JPH05268741A - 電動機のブラシ装置 - Google Patents

電動機のブラシ装置

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Publication number
JPH05268741A
JPH05268741A JP4063177A JP6317792A JPH05268741A JP H05268741 A JPH05268741 A JP H05268741A JP 4063177 A JP4063177 A JP 4063177A JP 6317792 A JP6317792 A JP 6317792A JP H05268741 A JPH05268741 A JP H05268741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
end bracket
positive
plate
brush holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063177A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yumiyama
茂 弓山
Yasushi Onodera
康 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、金属製のブラシホルダであっ
ても、止め金具部分の絶縁距離が確保される電動機のブ
ラシ装置を提供することにある。 【構成】絶縁板と正ブラシホルダを固定している止め金
具と対向するエンドブラケットの底面が凹むように、該
エンドブラケットに凹凸を設け、負ブラシホルダが直接
固定された金属プレートを、電気的にアース電位の該エ
ンドブラケットの底面に当接して固定した時に、該エン
ドブラケットと該止め金具との絶縁距離が確保できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関始動用のスタータ
に係り、電動機のブラシ装置の絶縁性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、絶縁板と正ブラシホルダ
を固定している止め金具部分を絶縁カバー,樹脂等で被
っていた。あるいはブラシホルダ自身を絶縁樹脂で成形
していた。
【0003】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば実公平3−23817号が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、絶縁
板と正ブラシホルダを固定している止め金具部分と金属
製エンドブラケットとの絶縁のために工程,部品がかか
っている。あるいは、ブラシホルダ自身を絶縁樹脂で成
形しているので、耐熱性が低いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、金属製のブラシホルダで
あっても、該止め金具部分の絶縁性確保が簡単な電動機
のブラシ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、絶縁板と正ブラシホルダを固定している止め金具と
対向するエンドブラケットの底面が凹むように、該エン
ドブラケットに凹凸を設け、負ブラシホルダが直接固定
されたプレートを、電気的にアース電位の該金属製エン
ドブラケットの底面に当接して固定した時に、該エンド
ブラケットと該止め金具との絶縁距離が確保されるよう
にしたものである。
【0007】
【作用】前記金属製エンドブラケット,プレート,負ブ
ラシホルダ,負ブラシは、電気的にアース電位である。
一方、正ブラシホルダ,正ブラシは、該エンドブラケッ
トと絶縁される必要がある。従って、該正ブラシホルダ
と該プレートとの間に絶縁板を設けているが、該絶縁板
に該正ブラシホルダを固定する止め金具と該エンドブラ
ケットとの絶縁距離は短かい。
【0008】本発明では、該止め金具と対向する該エン
ドブラケットの底面が凹むように、該エンドブラケット
に凹凸を設けているので、絶縁距離を確保できる。
【0009】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1,図2によ
り説明する。
【0010】まず、電動機のブラシ装置の構造について
説明する。
【0011】機関始動用スタータの電動機の一部を構成
するエンドブラケット1の底面には、金属プレート2が
ネジ3で固定されている。
【0012】該金属プレート2には、負ブラシ4aが置
かれ、該負ブラシ4aを摺動自在に保持する負ブラシホ
ルダ5a,正ブラシ4bおよび正ブラシホルダ5bと該
金属プレート2の間に設けられた絶縁板8が固定されて
いる。
【0013】該ブラシホルダ5には、該ブラシ4をF方
向に押しつけ電動機の整流子6に当接させるブラシバネ
7が保持されている。
【0014】該正ブラシホルダ5bは止め金具9で該絶
縁板8に固定され、該止め金具9と対向する該エンドブ
ラケット1の底面には、凹溝部1aが設けられている。
【0015】該エンドブラケット1には、該整流子6が
嵌合されている回転軸10を回転自在に支持する軸受1
1が嵌合されている。
【0016】該凹溝部1aは、該軸受11と同心円状に
設けられている。
【0017】次に、電動機のブラシ装置の電気的な構成
について説明する。
【0018】該エンドブラケット1は電動機全体におい
てアース電位であり、該エンドブラケット1と接してい
る該金属プレート2、該金属プレート2にリード線12
aで接続されている該負ブラシ4a、該金属プレート2
と接している該負ブラシホルダ5aも同電位である。
【0019】一方、該正ブラシ4bはリード線12bが
図示しないバッテリのプラス端子と接続されておりプラ
ス電位である。該正ブラシ4bを保持している該正ブラ
シホルダ5b、及び該止め金具9も同電位である。
【0020】該正ブラシ4b,該正ブラシホルダ5bは
該絶縁板8で、該アース電位と絶縁され、該止め金具9
は該金属プレート2に設けられた丸穴2aと該エンドブ
ラケット1の該凹溝部1aとで絶縁距離を確保されてお
り該アース電位と絶縁されている。
【0021】本実施例は、以上説明したように該凹溝部
1aを設けているので、下記の効果がある。
【0022】(1)該止め金具9と該アース電位との絶縁
距離が確保できる。
【0023】(2)ブラシの摩耗粉が、拡散し該止め金具
9近傍に滞留しない。
【0024】(3)該エンドブラケット1の剛性が高い。
【0025】図3は、該正ブラシホルダ5bと該止め金
具9が一体である本発明の第2の実施例であり、第1の
実施例と同様の効果がある。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように凹溝部を
設けているので、下記の効果がある。 (1)止め金具とアース電位との絶縁距離が確保できる。
【0027】(2)ブラシの摩耗粉が、拡散し止め金具近
傍に滞留しない。
【0028】(3)エンドブラケットの剛性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の一部の縦断面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の一部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…エンドブラケット、1a…凹溝部、2…金属プレー
ト、2a…丸穴、3…ネジ、4a…負ブラシ、4b…正
ブラシ、5a…負ブラシホルダ、5b…正ブラシホル
ダ、6…整流子、7…ブラシバネ、8…絶縁板、9…止
め金具、10…回転軸、11…軸受、12…リード線、
F…ブラシ押しつけ方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的にアース電位の金属製エンドブラケ
    ットの底面に当接されて固定されている金属製プレート
    の上に、正と負のブラシ、該ブラシを摺動自在に保持す
    るブラシホルダ、該ブラシを整流子に押しつけるブラシ
    バネがあって、負の該ブラシホルダは直接該プレートに
    固定され、正の該ブラシホルダは絶縁板を介して該プレ
    ートに固定される電動機のブラシ装置、及びその装置を
    用いたスタータにおいて、該絶縁板と該正のブラシホル
    ダを固定している止め金具と対向する該エンドブラケッ
    トの底面が凹むように、該エンドブラケットに凹凸を設
    けたことを特徴とする電動機のブラシ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動機のブラシ装置におい
    て、前記止め金具と前記正のブラシホルダは一体である
    ことを特徴とする電動機のブラシ装置。
JP4063177A 1992-03-19 1992-03-19 電動機のブラシ装置 Pending JPH05268741A (ja)

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JP4063177A JPH05268741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電動機のブラシ装置

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JP4063177A JPH05268741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電動機のブラシ装置

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JPH05268741A true JPH05268741A (ja) 1993-10-15

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ID=13221712

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JP4063177A Pending JPH05268741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電動機のブラシ装置

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