JPH05260401A - 映像ミューティング装置 - Google Patents

映像ミューティング装置

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JPH05260401A
JPH05260401A JP8599892A JP8599892A JPH05260401A JP H05260401 A JPH05260401 A JP H05260401A JP 8599892 A JP8599892 A JP 8599892A JP 8599892 A JP8599892 A JP 8599892A JP H05260401 A JPH05260401 A JP H05260401A
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horizontal
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Yasuharu Inobe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョンを音声出力にのみ利用する場合
の消費電力を大幅に節約可能にする。 【構成】チューナ回路,映像および音声の中間周波回
路、音声出力回路と、水平出力・フライバックトランス
回路とにそれぞれ独立した電源電圧を供給するスイッチ
ング電源と、上記水平出力回路の出力電圧を電源として
動作するとともに、上記水平出力・フライバックトラン
ス回路に水平ドライブ信号を出力する映像、クロマ偏向
用ICと、上記水平出力・フライバックトランス回路の
フライバックパルスを整流し、この整流出力を動作レベ
ル設定用のツェナダィオードを介して上記映像、クロマ
偏向用ICのX線保護回路用端子に入力するX線保護回
路とを備えて、該X線保護回路にダイオードを介して接
続した映像ミューティング回路からの映像ミュート信号
にもとづき、上記映像、クロマ偏向用ICからの水平ド
ライブ信号を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像表示を停止して
音声の出力のみを行わせる映像ミューティング装置に関
する。前記装置は例えば、通常のテレビ放送及びディジ
タル音声の放送を選択的に受信できるテレビ受信機等に
組み込まれる。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機は基本的に映像およ
び音声の各信号を受信し、ブラウン管に表示し、スピー
カにより音声出力する機能を有する。一方、今日では、
BS放送(日本におけるNHKのBモードステレオある
いはヨーロッパにおけるナイカム)、または、CATV
放送等においてディジタル音声システムが採用され、画
面を出さずに、クリアーな音声のみを出力させてこれを
聴取できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のテレビジョン受信機においては、音声のみを出力
させる際に、ブラウン管に加わる映像信号を遮断してラ
スターのみを出力させたり、画面を薄暗くしたりするた
め、映像、クロマ偏向回路からの水平ドライブ出力によ
り水平出力回路およびフライバックトランス回路が動作
を続けており、映像表示されていないにも拘らず電力が
無駄に消費されるという実用上の問題点があった。
【0004】この発明は上記のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、テレビジョンを音声出力に
のみ利用する場合の消費電力を大幅に節約することがで
きる映像ミューティング装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる映像ミ
ューティング装置は、チューナ回路、映像および音声の
中間周波回路、音声出力回路と、水平出力・フライバッ
クトランス回路とにそれぞれ独立した電源電圧を供給す
るスイッチング電源と、上記水平出力回路の出力電圧を
電源として動作するとともに、上記水平出力・フライバ
ックトランス回路に水平ドライブ信号を出力する映像、
クロマ偏向用ICと、上記水平出力・フライバックトラ
ンス回路のフライバックパルスを整流し、この整流出力
を動作レベル設定用のツェナダィオードを介して上記映
像、クロマ偏向用ICのX線保護回路用端子に入力する
X線保護回路とを備えて、該X線保護回路にダイオード
を介して接続した映像ミューティング回路からの映像ミ
ュート信号にもとづき、上記映像、クロマ偏向用ICか
らの水平ドライブ信号を出力停止させるようにしたもの
である。
【0006】
【作用】この発明における送信回路は、例えばリモコン
送受信機を介して送信指示される映像ミュートに対応す
る映像ミュート信号を、映像、クロマ偏向用ICのX線
保護回路用端子に入力する。これにより、この映像、ク
ロマ偏向用ICは、水平出力、フライバックトランス回
路への水平ドライブ出力を停止し、映像回路の動作を停
止させて、その停止分の電力消失をなくする。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は受信しようとするチャンネル
の電波を選択するチューナ回路、2は選択された受信信
号を映像については58.75MHZに変換し、音声に
ついては54.25MHZの中間周波信号に変換し増幅
する中間周波回路、3は中間周波回路2の途中から4.
5MHZの音声中間周波信号として取り出し、FM検波
してもとの音声信号とする音声出力回路、4は音声出力
用のスピーカである。
【0008】また、5は映像中間周波信号を検波した合
成映像信号から同期信号および搬送色信号を分離し、同
期偏向、色再生を行う映像・クロマ偏向用ICで、これ
が水平ドライブ信号を出力する。尚、この映像・クロマ
偏向用ICはX線保護回路用端子を有する。
【0009】6は上記水平ドライブ信号を受けて動作す
る水平出力・フライバックトランス回路で、これが上記
映像・クロマ偏向用ICに直流の電源電圧を供給すると
ともに、垂直回路用の電源電圧を出力する。7,8は水
平出力・フライバックトランス回路6が出力するフライ
バックパルスを整流、波形整形するダイオードおよび平
滑コンデンサ、9はX線保護の動作レベルを設定するツ
ェナダイオードで、上記ダイオード7および平滑コンデ
ンサ8とともにX線保護回路Pを構成する。
【0010】また、10はスイッチング電源で、上記チ
ューナ1、中間周波回路2および音声出力回路3と、水
平出力・フライバックトランス回路6とに、それぞれ別
々に電源電圧を供給する。さらに、11はリモコン送信
機、12はリモコン受信機、13はリモコン受信機12
がミュート指示入力を受信した際に、ダイオード14お
よびツェナダイオード9を介して上記X線保護用端子に
映像ミュート信号を送出するマイコン、15は映像ミュ
ーティング回路である。
【0011】次に動作について説明する。まず、通常の
テレビ受信状態においては、チューナ回路1が選択した
局の高周波信号を、中間周波回路2にて映像および音声
ごとに中間周波信号に変換して増幅し、このうち、音声
信号はFM検波等を行ってもとの音声信号を得て、これ
をスピーカ4から出力する。一方、映像信号は映像クロ
マ・偏向用IC5で、合成映像信号から同期信号および
搬送色信号の分離、同期偏向、色再生を行い、また、水
平出力・フライバックトランス回路6へ水平ドライブ信
号を出力し、これをドライブし、水平偏向コイルにのこ
ぎり波電流を供給し、かつ、高電圧を出力する。
【0012】また、かかる音声回路および映像回路の動
作中においては、水平出力・フライバックトランス回路
6はX線保護回路Pを通して、映像・クロマ偏向用IC
5にX線保護用信号を入力している。一方、リモコン送
信機11に設けた映像ミュートキーを操作した場合に
は、映像ミュート指示信号がリモコン受信機12を介し
てマイコン13に伝えられる。このためマイコン13は
ダイオード14を通して映像ミュート信号、例えばツェ
ナー電圧5Vを超える電圧を、映像・クロマ偏向用IC
5のX線保護回路用端子に入力する。
【0013】そこで、この映像ミュート信号を受けた映
像・クロマ偏向用IC5は、水平ドライブ信号の出力を
停止する。このため水平出力・フライバックトランス回
路6の動作が停止し、これから電源の供給を受けている
垂直回路やクロマ回路の動作も停止する。しかし、音声
回路側には、依然として電源電圧が印加されているた
め、テレビ音声はスピーカ4より出力される。尚、ツェ
ナダイオード9が設計上、ツェナ電圧が5V以上必要と
するときには、図2に示すようなトランジスタ21,2
2を直列接続したスイッチング回路SWを追加すれば良
い。
【0014】尚、上記映像ミュート動作時においては、
ブラウン管の画面が真暗になるので、テレビジョン本体
に取り付けた発光ダイオードなどを点灯させることによ
り、この映像ミュート状態を表示することが望ましい。
【0015】そして、かかる映像ミュートは、BS放送
やPAL圏におけるナイカム方式で、音声だけを聞きた
い場合、或いは一般放送で、食事時間に子供に見せたく
ない番組放送時間において、任意に行えるとともに、通
常の受信動作時に比べて、消費電力を例えば70%も削
減可能にする。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によればチュー
ナ回路,映像および音声の中間周波回路、音声出力回路
と、水平出力・フライバックトランス回路とにそれぞれ
独立した電源電圧を供給するスイッチング電源と、上記
水平出力回路の出力電圧を電源として動作するととも
に、上記水平出力・フライバックトランス回路に水平ド
ライブ信号を出力する映像、クロマ偏向用ICと、上記
水平出力・フライバックトランス回路のフライバックパ
ルスを整流し、この整流出力を動作レベル設定用のツェ
ナダィオードを介して上記映像、クロマ偏向用ICのX
線保護回路用端子に入力するX線保護回路とを備えて、
該X線保護回路にダイオードを介して接続した映像ミュ
ーティング回路からの映像ミュート信号にもとづき、上
記映像、クロマ偏向用ICからの水平ドライブ信号を出
力停止させるように構成したので、音声信号のみを出力
させたいときには、映像回路の動作を停止させること
で、電力消量を通常のテレビジョン受信の場合に比較し
て大幅に節減でき、子供の教育などにもフレキシブルな
利用ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による映像ミューティング
装置を示すブロック図である。
【図2】この発明における映像ミューティング回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 チューナ回路 2 中間周波回路 3 音声出力回路 5 映像・クロマ偏向用IC 6 水平出力・フライバックトランス回路 P X線保護回路 10 スイッチング電源 15 映像ミューティング回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナ回路、映像および音声の中間周
    波回路、音声出力回路と、水平出力・フライバックトラ
    ンス回路とにそれぞれ独立した電源電圧を供給するスイ
    ッチング電源と、 上記水平出力回路の出力電圧を電源として動作するとと
    もに、上記水平出力・フライバックトランス回路に水平
    ドライブ信号を出力する映像、クロマ偏向用ICと、 上記水平出力・フライバックトランス回路のフライバッ
    クパルスを整流し、この整流出力を動作レベル設定用の
    ツェナダィオードを介して上記映像、クロマ偏向用IC
    のX線保護回路用端子に入力するX線保護回路と、 該X線保護回路にダイオードを介して接続され、映像ミ
    ュート信号の送信出力によって上記映像・クロマ偏向用
    ICからの水平ドライブ信号を出力停止させる映像ミュ
    ーティング回路とを備えた映像ミューティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020011537A (ko) * 2000-08-02 2002-02-09 김홍기 엑스레이 보호회로

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