JPH05264929A - 1っの画像で立体感を得る画像観賞鏡 - Google Patents
1っの画像で立体感を得る画像観賞鏡Info
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- JPH05264929A JPH05264929A JP4238762A JP23876292A JPH05264929A JP H05264929 A JPH05264929 A JP H05264929A JP 4238762 A JP4238762 A JP 4238762A JP 23876292 A JP23876292 A JP 23876292A JP H05264929 A JPH05264929 A JP H05264929A
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- prism
- eyes
- eye
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、普通の1枚の写真を見て、これを
立体的に感知せしめ、また同時に写真、テレビ等を近く
で見る場合に、不自然な眼の使い方によって生ずる眼の
衛生上の害をとり除くこともできる。 【構成】 写真が平面的に見えるわけは、これを近くで
見つめている両眼の視線の角度のためである。この視線
の角度をとり除けば立体的な臨場感が得られる。それに
は例えば図1の如く、プリズム等で画像を屈折させて、
光の方向を変えて、両眼で見る視線を平行にさせて、画
像を無限遠の方向で重ねて見ればよいのである。
立体的に感知せしめ、また同時に写真、テレビ等を近く
で見る場合に、不自然な眼の使い方によって生ずる眼の
衛生上の害をとり除くこともできる。 【構成】 写真が平面的に見えるわけは、これを近くで
見つめている両眼の視線の角度のためである。この視線
の角度をとり除けば立体的な臨場感が得られる。それに
は例えば図1の如く、プリズム等で画像を屈折させて、
光の方向を変えて、両眼で見る視線を平行にさせて、画
像を無限遠の方向で重ねて見ればよいのである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通の1枚の写真を見
て、これを立体的に感じさせ、同時に写真、テレビ等を
近くで見るために生ずる眼の害をなくする画像観賞鏡に
関するものである。
て、これを立体的に感じさせ、同時に写真、テレビ等を
近くで見るために生ずる眼の害をなくする画像観賞鏡に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は写真を立体的に観賞したい場合に
は、ステレオカメラにて撮影した2つの画像を、右側の
カメラにて撮影したものを右側の眼で、左側のカメラに
て撮影したものを左側の眼で見て、これを重ねて見るよ
うにして立体像を見ることができた。(かつて自分の発
明なる特許第435235参照)。この方法は昔からあ
るが、特殊な撮影方法での2つの画像が必ず必要で、極
めてやっかいなため結局はやらないで立ち消えになって
しまった。
は、ステレオカメラにて撮影した2つの画像を、右側の
カメラにて撮影したものを右側の眼で、左側のカメラに
て撮影したものを左側の眼で見て、これを重ねて見るよ
うにして立体像を見ることができた。(かつて自分の発
明なる特許第435235参照)。この方法は昔からあ
るが、特殊な撮影方法での2つの画像が必ず必要で、極
めてやっかいなため結局はやらないで立ち消えになって
しまった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のような面倒なステレオ撮影、又この撮影に
よる2つの画像を必要とする等の点であって、これらを
なくして、普通の1つの画像で、簡単な方法でできない
ものかということである。古来いろいろの人がこの難問
に取り組んできたがいまだ出来なかった。この問題を解
決すること。
点は、従来のような面倒なステレオ撮影、又この撮影に
よる2つの画像を必要とする等の点であって、これらを
なくして、普通の1つの画像で、簡単な方法でできない
ものかということである。古来いろいろの人がこの難問
に取り組んできたがいまだ出来なかった。この問題を解
決すること。
【0004】もう1つは、写真やテレビ等を近くで見る
ために、不自然な眼の使い方によって生ずる眼の衛生上
の害を同時になくそうとするものである。
ために、不自然な眼の使い方によって生ずる眼の衛生上
の害を同時になくそうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】我我が物を見て、そのも
のまでの距離を感じとるのは、次の2種類の感じかたが
ある。その1つは、それをみつめている両眼の視線の集
合角度の度合で脳がその距離を判断することである。し
かし、これは大人の瞳孔間隔でも大体わずかに6.5セ
ンチくらいしかないので、この作用だけだと、せいぜい
約3.5メートル前後以内のものの距離しか見分けるこ
としかできず、これ以上遠くのものを見た場合は、両眼
の視線はほとんど平行線に近くなるので、この作用だけ
では、その距離を感知することができない。
のまでの距離を感じとるのは、次の2種類の感じかたが
ある。その1つは、それをみつめている両眼の視線の集
合角度の度合で脳がその距離を判断することである。し
かし、これは大人の瞳孔間隔でも大体わずかに6.5セ
ンチくらいしかないので、この作用だけだと、せいぜい
約3.5メートル前後以内のものの距離しか見分けるこ
としかできず、これ以上遠くのものを見た場合は、両眼
の視線はほとんど平行線に近くなるので、この作用だけ
では、その距離を感知することができない。
【0006】その2つめは、絵画で云う遠近法によるも
のであって、つまり同じ大きさのものでは、遠くのもの
は小さく見える、奥行のあるものは斜線に見える、近い
ものは鮮明に、濃く、色は鮮やかに見える等のことによ
って、近距離、中距離、遠距離のものを脳は判断してい
ることである。これらは長年の経験と習慣で体得して瞬
時にその距離を感知できるようになったのである。
のであって、つまり同じ大きさのものでは、遠くのもの
は小さく見える、奥行のあるものは斜線に見える、近い
ものは鮮明に、濃く、色は鮮やかに見える等のことによ
って、近距離、中距離、遠距離のものを脳は判断してい
ることである。これらは長年の経験と習慣で体得して瞬
時にその距離を感知できるようになったのである。
【0007】普通のカメラで撮影した1枚の風景写真等
の平面画像を、我我が普通に見た場合に、実際にその場
で見た感じとは大分違って、奥行の感じがあまりなく、
平面的な感じになる。この理由を考えて見ると、次のよ
うなことではないかと思われる。せっかく遠近法に添っ
た構図の写真であるが、これを見る人が、例えば、自分
の眼から30センチ位離して両眼で見たとすると、これ
を見つめる両眼の視線の角度の作用で、この画像面のす
べての部位を脳はこれは自分の眼から30センチ位の近
い距離であって、平面のものであるぞ、と判断してしま
うので、そのことが遠近法による距離感を大きくじゃま
しているからである。それで、これは両眼の視線集合の
角度をとり除きさえすれば良いことがわかった。以上が
この発明に及ぼす原理の発見である。
の平面画像を、我我が普通に見た場合に、実際にその場
で見た感じとは大分違って、奥行の感じがあまりなく、
平面的な感じになる。この理由を考えて見ると、次のよ
うなことではないかと思われる。せっかく遠近法に添っ
た構図の写真であるが、これを見る人が、例えば、自分
の眼から30センチ位離して両眼で見たとすると、これ
を見つめる両眼の視線の角度の作用で、この画像面のす
べての部位を脳はこれは自分の眼から30センチ位の近
い距離であって、平面のものであるぞ、と判断してしま
うので、そのことが遠近法による距離感を大きくじゃま
しているからである。それで、これは両眼の視線集合の
角度をとり除きさえすれば良いことがわかった。以上が
この発明に及ぼす原理の発見である。
【0008】その解決手段としては、プリズム、又はミ
ラー、あるいは直角プリズム等によって、画像を屈折又
は反射させて、光の方向を変えて、両眼の視線を互いに
ほとんど平行にさせて両眼の像を無限遠の方向で重ねて
見ること。
ラー、あるいは直角プリズム等によって、画像を屈折又
は反射させて、光の方向を変えて、両眼の視線を互いに
ほとんど平行にさせて両眼の像を無限遠の方向で重ねて
見ること。
【0009】あるいは、つる付めがねの片方をさえぎっ
て見る等で眼がその眼だけで単独で見ること、等で両眼
の視線集合の角度を排除して、遠近法にかなった構図だ
けの画像にしてしまうことである。
て見る等で眼がその眼だけで単独で見ること、等で両眼
の視線集合の角度を排除して、遠近法にかなった構図だ
けの画像にしてしまうことである。
【0010】
【作用】以上のような方法によって、画像はその立体感
をじゃましているところの両眼の視線集合の角度による
遠近を感じさせる能力がほとんど排除されるから、画像
は遠近法にかなったものだけとなり、奥行視力が高まっ
て立体感が増し臨場感が得られる。
をじゃましているところの両眼の視線集合の角度による
遠近を感じさせる能力がほとんど排除されるから、画像
は遠近法にかなったものだけとなり、奥行視力が高まっ
て立体感が増し臨場感が得られる。
【0011】同時にまた、画像を近くで見るために不自
然な眼の使い方によって生ずる眼の衛生上の害を解消す
ることもできる。
然な眼の使い方によって生ずる眼の衛生上の害を解消す
ることもできる。
【0012】
【実施例】図1は、プリズムの屈折によって光の方向を
変えて両眼の視線をほとんど平行にさせてみる例であっ
て、理解し易いために複プリズムを使用する場合を示す
ものである。画面中心8の光が9を通ってプリズム1、
2、3で屈折されて右眼4に到達すると、右眼4は10
の方向に8を見るから、画面6、7の像をその方向にあ
たかもあるかに見える。同様に左眼5では、画面中心8
の光は11を通ってプリズム1、2、3で屈折されて左
眼5に到達すると、左眼5は12の方向に8を見るか
ら、その方向に画面6、7の像を見る。
変えて両眼の視線をほとんど平行にさせてみる例であっ
て、理解し易いために複プリズムを使用する場合を示す
ものである。画面中心8の光が9を通ってプリズム1、
2、3で屈折されて右眼4に到達すると、右眼4は10
の方向に8を見るから、画面6、7の像をその方向にあ
たかもあるかに見える。同様に左眼5では、画面中心8
の光は11を通ってプリズム1、2、3で屈折されて左
眼5に到達すると、左眼5は12の方向に8を見るか
ら、その方向に画面6、7の像を見る。
【0013】このようにすると、画面中心8を両眼が互
いに視線を平行にしてみることができるので、画面6、
7の中のすべての部位の像も、それぞれ両視線の平行線
上にあり、無限遠の方向で両眼の像を1つに重ねて見る
ことができて、両眼の視線の角度による遠近を感じる脳
の能力はほとんど排除されて、遠近法にかなった構図だ
けの画像となり、一層立体感が得られる。プリズムは必
ずしも複プリズムでなくてもできる。
いに視線を平行にしてみることができるので、画面6、
7の中のすべての部位の像も、それぞれ両視線の平行線
上にあり、無限遠の方向で両眼の像を1つに重ねて見る
ことができて、両眼の視線の角度による遠近を感じる脳
の能力はほとんど排除されて、遠近法にかなった構図だ
けの画像となり、一層立体感が得られる。プリズムは必
ずしも複プリズムでなくてもできる。
【0014】又プリズムの頂角の角度13は、プリズム
から画面までの距離の相違によっても違いがでてくるの
である。それで、両眼の各画像が互いに視線平行線上に
なるためのプリズムの頂角の角度13と、プリズムと画
面までの距離などの関係についての、おおよその数字の
目安は表1にその例を示す。
から画面までの距離の相違によっても違いがでてくるの
である。それで、両眼の各画像が互いに視線平行線上に
なるためのプリズムの頂角の角度13と、プリズムと画
面までの距離などの関係についての、おおよその数字の
目安は表1にその例を示す。
【0015】
【表1】
【0016】又1っの同じプリズムで頂角の角度を自由
に変えることもできる。この方法は、(かって自分の発
明になる特許第435235参照)。
に変えることもできる。この方法は、(かって自分の発
明になる特許第435235参照)。
【0017】テレビ用等は、プリズムの角度の弱い薄い
ものを使用するので、つる付めがねとして用いることも
可能である。又人間の両眼の視線は平行以上にわずかで
はあるが開くことができるのでプリズムの角度の弱いも
のでは、そのままごく遠方のものを見ても像は正確に1
っに重なって見えるので、このめがねをかけたまま普通
に歩くこともできる。
ものを使用するので、つる付めがねとして用いることも
可能である。又人間の両眼の視線は平行以上にわずかで
はあるが開くことができるのでプリズムの角度の弱いも
のでは、そのままごく遠方のものを見ても像は正確に1
っに重なって見えるので、このめがねをかけたまま普通
に歩くこともできる。
【0018】厳密に云えば、同じ角度のプリズムのもの
で、これを多勢の人が、見たい場合は、観賞者の瞳孔間
隔の違いによって多少画面の位置をわずかに前後しなけ
れば正しく視線平行で見ることができない。つまり子供
は大人よりも瞳孔間隔がせまいから画面の位置をややプ
リズムの方へ近づけなければならない、しかし、実際に
はその差はわずかだから、そのまま誰が見ても立体感の
度合はあまり差はないものである。
で、これを多勢の人が、見たい場合は、観賞者の瞳孔間
隔の違いによって多少画面の位置をわずかに前後しなけ
れば正しく視線平行で見ることができない。つまり子供
は大人よりも瞳孔間隔がせまいから画面の位置をややプ
リズムの方へ近づけなければならない、しかし、実際に
はその差はわずかだから、そのまま誰が見ても立体感の
度合はあまり差はないものである。
【0019】次に、この見方はどうするかというと、用
途に応じた角度のプリズムを選んで(表1参照)その頂
角の方を外側にして右眼4と左眼5で見て、まず最初に
画面6、7をプリズムの方へごく接近させてのぞく、こ
の時はまだ画像は何の変わりもない普通の平面の画像に
見える、そのままのぞきながら静かに、ゆっくりと画面
6、7をプリズムから手動操作等で遠ざけてゆくと画像
はやや左右に分かれかけて2重にダブッて見えるところ
があるから、そこでほんのわずかに画面をプリズムの方
へ逆にもどすとダブッていた画像がまた1っになって見
えるこの時が図1で示した如く右眼4の像の方向10と
左眼5の像の方向12がほぼ平行になるところまでプリ
ズムと画面6、7との間隔が調節されて見ているのであ
る。つまりこの時が両眼の視線の平行線上で正しく像が
重なった点であって、この時に画面の位置を止めて見て
いれば両眼で最良の立体像を見ることができる。つまり
画像が2っに分かれる寸前の状態のところが本発明の主
とする最も効果のあるところである。又その時見た自分
に合った画面の位置を目盛り等で最初に覚えておけば、
次からは、いきなりその目盛りに合わせれば、いつでも
すぐ最良の状態で何枚でも続けて見られる。
途に応じた角度のプリズムを選んで(表1参照)その頂
角の方を外側にして右眼4と左眼5で見て、まず最初に
画面6、7をプリズムの方へごく接近させてのぞく、こ
の時はまだ画像は何の変わりもない普通の平面の画像に
見える、そのままのぞきながら静かに、ゆっくりと画面
6、7をプリズムから手動操作等で遠ざけてゆくと画像
はやや左右に分かれかけて2重にダブッて見えるところ
があるから、そこでほんのわずかに画面をプリズムの方
へ逆にもどすとダブッていた画像がまた1っになって見
えるこの時が図1で示した如く右眼4の像の方向10と
左眼5の像の方向12がほぼ平行になるところまでプリ
ズムと画面6、7との間隔が調節されて見ているのであ
る。つまりこの時が両眼の視線の平行線上で正しく像が
重なった点であって、この時に画面の位置を止めて見て
いれば両眼で最良の立体像を見ることができる。つまり
画像が2っに分かれる寸前の状態のところが本発明の主
とする最も効果のあるところである。又その時見た自分
に合った画面の位置を目盛り等で最初に覚えておけば、
次からは、いきなりその目盛りに合わせれば、いつでも
すぐ最良の状態で何枚でも続けて見られる。
【0020】次に、そのままプリズムをのぞきながら静
かにゆっくりと画面6、7をプリズムから遠ざけてゆく
と、今迄1っに重なって見えていた画像が左右に離れか
ける、更に遠ざけてゆくと図2の如く、画像は完全に離
れて左右に2っに並んで見える、つまりこの時の像は両
視線の平行線より以上に開いているのであるが、眼はそ
れにともなわない、つまり我我の視線は平行線以上には
大きく開くことができないために両眼で重ねて見ること
ができずに2っに見えるのである。そしてこの像は右側
の像は右眼だけで単独で見ているし、左側の像は左眼だ
けで単独で見ているので、それらの像のいずれもが両眼
の視線の角度による遠近感は完全に排除されて、遠近法
の構図だけの画像となり立体感像になる。つまりこの時
の像は、右眼4の像の方向10と左眼5の像の方向12
の各画像が完全に2っに分離するところまでプリズムの
角度又はプリズムと画面6、7との間隔が調節されてい
るところである。以上は要するに、画面6、7の前に、
用途に応じた角度の2っのプリズムの頂角の方を外側に
して並列し、画面6、7とプリズムとの間隔の固着又は
変動自在装置部を設ければ良いのである。またこれは図
8の例の如く、プリズムの頂角の方を内向させて見て、
視線をしいて交差させて、画像を2っに分離させて見る
ことも一寸無理だができないこともない。又この視線を
交差させて、画像を2っに分離させて見ることは、後に
記載の(段落番号0025)ミラー又は直角プリズムを
対物、対眼として使用した場合も同様である。又これら
はプリズム、又はミラー又は直角プリズム等を置きかえ
ることによって画像を左右だけでなく、上下方向にも外
にもいろいろな方向に2っに分離させることができる。
尚これら画像を2っに分離させる場合は、大きく2っに
分離させて、その中の1っだけを観賞者が自分の正面で
見られるように、画面の位置を左右又は上下等に移動調
節すれば、より良く見易くなる。
かにゆっくりと画面6、7をプリズムから遠ざけてゆく
と、今迄1っに重なって見えていた画像が左右に離れか
ける、更に遠ざけてゆくと図2の如く、画像は完全に離
れて左右に2っに並んで見える、つまりこの時の像は両
視線の平行線より以上に開いているのであるが、眼はそ
れにともなわない、つまり我我の視線は平行線以上には
大きく開くことができないために両眼で重ねて見ること
ができずに2っに見えるのである。そしてこの像は右側
の像は右眼だけで単独で見ているし、左側の像は左眼だ
けで単独で見ているので、それらの像のいずれもが両眼
の視線の角度による遠近感は完全に排除されて、遠近法
の構図だけの画像となり立体感像になる。つまりこの時
の像は、右眼4の像の方向10と左眼5の像の方向12
の各画像が完全に2っに分離するところまでプリズムの
角度又はプリズムと画面6、7との間隔が調節されてい
るところである。以上は要するに、画面6、7の前に、
用途に応じた角度の2っのプリズムの頂角の方を外側に
して並列し、画面6、7とプリズムとの間隔の固着又は
変動自在装置部を設ければ良いのである。またこれは図
8の例の如く、プリズムの頂角の方を内向させて見て、
視線をしいて交差させて、画像を2っに分離させて見る
ことも一寸無理だができないこともない。又この視線を
交差させて、画像を2っに分離させて見ることは、後に
記載の(段落番号0025)ミラー又は直角プリズムを
対物、対眼として使用した場合も同様である。又これら
はプリズム、又はミラー又は直角プリズム等を置きかえ
ることによって画像を左右だけでなく、上下方向にも外
にもいろいろな方向に2っに分離させることができる。
尚これら画像を2っに分離させる場合は、大きく2っに
分離させて、その中の1っだけを観賞者が自分の正面で
見られるように、画面の位置を左右又は上下等に移動調
節すれば、より良く見易くなる。
【0021】図3、図4の如く、大口径とっレンズ、例
えば口径150ミリ、F275ミリくらいのもののごく
両端を、いずれもレンズの厚い方を内側にして、このレ
ンズの焦点以内に画面を置くようにして見ても、両眼の
視線をほぼ平行にまで開かせることができて、前記プリ
ズムを使用せし場合と同様な作用を得ることができるか
ら、これを本発明の場合プリズムとしてみなし用いるこ
ともできる。しかしこれは、とっレンズの光軸から外側
へ大きく離れて見るため、像のわん曲収差が強く出る欠
点は否めない。
えば口径150ミリ、F275ミリくらいのもののごく
両端を、いずれもレンズの厚い方を内側にして、このレ
ンズの焦点以内に画面を置くようにして見ても、両眼の
視線をほぼ平行にまで開かせることができて、前記プリ
ズムを使用せし場合と同様な作用を得ることができるか
ら、これを本発明の場合プリズムとしてみなし用いるこ
ともできる。しかしこれは、とっレンズの光軸から外側
へ大きく離れて見るため、像のわん曲収差が強く出る欠
点は否めない。
【0022】又図5でしめすように、とっレンズの端と
おうレンズの端を図の如く、いずれもレンズの厚い方を
内側にして組み合わせて両眼で見ても、とっ、おう互い
に相殺し合って、レンズの作用はほとんど消えて、フリ
ズム同様な作用になるが、これもまた本発明の場合プリ
ズムとしてみなし用いることもできる。又これは必ずし
もレンズでなくても、断面とっレンズ形の透明柱状体と
断面おうレンズ形の透明柱状体を同じように厚い方を内
側にして組み合わせても、もちろん同様にプリズムの作
用が出るので本発明の場合プリズムとしてみなして用い
ることもできる。又外観、偏平な透明な板状であって、
それに細かいすじが並んでいて、そのすじが、それぞれ
レンズやプリズムの部分を形成し、全体を総括すると1
っのレンズやプリズムになるものがあり、これを使って
もできる。しかしこれを用いた場合は、そのすじがある
ために画像は鮮明でなくなる欠点がある。この様なレン
ズやプリズムの作用がでるものも本発明の場合これをレ
ンズやプリズムとみなして使用することができる。
おうレンズの端を図の如く、いずれもレンズの厚い方を
内側にして組み合わせて両眼で見ても、とっ、おう互い
に相殺し合って、レンズの作用はほとんど消えて、フリ
ズム同様な作用になるが、これもまた本発明の場合プリ
ズムとしてみなし用いることもできる。又これは必ずし
もレンズでなくても、断面とっレンズ形の透明柱状体と
断面おうレンズ形の透明柱状体を同じように厚い方を内
側にして組み合わせても、もちろん同様にプリズムの作
用が出るので本発明の場合プリズムとしてみなして用い
ることもできる。又外観、偏平な透明な板状であって、
それに細かいすじが並んでいて、そのすじが、それぞれ
レンズやプリズムの部分を形成し、全体を総括すると1
っのレンズやプリズムになるものがあり、これを使って
もできる。しかしこれを用いた場合は、そのすじがある
ために画像は鮮明でなくなる欠点がある。この様なレン
ズやプリズムの作用がでるものも本発明の場合これをレ
ンズやプリズムとみなして使用することができる。
【0023】図6の如く、前記載のプリズムの代わりに
ミラーを対物、対眼として用いて、反射させて光の方向
を変えて、右眼4の像の方向10と、左眼5の像の方向
12がほぼ平行になるところまで、画面6、7の位置又
はミラーの角度を調節しても、これもまた前記プリズム
を使用せし場合と同様な作用を得る。
ミラーを対物、対眼として用いて、反射させて光の方向
を変えて、右眼4の像の方向10と、左眼5の像の方向
12がほぼ平行になるところまで、画面6、7の位置又
はミラーの角度を調節しても、これもまた前記プリズム
を使用せし場合と同様な作用を得る。
【0024】又これは、ミラーの代わりに直角プリズム
等を用いてもまた同様である。
等を用いてもまた同様である。
【0025】その調節は、やはり画面の位置又は直角プ
リズムの角度等を微調整することでできる。そしてこれ
ら上記のミラー又は直角プリズムを対物、対眼として使
用した場合も右眼4の像の方向10と、左眼5の像の方
向12の各画像が視線平行線以上に開いて、完全に2っ
に分離するところまで、画面6、7の位置、又はミラー
又は直角プリズムの角度を調節することでできる。そし
てこの像もまた、右側の像は右眼だけで単独で見ている
し、左側の像は左眼だけで単独で見ているので、それら
の像のいずれもが両眼の視線の角度による遠近感は完全
に排除されて、遠近法にかなった構図だけの画像となり
立体感像になる。そしてこのミラー又は直角プリズムを
対物、対眼として用いた場合も前記プリズムを使用した
場合と同様に、自分の眼に合った画面の位置を最初に決
めて、それを固定しておけば、次からはいきなり、いつ
でもすぐ最良の状態で何枚でも続けて観賞できる。以上
は要するに、図1の実施例のプリズムの部分に、プリズ
ムの代わりに、ミラー、又は直角プリズムを対物、対眼
として用いて、画面6、7と、ミラー又は直角プリズム
との間隔の固着又は変動自在装置部を設けて、ミラー又
は直角プリズムに、その角度の固着又は変動自在装置部
を設ければ良いのである。又図7でわかるように、必ず
しも上記のように両眼にプリズム、又はミラー又は直角
プリズム等を当てて見なくても、いずれか片方の眼にだ
け当てて見て、他方の眼は直接そのまま見ても、上記同
様な効果が得られる。がしかしこれは大変不自然であ
り、両眼に当てて見るものに越したものはない。
リズムの角度等を微調整することでできる。そしてこれ
ら上記のミラー又は直角プリズムを対物、対眼として使
用した場合も右眼4の像の方向10と、左眼5の像の方
向12の各画像が視線平行線以上に開いて、完全に2っ
に分離するところまで、画面6、7の位置、又はミラー
又は直角プリズムの角度を調節することでできる。そし
てこの像もまた、右側の像は右眼だけで単独で見ている
し、左側の像は左眼だけで単独で見ているので、それら
の像のいずれもが両眼の視線の角度による遠近感は完全
に排除されて、遠近法にかなった構図だけの画像となり
立体感像になる。そしてこのミラー又は直角プリズムを
対物、対眼として用いた場合も前記プリズムを使用した
場合と同様に、自分の眼に合った画面の位置を最初に決
めて、それを固定しておけば、次からはいきなり、いつ
でもすぐ最良の状態で何枚でも続けて観賞できる。以上
は要するに、図1の実施例のプリズムの部分に、プリズ
ムの代わりに、ミラー、又は直角プリズムを対物、対眼
として用いて、画面6、7と、ミラー又は直角プリズム
との間隔の固着又は変動自在装置部を設けて、ミラー又
は直角プリズムに、その角度の固着又は変動自在装置部
を設ければ良いのである。又図7でわかるように、必ず
しも上記のように両眼にプリズム、又はミラー又は直角
プリズム等を当てて見なくても、いずれか片方の眼にだ
け当てて見て、他方の眼は直接そのまま見ても、上記同
様な効果が得られる。がしかしこれは大変不自然であ
り、両眼に当てて見るものに越したものはない。
【0026】画面を片目で見ても、本発明の目的の両視
線の角度による遠近を感じる能力は排除されて、同様な
立体感は得られるが、これは片眼を不自然な状態でつぶ
るために、すぐ眼が疲れて、長く続けて見ることができ
ない、のみなず眼や脳の衛生に悪い。それでつる付めが
ねの片方を不透明レンズでさえぎるか、プリズムなどで
そらすかして、もう一方の眼だけで単独で見るようにし
て、これを使用すれば眼もあまり疲れない。しかし前記
プリズムを用いて両眼で見るものにくらべれば見にくい
し違和感を感じることは免れない。又必ずしもつる付め
がねでなくても、同じように画面の前に片眼でだけでし
か見ることのできない、つまり両眼の間隔以下の小さな
縦長等のすき間から画面をのぞいて見て、他方の眼は直
接画面が見えないように、さえぎるか、プリズムなどで
そらすかして見ても立体感が得られる。
線の角度による遠近を感じる能力は排除されて、同様な
立体感は得られるが、これは片眼を不自然な状態でつぶ
るために、すぐ眼が疲れて、長く続けて見ることができ
ない、のみなず眼や脳の衛生に悪い。それでつる付めが
ねの片方を不透明レンズでさえぎるか、プリズムなどで
そらすかして、もう一方の眼だけで単独で見るようにし
て、これを使用すれば眼もあまり疲れない。しかし前記
プリズムを用いて両眼で見るものにくらべれば見にくい
し違和感を感じることは免れない。又必ずしもつる付め
がねでなくても、同じように画面の前に片眼でだけでし
か見ることのできない、つまり両眼の間隔以下の小さな
縦長等のすき間から画面をのぞいて見て、他方の眼は直
接画面が見えないように、さえぎるか、プリズムなどで
そらすかして見ても立体感が得られる。
【0027】それで、この片眼だけで見るもう1っの方
法は、図9の例のような偏光板方式がある。これは画面
6、7を(この例の場合画面はフィルムを用いた時の説
明である。)光源18と半透明板19で照してそれに偏
光板20を重ねて置く、(この偏光板20は画面の前で
も後でも良い、又画面との間隔は夛少あけてもかまわな
い。)これをどちらか片方の眼、この例の場合は右眼4
は、偏光板20の偏光軸と同一方向になる偏光軸の偏光
板21で見る。他方の眼、この例の場合は左眼5は偏光
板20の偏光軸と垂直方向になる偏光軸の偏光板22で
見る。つまり偏光板21と、偏光板22は並列している
のである。このようにすると、右眼4の方は画像は完全
に見えるが、他方の左眼5では直交ニコルの状態とな
り、画像は全く消光されて何も見えなくなる。つまり右
眼4の像は片眼だけで見ているので立体感像になる。こ
の両眼に当てる偏光板をつる付めがねとしても見ること
ができる。そしてこの方式はサイズを大きくすれはTV
用もできる。又この方式だと、いろいろの調節は不用に
なる。又左眼5では画像だけ見えないだけで、その外の
ものはすべて見えているので、片眼で見ているという意
識的違和感はないし、又つる付めがねとした場合も画面
以外の物は自然光となるから、そのままなんでも見える
ので、ちようどごく淡いサングラスをかけていると全く
同じで、そのままどこへでも歩けるし、外観上も不自然
感はなにもない。又右眼4で見る偏光板は、見えさいす
れば良いのだから、必ずしも偏光板でなくても、他方の
偏光板にそっくりの淡色の透明体のものであってもよ
い。
法は、図9の例のような偏光板方式がある。これは画面
6、7を(この例の場合画面はフィルムを用いた時の説
明である。)光源18と半透明板19で照してそれに偏
光板20を重ねて置く、(この偏光板20は画面の前で
も後でも良い、又画面との間隔は夛少あけてもかまわな
い。)これをどちらか片方の眼、この例の場合は右眼4
は、偏光板20の偏光軸と同一方向になる偏光軸の偏光
板21で見る。他方の眼、この例の場合は左眼5は偏光
板20の偏光軸と垂直方向になる偏光軸の偏光板22で
見る。つまり偏光板21と、偏光板22は並列している
のである。このようにすると、右眼4の方は画像は完全
に見えるが、他方の左眼5では直交ニコルの状態とな
り、画像は全く消光されて何も見えなくなる。つまり右
眼4の像は片眼だけで見ているので立体感像になる。こ
の両眼に当てる偏光板をつる付めがねとしても見ること
ができる。そしてこの方式はサイズを大きくすれはTV
用もできる。又この方式だと、いろいろの調節は不用に
なる。又左眼5では画像だけ見えないだけで、その外の
ものはすべて見えているので、片眼で見ているという意
識的違和感はないし、又つる付めがねとした場合も画面
以外の物は自然光となるから、そのままなんでも見える
ので、ちようどごく淡いサングラスをかけていると全く
同じで、そのままどこへでも歩けるし、外観上も不自然
感はなにもない。又右眼4で見る偏光板は、見えさいす
れば良いのだから、必ずしも偏光板でなくても、他方の
偏光板にそっくりの淡色の透明体のものであってもよ
い。
【0028】又拡大鏡の焦点以内に、以上本発明の像を
いれるようにして、本発明と拡大鏡を組み合わせれば、
本発明の効果に更に拡大効果を加えることもできる。又
画面は必ずしも写真でなくても、遠近法で描いた手描き
の絵画でも可能であり、奥行を感じさせることができ
る。
いれるようにして、本発明と拡大鏡を組み合わせれば、
本発明の効果に更に拡大効果を加えることもできる。又
画面は必ずしも写真でなくても、遠近法で描いた手描き
の絵画でも可能であり、奥行を感じさせることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、従来のようなステ
レオカメラで撮る必要もなく、また2つの画像も不用
で、普通のカメラで撮った普通の1枚の平面画像で立体
感が得られる。
レオカメラで撮る必要もなく、また2つの画像も不用
で、普通のカメラで撮った普通の1枚の平面画像で立体
感が得られる。
【0030】又従来のものでは、実物以上に立体を強調
させるので、不自然に画面より飛び出て見えるが、本発
明のものでは、その現場でまったく自然の状態で望んで
いるとほとんど同じ程度に、立体的に奥行を感知せしめ
るので、特に名勝地等の風景写真を旅行後等で、じっく
りと、なお一層迫力をまして観賞することができる。
させるので、不自然に画面より飛び出て見えるが、本発
明のものでは、その現場でまったく自然の状態で望んで
いるとほとんど同じ程度に、立体的に奥行を感知せしめ
るので、特に名勝地等の風景写真を旅行後等で、じっく
りと、なお一層迫力をまして観賞することができる。
【0031】教育学者、哲学博士のハイン・レッター氏
は次のように云っている。(人智学の視点から見ると、
テレビを近くで見ることと写真を近くで見つめること
は、空間識別力を弱め、奥行視力を弱め、視点と背景の
同時捕捉力が弱められるので、正常の視力をしめす有機
体の活動をゆがめてしまう)。引用文献(ハイン、レッ
ター著。反テレビのすすめ、昭和五九年。小学館)。と
テレビ、写真を近くで見る害を云っている。
は次のように云っている。(人智学の視点から見ると、
テレビを近くで見ることと写真を近くで見つめること
は、空間識別力を弱め、奥行視力を弱め、視点と背景の
同時捕捉力が弱められるので、正常の視力をしめす有機
体の活動をゆがめてしまう)。引用文献(ハイン、レッ
ター著。反テレビのすすめ、昭和五九年。小学館)。と
テレビ、写真を近くで見る害を云っている。
【0032】又最近では、日本の眼科医も次のようなこ
とを云っている。(写真やテレビ、特にテレビゲーム等
を近くで見る場合に、画面を近くで見ているにもかかわ
らず、同時に眼球は画面の遠近法の構図に合わせるべく
調節しようとしている)。
とを云っている。(写真やテレビ、特にテレビゲーム等
を近くで見る場合に、画面を近くで見ているにもかかわ
らず、同時に眼球は画面の遠近法の構図に合わせるべく
調節しようとしている)。
【0033】これらは、不自然な眼の使い方のため、特
に子供の眼の衛生上非常に害があると云っているのであ
る。
に子供の眼の衛生上非常に害があると云っているのであ
る。
【0034】これらは、本発明によって、ほとんど無限
遠の位置で見ることができるので、これらの悪影響を全
くとり除くことができる。特にテレビ用はプリズムの角
度も弱く、そのため薄型で軽くできるので、つる付めが
ねとして手軽に使用可能であり、そのままめがねを掛け
たままでも自由に歩くこともできる。
遠の位置で見ることができるので、これらの悪影響を全
くとり除くことができる。特にテレビ用はプリズムの角
度も弱く、そのため薄型で軽くできるので、つる付めが
ねとして手軽に使用可能であり、そのままめがねを掛け
たままでも自由に歩くこともできる。
【図1】プリズムを使用して、両眼の視線を平行にして
画像を見る場合の光の屈折を示す平面図で、視線が平行
になることを、わかり易くするために光線は画面の中心
からの光の線だけで表した。
画像を見る場合の光の屈折を示す平面図で、視線が平行
になることを、わかり易くするために光線は画面の中心
からの光の線だけで表した。
【図2】画面をプリズムから遠く離して見ると画像は左
右に2つに分かれて並んで見える、この状態の光の屈折
を示す平面図。
右に2つに分かれて並んで見える、この状態の光の屈折
を示す平面図。
【図3】大口径とつレンズの端を本発明のプリズム効果
として用いる場合の、その部位を示す平面図。
として用いる場合の、その部位を示す平面図。
【図4】図3、の部分を本発明のプリズムとして用いた
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
【図5】とっレンズの端と、おうレンズの端を組み合わ
せて、プリズムと同様な作用を得る場合の組み合わせた
状態を示す平面図。
せて、プリズムと同様な作用を得る場合の組み合わせた
状態を示す平面図。
【図6】プリズムの代わりにミラーを使用した場合の光
の屈折を示す平面図。
の屈折を示す平面図。
【図7】プリズムをいずれか片方の眼にだけに当てて見
て、他方の眼は直接そのままで見る場合の光の屈折を示
す平面図。
て、他方の眼は直接そのままで見る場合の光の屈折を示
す平面図。
【図8】プリズムの頂角の方を内向させて見て、視線を
交差させて、画像を2っに分離させて見る場合の光の屈
折を示す平面図。
交差させて、画像を2っに分離させて見る場合の光の屈
折を示す平面図。
【図9】偏光板を使った場合の平面図。
1、2、3 断面が二等辺三角形の複プリズム 4 右眼 5、 左眼 6、7 画面 8 画面6、7の中心 9 中心8からの光が右眼4までに到達する
光 10 右眼4の像の方向 11 中心8からの光が左眼5までに到達する
光 12 左眼5の像の方向 13 プリズムの頂角の角度 14 右眼4の対物ミラー 15 右眼4の対眼ミラー 16 左眼5の対物ミラー 17 左眼5の対眼ミラー 18 光源 19 半透明板 20 偏光板 21 偏光板20の偏光軸と同一方向になる偏
光軸の偏光板 22 偏光板20の偏光軸と垂直になる偏光軸
の偏光板
光 10 右眼4の像の方向 11 中心8からの光が左眼5までに到達する
光 12 左眼5の像の方向 13 プリズムの頂角の角度 14 右眼4の対物ミラー 15 右眼4の対眼ミラー 16 左眼5の対物ミラー 17 左眼5の対眼ミラー 18 光源 19 半透明板 20 偏光板 21 偏光板20の偏光軸と同一方向になる偏
光軸の偏光板 22 偏光板20の偏光軸と垂直になる偏光軸
の偏光板
Claims (5)
- 【請求項1】 画面(6)、(7)の前に、用途に応じ
た角度の2っのプリズムの頂角の方を外側にして並列
し、画面(6)、(7)とプリズムとの間隔の固着又は
変動自在装置部を設けてなる1っの画像で立体感を得る
画像観賞鏡。 - 【請求項2】 請求項1記載のプリズムの部分に、プリ
ズムの代わりに、ミラー、又は直角プリズムを対物、対
眼として形成し、画面(6)、(7)と、ミラー又は直
角プリズムとの間隔の固着又は変動自在装置部を設け、
ミラー又は直角プリズムに、その角度の固着又は変動自
在装置部を設けてなる1っの画像で立体感を得る画像観
賞鏡。 - 【請求項3】 画面(6)、(7)に偏光板(20)を
重ねて、その前に偏光板(20)の偏光軸と同一方向に
なる偏光軸の偏光板と、偏光板(20)の偏光軸と垂直
方向になる偏光軸の偏光板とを並列して形成された1っ
の画像で立体感を得る画像観賞鏡。 - 【請求項4】 つる付めがねの片方を不透明レンズで形
成してなる1っの画像で立体感を得る画像観賞鏡。 - 【請求項5】 画面(6)、(7)の前に両眼の間隔以
下のすきま部分を設けてなる1っの画像で立体感を得る
画像観賞鏡。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-285359 | 1991-08-07 | ||
JP3285359A JPH0540241A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 1つの画像で立体感を得る画像観賞鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264929A true JPH05264929A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=17690540
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3285359A Pending JPH0540241A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 1つの画像で立体感を得る画像観賞鏡 |
JP4238762A Pending JPH05264929A (ja) | 1991-08-07 | 1992-07-09 | 1っの画像で立体感を得る画像観賞鏡 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3285359A Pending JPH0540241A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 1つの画像で立体感を得る画像観賞鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPH0540241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101448018B1 (ko) * | 2012-12-11 | 2014-10-08 | 숭실대학교산학협력단 | 3d구현 및 선명도 강화 장치 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP3285359A patent/JPH0540241A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4238762A patent/JPH05264929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101448018B1 (ko) * | 2012-12-11 | 2014-10-08 | 숭실대학교산학협력단 | 3d구현 및 선명도 강화 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540241A (ja) | 1993-02-19 |
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