JPH05261514A - 減圧鋳造用装置 - Google Patents

減圧鋳造用装置

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JPH05261514A
JPH05261514A JP8936192A JP8936192A JPH05261514A JP H05261514 A JPH05261514 A JP H05261514A JP 8936192 A JP8936192 A JP 8936192A JP 8936192 A JP8936192 A JP 8936192A JP H05261514 A JPH05261514 A JP H05261514A
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JP
Japan
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chamber
vacuum
container
hollow mold
molten metal
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JP8936192A
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Inventor
Hirotsugu Takeda
洋次 武田
Mikio Ishikawa
幹夫 石川
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業工程数を減らして生産能率を向上させる
と共に、装置の小型化を図る。 【構成】 誘導炉34が収納された真空容器32の本体
28における上部に、管体30が連設される。この管体
30には、上方に開放する挿入口30eが画成される。
中空鋳型44が収納されるチャンバー46は、管体30
の挿入口30eに僅かな隙間を介して挿入可能な外径寸
法に設定される。そして真空容器32に不活性ガスを注
入しながら、該容器32にチャンバー46を挿入し、こ
のチャンバー46に収納された中空鋳型44の吸引口4
4aを誘導炉34の溶湯50に没入させる。次いで、チ
ャンバー46の内部を減圧することにより、中空鋳型4
4に溶湯50が吸引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、減圧鋳造用装置に関
し、更に詳しくは、不活性ガスの雰囲気に保持された真
空容器の内部において、中空鋳型を収容したチャンバー
の内部を減圧状態にすると共に鋳型開口部を溶湯に没入
することにより、該溶湯を鋳型内部に吸引して鋳込みを
行なう減圧鋳造用装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】精密鋳造法の一つであるロストワックス法
により製造した中空鋳型に溶湯を鋳込む技術として、真
空減圧鋳造法(CLV)が知られている。この真空減圧鋳
造法に使用される鋳造用装置は、図4に示す如く、上部
に開口10aを形成した真空容器10の内部に、内部を
上部空間10bと下部空間10cとに分ける中蓋12が
開閉自在に配設され、該中蓋12を閉成することにより
下部空間10cを密閉状態に保持し得るようになってい
る。また下部空間10cには、例えば炉体に巻回したコ
イルに高周波電流を流すことにより得られる誘導加熱を
利用して装入母材を溶解する誘導炉14が収納され、該
誘導炉14は図示しない昇降装置を介して空間内を昇降
移動可能に構成されている。
【0003】前記真空容器10の側部には、下部空間1
0cに連通する吸・排気管16が配設され、該吸・排気管
16には、真空ポンプおよびアルゴン(Ar)等の不活性
ガスの供給源が切換弁(何れも図示せず)を介して接続さ
れている。そして、切換弁を切換えることによって、下
部空間10cを真空雰囲気または不活性ガスの雰囲気と
し得るようになっている。また真空容器10の上端部
に、中空鋳型18を収納したチャンバー20が、その内
部空間20aと上部空間10bとを前記開口10aを介
して連通した状態で密着的に位置決め載置されるよう構
成されている。
【0004】前記チャンバー20に収納された中空鋳型
18は、図4(c)に示す如く、その吸引口18aをチャ
ンバー20の下方に所定長さだけ垂下しており、チャン
バー20を真空容器10の上端部に位置決め載置した際
に、吸引口18aが上部空間10bに挿入されるよう構
成されている。またチャンバー20の上部に吸・排気管
22が連通接続され、該吸・排気管22に、真空ポンプ
およびアルゴン(Ar)等の不活性ガスの供給源が切換弁
(何れも図示せず)を介して接続される。これにより、チ
ャンバー20の内部空間20aを真空雰囲気または不活
性ガスの雰囲気とし得るようになっている。
【0005】前述した真空減圧鋳造装置では、以下のよ
うにして鋳込み作業が行なわれる。 先ず真空容器10の中蓋12を開放し、下部空間10
cに収納した誘導炉14に所定量の母材を装入した後、
中蓋12を閉成して下部空間10cを密閉状態に保持す
る。次いで、吸・排気管16に接続する真空ポンプを作
動して下部空間10cの空気を強制吸引し、該空間10
cを所要の真空度に至らせる(図4(a)参照)。そして下
部空間10cを真空雰囲気に保持した状態で、誘導炉1
4に装入した母材を溶解する。 母材の溶解が完了したら、前記切換弁の切換えにより
吸・排気管16を介してアルゴンガスを下部空間10c
に注入し、該空間10cを所定圧力のアルゴンガス雰囲
気にする(図4(b)参照)。なお下部空間10cの内圧が
所定値に達したら、アルゴンガスの注入を停止する。 真空容器10の上端部に前記チャンバー20を位置決
め載置して、中空鋳型18の吸引口18aを上部空間1
0b内に臨ませる。またチャンバー20に吸・排気管2
2を介して接続した真空ポンプを作動して、内部空間2
0aから空気を強制吸引する。このとき、真空容器10
の上部空間10bとチャンバー20の内部空間20aと
は、チャンバー20と中空鋳型18の吸引口18aとの
挿通部に生ずる隙間や、通気性中空鋳型18自体を介し
て気体が流通可能となっている。従って、チャンバー2
0の内部空間20aおよび真空容器10の上部空間10
bが、何れも真空雰囲気となる(図4(c)参照)。 前記両空間20a,10bが所要の真空雰囲気となっ
た後、前記切換弁の切換えにより吸・排気管22を介し
てチャンバー20の内部空間20aにアルゴンガスを注
入する。このアルゴンガスは、内部空間20aおよび上
部空間10bに充満し、両空間20a,10bは所定圧
力のアルゴンガス雰囲気になる(図4(d)参照)。 真空容器10の上下の空間10b,10cおよびチャ
ンバー20の内部空間20aが、同一圧力のアルゴンガ
ス雰囲気となったところで、吸・排気管22からのアル
ゴンガスの注入を停止する。次いで前記中蓋12を開放
すると共に、誘導炉14を上昇してチャンバー20から
垂下する中空鋳型18の吸引口18aを、該誘導炉14
の溶湯24に没入させる(図4(e)参照)。 次に、チャンバー20に接続する真空ポンプを作動
し、内部空間20aのアルゴンガスを吸引して減圧状態
とすることにより、中空鋳型18の内部に溶湯24が吸
引される。 溶湯24の吸引が完了したら、誘導炉14を下降する
と共に中蓋12を閉成し、下部空間10cを密閉状態と
する。そして、チャンバー20を真空容器10から取外
すことにより、鋳込み作業が終了する(図4(f)参照)。
【0006】なお、新たなチャンバー20の中空鋳型1
8への鋳込み作業を行なう場合は、図4(c)〜図4(f)
の工程を繰り返すことにより鋳込みが行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した真空減圧鋳造
装置では、誘導炉14による真空溶解を行なった後、該
炉14が収納される下部空間10cをアルゴンガス雰囲
気にする工程とは別に、真空容器10に位置決め載置し
たチャンバー20の内部空間20aおよび上部空間10
bを、真空雰囲気とした後にアルゴンガスを注入して不
活性ガス雰囲気とする工程が必要となる。すなわち、溶
湯24を中空鋳型18に鋳込むための準備作業の工程数
が多くなり、生産能率の向上が図られない欠点が指摘さ
れる。
【0008】また真空容器10の内部に、誘導炉14を
昇降させる装置が配設されるため、内部構造が複雑とな
ってコストが嵩むと共に、メンテナンス等が煩雑となる
難点があった。しかも、装置が大型となる欠点も指摘さ
れる。更に、誘導炉14が昇降するに際し、電源と誘導
コイルとを連結する水平ケーブルがよじれて破損する畏
れがあり、以後の操業が不能となる重大な問題も指摘さ
れる。
【0009】前記鋳造用装置により複数の中空鋳型18
への鋳込み作業を行なう場合は、その都度新たなチャン
バー20の内部空間20aと上部空間10bとの真空化
と、アルゴンガスによる置換作業を行なう必要がある。
しかも真空容器10の内部においては、誘導炉14の昇
降と中蓋12の開閉作業を行なわなければならず、準備
作業に時間が掛かって生産能率が低下する欠点があっ
た。
【0010】
【発明の目的】この発明は、前述した減圧鋳造に際して
内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべ
く提案されたものであって、作業工程数を減らして生産
能率を向上させると共に、装置の小型化を達成し得る減
圧鋳造用装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を克服し、所
期の目的を達成するため本発明は、炉を収納した容器の
内部を不活性ガス雰囲気とし、チャンバーに収納した中
空鋳型の吸引口を前記炉の溶湯に没入した状態で、該チ
ャンバーの内部を減圧状態とすることにより、溶湯を鋳
型内部に吸引する減圧鋳造用装置において、前記不活性
ガスの供給源に連通すると共に前記炉が収納される本体
と、該本体の上部に連設されて上方に開放する挿入口を
画成した管状体とから前記容器を構成し、前記中空鋳型
が収納されたチャンバーは、前記管状体の挿入口に僅か
な隙間を介して挿入可能な外径寸法に設定され、前記容
器に不活性ガスを注入しながら該容器に前記チャンバー
を挿入することにより、前記中空鋳型の吸引口を炉の溶
湯に没入させ、次いでチャンバーの内部を減圧状態とす
ることにより、中空鋳型に溶湯を吸引するよう構成した
ことを特徴とする。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る減圧鋳造用装置につき、
好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説
明する。
【0013】図1は実施例に係る減圧鋳造用装置26の
概略構成を示す縦断正面図であって、上方に開口した円
筒状の本体28と、該本体28の上部に配設固定された
管状の管体30とから真空容器32が形成される。本体
28の内部には、誘導加熱を利用して装入母材を溶解す
る誘導炉34が位置決め配置されている。また本体28
の側面に吸・排気管36が連通接続され、該吸・排気管3
6は、真空ポンプおよびアルゴン等の不活性ガスの供給
源に切換弁(何れも図示せず)を介して接続されている。
そして切換弁の切換えにより、真空容器32の内部を真
空雰囲気にすると共に、アルゴンガスの雰囲気に保持し
得るようになっている。なお、真空ポンプと不活性ガス
の供給源とを容器32に別々に接続するようにしてもよ
い。
【0014】前記管体30は、図2に示す如く、前記本
体28との連結部から上方に向かうにつれて内径が減少
する逆漏斗状の連結部30bと、該連結部30bの上端
に連設されて内径L1で所定長さだけ上方に延在する円
筒部30aとからなり、連結部30bにおける下端開口
部の内径寸法は、前記本体28の内径寸法より僅かに小
さく設定される。連結部30bの開放端にフランジ30
cが形成され、このフランジ30cを、図1に示す如
く、本体28の上部開放端に形成したフランジ28aに
密接した状態で両者を連結することにより、本体28と
管体30とが密着固定される。また円筒部30aの開放
端にフランジ30dが形成されると共に、該フランジ3
0dの外周端部にヒンジ38を介して蓋40が配設さ
れ、該蓋40により円筒部30aの挿入口30eを開閉
し得るよう構成される。なお連結部30bにのぞき窓4
2が設けられ、真空容器32の内部を監視し得るように
なっている。
【0015】前記ロストワックス法により製造した中空
鋳型44が収納されるチャンバー46は、図1および図
2に示す如く、円筒状に形成されると共に、その底部に
通孔46aが穿設される。そして、内部に位置決めした
中空鋳型44の吸引口44aが、通孔46aを介して所
定長さだけ下方に垂下するよう構成される。またチャン
バー46の外径L2は、前記管体30における円筒部3
0aの内径L1よりも僅かに小さく設定され(L2
1)、該チャンバー46を真空容器内に挿入可能になっ
ている。
【0016】またチャンバー46の上部には、吸気管4
8が連通接続され、該吸気管48は真空ポンプ等の減圧
手段(図示せず)に接続されている。すなわち後述する鋳
込み作業に際に、チャンバー46を真空容器32の内部
に挿入した後、該チャンバー46の内部を減圧状態とす
ることにより、前記吸引口44aを介して溶湯50が鋳
型内部に吸引されるようになっている。
【0017】前記チャンバー46は、真空容器32の上
方に配設した移送手段(図示せず)に昇降自在に配設さ
れ、図示しない流体圧シリンダの正逆付勢により真空容
器32の上方の待機位置と、真空容器32の内部空間に
挿入された鋳込み位置との間を昇降するよう構成され
る。また中空鋳型44への溶湯50の吸引が完了したチ
ャンバー46は、待機位置まで上昇された後、次工程装
置に向けて移送されるようになっている。なお符号52
は、チャンバー46の昇降を案内するガイドロッドを示
す。またチャンバー46の昇降手段としては、流体圧シ
リンダに限定されるものでなく、モータ等であってもよ
い。
【0018】
【実施例の作用】次に、このように構成した実施例に係
る減圧鋳造用装置の作用につき説明する。
【0019】先ず、前記真空容器32の蓋40を開放
し、容器内部に配置した誘導炉34に母材を装入する。
そして蓋40を閉成して容器内部を密閉した状態で、前
記真空ポンプを作動して容器内部を真空雰囲気にする。
真空容器32の内部が所定の真空雰囲気となったところ
で、誘導炉34に装入した母材を誘導加熱して溶解させ
る(図3(a)参照)。
【0020】次いで、前記切換弁を切換え、吸・排気管
36を介してアルゴンガスを真空容器32に注入する
(図3(b)参照)。真空容器32の内部がアルゴンガスの
注入により所定圧力になると、前記蓋40を開放すると
共に、容器32の上方に待機しているチャンバー46を
下降し、該チャンバー46を前記円筒部30aに挿入す
る(図3(c)参照)。このとき、真空容器32へのアルゴ
ンガスの注入を継続することにより、挿入口30eから
ガスが流出する状態においても常に容器内部を所定圧力
に保持して、外部空気が流入して汚染されるのを防止し
ている。なお円筒部30aの内径L1に対し、チャンバ
ー46の外径L2は僅かに小さいだけなので、円筒部3
0aの内壁とチャンバー46の外壁との間に画成される
隙間は極めて狭く、真空容器32の内部から流出するア
ルゴンガスの量を少なく抑えることができる。換言すれ
ば、該隙間を介して外部空気が真空容器32内に流入す
ることは殆どない。
【0021】またチャンバー46を円筒部30aに挿入
するに際し、前記吸気管48を介して内部の減圧を僅か
づつ行ない、チャンバー46の内部に真空容器32に注
入されているアルゴンガスを引込ませる。これにより、
チャンバー46の内部もアルゴンガスに置換され、内部
空気が流出して真空容器32内を汚染するのを防止し得
る。
【0022】前記チャンバー46の下降により中空鋳型
44の吸引口44aが誘導炉34の溶湯50に没入する
と、チャンバー46の内部を所定圧まで減圧する。これ
により溶湯50は、吸引口44aを介して鋳型内部に吸
引される(図3(d)参照)。このときにも、真空容器32
の内部へのアルゴンガスの注入は継続されているので、
円筒部30aの内壁とチャンバー46の外壁との間に画
成される隙間から外部空気が流入することはない。
【0023】前述した溶湯50の吸引が終了すると、チ
ャンバー46を上昇して真空容器32から離脱すること
により、1回の鋳込み作業が完了する(図3(e)参照)。
引続いて新たなチャンバー46の中空鋳型44への鋳込
みを行なう場合は、蓋40を開放したまま図3(c)〜図
3(e)の工程を繰り返すことにより、多数の中空鋳型4
4への鋳込みを効率的に行ない得る。また母材を補充す
る場合においても、前記真空容器32の内部へのアルゴ
ンガスの注入を継続した状態で行なうことにより、容器
内部が外部空気により汚染されるのを防止し得る。すな
わち、中空鋳型44への鋳込み作業に際し、真空容器3
2の内部をアルゴンガス雰囲気とした状態で、別途チャ
ンバー内を真空化したりアルゴスガス雰囲気とする必要
がなく、工程数を低減することができる。また誘導炉3
4を昇降させないので、真空容器32の内部に昇降装置
を配設する必要がなく、該真空容器32を小型化し得
る。
【0024】なお実施例では、真空容器に収納する炉と
して高周波誘導炉を使用した場合につき説明したが、本
発明はこれに限定されるものでなく、抵抗炉等であって
もよい。また実施例では管体における円筒部の内径を本
体の内径より小さく設定したが、該管体を本体内径と同
一寸法で上方に延在させるようにしてもよい。但し、こ
の場合には炉と管体の上部開放端との距離を長く設定す
ることが推奨される。更に管体やチャンバーの形状は円
筒に限られるものでなく、該管体にチャンバーが僅かな
隙間を介して挿入可能な形状であれば角筒状等であって
もよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る減圧鋳
造用装置によれば、炉が収容される真空容器の挿入口
に、僅かの隙間を介して鋳型のチャンバーを挿入可能に
構成したので、作業工程数を低減して生産効率を向上さ
せることができる。また炉を固定配置したことにより、
複雑となる昇降装置等を真空容器の内部に配設する必要
がなく、構造の簡素化と小型化とを図り得る。更に、炉
の昇降に起因する故障の発生を無くすことができ、安全
な操業を達成し得る、等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る減圧鋳造用装置の
縦断正面図である。
【図2】実施例に係る減圧鋳造用装置の概略斜視図であ
る。
【図3】実施例に係る減圧鋳造用装置の作業工程を示す
説明図である。
【図4】従来技術に係る減圧鋳造用装置の作業工程を示
す説明図である。
【符号の説明】
28 本体 30 管体 30a 円筒部 30e 連結部 32 真空容器 40 蓋 44 中空鋳型 44a 吸引口 46 チャンバー 50 溶湯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉(34)を収納した容器(32)の内部を不活
    性ガス雰囲気とし、チャンバー(46)に収納した中空鋳型
    (44)の吸引口(44a)を前記炉(34)の溶湯(50)に没入した
    状態で、該チャンバー(46)の内部を減圧状態とすること
    により、溶湯(50)を鋳型内部に吸引する減圧鋳造用装置
    において、 前記不活性ガスの供給源に連通すると共に前記炉(34)が
    収納される本体(28)と、該本体(28)の上部に連設されて
    上方に開放する挿入口(30e)を画成した管状体(30)とか
    ら前記容器(32)を構成し、 前記中空鋳型(44)が収納されたチャンバー(46)は、前記
    管状体(30)の挿入口(30e)に僅かな隙間を介して挿入可
    能な外径寸法に設定され、 前記容器(32)に不活性ガスを注入しながら該容器(32)に
    前記チャンバー(46)を挿入することにより、前記中空鋳
    型(44)の吸引口(44a)を炉(34)の溶湯(50)に没入させ、
    次いでチャンバー(46)の内部を減圧状態とすることによ
    り、中空鋳型(44)に溶湯(50)を吸引するよう構成したこ
    とを特徴とする減圧鋳造用装置。
  2. 【請求項2】 前記管状体(30)は、前記本体(28)に連設
    されて上方に向かうにつれ内径が減少する連結部(30b)
    と、該連結部(30b)に連設されて所定長さに亘り同径で
    延在する筒部(30a)とからなり、この筒部(30a)に前記挿
    入口(30e)が画成される請求項1記載の減圧鋳造用装
    置。
  3. 【請求項3】 前記管状体(30)に挿入口(30e)を開閉自
    在な蓋(40)が配設され、前記真空容器(32)を密閉状態に
    保持可能に構成してなる請求項1記載の減圧鋳造用装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999052660A1 (fr) * 1996-10-07 1999-10-21 Kabushikikaisha Nihonchitankenkyusho Procede de moulage utilisant une force d'aspiration sous vide et appareil correspondant
DE102014222939A1 (de) 2014-05-20 2015-11-26 Mitsubishi Electric Corporation Fahrzeugelektro-Stromumwandlungsvorrichtung

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WO1999052660A1 (fr) * 1996-10-07 1999-10-21 Kabushikikaisha Nihonchitankenkyusho Procede de moulage utilisant une force d'aspiration sous vide et appareil correspondant
DE102014222939A1 (de) 2014-05-20 2015-11-26 Mitsubishi Electric Corporation Fahrzeugelektro-Stromumwandlungsvorrichtung

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