JPH0526326U - 射出成形品のリサイクル装置 - Google Patents
射出成形品のリサイクル装置Info
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- JPH0526326U JPH0526326U JP7407791U JP7407791U JPH0526326U JP H0526326 U JPH0526326 U JP H0526326U JP 7407791 U JP7407791 U JP 7407791U JP 7407791 U JP7407791 U JP 7407791U JP H0526326 U JPH0526326 U JP H0526326U
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- crushing device
- crushed
- injection
- crushing
- molded product
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リサイクルする射出成形品の大きさに関係な
く、大型の長尺物でも確実に粉砕することができ、その
際の飛散物の発生も防止し、さらに連続的に粉砕し、即
リサイクルを行うことができるスプールランナー等の長
尺射出成形品のリサイクル装置を提供する。 【構成】 粗砕装置11と粉砕装置12とを上下に連設
し、粗砕装置11の外蓋15には押し込み用押え板20
を一体的に設ける。粗砕装置11と粉砕装置12との間
に設けた中間蓋13と前記外蓋15とは、一方が開のと
き他方が閉となるように作動させる。前記粗砕装置11
及び粉砕装置12によりスプールランナー等の長尺射出
成形品を処理して得られた粉砕物は、返送管3を介して
射出成形機2に返送する。
く、大型の長尺物でも確実に粉砕することができ、その
際の飛散物の発生も防止し、さらに連続的に粉砕し、即
リサイクルを行うことができるスプールランナー等の長
尺射出成形品のリサイクル装置を提供する。 【構成】 粗砕装置11と粉砕装置12とを上下に連設
し、粗砕装置11の外蓋15には押し込み用押え板20
を一体的に設ける。粗砕装置11と粉砕装置12との間
に設けた中間蓋13と前記外蓋15とは、一方が開のと
き他方が閉となるように作動させる。前記粗砕装置11
及び粉砕装置12によりスプールランナー等の長尺射出
成形品を処理して得られた粉砕物は、返送管3を介して
射出成形機2に返送する。
Description
【0001】
本考案は、射出成形品のリサイクル装置に関し、詳しくは大型プラスチック成 形品を射出成形する際に生成する大型のスプールランナー等の長尺物をリサイク ルして再利用する装置に関する。
【0002】
各種プラスチック成形品を射出成形する際に生成する長尺物、例えばスプール ランナーは、製品本体から切り離した後、粉砕して再び射出成形用樹脂と混合し 、リサイクルするようにしている。このとき、通常は、スプールランナーを粉砕 して得られた粉砕物を直接成形機に返送せず、乾燥器に戻すようにしている。
【0003】
しかしながら、大型プラスチック成形品、例えばエアコンの外装を射出成形す る際に生成するスプールランナーのように、全長が約600mmある長尺物では 、通常の大きさの粉砕機ではホッパーからはみ出すため、これをまず適当な大き さに粗砕化してから粉砕機に投入する必要があるが、従来の装置では粗砕機自身 が大型化するために、射出成形機と遠く離れたところに設置しなければならず、 即リサイクルすることが困難であった。
【0004】 また、スプールランナー等の長尺物が大きいと、現在用いられている粗砕機で は粗砕できない場合が多く、問題が多々発生するため、このようなときには、人 手でスプールランナー等を適当な大きさにしてから粗砕機に投入しているのが実 情である。
【0005】 そこで本考案は、リサイクルする射出成形品の大きさに関係なく、大型の長尺 物でも確実に粉砕することができ、その際の飛散物の発生も防止し、さらに連続 的に粉砕し、即リサイクルを行うことができる射出成形品のリサイクル装置を提 供することを目的としている。
【0006】
上記した目的を達成するため、本考案の射出成形品のリサイクル装置は、粗砕 装置と粉砕装置とを上下に連設するとともに、粗砕装置の頂部に設けた外蓋の下 方には、ガイドシャフトを介して押し込み用押え板を一体的に設けてなり、かつ 、粗砕装置と粉砕装置との間に設けた中間蓋と前記外蓋とは、一方が開のとき他 方が閉となるように相反して作動するように形成し、前記粗砕装置及び粉砕装置 によりスプールランナー等の長尺物を処理して得られた粉砕物を、射出成形機に 返送するように構成したことを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、スプールランナー等の長尺物は、まず粗砕装置に投入され 、該粗砕装置の押え板に押し込まれて粗砕用のカッターにより所定の大きさに粗 砕される。粗砕された粗砕物は、下方の粉砕装置に落下して、粉砕用のカッター により所定の粒状に粉砕され、生成した粉砕物は、射出成形機に返送され、リサ イクルされる。
【0008】 また、粗砕装置と粉砕装置との間に中間蓋を設け、該中間蓋と外蓋とを、一方 が開のとき他方が閉となるように相反して作動するように形成したので、粉砕装 置で生じる飛散物は、中間蓋あるいは外蓋のいずれかで遮断され、外部に飛散す ることがない。
【0009】 さらに、押え板で押し込みながら粗砕するので、大型の長尺物でもそのまま粗 砕装置に投入して粗砕することができる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は本考案の射出成形におけるスプールランナー等の長尺物をリサイクルす るためのリサイクル装置の全体構成を示す説明図、図2は粉砕機の断面図、図3 は射出成形機の要部の断面図である。
【0012】 まず、図1に示すように、スプールランナー等の長尺物のリサイクル装置は、 スプールランナーを粉砕する粉砕機1と、該粉砕機1で得られた粉砕物を射出成 形機2に返送する搬送手段としての返送管3及び真空ポンプ4とから構成されて いる。
【0013】 粉砕機1は、図2に詳細に示すように、粗砕装置11と粉砕装置12とを、中 間蓋13を有する着脱可能な連結ユニット14を介して上下に連設したものであ って、粗砕装置11のホッパー部の頂部には、押し込み機構を備えた外蓋15が 設けられ、粉砕装置12の底部には、前記粉砕物を搬送するための返送管3に連 通する吸引ホッパー16が設けられている。
【0014】 粗砕装置11と粉砕装置12とにそれぞれ設けられるカッター17,18は、 回転刃19aと固定刃19bとからなる周知のカッターを用いることができる。 粗砕装置11のカッター17には、スプールランナー等を数cm程度の大きさに 切断する大きさのものが用いられ、粉砕装置12のカッター18には、従来のこ の種の粉砕装置に用いられているものと同様に、粉砕物を数mmの粒状(ペレッ ト)に粉砕できる大きさのものが用いられる。また、両カッター17,18は、 外蓋15や中間蓋13の開閉に連動して作動するように制御されている。
【0015】 前記外蓋15は、シリンダー15aの作用により、ヒンジ15bを中心として 開閉するものであり、この外蓋15の内部側には、スプールランナー等をカッタ ー17に向けて押し込むための押え板20が設けられている。この押え板20は 、ガイドシャフト20aにより上下動可能に支持され、シリンダー20bの作用 により上下動するもので、外蓋15の開閉と連動して上下動するように形成され ている。
【0016】 また、前記連結ユニット14は、粗砕装置11と粉砕装置12との間を気密に 連結するとともに、側壁の少なくとも一部が開閉可能な構造に形成されており、 粉砕機1の内部を、点検,清掃できるように形成されている。さらに、連結ユニ ット14に設けられた中間蓋13は、図示しないシリンダー等の作用により開閉 するもので、前記外蓋15とは、一方が開のときに、他方が閉となるように相反 して作動するように形成されている。
【0017】 一方の射出成形機2には、図3に示すように、返送管3から返送される粉砕物 と、配管21から供給される新成形材料とを混合するミキシングホッパー22が 設けられている。このミキシングホッパー22は、前記粉砕物返送用の返送管3 及び真空ポンプ4に連通する吸引管41を備え、内部にフィルター23を設けた 粉砕物受箱24と、ミキシングスクリュー25を有するホッパー部26とから構 成されており、粉砕物受箱24とホッパー部26との間には、真空ポンプ4の運 転に連動して開閉する仕切り蓋27が設けられている。なお、射出成形機2自体 には、周知のものを用いることができる。
【0018】 次に、上記のように構成したリサイクル装置により、スプールランナーを例に 採ってリサイクルする過程を説明する。なお、以下の説明では自動的に各部を作 動させて連続的に処理する場合で説明するが、手動で行うようにすることもでき る。
【0019】 まず、押え板20が最上部に上昇した状態で、粗砕装置11の外蓋15が開く とともに、連結ユニット14の中間蓋13が閉じる。成形品から分離したスプー ルランナーが粗砕装置11内に投入されると、外蓋15が閉じ、カッター17が 作動するとともに、押え板20が下降してスプールランナーをカッター17に押 し込み、粗砕処理が行われる。このとき、外蓋15が閉じると同時に中間蓋13 が開き、カッター18が作動する。これにより、スプールランナーは、粗砕装置 11のカッター17及び粉砕装置12のカッター18により所定の大きさに粉砕 されて吸引ホッパー16内に落下する。
【0020】 次いでミキシングホッパー22の仕切り蓋27が閉じている状態で真空ポンプ 4が作動を開始し、吸引ホッパー16内の粉砕物を返送管3を介して粉砕物受箱 24に吸引する。そして、所定量の粉砕物を吸引して真空ポンプ4が停止すると 、仕切り蓋27が開いて粉砕物がホッパー部26内に落下するとともに、所定量 の新成形材料が配管21から供給され、ミキシングスクリュー25が作動して新 成形材料と粉砕物とが混合されながらシリンダー28a内に押し込まれ、射出用 スクリュー28bにより射出される。
【0021】 上記スプールランナーを粗砕,粉砕するにあたり、上述のように、中間蓋13 と外蓋15とを相反して開閉作動させるとともに、粗砕装置11のカッター17 を外蓋15と連動させて作動させるようにしたことにより、粗砕,粉砕中に発生 する飛散物の機外への飛散を防止することができる。
【0022】 また、粗砕装置11では、投入されたスプールランナーを押え板20により加 圧してカッター17に向けて押し込むため、大型のスプールランナーでも変形さ せながら押し込むことができ、スプールランナーの形状,大きさに関係なく粗砕 処理を行うことができる。
【0023】 このようにスプールランナーをリサイクルするにあたっては、1回の射出成形 で発生するスプールランナーに相当する量を新成形材料に混合することが、材料 の使用効率及び成形品の品質維持のためから好ましい。そのため、1回分のスプ ールランナーを粉砕した粉砕物を粉砕物受箱24に一時貯留し、射出成形機2か らのタイミング信号により仕切り蓋27を開いて粉砕物を投下するとともに、配 管21から所定量の新成形材料を供給し、ミキシングスクリュー25を作動させ て両者を混合するようにする。すなわち、1回の射出成形で生成するスプールラ ンナー相当量をリサイクルさせて新成形材料に混合することにより、常に略一定 の比率でリサイクル材料を新材料に混合することができる。したがって、リサイ クル装置の制御は、成形機又は取出機から1信号を受取り、上記工程を始動し、 1成形サイクル内で全て完了するように設定することが望ましい。
【0024】 また、リサイクルされる粉砕物は、その形状,大きさ,静電気等の影響で、そ のまま落下させただけではシリンダー28a内に入りにくいが、上記のようにミ キシングスクリュー25に落下させて新成形材料と共に押し込むようにすること により、新成形材料と粉砕物とを確実に混合して成形機内に押し込むことができ る。
【0025】 さらに、成形作業においては、成形品の材質や色が多種,多様であり、実際の 現場では粉砕機1や搬送部分の清掃を容易に行えるようにする必要がある。その ため、粉砕機1においては、粗砕装置11と粉砕装置12とを連結ユニット14 を介して着脱可能に形成するとともに、最も清掃が困難なカッター部分を分離可 能に形成することにより、これらの各部の分解組み立てを容易に行うことが可能 となり、例えばカッター部分を材料別,色別に適当数用意しておくことにより、 簡単な清掃作業とカッター部分の交換とを行うだけで、次の成形作業を開始する ことができ、段取り時間を短縮することができる。
【0026】 なお、前述のように、粉砕装置12や粉砕物の搬送手段は、従来のリサイクル 用に用いられているものを用いることが可能である。また、リサイクル装置の各 部の構成は、リサイクルする射出成形品の大きさや形状、処理量に応じて適宜最 適に設定することができる。さらに、複数の射出成形機と粉砕機とを適宜な組み 合わせで配列することもできる。
【0027】
以上説明したように、本考案のリサイクル装置は、射出成形の際に再生する大 型のスプールランナーのような長尺物でも粉砕することが可能であり、リサイク ルする射出成形品の寸法,形状にとらわれずリサイクルに適した大きさに粉砕す ることができる。また、粉砕時の飛散物が機外に飛散することも防止できる。
【0028】 さらに、射出成形後の長尺物を直ちに粉砕して成形材料に投入することで成形 材料の歩留まりが向上し、直接成形機のホッパーに搬送するため、乾燥器を通さ ず行える効果もある。
【図1】 本考案の射出成形品のリサイクル装置の一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図2】 粉砕機の断面図である。
【図3】 射出成形機の要部の断面図である。
1…粉砕機 2…射出成形機 3…返送管 4…
真空ポンプ 11…粗砕装置 12…粉砕装置 13…中間蓋
14…連結ユニット 15…外蓋 16…吸引ホッパー 17,18…カ
ッター 20…押え板 22…ミキシングホッパー 23…フィルター 2
4…粉砕物受箱 25…ミキシングスクリュー 26…ホッパー部
27…仕切り蓋
真空ポンプ 11…粗砕装置 12…粉砕装置 13…中間蓋
14…連結ユニット 15…外蓋 16…吸引ホッパー 17,18…カ
ッター 20…押え板 22…ミキシングホッパー 23…フィルター 2
4…粉砕物受箱 25…ミキシングスクリュー 26…ホッパー部
27…仕切り蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック製品を射出成形する際に生
成するスプールランナー等の長尺物のリサイクル装置で
あって、粗砕装置と粉砕装置とを上下に連設するととも
に、粗砕装置の頂部に設けた外蓋の下方には、ガイドシ
ャフトを介して押し込み用押え板を一体的に設けてな
り、かつ、粗砕装置と粉砕装置との間に設けた中間蓋と
前記外蓋とは、一方が開のとき他方が閉となるように相
反して作動するように形成し、前記粗砕装置及び粉砕装
置により前記長尺物を処理して得られた粉砕物を、射出
成形機に返送するように構成したことを特徴とする射出
成形品のリサイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7407791U JP2561571Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 射出成形品のリサイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7407791U JP2561571Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 射出成形品のリサイクル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526326U true JPH0526326U (ja) | 1993-04-06 |
JP2561571Y2 JP2561571Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13536750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7407791U Expired - Lifetime JP2561571Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 射出成形品のリサイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561571Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256339A (ja) * | 2002-01-23 | 2006-09-28 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | 再生熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
CN107825655A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-23 | 江苏悦达兴业汽车配件有限公司 | 一种用于汽车零配件生产的智能注塑设备 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP7407791U patent/JP2561571Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256339A (ja) * | 2002-01-23 | 2006-09-28 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | 再生熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
JP4539921B2 (ja) * | 2002-01-23 | 2010-09-08 | 鈴鹿富士ゼロックス株式会社 | 再生熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
CN107825655A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-23 | 江苏悦达兴业汽车配件有限公司 | 一种用于汽车零配件生产的智能注塑设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561571Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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