JPH0526214A - 部品締結構造 - Google Patents
部品締結構造Info
- Publication number
- JPH0526214A JPH0526214A JP20736491A JP20736491A JPH0526214A JP H0526214 A JPH0526214 A JP H0526214A JP 20736491 A JP20736491 A JP 20736491A JP 20736491 A JP20736491 A JP 20736491A JP H0526214 A JPH0526214 A JP H0526214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- bolts
- pair
- fastening structure
- parts
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1対の部品を変形の発生を防いで強固に締結
することのできる部品締結構造を提供する。 【構成】 1対の部品1,2の対向面に3面の受け面3
を形成し、各受け面3において、それぞれスペーサ10
を介して2本のボルトで、即ち、3面合計で6本のボル
ト6で部品1,2の締結を行う。
することのできる部品締結構造を提供する。 【構成】 1対の部品1,2の対向面に3面の受け面3
を形成し、各受け面3において、それぞれスペーサ10
を介して2本のボルトで、即ち、3面合計で6本のボル
ト6で部品1,2の締結を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1対の部品をボルトに
より高精度で締結する部品締結構造に関する。
より高精度で締結する部品締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1対の部品を高精度で締結する場
合、図4に示すように、第1の部品1に対向する第2の
部品2の対向面に、3面の受け面3を等配に突出して形
成し、受け面3にそれぞれタップ孔4を設け、第1の部
品1にタップ孔4に整合する位置にそれぞれ貫通孔5を
形成し、貫通孔5にボルト6を挿入してタップ孔4に螺
着して締結を行っていた。
合、図4に示すように、第1の部品1に対向する第2の
部品2の対向面に、3面の受け面3を等配に突出して形
成し、受け面3にそれぞれタップ孔4を設け、第1の部
品1にタップ孔4に整合する位置にそれぞれ貫通孔5を
形成し、貫通孔5にボルト6を挿入してタップ孔4に螺
着して締結を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の部品締結
構造において、部品1,2が軽量の場合はこの構造で充
分な締結力を得ることができる。しかしながら部品1,
2が重い場合、またはタップ孔4の深さを充分に長くす
ることができない場合には、3本のボルト6では充分な
締結力が得られない恐れがある。
構造において、部品1,2が軽量の場合はこの構造で充
分な締結力を得ることができる。しかしながら部品1,
2が重い場合、またはタップ孔4の深さを充分に長くす
ることができない場合には、3本のボルト6では充分な
締結力が得られない恐れがある。
【0004】このような場合には、図5に示すように、
例えば受け面3を6面とし、6本のボルト6で締結すれ
ばよいが、6面の受け面3のうち、1面でもその高さが
他の受け面3の高さと異なっていると、図6に示す締結
力Fにより部品1,2に変形が発生するという問題があ
った。即ち、変形を発生させずに部品1,2を高精度で
締結するためには、受け面は3面とする必要があった。
例えば受け面3を6面とし、6本のボルト6で締結すれ
ばよいが、6面の受け面3のうち、1面でもその高さが
他の受け面3の高さと異なっていると、図6に示す締結
力Fにより部品1,2に変形が発生するという問題があ
った。即ち、変形を発生させずに部品1,2を高精度で
締結するためには、受け面は3面とする必要があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、1対の部品を変形の発生を防いで、強固に
締結することのできる部品締結構造を提供することを目
的とする。
ものであり、1対の部品を変形の発生を防いで、強固に
締結することのできる部品締結構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の部品締結構造
は、1対の部品の対向面の少なくともいずれか一方に3
面の受け面を形成し、受け面を介して1対の部品をボル
トにより締結する部品締結構造において、各受け面にお
いてそれぞれ所要の面積を有するスペーサを介して複数
本のボルトにより1対の部品を締結したことを特徴とす
る。
は、1対の部品の対向面の少なくともいずれか一方に3
面の受け面を形成し、受け面を介して1対の部品をボル
トにより締結する部品締結構造において、各受け面にお
いてそれぞれ所要の面積を有するスペーサを介して複数
本のボルトにより1対の部品を締結したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記構成の部品締結構造においては、1対の部
品の対向面は3面の受け面を介して当接し、各受け面ご
とにスペーサを介して複数本のボルトで締結しているの
で、複数本のボルトの締結力はスペーサを介して部品に
一体的に作用する。従って、ボルトの締結力が増加する
とともに、3面支持の原則を守って、部品の変形を少な
くすることができる。
品の対向面は3面の受け面を介して当接し、各受け面ご
とにスペーサを介して複数本のボルトで締結しているの
で、複数本のボルトの締結力はスペーサを介して部品に
一体的に作用する。従って、ボルトの締結力が増加する
とともに、3面支持の原則を守って、部品の変形を少な
くすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の部品締結構造の一実施例を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0009】図1および図2に本発明の一実施例の構成
を示す。これらの図において、図4に示す従来例の部分
と対応する部分には同一の符号を付して示す。有底円筒
状の第1の部品1の底部には、3対の貫通孔5が周方向
に等配に軸方向に形成されている。また、円筒状の第2
の部品2の第1の部品1に対向する対向面には、3面の
受け面3が周方向に等配に形成されている。そして受け
面3には、6個の貫通孔5に整合する位置にそれぞれ2
個、合計6個のタップ孔4が設けられている。
を示す。これらの図において、図4に示す従来例の部分
と対応する部分には同一の符号を付して示す。有底円筒
状の第1の部品1の底部には、3対の貫通孔5が周方向
に等配に軸方向に形成されている。また、円筒状の第2
の部品2の第1の部品1に対向する対向面には、3面の
受け面3が周方向に等配に形成されている。そして受け
面3には、6個の貫通孔5に整合する位置にそれぞれ2
個、合計6個のタップ孔4が設けられている。
【0010】一方、厚板で、ほぼ受け面3と同じ形状に
形成されたスペーサ10には、1対の貫通孔5と等しい
内径と中心間距離を有する1対の孔部11が設けられて
いる。そしてボルト6は、スペーサ10の孔部11およ
び貫通孔5を通して挿入され、第1の部品1に対向配置
された第2の部品2のタップ孔4に螺着される。6本の
ボルト6について同様の作業を行うことにより、第1の
部品1と第2の部品2との締結が行われる。
形成されたスペーサ10には、1対の貫通孔5と等しい
内径と中心間距離を有する1対の孔部11が設けられて
いる。そしてボルト6は、スペーサ10の孔部11およ
び貫通孔5を通して挿入され、第1の部品1に対向配置
された第2の部品2のタップ孔4に螺着される。6本の
ボルト6について同様の作業を行うことにより、第1の
部品1と第2の部品2との締結が行われる。
【0011】本実施例によれば、第1の部品1と第2の
部品2とは6本のボルト6により締結されているので、
強固な締結力が得られる。また、1対のボルト6は図2
に示すように、1枚のスペーサ10を介して締結力Fが
第1の部品1に一体的に作用するので、3面支持構成と
なり、第1の部品1の変形を最小限にすることができ
る。
部品2とは6本のボルト6により締結されているので、
強固な締結力が得られる。また、1対のボルト6は図2
に示すように、1枚のスペーサ10を介して締結力Fが
第1の部品1に一体的に作用するので、3面支持構成と
なり、第1の部品1の変形を最小限にすることができ
る。
【0012】上記実施例では、3面の受け面を介してそ
れぞれ2本、合計6本のボルトで部品1,2を締結する
場合について説明したが、図3に示すように、スペーサ
10および第1の部品1の底面にそれぞれ3個の孔1
1,5を設け、受け面3にも3個のタップ孔4を設け
て、各受け面3毎に3本、合計9本のボルト6で部品
1,2の締結を行ってもよい。この実施例によれば、さ
らに大きい締結力を得ることができる。
れぞれ2本、合計6本のボルトで部品1,2を締結する
場合について説明したが、図3に示すように、スペーサ
10および第1の部品1の底面にそれぞれ3個の孔1
1,5を設け、受け面3にも3個のタップ孔4を設け
て、各受け面3毎に3本、合計9本のボルト6で部品
1,2の締結を行ってもよい。この実施例によれば、さ
らに大きい締結力を得ることができる。
【0013】尚、ボルト6および各孔4,5,11の数
は、それぞれ6個または9個に限定されるものではな
く、各受け面3について複数個であればよい。
は、それぞれ6個または9個に限定されるものではな
く、各受け面3について複数個であればよい。
【0014】さらに、部品1,2の形状は、本実施例に
示したものに限定されるものではない。
示したものに限定されるものではない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部品締結
構造によれば、1対の部品を対向面に形成された3面の
受け面を介して、各受け面毎に複数個のボルトで締結
し、締結力を受け面毎に設けられた1枚のスペーサで受
けるようにしたので、締結力を増大し、部品の変形を防
止して精度の高い締結を行うことができる。
構造によれば、1対の部品を対向面に形成された3面の
受け面を介して、各受け面毎に複数個のボルトで締結
し、締結力を受け面毎に設けられた1枚のスペーサで受
けるようにしたので、締結力を増大し、部品の変形を防
止して精度の高い締結を行うことができる。
【図1】本発明の部品締結構造の一実施例の構成を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】図1の要部縦断面図である。
【図3】本発明の部品締結構造の他の実施例の構成を示
す部分分解斜視図である。
す部分分解斜視図である。
【図4】従来の部品締結構造の一例の構成を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図5】従来の部品締結構造の他の一例の構成を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】図5の要部縦断面図である。
1 第1の部品 2 第2の部品 3 受け面 6 ボルト 10 スペーサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1対の部品の対向面の少なくともいずれ
か一方に3面の受け面を形成し、前記受け面を介して前
記1対の部品をボルトにより締結する部品締結構造にお
いて、前記各受け面においてそれぞれ所要の面積を有す
るスペーサを介して複数本のボルトにより前記1対の部
品を締結したことを特徴とする部品締結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20736491A JPH0526214A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 部品締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20736491A JPH0526214A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 部品締結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526214A true JPH0526214A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16538513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20736491A Withdrawn JPH0526214A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 部品締結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526214A (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP20736491A patent/JPH0526214A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |