JPH05266165A - 要素選択方式 - Google Patents

要素選択方式

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Publication number
JPH05266165A
JPH05266165A JP4093610A JP9361092A JPH05266165A JP H05266165 A JPH05266165 A JP H05266165A JP 4093610 A JP4093610 A JP 4093610A JP 9361092 A JP9361092 A JP 9361092A JP H05266165 A JPH05266165 A JP H05266165A
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JP
Japan
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selection
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specified
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Pending
Application number
JP4093610A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Suzuki
信裕 鈴木
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP4093610A priority Critical patent/JPH05266165A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一要素の再選択時の作業能率を向上させ
る。 【構成】 表示部5に表示された図面を構成する要素デ
ータのうち削除、複写、移動等の編集対象として選択す
べき要素データを指定するための入力部1が備えられ
る。また、CAD処理部2の要素選択処理部7は、入力
部1で指定された要素データを選択要素として特定する
ため、要素データベース3中の指定された要素データに
選択フラグを立てる。入力部1は、要素選択処理部7で
最後に特定された選択要素を次の編集対象として再指定
する機能も有している。要素選択処理部7は、最後に特
定された選択要素を最終選択要素として特定するため、
要素データベース3中の対応する要素データに最終選択
フラグを立てる。入力部1によって最終選択要素の再指
定がなされたときは、要素選択処理部7は最終選択要素
を選択要素として特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステムやワー
ドプロセッサ等において図面や文書の作成・編集時に削
除、複写、移動等の対象となる要素データを効率良く選
択できるようにした要素選択方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にCADシステム等では、画面上に
表示された図面を構成する直線要素、円要素、自由曲線
要素等の要素データのうち、任意の要素データを選択
し、削除、複写、移動等の編集処理を行うことが頻繁に
行われる。もし、削除すべきでない要素データを誤って
削除したり、複写の位置を間違ったような場合には、通
常、「アンドゥ」と呼ばれる機能を利用して直前のオペ
レートを取り消すことにより削除した要素データを復活
したり複写された要素データを削除することができるシ
ステムが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た「アンドゥ」機能は、直前のオペレートを中止するだ
けの機能しか持たないため、例えば、「アンドゥ」処理
後、再度、同じ要素データを選択するような場合には、
同じ要素選択操作を再度繰り返す必要がある。特に、複
雑に入り組んだ多数の要素データを選択する場合、選択
に要する時間もかかり、作業効率が悪いという問題点が
ある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、直前に選択された要素データを再度選択する機能
を新たに持たせたことにより、同一要素の再選択時の作
業能率を大幅に向上させることができる要素選択方式を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る要素選択方
式は、表示手段に表示された情報を構成する要素データ
のうち編集対象として選択すべき1又は複数の要素デー
タを指定するための入力手段と、この入力手段で指定さ
れた要素データを選択要素として特定する要素選択処理
手段とを備えた要素選択方式において、前記入力手段
は、前記要素選択処理手段で最後に特定された選択要素
を次の編集対象として再指定する機能を有し、前記要素
選択処理手段は、最後に特定された前記選択要素を最終
選択要素として特定すると共に前記入力手段によって最
終選択要素の再指定がなされたときは、前記特定された
最終選択要素を前記選択要素として特定するものである
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、最後に特定された選択要素を
要素選択手段が最終選択要素として特定し、入力手段に
よって最終選択要素が編集対象として再度指定された場
合には、要素選択処理手段が、前記特定された最終選択
要素を選択要素として特定するので、直前に選択した要
素データを繰り返し再選択することができる。また、
「アンドゥ」機能によって直前のオペレートを取り消し
た後の要素選択時においても、再び同じ要素データを選
択することができ、オペレートのやり直し時の操作が極
めて簡単になる。勿論、再選択された要素データ中の一
部の要素を選択要素から除外するといった操作も可能に
なる。このため、本発明によれば、編集対象要素の選択
作業の効率を大幅に向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明の一実施例に係る要素
選択方式を適用したCADシステムの機能ブロック図で
ある。
【0008】このシステムは、入力部1、CAD処理部
2、要素データベース3、ポイントデータベース4及び
表示部5を備えて構成されている。入力部1は、キーボ
ード及びマウス等から構成されたもので、表示部5に表
示されるコマンドメニューから必要なコマンドを指定し
たり、表示部5上に実際のイメージで作図を行っていく
際のポイント指示並びに図面作成・編集時に編集対象と
なる要素データを指定するための手段である。また、こ
の入力部1は後述する最終選択要素の再指定機能も有し
ている。
【0009】CAD処理部2は、要素選択処理部7を備
えた編集処理部6及び表示制御部8を備えて構成されて
いる。編集処理部6は、入力部1によって指示されたコ
マンドを解釈して入力部1によって指示された位置に必
要な要素データを発生させたり、指定された要素データ
に対して削除、複写、移動等の編集処理を施す。要素選
択処理部7は、編集処理に際して指定された要素データ
を選択要素として特定したり、最後に特定された選択要
素を最終選択要素として特定する。編集処理部6で生成
・編集され要素データは、要素データベース3及びポイ
ントデータベース4に格納されるようになっている。表
示制御部8は、編集処理部6で生成・編集された要素デ
ータやコマンドメニュー等を表示部5に表示させるため
の表示制御を行う。
【0010】要素データベース3及びポイントデータベ
ース4は、図2に示すような内容になっている。即ち、
要素データベース3は、作成された図面を構成する要素
データを登録するデータベースである。要素データは、
要素名、データ、選択フラグ(SF)、最終選択フラグ
(LSF)等から構成されている。要素名には、個々の
直線要素、曲線要素等を特定する名前が格納される。デ
ータには、両端点を示すデータ(直線)や中心点、長
径、短径(円及び楕円)等を示すデータが格納される。
点のデータには、ポイントデータベース4へのインデッ
クスが格納され、その点のxy座標値自体は、ポイント
データベース4に格納される。これにより、複数の要素
で端点や中心点を共有した場合のデータベースの記憶容
量削減を図ることができる。選択フラグ(SF)は、要
素選択時に入力部1によって指定され要素選択処理部7
で特定された選択要素を他の要素データと識別するため
の識別子で、フラグが“1”の要素データが現在選択さ
れている要素データであることを示している。また、最
終選択フラグ(LSF)は、要素選択処理部7で最後に
特定された最終選択要素を他の要素データと識別するた
めの識別子で、フラグ“1”の要素データが最終選択要
素であることを示している。
【0011】次にこのように構成された本システムの動
作を説明する。図3は本システムの要素選択時の動作を
示すフローチャート、図4〜図9は具体的な操作手順を
説明するための表示部5の表示画面の模式図である。即
ち、図示しないトップスクリーンから編集モードを選択
し、更にコピーモードを選択すると、表示部5は図4に
示すような画面になる。この図4の画面は、作図・編集
中の図面データ11を表示する図面作成エリア12と、
コマンドメニューを表示するメニューエリア13と、シ
ステム側からのメッセージを表示するプロンプトライン
14とから構成されている。コピーモードを選択する
と、メニューエリア13には、要素選択の種類が表示さ
れ、要素選択が可能な状態になる。この状態で図3の処
理が起動される。
【0012】先ず、要素指定処理(S1)が実行され
る。即ち図4に示すように、オペレータが要素選択の種
類を例えば“フェンス内”と指定すると、図面作成エリ
ア12にはクロスヘアーカーソル15が表示される。そ
こで、プロンプトライン14に表示された“コピーする
要素を指示して下さい。”というメッセージに応答して
クロスヘアーカーソル15を移動させ、マウスのクリッ
ク動作と併せてフェンス16を形成し、このフェンス1
6でコピーする要素17を取り囲んだ後、“指定”を指
示する。“指定”後に選択された要素がハイライト表示
される。
【0013】この場合、要素選択形態として“フェンス
内”を選択し、“最終選択”は選択していないので、図
3のステップS2からステップS3に移行する。即ち、
要素選択処理部7は、フェンス16内に含まれる要素1
7に対応する要素データベース3中の選択フラグ(S
F)を“1”にセットする。
【0014】続いて、メニューエリア13の“終了”を
指定すると、図3のステップS4からステップS5に処
理は移行する。即ち、要素選択処理部7は、要素データ
ベース3中の最終選択フラグ(LSF)を全てクリアす
る。そして、選択フラグ(SF)が立った要素データに
対応する最終選択フラグ(LSF)を“1”にセットす
る(S6)。これにより、選択要素の特定動作と、最終
選択要素の特定動作とが終了する。そして最終選択要素
の位置にエクステントカーソル18が表示される。
【0015】次に、図5に示すように、表示部5のプロ
ンプトライン14に、“行先の点を指示して下さい。”
というメッセージが表示されるので、これに従って、エ
クステントカーソル18をコピー先まで移動させ、図6
に示すように、“終了”を指定すると、選択された要素
17が指定された位置にコピーされる。
【0016】ここで、もしコピー先が誤っていたことを
オペレータが気づいた場合には、図示しないキーボード
上の「アンドゥ」キー等を押下することにより、直前の
コピーオペレーションを取り消す。これにより、コピー
された要素は、図7に示すように消去される。再度、編
集モードから“コピー”を選択すると、図8に示すコピ
ーモードの画面が表示部1に表示される。
【0017】ここで、メニューエリア13から“最終選
択”を指定すると、図3のフローチャートにおけるステ
ップS2からステップS7へと処理が移行する。即ち、
要素選択手段7は、要素データベース3中の最終選択フ
ラグ(LSF)が“1”の要素データに対応する選択フ
ラグ(SF)を“1”にセットする。この結果、図8に
示すように、前回選択された要素17が選択要素として
選択され、ハイライト表示される。従って、オペレータ
は、図9に示すように、エクステントカーソル18を使
用してこれらの選択要素を正しいコピー位置に再度移動
させることが可能になる。
【0018】なお、上記実施例では、コピー処理のやり
直しのオペレーションを例にあげて説明したが、同一要
素を繰り返しコピーする処理や、削除した要素の再選択
処理等に本発明を適用できることはいうまでもない。ま
た、選択要素の特定方法や最終選択要素の特定方法とし
ては、上述したフラグの他に、要素データベース3中の
対応する要素へのインデックスをインデックスメモリに
格納する方法でもよい。更に、本発明は、上述したCA
Dシステムだけでなく、ワードプロセッサのようなテキ
ストファイルに対しても、同様の再選択機能を適応可能
である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、直
前に指定した要素を再選択することができるので、編集
対象要素の選択作業の効率を大幅に向上させることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る要素選択方式を実現
するためのCADシステムの要部を示す機能ブロック図
である。
【図2】 同システムにおける要素データベース及びポ
イントデータベースの内容を説明するための図である。
【図3】 同システムにおける要素選択時の処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【図5】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【図6】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【図7】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【図8】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【図9】 同システムの動作を説明するための表示画面
の模式図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…CAD処理部、3…要素データベー
ス、4…ポイントデータベース、5…表示部、6…編集
処理部、7…要素選択処理部、8…表示制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段に表示された情報を構成する要
    素データのうち編集対象として選択すべき1又は複数の
    要素データを指定するための入力手段と、 この入力手段で指定された要素データを選択要素として
    特定する要素選択処理手段とを備えた要素選択方式にお
    いて、 前記入力手段は、前記要素選択処理手段で最後に特定さ
    れた選択要素を次の編集対象として再指定する機能を有
    し、 前記要素選択処理手段は、最後に特定された前記選択要
    素を最終選択要素として特定すると共に前記入力手段に
    よって最終選択要素の再指定がなされたときは、前記特
    定された最終選択要素を前記選択要素として特定するも
    のであることを特徴とする要素選択方式。
JP4093610A 1992-03-19 1992-03-19 要素選択方式 Pending JPH05266165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093610A JPH05266165A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 要素選択方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093610A JPH05266165A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 要素選択方式

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Publication Number Publication Date
JPH05266165A true JPH05266165A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14087103

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4093610A Pending JPH05266165A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 要素選択方式

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JP (1) JPH05266165A (ja)

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