JPH0526822A - ガラス壜検査装置 - Google Patents

ガラス壜検査装置

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Publication number
JPH0526822A
JPH0526822A JP3204670A JP20467091A JPH0526822A JP H0526822 A JPH0526822 A JP H0526822A JP 3204670 A JP3204670 A JP 3204670A JP 20467091 A JP20467091 A JP 20467091A JP H0526822 A JPH0526822 A JP H0526822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
glass bottle
circuit
video standard
monitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3204670A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ito
真一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishizuka Glass Co Ltd filed Critical Ishizuka Glass Co Ltd
Priority to JP3204670A priority Critical patent/JPH0526822A/ja
Publication of JPH0526822A publication Critical patent/JPH0526822A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス壜の検査を高速度で行うことができる
ガラス壜検査装置を提供すること。 【構成】 ガラス壜をビデオ規格のN倍の早さで撮影す
る高速カメラ1により撮影し、高速入力回路2に入力す
る。その出力である高速信号は2値化され良否を判定さ
れる。また高速入力回路2から出力される高速信号は変
換回路9によりビデオ規格の早さに変換され、既存のビ
デオ規格に対応したモニター8に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス壜を高速度で光学
的に検査するために用いられるガラス壜検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス壜をその軸線のまわりに回転させ
つつその画像をビデオカメラにより撮影し、ビデオカメ
ラの出力信号を画像処理して欠陥の有無を検査するガラ
ス壜検査装置は、従来から広く知られている。そしてこ
れに用いられるビデオカメラはビデオ規格(NTSC規
格)によって1画面分のビデオ信号の送り出し速度が1
6.7msecと規定されており、またモニターも当然にこの
速度に対応させて製作されている。このため、1本のガ
ラス壜の全周を検査するために例えば10画面が必要であ
ると仮定した場合には、1本のガラス壜の正味の画像処
理時間として最低でも16.7×10=167msecが必要とな
り、これ以上の高速度でガラス壜の検査を行うことは不
可能であった。
【0003】しかし最近ではガラス壜の生産速度や充填
速度の向上に伴い、より短時間でガラス壜の検査を行う
ことが求められている。そこで本発明者は、ビデオ規格
の2倍の早さで撮影することができる高速カメラを入手
し、これを用いてガラス壜の検査速度を向上させること
を試みた。ところが現在のところこのようなビデオ規格
を外れたビデオカメラの出力信号を画像処理する装置は
なく、このビデオカメラから出力される高速信号を既存
の画像処理回路に入れると、図2に示すように1本のガ
ラス壜がモニター上では4本のガラス壜となり、かつそ
の分解能は半分に低下してしまう。
【0004】この現象を詳しく説明すると、例えば1画
面が525 本の走査線で構成されているビデオ規格に沿っ
た図2の左側の画面においては、1本の走査線は16.7/
525msecでビデオカメラから出力され、モニター上に映
し出される。ところが上記の高速カメラを使用した場
合、16.7/525 msecの間に第1と第2の走査線が出力さ
れてしまい、図2の右上に示すように左右に2つの画面
となる。しかも16.7msecの時間の半分で525 本の走査線
の出力が完了してしまい、後半分の時間には次の画面が
出力されてくる。この結果、モニター上の画像は縦方向
にも2つの画面となり、合計4つのガラス壜の画像とな
る。
【0005】また左右の画像のうち、左側は奇数番の走
査線のみにより構成されており、右側は偶数番の走査線
のみにより構成されていることとなるから、各画面の分
解能は半分に低下してしまうのである。もっとも、モニ
ターの画面を見て検査員が直接良否を判断することは稀
であるから、モニターの画面自体の分解能が本質的に重
要な訳ではない。しかし上記したと同様の状況が画像処
理回路において発生するので、やはり検査の精度がモニ
ターの画面自体の分解能と同様に低下するうえ、このよ
うな変則的な画像がモニターに表示されると検査員が正
確な検査を行うことが困難となるのである。
【0006】このように、単にビデオ規格の2倍の早さ
で撮影することができる高速カメラを使用したのみでは
却って検査精度の低下を招くこととなる。勿論、ビデオ
規格の2倍の早さで画像を映すことができるモニター等
を開発すれば上記の問題は一挙に解決されるが、現在の
ところそのような特殊なモニターを製作するには多額の
費用がかかり、ガラス壜の検査には既存のモニターを使
用しなければならないのが実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ビデオ規格に対応している既存のモ
ニターを使用しつつガラス壜の検査を従来よりも高速度
で行うことができるガラス壜検査装置を提供するために
完成されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ガラス壜
をビデオ規格のN倍の早さで撮影する高速カメラと、こ
の高速カメラからの高速信号が入力される高速入力回路
と、この高速入力回路から出力される高速信号を2値化
して良否を判定する回路と、高速入力回路から出力され
る高速信号をビデオ規格の早さに変換する変換回路と、
この変換回路に接続されたビデオ規格に対応したモニタ
ーとからなることを特徴とするガラス壜検査装置により
解決することができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図1に示す実施例の回路図に
よって更に詳細に説明する。図1において、1はガラス
壜をビデオ規格のN倍(実施例では2倍)の早さで撮影
する高速カメラであり、例えば竹中システム株式会社か
ら市販されているものを使用することができる。
【0010】2はこの高速カメラ1からの高速信号が入
力される高速入力回路である。この高速入力回路2はビ
デオ規格のN倍の早さで高速信号を処理することができ
る回路であるが、勿論この高速入力回路2の出力をその
ままモニターにより画像化することはできない。3は高
速入力回路2に接続された高速2値化回路であり、ビデ
オ規格のN倍の早さで高速信号を2値化し、例えばガラ
ス壜の画像信号のうちの欠陥部分を1、他の部分を0の
電気信号に変換する。4は比較回路であり、上記の2値
化された信号により表される欠陥部分の大きさや位置を
設定回路5により設定された値と比較し、設定値を越え
た場合には出力端子6に不良信号を出力する。
【0011】7は画像メモリーであり、高速入力回路2
の全出力を入力し、必要な画面のみをモニター8に出力
するためのものである。モニター8は既存のもので、ビ
デオ規格に対応した速度で作動するものであるから、高
速入力回路2の出力や画像メモリー7の出力をそのまま
モニター8に入力すると前述したとおりの問題が生ず
る。そこで本発明では高速入力回路2から出力される高
速信号をビデオ規格の早さに変換する変換回路9と、切
り換えスイッチ10とが設けられている。
【0012】変換回路9では1本の走査線の操作速度を
16.7/525msecに変換する。この結果、図2の右側のよ
うに画像が左右に分離されることがなくなり、単一の画
像がモニター8に映し出されることとなる。換言すれ
ば、この画像は図2の右下上段の左右2枚の画像を合成
した画像となり、その分解能は図2の左下の従来の画像
と同一となる。ただし高速カメラ1はビデオ規格のN倍
の速度で撮影を行っているため、ビデオ規格の速度で作
動するモニター8は高速カメラ1が撮影した画像を1枚
置きにしか表示できないこととなる。しかしガラス壜の
検査自体は高速入力回路2の出力を利用して高速2値化
回路3や比較回路4により自動的に行われているので、
検査精度に支障は生じない。またモニター8は検査状況
を検査員が確認するための補助的なものであるから、高
速カメラ1が撮影した画像が1枚置きにしか表示できな
くても、実用上の支障は生じない。
【0013】
【作用】このように構成された本発明のガラス壜検査装
置は、ビデオ規格のN倍の速度で1画面を画像処理する
ことができるので、1本のガラス壜の検査速度を従来よ
りも向上させることができる。なおNの値は実施例では
2であるが、3又は4であってもよい。もっとも、ガラ
ス壜のハンドリングに要する時間を短縮させなければ画
像処理速度のみを向上させても実際的なガラス壜の検査
速度を大幅に向上させることはできず、現状ではNの値
を過大に設定することはメリットが少ないと考えられ
る。
【0014】また本発明のガラス壜検査装置は、モニタ
ー8に従来と同様のガラス壜の画像を表示することがで
きる。このために検査員が検査装置を操作することが容
易である。また切り換えスイッチ10を切り換えれば、高
速カメラ1の画像、画像メモリー7の2値化された画
像、設定回路5からの画像等をモニター8に表示するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のガラス
壜検査装置はビデオ規格に対応している既存のモニター
を使用しつつガラス壜の検査を従来よりも高速度で行う
ことができるものであるから、従来の問題点を解消した
ものとして、業界に寄与するところは極めて大きいもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例における走査線と画像との関係を示す図
であり、上段は走査線を示す線図、下段はモニターの画
像である。
【符号の説明】
1 高速カメラ 2 高速入力回路 3 高速2値化回路 4 比較回路 8 モニター 9 変換回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ガラス壜をビデオ規格のN倍の早さで撮
    影する高速カメラと、この高速カメラからの高速信号が
    入力される高速入力回路と、この高速入力回路から出力
    される高速信号を2値化して良否を判定する回路と、高
    速入力回路から出力される高速信号をビデオ規格の早さ
    に変換する変換回路と、この変換回路に接続されたビデ
    オ規格に対応したモニターとからなることを特徴とする
    ガラス壜検査装置。
JP3204670A 1991-07-19 1991-07-19 ガラス壜検査装置 Pending JPH0526822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204670A JPH0526822A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 ガラス壜検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3204670A JPH0526822A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 ガラス壜検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526822A true JPH0526822A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16494349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3204670A Pending JPH0526822A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 ガラス壜検査装置

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JP (1) JPH0526822A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100604A (ja) * 1984-10-24 1986-05-19 Hajime Sangyo Kk 表面検査装置
JPH0257074A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Nec Corp 固体撮像装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100604A (ja) * 1984-10-24 1986-05-19 Hajime Sangyo Kk 表面検査装置
JPH0257074A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Nec Corp 固体撮像装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19941216