JPH05261162A - 磁場を利用した発毛促進機 - Google Patents

磁場を利用した発毛促進機

Info

Publication number
JPH05261162A
JPH05261162A JP5020866A JP2086693A JPH05261162A JP H05261162 A JPH05261162 A JP H05261162A JP 5020866 A JP5020866 A JP 5020866A JP 2086693 A JP2086693 A JP 2086693A JP H05261162 A JPH05261162 A JP H05261162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
magnetic field
scalp
storage container
nourishing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5020866A
Other languages
English (en)
Inventor
Dok-Jung Lee
徳 中 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHON JAE SHIK
Original Assignee
CHON JAE SHIK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHON JAE SHIK filed Critical CHON JAE SHIK
Publication of JPH05261162A publication Critical patent/JPH05261162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/06Magnetotherapy using magnetic fields produced by permanent magnets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 脱毛の予防及び毛髪の再生を促進する発毛促
進機に関するもので、特に磁場を利用して脱毛防止並び
に発毛促進効果を高める。 【構成】 起毛部とハンドル部よりなり、上面は開口状
で前ふたと後ふたをかぶせて被うことができる。中空の
本体10内の起毛部底面には多数の磁石棒48を植え、
櫛歯46も共になるブラシ板20を付着すると共に注出
管24は櫛歯と同じ方向にブラシ板を貫通させ上記磁石
棒と注出管24は櫛歯の一部の役割をする如く構成し、
上記磁石棒で出される磁力を頭皮に照射して頭皮内の−
イオン化現象を誘発して真皮内の微細血管の血流改善に
より毛根にたんぱく質を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱毛予防並びに毛髪の
再生を促進するのに有効な発毛促進機に係るもので、特
に磁場を利用して脱毛防止並びに発毛促進効果を高める
ことが出来る発毛促進機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脱毛症は遺伝的な要因、薬物の副作用、
精神的ストレス等により毛細血管が収縮されて掻痒感と
共に髪の毛が頭皮より離脱する現象である。脱毛が局部
的に生ずる原形脱毛症の場合、脱毛の防止ないし発毛治
療は特別の機具なしにただ指で薬物を頭皮に塗る方法に
限られている。しかしこのような薬物治療方法は脱毛の
予防や発毛の治療効果を得るには不充分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はストレス等の後天的の要因により生ずる頭皮組織内の
毛細血管の掻痒症を解消することができる磁場を利用し
た発毛促進機を提供することである。本発明の他の目的
は磁場を利用して頭皮組織内の局小血管の血流を促進さ
せ毛嚢より新しい毛の生成を促進する発毛促進機を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】これ等の課題を達成する
為に本発明者は頭皮に磁場を照射した処、表皮をとうし
て出てくる強い毛を発見し、これを土台に続けて研究し
た処、結局脱毛予防及び発毛促進に役立つ発毛促進機の
完成により本発明を提案するに至った。人体に及ぼす磁
気場の影響は既に知られている。生きている細胞は担体
との特別の構造で必要なエネルギーを選別的に運搬する
一方、物理化学的には細胞を通じて物質の濃度が濃い分
子が低い側に移動する場合もある。このような拡散によ
る場合には出入する物質の大きさ、特溶性の有無、+−
電荷の性質等と深い関係があり、又1価イオンは赤血球
の細胞膜を容易に通過することができるが、2価陽イオ
ンは殆ど通過できない。しかし原子が電子を放出すれば
陽イオンにされ、電子を受け入れば全体として陰(−)
の電気を帯び、この状態の原子は結局陰イオンにされ、
細胞膜が開かれた極く小さい1mmの約1億分の1の穴を
通過すると考えられ、このようにして塩素イオンC1 -
ナトリウムイオンNa+ かカリウムイオンK+ よりさら
に10.6倍早ク 通過する。又、2価又は3価陰イオン(黄
酸イオンSO4 2- )、(リン酸イオンPo4 3-)等も細
胞膜を容易に通過する。 このようにイオン化された状
態で細胞の貧血組織が円滑な循環活動をする現象を本発
明に応用した。よって、+磁気場より頭皮内の−イオン
化現象を誘発して毛細血管の血行改善に寄与することに
より発毛促進を行い、同時に脱毛症治療にも成果を挙げ
ると共に、使用にも極く便利な発毛促進機を提供する。
即ち、頭皮に磁場を相当期間くり返し照射すれば真皮内
の毛根が刺激を受けてその組織内の毛細血管は+磁気場
により頭皮内の−イオン化現象に発展し、ヘモグロビン
の同和作用を促進し、その結果真皮組織内のたんぱく質
の構成を助けて毛根を強化する。その影響により毛嚢が
生きていればそこで強い毛が新たに誕生する。このよう
な現象は脱毛防止治療及び発毛促進治療においてより主
要な発見だと云わねばならない。本発明の発毛促進機に
は既存の液状養毛剤を便利に投入することができる投入
器具が備えられ、又+磁力が頭皮内の細胞を−イオン化
することをもって毛細血管のストレスにより収縮された
毛嚢に強い毛根を生成することができる要素も共に備え
ている。
【0005】本発明の発毛促進機はブラシ形態になって
おり、具体的には発毛促進機の本体と、ブラシ部、ハン
ドル部、養毛剤貯蔵容器及び磁石部より構成される。こ
こで養毛剤貯蔵容器とブラシ部に所属された注出管が直
に液状養毛剤投入器具である。発毛促進機の本体は前半
部をブラシ部にし、後半部はハンドル部にする。ブラシ
部は発毛促進機本体の前半部の中でもその底面に形成さ
れる。このブラシ部には頭皮に柔かく接触され、頭皮を
損傷させない為に弾性を有する櫛歯を形成すると同時
に、各櫛歯の間に櫛歯と形成が似た磁石棒を植えてこの
磁石棒により本来の磁場を形成する機能の外に櫛歯の一
部機能をも果すことができる。又、櫛歯と磁石棒が植え
ていないブラシ板上には略櫛歯と等しい程の長さの液状
養毛剤摘出用注出管を貫通させて貯蔵容器に貯蔵させた
液状養毛剤を摘出して頭皮に塗布することができる様に
すると同時にこれも櫛歯の一部を果すように構成する。
そして上記発毛促進機の本体においてハンドル部の内部
空間には液状養毛剤を貯蔵する貯蔵容器と発毛促進機を
使用しない時にその中に入っている養毛剤が空気孔を通
じて外部に漏出されるのを防ぐ漏出防止装置が内設され
る。又、上記液状養毛剤はその貯蔵容器の先端にある流
出口を通じて流出管にて全量流出される。この流出管は
本体の前半部に形成された空間部に沿って長さ方向に配
置され、その後端は上記流出口に接続される。この流出
管には多数の注出管が分岐されて内部的に互いに通ずる
ように配置される。よって流出口に流出される液状養毛
剤は流出管と注出管を経てその先端に流出され、このよ
うに流出される液状養毛剤は全て頭皮の表面に流布され
て脱毛防止又は発毛を促進されることになる。養毛剤は
貯蔵容器が全部空になれば貯蔵容器の栓をあけて新たに
養毛剤を充填した後栓を閉めてくり返し使用することに
なる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。第1図は本発明による発毛促進機の態様を示した
もので、本体(10)の前半部はブラシ部(A)であり後
半部はハンドル部(B)である。これ等の中は全て空い
ている。上記本体(10)の上部は開いており、前・後部
に分離されたふた(12)(14)をかぶせている。ふたの
中で前ふた(12)は発毛促進機の最終の組立過程におい
て一度かぶせばその後は余程のことがないかぎりはずさ
ないが後ふた(14)だけは液状養毛剤を新たに注入する
時毎に開閉することになる。第2図は本発明による発毛
促進機の分解図であって、上より前ふた(12)と後ふた
(14)、補助磁石板(16)、本体(10)、網(18)、ブ
ラシ板(20)、ブラシ板固定具(50)を示す。前後のふ
た(12)(14)が互いに噛み合う部分(12a)(14a)は密
着状に凹凸をなすと共に、これ等が互いに当接する面に
は図示はしていないが、弾性波形の構造を付与してこれ
等ふた(12)(14)を本体(10)の上部にかぶせた時互
いに噛み合って支持維持する力を発揮し、任意にはがさ
ないようにする。ここで後ふた(14)は養毛剤貯蔵容器
(22)に液状養毛剤を新に注入する時に限って開閉す
る。本体(10)の上周りには前後ふた(12)(14)をか
ぶせて安全に掛付けるようにする為に段部(10a)が形成
されている。また、ブラシ部(A)の床面には注出管
(24)が垂直に貫通される注出管孔(10b)が多数穿いて
おり、裏面には養毛剤貯蔵容器(22)内部の真空化を防
止するのに最も緊要な空気小通孔(10c)もあいている
(第3図)。そしてハンドル部(B)の床面には液状養
毛剤を溜めておく貯蔵容器(22)も内蔵されている。こ
の貯蔵容器(22)は液状養毛剤を注入する時利用する注
入口(22a)を備え、その注入口(22a)は栓(26)により
開閉される。この貯蔵容器(22)内には又液状養毛剤の
漏出を防止する漏出防止装置(28)も設けている。上記
漏出防止装置(28)は第5図の如く注入口栓(26)の上
面中央を貫通し下ったシリンダ(30)とこのシリンダ
(30)内でブラシ部(A)の櫛歯(46)が下を向くよう
に発毛促進機を置いた時に、自分の重さにより常にシリ
ンダ(30)の下側に寄せられて下側に置かれる弁板(3
4)の空気孔(34a)は封鎖され、上側弁板(32)の空気
孔(32a)は開放される様に内蔵したピストン(36)と、
中央に空気孔(38a)(40a)をあいて存した弾性バッキン
グ(38)(40)、そして上記弁板(32)(34)の外側シ
リンダ部分につめた海綿体(42)より構成される。ピス
トン(36)はシリンダ(30)内においても上下弁板(3
2)(34)の間でのみ活動しながらその上面中央に突出
させた舌(36a)により上部弁板(32)の空気孔(32a)を
開閉させる。即ち、櫛歯(46)が、下を見るように握っ
て櫛の梳をするか或はそれと略等しい姿勢をとらした場
合にはピストン(36)が降って上部の弁板(32)の空気
孔(32a)を開いてここを通じて外部の空気が貯蔵容器
(22) 内に誘入されて液状養毛剤の摘出による貯蔵容器
(22)内部の真空化を防止することにより液状養毛剤の
摘出が円滑に為され、発毛促進機を横にふせた姿勢が水
平以下に傾いた場合にはピストン(36) が直に上部弁板
(32)側に行きその空気孔(32a)を舌(36a)が付き込ん
で閉塞する。よって注入口(22a)が水平以下に置かれる
場合には外部の空気が貯蔵容器(22)内に誘入されない
のみならず反対に貯蔵容器(22)内の液状養毛剤が下部
弁板(34)の空気孔(34a)と上部の空気孔(32a)を遡っ
て注入口(22a)に漏出されることを完璧に防止される。
海綿体(42)は綿又は小さい起孔が良く発達され空気の
流通を円滑になすが、液状養毛剤の通過は容易でないス
ポンジ等であり、これは貯蔵容器(22)に誘入される外
部空気の浄化目的と上記説明した如く貯蔵容器(22)内
の液状養毛剤に対する漏出抑制効果及び発毛促進機が動
くたび毎に貯蔵容器(22)内に収めていた液状養毛剤に
より作用される容器内部の圧力変化による衝突を緩化す
ると同時に弁板(32)(34)の内側に付加した弾性パッ
キング(38)(40)に対するピストン(36)の接触衝突
を減らす為にシリンダ(30)の上・下端部分につめてい
る。一方、上記貯蔵容器(22)の流出口には流出管(4
4)が連結される。この流出管(44)はブラシ部(A)
内空間部にその長さ方向に沿って平行に置かれ、又底面
には多数に注出管(24)が連結される。これ等注出管
(24) は流出管(44)を通じて貯蔵容器(22)に内部的
に接続されそこで流出される液状養毛剤を外部に引導す
る役割を主な任務とする。また各注出管(24)の注出端
にはボールペンチップでよく見られる様な形態に内蔵さ
れた接触具(24a)がある。この接触具(24a)は櫛ならし
する時に発毛促進機の方向に関係なく常に頭皮に接触し
て液状養毛剤を塗布し易く又は頭皮との摩擦の時に頭皮
が傷をうけるか痛さを感じないようにする為である。第
3図及び第6図に表わされた如く注出管(24)の上端と
上記流出管(44)との間には緩衝ホース(24b) が連結さ
れる。発毛促進機で櫛梳りをすればこの櫛梳りが不規則
的になされる場合がある。この時若し注出管(24)の柔
軟性が不充分であれば頭皮に痛症を与え、しいては傷を
与えることにもなる。上記緩衝ホース(24b)はこの場合
のおそれを考えて設けたもので、櫛ならしの時に強い力
を加える場合には緩衝ホース(24b)が一瞬間磁石棒の軸
方向に向かって弾力的に収縮される緩衝力を発揮する余
裕を与えることにより乱暴な櫛ならしによる頭皮の損傷
・痛症を避けることになる。この時共に必要なことはブ
ラシ板(20)の柔軟性であるが、この点においてはブラ
シ板(20)に関する部分において詳説する。第7図に示
された如くブラシ板(20)の底面には櫛歯(46)が形成
されており、櫛歯(46)と櫛歯(46)の間には磁石棒
(48)を植える為の植入孔(20a)と上記注出管(24)が
通る注出管孔(20b)が穿いている。又ブラシ板(20)は
弾性を有する合成ゴム材等より造るのが好ましい。その
理由は櫛の梳りをする時、過剰な力が加えられる場合に
緩衝ホース(24b)が一瞬間磁石棒(48)と共に軸方向に
向かって弾力的に収縮され得る余裕を与えることにより
櫛梳りの手落ちでの頭皮の損傷・痛症を与えない為であ
る。従って注出管(24)の固い接融衝突より頭皮を保護
するのは勿論、頭皮のマッサージ効果をも共にすること
ができる。第8図に示された如く、磁石棒(48)の上端
には若干の間隔を存して2つのカラー(48a,b ) が形成
されている。磁石棒(48)の上端部を上記植入孔(20a)
にはめ込んだ時に上部カラー(48a)は植入孔(20a)の上
縁に掛り、下部カラー(50b)は植入孔(20a)の下縁に掛
って内外に任意に抜けるのを防ぐ要素である。この磁石
棒(48)は又引張強度が高い炭素綱に保磁力が高い適当
の結晶粒子300 〜500 A °程度の端子具構造をとり、こ
れをCO-Ni 合金溶を実施し、これに次亜燐酸塩又は燐酸
を加えて CO-Ni-P系磁性鍍金、即ちコバルト−ニッケル
−りん系磁性鍍金処理する方法にて製造する。他の方法
としては純鉄又はこれと同等の鉄を熱処理した後に表面
硬化鍍金と親和性のある金を鍍金処理してカラー(48a,
b)部分に磁場を入力するか、レオジューム、ヘライト、
アルニコ等を使用して適当な大きさに研磨加工した後磁
場を入力する方法もある。又第2、3図に示された如く
頭皮との摩擦による磁石棒(48)の自然の損耗を減らす
方法として、前ふた(12)の下面に1500〜2000ガウスの
磁力を入力することができる材質、いわばアルニコ、ヘ
ライト等よりなる補助磁石板(16)を付けることもでき
る。この場合にはS極よりN極に磁力線が動く磁場特有
の性質により、その磁場は全て磁石棒(48)に集中され
磁石密度を増大させ、磁石棒(48)の先端に強い磁化領
域が形成され、これによって磁石棒(48)より出される
磁力線が頭皮内の真皮を−イオン化させ、真皮内の血流
を改善し、従って毛嚢内の毛根でたんぱく質の合成を促
進、頭皮の美容効果は勿論、脱毛症を抑制すると同時に
発毛を促進させ、脱毛症患部に対するより高い治療効果
を発揮する。そして網(18)は磁石棒(48)の植入状
態を安定させる為にブラシ板(20)の内側に付けるもの
であって繊維材又は微細の鉄線で造った金網が良い。
【0007】
【発明の効果】次に本発明の作用並びに効果について詳
説する。第3図及び第6図において、後ふた(14)と栓
(26)を順々に開いて注入口(22a)に液状養毛剤を注入
して溝タンクにつめ入れる。次に栓(26)と後ふた(1
4)を更に閉じて使用する。櫛歯(46)が下を向くよう
にハンドル部(B)を握ればピストン(36)は自重の為
に上部弁板(32)より下部弁板(34)側に下がる。この
時上部弁板(32)の空気孔(32a)が自動的に開かれて空
気孔(10c)を通じて作用する大気圧が貯蔵容器(22)内
にその影響を及ぼすことになる。この大気圧の影響を受
けた貯蔵容器(22)内の液状養毛剤は流出管(44)に流
出され、次いで直ちに注出管(24)を沿って遅い流速で
流れ下がる。そしてこの液状養毛剤は注出管(24)の先
端に至っては表面張力の現象により接触具(24a)の表面
に着いた状態で溜められる。このような状態で発毛促進
機により頭に櫛梳りをすれば、接触具(24a)により液状
養毛剤が浸出して頭皮に塗布され、磁石棒(48)で出さ
れる磁力は頭皮と毛嚢の周辺の毛細血管を刺激する作用
が同時に起こる。この時磁石棒(48)の先端には+磁気
場が形成される。この+磁気場が頭皮に照射されれば磁
気場の性質により頭皮は−イオン化され活発な血流を促
進させる。その結果、頭皮組織内においてヘモグロビン
の同和作用とたんぱく質の供給が円滑になされ生きてい
る毛嚢の活動にも刺激を与え、よって特段の脱毛防止及
び発毛促進効果を奏する。と共に櫛歯(46)と磁石棒
(48)及び注出管(24)の各先端は頭皮と摩擦する時頭
皮に対して一種のマッサージ作用も行われる。
【実験1(動物実験)】本発明の発毛促進剤の作用効果
を実証する為に種々の実験を行った。12週間になった
雄うさぎ10匹のすべてにそれぞれ単位面積20cm2 内の
毛を削り取った。実験方法としては、削った面積の1/
2を比較面にして既存の養毛剤を塗り、残りの部分は60
〜70ガウスが入力された磁石棒(48)を装着した発毛促
進機で1日2回ずつ毎回単位面積10cm2 当り40回ずつ
軽く櫛梳りする方法で1週間くり返し実施した後にうさ
ぎの背に育った毛の長さを測ってその結果を表1に示し
た。
【表1】 上記表で明らかのように純粋養毛剤による発毛効果より
も磁場を利用した本発明の発毛促進機を使用して成長し
た発毛効果が最も大きい。
【実験2(人体の頭皮に対する適用実験)】磁石棒(4
8)と頭皮との摩擦時(マッサージの時)に摩擦を減ら
す為に貯蔵容器(22)に養毛剤の代りにオリーブ油を注
入して櫛ならしをした。この時注出管(24)の液状養毛
剤が流れ出るので、オリーブ油の浪費を減らす為にオリ
ーブ油にパラピンタックスを混入して均等攪拌し、その
粘度を一般の粘度測定法により200センチストクで調整
した。適用対象者の中A群とB群は原形脱毛症、C群は
老人性脱毛症患者を適用対象にし、又A群は60〜70ガウ
ス、B群は80〜100 ガウス、C群は 150〜200 ガウスの
磁石棒(48)にし、掻痒症を伴う原形脱毛症が進んでい
る人に単位面積 10cm2当り1日2回、毎回40回ずつ軽
く櫛梳りをして50日間くり返し実施してその結果を表
2に表わす。
【表2】 原形脱毛症と老人性脱毛症が進んでいる9人に対して実
施した結果を表わした上記表に示す如く、掻痒症がなく
なり毛髪の量も顕著に増えたことがわかる。これは頭皮
組織内において毛孔周囲の真皮内で円滑な血液循環が毛
根の形成に直接的に影響を及ぼした事実を確かめるに十
分であり、又頭皮が磁場の接触により真皮の微細血管内
血流が−イオン化されることにより微細血管の貧血組織
を緩化させた結果によることをも併せて確かめられる。
脱毛症に伴う掻痒症は頭皮外部の真菌による影響のみな
らず真皮組織内の微細血管の貧血組織による血液循環障
害も掻痒症と脱毛現象が起こる主原因であったが、上記
実験1で既存の養毛剤を塗ったものを比較群にして発毛
促進機をうさぎの背に実施した結果でも発毛効果が顕著
の事実が確かめられ、又実験2の結果においても原形脱
毛症や遺伝的老人性脱毛症等の治療方法にしても効果が
大きいことを確かめ得た。又治療途中に櫛ならしの不作
用は全然発見されず、脱毛辺の乾性に変質されていた髪
の目もやわらかくなり潤気のある健康な髪の毛に発展さ
れると共に発毛速度も早かった。従って本発明の発毛促
進機は今迄養毛剤だけを頭皮に塗って発毛を期待した脱
毛防止又は発毛治療方法とは異なり、+磁場で頭皮内の
血流が−イオンに変わる作用を誘発して頭皮の血行を改
善するに大いに役立つと共に、頭皮のマッサージ効果及
び頭皮に薬物を塗って浸透させる方法においてもより経
済的で効果的に実施することができ、脱毛防止及び発毛
促進に期待する効果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁場を利用した発毛促進機の斜視
図。
【図2】本発明の分解図。
【図3】本体だけを切り開いた縦断面図。
【図4】本体ブラシ部の縦断面図。
【図5】養毛剤の漏出防止装置の詳細図。
【図6】第3図の1−1線断面図。
【図7】ブラシ板の断面図。
【図8】磁石棒の一部切り開いた正面図。
【符号の説明】
10‥‥本体 10b,20b ‥‥注出管孔 10c ‥‥空気小通孔 16・・・・補助磁石板 18‥‥網 20‥‥ブラシ板 20a ‥‥植入孔 22‥‥養毛剤貯蔵容器 22a ・・・・注入口 24‥‥注出管 24a ‥‥接触具 24b ‥‥緩衝ホース 26‥‥注入口栓 28‥‥漏出防止装置 30‥‥シリンダ 32、34 ‥‥弁板 36‥‥ピストン 38、40 ‥‥弾性パッキング 42‥‥海綿体 44‥‥流出管 46‥‥櫛歯 48‥‥磁石棒 48a,b ‥‥カラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起毛部とハンドル部よりなり、上面は開
    口状で前ふたと後ふたをかぶせた中空の本体内の起毛部
    底面に、多数の磁石棒を植え、櫛歯も共に植設したブラ
    シ板を付着すると同時に注出管を櫛歯と同じ方向にブラ
    シ板を貫通させ、上記磁石棒と注出管が櫛歯の一部を担
    当するように構成し、上記磁石棒で出される+磁場を頭
    皮に照射して頭皮内の血流に−イオン化現象を誘発さ
    せ、真皮内の微細血管の血流改善により毛根にたんぱく
    質を形成することにより脱毛予防と発毛を促進させるこ
    とができるようにしたことを特徴とする磁場を利用した
    発毛促進機。
  2. 【請求項2】 本体内に液状養毛剤貯蔵容器を内設し、
    この貯蔵容器の先端の流出口には多数の注出管を分岐し
    た流出管の後端を連結し、上記注出管は起毛部の床面と
    ブラシ板を貫通して外へ伸びるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の磁場を利用した発毛促進機。
  3. 【請求項3】 液状養毛剤貯蔵容器は外部の空気は貯蔵
    容器の内部に誘入されるが、貯蔵容器内の養毛剤は漏出
    されないように養毛剤漏出防止装置を具備したことを特
    徴とする請求項2記載の磁場を利用した発毛促進機。
  4. 【請求項4】 注出管は流出管との接続部付近を折り曲
    げて形成される緩衝ホースを通じて流出管に接続し、又
    流出管の先端には接触具を内蔵したことを特徴とする請
    求項1記載の磁場を利用した発毛促進機。
JP5020866A 1992-01-14 1993-01-14 磁場を利用した発毛促進機 Pending JPH05261162A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019920000429A KR940006529B1 (ko) 1992-01-14 1992-01-14 자장을 이용한 발모촉진기
KR1992P0429 1992-01-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05261162A true JPH05261162A (ja) 1993-10-12

Family

ID=19327851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5020866A Pending JPH05261162A (ja) 1992-01-14 1993-01-14 磁場を利用した発毛促進機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05261162A (ja)
KR (1) KR940006529B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528232A (ja) * 2003-02-26 2007-10-11 ファング,ハ−ウク 毛髪生成機
CN112843401A (zh) * 2021-02-23 2021-05-28 南京夏悦生物科技有限公司 一种生发器
JP2023511572A (ja) * 2020-01-23 2023-03-20 ヨンウ カンパニー リミテッド 個人用ケア装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200422915Y1 (ko) * 2006-03-31 2006-08-02 임규수 자석과 전기를 이용한 두피 마사지기
US11666520B2 (en) 2015-12-28 2023-06-06 Johnson & Johnson Consumer Inc. Hair growth composition and method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125510A (ja) * 1983-01-02 1984-07-19 北浜 清 養毛用ブラシ
JPS629923B2 (ja) * 1982-06-03 1987-03-03 Fujitsu Ltd
JPS6228755B2 (ja) * 1981-01-06 1987-06-22 Wai Ii Deeta Kk

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228755B2 (ja) * 1981-01-06 1987-06-22 Wai Ii Deeta Kk
JPS629923B2 (ja) * 1982-06-03 1987-03-03 Fujitsu Ltd
JPS59125510A (ja) * 1983-01-02 1984-07-19 北浜 清 養毛用ブラシ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528232A (ja) * 2003-02-26 2007-10-11 ファング,ハ−ウク 毛髪生成機
JP2023511572A (ja) * 2020-01-23 2023-03-20 ヨンウ カンパニー リミテッド 個人用ケア装置
CN112843401A (zh) * 2021-02-23 2021-05-28 南京夏悦生物科技有限公司 一种生发器

Also Published As

Publication number Publication date
KR930016115A (ko) 1993-08-26
KR940006529B1 (ko) 1994-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7922688B2 (en) Automated delivery of a therapeutic or cosmetic substance to cutaneous, subcutaneous and intramuscular tissue regions
CN104136071B (zh) 用于刺激头发生长和/或避免头发脱落的装置与方法
US20170266371A1 (en) Stimulator, pump & composition
EP1021179A4 (en) METHOD FOR PROMOTING HAIR GROWTH AND DEVELOPING THE HAIR SYSTEM
Borgens et al. Small artificial currents enhance Xenopus limb regeneration
KR20200037342A (ko) 향상된 고정 기능과 의료 안전 기능을 갖춘 모발 이식
JP2013034743A (ja)
JP2014526285A (ja) 物質の経皮送達のための方法およびデバイス
JPH05261162A (ja) 磁場を利用した発毛促進機
WO2020096539A2 (en) Hair transplantation technique that reduces the hair growth process and reaches a higher number of hair follicle
JPH08107936A (ja) 毛髪発毛育毛方法及び装置
KR102120245B1 (ko) 눈썹 발모 시술 방법
US20200188647A1 (en) Non-invasive transportation method
KR101166587B1 (ko) 모발로의 유효성분의 이온도입 및 원적외선 부여트리트먼트 장치
CN210813484U (zh) 一种能注射液体的微针导入仪
CA2700311A1 (en) Epidermal stimulation to enhance hair follicle formation
CN1037409C (zh) 利用磁场的毛发生长促进机
Van der Velden et al. Dermatography, a treatment for sequelae after head and neck surgery: a case report
KR20170029241A (ko) 성장인자 및 아미노산을 포함하는 것을 특징으로 하는 발모 촉진제
KR102654857B1 (ko) 두피 자극 및 약액 도포 장치
Santos et al. Auxilary Procedures
Knoll et al. Illustrated Atlas of Esthetic Mesotherapy
KR20140071885A (ko) 피부재생용 금사 주입 장치
JP2004537551A (ja) メトトレキサートに基づく薬剤を投与することによって腫瘍性、血管原性、繊維芽細胞性及び/又は免疫抑制性眼球異常を治療する方法及びメトトレキサートに基づく薬剤を送達するための眼球イオン導入装置。
JP2005304671A (ja) 外科針