JPH0526397A - Ｌｐｇ全自動充填装置 - Google Patents
Ｌｐｇ全自動充填装置Info
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- JPH0526397A JPH0526397A JP20390691A JP20390691A JPH0526397A JP H0526397 A JPH0526397 A JP H0526397A JP 20390691 A JP20390691 A JP 20390691A JP 20390691 A JP20390691 A JP 20390691A JP H0526397 A JPH0526397 A JP H0526397A
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- Japan
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- container
- filling
- lpg
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 充填部における作業員を排除して全自動可能
とする。 【構成】 容器の容器用弁は上方に開口するねじ孔を有
し、該ねじ孔に上方に開口する充填口を有するクイック
カップリングを取付けるとともに、同容器本体の胴部の
外周には所定の文字大きさの英数文字を印字し、とく
に、搬入コンベヤの容器確認測定部は容器およびＬＰＧ
残量を計測可能なロードセルと、このロードセル上に容
器を載置する昇降テーブルを昇降旋回する昇降旋回機構
を設け、かつこの昇降旋回機構により昇降旋回される容
器の側方には該容器の外周に印字した英数文字を旋回過
程で読み取る容器番号読取装置を配設し、また、前記自
動充填部はその容器停止位置の上方には前記容器確認測
定部の計量に基いて、停止容器の充填口に指向して伸縮
可能な作動シリンダを介してＬＰＧを充填する充填バル
ブを備えた充填装置を配設する。
とする。 【構成】 容器の容器用弁は上方に開口するねじ孔を有
し、該ねじ孔に上方に開口する充填口を有するクイック
カップリングを取付けるとともに、同容器本体の胴部の
外周には所定の文字大きさの英数文字を印字し、とく
に、搬入コンベヤの容器確認測定部は容器およびＬＰＧ
残量を計測可能なロードセルと、このロードセル上に容
器を載置する昇降テーブルを昇降旋回する昇降旋回機構
を設け、かつこの昇降旋回機構により昇降旋回される容
器の側方には該容器の外周に印字した英数文字を旋回過
程で読み取る容器番号読取装置を配設し、また、前記自
動充填部はその容器停止位置の上方には前記容器確認測
定部の計量に基いて、停止容器の充填口に指向して伸縮
可能な作動シリンダを介してＬＰＧを充填する充填バル
ブを備えた充填装置を配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ＬＰガス容器にＬＰ
ガスを連続状に自動充填するＬＰＧ自動充填装置に関す
る。
ガスを連続状に自動充填するＬＰＧ自動充填装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＬＰＧ自動充填装置とし
ては、図７に示すように容器１は人手により搬入コンベ
ヤ１０に載置されて回転式充填装置１４側へ搬入され、
この搬入された容器１は人手により図８に示すように同
容器１上部に貼着された容器個別管理用のバーコード１
１がバーコード・リーダー１２による読取り作業が行わ
れてコンピュータに入力されるとともに、引続き容器１
はロードセルによる計量装置１３により重量測定がなさ
れて、容器１の重量とＬＰＧの残量とがコンピュータに
入力されてその容器１に対する充填量が算出される。し
かる後、この計量済みの容器１を順次回転式充填装置１
４に載置し、同充填装置１４に設けられた複数連の充填
バルブ１７を順次人手により容器１の容器用弁２に接続
して、回転過程で所定量のＬＰＧが流量計を介して自動
充填される。充填を完了した容器１は人手により充填バ
ルブ１７が取外され、再びバーコードリーダ１２により
読取り作業が行われるとともに、搬出側の計量装置１３
により計量がなされて指示ガス量および過充填のチェッ
クがされ、過充填の容器は搬路よりロボット等により除
外され、指示量の容器１は出荷場に搬出される。
ては、図７に示すように容器１は人手により搬入コンベ
ヤ１０に載置されて回転式充填装置１４側へ搬入され、
この搬入された容器１は人手により図８に示すように同
容器１上部に貼着された容器個別管理用のバーコード１
１がバーコード・リーダー１２による読取り作業が行わ
れてコンピュータに入力されるとともに、引続き容器１
はロードセルによる計量装置１３により重量測定がなさ
れて、容器１の重量とＬＰＧの残量とがコンピュータに
入力されてその容器１に対する充填量が算出される。し
かる後、この計量済みの容器１を順次回転式充填装置１
４に載置し、同充填装置１４に設けられた複数連の充填
バルブ１７を順次人手により容器１の容器用弁２に接続
して、回転過程で所定量のＬＰＧが流量計を介して自動
充填される。充填を完了した容器１は人手により充填バ
ルブ１７が取外され、再びバーコードリーダ１２により
読取り作業が行われるとともに、搬出側の計量装置１３
により計量がなされて指示ガス量および過充填のチェッ
クがされ、過充填の容器は搬路よりロボット等により除
外され、指示量の容器１は出荷場に搬出される。
【０００３】この容器１に取付けられる容器用弁２は図
６に示すように、弁本体３には形成されてガス流通孔４
の上部には弁座５が形成されて、先端に開閉弁７を有す
る開閉ハンドル６が上下方向に螺進退可能に設けられ、
この弁座５に対する水平方向にはガス供給口８が形成さ
れている。なお、９は安全弁である。
６に示すように、弁本体３には形成されてガス流通孔４
の上部には弁座５が形成されて、先端に開閉弁７を有す
る開閉ハンドル６が上下方向に螺進退可能に設けられ、
この弁座５に対する水平方向にはガス供給口８が形成さ
れている。なお、９は安全弁である。
【０００４】上記の容器用弁２を有する容器１にＬＰＧ
を注入する回転式充填装置１４は複数の容器１を載置し
て回転可能な回転テーブル１５と、この回転テーブル１
５の上部に設けられ複数連の充填バルブ１７を上下動可
能に吊持するバランサー部１６とからなり、この充填バ
ルブ１７のバルブ本体１８の先端側には容器用弁２のガ
ス供給口８に差込み可能に供給ノズル１９が形成され、
同バルブ本体１８はＬＰＧ供給源に高圧ホースを介して
接続されている。また、このバルブ本体１８にはエアシ
リンダ２０が一体に設けられ、同エアシリンダ２０には
フック状の掛け止め部材２１が往復動可能に取付けられ
ている。
を注入する回転式充填装置１４は複数の容器１を載置し
て回転可能な回転テーブル１５と、この回転テーブル１
５の上部に設けられ複数連の充填バルブ１７を上下動可
能に吊持するバランサー部１６とからなり、この充填バ
ルブ１７のバルブ本体１８の先端側には容器用弁２のガ
ス供給口８に差込み可能に供給ノズル１９が形成され、
同バルブ本体１８はＬＰＧ供給源に高圧ホースを介して
接続されている。また、このバルブ本体１８にはエアシ
リンダ２０が一体に設けられ、同エアシリンダ２０には
フック状の掛け止め部材２１が往復動可能に取付けられ
ている。
【０００５】このように形成された充填バルブ１７によ
り容器１にＬＰＧを充填するには図６のようにエアシリ
ンダ２０を伸長作動して供給ノズル１９との間隔を広
げ、その間に容器１の容器用弁２を納めてガス供給口８
に供給ノズル１９を挿入した状態にしてエアシリンダ２
０を短縮作動するとこの作動力により供給ノズル１９は
供給口８に密に嵌入されて掛け止め部材２１を介して容
器用弁２に挾着保持され、充填が開始される。
り容器１にＬＰＧを充填するには図６のようにエアシリ
ンダ２０を伸長作動して供給ノズル１９との間隔を広
げ、その間に容器１の容器用弁２を納めてガス供給口８
に供給ノズル１９を挿入した状態にしてエアシリンダ２
０を短縮作動するとこの作動力により供給ノズル１９は
供給口８に密に嵌入されて掛け止め部材２１を介して容
器用弁２に挾着保持され、充填が開始される。
【０００６】そして充填の完了した容器１は人手により
充填バルブ１７が取外されるとともに、再びバーコード
リーダ１２により読取り作業が行われるとともに、計量
がなされて指示ガス量および過充填のチェックがなさ
れ、過充填の容器１は搬路より除外され、指示量のもの
は出荷場に搬出される。
充填バルブ１７が取外されるとともに、再びバーコード
リーダ１２により読取り作業が行われるとともに、計量
がなされて指示ガス量および過充填のチェックがなさ
れ、過充填の容器１は搬路より除外され、指示量のもの
は出荷場に搬出される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の自動充填装置ではバーコード１１の読取り作業およ
び充填バルブ１７の着脱は人手に頼らなければならず、
また、この容器１を管理するバーコード１１は極めて小
さく、かつ容器１の上部に貼着するものであるから、経
時的に剥離、損傷等してバーコードリーダ１２による読
取り作業が困難となる問題点があり、また、これらバー
コードリーダ１２による読取り作業、充填バルブ１７の
着脱操作を人手によらなければならない全自動とはほど
遠いものであり、また、回転式のものでは充填速度を全
く無視した構成で、非能率的となる問題点があった。
来の自動充填装置ではバーコード１１の読取り作業およ
び充填バルブ１７の着脱は人手に頼らなければならず、
また、この容器１を管理するバーコード１１は極めて小
さく、かつ容器１の上部に貼着するものであるから、経
時的に剥離、損傷等してバーコードリーダ１２による読
取り作業が困難となる問題点があり、また、これらバー
コードリーダ１２による読取り作業、充填バルブ１７の
着脱操作を人手によらなければならない全自動とはほど
遠いものであり、また、回転式のものでは充填速度を全
く無視した構成で、非能率的となる問題点があった。
【０００８】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、充填部における作業員を排除し得ると
ともに、充填能率を向上することのできるＬＰＧ全自動
充填装置を提供することを目的とするものである。
なされたもので、充填部における作業員を排除し得ると
ともに、充填能率を向上することのできるＬＰＧ全自動
充填装置を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決いるための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、容器集積場と容器出荷場との間に配設
して容器にＬＰＧを自動充填するＬＰＧ全自動充填装置
において、前記容器の容器用弁は上方に開口するねじ孔
を有し、該ねじ孔に上方に開口する充填口を有するクイ
ックカップリングを取付けるとともに、同容器本体の胴
部の外周には所定の文字大きさの英数文字を印字し、前
記容器集積場より容器を搬入する搬入コンベヤの途上に
は容器確認測定部と自動充填部とを配設し、この搬入コ
ンベヤと連繋する搬出コンベヤの途上には容器チェック
部を配設し、とくに、前記容器確認測定部は容器および
ＬＰＧ残量を計測可能なロードセルと、このロードセル
上に容器を載置する昇降テーブルを昇降旋回する昇降旋
回機構を設け、かつこの昇降旋回機構により昇降旋回さ
れる容器の側方には該容器の外周に印字した英数文字を
旋回過程で読み取る容器番号読取装置を配設し、また、
前記自動充填部はその容器停止位置の上方には前記容器
確認測定部の計量に基いて、停止容器の充填口に指向し
て伸縮可能な作動シリンダを介してＬＰＧを充填する充
填バルブを備えた充填装置を配設する構成としたＬＰＧ
全自動充填装置に存する。
を解決するため、容器集積場と容器出荷場との間に配設
して容器にＬＰＧを自動充填するＬＰＧ全自動充填装置
において、前記容器の容器用弁は上方に開口するねじ孔
を有し、該ねじ孔に上方に開口する充填口を有するクイ
ックカップリングを取付けるとともに、同容器本体の胴
部の外周には所定の文字大きさの英数文字を印字し、前
記容器集積場より容器を搬入する搬入コンベヤの途上に
は容器確認測定部と自動充填部とを配設し、この搬入コ
ンベヤと連繋する搬出コンベヤの途上には容器チェック
部を配設し、とくに、前記容器確認測定部は容器および
ＬＰＧ残量を計測可能なロードセルと、このロードセル
上に容器を載置する昇降テーブルを昇降旋回する昇降旋
回機構を設け、かつこの昇降旋回機構により昇降旋回さ
れる容器の側方には該容器の外周に印字した英数文字を
旋回過程で読み取る容器番号読取装置を配設し、また、
前記自動充填部はその容器停止位置の上方には前記容器
確認測定部の計量に基いて、停止容器の充填口に指向し
て伸縮可能な作動シリンダを介してＬＰＧを充填する充
填バルブを備えた充填装置を配設する構成としたＬＰＧ
全自動充填装置に存する。
【００１０】
【作用】容器確認測定部の昇降テーブルに載置された容
器は昇降動されて英数文字の印字が容器番号読取装置と
対設されるとともに、旋回されることで英数文字の印字
が容器番号読取装置により読み取られ、また、ロードセ
ルにより容器重量とＬＰＧ残量が算出され、これにより
自動充填部の停止位置において上方より充填バルブが容
器の充填口に指向して降下され、ロードセルにより算出
されたＬＰＧ充填量を自動充填する。
器は昇降動されて英数文字の印字が容器番号読取装置と
対設されるとともに、旋回されることで英数文字の印字
が容器番号読取装置により読み取られ、また、ロードセ
ルにより容器重量とＬＰＧ残量が算出され、これにより
自動充填部の停止位置において上方より充填バルブが容
器の充填口に指向して降下され、ロードセルにより算出
されたＬＰＧ充填量を自動充填する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。先ず、本例ＬＰＧ全自動充填装置により充填
される容器１に取付けられる容器用弁３１について説明
する。なお、この容器用弁３１は従来と同様の各容量の
容器本体に取付けられるものである。
説明する。先ず、本例ＬＰＧ全自動充填装置により充填
される容器１に取付けられる容器用弁３１について説明
する。なお、この容器用弁３１は従来と同様の各容量の
容器本体に取付けられるものである。
【００１２】この容器用弁３１の弁本体３２の中心には
ガス流通孔３３、弁室３４およびクイックカップリング
４５を螺着するねじ孔３５が同心に形成され、弁室３４
にはボール弁３６が回転可能に内装されている。このボ
ール弁３６は所定の径を有する球体に形成され、その直
径方向にはガス流通孔３３およびねじ孔３５の中心線と
整合する弁孔３７が貫設され、同ボール弁３６は上下の
シートパッキン３８を介して納められるとともに、ねじ
孔３５にはテーパー孔４０を有するシートリング３９が
螺着されてボール弁３６は回転可能に押圧固定されてい
る。また、このボール弁３６の弁孔３７に直交する方向
にはステム４１が取付けられて弁本体３２に回動可能に
支承され、同ステム４１の端部には操作ハンドル４２が
取付けられ、同操作ハンドル４２は弁本体３２に形成さ
れた円形状の案内凸条４３に案内されて、弁孔３７をガ
ス流通孔３３およびねじ孔３５の中心線と整合して連通
する位置と直交して閉止する位置に設定可能に設けられ
ている。なお、４４は安全弁である。このように形成さ
れた容器用弁３１のねじ孔３５にはクイックカップリン
グ４５が螺着されている。
ガス流通孔３３、弁室３４およびクイックカップリング
４５を螺着するねじ孔３５が同心に形成され、弁室３４
にはボール弁３６が回転可能に内装されている。このボ
ール弁３６は所定の径を有する球体に形成され、その直
径方向にはガス流通孔３３およびねじ孔３５の中心線と
整合する弁孔３７が貫設され、同ボール弁３６は上下の
シートパッキン３８を介して納められるとともに、ねじ
孔３５にはテーパー孔４０を有するシートリング３９が
螺着されてボール弁３６は回転可能に押圧固定されてい
る。また、このボール弁３６の弁孔３７に直交する方向
にはステム４１が取付けられて弁本体３２に回動可能に
支承され、同ステム４１の端部には操作ハンドル４２が
取付けられ、同操作ハンドル４２は弁本体３２に形成さ
れた円形状の案内凸条４３に案内されて、弁孔３７をガ
ス流通孔３３およびねじ孔３５の中心線と整合して連通
する位置と直交して閉止する位置に設定可能に設けられ
ている。なお、４４は安全弁である。このように形成さ
れた容器用弁３１のねじ孔３５にはクイックカップリン
グ４５が螺着されている。
【００１３】このクイックカップリング４５は略円筒状
に形成され、同内径部４６の所定の位置にはスプリング
受け５０を係着するリング凹状溝４７が形成され、ま
た、同内径部４６の上端にはテーパー状の弁座４８が形
成されて小径の充填口４９が形成されている。また、ス
プリング受け５０は受け板５１とこの受け板５１の四周
には凹状溝４７に係合して同受け板５１を所定の高さ位
置に保持する４本の脚片５２が形成され、同受け板５１
の中心には弁棒５３を挿通する挿通孔５３が貫設されて
いる。この弁棒５３は軸５４の上端に所定の径を有する
円板状の弁頭５５が一体に形成され、同弁頭５５には弁
シート５６が止着されている。このように形成されて弁
棒５３とスプリング受け５０との間には所定のばね圧を
有するコイルスプリング５７が弾着されて同弁棒５３は
図示上方へ付勢されて弁座４８は弁シート５６により閉
止されている。このように形成されたクイックカップリ
ング４５はその外周に螺設されたねじ部５８を介して容
器用弁３１のねじ孔３５に螺着されて充填口４９は上向
きにされて取付けられているとともに、この容器用弁３
１の四周にはカバー体５９が取付けられ、このカバー体
５９の操作ハンドル４２と対応する位置には所定の径の
窓部５９ａが開設されている。また、容器本体胴部の外
周には従来のバーコードに代り所定の文字大きさ（７２
ｍｍ角、１０桁表示程度）の文字番号（英数文字）６０
が印字あるいは塗着され、各容器番号はコンピュータに
入力されている。
に形成され、同内径部４６の所定の位置にはスプリング
受け５０を係着するリング凹状溝４７が形成され、ま
た、同内径部４６の上端にはテーパー状の弁座４８が形
成されて小径の充填口４９が形成されている。また、ス
プリング受け５０は受け板５１とこの受け板５１の四周
には凹状溝４７に係合して同受け板５１を所定の高さ位
置に保持する４本の脚片５２が形成され、同受け板５１
の中心には弁棒５３を挿通する挿通孔５３が貫設されて
いる。この弁棒５３は軸５４の上端に所定の径を有する
円板状の弁頭５５が一体に形成され、同弁頭５５には弁
シート５６が止着されている。このように形成されて弁
棒５３とスプリング受け５０との間には所定のばね圧を
有するコイルスプリング５７が弾着されて同弁棒５３は
図示上方へ付勢されて弁座４８は弁シート５６により閉
止されている。このように形成されたクイックカップリ
ング４５はその外周に螺設されたねじ部５８を介して容
器用弁３１のねじ孔３５に螺着されて充填口４９は上向
きにされて取付けられているとともに、この容器用弁３
１の四周にはカバー体５９が取付けられ、このカバー体
５９の操作ハンドル４２と対応する位置には所定の径の
窓部５９ａが開設されている。また、容器本体胴部の外
周には従来のバーコードに代り所定の文字大きさ（７２
ｍｍ角、１０桁表示程度）の文字番号（英数文字）６０
が印字あるいは塗着され、各容器番号はコンピュータに
入力されている。
【００１４】次に、上記の容器用弁３１を備えた容器１
にＬＰＧを充填する全自動充填装置６５について説明す
る。図１は全自動充填装置６５のレイアウトの一例を示
すもので、この自動充填装置６５は容器集積場６１と容
器出荷場６２との間に配設されるもので、搬入コンベヤ
６６の途上に容器確認測定部６７と自動充填部７５およ
び搬出コンベヤ８４の途上に配設される容器チェックブ
部８５とから構成されている。なお、本実施例では図１
および図２に示すように容器確認測定部６７と自動充填
部７５を複列に設けて例示した。
にＬＰＧを充填する全自動充填装置６５について説明す
る。図１は全自動充填装置６５のレイアウトの一例を示
すもので、この自動充填装置６５は容器集積場６１と容
器出荷場６２との間に配設されるもので、搬入コンベヤ
６６の途上に容器確認測定部６７と自動充填部７５およ
び搬出コンベヤ８４の途上に配設される容器チェックブ
部８５とから構成されている。なお、本実施例では図１
および図２に示すように容器確認測定部６７と自動充填
部７５を複列に設けて例示した。
【００１５】この容器確認測定部６７は計量装置６８と
容器番号６０の文字読取り装置７２とより構成され、こ
の計量装置６８は基部に設けられるロードセル６９とこ
のロードセル６９上に立設されてその上端に取付けられ
た昇降テーブル７１を昇降および旋回する昇降旋回機構
７０が設けられるとともに、このロードセル６９は従来
と同様にコンピュータに接続されて容器重量とＬＰＧ残
量を算出する。また、容器番号６０の文字読取装置７２
（例えば松下電工株式会社製、イメージチェッカ）は計
量装置６８の側方の所定の位置に設けられ、この読取装
置７２に対し昇降テーブル７１上に載置された容器１を
昇降動して容器番号６０を位置合わせした後、旋回する
ことで容器番号６０を読み取るもので、図示はしないが
回転している容器１に印字した容器番号６０をストロボ
同期信号によって６４階調の２値化レベルに設定された
５１２×４８０画素のＣＣＤカメラにより画像入力し、
コントローラにより位置補正、露出補正等の前処理を行
い、特徴抽出・パターンマッチング等の機能により容器
番号６０の認識処理を行う。認識されたよう基板号６０
は、サムチェック処理により正確かどかを確認した後に
コンピュータに読み取ったデータが出力されるように設
けられている。これにより、容器１の種類、容器検査日
等がチェックされ、容器検査を必要とする容器１ａは図
示はしないが、同測定部６７に近接して配設されたロボ
ットにより排除される。また、容器検査の必要のない容
器１はロードセル６９に基づいてＬＰＧの充填量が設定
される。
容器番号６０の文字読取り装置７２とより構成され、こ
の計量装置６８は基部に設けられるロードセル６９とこ
のロードセル６９上に立設されてその上端に取付けられ
た昇降テーブル７１を昇降および旋回する昇降旋回機構
７０が設けられるとともに、このロードセル６９は従来
と同様にコンピュータに接続されて容器重量とＬＰＧ残
量を算出する。また、容器番号６０の文字読取装置７２
（例えば松下電工株式会社製、イメージチェッカ）は計
量装置６８の側方の所定の位置に設けられ、この読取装
置７２に対し昇降テーブル７１上に載置された容器１を
昇降動して容器番号６０を位置合わせした後、旋回する
ことで容器番号６０を読み取るもので、図示はしないが
回転している容器１に印字した容器番号６０をストロボ
同期信号によって６４階調の２値化レベルに設定された
５１２×４８０画素のＣＣＤカメラにより画像入力し、
コントローラにより位置補正、露出補正等の前処理を行
い、特徴抽出・パターンマッチング等の機能により容器
番号６０の認識処理を行う。認識されたよう基板号６０
は、サムチェック処理により正確かどかを確認した後に
コンピュータに読み取ったデータが出力されるように設
けられている。これにより、容器１の種類、容器検査日
等がチェックされ、容器検査を必要とする容器１ａは図
示はしないが、同測定部６７に近接して配設されたロボ
ットにより排除される。また、容器検査の必要のない容
器１はロードセル６９に基づいてＬＰＧの充填量が設定
される。
【００１６】自動充填部７５は容器確認測定部６７の次
位の所定の位置に配設されるもので、測定部６７により
容器番号６０が読取りを完了した容器１はロボットによ
り搬送コンベヤ６６ａ上に載置され、この自動充填部７
５の所定の位置に達すると停止される。この停止位置の
上部には充填装置７６が昇降可能に配設されている。こ
の充填装置７６は停止位置に停止されて容器１の容器用
弁３１に取付けたクイックカップリング４５の充填口４
９に整合して所定の往復動長さを有する作動シリンダ７
７がロッド７８を下向きにして配設され、同ロッド７８
の先端には充填バルブ７９がその供給ノズル８０を下向
きにして取付けられている。なお、この充填バルブ７９
は従来の充填バルブ１７のエアシリンダ２０を装備しな
いものであって、バルブ本体８１にはＬＰＧ供給源に接
続され流量計８３を配設した高圧ホース８２が接続され
ている。このように配設された充填装置７６はその下方
の停止位置に容器１が停止されて信号に基づいて作動シ
リンダ７７が伸長作動されて供給ノズル８０がクイック
カップリング４５の充填口４９に挿入されて算定された
所定量にＬＰＧが充填され、充填完了信号（例えば流量
計８３よりの）により作動シリンダ７７は短縮作動され
て、充填口４９より離脱される。
位の所定の位置に配設されるもので、測定部６７により
容器番号６０が読取りを完了した容器１はロボットによ
り搬送コンベヤ６６ａ上に載置され、この自動充填部７
５の所定の位置に達すると停止される。この停止位置の
上部には充填装置７６が昇降可能に配設されている。こ
の充填装置７６は停止位置に停止されて容器１の容器用
弁３１に取付けたクイックカップリング４５の充填口４
９に整合して所定の往復動長さを有する作動シリンダ７
７がロッド７８を下向きにして配設され、同ロッド７８
の先端には充填バルブ７９がその供給ノズル８０を下向
きにして取付けられている。なお、この充填バルブ７９
は従来の充填バルブ１７のエアシリンダ２０を装備しな
いものであって、バルブ本体８１にはＬＰＧ供給源に接
続され流量計８３を配設した高圧ホース８２が接続され
ている。このように配設された充填装置７６はその下方
の停止位置に容器１が停止されて信号に基づいて作動シ
リンダ７７が伸長作動されて供給ノズル８０がクイック
カップリング４５の充填口４９に挿入されて算定された
所定量にＬＰＧが充填され、充填完了信号（例えば流量
計８３よりの）により作動シリンダ７７は短縮作動され
て、充填口４９より離脱される。
【００１７】また、容器チェック部８５は搬出コンベヤ
８４途上の所定の位置に配設されるもので、この容器チ
ェック部８５は上記して容器確認測定部６７と同様に構
成されるもので、計量装置６８と容器番号６０の文字読
取り装置７２とより構成され、コンピュータに接続され
て容器番号６０の読取りおよび充填済みの容器１へのＬ
ＰＧの過不足をチェックするように構成されている。
８４途上の所定の位置に配設されるもので、この容器チ
ェック部８５は上記して容器確認測定部６７と同様に構
成されるもので、計量装置６８と容器番号６０の文字読
取り装置７２とより構成され、コンピュータに接続され
て容器番号６０の読取りおよび充填済みの容器１へのＬ
ＰＧの過不足をチェックするように構成されている。
【００１８】上記のように配設されて自動充填装置６５
において容器１にＬＰＧを充填するには、先ず、この搬
入コンベヤ６６に容器１を載置するに際し、作業者は操
作ハンドル４２を開方向に操作して順次載置していく。
そして容器確認測定部６７に至ると図示しないロボット
により容器確認測定部６７の昇降テーブル７１上に移載
される。これにより昇降旋回機構７０が作動されて昇降
動されて容器番号６０が文字読取装置７２の読取位置に
停止されて旋回される。この旋回過程で容器番号６０が
読取装置７２により読み取られてコンピュウタに入力さ
れて容器１の種類、容器検査日等がチェックされ、容器
検査を必要とする容器１ａは、同測定部６７に近接して
配設されたロボットにより排除され、容器検査の必要の
ない容器１はロードセル６９に基づいてＬＰＧの充填量
が算定される。
において容器１にＬＰＧを充填するには、先ず、この搬
入コンベヤ６６に容器１を載置するに際し、作業者は操
作ハンドル４２を開方向に操作して順次載置していく。
そして容器確認測定部６７に至ると図示しないロボット
により容器確認測定部６７の昇降テーブル７１上に移載
される。これにより昇降旋回機構７０が作動されて昇降
動されて容器番号６０が文字読取装置７２の読取位置に
停止されて旋回される。この旋回過程で容器番号６０が
読取装置７２により読み取られてコンピュウタに入力さ
れて容器１の種類、容器検査日等がチェックされ、容器
検査を必要とする容器１ａは、同測定部６７に近接して
配設されたロボットにより排除され、容器検査の必要の
ない容器１はロードセル６９に基づいてＬＰＧの充填量
が算定される。
【００１９】この測定部６７により容器番号６０が読取
りおよび充填量の算定を完了した容器１はロボットによ
り搬送コンベヤ６６ａ上に載置され、この自動充填部７
５の所定の位置に達すると停止される。この停止位置で
の停止信号により充填装置７６の作動シリンダ７７が伸
長作動されて供給ノズル８０がクイックカップリング４
５の充填口４９に挿入されて算定された所定量にＬＰＧ
が充填され、充填完了信号（例えば流量計８３よりの）
により作動シリンダ７７は短縮作動されて、充填口４９
より離脱される。なお、この作動シリンダ７７の伸長作
動は容器１の種類で設定される。
りおよび充填量の算定を完了した容器１はロボットによ
り搬送コンベヤ６６ａ上に載置され、この自動充填部７
５の所定の位置に達すると停止される。この停止位置で
の停止信号により充填装置７６の作動シリンダ７７が伸
長作動されて供給ノズル８０がクイックカップリング４
５の充填口４９に挿入されて算定された所定量にＬＰＧ
が充填され、充填完了信号（例えば流量計８３よりの）
により作動シリンダ７７は短縮作動されて、充填口４９
より離脱される。なお、この作動シリンダ７７の伸長作
動は容器１の種類で設定される。
【００２０】このＬＰＧの充填を完了した容器１は搬出
コンベヤ８４により容器チェック部８５へ搬送され、同
容器チェック部８５で再びロボットにより計量装置６８
の昇降テーブル７１上に載置されて容器番号６０の読取
りおよび充填済みの容器１へのＬＰＧの過不足がチェッ
クされ、充填量の過不足の容器１ｂはロボットにより排
除されて過充填処理装置８６へ搬送されて処理され、容
器出荷場６２へ搬送される。また、指示充填量の容器１
は搬出コンベヤ８４により容器出荷場６２へ搬出され
る。
コンベヤ８４により容器チェック部８５へ搬送され、同
容器チェック部８５で再びロボットにより計量装置６８
の昇降テーブル７１上に載置されて容器番号６０の読取
りおよび充填済みの容器１へのＬＰＧの過不足がチェッ
クされ、充填量の過不足の容器１ｂはロボットにより排
除されて過充填処理装置８６へ搬送されて処理され、容
器出荷場６２へ搬送される。また、指示充填量の容器１
は搬出コンベヤ８４により容器出荷場６２へ搬出され
る。
【００２１】このように本例自動充填装置によれば、と
くに容器確認測定部６７においては各容器１の外周に容
器番号６０を印字して昇降旋回機構７０による旋回過程
でこれを文字読取装置７２により読取るものであるか
ら、従来のように容器１の上部にバーコード１１を貼着
したものとは異なり、容器番号６０の剥離が皆無とな
り、また、容器番号６０の文字に若干の損傷を生じても
大きな文字であることからその全体形状より読取が容易
となって読取りを円滑に行うことができるとともに、容
器用弁３１の充填口４９を上向きに設け、自動充填部７
５において充填バルブ７９を作動シリンダ７７を介して
停止位置の容器１の充填口４９に指向して上下動可能に
設けて充填する構成としたものであるから、従来のよう
にバーコードの読取りおよび充填作業に人手を要するこ
とがなく、容器集積場６１に搬送コンベヤ６６へ容器１
を載置する作業者のみで自動的に充填することができ
る。
くに容器確認測定部６７においては各容器１の外周に容
器番号６０を印字して昇降旋回機構７０による旋回過程
でこれを文字読取装置７２により読取るものであるか
ら、従来のように容器１の上部にバーコード１１を貼着
したものとは異なり、容器番号６０の剥離が皆無とな
り、また、容器番号６０の文字に若干の損傷を生じても
大きな文字であることからその全体形状より読取が容易
となって読取りを円滑に行うことができるとともに、容
器用弁３１の充填口４９を上向きに設け、自動充填部７
５において充填バルブ７９を作動シリンダ７７を介して
停止位置の容器１の充填口４９に指向して上下動可能に
設けて充填する構成としたものであるから、従来のよう
にバーコードの読取りおよび充填作業に人手を要するこ
とがなく、容器集積場６１に搬送コンベヤ６６へ容器１
を載置する作業者のみで自動的に充填することができ
る。
【００２２】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、とく
に容器確認測定部の昇降テーブルに載置された容器は昇
降動されて英数文字の印字が容器番号読取装置と対設さ
れるとともに、旋回されることで英数文字の印字が容器
番号読取装置により読み取られ、また、ロードセルによ
り容器重量とＬＰＧ残量が算出され、これにより自動充
填部の停止位置において上方より充填バルブが容器の充
填口に指向して降下され、ロードセルにより算出された
ＬＰＧ充填量を自動充填することができるものであるか
ら、英数文字の印字に若干の損傷等を生じても容器番号
読取装置により読み取られるので、従来の人手によるバ
ーコードの読み取り作業を排除することができ、また、
充填作業も人手によることを排除することができて、容
器集積場で作業者により容器を搬入すると容器出荷場ま
で自動的に容器重量、ＬＰＧ残量、容器管理番号の読み
取り、ＬＰＧ指示充填量の充填を全自動で行うことがで
き、直線的に順次移動充填するので能率的に充填するこ
とができる。
に容器確認測定部の昇降テーブルに載置された容器は昇
降動されて英数文字の印字が容器番号読取装置と対設さ
れるとともに、旋回されることで英数文字の印字が容器
番号読取装置により読み取られ、また、ロードセルによ
り容器重量とＬＰＧ残量が算出され、これにより自動充
填部の停止位置において上方より充填バルブが容器の充
填口に指向して降下され、ロードセルにより算出された
ＬＰＧ充填量を自動充填することができるものであるか
ら、英数文字の印字に若干の損傷等を生じても容器番号
読取装置により読み取られるので、従来の人手によるバ
ーコードの読み取り作業を排除することができ、また、
充填作業も人手によることを排除することができて、容
器集積場で作業者により容器を搬入すると容器出荷場ま
で自動的に容器重量、ＬＰＧ残量、容器管理番号の読み
取り、ＬＰＧ指示充填量の充填を全自動で行うことがで
き、直線的に順次移動充填するので能率的に充填するこ
とができる。
【図１】ＬＰＧ全自動重点装置のレイアウトの１例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図２】図１の搬入コンベヤ側の斜視図である。
【図３】図１の搬出コンベヤ側の斜視図である。
【図４】容器用弁の断面図である。
【図５】容器用弁の容器への取り付け状態図である。
【図６】従来の容器用弁の断面図である。
【図７】回転式充填装置の平面図である。
【図８】バーコードの読取り作業図である。
【図９】従来の充填バルブの斜視図である。
１ 容器 ３１ 容器用弁 ３５ ねじ孔 ４５ クイックカップリング ４９ 充填口 ６０ 容器番号 ６１ 容器集積場 ６２ 容器出荷場 ６５ 自動充填装置 ６６ 搬入コンベヤ ６７ 容器確認測定部 ６９ ロードセル ７０ 昇降旋回機構 ７１ 昇降テーブル ７２ 容器番号読取装置 ７５ 自動充填部 ７６ 充填装置 ７７ 作動シリンダ ７９ 充填バルブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 容器集積場と容器出荷場との間に配設し
て容器にＬＰＧを自動充填するＬＰＧ全自動充填装置に
おいて、前記容器の容器用弁は上方に開口するねじ孔を
有し、該ねじ孔に上方に開口する充填口を有するクイッ
クカップリングを取付けるとともに、同容器本体の胴部
の外周には所定の文字大きさの英数文字を印字し、前記
容器集積場より容器を搬入する搬入コンベヤの途上には
容器確認測定部と自動充填部とを配設し、この搬入コン
ベヤと連繋する搬出コンベヤの途上には容器チェック部
を配設し、とくに、前記容器確認測定部は容器およびＬ
ＰＧ残量を計測可能なロードセルと、このロードセル上
に容器を載置する昇降テーブルを昇降・旋回する昇降旋
回機構を設け、かつこの昇降旋回機構により昇降旋回さ
れる容器の側方には該容器の外周に印字した英数文字を
旋回過程で読み取る容器番号読取装置を配設し、また、
前記自動充填部はその容器停止位置の上方には前記容器
確認測定部の計量に基いて、停止容器の充填口に指向し
て伸縮可能な作動シリンダを介してＬＰＧを充填する充
填バルブを備えた充填装置を配設する構成としたＬＰＧ
全自動充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20390691A JPH07109278B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | Ｌｐｇ全自動充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20390691A JPH07109278B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | Ｌｐｇ全自動充填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526397A true JPH0526397A (ja) | 1993-02-02 |
| JPH07109278B2 JPH07109278B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=16481662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20390691A Expired - Fee Related JPH07109278B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | Ｌｐｇ全自動充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109278B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001173896A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nippon Sanso Corp | ガス充填台 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP20390691A patent/JPH07109278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001173896A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nippon Sanso Corp | ガス充填台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07109278B2 (ja) | 1995-11-22 |
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