JPH05260996A - リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法 - Google Patents

リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法

Info

Publication number
JPH05260996A
JPH05260996A JP6074192A JP6074192A JPH05260996A JP H05260996 A JPH05260996 A JP H05260996A JP 6074192 A JP6074192 A JP 6074192A JP 6074192 A JP6074192 A JP 6074192A JP H05260996 A JPH05260996 A JP H05260996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
phospholipid
choline
serum
quantification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6074192A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Takayanagi
勝彦 高柳
Hitoshi Kondo
仁司 近藤
Kazuhiko Nagata
和彦 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP6074192A priority Critical patent/JPH05260996A/ja
Publication of JPH05260996A publication Critical patent/JPH05260996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホスホリパーゼD、コリンキナーゼ、および
アデノシン5′−三燐酸を含有するリン脂質定量用試薬
によって、リン脂質とホスホリパーゼDとの酵素反応に
より生じたコリンをコリンキナーゼにより定量する。 【効果】 リン脂質の測定において、試料中に存在する
リン脂質のほぼ100%を迅速かつ高精度で測定でき、
臨床検査その他に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リン脂質定量用試薬
と、リン脂質の定量法に関するものである。さらに詳し
くは、この発明は、血清中のリン脂質量を簡便かつ高精
度に定量する方法と、そのための定量用試薬に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種疾病の診断方法として、
血清中に含まれる種々の物質の濃度を測定するという方
法が利用されている。これは疾病と血清中の特定物質の
濃度との間に有意な相関関係が存在するという知見に基
づくものである。例えば最近の死亡原因の上位を占める
ようになっている肝臓疾患と血清中の総リン脂質との間
には密接な関係があることが知られている。このため肝
臓疾患の診断法の一つとして、血清総リン脂質の定量が
用いられている。
【0003】現在のところ、主なリン脂質の定量法とし
ては以下のようなものが用いられている。 1)試料よりリン脂質を抽出・灰化した後、灰化試料中
のリン酸をリン−モリブテン酸試薬により比色・定量す
る方法 たとえば2)試料にホスホリパーゼCを作用させ、生成
したコリンリン酸のフォスファターゼ処理により生じた
リン酸を比色定量する方法 また、3)試料にホスホリパーゼCを作用させ、生成し
たグリセロ脂肪酸のリゾホスホリパーゼ処理により生じ
たグリセリンを定量する方法 4)試料にホスホリパーゼDを作用させ、生成したコリ
ンをコリンオキシダーゼを用いて定量する酵素法
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法にはそれぞれ固有の問題点があり、簡便かつ高精
度なリン脂質の定量は困難であった。以下にその問題点
を列挙する。 1)の方法では、リン脂質の総量を高精度で測定できる
が、試料からのリン脂質の抽出操作が繁雑である、反応
が強酸性下で行われる、などの理由のため病院の検査室
などでの一般的使用には適さない。
【0005】2)〜4)の方法はリン脂質の抽出操作は
不要であり、1)に比べると格段に簡便である。しかし
定量性などには問題が残る。2)の方法では、リン脂質
の量は最終的にはリン酸の比色定量によって求められる
ため、1)の場合と同様に操作が繁雑となる。 3)の方法ではグリセロリン脂質しか測定できないた
め、血清中のその他のリン脂質、例えば血清リン脂質の
約20%を占めるスフィンゴミエリンなどが測定できな
い。そのため測定値として検出できるのは総リン脂質の
約80%にすぎず、正確な総リン脂質値であるとはいい
がたい。
【0006】4)は現在最も一般的に用いられている方
法である。その利点としては、酵素法であるため1)〜
3)の方法に比べて共存物質の影響を受けにくい、操作
が簡便で高精度であるなどが挙げられる。この方法の基
本原理は、臨床検査講座[医歯薬出版株式会社発行、1
986年]などに記載され、すでに公知であり、現在上
市されているリン脂質測定用の臨床検査試薬のほとんど
がこの原理に基づいている。しかしこの方法では酵素の
特性上、血清リン脂質の約5%を占めるフォスファチジ
ルエタノールアミンが測定できないため、測定値とリン
脂質の総量とは必ずしも一致しない。またいずれの検査
試薬も発色法を用いるため、血清中の有色成分である赤
血球やビリルビンの影響を受け易いばかりでなく、色原
体として用いているフェノールによる水質汚染の恐れも
あり、使用および使用後の廃液処理には充分な注意が必
要となる。
【0007】以上のように、現在一般的に用いられてい
る血清総リン脂質の測定法には、操作性、精度などに関
して各々に固有の問題点があり、臨床検査試薬として日
常的に用いるのに、必ずしも万全な方法であるとは言い
難たかった。この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来方法の欠点を解消し、血清中の
リン脂質量を100%に近い精度で、簡便に測定できる
定量法と、そのための定量用試薬を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、ホスホリパーゼD、コリンキナ
ーゼ、およびアデノシン5′−三燐酸を含有することを
特徴とするリン脂質定量用試薬を提供する。さらにこの
発明は、リン脂質とホスホリパーゼDとの酵素反応によ
って生じたコリンをコリンキナーゼを用いて定量するこ
とを特徴とするリン脂質の定量法をも提供する。
【0009】以下、この発明の構成についてさらに詳し
く説明する。この発明における血清総リン脂質の定量法
の特徴は、以下の反応式に示したように、リン脂質とホ
スホリパーゼD(以下、PLDと略記する)との反応に
よって生じたコリンに、コリンに対する特異性の極めて
高いコリンキナーゼ(以下、ChKと略記する)を共役
酵素として作用させ、その生成物を定量することであ
る。
【0010】
【化1】
【0011】
【化2】
【0012】この場合、ChKの特異的な作用によって
生じる生成物の定量法は特に限定されないが、通常はP
LDによる反応式1、ChKによる反応式2の2つの反
応を連続的に行うことにより生成するコリンリン酸また
はアデノシン5′−二リン酸(以下、ADPと略記す
る)のいずれかを定量するのが一般的である。コリンリ
ン酸の定量は、コリンリン酸のフォスファターゼ処理に
より生じたリン酸の比色定量、またはコリンの色原体存
在下でのコリンオキシダーゼ処理による呈色反応によっ
て定量することができる。また、ADPは、ピルビン酸
キナーゼ(以下、PKと略記する)と乳酸脱水素酵素
(以下、LDHと略記する)との共役反応を利用するこ
とによって定量可能である。この定量法は、全反応が酵
素反応であるため、血清中の共存物質の影響を受けにく
く、日常的に行われる臨床検査にとってきわめて有利な
方法である。さらにこのADPを定量する場合には、リ
ン脂質量は還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ド(以下、NADHと略記する)の減少による紫外部
(340nm)の吸光度の測定により容易に高精度で定量
できる。しかもPKの作用によってADPからATPが
再生されるため、コリンに対するChKの作用が増強さ
れ、高感度の測定が可能となる。以下にその反応を示
す。
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】この発明に用いるPLDとしては植物組
織、微生物由来のいずれもが利用できる。またChKと
しては微生物・動物組織のいずれに由来するものも利用
できるが、中でも酵母由来のChKは、コリンに対する
親和力が極めて強い(コリンに対するミハエリス定数:
1.5 ×10-5M)うえ、エタノールアミンキナーゼ活性
も合わせ持つため、現在多用されているコリンオキシダ
ーゼ法では測定できないフォスファチジルエタノールア
ミンの測定が可能となる。その結果、血清総リン脂質を
ほぼ100%測定でき、最適であるといえる。
【0016】またPKとLDHとしては、各種の微生物
または動物組織由来のものなどを適宜使用すれば良い
が、特に兎や豚の筋肉組織由来のものが好適である。P
K、LDH、ホスホエノールピルビン酸(以下、PEP
と略記する)、およびNADHの使用量に特に限定はな
いが、通常の使用量はそれぞれ3〜30ユニット/ml,
1〜20ユニット/ml、0.1 〜2mMである。
【0017】この発明における上記の定量法では、PL
D、ChK、およびATPを含有する溶液を定量用試薬
として使用することが有効である。その濃度は通常はそ
れぞれ0.1 〜2ユニット/ml、0.1 〜50ユニット/ml
および0.5 〜50mMである。さらに、このような定量用
試薬には、通常よく用いられる添加剤(例えば塩化ナト
リウムをはじめとする各種の塩類、トリトンX−100
をはじめとする各種の界面活性剤など)、安定化剤(例
えばN−アセチルシステイン、グルコースなど)、防腐
剤(例えばアジ化ナトリウムなど)および賦形剤(例え
ばラクトースなど)等を適宜共存させても良い。また定
量用試薬の試薬形態としては、全ての成分を1つの試薬
にした、いわゆる一試薬系でも良いが、PLD、ChK
を主成分とする第一試薬とATPを主成分とする第二試
薬とに分けて調製する、いわゆる二試薬系にしても良
い。この形態の場合には、たとえば第一試薬と試料を測
定温度(例えば37℃)に所定の時間(例えば5分間)
保持した後、測定温度に保持した恒温セル内に入れ、こ
れに第二試薬を添加・攪拌後、340nmにおける吸光度
の減少を測定すれば良い。
【0018】この発明の定量法における反応温度には特
に制限はなく、従来から臨床検査に常用されている温
度、(例えば25℃、30℃あるいは37℃)を適宜用
いることができる。また測定機器としては、紫外部領域
の測定波長を有する分光光度計や自動分析装置が使用で
きるが、中でも測定用組成物を入れるセルを恒温に保つ
ことのできる機器の使用が望ましい。
【0019】以下、実施例を示してこの発明をさらに詳
細かつ具体的に説明するが、この発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
【0020】
【実施例】実施例1 一試薬系定量用試薬によるリゾレシチンの定量測定 (1)試薬の調製 以下の組成からなる定量用試薬を作成した。
【0021】 グリシルグリシン緩衝液(pH7.5 ) 100mM MgCl2 5mM KCl 5mM CaCl2 5mM PEP 0.84mM NADH 0.25mM PK 5ユニット/ml LDH 11ユニット/ml PLD 0.25ユニット/ml ChK 0.3 ユニット/ml なお、ATP、NADH、PK(ウサギ筋肉由来)、L
DH(ウサギ筋肉由来)はベーリンガー・マンハイム山
之内社より購入し、PLD(微生物由来)は東洋紡社よ
り購入した。 (2)方法と結果 上記組成の定量用試薬500μlを37℃で5分間イン
キュベートした後、これに測定試料である卵黄由来リゾ
レシチン(Sigma社製)の溶液2μlを各々、0,
2,4,6,8,10mg/mlの濃度として添加し、攪拌
して、それぞれの340nmにおける吸光度の変化を測定
した。
【0022】この測定結果は、表1および図1に示した
通りである。これらの結果から明らかなように、一試薬
系として構成したこの発明の定量用試薬は、少なくとも
10mg/mlまでの濃度の試料に対して良好な定量感度を
示した。
【0023】
【表1】
【0024】実施例2 二試薬系定量用試薬によるエタノールアミンの定量測定 (1)試薬の調製 各々、以下の組成からなる第1試薬および第2試薬を作
成した。 第1試薬: グリシルグリシン緩衡液(pH7.5) 100mM MgCl2 5mM KCl 5mM CaCl2 5mM PEP 0.84mM NADH 0.25mM PK 5ユニット/ml LDH 11ユニット/ml PLD 0.25ユニット/ml ChK 0.3 ユニット/ml 第2試薬: ATP 15mM なお、ATP、NADH、PK(ウサギ筋肉由来)、L
DH(ウサギ筋肉由来)はベーリンガー・マンハイム山
之内社より購入し、PLD(微生物由来)は東洋紡社よ
り購入した。
【0025】(2)方法と結果 上記組成の第1試薬500μlに、測定試料であるエタ
ノールアミン(Sigma社製)10μlを、各々、
0,0.2 ,0.4 ,0.6 ,0.8 ,1.0mg /mlの濃度として
添加、混和し、37℃で5分間インキュベートした後、
第2試薬50μlを添加、攪拌して、340nmにおける
5分間の吸光度の変化を測定した。
【0026】また、比較例として、上記と同一の測定試
料を、コリンオキシダーゼを用いた発色法(以下、CO
D法と記載する)により測定した。これらの測定結果
は、表2に示した通りである。この表2から明らかなよ
うに、従来のCOD法ではエタノールアミンの測定が不
可能であるのに対し、この発明の定量用試薬を用いた定
量方法は、エタノールアミンの定量に対して良好な感度
を示した。
【0027】
【表2】
【0028】実施例3 二試薬系定量用試薬による標準血清の定量測定 (1)試薬の調製 実施例2と同一組成からなる第1試薬および第2試薬を
作成した。 (2)方法と結果 第1試薬500μlと、測定試料である人血清(n=
5)10μlを混和し、37℃で5分間インキュベート
した後、第2試薬50μlを添加、攪拌し、340nmに
おける5分間の吸光度変化を測定した。また、比較例と
して、COD法による測定も行なった。
【0029】これらの測定結果は、表3に示した通りで
あり、この発明の定量方法では、COD法と比較して平
均で約3%高い測定値が得られた。このことは、COD
法では検出不可能なフォスファチジルエタノールアミン
を、この発明の定量方法はその測定値に含んでいるため
と考えられる。
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、血清総リン脂質のほぼ100%を、血清成分に影
響されることなく迅速かつ高精度で定量することが可能
となり肝機能検査において信頼性の高いデータが提供さ
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各レシチン濃度に対する吸光度変化量を示した
相関図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスホリパーゼD、コリンキナーゼ、お
    よびアデノシン5′−三燐酸を含有することを特徴とす
    るリン脂質定量用試薬。
  2. 【請求項2】 リン脂質とホスホリパーゼDとの酵素反
    応によって生じたコリンをコリンキナーゼを用いて定量
    することを特徴とするリン脂質の定量法。
JP6074192A 1992-03-17 1992-03-17 リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法 Pending JPH05260996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6074192A JPH05260996A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6074192A JPH05260996A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05260996A true JPH05260996A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13150993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6074192A Pending JPH05260996A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05260996A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112522363A (zh) * 2019-09-18 2021-03-19 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 经改善的用于检测磷脂酶c的酶活力的方法及产品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112522363A (zh) * 2019-09-18 2021-03-19 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 经改善的用于检测磷脂酶c的酶活力的方法及产品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0005637A2 (en) Bilirubin-specific fungal enzyme compositions, their use in dry test elements and assay methods and methods for their extraction
BRPI0911578B1 (pt) método e conjunto para determinação da concentração de acetaminofeno em uma amostra
US4001089A (en) Method for determination of triglycerides and glycerol
AU655594B2 (en) Very rapid detection of fungal infections
EP0140589B1 (en) Enzymatic determination of d-3-hydroxybutyric acid or acetoacetic acid, and reagents therefor
JPS6357040B2 (ja)
Orfanos et al. A rapid screening test for Duchenne muscular dystrophy using dried blood specimens
Free et al. The estimation of the enzymes, amylase, proteinase, and lipase in duodenal contents
TWI275795B (en) Novel assay method
JPH05260996A (ja) リン脂質定量用試薬とリン脂質の定量法
JP4577863B2 (ja) カルシウムイオン測定用組成物および測定方法
JPH05168498A (ja) カルシウムイオン測定用組成物
US4142938A (en) Determination of triglycerides and glycerol
US4141792A (en) Composition and method for the quantitative determination of phospholipids
JPH0372280B2 (ja)
JP2001286297A (ja) コレステロール定量用試料の前処理方法およびこれを利用する特定のリポ蛋白中のコレステロール定量法
Bradley et al. Automated enzymatic measurement of lecithin, sphingomyelin, and phosphatidylglycerol in amniotic fluid.
CA1201047A (en) Method for quantitative measurement of phosphatidyl glycerol
JP4544598B2 (ja) 液状試薬および保存方法
JP3693302B2 (ja) カルシウムイオン測定方法および組成物
US5919644A (en) Method for assaying sulfate-conjugated bile acid and therefore
CA1202869A (en) Method for the quantitative measurement of the phosphatidyl glycerol
EP0486997B1 (en) Reagent for calcium ion level determination
US5789186A (en) Marker for cerebral apoplexy
JPH10337198A (ja) 破骨細胞由来酸性ホスファターゼの測定方法