点が消滅してカテ
ーテルがほぼ直線状になり、スタイレットを該カテーテ
ルから抜き去ると変曲点が再現される2以上の変曲点を
有するように賦形されているので心房及び心室への挿入
が容易であり、より生理的なペーシングをすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示すペーシングカ
テーテルの斜視図である。
【図2】図2は、図1のペーシングカテーテルにスタイ
レットを挿入したときの状態を示した斜視図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例のペーシングカテー
テルを鎖骨下静脈から右心房及び右心室に挿入したとき
の概略図である。
【符号の説明】
1 カテーテルの基体 2 電極 3 電極 4 電極 5 導線 6 コネクター 7 バルーンコネクター 8 ペースメーカー 9 サーミスター 10 バルーン 11 分岐部 21 右心房 22 右心室 23 左心房 24 左心室 25 肺動脈 26 上大動脈 27 鎖骨下静脈

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】心房及び心室を同時にペーシングすること
    ができる2個以上の電極を有し、かつ心房の内壁及び心
    室の内壁に接触することができるように2以上の変曲点
    を有するカテーテルであって、スタイレットを該カテー
    テルに挿入するとその変曲点が消滅して該カテーテルが
    ほぼ直線状になり、スタイレットを該カテーテルから抜
    き去ると変曲点が再現されることを特徴とするペーシン
    グカテーテル。
  2. 【請求項2】カテーテルの先端部にバルーンを有する請
    求項1記載のペーシングカテーテル。
  3. 【請求項3】カテーテルがサーミスター、pHセンサー、
    PO2センサー、PCO2センサー、Kセンサー及びNa
    センサーのうち少なくとも1以上を有する請求項1又は
    2記載のペーシングカテーテル。
JP4093798A 1992-03-19 1992-03-19 ペーシングカテーテル Pending JPH05269210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516796A (ja) * 2003-12-24 2007-06-28 カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド 肺動脈中の圧受容体を刺激するためのリード
US8417354B2 (en) 2005-05-10 2013-04-09 Cardiac Pacemakers, Inc. Methods for using a pulmonary artery electrode
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