JPH0526368A - 弁の開閉装置 - Google Patents

弁の開閉装置

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Publication number
JPH0526368A
JPH0526368A JP3182162A JP18216291A JPH0526368A JP H0526368 A JPH0526368 A JP H0526368A JP 3182162 A JP3182162 A JP 3182162A JP 18216291 A JP18216291 A JP 18216291A JP H0526368 A JPH0526368 A JP H0526368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
worm
opening
belt
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3182162A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyoshi Toyoda
邦義 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0526368A publication Critical patent/JPH0526368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バタフライ弁のような弁に対して、ハンドル
等による最小の回転操作力で、かつ最小の操作回転数で
開閉できるようにする。 【構成】 弁の開閉力が大きくなるに従い可逆的に減速
比を大きく変更させて操作軸10の回転を弁棒駆動用の
減速ギヤ機構100に伝える自動変速機構200を備え
た構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バタフライ弁などの各
種の弁の開閉に使用される弁の開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】たとえば、バタフライ弁を開閉する際の
力は、バタフライ弁の全開付近から中間開度にかけては
小さく、全閉付近では大きい特性を有している。このた
め、従来では、バタフライ弁の弁棒とハンドルなどで回
転操作される操作軸との間にウォームとウォームホイー
ルのような減速ギヤ機構を介在させて、操作軸の回転を
一定の減速比で減速させて弁棒に伝達しバタフライ弁を
開閉するように構成している。
【0003】ところで、上記従来の構成においては、開
閉力の大きい全閉付近でのハンドル等による操作力を小
さくするために、減速ギヤ機構の減速比を大きく設定す
ると、ハンドルなどによる操作回転数が増大し、逆に減
速比を小さく設定すると、操作回転数は減少するが、全
閉付近での操作力が大きくなるといったように、操作力
と操作回転数との間の2律背反の問題を解決することが
できない。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、弁の開度に関係なく、最小の操作
力で、かつ最小の操作回転数で弁を開閉操作することが
できる弁の開閉装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る弁の開閉装置は、弁の開閉力が大きく
なるに従い可逆的に減速比を大きく変化させて、操作軸
の回転を弁棒駆動用のギヤ機構に伝える自動変速機構を
備えたものである。
【0006】また、弁棒に固定されたウォームホイール
に噛合するウォームを、その軸方向の両側からばね部材
により保持させて軸方向へ変位可能に構成するととも
に、操作軸とウォーム回転軸とに固定したたる形および
鼓形の一対のドラムと、これら一対のドラム間に掛け渡
したベルトと、このベルトとウォーム回転軸との間に枢
支されて弁の開閉力に応じたウォーム回転軸の軸方向の
変位にともない上記一対のドラム間でのベルト掛設位置
を変更させるレバーとにより自動変速機構を構成させる
とよい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、弁の開閉力に応じた減速
比、すなわち、開閉力の大きい全閉付近では、減速比が
大きくなり、開閉力の小さい全開から中間開度にかけて
は、減速比が小さくなるような自動変速が行なわれるの
で、小さい回転操作力で、かつ少ない操作回転数で弁の
開閉を行なうことができる。
【0008】また、ベルト掛けされた1対のたる形およ
び鼓形ドラムならびにベルト位置を変えるレバーなどか
ら自動変速機構を構成する場合、自動変速機構自体の構
造が比較的簡易、かつ小型のものとなり、装置全体の設
置の省スペース化および低コスト化を図れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による弁の開閉装置を
示す構成図である。
【0010】図1において、1は、たとえばバタフライ
弁(図示せず)に連結された弁棒であり、この弁棒1に
は、四半円形状のウォームホイール2が固定されてい
る。3は上記ウォームホイール2に噛合して該ウォーム
ホイール2等と共に減速ギヤ機構100を構成するウォ
ームであり、このウォーム3の軸方向の両側方には、固
定板4,5が配置されている。これら固定板4の各内側
にそれぞれ配設されたばね受部材6,7と上記ウォーム
3の軸方向の両側面との間には、それぞればね部材とし
て圧縮コイルばね8,9が介在されており、これら両圧
縮コイルばね8,9により、ウォーム3が軸方向へ変位
可能に構成されている。
【0011】10は操作用ハンドル11が取り付けられ
た操作軸であり、この操作軸10と上記ウォーム3のウ
ォーム回転軸12とには、たる形および鼓形の一対のド
ラム13,14が配設されている。たる形ドラム13は
上記操作軸10に固定され、鼓形ドラム14は操作軸1
0に平行な回転軸15に固定されている。16はたる形
ドラム13と鼓形ドラム14との間に掛設されて操作回
転力を伝達する第1のベルト、17は上記回転軸15と
上記ウォーム回転軸12との間に掛設されて回転力を伝
達する第2のベルトである。18は上記第1のベルト1
6とウォーム回転軸12との間に位置して、軸19によ
り回転変位可能に枢支されたレバーであり、その基端1
8aはウォーム回転軸12の環状溝20に係止されてい
る。このレバー18の先端部は、バタフライ弁の開閉力
によるウォーム回転軸12の軸方向の変位に応じて上記
第1のベルト16のドラム軸方向の掛設位置を変えさせ
るベルトガイド21として構成されており、上記両ドラ
ム13,14および第1のベルト16等と共にバタフラ
イ弁の開閉力に応じて減速を行なう自動変速機構200
を構成している。
【0012】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。いま、弁棒2を反時計方向(矢印a方向)へ回動し
てバタフライ弁を閉成操作する場合、ハンドル11によ
る操作軸10の回転力は、たる形ドラム13,第1のベ
ルト16、鼓形ドラム14、回転軸15、第2のベルト
17、ウォーム回転軸12、ウォーム3を経てウォーム
ホイール2から弁棒1に伝達される
【0013】バタフライ弁が全開近辺で開閉力が小さい
場合、両圧縮コイルばね8,9の圧縮反力は拮抗してい
るので、上記ウォーム3は中立の位置にあり、レバー1
8も中立位置に保たれ、第1のベルト16はベルトガイ
ド21により、たる形および鼓形ドラム13,14の各
軸方向の中央位置間に掛設されている。このため、ハン
ドル11による回転操作力はたる形ドラム13の大径部
位から第1のベルト16を介して鼓形ドラム14の小径
部位に伝達されることになり、この間で増速されること
になる。
【0014】ところが、上記バタフライ弁が中間開度を
過ぎて全閉付近になり、開閉力が大きくなると、弁棒2
が反時計方向へ回動するのに対してウォームホイール2
には、逆方向(矢印b方向)への反力が生じる。この反
力がウォーム3に伝達され、ウォーム3は圧縮コイルば
ね8のばね力に打ち勝って左方向(矢印c方向)へ変位
する。このため、ウォーム回転軸12も同方向へ変位す
るので、レバー18は軸19を支点にして時計方向へ回
動変位する。この結果、ベルトガイド21も同方向へ回
動変位するので、第1のベルト16は右方向へ駆動され
て、図2に示すようにたる形および鼓形ドラム13,1
4の右端側へ変位した位置に掛設された状態となる。こ
の状態では、たる形ドラム13の小径部位から第1のベ
ルト16を介して鼓形ドラム14の大径部位へ回転力が
伝達されることになり、この間では減速が行なわれる。
【0015】また、弁棒2を時計方向へ回動してバタフ
ライ弁を開放させる場合においても、開閉力の増大に対
して上記とは逆の作用で同様の減速が行なわれる。
【0016】このように、バタフライ弁の開閉力の大き
い全閉付近では、減速比が大きくなり、開閉力の小さい
中間開度から全開にかけては減速比が小さくなるように
自動的に速度制御されるので、最小のハンドル11によ
る回転操作力で、かつ最小のハンドル回転数により、バ
タフライ弁の開閉が可能となる。
【0017】ところで、上記実施例では、操作軸10を
ハンドル11により手動回転させるもので説明したが、
回転駆動装置、たとえばモータを使用して上記操作軸1
0を回転させるようにしてもよい。この場合、モータの
出力が小さいものでも、短時間での開閉が可能であり、
しかも、バタフライ弁が全閉付近において、低速で閉じ
られるので、ウォータハンマ現象の抑制効果も期待する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弁の開閉
力に応じて減速比を変えて操作軸の回転を、弁棒駆動用
の減速ギヤ機構に伝達する自動変速機構を設けたので、
弁の開度位置に関係なく、小さい回転操作力で、かつ少
ない操作回転数で弁を開閉することができる。
【0019】また、請求項2によれば、ベルトが掛設さ
れるたる形および鼓形ドラムやウォーム回転軸の軸方向
の変位に応動してベルト掛設位置を変えるレバーなどで
自動変速機構を構成しているので、比較的簡素、かつ小
型な構造の自動変速機構として、装置の設置に関する省
スペース化および装置全体の低コスト化を図りつつ、所
期の機能を達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による弁の開閉装置を示す要
部の構成図である。
【図2】ベルト位置換え用のレバーの動作状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 弁軸 2 ウォームホイール 3 ウォーム 8,9 ばね部材 10 操作軸 12 ウォーム回転軸 13 たる形ドラム 14 鼓形ドラム 16 ベルト 18 レバー 100 減速ギヤ機構 200 自動変速機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁の開閉力が大きくなるに従い可逆的に
    減速比を大きく変化させて、操作軸の回転を弁棒駆動用
    のギヤ機構に伝える自動変速機構を備えたことを特徴と
    する弁の開閉装置。
  2. 【請求項2】 弁棒に固定されたウォームホイールに噛
    合するウォームを、その軸方向の両側からばね部材によ
    り保持させて軸方向へ変位可能に構成するとともに、操
    作軸とウォーム回転軸とに固定したたる形および鼓形の
    一対のドラムと、これら一対のドラム間に掛け渡したベ
    ルトと、このベルトとウォーム回転軸との間に枢支され
    て弁の開閉力に応じたウォーム回転軸の軸方向の変位に
    ともない上記一対のドラム間でのベルト掛設位置を変更
    させるレバーとにより自動変速機構を構成したことを特
    徴とする請求項1の弁の開閉装置。
JP3182162A 1991-07-23 1991-07-23 弁の開閉装置 Pending JPH0526368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182162A JPH0526368A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 弁の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182162A JPH0526368A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 弁の開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526368A true JPH0526368A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16113441

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182162A Pending JPH0526368A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 弁の開閉装置

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JP (1) JPH0526368A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS30174Y1 (ja) * 1953-06-17 1955-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS30174Y1 (ja) * 1953-06-17 1955-01-11

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