JPH05265424A - マルチウィンドウ表示装置における図形強調表示方法およびその装置 - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置における図形強調表示方法およびその装置

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JPH05265424A
JPH05265424A JP4063843A JP6384392A JPH05265424A JP H05265424 A JPH05265424 A JP H05265424A JP 4063843 A JP4063843 A JP 4063843A JP 6384392 A JP6384392 A JP 6384392A JP H05265424 A JPH05265424 A JP H05265424A
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JP
Japan
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window
data
display
control plane
area
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Application number
JP4063843A
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Mitsuhiro Tanaka
三博 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別に制御プレーンを設けることなく、所望
のウィンドウ中の所望の図形のみをブリンクさせる。 【構成】 フレームメモリ1の何れかのプレーンを、ブ
リンク指示データおよび色データを書き込むための制御
プレーン1aに割り当て、ブリンク対象として指定され
たウィンドウ領域W1をウィンドウ領域判別部2により
判別し、指定されたウィンドウ領域W1内の図形に対応
させて所定の色表示と背景色表示とを反復させ、残余の
領域に対応させて高カラー解像度の表示を行なうととも
に、指定されたウィンドウ領域W1の他の図形に対応さ
せて低カラー解像度の表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマルチウィンドウ表示
装置における図形強調表示方法およびその装置に関し、
さらに詳細にいえば、複数のウィンドウが表示されてい
る状態において所望のウィンドウ中の所望の図形のみを
強調表示するための方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からグラフィックス表示装置等にお
いては、複数の図形が同時に表示されている状態におい
て何れかの図形がカーソル等により選択された場合に、
該当する図形が選択されていることを可視的に表示する
ために、該当する図形のみをブリンクさせる(該当する
図形を所定時間間隔で図形色と背景色とに切替えて表示
する)等の強調表示を行なうことができる機能をサポー
トしている。さらに、グラフィックス表示装置は、多機
能化の一貫としてマルチウィンドウ機能をサポートする
ことが一般的になりつつある。そして、マルチウィンド
ウ機能をサポートするグラフィックス表示装置等におい
ても、カーソル等により選択された図形のみを強調表示
する機能は必要である。
【0003】図4は従来の強調表示装置の一例を示すブ
ロック図であり、選択された図形のみをブリンクさせる
強調表示機能を示している。図4の強調表示装置は、複
数プレーンで構成されるフレームメモリ51の所定のプ
レーン51aを、選択された図形のみを描画するための
プレーン(以下、ブリンクプレーンと称する)に割当て
ておき、可視的表示のためにフレームメモリ51からの
読み出しアクセスを行なう場合に、ブリンクプレーン5
1aの内容を強調表示用制御データとして読み出すとと
もに、残余のプレーン51bの内容を図形表示用データ
として読み出すようにしている。そして、タイマ52か
ら出力され、所定時間毎にハイレベルとローレベルとが
反復するタイマ出力信号により制御させるNANDゲー
ト53に強調表示用制御データを供給し、NANDゲー
ト53からの出力データにより制御されるANDゲート
54に図形表示用データを供給している。さらに、AN
Dゲート54からの出力データがルックアップテーブル
55およびD/Aコンバータ56を介してCRTディス
プレイ装置57に供給されている。
【0004】したがって、選択された図形をブリンクプ
レーン51aに描画しておけば、ブリンクプレーン51
aから読み出される図形データがタイマ52により制御
されるNANDゲート53により間欠データに変換さ
れ、間欠データに基づいて制御されるANDゲート54
を介して、残余のプレーン51bから読み出されるデー
タがルックアップテーブル55に供給される。この結
果、選択された図形が所定時間間隔で色データおよび背
景色データに基づいて表示され、選択された図形のブリ
ンク表示を達成できる。もちろん、残余の図形について
は、ブリンクプレーン51aに対応するデータが描画さ
れていないのであるから、ANDゲート54が開いたま
まになり、ブリンクすることなく所定の色で表示され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の強調表示装置は
マルチウィンドウ機能をサポートしていないグラフィッ
クス表示装置等においては何ら不都合なく選択された図
形をブリンクさせることができるのであるが、マルチウ
ィンドウ機能をサポートしているグラフィックス表示装
置等に適用した場合には、選択された図形以外の図形も
ブリンク表示されてしまうという不都合が生じる可能性
がある。さらに詳細に説明すると、マルチウィンドウ表
示されている各ウィンドウはそれぞれ1つのアプリケー
ションプログラムに対応しており、しかも、ブリンク表
示が必要なウィンドウ以外のウィンドウについてはフレ
ームメモリの全てのプレーンを用いて図形を描画しなけ
ればならないのであるから、図4のように単にブリンク
プレーンを設定しただけでは、ブリンク表示が必要なウ
ィンドウに対応する描画データか他のウィンドウの描画
データかの識別ができない関係上、ブリンクプレーンに
描画されている図形の全てがブリンク表示の対象になっ
てしまうのである。
【0006】このような不都合を解消しようとすれば、
フレームメモリのほかにブリンクプレーンを準備する
か、ブリンク表示の対象となる図形の描画/消去を反復
することになる。しかし、フレームメモリのほかにブリ
ンクプレーンを準備する場合には、ブリンク表示という
限られた表示のために特別にメモリプレーンを準備しな
ければならないという新たな不都合が生じる。また、ブ
リンク対象となる図形の描画/消去を反復する場合に
は、フレームメモリに対する描画/消去の頻度が多くな
り、描画プロセッサ等の負荷が著しく増大するという不
都合がある。
【0007】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、フレームメモリ以外に特別のメモリプレ
ーンを必要とせず、しかも描画/消去のための負荷の増
大を防止できるマルチウィンドウ表示装置における図形
強調表示方法およびその装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1のマルチウィンドウ表示装置における図
形強調表示方法は、フレームメモリの所望のプレーンを
強調表示データおよび表示色データを保持するための制
御プレーンに割当てておき、制御プレーン中の強調表示
すべき図形が含まれるウィンドウに対応して強調表示す
べき図形のみを保持するとともに、制御プレーン中の残
余の領域に対応して表示図形の表示色データを保持し、
制御プレーンを含むフレームメモリからデータを読み出
して可視的に表示するに当って、制御プレーン中の該当
するウィンドウ領域を指定し、制御プレーン中の指定さ
れたウィンドウ領域からの読み出しデータに対応してフ
レームメモリからの読み出しデータに代えて強調表示デ
ータに基づく可視的表示を行なう方法である。
【0009】請求項2のマルチウィンドウ表示装置にお
ける図形強調表示装置は、フレームメモリの所望のプレ
ーンが強調表示データおよび表示色データを保持するた
めの制御プレーンに割当てられてあるとともに、制御プ
レーンを含むフレームメモリからデータを読み出して可
視的表示のためのデータとして出力する可視的表示デー
タ出力手段と、制御プレーン中の強調表示されるべき図
形が含まれるウィンドウ領域を指定するウィンドウ指定
手段と、制御プレーン中の指定されたウィンドウ領域か
らの読み出しデータに対応して可視的表示データ出力手
段からの出力データを強調表示データで置換するデータ
置換手段とを含んでいる。
【0010】請求項3のマルチウィンドウ表示装置にお
ける図形強調表示装置は、ウィンドウ指定手段として、
ウィンドウ指定手段により指定されたウィンドウが他の
ウィンドウにより隠されているか否かを判別する判別手
段と、ウィンドウ指定手段により指定されたウィンドウ
が他のウィンドウにより隠されていることを示す判別結
果に応答して、指定されたウィンドウの隠されていない
領域を指定するウィンドウ部分領域指定手段とを含むも
のを用いている。
【0011】
【作用】請求項1のマルチウィンドウ表示装置における
図形強調表示方法であれば、フレームメモリの所望のプ
レーンを強調表示データおよび表示色データを保持する
ための制御プレーンに割当てておき、制御プレーン中の
強調表示すべき図形が含まれるウィンドウに対応して強
調表示すべき図形のみを保持するとともに、制御プレー
ン中の残余の領域に対応して表示図形の表示色データを
保持し、制御プレーンを含むフレームメモリからデータ
を読み出して可視的に表示するに当って、制御プレーン
中の該当するウィンドウ領域を指定し、制御プレーン中
の指定されたウィンドウ領域からの読み出しデータに対
応してフレームメモリからの読み出しデータに代えて強
調表示データに基づく可視的表示を行なうのであるか
ら、所望のウィンドウ中の所望の図形のみを強調表示で
き、他のウィンドウに関しては、フレームメモリのプレ
ーン数に基づいて定まるカラー解像度で図形を表示でき
る。即ち、所望のウィンドウの所望の図形のみを強調表
示するに当って他のウィンドウのカラー解像度が低下す
るという不都合を解消できる。
【0012】請求項2のマルチウィンドウ表示装置にお
ける図形強調表示装置であれば、フレームメモリの所望
のプレーンが強調表示データおよび表示色データを保持
するための制御プレーンに割当てられてあり、可視的表
示データ出力手段により、制御プレーンを含むフレーム
メモリからデータを読み出して可視的表示のためのデー
タとして出力する。この場合において、ウィンドウ指定
手段により、制御プレーン中の強調表示されるべき図形
が含まれるウィンドウ領域を指定すれば、制御プレーン
中の指定されたウィンドウ領域からの読み出しデータに
対応してデータ置換手段により可視的表示データ出力手
段からの出力データを強調表示データで置換することが
できる。したがって、所望のウィンドウ中の所望の図形
のみを強調表示でき、他のウィンドウに関しては、フレ
ームメモリのプレーン数に基づいて定まるカラー解像度
で図形を表示できる。即ち、所望のウィンドウの所望の
図形のみを強調表示するに当って他のウィンドウのカラ
ー解像度が低下するという不都合を解消できる。
【0013】請求項3のマルチウィンドウ表示装置にお
ける図形強調表示装置であれば、ウィンドウ指定手段と
して、ウィンドウ指定手段により指定されたウィンドウ
が他のウィンドウにより隠されているか否かを判別する
判別手段と、ウィンドウ指定手段により指定されたウィ
ンドウが他のウィンドウにより隠されていることを示す
判別結果に応答して、指定されたウィンドウの隠されて
いない領域を指定するウィンドウ部分領域指定手段とを
含むものを採用しているので、ウィンドウ指定手段によ
り指定されたウィンドウが他のウィンドウにより部分的
に隠されている場合に、ウィンドウ部分領域指定手段に
より隠されていない領域を指定できるので、隠されてい
ない領域のみについて請求項2と同様に可視的表示デー
タ出力手段からの出力データを強調表示データで置換す
ることができる。したがって、所望のウィンドウ中の所
望の図形のみを強調表示でき、他のウィンドウに関して
は、フレームメモリのプレーン数に基づいて定まるカラ
ー解像度で図形を表示できるのみならず、ウィンドウ同
士が重なり合っている場合に対処できる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明のマルチウィンドウ表示装置
における図形強調表示方法の一実施例を説明するフロー
チャートであり、所望の図形を強調表示するためにブリ
ンクさせるべきことが指示された場合に、ステップSP
1において、フレームメモリの特定のプレーン(以下、
制御プレーンと称する)のうち、強調表示すべき図形が
含まれるウィンドウ領域を選択し、ステップSP2にお
いて、選択されたウィンドウ領域に強調表示すべき図形
のみを描画するとともに、残余の領域に通常表示すべき
図形を描画し、ステップSP3において、フレームメモ
リの全てのプレーンから表示のための画素データを読み
出すとともに、制御プレーンから読み出されたデータを
制御データとして採用し、ステップSP4において、制
御データが選択されたウィンドウ領域に属するか否かを
判別する。ステップSP4において制御データが選択さ
れたウィンドウ領域に属していると判別された場合に
は、ステップSP5において制御データが図形描画デー
タか背景データかを判別する。ステップSP5において
制御データが図形描画データであると判別された場合に
は、ステップSP6において表示のための画素データを
所定時間毎に背景色データと置換する。逆に、ステップ
SP4において制御データが選択されたウィンドウ領域
に属していないと判別された場合またはステップSP5
において制御データが背景データであると判別された場
合には、ステップSP7においてフレームメモリの全て
のプレーンから読み出された表示のための画素データを
表示のための色データとして採用する。尚、ステップS
P7において採用される画素データについては、選択さ
れていないウィンドウ領域に対応してフレームメモリの
全てのプレーンから読み出されたデータに基づいて高い
カラー解像度の表示が可能であり、選択されたウィンド
ウ領域に対応して制御プレーンを除くフレームメモリの
全てのプレーンから読み出されたデータに基づいてカラ
ー解像度がある程度低下させられた状態での表示が行な
われることになる。
【0015】したがって、ブリンク表示が指示されてい
ないウィンドウに対しては、フレームメモリのプレーン
数に基づいて定まるカラー解像度の表示を達成でき、逆
に、ブリンク表示が指示されているウィンドウに対して
は、所望の図形のみをブリンクさせることができる。ま
た、上記の作用を達成するために、フレームメモリ以外
に特別の制御プレーンを準備する必要がなく、全体とし
て必要なメモリ容量の増加を防止できる。
【0016】
【実施例2】図2はこの発明のマルチウィンドウ表示装
置における図形強調表示装置の一実施例を示すブロック
図であり、フレームメモリ1の特定の1プレーンを制御
プレーン1aに割り当てているとともに、残余のプレー
ン1bをカラー専用プレーンに割り当てている。上記制
御プレーン1aは、強調表示を行なうためのブリンクが
指示された場合に、ブリンク表示すべき図形が含まれる
ウィンドウ領域に対応して該当する図形のみを描画し、
残余のウィンドウ領域に対応して通常の描画が行なわれ
る。
【0017】また、ブリンク表示すべき図形が含まれ
る、ウィンドウ領域指定部2aにより指定されたウィン
ドウ領域W1のx座標値の上/下限値と表示のためのx
座標値との大小を判別するx座標値判別部2xと、該当
するウィンドウ領域W1のy座標値の上/下限値と表示
のためのy座標値との大小を判別するy座標値判別部2
yと、両座標値判別部2x,2yから出力される判別結
果の論理積を得るANDゲート2bとからなるウィンド
ウ領域判別部2と、所定時間毎にレベルが反転する間欠
信号を出力するタイマ3と、ウィンドウ領域判別部2か
ら出力される判別信号とタイマ3から出力される間欠信
号を制御信号として制御プレーン1aからの読み出しデ
ータをそのまま出力するか否かを制御するNANDゲー
ト4aと、NANDゲート4aからの出力データを制御
信号としてフレームメモリ1の全てのプレーンからの読
み出しデータをそのまま出力するか否を制御するAND
ゲート4bと、ANDゲート4bからの出力データに基
づいて対応する色データを出力するルックアップテーブ
ル5と、色データをアナログ信号に変換してCRTディ
スプレイ装置7に供給するD/Aコンバータ6とを有し
ている。
【0018】上記の構成のマルチウィンドウ表示装置に
おける図形強調表示装置の作用は次のとおりである。フ
レームメモリ1の全てのプレーンを順次走査してプレー
ン数と等しいビット数の画素データを読み出すととも
に、制御プレーンからのデータのみを取り出す。 ま
た、走査に伴なって順次変化する表示のためのx座標値
およびy座標値をウィンドウ領域判別部2に供給して、
ブリンクすべき図形が含まれるウィンドウ領域W1であ
るか否かを示す判別信号を得る。さらに詳細に説明する
と、x座標値判別部2xにより、表示のためのx座標値
が該当するウィンドウ領域W1のx座標値の上/下限値
の範囲内であるか否かを判別し、y座標値判別部2yに
より、表示のためのx座標値が該当するウィンドウ領域
W1のy座標値の上/下限値の範囲内であるか否かを判
別し、両判別結果の論理積を得る。この論理積信号がウ
ィンドウ領域W1に属するか否かの判別信号である。
【0019】論理積信号がウィンドウ領域W1に属する
ことを示す信号である場合に、NANDゲート4aはタ
イマ3から出力される間欠信号により制御されるので、
制御プレーン1aからの読み出しデータと背景に相当す
るデータ(具体的にはこれらの反転データ)が交互に出
力される。但し、ブリンク表示すべく描画された部分以
外については読み出しデータと背景に相当するデータと
が等しいので、常時背景に相当するデータが出力される
ことになる。逆に、論理積信号がウィンドウ領域W1に
属していないことを示す信号である場合には、制御プレ
ーンからの読み出しデータはNANDゲート4aの出力
に何ら影響を及ぼさない。
【0020】NANDゲート4aからの出力信号はAN
Dゲート4bに供給されるので、読み出しデータと背景
に相当するデータが交互に出力される場合にのみ実際の
表示のためのデータと背景に相当するデータが交互にル
ックアップテーブル5に供給され、背景に相当するデー
タが出力され続ける場合には実際の表示のためのデータ
がルックアップテーブル5に供給され続ける。
【0021】したがって、ブリンク表示すべき図形が含
まれるウィンドウ領域W1に関しては、指定された図形
のみがブリンク表示され、他の図形は、表示専用プレー
ン1bからの読み出しデータに基づいてブリンクするこ
となく表示される。また、残余のウィンドウ領域W2に
関しては、制御プレーン1aをも含む全プレーンからの
読み出しデータに基づいてブリンクすることなく表示さ
れる。
【0022】
【実施例3】図3はこの発明のマルチウィンドウ表示装
置における図形強調表示装置の他の実施例を示すブロッ
ク図であり、図2の実施例と異なる点は、ウィンドウ領
域指定部2aにより指定されたウィンドウ領域W1が他
のウィンドウW3により部分的に隠されているか否かを
判別するウィンドウ判別部8aと、部分的に隠されてい
ることを示す判別結果に応答して、他のウィンドウW3
の座標値に基づいて指定されたウィンドウ領域W1を分
割する(図3中破線参照)ウィンドウ領域分割部8bと
をさらに有している点、分割された各領域について表示
のための座標値が含まれているか否かを判別すべくx座
標値判別部2x、y座標値判別部2yおよびNANDゲ
ート2bを複数対有している点および全てのNANDゲ
ート2bからの出力信号を入力とするORゲート8cを
設け、ORゲート8cからの出力信号をNANDゲート
4aに供給している点のみである。
【0023】したがって、この実施例の場合には、指定
されたウィンドウ領域W1の一部が他のウィンドウW3
により隠されている場合に、図3中破線で示すように、
隠されていない領域を方形の小領域に分割して各分割領
域毎に図2の実施例と同様の判別を行ない、全ての小領
域についての判別結果の論理和を得てNANDゲート4
aの制御信号とすることができ、他のウィンドウW3に
より隠されていない領域に存在する所望の図形のみをブ
リンクさせることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、強調表
示を行なわせるための特別のメモリプレーンを準備する
ことなく、所望のウィンドウ中の所望の図形のみを強調
表示でき、他のウィンドウに関しては、フレームメモリ
のプレーン数に基づいて定まるカラー解像度で図形を表
示でき、所望のウィンドウの所望の図形のみを強調表示
するに当って他のウィンドウのカラー解像度が低下する
という不都合を解消できるという特有の効果を奏する。
【0025】請求項2の発明も、強調表示を行なわせる
ための特別のメモリプレーンを準備することなく、所望
のウィンドウ中の所望の図形のみを強調表示でき、他の
ウィンドウに関しては、フレームメモリのプレーン数に
基づいて定まるカラー解像度で図形を表示でき、所望の
ウィンドウの所望の図形のみを強調表示するに当って他
のウィンドウのカラー解像度が低下するという不都合を
解消できるという特有の効果を奏する。
【0026】請求項3の発明は、請求項2の効果に加
え、ウィンドウ同士が重なり合っている場合に対処でき
るという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマルチウィンドウ表示装置における
図形強調表示方法の一実施例を説明するフローチャート
である。
【図2】この発明のマルチウィンドウ表示装置における
図形強調表示装置の一実施例を示すブロック図である。
【図3】この発明のマルチウィンドウ表示装置における
図形強調表示装置の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の強調表示装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 1a 制御プレーン 2a ウィンドウ領域指定部 2b ANDゲート 2x x座標値判別部 2y y座標値判別部 3
タイマ 4a NANDゲート 4b ANDゲート 8a
ウィンドウ判別部 8b ウィンドウ領域分割部 W1,W3 ウィンド
ウ領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチウィンドウ表示されている図形の
    中の所望の図形を強調表示するための方法であって、フ
    レームメモリ(1)の所望のプレーン(1a)を強調表
    示データおよび表示色データを保持するための制御プレ
    ーン(1a)に割当てておき、制御プレーン(1a)中
    の強調表示すべき図形が含まれるウィンドウ(W1)に
    対応して強調表示すべき図形のみを保持するとともに、
    制御プレーン(1a)中の残余の領域に対応して表示図
    形の表示色データを保持し、制御プレーン(1a)を含
    むフレームメモリ(1)からデータを読み出して可視的
    に表示するに当って、制御プレーン(1a)中の該当す
    るウィンドウ領域(W1)を指定し、制御プレーン(1
    a)中の指定されたウィンドウ領域(W1)からの読み
    出しデータに対応してフレームメモリ(1)からの読み
    出しデータに代えて強調表示データに基づく可視的表示
    を行なうことを特徴とするマルチウィンドウ表示装置に
    おける図形強調表示方法。
  2. 【請求項2】 マルチウィンドウ表示されている図形の
    中の所望の図形を強調表示するための装置であって、フ
    レームメモリ(1)の所望のプレーン(1a)が強調表
    示データおよび表示色データを保持するための制御プレ
    ーン(1a)に割当てられてあるとともに、制御プレー
    ン(1a)を含むフレームメモリ(1)からデータを読
    み出して可視的表示のためのデータとして出力する可視
    的表示データ出力手段(4b)と、制御プレーン(1
    a)中の強調表示されるべき図形が含まれるウィンドウ
    領域(1a)を指定するウィンドウ指定手段(2a)
    と、制御プレーン(1a)中の指定されたウィンドウ領
    域(W1)からの読み出しデータに対応して可視的表示
    データ出力手段(4b)からの出力データを強調表示デ
    ータで置換するデータ置換手段(2b)(2x)(2
    y)(3)(4a)とを含んでいることを特徴とするマ
    ルチウィンドウ表示装置における図形強調表示装置。
  3. 【請求項3】 ウィンドウ指定手段(2a)が、ウィン
    ドウ指定手段(2a)により指定されたウィンドウ(W
    1)が他のウィンドウ(W3)により隠されているか否
    かを判別する判別手段(8a)と、ウィンドウ指定手段
    (2a)により指定されたウィンドウ(W1)が他のウ
    ィンドウ(W3)により隠されていることを示す判別結
    果に応答して、指定されたウィンドウ(W1)の隠され
    ていない領域を指定するウィンドウ部分領域指定手段
    (8b)とを含んでいる請求項2に記載のマルチウィン
    ドウ表示装置における図形強調表示装置。
JP4063843A 1992-03-19 1992-03-19 マルチウィンドウ表示装置における図形強調表示方法およびその装置 Pending JPH05265424A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030013933A (ko) * 2001-08-10 2003-02-15 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시패널의 구동방법
KR100504487B1 (ko) * 2002-09-27 2005-08-01 엘지전자 주식회사 이미지 디스플레이 장치의 사용자 선택영역 휘도 제어방법
KR100574935B1 (ko) * 2001-05-10 2006-04-28 삼성전자주식회사 디스플레이장치에서 영역들의 컨트라스트 및 샤프니스를제어할 수 있는 장치 및 방법

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