JPH0526606A - シヤーピンずれ検出装置 - Google Patents
シヤーピンずれ検出装置Info
- Publication number
- JPH0526606A JPH0526606A JP3179947A JP17994791A JPH0526606A JP H0526606 A JPH0526606 A JP H0526606A JP 3179947 A JP3179947 A JP 3179947A JP 17994791 A JP17994791 A JP 17994791A JP H0526606 A JPH0526606 A JP H0526606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- shear pin
- striker
- signal
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D9/00—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member
- F16D9/06—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member by breaking due to shear stress
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシャーピンずれ検出機構に係り、機
械設備の異常負荷による破壊、損壊を未然に防止するた
めのシャーピンずれ検出装置を提供するものである。 【構成】 駆動系の継手部に取付けられたシャーピンの
ずれ検出を、コイルとコンデンサおよび水晶振動子によ
る回路３と、マイクロスイッチ１を使用することによ
り、無給電で設備の運転中にずれを検出することを可能
とする装置である。
械設備の異常負荷による破壊、損壊を未然に防止するた
めのシャーピンずれ検出装置を提供するものである。 【構成】 駆動系の継手部に取付けられたシャーピンの
ずれ検出を、コイルとコンデンサおよび水晶振動子によ
る回路３と、マイクロスイッチ１を使用することによ
り、無給電で設備の運転中にずれを検出することを可能
とする装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転系機械において、駆
動モータと回転軸との間の継手に挿入されたシャーピン
のずれ検出装置に関するものである。
動モータと回転軸との間の継手に挿入されたシャーピン
のずれ検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】回転体や移動体などの可動部分にシャー
ピンを取付け、そのずれを検出することについては従来
から種々に実施されている。即ち、図６、図７は、特開
昭６２−１９１７０８号公報に記載された従来のシャー
ピンずれ検出機構の正面図と機構を系統的に示す図であ
る。図において、１６は駆動部、１７は被駆動部、１８
は継手部、１９はピックアップ部、２０は増幅器及び判
定器、２１は警報器を示す。
ピンを取付け、そのずれを検出することについては従来
から種々に実施されている。即ち、図６、図７は、特開
昭６２−１９１７０８号公報に記載された従来のシャー
ピンずれ検出機構の正面図と機構を系統的に示す図であ
る。図において、１６は駆動部、１７は被駆動部、１８
は継手部、１９はピックアップ部、２０は増幅器及び判
定器、２１は警報器を示す。
【０００３】シャーピンのずれ量を検出ピックアップ部
１９で把握し、その信号を増幅器及び判定器２０に送り
演算させ、図７に示すように直結式あるいは非接触式に
よって警報器２１に送りランプ点灯あるいはブザー等で
警報が得られるように構成されている。また、非接触式
にあっては増幅器及び判定器２０からの信号を電波、光
学式または渦流式などの方法によって警報器２１の受信
部に電送する方法が取られている。
１９で把握し、その信号を増幅器及び判定器２０に送り
演算させ、図７に示すように直結式あるいは非接触式に
よって警報器２１に送りランプ点灯あるいはブザー等で
警報が得られるように構成されている。また、非接触式
にあっては増幅器及び判定器２０からの信号を電波、光
学式または渦流式などの方法によって警報器２１の受信
部に電送する方法が取られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電送す
る方法を使用する場合、電池の取替が頻繁となりライン
停止の必要性を生じ、作業能率上の問題、コスト上の問
題がある。また、従来の機構は、シャーピンが一度で折
損した場合の検討がなされておらず、一度で折損した場
合にはピックアップ部が破損し、復旧に長時間のライン
停止が必要となる。
る方法を使用する場合、電池の取替が頻繁となりライン
停止の必要性を生じ、作業能率上の問題、コスト上の問
題がある。また、従来の機構は、シャーピンが一度で折
損した場合の検討がなされておらず、一度で折損した場
合にはピックアップ部が破損し、復旧に長時間のライン
停止が必要となる。
【０００５】本発明はシャーピンずれ検出機構に係り、
機械設備の異常負荷による破壊、損傷を未然に防止する
ためのシャーピン（シャーボルトをも含む）のずれを設
備の運転中において容易に検出せしめ警報出力ないし表
示をおこなわせ得る機構を提供しようとするものであ
る。
機械設備の異常負荷による破壊、損傷を未然に防止する
ためのシャーピン（シャーボルトをも含む）のずれを設
備の運転中において容易に検出せしめ警報出力ないし表
示をおこなわせ得る機構を提供しようとするものであ
る。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】本発明は、駆動モータ
と回転軸との間の継手に取付けられたストライカと、ス
トライカに接触するとスイッチが切れるように配置した
マイクロスイッチおよび前記回転軸に固定させたコイル
とコンデンサによる回路を使用した無給電センサとリー
ド線によって構成した閉回路、または、前記コイルとコ
ンデンサによる回路に水晶振動子を付加した閉回路と、
前記回転軸を不動に囲む制御コイルと処理器によって構
成した処理回路からなり、無給電センサからの受信信号
が所定受信時間内に受信しない時に処理器が警報または
表示する表示手段の信号を発することを特徴とするシャ
ーピンずれ検出装置とするものである。
と回転軸との間の継手に取付けられたストライカと、ス
トライカに接触するとスイッチが切れるように配置した
マイクロスイッチおよび前記回転軸に固定させたコイル
とコンデンサによる回路を使用した無給電センサとリー
ド線によって構成した閉回路、または、前記コイルとコ
ンデンサによる回路に水晶振動子を付加した閉回路と、
前記回転軸を不動に囲む制御コイルと処理器によって構
成した処理回路からなり、無給電センサからの受信信号
が所定受信時間内に受信しない時に処理器が警報または
表示する表示手段の信号を発することを特徴とするシャ
ーピンずれ検出装置とするものである。
【０００７】また本発明は、シャーピンが一度に折損し
た場合、前記マイクロスイッチの破損防止のため、前記
ストライカに過負荷により中央部より折損する機能を持
たせることができる。
た場合、前記マイクロスイッチの破損防止のため、前記
ストライカに過負荷により中央部より折損する機能を持
たせることができる。
【０００８】
【作用】本発明の作用を次の図によって説明する。図４
は本発明の基本回路図（（ａ）はコイルとコンデンサに
よる閉回路図、（ｂ）はさらに水晶振動子を付加した閉
回路図）であり、図５はエコー波形を示す図である。
は本発明の基本回路図（（ａ）はコイルとコンデンサに
よる閉回路図、（ｂ）はさらに水晶振動子を付加した閉
回路図）であり、図５はエコー波形を示す図である。
【０００９】センサ３は、リード線５と検出用マイクロ
スイッチ１の接点に接続され閉回路を構成していること
を図４に示す。センサ３は、コイルとコンデンサおよび
水晶振動子を備え、制御コイル６からの信号により共振
する。制御コイル６は、センサ３に信号を送るとともに
センサ３からの信号を受信して処理器４へ伝送する。処
理器４は、センサ３からの信号の有無により警報または
表示の処理を行なう。
スイッチ１の接点に接続され閉回路を構成していること
を図４に示す。センサ３は、コイルとコンデンサおよび
水晶振動子を備え、制御コイル６からの信号により共振
する。制御コイル６は、センサ３に信号を送るとともに
センサ３からの信号を受信して処理器４へ伝送する。処
理器４は、センサ３からの信号の有無により警報または
表示の処理を行なう。
【００１０】コイルとコンデンサによる回路および水晶
振動子は、固有の周波数に対して共振周波数を持ってお
り、この周波数を処理器から発し制御コイル６を介し図
５（ａ）のように発信すると、センサ３に図５（ｂ）の
ような誘導作用が良好に生じる。
振動子は、固有の周波数に対して共振周波数を持ってお
り、この周波数を処理器から発し制御コイル６を介し図
５（ａ）のように発信すると、センサ３に図５（ｂ）の
ような誘導作用が良好に生じる。
【００１１】シャーピンが過負荷によりマイクロスイッ
チ１とストライカ１０の設定寸法以上にずれを生じた場
合、マイクロスイッチ１の接点が離れるため、リード線
５が断線状態となりセンサ３が共振しなくなる。処理器
側の受信動作時には、図５（ｃ）に示すＬｍｓｅｃ間に
エコー波を受信しており、このエコー波を受信しなくな
った時に、異常と判断し処理器４から警報または表示の
処理を行なう。
チ１とストライカ１０の設定寸法以上にずれを生じた場
合、マイクロスイッチ１の接点が離れるため、リード線
５が断線状態となりセンサ３が共振しなくなる。処理器
側の受信動作時には、図５（ｃ）に示すＬｍｓｅｃ間に
エコー波を受信しており、このエコー波を受信しなくな
った時に、異常と判断し処理器４から警報または表示の
処理を行なう。
【００１２】また、シャーピンが過負荷により一度に折
損した場合、マイクロスイッチ１の破損防止として、図
２に示すプロテクター１２、１３によりストライカ１０
をノッチ部より折損させることによりマイクロスイッチ
１の破損防止を図っている。
損した場合、マイクロスイッチ１の破損防止として、図
２に示すプロテクター１２、１３によりストライカ１０
をノッチ部より折損させることによりマイクロスイッチ
１の破損防止を図っている。
【００１３】
【実施例】図３は本発明の系統的な一実施例を示す図で
ある。本発明のシャーピンずれ検出装置をレベラー回転
軸に適用した実施例を図１、図２に基づき説明する。図
１は実施態様を示す正面図、図２は図１のＡ部の部分拡
大図である。図において１は検出用マイクロスイッチ、
２はシャーピン、３はセンサ、４は処理器、５はリード
線、６は制御コイル、７は回転軸、８は回転軸側継手、
９はヨーク側継手、１０はストライカ、１１はストライ
カホルダー、１２、１３はプロテクターを示す。
ある。本発明のシャーピンずれ検出装置をレベラー回転
軸に適用した実施例を図１、図２に基づき説明する。図
１は実施態様を示す正面図、図２は図１のＡ部の部分拡
大図である。図において１は検出用マイクロスイッチ、
２はシャーピン、３はセンサ、４は処理器、５はリード
線、６は制御コイル、７は回転軸、８は回転軸側継手、
９はヨーク側継手、１０はストライカ、１１はストライ
カホルダー、１２、１３はプロテクターを示す。
【００１４】回転軸側継手８とヨーク側継手９の所定位
置には、軸方向と平行にシャーピン２を挿入している。
回転軸側継手８の外周部にはマイクロスイッチ１を固定
し、またヨーク側継手９の外周部には、固着したストラ
イカホルダー１１にボルト止めしたストライカ１０を取
付けている。図２の検出用マイクロスイッチ１は、接点
を備えておりリード線５を介してセンサ３に接続し閉回
路を構成している。
置には、軸方向と平行にシャーピン２を挿入している。
回転軸側継手８の外周部にはマイクロスイッチ１を固定
し、またヨーク側継手９の外周部には、固着したストラ
イカホルダー１１にボルト止めしたストライカ１０を取
付けている。図２の検出用マイクロスイッチ１は、接点
を備えておりリード線５を介してセンサ３に接続し閉回
路を構成している。
【００１５】センサ３はコイルとコンデンサの回路およ
び水晶振動子を備え、回転軸７の外側には回転軸７の外
周面と所定の間隔をあけて回転軸７を不動に囲む環状の
制御コイル６を設けている。センサ３と制御コイル６と
の間は所定の間隔を保持し、制御コイル６は非接触によ
ってセンサ３との信号の発信、受信を行なう。制御コイ
ル６には、処理器４を接続しており処理回路を構成して
いる。処理器４は、微弱電波の発信、受信、警報、表示
等の処理機能を備えている。
び水晶振動子を備え、回転軸７の外側には回転軸７の外
周面と所定の間隔をあけて回転軸７を不動に囲む環状の
制御コイル６を設けている。センサ３と制御コイル６と
の間は所定の間隔を保持し、制御コイル６は非接触によ
ってセンサ３との信号の発信、受信を行なう。制御コイ
ル６には、処理器４を接続しており処理回路を構成して
いる。処理器４は、微弱電波の発信、受信、警報、表示
等の処理機能を備えている。
【００１６】また、シャーピンが過負荷により一度に折
損した場合、マイクロスイッチ１の破損防止として、プ
ロテクター１２、１３によりストライカ１０をノッチ部
より折損させることによりマイクロスイッチ１の破損防
止を図っている。
損した場合、マイクロスイッチ１の破損防止として、プ
ロテクター１２、１３によりストライカ１０をノッチ部
より折損させることによりマイクロスイッチ１の破損防
止を図っている。
【００１７】上記実施例によれば、コイルとコンデンサ
のセンサ回路において、本発明の実施場所の電磁ノイズ
周波数帯により、コイルとコンデンサの共振周波数を広
い範囲で固有に選択でき、電磁ノイズの影響を避けるこ
とができる。また、水晶振動子を使用すれば、ＭＨｚ帯
域の固有周波数でしかも鋭いＱ値で共振させることがで
きるため電磁ノイズの影響を殆ど考慮する必要が無くな
り、かつ安定した過渡信号を発信するようになる。
のセンサ回路において、本発明の実施場所の電磁ノイズ
周波数帯により、コイルとコンデンサの共振周波数を広
い範囲で固有に選択でき、電磁ノイズの影響を避けるこ
とができる。また、水晶振動子を使用すれば、ＭＨｚ帯
域の固有周波数でしかも鋭いＱ値で共振させることがで
きるため電磁ノイズの影響を殆ど考慮する必要が無くな
り、かつ安定した過渡信号を発信するようになる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動系
の継手部に取付けたシャーピンのずれ検出を、コイルと
コンデンサによる回路および水晶振動子と、マイクロス
イッチで構成した無給電センサで行うことにより、電池
交換のためのライン停止の必要が無く作業能率の向上が
図れ、また経済的に有利である。検出部の保護機構を設
けたため、シャーピン折損時の被害が少なく経済的に有
利である。また、復旧時間が短時間で済み作業能率の向
上が図れる。
の継手部に取付けたシャーピンのずれ検出を、コイルと
コンデンサによる回路および水晶振動子と、マイクロス
イッチで構成した無給電センサで行うことにより、電池
交換のためのライン停止の必要が無く作業能率の向上が
図れ、また経済的に有利である。検出部の保護機構を設
けたため、シャーピン折損時の被害が少なく経済的に有
利である。また、復旧時間が短時間で済み作業能率の向
上が図れる。
【図１】本発明のシャーピンずれ検出装置の一実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図２】図１のＡ部の部分拡大図である。
【図３】本発明の系統的な一実施例を示す図である。
【図４】本発明の基本回路図である。
【図５】エコー波形を示す図である。
【図６】従来のシャーピンずれ検出機構の正面図であ
る。
る。
【図７】従来のシャーピンずれ検出機構を系統的に示す
図である。
図である。
１ 検出用マイクロスイッチ
２ シャーピン
３ センサ
４ 処理器
５ リード線
６ 制御コイル
７ 回転軸
８ 回転軸側継手
９ ヨーク側継手
１０ ストライカ
１１ ストライカホルダー
１２、１３ プロテクター
１４ モータ側ヨーク
１５ 取付け枠
１６ 駆動部
１７ 被駆動部
１８ 継手部
１９ ピックアップ部
２０ 増幅器及び判定器
２１ 警報器
Claims (4)
- 【請求項１】 駆動モータと回転軸との間の継手に取付
けられたストライカと、ストライカに接触するとスイッ
チが切れるように配置したマイクロスイッチおよび前記
回転軸に固定させたコイルとコンデンサによる回路を使
用した無給電センサとリード線によって構成した閉回路
と、前記回転軸を不動に囲む制御コイルと処理器によっ
て構成した処理回路からなり、無給電センサからの受信
信号が所定受信時間内に受信しない時に処理器が警報ま
たは表示する表示手段の信号を発するようにしたことを
特徴とするシャーピンずれ検出装置。 - 【請求項２】 ストライカに過負荷が生じた時、中央部
より折損する機能を持たせた請求項１記載のシャーピン
ずれ検出装置。 - 【請求項３】 請求項１記載のシャーピンずれ検出装置
において、その閉回路に水晶振動子を付加した無給電セ
ンサとリード線により構成した閉回路を使用したことを
特徴とするシャーピンずれ検出装置。 - 【請求項４】 ストライカに過負荷が生じた時、中央部
より折損する機能を持たせた請求項３記載のシャーピン
ずれ検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179947A JPH0526606A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シヤーピンずれ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179947A JPH0526606A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シヤーピンずれ検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526606A true JPH0526606A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16074730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179947A Pending JPH0526606A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シヤーピンずれ検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526606A (ja) |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179947A patent/JPH0526606A/ja active Pending
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