JPH05263620A - ディーゼル排気浄化装置 - Google Patents
ディーゼル排気浄化装置Info
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- JPH05263620A JPH05263620A JP4017687A JP1768792A JPH05263620A JP H05263620 A JPH05263620 A JP H05263620A JP 4017687 A JP4017687 A JP 4017687A JP 1768792 A JP1768792 A JP 1768792A JP H05263620 A JPH05263620 A JP H05263620A
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- JP
- Japan
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- filter trap
- filter
- trap
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はディーゼル機関の排気ガス中の粒子
状物質を捕集し着火再生して除去するディーゼル排気浄
化装置を提供するにある。 【構成】 所定の一定周波数のマイクロ波信号をディー
ゼル機関の排気通路に設けたフィルタートラップに放射
し、該フィルタートラップを通過した該マイクロ波信号
の伝送損失を検出して該フィルタートラップで捕集され
た粒子状物質の実効誘電損率を決定し、該フィルタート
ラップの温度に応じて該粒子状物質の捕集量を決定し、
決定手段の出力が所定値となった時に前記フィルタート
ラップを加熱し燃焼させることにより達成される。 【効果】 フィルタートラップの捕集量を高精度で安定
して測定出来、狭い管理幅で着火再生できる。更に一体
化されたフィルターシステムのためエンジンの制御系と
は独立したインテリジェントフィルターとして導入でき
る。
状物質を捕集し着火再生して除去するディーゼル排気浄
化装置を提供するにある。 【構成】 所定の一定周波数のマイクロ波信号をディー
ゼル機関の排気通路に設けたフィルタートラップに放射
し、該フィルタートラップを通過した該マイクロ波信号
の伝送損失を検出して該フィルタートラップで捕集され
た粒子状物質の実効誘電損率を決定し、該フィルタート
ラップの温度に応じて該粒子状物質の捕集量を決定し、
決定手段の出力が所定値となった時に前記フィルタート
ラップを加熱し燃焼させることにより達成される。 【効果】 フィルタートラップの捕集量を高精度で安定
して測定出来、狭い管理幅で着火再生できる。更に一体
化されたフィルターシステムのためエンジンの制御系と
は独立したインテリジェントフィルターとして導入でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排気
ガス中の粒子状物質の捕集除去を行うディーゼル排気浄
化装置に関するものであり、更に詳しくは、捕集された
粒子状物質の着火再生を行なうヒーター等の温度補正を
行なうことにより、この装置を構成する粒子状物質捕集
用のフィルタートラップの信頼性及び耐久性維持に関す
るものである。
ガス中の粒子状物質の捕集除去を行うディーゼル排気浄
化装置に関するものであり、更に詳しくは、捕集された
粒子状物質の着火再生を行なうヒーター等の温度補正を
行なうことにより、この装置を構成する粒子状物質捕集
用のフィルタートラップの信頼性及び耐久性維持に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ディーゼルエンジンの排気
浄化のためには、排気ガス中に含まれるカーボン粒子
(すす)、硫化物、リン化物等の粒子状物質(パティキ
ュレート)の大気放出を防止する目的で、排気管にセラ
ミックスからなるハニカム状のフィルターをトラップと
して設置してこれを捕集する方法が最善策である。
浄化のためには、排気ガス中に含まれるカーボン粒子
(すす)、硫化物、リン化物等の粒子状物質(パティキ
ュレート)の大気放出を防止する目的で、排気管にセラ
ミックスからなるハニカム状のフィルターをトラップと
して設置してこれを捕集する方法が最善策である。
【0003】フィルターは、長時間の使用の間に多量の
粒子状物質、特にすすを捕集する事に依って目詰まりを
起こし、排気抵抗が増大してエンジンの運転条件に大き
な影響を及ぼすようになるので、適切な時期に着火・再
生を図らなければならない。この捕集されたすすを着火
・再生する手段としては、電気ヒーター、ディーゼルバ
ーナー、或いは、排気絞りによる排気ガス温度上昇など
種々な手法が用いられているが、解決すべき最大の課題
は、再生時期の検出である。即ち、再生時期が早すぎる
と、すすの分布が希薄なため火が着いても広がりにく
く、すすへの着火が困難であり、逆に遅すぎると、すす
が多くなり燃焼熱量が増えて、フィルター中央部に燃え
残りが発生し、その結果過剰且つ不均一な燃焼発熱に起
因して発生するフィルター内の熱応力によって、フィル
ターに熱クラックが発生し、甚だしい場合にはフィルタ
ーの溶損を招く。このような再生時の不具合は、熱応力
が発生し易い大型フィルター、即ち、大型ディーゼル機
関で特に顕著となり、従って、大型ディーゼル機関ほど
高精度な再生時期の検出が要求される。
粒子状物質、特にすすを捕集する事に依って目詰まりを
起こし、排気抵抗が増大してエンジンの運転条件に大き
な影響を及ぼすようになるので、適切な時期に着火・再
生を図らなければならない。この捕集されたすすを着火
・再生する手段としては、電気ヒーター、ディーゼルバ
ーナー、或いは、排気絞りによる排気ガス温度上昇など
種々な手法が用いられているが、解決すべき最大の課題
は、再生時期の検出である。即ち、再生時期が早すぎる
と、すすの分布が希薄なため火が着いても広がりにく
く、すすへの着火が困難であり、逆に遅すぎると、すす
が多くなり燃焼熱量が増えて、フィルター中央部に燃え
残りが発生し、その結果過剰且つ不均一な燃焼発熱に起
因して発生するフィルター内の熱応力によって、フィル
ターに熱クラックが発生し、甚だしい場合にはフィルタ
ーの溶損を招く。このような再生時の不具合は、熱応力
が発生し易い大型フィルター、即ち、大型ディーゼル機
関で特に顕著となり、従って、大型ディーゼル機関ほど
高精度な再生時期の検出が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】再生時期の検出は、フ
ィルター内に捕集されたすす量を測定することによって
達成され、これまでに、 (1) フィルター前後の差圧変化から推定する方法(差圧
法);これはフィルタがつまり過ぎると排気の流れがせ
き止められ、フィルターの前部(排気の入口側)の圧力
が上昇するのを利用している。 (2) フィルターのインピーダンス変化から推定する方法
(インピーダンス法);これはすすが堆積するとフィル
ターのインピーダンスが増加するのを利用している。 (3) 車の累積走行距離から推定する方法;車が走った累
積距離を利用している。 (4) 車の累積運転時間から推定する方法;車の累積運転
時間を利用している。
ィルター内に捕集されたすす量を測定することによって
達成され、これまでに、 (1) フィルター前後の差圧変化から推定する方法(差圧
法);これはフィルタがつまり過ぎると排気の流れがせ
き止められ、フィルターの前部(排気の入口側)の圧力
が上昇するのを利用している。 (2) フィルターのインピーダンス変化から推定する方法
(インピーダンス法);これはすすが堆積するとフィル
ターのインピーダンスが増加するのを利用している。 (3) 車の累積走行距離から推定する方法;車が走った累
積距離を利用している。 (4) 車の累積運転時間から推定する方法;車の累積運転
時間を利用している。
【0005】ところが上記(1) ,(2) の方法は、 エンジン負荷条件により情報が大きく変動する。 運転条件が変わると(低速運転→高速運転、高速運
転→低速運転)、排気圧が変化し安定するまてに時間が
かかり、その結果応答速度が遅く変化に追従できない。 環境温度が上昇すると、フィルター前部の圧力及び
フィルターのインピーダンスが共に増加し、それらの補
正が困難である。 燃焼灰分などすす以外の影響が大きく、フィルター
が灰で目づまりしているのか、それともすすで目づまり
しているのか判定できない。 など多くの問題を抱えており、一方、上記(3) 、(4) の
方法は簡便な手段であるものの、エンジン負荷条件が全
く加味されていないために、検出精度が余りにも低いな
ど、何れも実用化レベルまで達したものは見当たらな
い。また、例えエンジン負荷、排気ガス流速、温度など
の要因を複合させた情報処理により検出精度を向上させ
たとしても、システム全体に膨大なコストを要し、実用
性は薄い。
転→低速運転)、排気圧が変化し安定するまてに時間が
かかり、その結果応答速度が遅く変化に追従できない。 環境温度が上昇すると、フィルター前部の圧力及び
フィルターのインピーダンスが共に増加し、それらの補
正が困難である。 燃焼灰分などすす以外の影響が大きく、フィルター
が灰で目づまりしているのか、それともすすで目づまり
しているのか判定できない。 など多くの問題を抱えており、一方、上記(3) 、(4) の
方法は簡便な手段であるものの、エンジン負荷条件が全
く加味されていないために、検出精度が余りにも低いな
ど、何れも実用化レベルまで達したものは見当たらな
い。また、例えエンジン負荷、排気ガス流速、温度など
の要因を複合させた情報処理により検出精度を向上させ
たとしても、システム全体に膨大なコストを要し、実用
性は薄い。
【0006】更に捕集された粒子状物質を適正な温度で
着火再生するための電気ヒーター等の制御が問題であっ
た。
着火再生するための電気ヒーター等の制御が問題であっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
技術の問題点に着目してなされたものであり、ディーゼ
ル排気ガス中の粒子状物質を除去するためのフィルター
内すす捕集量を簡便に、精度良く検出し、狭い管理幅で
これを着火・再生することによって、フィルタートラッ
プの耐久性を高め、結果的には、信頼性の高いディーゼ
ル排気浄化装置を安価で提供することを目的とする。こ
れらの目的を達成するために、本発明によればディーゼ
ル機関において、所定の一定周波数のマイクロ波信号を
ディーゼル機関の排気通路に設けたフィルタートラップ
に放射し、該フィルタートラップを通過した該マイクロ
波信号の伝送損失を検出して該フィルタートラップで捕
集された粒子状物質の実効誘電損率を決定し、該フィル
タートラップの温度に応じて、該粒子状物質の捕集量を
決定し、決定手段の出力が所定値となった時に前記フィ
ルタートラップを加熱し燃焼させるディーゼル排気浄化
装置が提供される。
技術の問題点に着目してなされたものであり、ディーゼ
ル排気ガス中の粒子状物質を除去するためのフィルター
内すす捕集量を簡便に、精度良く検出し、狭い管理幅で
これを着火・再生することによって、フィルタートラッ
プの耐久性を高め、結果的には、信頼性の高いディーゼ
ル排気浄化装置を安価で提供することを目的とする。こ
れらの目的を達成するために、本発明によればディーゼ
ル機関において、所定の一定周波数のマイクロ波信号を
ディーゼル機関の排気通路に設けたフィルタートラップ
に放射し、該フィルタートラップを通過した該マイクロ
波信号の伝送損失を検出して該フィルタートラップで捕
集された粒子状物質の実効誘電損率を決定し、該フィル
タートラップの温度に応じて、該粒子状物質の捕集量を
決定し、決定手段の出力が所定値となった時に前記フィ
ルタートラップを加熱し燃焼させるディーゼル排気浄化
装置が提供される。
【0008】
【作用】ここに、使用周波数を制限したのは、150MH
z 以下では、信号の伝送損失が少なく、すすの検出感度
が低すぎるためであり、300MHz を超えると、伝送損
失が多すぎて受信信号レベルが低くなり、信号増幅が必
要となることによってシステムが複雑、且つ、高価にな
るためである。また、温度センサー挿入設置位置をフィ
ルタートラップ半径の2分の1以上外周側としたのは、
これより内側にするとセンサーがあたかもマイクロ波受
信アンテナとして作用し、すすの検出精度を阻害するた
めである。
z 以下では、信号の伝送損失が少なく、すすの検出感度
が低すぎるためであり、300MHz を超えると、伝送損
失が多すぎて受信信号レベルが低くなり、信号増幅が必
要となることによってシステムが複雑、且つ、高価にな
るためである。また、温度センサー挿入設置位置をフィ
ルタートラップ半径の2分の1以上外周側としたのは、
これより内側にするとセンサーがあたかもマイクロ波受
信アンテナとして作用し、すすの検出精度を阻害するた
めである。
【0009】更に、すすがフィルタートラップに堆積す
るとフィルタートラップ誘電特性が変化する。従って、
フィルターの実効誘電特性の変化を検出することによっ
て、フィルターに堆積したすすの量を検出することがで
きる。すすの複素誘電率は実数成分と虚数成分とからな
る。実数成分は誘電率と呼ばれ、虚数成分は誘電損率と
呼ばれる。誘電損率は信号の伝送損失を測定することに
より検出できる。所定周波数のマイクロ波がフィルター
を伝播する際に、粒子状物質によってその一部の電力が
吸収される。吸収量は粒子状物質の堆積量すなわち実効
誘電損率に対応するので、マイクロ波の伝送損失を測定
することによりフィルターの再生時期を決定することが
できる。
るとフィルタートラップ誘電特性が変化する。従って、
フィルターの実効誘電特性の変化を検出することによっ
て、フィルターに堆積したすすの量を検出することがで
きる。すすの複素誘電率は実数成分と虚数成分とからな
る。実数成分は誘電率と呼ばれ、虚数成分は誘電損率と
呼ばれる。誘電損率は信号の伝送損失を測定することに
より検出できる。所定周波数のマイクロ波がフィルター
を伝播する際に、粒子状物質によってその一部の電力が
吸収される。吸収量は粒子状物質の堆積量すなわち実効
誘電損率に対応するので、マイクロ波の伝送損失を測定
することによりフィルターの再生時期を決定することが
できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について以下図面を参照しな
がら説明する。図1は本発明によるディーゼル排気浄化
装置の実施例の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。ディーゼルエンジンの排気管(図示せず)中に組み
込まれ、セラミック製のフィルタートラップすなわちフ
ィルタートラップ16を格納する鋼製のハウジング10
が端部12と14とで排気管と接続される。エンジンか
らの排気は図1の矢印の方向に排気管を通過してフィル
タートラップ16でトラップ(捕集)される。
がら説明する。図1は本発明によるディーゼル排気浄化
装置の実施例の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。ディーゼルエンジンの排気管(図示せず)中に組み
込まれ、セラミック製のフィルタートラップすなわちフ
ィルタートラップ16を格納する鋼製のハウジング10
が端部12と14とで排気管と接続される。エンジンか
らの排気は図1の矢印の方向に排気管を通過してフィル
タートラップ16でトラップ(捕集)される。
【0011】フィルタートラップ16の上流側には、フ
ィルター再生用の着火・再生装置が取り付けられる。こ
の着火・再生手段は、何れの方法でも良いが信頼性、耐
久性、取扱いの容易さから電気ヒーター72が好まし
い。排気ガスの流れは図1で矢印の方向で示される。
ィルター再生用の着火・再生装置が取り付けられる。こ
の着火・再生手段は、何れの方法でも良いが信頼性、耐
久性、取扱いの容易さから電気ヒーター72が好まし
い。排気ガスの流れは図1で矢印の方向で示される。
【0012】フィルタートラップ16の内部には図示の
ようにマイクロ波の送信アンテナ20と受信アンテナ3
0が排気の上流に向かって互いに平行に配置される。送
信側より送信アンテナ20に所定の周波数のマイクロ波
が供給され、フィルタートラップ16内部に放射され
る。パティキュレートと呼ばれる排気ガス中の粒子状物
質が堆積したフィルタートラップ16をマイクロ波が通
過して、その電力が粒子状物質の量に応じて吸収され、
減衰したマイクロ波が受信アンテナ30で受信されて受
信側で検出される。
ようにマイクロ波の送信アンテナ20と受信アンテナ3
0が排気の上流に向かって互いに平行に配置される。送
信側より送信アンテナ20に所定の周波数のマイクロ波
が供給され、フィルタートラップ16内部に放射され
る。パティキュレートと呼ばれる排気ガス中の粒子状物
質が堆積したフィルタートラップ16をマイクロ波が通
過して、その電力が粒子状物質の量に応じて吸収され、
減衰したマイクロ波が受信アンテナ30で受信されて受
信側で検出される。
【0013】まず送信側の回路構成について説明する。
直流電源21が電圧制御発振器(VCO)22に所定の
バイアス電圧を与える。電圧制御発振器22はバイアス
電圧の応じた一定の周波数で一定の振幅のマイクロ波信
号を発生する。本実施例においてはその周波数は150
〜300MHz の範囲で選択される。
直流電源21が電圧制御発振器(VCO)22に所定の
バイアス電圧を与える。電圧制御発振器22はバイアス
電圧の応じた一定の周波数で一定の振幅のマイクロ波信
号を発生する。本実施例においてはその周波数は150
〜300MHz の範囲で選択される。
【0014】ダイオードスイッチ24は二つの出力端子
を有しており、一方は送信アンテナ20に接続され、他
方は基準検出器50の入力に接続される。ダイオードス
イッチ24はパルス発生器23からの10KHz の周波数
のパルスに従って、電圧制御発振器22から入力された
マイクロ波信号を二つの出力端子に交互に振り分ける。
従って、ダイオードスイッチ24の各出力端子からは1
0KHz のパルス信号で変調された振幅変調(AM)マイ
クロ波信号が出力される。
を有しており、一方は送信アンテナ20に接続され、他
方は基準検出器50の入力に接続される。ダイオードス
イッチ24はパルス発生器23からの10KHz の周波数
のパルスに従って、電圧制御発振器22から入力された
マイクロ波信号を二つの出力端子に交互に振り分ける。
従って、ダイオードスイッチ24の各出力端子からは1
0KHz のパルス信号で変調された振幅変調(AM)マイ
クロ波信号が出力される。
【0015】基準検出器50はAMマイクロ波信号を受
けて送信側のマイクロ波信号の強さを表す基準信号Vr
efを発生する。基準検出器50におけるAM検出器5
1は受信したマイクロ波信号を直流電圧に載せて正電圧
側で振幅させ、平滑回路で直流電圧に変換した後、加え
た直流電圧分を差し引き、振幅を電圧に変換する。即
ち、ダイオードスイッチ24からのAMマイクロ波信号
を復調してそのレベルを検出する。検出された信号は所
定のゲインを与える増幅器52で増幅されて基準信号V
refとして出力端子53に出力する。なお、増幅器5
2はそのゼロレベルとゲインが外部より調整可能なよう
になっている。
けて送信側のマイクロ波信号の強さを表す基準信号Vr
efを発生する。基準検出器50におけるAM検出器5
1は受信したマイクロ波信号を直流電圧に載せて正電圧
側で振幅させ、平滑回路で直流電圧に変換した後、加え
た直流電圧分を差し引き、振幅を電圧に変換する。即
ち、ダイオードスイッチ24からのAMマイクロ波信号
を復調してそのレベルを検出する。検出された信号は所
定のゲインを与える増幅器52で増幅されて基準信号V
refとして出力端子53に出力する。なお、増幅器5
2はそのゼロレベルとゲインが外部より調整可能なよう
になっている。
【0016】次に、受信側の説明をする。送信アンテナ
20から送信されたフィルタートラップ16を通過して
きたAMマイクロ波信号が受信アンテナ30で受信され
る。受信信号は受信回路を構成する信号検出器60に与
えられる。信号検出器60のAM検出器61で復調され
てそのレベルが検出される。AM検出器61は送信側の
AM検出器51と同じ構成でよい。検出された信号は所
定のゲインを与える増幅器62で増幅され、検出信号の
強さに比例して作られた信号がフィルタートラップ16
の温度を検出するセンサーを構成する熱電対73の測定
値に従い、温度補正回路71で補正され、信号Vout
として出力される。
20から送信されたフィルタートラップ16を通過して
きたAMマイクロ波信号が受信アンテナ30で受信され
る。受信信号は受信回路を構成する信号検出器60に与
えられる。信号検出器60のAM検出器61で復調され
てそのレベルが検出される。AM検出器61は送信側の
AM検出器51と同じ構成でよい。検出された信号は所
定のゲインを与える増幅器62で増幅され、検出信号の
強さに比例して作られた信号がフィルタートラップ16
の温度を検出するセンサーを構成する熱電対73の測定
値に従い、温度補正回路71で補正され、信号Vout
として出力される。
【0017】ここで、フィルタートラップ16の温度を
検出する熱電対73は図1に示されるようにフィルター
トラップ16の出口側のチャンネル内でフィルタートラ
ップ16の半径の2分の1以上外周側に設置されてい
る。ここで増幅器62は送信側の増幅器52と同じ構成
で良い。即ち、ユニットを作動させているうちに周囲温
度や回路から発生する熱で発振信号の振幅が変化する。
その変化の度合を検出することにより、同じ構成の検出
器で同じ温度の影響を受けさせることにより、その温度
変動を無くしている。従って、基準検出器50と信号検
出器60とは同一構成となり、そうすることによって検
出器の温度特性を同一にしてシステム全体の精度を向上
することができる。
検出する熱電対73は図1に示されるようにフィルター
トラップ16の出口側のチャンネル内でフィルタートラ
ップ16の半径の2分の1以上外周側に設置されてい
る。ここで増幅器62は送信側の増幅器52と同じ構成
で良い。即ち、ユニットを作動させているうちに周囲温
度や回路から発生する熱で発振信号の振幅が変化する。
その変化の度合を検出することにより、同じ構成の検出
器で同じ温度の影響を受けさせることにより、その温度
変動を無くしている。従って、基準検出器50と信号検
出器60とは同一構成となり、そうすることによって検
出器の温度特性を同一にしてシステム全体の精度を向上
することができる。
【0018】基準信号Vrefと受信信号Voutは再
生指示回路を構成する比較器70に入力されて、両入力
信号比が検出される。即ち、基準信号Vrefと受信信
号Voutはそれぞれ抵抗器150及び151を介して
オペアンプ154に入力され、その電圧差は可変抵抗器
153で調節された抵抗値と抵抗器155の抵抗値の比
で決定される増幅分に見合った信号をスイッチ74へ送
っている。
生指示回路を構成する比較器70に入力されて、両入力
信号比が検出される。即ち、基準信号Vrefと受信信
号Voutはそれぞれ抵抗器150及び151を介して
オペアンプ154に入力され、その電圧差は可変抵抗器
153で調節された抵抗値と抵抗器155の抵抗値の比
で決定される増幅分に見合った信号をスイッチ74へ送
っている。
【0019】この2つの信号比がある値に達すると、比
較器70は、電気ヒーター72を作動させるタイミング
信号を送り出し、電気ヒーター72のスイッチ74をオ
ンすると同時に、電動開閉弁75が開かれ2次空気が混
入する。これにより電気ヒーター72が点火されフィル
ター内に捕集されたすすを着火再生する。スイッチ74
はタイマーにより一定時間後切れる。
較器70は、電気ヒーター72を作動させるタイミング
信号を送り出し、電気ヒーター72のスイッチ74をオ
ンすると同時に、電動開閉弁75が開かれ2次空気が混
入する。これにより電気ヒーター72が点火されフィル
ター内に捕集されたすすを着火再生する。スイッチ74
はタイマーにより一定時間後切れる。
【0020】この信号比の値はマイクロ波信号がフィル
タートラップ16を通過した際の伝送損失を表すもので
あり、いいかえれば、フィルターにパティキュレートが
堆積することによりもたらされる実効誘電損率を示すも
のである。この誘電損率の値はフィルタートラップ16
の堆積量と対応しており、パティキュレートの堆積量が
少なければ誘電損失も少なく、パティキュレートがたま
るにつれてその損失量が増加する。
タートラップ16を通過した際の伝送損失を表すもので
あり、いいかえれば、フィルターにパティキュレートが
堆積することによりもたらされる実効誘電損率を示すも
のである。この誘電損率の値はフィルタートラップ16
の堆積量と対応しており、パティキュレートの堆積量が
少なければ誘電損失も少なく、パティキュレートがたま
るにつれてその損失量が増加する。
【0021】次に、図2に図1に示される本実施例の具
体的な回路構成を示す。直流電源21から供給される直
流電圧+Vが可変抵抗器101で分圧されて抵抗器10
2とコンデンサ103を介してバラクタダイオード10
4に印加される。バラクタダイオード104、コンデン
サ105,106、抵抗器108,109,110、イ
ンダクタンス107及びトランジスタ111とによって
ハートリー発振器を形成し、これは電圧制御発振器22
として動作する。
体的な回路構成を示す。直流電源21から供給される直
流電圧+Vが可変抵抗器101で分圧されて抵抗器10
2とコンデンサ103を介してバラクタダイオード10
4に印加される。バラクタダイオード104、コンデン
サ105,106、抵抗器108,109,110、イ
ンダクタンス107及びトランジスタ111とによって
ハートリー発振器を形成し、これは電圧制御発振器22
として動作する。
【0022】電圧制御発振器22で作られた信号はコン
デンサ112,114と抵抗器113からなる整合器で
整合されてダイオードスイッチ24に与えられる。ダイ
オードスイッチ22は二つのダイオード116と117
が互いに逆極性で一方の端子同士接続され、接続点はイ
ンダクタンス115を介してパルス発生器23の出力に
接続される。ダイオード119と117のそれぞれの他
方の端子は二つの分岐出力となる。
デンサ112,114と抵抗器113からなる整合器で
整合されてダイオードスイッチ24に与えられる。ダイ
オードスイッチ22は二つのダイオード116と117
が互いに逆極性で一方の端子同士接続され、接続点はイ
ンダクタンス115を介してパルス発生器23の出力に
接続される。ダイオード119と117のそれぞれの他
方の端子は二つの分岐出力となる。
【0023】ダイオード116の出力は直流電圧+Vと
抵抗器119で正電位にシフトされ、コンデンサ123
と抵抗器120,124とからなる整合器で整合された
のち送信アンテナ20に与えられる。一方、ダイオード
117の出力は直流電圧+Vと抵抗器121で正電位に
シフトされ、コンデンサ125と抵抗器122,126
とからなる整合器で整合されたのち基準検出器50に入
力される。基準検出器50は信号検出器60と同一構成
であるので、詳しい回路構成は信号検出器60で代表し
て説明する。
抵抗器119で正電位にシフトされ、コンデンサ123
と抵抗器120,124とからなる整合器で整合された
のち送信アンテナ20に与えられる。一方、ダイオード
117の出力は直流電圧+Vと抵抗器121で正電位に
シフトされ、コンデンサ125と抵抗器122,126
とからなる整合器で整合されたのち基準検出器50に入
力される。基準検出器50は信号検出器60と同一構成
であるので、詳しい回路構成は信号検出器60で代表し
て説明する。
【0024】信号検出器60におけるAM検出器61
は、コンデンサ130と抵抗器131とからなるバイパ
スフィルタと、コンデンサ132,137と抵抗器13
3,136および二つのダイオード134,135とで
形成される平滑回路とからなる。このAM検出器61は
パルスでAM変調されたマイクロ波信号の振幅に比例し
た直流電圧を出力する。
は、コンデンサ130と抵抗器131とからなるバイパ
スフィルタと、コンデンサ132,137と抵抗器13
3,136および二つのダイオード134,135とで
形成される平滑回路とからなる。このAM検出器61は
パルスでAM変調されたマイクロ波信号の振幅に比例し
た直流電圧を出力する。
【0025】二つのカスケード接続されたオペアンプ1
43,145と抵抗器138,139,144,147
とコンデンサ148で増幅器62を形成する。直流電圧
+Vに接続した可変抵抗器140と抵抗器141,14
2により増幅器62のゼロレベルを調整する。また、可
変抵抗器146で増幅器62のゲインを調整する。
43,145と抵抗器138,139,144,147
とコンデンサ148で増幅器62を形成する。直流電圧
+Vに接続した可変抵抗器140と抵抗器141,14
2により増幅器62のゼロレベルを調整する。また、可
変抵抗器146で増幅器62のゲインを調整する。
【0026】温度補正回路71はオペアンプ710,抵
抗器711,112及び713より構成される。熱電対
73の出力電圧をオペアンプ710の(−)端子に入力
し、一方信号検出器60からの出力電圧をオペアンプ7
10の(+)端子に入力し、信号検出器60からの出力
電圧を、熱電対73の電圧が上った分(温度上昇分)増
幅することにより、図4に示される温度上昇にともなう
スートセンサの(SOOT SENSOR)出力低下を
補正している。
抗器711,112及び713より構成される。熱電対
73の出力電圧をオペアンプ710の(−)端子に入力
し、一方信号検出器60からの出力電圧をオペアンプ7
10の(+)端子に入力し、信号検出器60からの出力
電圧を、熱電対73の電圧が上った分(温度上昇分)増
幅することにより、図4に示される温度上昇にともなう
スートセンサの(SOOT SENSOR)出力低下を
補正している。
【0027】出力端子53からの基準信号Vrefと温
度補正回路71を経た出力端子63からの受信信号Vo
utは比較器70に入力されて、両入力信号の差の値が
検出される。比較器70は公知の差動増幅器のような回
路で実現できる。
度補正回路71を経た出力端子63からの受信信号Vo
utは比較器70に入力されて、両入力信号の差の値が
検出される。比較器70は公知の差動増幅器のような回
路で実現できる。
【0028】図3には、本発明に関わるすす捕集量検出
方法をベンチ(車運転模擬装置)テストに応用した時の
すす捕集密度に対する信号減衰率の測定例を示す。この
例でのマイクロ波周波数は240MHz であった。図よ
り、すす捕集密度にほぼ反比例してマイクロ波減衰率が
変化している様子がうかがえる。しかも、すす捕集密度
5g/L付近での減衰率は15dBにも達しており、測
定感度が高い事から、一般に4〜6g/Lと言われる適
正再生範囲の管理は極めて容易である。尚、差圧法に見
られるような排気ガス流速変化による出力変動が、本発
明に関わる手法では全く見られない事、更には、本発明
に関わるディーゼル排気浄化装置での粒子状物質の捕集
・再生サイクルテストでは、セラミックスフィルターの
異常が発生しない事も確認されている。図4は、すす捕
集密度一定に於ける温度変化と信号減衰率の関係を示
す。図にみられるように、すすは温度上昇にともない誘
電率が増加する性質、即ち、すすでのマイクロ波信号の
吸収が増せば受信アンテナ30迄到達する信号が減る。
方法をベンチ(車運転模擬装置)テストに応用した時の
すす捕集密度に対する信号減衰率の測定例を示す。この
例でのマイクロ波周波数は240MHz であった。図よ
り、すす捕集密度にほぼ反比例してマイクロ波減衰率が
変化している様子がうかがえる。しかも、すす捕集密度
5g/L付近での減衰率は15dBにも達しており、測
定感度が高い事から、一般に4〜6g/Lと言われる適
正再生範囲の管理は極めて容易である。尚、差圧法に見
られるような排気ガス流速変化による出力変動が、本発
明に関わる手法では全く見られない事、更には、本発明
に関わるディーゼル排気浄化装置での粒子状物質の捕集
・再生サイクルテストでは、セラミックスフィルターの
異常が発生しない事も確認されている。図4は、すす捕
集密度一定に於ける温度変化と信号減衰率の関係を示
す。図にみられるように、すすは温度上昇にともない誘
電率が増加する性質、即ち、すすでのマイクロ波信号の
吸収が増せば受信アンテナ30迄到達する信号が減る。
【0029】そのため受信アンテナまで届く信号は減少
する。この現象を、フィルター内の温度を測定し、その
温度で出力データの補正をする事により精度を向上させ
ている。
する。この現象を、フィルター内の温度を測定し、その
温度で出力データの補正をする事により精度を向上させ
ている。
【0030】図4に於て、SOOT(g/リットル)は
gram/litter、つまり単位体積当りのすすの
重量を示す。
gram/litter、つまり単位体積当りのすすの
重量を示す。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればフ
ィルターのすす捕集量を高精度で安定的に測定する事が
出来、狭い管理幅でこれを着火、再生することによって
フィルタートラップの耐久性を高め、信頼性、耐久性と
もに優れたディーゼル排気浄化装置を安価に提供する事
が出来る。これにより、ディーゼル機関排気による環境
汚染の低減に大きく貢献し得る。
ィルターのすす捕集量を高精度で安定的に測定する事が
出来、狭い管理幅でこれを着火、再生することによって
フィルタートラップの耐久性を高め、信頼性、耐久性と
もに優れたディーゼル排気浄化装置を安価に提供する事
が出来る。これにより、ディーゼル機関排気による環境
汚染の低減に大きく貢献し得る。
【0032】更に一体化されたフィルターシステムであ
り、エンジンの制御系とは独立したインテリジェントフ
ィルターとして導入が手軽である。
り、エンジンの制御系とは独立したインテリジェントフ
ィルターとして導入が手軽である。
【図1】本発明によるディーゼル排気浄化装置の一実施
例のブロックダイヤグラムを示す図である。
例のブロックダイヤグラムを示す図である。
【図2】図1の実施例の具体的な回路構成を示す回路図
である。
である。
【図3】本発明に関わるすす捕集量検出方法をベンチテ
ストに応用した時のすす捕集密度に対する信号減衰率の
測定例を示す図である。
ストに応用した時のすす捕集密度に対する信号減衰率の
測定例を示す図である。
【図4】本発明によるフィルターの捕集量一定時の温度
変化と信号減衰率の関係を示す図である。
変化と信号減衰率の関係を示す図である。
10 鋼製ハウジング 12,13 端部 16 フィルタートラップ 20 送信アンテナ 21 直流電源 22 電圧制御発振器 23 パルス発生器 24 ダイオードスイッチ 30 受信アンテナ 50 基準検出器 51,61 AM検出器 52,62 増幅器 53 基準信号出力端子 60 信号検出器 63 受信信号出力端子 70 比較器 71 温度補正回路 72 電気ヒーター 73 熱電対 74 スイッチ 75 電動開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆川 栄 埼玉県熊谷市末広四丁目14番1号 株式会 社リケン 熊谷事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ディーゼル機関の排気通路に設けたフィ
ルタートラップにより排気中の粒子状物質を捕集し着火
再生する排気浄化装置であって、 所定の一定周波数のマイクロ波信号を前記フィルタート
ラップに放射する手段と、 前記フィルタートラップを通過した前記マイクロ波信号
の伝送損失を検出して前記フィルタートラップで捕集さ
れた前記粒子状物質の実効誘電損率を決定して前記粒子
状物質の捕集量を決定する手段と、 前記フィルタートラップの温度を検出する手段と、 前記フィルタートラップの温度に応じて前記捕集量を決
定する手段の出力を補正する手段と、 前記決定手段の出力が所定値になった場合に再生タイミ
ング信号を出力する手段と、 該再生タイミング信号に応じて前記フィルタートラップ
を加熱して前記フィルタートラップに捕集された前記粒
子状物質を燃焼させる手段とを有するディーゼル排気浄
化装置。 - 【請求項2】 前記フィルタートラップの出口側のチャ
ンネル内で、前記フィルタートラップの半径の2分の1
以上外周側に前記フィルタートラップの温度を検出する
センサーを設けたことを特徴とする請求項1に記載のデ
ィーゼル排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017687A JPH05263620A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ディーゼル排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017687A JPH05263620A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ディーゼル排気浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05263620A true JPH05263620A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=11950734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4017687A Pending JPH05263620A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ディーゼル排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05263620A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06193428A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-12 | Riken Corp | 排気フィルタのパティキュレート捕集量検出方法およびその装置 |
JPH07119442A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 内燃機関用フィルタ再生装置 |
JPH07270296A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パティキュレート重量判定装置 |
JP2018204451A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 富士通株式会社 | 微粒子検出器及び排気浄化装置 |
JP2019158769A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 富士通株式会社 | 検出装置及び検出方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111416A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用燃焼装置 |
JPS6119916A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用燃焼装置 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP4017687A patent/JPH05263620A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111416A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用燃焼装置 |
JPS6119916A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用燃焼装置 |
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JPH06193428A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-12 | Riken Corp | 排気フィルタのパティキュレート捕集量検出方法およびその装置 |
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JPH07270296A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パティキュレート重量判定装置 |
JP2018204451A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 富士通株式会社 | 微粒子検出器及び排気浄化装置 |
JP2019158769A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 富士通株式会社 | 検出装置及び検出方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |