JPH0526136U - エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置 - Google Patents

エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置

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JPH0526136U
JPH0526136U JP8223091U JP8223091U JPH0526136U JP H0526136 U JPH0526136 U JP H0526136U JP 8223091 U JP8223091 U JP 8223091U JP 8223091 U JP8223091 U JP 8223091U JP H0526136 U JPH0526136 U JP H0526136U
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JP
Japan
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air
desiccant
air dryer
compressed air
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP8223091U
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English (en)
Inventor
保明 西
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のサービスブレーキ等に使用される圧
縮空気を乾燥させるエアドライヤ16の乾燥剤24の正確な
交換時期を表示する。 【構成】 水滴センサ54がエアドライヤ16の乾燥剤24よ
り下流のパージタンク28の下部に配設される。制御器56
は、水滴センサ54が水滴を検出すると、運転席の表示ラ
ンプ58を点灯させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用エアブレーキ等において使用される圧縮空気を乾燥させ るエアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大型車両等では、サービスブレーキの作動等のために、圧縮空気が使用されて いる。圧縮空気は、エアコンプレッサによる大気の断熱圧縮の結果、生成される ので、湿度が高く、含有する水蒸気の凝結により水を生じ易い状態になっている 。凝結により生じた水は、機器類の摺動部の潤滑油を洗い流し、また、不純物が 、凝結水に溶解して、機器類の腐食させる原因になる。
【0003】 そこで、エアコンプレッサにより生成された圧縮空気を、エアタンクに貯留す る前に、エアドライヤの乾燥剤に通して、乾燥させるようにしているが、エアド ライヤの乾燥剤には寿命があり、適当に交換する必要がある。
【0004】 従来のエアドライヤ(例:特開昭54−136575号公報)では、乾燥剤の 交換時期を適当な日数の経過等の経験で判断している。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、乾燥剤を、新しいものとの交換のために、実際に取り外してみると、 まだ寿命が十分に残っていたり、あるいは大分以前に寿命に達していたりして、 交換時期が不適切になっている。
【0005】 この考案の目的は、乾燥剤の適切な交換時期を検出して表示することができる エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の前提となるエアドライヤ(16)は、エアコンプレッサ(38)とエアタン ク(44)との間に介在して、エアコンプレッサ(38)からエアタンク(44)へ送られる 圧縮空気を乾燥剤(24)に吸収して乾燥させる。そして、この考案のエアドライヤ (16)の乾燥剤交換時期表示装置は、乾燥剤(24)より下流側に配設されて水滴を検 出する水滴センサ(54)と、この水滴センサ(54)の出力に基づいて水滴が検出され たときはエアドライヤ(16)の乾燥剤(24)の交換時期であることを表示する表示手 段(58)とを有してなる。
【0007】
【作用】
エアドライヤ(16)の乾燥剤(24)の寿命がなお残っているときは、乾燥剤(24)は 圧縮空気中の水蒸気を吸収し、乾燥剤(24)の下流側の圧縮空気は十分に乾燥して いる。したがって、水滴センサ(54)は水滴を検出しない。
【0008】 エアドライヤ(16)の乾燥剤(24)が寿命に達すると、乾燥剤(24)は、再生にもか かわらず、圧縮空気中の水蒸気を吸収する能力が低下し、乾燥剤(24)を通過した 圧縮空気の湿度は上昇し、圧縮空気中の水蒸気の凝結に因る水滴が生じ易くなる 。凝結に因り水滴が生じると、この水滴は水滴センサ(54)により検出され、表示 手段(58)において乾燥剤(24)が交換時期であることが表示される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は乾燥剤交換時期表示装置を含む圧縮空気回路図である。この実施例の圧 縮空気回路は大型車両に装備され、圧縮空気はサービスブレーキの作動等に使用 される。乾燥装置10は、下部のベース12と、ベース12の上方を覆うように下端の 周縁部においてベース12の周縁部に固定されているタンク壁14とを含んでいる。 タンク壁14内に収納状態になっているエアドライヤ16は、タンク壁14と同軸的で あり下端部においてベース12に固定されている筒壁18と、筒壁18の下部に収納さ れているオイルフィルタ20と、オイルフィルタ20の上側に存在するオリフィス22 と、オリフィス22の上側の筒壁18内に収納され水に対する親和性が強い乾燥剤24 と、筒壁18の上部に配設される逆止弁26とを備えている。パージタンク28は、タ ンク壁14とエアドライヤ16との間に存在する空間として形成されている。パージ 弁30は、エアドライヤ16の下部に存在し、エアドライヤ16の下部とドレン32との 連通を制御する。入口34は、ベース12の側部に形成され、エアドライヤ16の下部 へ連通している。逆止弁36は、タンク壁14の外側に配設され、パージタンク28へ 連通している。
【0010】 エアコンプレッサ38は吐出側において管路40を介して入口34へ接続され、逆止 弁36は管路42を介してエアタンク44へ接続されている。プレッシャレギュレータ 46は、管路48を介してエアタンク44へ接続され、管路50を介してエアコンプレッ サ38の制御ポートへ、また、管路52を介してパージ弁30の制御ポートへ接続され ている。
【0011】 水滴センサ54は、例えば高分子系の結露センサとして周知の構造を備え、パー ジタンク28内の下部に配設される。制御器56は、水滴センサ54からの検出信号を 入力されて、この検出信号に基づいて運転席の表示ランプ58の点灯を制御する。
【0012】 実施例の作用について説明する。 エアタンク44内に貯留されている圧縮空気の量が少ないとき、エアタンク44内 の気圧は低いので、プレッシャレギュレータ46を介してパージ弁30及びエアコン プレッサ38の制御ポートへ制御圧は送られず、パージ弁30は閉に維持され、エア コンプレッサ38はロード状態になっている。この結果、エアコンプレッサ38の作 動により圧縮空気が生成され、この圧縮空気は、図1の矢印のように、管路40を 介して入口34へ導入され、オイルフィルタ20、オリフィス22及び乾燥剤24を通過 し、逆止弁26からパージタンク28内へ進む。圧縮空気は、オイルフィルタ20を通 過の際に油滴や塵埃を除去され、乾燥剤24を通過の際に水蒸気を吸収される。圧 縮空気は、パージタンク28において一時的に貯留されてから、逆止弁36及び管路 42を経てエアタンク44へ導かれる。
【0013】 エアタンク44内に圧縮空気が十分に貯留され、エアタンク44内の気圧が上限を 越えると、プレッシャレギュレータ46から制御圧がパージ弁30及びエアコンプレ ッサ38の制御ポートへ送られ、パージ弁30は開になり、エアコンプレッサ38はア ンロード状態になる。これにより、エアコンプレッサ38における圧縮空気の生成 は中止され、エアドライヤ16内に残存していた圧縮空気が、オイルフィルタ20を 逆流して、オイルフィルタ20を清浄化するとともに、エアドライヤ16の下部に溜 っていた水分及び油分を伴って、ドレン32から放出される。さらに、エアドライ ヤ16内の減圧の結果、パージタンク28内の乾燥空気が、エアドライヤ16内へ導入 され、乾燥剤24を逆流して、乾燥剤24から水分を回収して、乾燥剤24を再生化し 、ドレン32から大気へ放出される。
【0014】 エアドライヤ16の乾燥剤24の寿命がなお残っているときは、乾燥剤24は圧縮空 気中の水蒸気を吸収し、パージタンク28内の圧縮空気は十分に乾燥状態になって おり、パージタンク28の下部に水滴が生じることはない。したがって、水滴セン サ54は水滴を検出せず、制御器56は表示ランプ58を消灯状態に保持している。
【0015】 エアドライヤ16の乾燥剤24が寿命に達すると、乾燥剤24は、再生にもかかわら ず、圧縮空気中の水蒸気を吸収する能力が低下し、乾燥剤24を通過した圧縮空気 の湿度が上昇し、圧縮空気中の水蒸気の凝結に因る水滴が生じ易くなる。この水 滴は、パージタンク28の下部に落下して、水滴センサ54により検出される。制御 器56は、水滴センサ54からの検出信号を受けて、運転席の表示ランプ58を点灯さ せる。運転手は、表示ランプ58の点灯を見て、乾燥剤24の交換時期を知ることが できる。
【0016】 図示の実施例では、表示ランプ58の点灯により乾燥剤24の交換時期が表示され るが、表示ランプ58による視覚表示の代わりに、ブザー等の音声表示等、他の表 示手段を使用してもよい。
【0017】
【考案の効果】 この考案では、エアドライヤの乾燥剤が、寿命に達して、交換時期となったこ とが、乾燥剤より下流位置の水滴センサにおける水滴の検出から検出されるので 、乾燥剤の適切な交換時期を正確に検出することができ、寿命がまだ残っている 乾燥剤を早々と廃棄したり、寿命の切れた乾燥剤を長々と使用したりする事態を 回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥剤交換時期表示装置を含む圧縮空気回路図
である。
【符号の説明】
16 エアドライヤ 24 乾燥剤 38 エアコンプレッサ 44 エアタンク 54 水滴センサ 58 表示ランプ(表示手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコンプレッサ(38)とエアタンク(44)
    との間に介在して前記エアコンプレッサ(38)から前記エ
    アタンク(44)へ送られる圧縮空気を乾燥剤(24)に吸収し
    て乾燥させるエアドライヤ(16)において、前記乾燥剤(2
    4)より下流側に配設されて水滴を検出する水滴センサ(5
    4)と、この水滴センサ(54)の出力に基づいて水滴が検出
    されたときは前記エアドライヤ(16)の乾燥剤(24)の交換
    時期であることを表示する表示手段(58)とを有してなる
    ことを特徴とするエアドライヤの乾燥剤交換時期表示装
    置。
JP8223091U 1991-09-17 1991-09-17 エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置 Pending JPH0526136U (ja)

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JP8223091U JPH0526136U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置

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JP8223091U Pending JPH0526136U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 エアドライヤの乾燥剤交換時期表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122595A (ja) * 2010-12-27 2011-06-23 Nabtesco Automotive Corp 車両用圧縮空気供給装置
US9050957B2 (en) 2009-02-23 2015-06-09 Nabtesco Automotive Corporation Compressed air supply system, compressed air supply device for vehicle, and method of controlling air compressor

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9050957B2 (en) 2009-02-23 2015-06-09 Nabtesco Automotive Corporation Compressed air supply system, compressed air supply device for vehicle, and method of controlling air compressor
US9815446B2 (en) 2009-02-23 2017-11-14 Nabtesco Automotive Corporation Compressed air supply system, compressed air supply device for vehicle, and method of controlling air compressor
JP2011122595A (ja) * 2010-12-27 2011-06-23 Nabtesco Automotive Corp 車両用圧縮空気供給装置

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