JPH05262944A - 合成樹脂をベースとする材料、その製造方法、並びに特に皮革製造業、製紙業及び箱製造業の製品の製造におけるその使用 - Google Patents
合成樹脂をベースとする材料、その製造方法、並びに特に皮革製造業、製紙業及び箱製造業の製品の製造におけるその使用Info
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- JPH05262944A JPH05262944A JP4115406A JP11540692A JPH05262944A JP H05262944 A JPH05262944 A JP H05262944A JP 4115406 A JP4115406 A JP 4115406A JP 11540692 A JP11540692 A JP 11540692A JP H05262944 A JPH05262944 A JP H05262944A
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
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- C08K3/26—Carbonates; Bicarbonates
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/04—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
- C08L27/06—Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
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- C08L33/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L33/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C08L33/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, which oxygen atoms are present only as part of the carboxyl radical
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 皮革、紙、箱製品製造用合成樹脂ベースの新
規材料、その製法及び使用の開示。 【構成】 A.下記の組成: PVC懸濁液:0〜95重量%、PVCエマルジョン:
0〜95重量%、耐折強さの改善に適した1種類以上の
改質用樹脂からなるシステム:5〜25重量%、アクリ
ル樹脂:0〜3重量%の樹脂システムと、B.樹脂シス
テムA100g当たり、0〜15gの可塑剤、0〜3g
の二次熱安定剤、1〜3gの熱安定剤、0.5〜4gの
潤滑システム、0〜20gの鉱物性充填剤、0〜5gの
着色システム、0〜1gの紫外線遮断剤、及び0〜1g
の酸化防止剤とを主に含んでいる合成材料に関する。こ
の材料は、厚さ0.2〜1.5mmのシートの形状を有
する。
規材料、その製法及び使用の開示。 【構成】 A.下記の組成: PVC懸濁液:0〜95重量%、PVCエマルジョン:
0〜95重量%、耐折強さの改善に適した1種類以上の
改質用樹脂からなるシステム:5〜25重量%、アクリ
ル樹脂:0〜3重量%の樹脂システムと、B.樹脂シス
テムA100g当たり、0〜15gの可塑剤、0〜3g
の二次熱安定剤、1〜3gの熱安定剤、0.5〜4gの
潤滑システム、0〜20gの鉱物性充填剤、0〜5gの
着色システム、0〜1gの紫外線遮断剤、及び0〜1g
の酸化防止剤とを主に含んでいる合成材料に関する。こ
の材料は、厚さ0.2〜1.5mmのシートの形状を有
する。
Description
【0001】本発明は、特に皮革製造業(maroqu
inerie)、製紙業(papeterie)及び箱
製造業(boitage)の製品の製造に使用するため
の合成樹脂ベースの新規材料、その製造方法及び使用に
関する。
inerie)、製紙業(papeterie)及び箱
製造業(boitage)の製品の製造に使用するため
の合成樹脂ベースの新規材料、その製造方法及び使用に
関する。
【0002】現在のところ、皮革製造業、製紙業及び箱
製造業で使用できる合成材料をベースとし薄板(シー
ト)から形成される製品は、通常ポリプロピレン製、ポ
リエチレン製であり、時にはポリ塩化ビニル(PVC)
製のものもある。厚さは通常0.3〜2mmである。
製造業で使用できる合成材料をベースとし薄板(シー
ト)から形成される製品は、通常ポリプロピレン製、ポ
リエチレン製であり、時にはポリ塩化ビニル(PVC)
製のものもある。厚さは通常0.3〜2mmである。
【0003】しかしながら、既に広く使用されているこ
れらの製品には特に下記のような問題点がある: − ポリプロピレン及びポリエチレンの薄板、又はこれ
ら2種類のポリマーの混合物からなる薄板の場合には、
最終製品に十分な剛性を与えるために厚さを比較的大き
くしなければならない。
れらの製品には特に下記のような問題点がある: − ポリプロピレン及びポリエチレンの薄板、又はこれ
ら2種類のポリマーの混合物からなる薄板の場合には、
最終製品に十分な剛性を与えるために厚さを比較的大き
くしなければならない。
【0004】− これらの製品は弾性記憶、即ち初期状
態を回復しようとする性状を有する。 − これらの製品に印刷を施す場合は通常、印刷の前
に、CORONA法のような公知の方法で表面処理を行
わなければならない。
態を回復しようとする性状を有する。 − これらの製品に印刷を施す場合は通常、印刷の前
に、CORONA法のような公知の方法で表面処理を行
わなければならない。
【0005】− これらの製品の熱間刻印(marqu
age a chaud)は、これらの製品を同種間で
溶接する場合と同様に困難であり、特別な構造の機械を
必要とする。
age a chaud)は、これらの製品を同種間で
溶接する場合と同様に困難であり、特別な構造の機械を
必要とする。
【0006】更に、これらの製品のパラフィン質の感触
は必ずしも評価されていない。
は必ずしも評価されていない。
【0007】余り使用されていない剛性PVCの場合
は、特に耐折強さと、耐寒性と、もろくてカサカサした
感触とに問題がある。
は、特に耐折強さと、耐寒性と、もろくてカサカサした
感触とに問題がある。
【0008】そのため、より薄い厚さで同等の剛性をも
って使用することができ、耐衝撃性が極めて高く、弾性
記憶を有しておらず、特に適応した溝付けによる折曲げ
に対する耐折強さが大きく、優れた印刷適性を有し、プ
レスのような装置を用いて、特に十分に適応した方法で
溶接、溶接−切断及び溝付けを行うことができる高周波
溶接機を用いて、特に最終製品に加工できるような合成
材料が必要とされている。
って使用することができ、耐衝撃性が極めて高く、弾性
記憶を有しておらず、特に適応した溝付けによる折曲げ
に対する耐折強さが大きく、優れた印刷適性を有し、プ
レスのような装置を用いて、特に十分に適応した方法で
溶接、溶接−切断及び溝付けを行うことができる高周波
溶接機を用いて、特に最終製品に加工できるような合成
材料が必要とされている。
【0009】本発明では、ポリ塩化ビニル(PVC)を
主成分とし、前述の要件を予想外のことに驚くほど満た
す合成材料を提供する。
主成分とし、前述の要件を予想外のことに驚くほど満た
す合成材料を提供する。
【0010】本発明の材料は、本質的に下記の成分から
なることを特徴とする: A.下記の組成の樹脂システム: − PVC懸濁液:0〜95重量%、 − PVCエマルジョン:0〜95重量%、 − 耐折強さの改善に適した1種類以上の改質用樹脂か
らなるシステム:5〜25重量%、 − アクリル樹脂:0〜3重量%。
なることを特徴とする: A.下記の組成の樹脂システム: − PVC懸濁液:0〜95重量%、 − PVCエマルジョン:0〜95重量%、 − 耐折強さの改善に適した1種類以上の改質用樹脂か
らなるシステム:5〜25重量%、 − アクリル樹脂:0〜3重量%。
【0011】B.樹脂システムA100g当たり、 − 0〜15gの可塑剤、 − 0〜3gの二次熱安定剤、 − 1〜3gの熱安定剤、 − 0.5〜4gの潤滑システム、 − 0〜20gの鉱物性充填剤、 − 0〜5gの着色システム、 − 0〜1gの紫外線遮断剤(anti−UV)、及び − 0〜1gの酸化防止剤。
【0012】「PVC懸濁液」は、使用するポリ塩化ビ
ニルが当業者に公知の懸濁プロセスによって生成したも
のであることを意味する。
ニルが当業者に公知の懸濁プロセスによって生成したも
のであることを意味する。
【0013】本発明で使用し得るPVC懸濁液として
は、例えばLVM社のS 5703、BASF社のS
5715又はATOCHEM社のS 071のような市
販製品が挙げられる。
は、例えばLVM社のS 5703、BASF社のS
5715又はATOCHEM社のS 071のような市
販製品が挙げられる。
【0014】このPVC懸濁液は、ドイツ工業規格DI
N 53 726に従って測定して57〜70のK値
(K−Wert値とも称する)を有すると有利である。
N 53 726に従って測定して57〜70のK値
(K−Wert値とも称する)を有すると有利である。
【0015】「PVCエマルジョン」は、使用するポリ
塩化ビニルが当業者に公知のエマルジョンプロセスによ
って生成したものであることを意味する。
塩化ビニルが当業者に公知のエマルジョンプロセスによ
って生成したものであることを意味する。
【0016】本発明で使用し得るPVCエマルジョンと
しては、例えばSOLVAY社のSOLVIC(登録商
標)357 NC、ATOCHEM社のE 600又は
HULS社のE 6007のような市販製品が挙げられ
る。
しては、例えばSOLVAY社のSOLVIC(登録商
標)357 NC、ATOCHEM社のE 600又は
HULS社のE 6007のような市販製品が挙げられ
る。
【0017】本発明者は、特定の改質用樹脂が、比較的
少ない割合でPVCベースの組成物に加えた場合でも、
これらの組成物で製造した材料の耐折強さを大幅に改善
することを発見した。
少ない割合でPVCベースの組成物に加えた場合でも、
これらの組成物で製造した材料の耐折強さを大幅に改善
することを発見した。
【0018】特に、本発明で使用する耐折強さの改善に
適した1種類以上の改質用樹脂からなるシステムは、例
えばGOODYEAR社から市販されているCHEMI
GUM(登録商標)P83、P90又はP8B1Aのよ
うなアクリロニトリル−ブタジエン系樹脂、DOW社か
ら市販されているTYRIN(登録商標)3615又は
TYRIN(登録商標)6000のような塩素化ポリエ
チレン系樹脂、並びにDU PONT社から市販されて
いるHYTREL(登録商標)55D又は63Dのよう
なポリエステル系エラストマー樹脂の中から選択した1
〜3種類の樹脂を含むのが有利である。
適した1種類以上の改質用樹脂からなるシステムは、例
えばGOODYEAR社から市販されているCHEMI
GUM(登録商標)P83、P90又はP8B1Aのよ
うなアクリロニトリル−ブタジエン系樹脂、DOW社か
ら市販されているTYRIN(登録商標)3615又は
TYRIN(登録商標)6000のような塩素化ポリエ
チレン系樹脂、並びにDU PONT社から市販されて
いるHYTREL(登録商標)55D又は63Dのよう
なポリエステル系エラストマー樹脂の中から選択した1
〜3種類の樹脂を含むのが有利である。
【0019】本発明で使用し得るアクリル樹脂として
は、ROHM AND HAAS社のPARALOID
(登録商標)K 120 ND、K 130又はK 1
75のような市販製品が挙げられる。
は、ROHM AND HAAS社のPARALOID
(登録商標)K 120 ND、K 130又はK 1
75のような市販製品が挙げられる。
【0020】本発明で使用する可塑剤は、フタル酸エス
テル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル又はト
リメリット酸エステルからなるのが有利である。
テル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル又はト
リメリット酸エステルからなるのが有利である。
【0021】フタル酸エステルとしては特に、EXXO
N社から市販されているJAYFLEX(登録商標)D
IUPを使用し得る。トリメリット酸エステルとしては
特に、CIBA−GEIGY社から市販されているRE
OMOL(登録商標)LTMを使用し得る。
N社から市販されているJAYFLEX(登録商標)D
IUPを使用し得る。トリメリット酸エステルとしては
特に、CIBA−GEIGY社から市販されているRE
OMOL(登録商標)LTMを使用し得る。
【0022】本発明で使用する二次熱安定剤は、大豆油
エポキシ化物、ヘキサコサ−ヒドロキシジ炭酸テトラア
ルミニウム及びノナマグネシウム七水和物、又はこれら
を混合したものからなるのが有利である。
エポキシ化物、ヘキサコサ−ヒドロキシジ炭酸テトラア
ルミニウム及びノナマグネシウム七水和物、又はこれら
を混合したものからなるのが有利である。
【0023】大豆油エポキシ化物としては特に、CIB
A−GEIGY社のREOPLAST(登録商標)39
又はHENKEL社のEDENOL(登録商標)D 8
1のような市販製品を使用し得る。
A−GEIGY社のREOPLAST(登録商標)39
又はHENKEL社のEDENOL(登録商標)D 8
1のような市販製品を使用し得る。
【0024】ヘキサコサ−ヒドロキシジ炭酸テトラアル
ミニウム及びノナマグネシウム七水和物の具体例として
は、MITSUI TOATSU CHEMICAL社
から市販されているALCAMITZER(登録商標)
42が挙げられる。
ミニウム及びノナマグネシウム七水和物の具体例として
は、MITSUI TOATSU CHEMICAL社
から市販されているALCAMITZER(登録商標)
42が挙げられる。
【0025】熱安定剤は、オクチル−スズメルカプチド
のような化合物又は混合物、特にトリ−(2−エチルヘ
キシルメルカプト−酢酸)モノオクチル−スズとビス−
(2−エチルヘキシルメルカプト−酢酸)ジ−n−オク
チル−スズとの混合物、例えばCIBA−GEIGY社
から市販されている17 MOKS(登録商標)、PO
LYTITAN社から市販されているSTANOFIX
(登録商標)A 363又はHARCROS社から市販
されているOT 650からなると有利である。
のような化合物又は混合物、特にトリ−(2−エチルヘ
キシルメルカプト−酢酸)モノオクチル−スズとビス−
(2−エチルヘキシルメルカプト−酢酸)ジ−n−オク
チル−スズとの混合物、例えばCIBA−GEIGY社
から市販されている17 MOKS(登録商標)、PO
LYTITAN社から市販されているSTANOFIX
(登録商標)A 363又はHARCROS社から市販
されているOT 650からなると有利である。
【0026】潤滑システムは、内部滑剤、外部滑剤もし
くは内部−外部滑剤、又はこれらを混合したものからな
り得る。
くは内部−外部滑剤、又はこれらを混合したものからな
り得る。
【0027】本発明で使用し得る内部滑剤としては、ペ
ンタエリトリトールと長鎖脂肪酸とのエステル、例えば
BARLOCHER社から市販されているCIRE B
216、又は脂肪酸とグリセロールとの部分エステ
ル、例えばHENKEL社から市販されているLOXI
OL(登録商標)G 16が挙げられる。
ンタエリトリトールと長鎖脂肪酸とのエステル、例えば
BARLOCHER社から市販されているCIRE B
216、又は脂肪酸とグリセロールとの部分エステ
ル、例えばHENKEL社から市販されているLOXI
OL(登録商標)G 16が挙げられる。
【0028】本発明で使用し得る外部滑剤としては、分
子量の小さいポリエチレンワックス、例えばALLIE
D CHEMICAL社のCIREAC 316が挙げ
られる。
子量の小さいポリエチレンワックス、例えばALLIE
D CHEMICAL社のCIREAC 316が挙げ
られる。
【0029】本発明で使用し得る内部−外部滑剤として
は、モンタン酸とエチレングリコールとのエステル、例
えばHOECHST社のCIRE Eが挙げられる。
は、モンタン酸とエチレングリコールとのエステル、例
えばHOECHST社のCIRE Eが挙げられる。
【0030】本発明で使用する鉱物性充填剤は、炭酸カ
ルシウム、タルク又はシリカのタイプであってよい。
ルシウム、タルク又はシリカのタイプであってよい。
【0031】炭酸カルシウムとしては、OMYA社から
市販されているOMYALITHE(登録商標)が挙げ
られる。タルクは、DUCANCEL社から市販されて
いるTALC 10 MOであってよい。シリカとして
は、DEGUSSA社から市販されているFK 310
を使用し得る。
市販されているOMYALITHE(登録商標)が挙げ
られる。タルクは、DUCANCEL社から市販されて
いるTALC 10 MOであってよい。シリカとして
は、DEGUSSA社から市販されているFK 310
を使用し得る。
【0032】本発明で使用する着色システムは染料又は
顔料、例えば酸化チタン、鋭錐石もしくは金紅石、カー
ボンブラック、例えばCIBA−GEIGY社のブラッ
クPVQ 85もしくはPVCプレートの製造で一般的
に使用されている金属酸化物であるか、又は場合によっ
ては染料及び/又は顔料の混合物であり得る。
顔料、例えば酸化チタン、鋭錐石もしくは金紅石、カー
ボンブラック、例えばCIBA−GEIGY社のブラッ
クPVQ 85もしくはPVCプレートの製造で一般的
に使用されている金属酸化物であるか、又は場合によっ
ては染料及び/又は顔料の混合物であり得る。
【0033】本発明で使用し得るUV遮断剤の具体例と
しては、N−(2−エトキシフェニル)−N’−(2−
エチルフェニル)−エタンジアミド、例えばCIBA−
GEIGY社のTINUVIN(登録商標)312又は
同じくCIBA−GEIGY社のCHIMASSORB
(登録商標)H、並びにN,N’−(2−エトキシフェ
ニル)−オキソニリドが挙げられる。
しては、N−(2−エトキシフェニル)−N’−(2−
エチルフェニル)−エタンジアミド、例えばCIBA−
GEIGY社のTINUVIN(登録商標)312又は
同じくCIBA−GEIGY社のCHIMASSORB
(登録商標)H、並びにN,N’−(2−エトキシフェ
ニル)−オキソニリドが挙げられる。
【0034】本発明で使用し得る酸化防止剤としては、
立体障害を有するフェノール、例えばCIBA−GEI
GY社から市販されているIRGANOX(登録商標)
245、1070及び1076が挙げられる。
立体障害を有するフェノール、例えばCIBA−GEI
GY社から市販されているIRGANOX(登録商標)
245、1070及び1076が挙げられる。
【0035】本発明の材料は、PVCの加工工業で一般
的に使用されている当業者に公知のドライミックス法に
より、タイプA及びBの化合物の混合物から、カレンダ
リング又は押出し−カレンダリング(「キャストフィル
ム」)によって製造することができる。
的に使用されている当業者に公知のドライミックス法に
より、タイプA及びBの化合物の混合物から、カレンダ
リング又は押出し−カレンダリング(「キャストフィル
ム」)によって製造することができる。
【0036】この材料は通常、厚さが例えば0.2〜
1.5mmのシートの形状を有する。この材料には、P
VCシート工業で一般的に使用されている方法、例えば
凸状又は凹状のパターンを有する金属ロールと第2のカ
ウンタプレッションロールとの間での熱間型押しによっ
て、しぼ(grain)を付与し得る。
1.5mmのシートの形状を有する。この材料には、P
VCシート工業で一般的に使用されている方法、例えば
凸状又は凹状のパターンを有する金属ロールと第2のカ
ウンタプレッションロールとの間での熱間型押しによっ
て、しぼ(grain)を付与し得る。
【0037】有利な実施態様では、樹脂システムAの成
分と添加剤Bとを、PVCとその添加剤とのドライミッ
クスを調製するために一般的に使用されているタイプの
ターボミキサ装置で混合し、得られた混合物をカレンダ
リング又はカレンダリング−押出し加工にかけて、所望
の厚さ、有利には0.2〜1.5mmの厚さを有するシ
ートを形成する。このシートは、予め約200℃に設定
した温度で任意にしぼを付けた後、冷却ロールにかけて
室温まで徐々に冷却する。
分と添加剤Bとを、PVCとその添加剤とのドライミッ
クスを調製するために一般的に使用されているタイプの
ターボミキサ装置で混合し、得られた混合物をカレンダ
リング又はカレンダリング−押出し加工にかけて、所望
の厚さ、有利には0.2〜1.5mmの厚さを有するシ
ートを形成する。このシートは、予め約200℃に設定
した温度で任意にしぼを付けた後、冷却ロールにかけて
室温まで徐々に冷却する。
【0038】この漸進的冷却はシートの寸法を安定させ
る作用を有する。
る作用を有する。
【0039】このようにして製造した材料は、例えば所
定のフォーマットのロール、プレート又はシートの形態
で貯蔵する。
定のフォーマットのロール、プレート又はシートの形態
で貯蔵する。
【0040】本発明の材料はその製造方法又は貯蔵方法
に関係なく、同じ用途をもつ公知の材料より薄い厚さで
全体的により優れた特性を示す。
に関係なく、同じ用途をもつ公知の材料より薄い厚さで
全体的により優れた特性を示す。
【0041】ちなみに、本発明の材料はポリプロピレン
及び/又はポリエチレンをベースとする材料に比べて特
に耐性及び剛性が高く、(前述のような)記憶をもた
ず、印刷の前にCORONA法のような表面処理を施す
必要がなく、熱間刻印を例えばマーカープレスを用いて
極めて容易に行うことができる。
及び/又はポリエチレンをベースとする材料に比べて特
に耐性及び剛性が高く、(前述のような)記憶をもた
ず、印刷の前にCORONA法のような表面処理を施す
必要がなく、熱間刻印を例えばマーカープレスを用いて
極めて容易に行うことができる。
【0042】本発明の材料は、PVCベースの公知の材
料と比べると溝及び折り目を設けた場合の耐性が大き
く、従って特に製本と、箱のような頻繁に開閉される物
体の製造とに使用することができる。
料と比べると溝及び折り目を設けた場合の耐性が大き
く、従って特に製本と、箱のような頻繁に開閉される物
体の製造とに使用することができる。
【0043】また、本発明の材料は先行技術の材料と異
なり快適な感触を有する。即ち、パラフィン質の感触、
もろくてカサカサした感触がない。
なり快適な感触を有する。即ち、パラフィン質の感触、
もろくてカサカサした感触がない。
【0044】本発明の材料はPVCに使用されている方
法で何の問題もなく印刷できる。これは、長時間貯蔵し
た後でも同じである。
法で何の問題もなく印刷できる。これは、長時間貯蔵し
た後でも同じである。
【0045】本発明の材料は平圧機で切断し且つ溝付け
することができるだけでなく、高周波により溶接及び切
断−溶接することもできる。
することができるだけでなく、高周波により溶接及び切
断−溶接することもできる。
【0046】また、本発明の材料は前述の多数の利点及
び他の利点を保持しながら、類似の用途に使用される先
行技術の材料と同程度の原価で製造することができる。
び他の利点を保持しながら、類似の用途に使用される先
行技術の材料と同程度の原価で製造することができる。
【0047】本発明の材料は、特に所定フォーマットの
ロール、プレート又はシートの形態を有する場合に、主
として製紙業又は皮革製造業の製品、例えばファイル、
書類カバン、ジャケット(カバー)、陳列台、広告バッ
グ、箱等の製造に使用し得る。
ロール、プレート又はシートの形態を有する場合に、主
として製紙業又は皮革製造業の製品、例えばファイル、
書類カバン、ジャケット(カバー)、陳列台、広告バッ
グ、箱等の製造に使用し得る。
【0048】但し、本発明の材料をベースとする製品は
前述の方法以外の方法、例えば、成分AとBとの混合物
を例えばカレンダリング又はカレンダリング−押出し加
工することによって形成したシート又はプレートの熱成
形、又は前記混合物の射出成形によって製造することも
できる。
前述の方法以外の方法、例えば、成分AとBとの混合物
を例えばカレンダリング又はカレンダリング−押出し加
工することによって形成したシート又はプレートの熱成
形、又は前記混合物の射出成形によって製造することも
できる。
【0049】
【実施例】以下に非限定的実施例を挙げて本発明をより
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0050】実施例1:ターボミキサー装置で、 − S 5703タイプのPVC懸濁液:58重量%、 − SOLVIC(登録商標)357 NCタイプのP
VCエマルジョン:27重量%、 − CHEMIGUM(登録商標)P83:14重量
%、及び − PARALOID(登録商標)K 175タイプの
アクリル樹脂:1重量%の混合物と、この混合物100
g当たり、 − 2.0gのREOPLAST(登録商標)39タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 0.275gのALCAMITZER(登録商標)
42タイプのヘキサコサ −ヒドロキシジ炭酸テトラアルミニウム及びノナマグネ
シウム七水和物、 − 1.500gのMOKS(登録商標)17タイプの
オクチル−スズメルカプチド、 − 0.700gのCIRE B 216タイプのペン
タエリトリトールエステル、 − 0.100gのAC 316タイプのポリエチレン
ワックス、 − 3.000gのPVQ 85タイプの黒色顔料、 − 0.410gのN−(2−エトキシフェニル)−
N’−(2−エチルフェニル)−エタンジアミド又は
N,N’−(2−エトキシフェニル)−オキソニリド、
及び − 立体障害フェノールとしての0.700gのIRG
ANOX(登録商標)1076 とを十分に混合する。
VCエマルジョン:27重量%、 − CHEMIGUM(登録商標)P83:14重量
%、及び − PARALOID(登録商標)K 175タイプの
アクリル樹脂:1重量%の混合物と、この混合物100
g当たり、 − 2.0gのREOPLAST(登録商標)39タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 0.275gのALCAMITZER(登録商標)
42タイプのヘキサコサ −ヒドロキシジ炭酸テトラアルミニウム及びノナマグネ
シウム七水和物、 − 1.500gのMOKS(登録商標)17タイプの
オクチル−スズメルカプチド、 − 0.700gのCIRE B 216タイプのペン
タエリトリトールエステル、 − 0.100gのAC 316タイプのポリエチレン
ワックス、 − 3.000gのPVQ 85タイプの黒色顔料、 − 0.410gのN−(2−エトキシフェニル)−
N’−(2−エチルフェニル)−エタンジアミド又は
N,N’−(2−エトキシフェニル)−オキソニリド、
及び − 立体障害フェノールとしての0.700gのIRG
ANOX(登録商標)1076 とを十分に混合する。
【0051】この混合物を、4本ロールカレンダによる
カレンダリングにかけ、カレンダリングライン上でしぼ
を付けた厚さ0.5mmのシートを形成する。
カレンダリングにかけ、カレンダリングライン上でしぼ
を付けた厚さ0.5mmのシートを形成する。
【0052】このようにして形成した材料は、溝付け−
溶接し且つ任意に印刷した後、後でファイルに加工する
ために所定フォーマットのシートの形態で貯蔵する。
溶接し且つ任意に印刷した後、後でファイルに加工する
ために所定フォーマットのシートの形態で貯蔵する。
【0053】実施例2:ターボミキサー装置で、 − S 5715タイプのPVC懸濁液:55重量%、 − E 600タイプのPVCエマルジョン:30重量
%、 − CHEMIGUM(登録商標)P90:13重量
%、及び − PARALOID(登録商標)K 120 ND:
2重量%の混合物と、この混合物100g当たり、 − 1.5gのEDENOL(登録商標)D 81タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 1.8gのオクチル−スズメルカプチド、 − 1.0gのLOXIOL(登録商標)G 16、 − 0.5gのCIRE E、 − 3.5gの鋭錐石タイプのチタンAT1、 − 0.3gのUV遮断剤、及び − 0.5gの酸化防止剤 とを十分に混合する。
%、 − CHEMIGUM(登録商標)P90:13重量
%、及び − PARALOID(登録商標)K 120 ND:
2重量%の混合物と、この混合物100g当たり、 − 1.5gのEDENOL(登録商標)D 81タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 1.8gのオクチル−スズメルカプチド、 − 1.0gのLOXIOL(登録商標)G 16、 − 0.5gのCIRE E、 − 3.5gの鋭錐石タイプのチタンAT1、 − 0.3gのUV遮断剤、及び − 0.5gの酸化防止剤 とを十分に混合する。
【0054】この混合物を実施例1と同様に処理する。
【0055】実施例3:ターボミキサー装置で、 − S 071タイプのPVC懸濁液:63重量%、 − E 6007タイプのPVCエマルジョン:27重
量%、 − TYRIN(登録商標)6000:9重量%、及び − K 130タイプのアクリル樹脂:1重量% の混合物と、この混合物100g当たり、 − 10gのJAYFLEX(登録商標)DIUPタイ
プのフタル酸ジイソウンデシル、 − 3.0gのEDENOL(登録商標)D 81タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 2.2gのMOKS(登録商標)17タイプのオク
チル−スズメルカプチド、 − 10gのOMYALITHE(登録商標)90タイ
プの鉱物性充填剤、 − 3.5gの鋭錐石タイプのチタンAT1、 − 0.3gのUV遮断剤、及び − 0.5gの酸化防止剤 とを十分に混合する。
量%、 − TYRIN(登録商標)6000:9重量%、及び − K 130タイプのアクリル樹脂:1重量% の混合物と、この混合物100g当たり、 − 10gのJAYFLEX(登録商標)DIUPタイ
プのフタル酸ジイソウンデシル、 − 3.0gのEDENOL(登録商標)D 81タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 2.2gのMOKS(登録商標)17タイプのオク
チル−スズメルカプチド、 − 10gのOMYALITHE(登録商標)90タイ
プの鉱物性充填剤、 − 3.5gの鋭錐石タイプのチタンAT1、 − 0.3gのUV遮断剤、及び − 0.5gの酸化防止剤 とを十分に混合する。
【0056】この混合物を実施例1と同様に処理する。
【0057】実施例4:ターボミキサー装置で、 − E 600タイプのPVCエマルジョン:85重量
%、 − CHEMIGUM(登録商標)P 90タイプのア
クリロニトリル−ブタジエン樹脂:8重量%、 − HYTREL(登録商標)63 Dタイプのポリエ
ステルエラストマー:4重量%、及び − PARALOID(登録商標)K 120 NDタ
イプのアクリル樹脂:3重量%の混合物と、この混合物
100g当たり、 − 7gのREOMOL(登録商標)LTMタイプのト
リメリット酸エステル、 − 1.5gのREOPLAST(登録商標)39タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 1.8gのSTANOFIX(登録商標)A 36
3タイプのオクチル−スズメルカプチド、 − 1.0gのLOXIOL(登録商標)G 16、 − 0.5gのCIRE E、 − 0.8gのTALC 10 MOタイプのタルク、 − 3.2gの顔料混合物、及び − 0.4gのIRGANOX(登録商標)1070タ
イプの酸化防止剤とを十分に混合する。
%、 − CHEMIGUM(登録商標)P 90タイプのア
クリロニトリル−ブタジエン樹脂:8重量%、 − HYTREL(登録商標)63 Dタイプのポリエ
ステルエラストマー:4重量%、及び − PARALOID(登録商標)K 120 NDタ
イプのアクリル樹脂:3重量%の混合物と、この混合物
100g当たり、 − 7gのREOMOL(登録商標)LTMタイプのト
リメリット酸エステル、 − 1.5gのREOPLAST(登録商標)39タイ
プの大豆油エポキシ化物、 − 1.8gのSTANOFIX(登録商標)A 36
3タイプのオクチル−スズメルカプチド、 − 1.0gのLOXIOL(登録商標)G 16、 − 0.5gのCIRE E、 − 0.8gのTALC 10 MOタイプのタルク、 − 3.2gの顔料混合物、及び − 0.4gのIRGANOX(登録商標)1070タ
イプの酸化防止剤とを十分に混合する。
【0058】この混合物を実施例1と同様に処理する。
【0059】実施例1〜4で製造した本発明の合成材料
シートは、例えば切断及び溝付けにより、軽量で剛性が
あって耐性及び耐久性に優れた箱の製造に使用すること
ができる。
シートは、例えば切断及び溝付けにより、軽量で剛性が
あって耐性及び耐久性に優れた箱の製造に使用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/28 LDA 7107−4J 33/08 LJA 7921−4J 67/00 LPA 8933−4J (72)発明者 ジヤン−ピエール・ブケ フランス国、エフ−94170・ル・ペロー・ スユール・マルヌ、アレ・マリニイ・8 (72)発明者 ジヤツク・ムニエ フランス国、エフ−27500・マンビル・ス ユール・リスル、ラ・ビベルリイ(番地な し)
Claims (15)
- 【請求項1】本質的に、 A.下記の組成: − PVC懸濁液:0〜95重量%、 − PVCエマルジョン:0〜95重量%、 − 耐折強さの改善に適した1種類以上の改質用樹脂か
らなるシステム:5〜25重量%、 − アクリル樹脂:0〜3重量%の樹脂システムと、 B.樹脂システムA100g当たり、 − 0〜15gの可塑剤、 − 0〜3gの二次熱安定剤、 − 1〜3gの熱安定剤、 − 0.5〜4gの潤滑システム、 − 0〜20gの鉱物性充填剤、 − 0〜5gの着色システム、 − 0〜1gの紫外線遮断剤(anti−UV)、及び − 0〜1gの酸化防止剤 とを含んでいることを特徴とする合成材料。 - 【請求項2】耐折強さの改善に適した1種類以上の改質
用樹脂からなるシステムが、アクリロニトリル−ブタジ
エン系樹脂、塩素化ポリエチレン系樹脂、及びポリエス
テル系エラストマー樹脂から選択した1〜3種類の樹脂
を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の合成材
料。 - 【請求項3】可塑剤が、フタル酸エステル、アジピン酸
エステル、セバシン酸エステル又はトリメリット酸エス
テルからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
合成材料。 - 【請求項4】二次熱安定剤が、大豆油エポキシ化物、ヘ
キサコサ−ヒドロキシジ炭酸テトラアルミニウム及びノ
ナマグネシウム七水和物、又はこれらを混合したものか
らなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項
に記載の合成材料。 - 【請求項5】熱安定剤が、オクチル−スズメルカプチド
のような化合物又は混合物からなることを特徴とする請
求項1から4のいずれか一項に記載の合成材料。 - 【請求項6】潤滑システムが、内部滑剤、外部滑剤、内
部−外部滑剤又はこれらを混合したものからなることを
特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の合成
材料。 - 【請求項7】内部滑剤が、ペンタエリトリトールと長鎖
脂肪酸とのエステル又は脂肪酸とグリセロールとの部分
エステルであることを特徴とする請求項6に記載の合成
材料。 - 【請求項8】外部滑剤が、低分子量のポリエチレンワッ
クスであることを特徴とする請求項6又は7に記載の合
成材料。 - 【請求項9】内部−外部滑剤が、モンタン酸とエチレン
グリコールとのエステルであることを特徴とする請求項
6から8のいずれか一項に記載の合成材料。 - 【請求項10】鉱物性充填剤が、炭酸カルシウム、タル
ク又はシリカのタイプであることを特徴とする請求項1
から9のいずれか一項に記載の合成材料。 - 【請求項11】着色システムが、染料、顔料又は染料及
び/又は顔料の混合物であることを特徴とする請求項1
から10のいずれか一項に記載の合成材料。 - 【請求項12】UV遮断剤が、N−(2−エトキシフェ
ニル)−N’−(2−エチルフェニル)−エタンジアミ
ド又はN,N’−(2−エトキシフェニル)−オキソニ
リドであることを特徴とする請求項1から11のいずれ
か一項に記載の合成材料。 - 【請求項13】酸化防止剤が、立体障害を有するフェノ
ールであることを特徴とする請求項1から12のいずれ
か一項に記載の合成材料。 - 【請求項14】請求項1から13のいずれか一項に記載
の合成材料の製造方法であって、 − 樹脂システムAの成分と添加剤Bとをターボミキサ
ー装置で混合し、 − 得られた混合物をカレンダリング又はカレンダリン
グ−押出し加工にかけて、所望の厚さのシートを形成
し、 − 形成したシートに、予め約200℃に設定した温度
で任意にしぼを付け、 − 前記シートを冷却ロールにかけて室温まで徐々に冷
却する ことを特徴とする製造方法。 - 【請求項15】皮革製造業、製紙業又は箱製造業の製品
を製造するための、請求項1から13のいずれか一項に
記載の合成材料の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9104289A FR2675151B1 (fr) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | Materiau a base de resines synthetiques, procede pour sa fabrication et ses utilisations, notamment dans la fabrication d'articles de maroquinerie, de papeterie et de boitage. |
FR9104289 | 1991-04-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05262944A true JPH05262944A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=9411621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4115406A Pending JPH05262944A (ja) | 1991-04-09 | 1992-04-08 | 合成樹脂をベースとする材料、その製造方法、並びに特に皮革製造業、製紙業及び箱製造業の製品の製造におけるその使用 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0508879B1 (ja) |
JP (1) | JPH05262944A (ja) |
AT (1) | ATE140251T1 (ja) |
CA (1) | CA2065595A1 (ja) |
DE (1) | DE69212038D1 (ja) |
FI (1) | FI921578A (ja) |
FR (1) | FR2675151B1 (ja) |
IE (1) | IE921120A1 (ja) |
NO (1) | NO921342L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110477550A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-11-22 | 浙江华阳箱包皮件有限公司 | 一种防磨损纳米箱包及其制造工艺 |
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---|---|---|---|---|
CN104558913A (zh) * | 2013-10-22 | 2015-04-29 | 宁夏金黄河塑业有限责任公司 | 一种聚乙烯骨架式半空气绝缘层、高阻燃pvc电缆护套 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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NL244068A (ja) * | 1959-04-15 | |||
JPS4911259B1 (ja) * | 1970-06-04 | 1974-03-15 | ||
JPS5928342B2 (ja) * | 1976-06-16 | 1984-07-12 | 三菱樹脂株式会社 | 耐衝撃性塩化ビニル樹脂組成物 |
SU1073262A1 (ru) * | 1982-05-31 | 1984-02-15 | Башкирский государственный университет им.40-летия Октября | Полимерна композици дл тентовой искусственной кожи |
JPS5976579A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-01 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 金属体の防食方法 |
SU1409639A1 (ru) * | 1985-04-03 | 1988-07-15 | Хлюпинский завод "Стройполимер" | Композици дл получени полимерной пленки |
-
1991
- 1991-04-09 FR FR9104289A patent/FR2675151B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-07 DE DE69212038T patent/DE69212038D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-07 EP EP92400962A patent/EP0508879B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-07 AT AT92400962T patent/ATE140251T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-04-07 NO NO92921342A patent/NO921342L/no unknown
- 1992-04-08 JP JP4115406A patent/JPH05262944A/ja active Pending
- 1992-04-08 IE IE112092A patent/IE921120A1/en unknown
- 1992-04-08 CA CA002065595A patent/CA2065595A1/en not_active Abandoned
- 1992-04-09 FI FI921578A patent/FI921578A/fi unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110477550A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-11-22 | 浙江华阳箱包皮件有限公司 | 一种防磨损纳米箱包及其制造工艺 |
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DE69212038D1 (de) | 1996-08-14 |
IE921120A1 (en) | 1992-10-21 |
NO921342L (no) | 1992-10-12 |
FR2675151A1 (fr) | 1992-10-16 |
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FI921578A0 (fi) | 1992-04-09 |
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NO921342D0 (no) | 1992-04-07 |
ATE140251T1 (de) | 1996-07-15 |
EP0508879B1 (fr) | 1996-07-10 |
CA2065595A1 (en) | 1992-10-10 |
FR2675151B1 (fr) | 1994-01-21 |
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