JPH05262393A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

Info

Publication number
JPH05262393A
JPH05262393A JP9358592A JP9358592A JPH05262393A JP H05262393 A JPH05262393 A JP H05262393A JP 9358592 A JP9358592 A JP 9358592A JP 9358592 A JP9358592 A JP 9358592A JP H05262393 A JPH05262393 A JP H05262393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
nozzle
liquid material
discharge
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9358592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kamimura
賢次 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP9358592A priority Critical patent/JPH05262393A/ja
Publication of JPH05262393A publication Critical patent/JPH05262393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体吐出装置において、液体材料がノズル内
に残留することがなく、液だれや糸引きを生じないよう
にする。 【構成】 下端部にノズル7を有する吐出ヘッド2の側
面に1回の吐出量の液体材料6を送り込む液体押出し装
置16を接続し、吐出ヘッド2の上面に加圧気体21を
送り込むための気体圧送装置19を接続する。液体押出
し装置16によりノズル7から液体材料6を吐出させた
後、吐出ヘッド2内に加圧気体21を送り込んでノズル
7内に残留している液体材料6をノズル7から強制的に
排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体吐出装置に関する。
具体的にいうと、本発明は、定量の液体材料をノズルか
ら吐出させるための液体吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より液体吐出装置としては、種々の
方式のものが用いられている。例えば、空気圧によって
液体材料をノズルから押出す空気圧送式や、チューブを
ローラ等で絞るようにしてチューブの先のノズルから液
体材料を絞り出すチューブ式、ピストンによってホッパ
からの液体材料の吸込みとノズルからの押出しを繰り返
すピストン式、あるいは、ギアポンプ式、バルブ式、ス
クリューポンプ式等の液体吐出装置が知られている。
【0003】これらはいずれも主に液体材料の定量吐出
を目的とするものであって、ノズルから液体材料を連続
的に、あるいは間欠的に吐出させる構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
種方式の液体吐出装置にあっては、いずれも液体材料を
吐出し終えた後、ノズル内に液体材料が残留していた。
このため、つぎのような問題が発生していた。
【0005】ノズル内に残った残留液が自重によって
自然落下する液だれ(液垂れ)が発生し、液体材料を吐
出する対象物の塗布箇所の周囲や液体吐出装置の周辺等
に液だれが付着し、そのため対象物や液体吐出装置等の
外観を損ねたり、それらの機能を劣化させたりする。 吐出された液体材料とノズル内の残留液との間に糸引
きが発生し、この糸が液体吐出装置の周囲に付着して外
観や周囲の環境を損ねる。このため糸引きを切る作業が
必要となり、手間がかかっていた。 ノズル内に残留した液体材料を放置しておくと、ノズ
ル内の残留液が硬化し、ノズル詰りが発生する。このた
め、吐出休止時間が長い場合には人力でノズルを掃除す
る必要があった。あるいは、残留液がノズル内で硬化し
ないよう定期的に液体材料をノズルから排出させなけれ
ばならず、経済性が悪かった。
【0006】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、液体材料が
ノズル内に残留することがなく、液だれや糸引きを生じ
ない液体吐出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液体吐出装置
は、液体材料を吐出するノズルと、当該ノズルに1回の
吐出量の液体材料を送り込む装置と、当該ノズルに気体
を送り込んでノズル内の残留液体材料を排出させるため
の装置を備えたことを特徴としている。
【0008】また、この液体吐出装置には、ノズル内を
洗浄するための装置を具備させてもよい。
【0009】
【作用】本発明の液体吐出装置にあっては、ノズルに1
回の吐出量の液体材料を送り込んでノズルから吐出させ
た後、ノズルに気体を送り込み、ノズルに残留している
液体材料を強制的にノズルから排出する。ノズルから排
出される残留液は、液体材料を吐出する対象物の上に吐
出させるようにすれば、無駄なく液体材料を使用するこ
とができると共に対象物の周囲や液体吐出装置等を汚す
ことがない。
【0010】したがって、液体材料の吐出休止時にはノ
ズル内は空になっているので、ノズルからの液だれや糸
引き等が起こらず、液体材料による汚染のために対象物
や液体吐出装置の外観を損ねたり、それらの機能を損ね
たりすることを防止できる。しかも、吐出休止時にはノ
ズル内は空になるので、液体材料の粘度やノズルの口径
等にかかわりなく、液だれや糸引きを防止することがで
き、特に、液体材料の粘度が低い場合やノズルの口径が
大きい場合にも効果的に液だれや糸引きを防止できる。
【0011】さらに、残留している液体材料の硬化によ
るノズル詰りが生じないので、ノズルを掃除する手間が
省け、省力化を図れる。あるいは、従来のように残留し
ている液体材料の硬化を防止するため定期的に液体材料
を排出させる必要もなく、経済性も向上する。
【0012】また、ノズル内を洗浄する装置を付加すれ
ば、ノズルを分解することなく、洗浄液によってノズル
を自動洗浄することができ、洗浄作業を簡略にすること
ができる。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例による液体吐出装置
1の概略断面図を示す。2は液体吐出装置1の吐出ヘッ
ドであって、吐出ヘッド2の上半部は加圧気体を送り込
まれる気体通路3となると共に気体通路3を開閉するた
めの気体通路開閉弁4を納めた弁室5となっており、吐
出ヘッド2の下半部は対象物(図示せず)に向けて定量
の液体材料(例えば、接着剤やインク等)6を吐出させ
るためのノズル7となっている。
【0014】ノズル7は、細径のニードル部8と、ニー
ドル部8よりも大径となった弁収納部9とから構成され
ている。弁収納部9の側面に開口された弁座穴11には
液体材料6の通路となるシリンダ12の先端が接続され
ており、弁収納部9内に配設された液体遮断弁10はバ
ネのような付勢手段13によって弁座穴11に弾性的に
押圧されている。この液体遮断弁10は、弁座穴11に
弾性的に押圧されているだけであるので、シリンダ12
側から大きな圧力を受けると開き、シリンダ12側から
受ける力が付勢手段13の弾性力よりも小さくなると閉
じる。
【0015】シリンダ12の基端部上面は液体材料6を
溜めた容器14の底面に接続されている。したがって、
容器14内の液体材料6は、容器14底面の液体供給口
15からシリンダ12内へ供給される。さらに、シリン
ダ12の基端には液体押出し装置16が設けられてお
り、液体押出し装置16のプランジャ17がシリンダ1
2内に摺動自在に圧入されている。しかして、液体押出
し装置16によってプランジャ17を後退させて容器底
面の液体供給口15を開くと、容器14内の液体材料6
がシリンダ12内に供給され、プランジャ17を突出さ
せると、液体遮断弁10を押し開いてシリンダ12内の
液体材料6をノズル7内へ送り込むことができるように
なっている。また、シリンダ容積によって液体材料6を
計量することができると共にプランジャ17の後退位置
もしくはストロークによって液体材料6の吐出量を調整
することができる。
【0016】弁室5の上端面には気体通路3と連通させ
るようにしてホース18の一端が接続され、該ホース1
8の他端は気体圧送装置19に接続されている。一方、
弁室5内には、弁室5とノズル7との間で気体通路3を
開閉するための気体通路開閉弁4と、気体通路開閉弁4
を開閉駆動させるための気体通路遮断機構20とが納め
られている。
【0017】つぎに、上記液体吐出装置1の動作を図2
(a)〜(f)にしたがって説明する。吐出休止中の液
体吐出装置1は、図2(a)に示すように、液体押出し
装置16のプランジャ17を後退させており、容器14
の液体供給口15を開口してシリンダ12内に定量の液
体材料6を充填させている。このとき、プランジャ17
のストロークによって供給量を調整することができる。
【0018】ついで、液体押出し装置16のプランジャ
17を突出させると、容器14の液体供給口15が閉じ
るので、シリンダ12内の液体材料6に圧力が掛かり、
図2(b)に示すように、この圧力のため付勢手段13
の弾性力に抗して液体遮断弁10が開き、シリンダ12
内の液体材料6がノズル7内に送り込まれる。このと
き、気体通路開閉弁4は閉じているので、ノズル7内の
液体材料6はノズル7下端から吐出される。
【0019】図2(c)はプランジャ17がストローク
端まで突き出されて必要量の吐出が終った状態を示して
おり、ノズル7内の液体材料6は既にノズル7から吐出
され、ノズル7の弁座穴11は液体遮断弁10によって
閉じられている。しかし、この段階では、ノズル7内の
下端部には若干の吐出液が吐出され切れずに残留してい
る。こうして液体材料6を吐出し終えると、図2(d)
に示すように、気体通路遮断機構20によって気体通路
開閉弁4を開き、ついで図2(e)に示すように、気体
圧送装置19によって吐出ヘッド2内に加圧気体21を
吹き込み、ノズル7内に残留していた液体材料6をノズ
ル7から強制的に排出する。
【0020】このとき、気体21の圧力によって液体遮
断弁10が弁座穴11に押圧されてより確実に閉じられ
るので、気体21がシリンダ12内の液体材料6に混入
することはない。また、この排出された残留液は液体材
料6を供給する対象物の塗布箇所に供給されるので、周
囲を汚すことはない。また、ノズル7内が空になるの
で、液だれや糸引きが無くなり、ノズル7内で残留した
液体材料6が硬化することもない。
【0021】こうしてノズル7内の残留液を完全に吐出
し切ると、プランジャ17が所定位置まで後退して計量
された液体材料6がシリンダ12内に充填される。最後
に、図2(f)に示すように、気体通路遮断機構20に
よって気体通路開閉弁4を閉じ、液体材料6の吐出動作
を完了する。
【0022】図3に示すものは本発明の別な実施例によ
る液体吐出装置31の概略断面図である。この液体吐出
装置31は、図1に説明した液体吐出装置1にさらに洗
浄液送り込み装置32を付加したものである。洗浄液送
り込み装置32は、気体圧送装置19のホース18とは
別なホース33によって吐出ヘッド2の上面に接続され
ており、気体通路3内に液体材料6を洗浄するための水
や溶剤等の洗浄液34を勢いよく送り込むことができ
る。
【0023】しかして、この液体吐出装置31にあって
は、図2(a)〜(f)と同様にしてノズル7に残留し
ていた液体材料6を強制的に吐出させ、ノズル7内に液
体材料6が残らないようにできる。加えて、この実施例
では、適宜時期にノズル7内の自動洗浄作業を行なわせ
ることができる。
【0024】図4(a)〜(e)は液体吐出装置31の
ノズル洗浄作業の手順を示す概略断面図である。図4
(a)は吐出休止中の液体吐出装置31を示しており、
ノズル7の洗浄指令が出力されると、図4(b)に示す
ように、気体通路遮断機構20によって気体通路開閉弁
4が開かれ、吐出ヘッド2内には洗浄液送り込み装置3
2から洗浄液34が勢いよく送り込まれ、ノズル7から
洗浄済みの洗浄液34が排出される。このとき、洗浄液
34の水圧によって液体遮断弁10が弁座穴11に押圧
されてより確実に閉じられるので、洗浄液34が液体材
料6に混入することはない。
【0025】図4(c)のように吐出ヘッド2の洗浄が
完了すると、吐出ヘッド2内は空になるが、ノズル7の
下部には洗浄液34が残留している。このため洗浄液送
り込み装置32が停止すると、図4(d)に示すよう
に、気体圧送装置19によって吐出ヘッド2内に加圧気
体21が送り込まれ、ノズル7に残留している洗浄液3
4をノズル7から排出する。洗浄液34がノズル7から
排出されると、図4(e)に示すように、気体通路遮断
機構20によって再び気体通路開閉弁4が閉じられ、液
体吐出装置31はもとの休止状態に戻る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、吐出休止時にはノズル
内を空にすることができるので、ノズルからの液だれや
糸引き等が起こらず、液体材料による汚染のために対象
物や液体吐出装置の外観を損ねたり、それらの機能を損
ねたりすることを防止できる。しかも、液体材料の粘度
が低い場合やノズルの口径が大きい場合にも効果的に液
だれや糸引きを防止できる。
【0027】さらに、残留した液体の硬化によるノズル
詰りも防止することができる。このため、ノズル詰りを
防止するためにノズルを掃除する手間が省け、省力化を
図れる。あるいは、従来のように残留している液体材料
の硬化を防止するため定期的に液体材料を排出させる必
要もなく、経済性も向上する。
【0028】また、ノズル内を洗浄する装置を付加すれ
ば、ノズルを分解することなく、洗浄液によってノズル
を自動洗浄することができ、洗浄作業を簡略にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による液体吐出装置を示す概
略断面図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は同上
の動作説明のための概略断面図である。
【図3】本発明のさらに別な実施例による液体吐出装置
を示す概略断面図である。
【図4】(a)(b)(c)(d)(e)は同上の実施
例におけるノズル洗浄作業を説明する概略断面図であ
る。
【符号の説明】
2 吐出ヘッド 6 液体材料 7 ノズル 16 液体押出し装置 19 気体圧送装置 20 気体通路遮断機構 32 洗浄液送り込み装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体材料を吐出するノズルと、当該ノズ
    ルに1回の吐出量の液体材料を送り込む装置と、当該ノ
    ズルに気体を送り込んでノズル内の残留液体材料を排出
    させるための装置とを備えた液体吐出装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル内を洗浄するための装置を備
    えた特許請求の範囲第1項に記載の液体吐出装置。
JP9358592A 1992-03-18 1992-03-18 液体吐出装置 Pending JPH05262393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9358592A JPH05262393A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 液体吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9358592A JPH05262393A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 液体吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05262393A true JPH05262393A (ja) 1993-10-12

Family

ID=14086364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9358592A Pending JPH05262393A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 液体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05262393A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0758270B1 (de) Gerät zur erzeugung und abgabe von schaum
US4358057A (en) Fluid dispenser method and apparatus
CA1107253A (en) Automatic purging system
US3938709A (en) Gas pressure actuated plastic squeeze dispenser and valving means therefor
US5967379A (en) Liquid dispenser having a container with a dispensing device
AU3421600A (en) Dispenser for flowable media
EP0483856A1 (en) Foam mixer-applicator with foaming chamber and method of using
US3272393A (en) Apparatus and method for precision metering and deposit of viscous materials
DE2640837C2 (de) Handpumpe
US7014079B2 (en) Caulking tube replacement tip
AU6486994A (en) Dispenser gun for viscous or semi-viscous products
JP2011088672A (ja) 一体化された閉止キャップを有するカートリッジ
EP0691161A1 (en) A device for dispensing pastes or liquids from bottles or the like
JPH05262393A (ja) 液体吐出装置
US20050061391A1 (en) Liquid material delivering method and device therefor
US4836253A (en) Container valve and filling means
JPH04247261A (ja) ディスペンサー
JPH05294395A (ja) 液体吐出装置
JP2749151B2 (ja) 高い定量吐出精度をもつディスペンサー
JPS60251063A (ja) 高粘性充填材料用分与容器及びその押出装置
JP2004256130A (ja) ペースト剤自動注入装置及びそれを用いたペースト剤自動注入方法
JPH10202835A (ja) 基板印刷用ペースト供給装置
JP2004210315A (ja) 充填ノズル
JP2001070836A (ja) ノズル詰まり防止装置およびその方法
JPH08148409A (ja) レジスト吐出装置