JPH05260513A - テレビ信号記録再生装置 - Google Patents

テレビ信号記録再生装置

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JPH05260513A
JPH05260513A JP4053292A JP5329292A JPH05260513A JP H05260513 A JPH05260513 A JP H05260513A JP 4053292 A JP4053292 A JP 4053292A JP 5329292 A JP5329292 A JP 5329292A JP H05260513 A JPH05260513 A JP H05260513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
signals
television
reproducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4053292A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukazu Doi
信数 土居
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05260513A publication Critical patent/JPH05260513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】テレビ信号を複数の信号に符号化及び復号化す
る手段と、複数の信号を記録及び再生する手段と、複数
のテレビ信号の中の一つのテレビ信号を選択する手段と
を具備するテレビ信号記録再生装置。 【効果】固定ヘッドからのテレビ信号は特殊再生時にも
回転ヘッドからのテレビ信号に比べ画質劣化が少なく、
従来の課題であった特殊再生時の画質劣化を大幅に低減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号,音声信号,コ
ード信号の全て、またはその一部の信号を記録再生する
装置全般に関し、特にビデオテープレコーダのようにこ
の信号をテープ上に記録及び再生する場合に好適な記録
再生方式及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、第nフィールドのテレビ信号を
ヘリカルトラック4a,4b、第(n+1)フィールド
のテレビ信号をトラック5a,5b、第(n+2)フィ
ールドのテレビ信号をトラック6a,…、と記録すると
きのテープ1上のフォーマットを示す。アナログビデオ
テープレコーダの場合は、1フィールドのテレビ信号を
1トラックに記録される場合が多く、ディジタルビデオ
テープレコーダの場合は、図3に示すように1フィール
ドのテレビ信号を数トラックに記録する場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3において、3は通
常再生時の回転ヘッド2の軌跡を示し、30は早送り再
生時の回転ヘッド2の軌跡を示す。通常、再生時には、
テープ送り速度13と回転ヘッド2を搭載したドラム回
転速度の関係が記録時と同じため、回転ヘッド2は記録
トラック4a,4b,5a,5b,6a,…を正確に走
査することが出来る。ところが、早送り再生時には、テ
ープ送り速度13とドラム回転速度の関係が記録時と異
なるため、回転ヘッド2は記録トラック4a,4b,5
a,5b,6a,…を横断し、信号の記録されていない
部分31a,31b,31c,31d,…を走査する。
【0004】無信号記録部31a,31b,31c,3
1d,…を走査した信号は、アナログビデオテープレコ
ーダの場合はノイズに、ディジタルビデオテープレコー
ダの場合は符号の誤りとなり、ともにテレビ画面ではノ
イズとなる。特に、ディジタルビデオテープレコーダの
場合は、1フィールドのテレビ信号を数トラックに記録
するため、無信号記録部の発生割合が1トラックで記録
するアナログビデオテープレコーダに比べて多くなり、
早送り再生時の画質劣化は大きくなる。また、帯域圧縮
や高能率符号化等により圧縮した画像信号を記録するビ
デオテープレコーダの場合は、無信号記録部のノイズあ
るいは符号誤りの影響がその前後の部分に波及するた
め、画質の劣化は一層増大する。
【0005】以上、早送り再生時の場合について述べた
が、これは逆転再生,逆転早送り再生,スロー再生など
の特殊再生にも共通する。また、図3では、テープフォ
ーマットとして、ヘリカルトラックとヘリカルトラック
の間にクロストークの影響を低減するために無信号部
分、すなわち、ガードバンドを設けた場合を示したが、
ヘッドの傾き角度を違えることによりガードバンドをな
くしたアジマス記録の場合にも同様のことが云える。
【0006】
【課題を解決するための手段】テレビ信号を複数の信号
に符号化及び復号化する手段と、複数の信号を記録及び
再生する手段と、複数のテレビ信号の中の一つのテレビ
信号を選択する手段とを具備することにより、従来の特
殊再生時に発生していた画質劣化の課題を解決する。
【0007】
【作用】本発明のテレビ信号記録再生装置では、テレビ
信号を符号化手段により複数の信号に符号化し、符号化
手段から出力される信号を記録手段により記録し、再生
手段から出力される複数の信号を復号化手段により複数
のテレビ信号に復号し、選択手段により複数のテレビ信
号の中の一つを選択することにより、従来の特殊再生時
に発生していた画質劣化の課題を解決する。
【0008】より具体的には、記録及び再生手段とし
て、回転ヘッドによりヘリカルトラックに記録及び再生
する手段と、固定ヘッドにより水平トラックに記録及び
再生する手段とを有し、符号化手段から出力される複数
のテレビ信号を、それぞれ回転ヘッドによる記録手段、
及び固定ヘッドによる記録手段によりテープ上に記録す
る。再生側では、回転ヘッドによる再生手段、及び固定
ヘッドによる再生手段から出力される信号を、それぞれ
復号化手段によりテレビ信号に復号化し、選択手段によ
り通常再生時には回転ヘッドに対応するテレビ信号,特
殊再生時には固定ヘッドに対応するテレビ信号を選択
し、テレビモニタなどに出力する。
【0009】固定ヘッドによる記録及び再生手段は、特
殊再生時にも記録トラックを完全に走査することが可能
なため、このような構成をとることにより、特殊再生で
発生していた画質劣化をなくすことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明のテレビ信号のテープ1上のフ
ォーマットを示す。回転ヘッド2は、符号化手段により
符号化された第nフィールドのテレビ信号をヘリカルト
ラック4a,4b、第(n+1)フィールドのテレビ信
号をトラック5a,5b、第(n+2)フィールドのテ
レビ信号をトラック6a,…、に記録する。固定ヘッド
7は、符号化手段により符号化された第nフィールドの
テレビ信号を水平トラック8の10、第(n+1)フィ
ールドのテレビ信号を11、第(n+2)フィールドの
テレビ信号を12,…、に記録する。
【0011】ここで、符号化手段より出力する信号はア
ナログ信号でもディジタル信号でもよい。ただし、一般
に、水平トラックの記録スペースは、ヘリカルトラック
に比べ小さいため、固定ヘッド7で記録する符号化手段
より出力する信号は、回転ヘッド2で記録する符号化手
段より出力する信号に比べ、アナログ信号の場合は狭帯
域,ディジタル信号の場合は低ビットレートにする。
【0012】また、水平トラックとヘリカルトラックに
記録するテレビ信号は、図1に示す10,11,12と
4a,4b,5a,5b,6a,…のようにフィールド
同期をとるように選ぶ必要がある。しかし、図1に示す
ように、フィールド単位で厳密に水平トラックとヘリカ
ルトラックのフィールド同期をとる必要は必ずしもな
く、図2の水平トラック8の第nフィールド、第(n+
1)フィールド第(n+2)フィールドの記録パターン
20,21,22のように、フィールド単位での水平ト
ラックとヘリカルトラックとのフィールド同期はずれて
いてもよい。
【0013】ただし、このような場合にも、少なくとも
複数フィールド単位ではヘリカルトラックと水平トラッ
クのフィールド同期がとれている必要がある。特に、デ
ィジタルビデオテープレコーダでは、水平トラックに記
録する信号のビットレートを低くする必要があるため、
高能率符号化は圧縮効率を高めるために、フィールド当
たりのビット数が画像信号の内容により変化する可変長
符号化を用いる場合が多く、このように水平トラックと
ヘリカルトラックのフィールド同期をとる方法は有用で
ある。
【0014】図4は記録側処理回路の構成を示したもの
である。テレビ信号40は符号器41,符号器42によ
り、それぞれヘリカルトラック,水平トラックに記録可
能な信号に符号化される。符号器41から出力される信
号43は、回転ヘッド2によりテープ1上のヘリカルト
ラック4a,4b,5a,5b,6a,…に記録され
る。符号器42から出力される信号45は、固定ヘッド
7によりテープ1上の水平トラック8に記録される。こ
こで、符号器41,42から出力される信号43,45
は、アナログ信号でもディジタル信号でもよい。
【0015】図5は再生側処理回路の構成を示したもの
である。通常再生時には、回転ヘッド2からの信号50
は、図4の記録側処理回路の符号器41の逆の処理を行
う復号器51によりテレビ信号52に変換されたのち、
選択回路59を経て表示回路61などに出力される。特
殊再生には、固定ヘッド7からの信号53は、図4の符
号器42の逆の処理を行う復号器54によりテレビ信号
55に変換され、さらに、ファーストインファーストア
ウトメモリ等で構成する時間軸補正回路56により外部
より入力する同期信号57に基づき、表示装置等に同期
したテレビ信号58に時間軸変換され、選択回路59を
経て表示回路61などに出力される。
【0016】特殊再生時には、テープ送り速度に応じて
フィールド周波数が変化するため、表示装置等に同期し
たテレビ信号に時間軸変換する時間軸補正回路56が必
要である。また、回転ヘッド2と固定ヘッド7からのテ
レビ信号52,58を切り換える選択回路59は、通常
再生や特殊再生のモード情報やテープ送り速度等の情報
に基づき、好適な再生画像が得られるように制御する必
要があり、通常はこのような情報を管理するシステムコ
ントローラにより制御すればよい。
【0017】
【発明の効果】固定ヘッドによる記録及び再生手段は、
特殊再生時にも記録トラックを完全に走査することが可
能である。したがって、このように構成する装置によれ
ば、固定ヘッドからのテレビ信号は特殊再生時にも回転
ヘッドからのテレビ信号に比べ画質劣化が少なく、従来
の課題であった特殊再生時の画質劣化を大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビ信号記録再生装置のテープ
フォーマットの第一の例を示す説明図。
【図2】本発明によるテレビ信号記録再生装置のテープ
フォーマットの第二の例を示す説明図。
【図3】従来のテレビ信号記録再生装置のテープフォー
マットの例を示す説明図。
【図4】本発明によるテレビ信号記録再生装置の記録側
処理回路の構成を示す説明図。
【図5】本発明によるテレビ信号記録再生装置の再生側
処理回路の構成を示す説明図。
【符号の説明】
1…テープ、2…回転ヘッド、4a,4b,5a,5
b,6a…ヘリカルトラック、7…固定ヘッド、8…水
平トラック、3…通常再生時の回転ヘッド軌跡。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ信号を複数の信号に符号化及び復号
    化する手段と、複数の信号を記録及び再生する手段と、
    複数のテレビ信号の中の一つのテレビ信号を選択する手
    段とを有し、前記符号化手段から出力される複数の信号
    を前記記録手段により記録し、前記再生手段から出力さ
    れる複数の信号を前記復号化手段により複数のテレビ信
    号に復号し、前記選択手段により前記複数のテレビ信号
    の中のいずれか一つのテレビ信号を選択することを特徴
    とするテレビ信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記複数の信号を記録
    及び再生する手段として、回転ヘッドによりヘリカルト
    ラックに記録及び再生する手段と、固定ヘッドにより水
    平トラックに記録及び再生する手段とからなるテレビ信
    号記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、テレビ信号を複数の信
    号に符号化及び復号化する手段として、前記復号器から
    出力される複数のテレビ信号のフィールド同期がとれる
    ように符号化するテレビ信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記複数のテレビ信号
    の中から一つのテレビ信号を選択する手段として、前記
    選択手段をシステムコントローラにより制御するテレビ
    信号記録再生装置。
JP4053292A 1992-03-12 1992-03-12 テレビ信号記録再生装置 Pending JPH05260513A (ja)

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JP4053292A JPH05260513A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 テレビ信号記録再生装置

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JP4053292A JPH05260513A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 テレビ信号記録再生装置

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JPH05260513A true JPH05260513A (ja) 1993-10-08

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ID=12938653

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JP4053292A Pending JPH05260513A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 テレビ信号記録再生装置

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