JPH05260310A - 逆量子化方法、画像データ符号化装置、および画像データ復号化装置 - Google Patents

逆量子化方法、画像データ符号化装置、および画像データ復号化装置

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JPH05260310A
JPH05260310A JP5321892A JP5321892A JPH05260310A JP H05260310 A JPH05260310 A JP H05260310A JP 5321892 A JP5321892 A JP 5321892A JP 5321892 A JP5321892 A JP 5321892A JP H05260310 A JPH05260310 A JP H05260310A
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JP
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inverse
quantized
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Withdrawn
Application number
JP5321892A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Shimizu
雅芳 清水
Tsuguo Noda
嗣男 野田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データの逆量子化方法において、
近似的量子化方法によって得られた量子化値を高精度に
逆量子化できるようにする。 【構成】 まず量子化閾値修正部1で量子化閾値を修正
し、その後、乗算部2で上記修正後の量子化閾値と量子
化値とを乗算し、その積を逆量子化値として出力する。
上記修正過程における修正方法としては、近似的量子化
方法に特有の誤差を吸収しうる各種の方法を採用可能で
ある。なお、図では、上記修正の際に量子化値を参照す
る構成とはしていないが、量子化値を参照して修正する
構成としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの逆量子化方
法、並びに画像データの符号化装置および復号化装置に
関する。
【0002】近年、画像データや音声データ等の効率的
な符号化のため等、様々な用途で量子化処理・逆量子化
処理が使用されている。量子化処理としては、被量子化
値(または、被量子化値に対して何らかの非線形変換を
施した値)を或る値(=量子化閾値)で除算し、その商
を基準に量子化値を決定する方法が広く用いられてい
る。また、この量子化処理に対応した逆量子化方法とし
て、量子化閾値と量子化値との積を基準に逆量子化値を
決定する方法が広く用いられている。
【0003】ところで、こうした商を基準とした量子化
処理の高速化、あるいは装置の小型化等のため、変数に
よる除算を避け、予め量子化閾値の逆数の近似値や、あ
るいは量子化閾値の逆数の倍数の近似値を求めておき、
この値と被量子化値との積を基準とした量子化方法や、
除算における端数処理において丸め処理(例えば、小数
点以下を四捨五入する処理)を行わず、切り捨てを行う
方法等、様々な近似的手法が用いられている。
【0004】しかしながら、こうした近似的量子化方法
で得られた量子化値には、正確な商を基準に決定した量
子化値には含まれない誤差(以下、近似的量子化方法特
有の誤差と呼ぶ)が含まれている。そのため、このよう
な近似的量子化方法特有の誤差の逆量子化値への影響を
抑える逆量子化方法の開発が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図30(a)に、従来の近似的量子化方
法の一例を示す。この方法では、まず量子化閾値の逆数
の近似値(または量子化閾値の逆数の倍数の近似値)を
算出し(S1 )、その算出値と被量子化値とを乗算して
積を求め(S2 )、最後に、この積に対し、上記近似値
算出過程(S1 )で倍にした分だけ除算相当の処理を行
う(S3 )。この方法の具体例として、被量子化値A
(=2090)を量子化閾値Q(=35)で量子化する
ことによって量子化値aを求める場合を、図30(b)
に示す。まず、量子化閾値Q(=35)の逆数の256
倍の近似値q(=7)を算出する(S1 )。ここで、逆
数の256倍としているのは、8ビットの整数で表現す
る場合を想定しているためである。なお、round( )は、
少数点以下四捨五入することを表している。続いて、上
記近似値q(=7)と被量子化値A(=2090)とを
乗算し、その積a′(=14630)を求める
(S2 )。最後に、上記の積a′を256で除算し、そ
の近似値を量子化値a(=57)として求める
(S3 )。なお、ここで述べた量子化方法においても、
3 の処理に除算が含まれるが、この除算は、変数では
なく定数による除算であるため、処理の高速化および簡
素化が可能となる。
【0006】図31(a)に、従来の近似的量子化方法
の他の例を示す。この方法では、被量子化値を量子化閾
値で除算する処理を行うが、その際、除算を簡素化する
ために、端数処理を丸め処理とはせずに、切り捨て処理
とする(S1 )。この方法の具体例として、被量子化値
A(=2090)を量子化閾値Q(=35)で量子化す
ることによって量子化値aを求める場合を、図31
(b)に示す。すなわち、被量子化値A(=2090)
を量子化閾値Q(=35)で除算し、その商の小数点以
下を切り捨てる処理(S1 )を行うことにより、量子化
値a(=59)を得る。なお、trunc( )は、小数点以下
切り捨てすることを表している。
【0007】次に、図32(a)および(b)に、従来
の逆量子化方法の一例を示す。この方法では、上記図3
0や図31のような近似的量子化方法で得られた量子化
値aに、該量子化方法で使用された量子化閾値Qを乗算
することで、逆量子化値Bを算出している(S1 )。こ
の方法の具体例として、図32(c)、(d)、(e)
に、それぞれ、図30の近似的量子化方法によって得ら
れた量子化値a(=57)を量子化閾値Q(=35)で
逆量子化する場合、図31の近似的量子化方法によって
得られた量子化値a(=59)を量子化閾値Q(=3
5)で逆量子化する場合、通常の量子化方法によって得
られた量子化値a(=round(A/Q) =60)を量子化
閾値Q(=35)で逆量子化する場合を示し、それぞ
れ、逆量子化値Bとして1995、2065、2100
が得られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の逆量子
化方法では、以下の問題があった。従来の逆量子化方法
は、近似的量子化方法特有の誤差を吸収しない。そのた
め、図32(c)〜(e)で示した例を用いて説明する
と、図30や図31に示すような近似的量子化方法によ
って得られた量子化値を逆量子化する場合(図32
(c):被量子化値A=2090、逆量子化値B=19
95、図32(d):被量子化値A=2090、逆量子
化値B=2065)には、通常の量子化方法によって得
られた量子化値を逆量子化する場合(図32(e):被
量子化値A=2090、逆量子化値B=2100)より
も、逆量子化値の誤差(逆量子化値B−被量子化値A)
が大きくなる傾向があるという問題があった。
【0009】本発明は、近似的量子化方法によって得ら
れた量子化値を高精度に逆量子化できるようにすること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の原理を、図1〜
図8に基づき説明する。図1は、量子化閾値修正部1と
乗算部2とを有する構成を示している。この構成による
逆量子化方法は、図5に示すように、まず量子化閾値修
正部1で量子化閾値を修正し(S1 )、その後、乗算部
2で上記修正後の量子化閾値と量子化値とを乗算し(S
2 )、その積を逆量子化値として出力する。上記修正過
程(S1)における修正方法としては、前述した近似的
量子化方法特有の誤差を吸収しうる各種の方法を採用可
能である。なお、図では、上記修正の際に量子化値を参
照する構成とはしていないが、量子化値を参照して修正
する構成としてもよい。
【0011】図2は、量子化値修正部3と乗算部4とを
有する構成を示している。この構成による逆量子化方法
は、図6に示すように、まず量子化値修正部3で量子化
値を修正し(S1 )、その後、乗算部4で量子化閾値と
上記修正後の量子化値とを乗算し(S2 )、その積を逆
量子化値として出力する。上記修正過程(S1 )におけ
る修正方法としては、近似的量子化方法特有の誤差を吸
収しうる各種の方法を採用可能である。なお、図では、
上記修正の際に量子化閾値を参照する構成とはしていな
いが、量子化閾値を参照して修正する構成としてもよ
い。
【0012】図3は、乗算部5と補正値決定部6と補正
部7とを有する構成を示している。この構成による逆量
子化方法は、図7に示すように、まず乗算部8で従来の
逆量子化方法と同様に量子化値と量子化閾値とを乗算し
て逆量子化値(補正前)を求め(S1 )、続いて補正値
決定部6で量子化値と量子化閾値とを用いて補正値を決
定し(S2 )、補正部7により、上記逆量子化値(補正
前)を上記補正値で補正する(S3 )。上記補正過程
(S2 、S3 )における補正方法としては、近似的量子
化方法特有の誤差を吸収しうる各種の方法を採用可能で
ある。なお、補正値決定部6では、量子化値と量子化閾
値の両者を用いて補正値を決定する構成としているが、
必ずしも両者を用いる構成とする必要はない。
【0013】図4は、乗算部8と近似値決定部9と除算
部10とを有する構成を示している。この構成による逆
量子化方法は、図8に示すように、まず近似値決定部9
で量子化閾値の逆数の倍数の近似値を決定し(S1 )、
続いて乗算部8で量子化値の倍数を算出し(S2 )、こ
の倍数を除算部10により上記近似値で除算し
(S3)、その商を逆量子化値として出力する。上記近
似値決定部9による近似値決定方法としては、近似的量
子化方法特有の誤差を吸収しうる各種の方法を採用可能
である。なお、量子化値の倍数を算出することをせず
に、量子化値そのものを量子化閾値の逆数の近似値によ
って除算するようにすることも可能である。
【0014】
【作用】図5に示した方法によれば、近似的量子化方法
特有の誤差を吸収できるように修正された量子化閾値を
用いて逆量子化を実行することになるので、これによっ
て得られる逆量子化値は元の被量子化値に大きく近づ
き、量子化・逆量子化による誤差が大幅に縮小される。
【0015】このことは、図6〜図8に示した方法に従
って逆量子化した場合にも、ほぼ同様に言える。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (1)第1実施例 図9は、本発明の第1実施例の逆量子化方法を用いたデ
ータ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。この
装置は、量子化閾値修正部11と乗算部12とから構成
されており、量子化閾値Qと量子化値aを入力して逆量
子化値Bを出力する構成である。このような構成からな
る装置で行われる逆量子化処理を、図10(a)に示
す。まず量子化閾値修正部11で量子化閾値Qを修正し
(S1 )、その後、乗算部12で上記修正された量子化
閾値(修正量子化閾値)Q′と量子化値aとを乗算し
(S2 )、その積を逆量子化値Bとして出力する。
【0017】上記量子化閾値修正部11の一例を、図1
1〜図13に示す。図11は、量子化閾値修正部11と
して修正量子化閾値算出部11aを用いたものであり、
これは、図30の近似的量子化方法で得られた量子化値
を逆量子化する場合を対象としている。この修正量子化
閾値算出部11aでは、図30の乗算処理で用いた値
(q=round(256/Q)) の逆数の256倍を修正量子化閾
値Q′として出力することによって、近似的量子化方法
特有の誤差を抑える。なお、修正量子化閾値Q′は、例
えば小数点以下第2位まで求める。この場合の実行例を
図10(b)に示す。この場合、逆量子化値B=208
4が得られ、修正を行わない場合(Q ×a=1995) に比べ
て、被量子化値(A=2090) に大きく近づいている。
【0018】図12は、量子化閾値修正部11として修
正量子化閾値算出部11bを用いたものであり、これ
は、図31の近似的量子化方法で得られた量子化値を逆
量子化する場合を対象としている。図31では切り捨て
処理を行っているが、この切り捨て処理では、常に、絶
対値の小さくなる誤差が生じる。そこで、この近似的量
子化方法特有の誤差を補正するため、修正量子化閾値算
出部11bでは、量子化閾値Qに0.5を加えた値を修
正量子化閾値Q′として出力する。この場合の実行例を
図10(c)に示す。この場合、逆量子化値B=209
5が得られ、修正を行わない場合(Q ×a=2065) に比べ
て、被量子化値(A=2090) に大きく近づいている。
【0019】図13は、量子化閾値修正部11として修
正テーブル11cを用いたものであり、これは、図30
の近似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する
場合を対象としている。修正テーブル11は、図11の
修正量子化閾値算出部11aの算出方法で予め作成され
ている。この場合の実行例を図10(d)に示す。この
場合、修正量子化閾値Q′の算出処理を行うことなく、
修正テーブル11を参照するだけで、図10(b)と同
様な効果を得ることができる。 (2)第2実施例 図14は、本発明の第2実施例の逆量子化方法を用いた
データ逆量子化装置の構成を示すブロック図であり、本
実施例は図31の近似的量子化方法で得られた量子化値
を逆量子化する場合を対象としている。この装置は、量
子化値修正部21と乗算部22とから構成されており、
量子化閾値Qと量子化値aを入力して逆量子化値Bを出
力する構成である。
【0020】このような構成からなる装置で行われる逆
量子化処理を、図15(a)に示す。図31では切り捨
て処理を行っているが、この切り捨て処理では、常に、
絶対値の小さくなる誤差が生じる。そこで、この近似的
量子化方法特有の誤差を補正するため、量子化値修正部
21では、量子化値aに〔(量子化閾値Q+0.5)/量子
化閾値Q〕を掛けた値の近似値を、修正量子化値a′と
して出力し(S1 )、その後、乗算部22で、上記修正
量子化値a′と量子化閾値Qとを乗算し(S2)、その
積を逆量子化値Bとして出力する。その実行例として、
量子化閾値Q=35、量子化値a=59の場合の逆量子
化例を、図15(b)に示す。S1 の処理で修正量子化
値a′=60が得られ、S2 の処理で逆量子化値B=2
100が得られる。本実施例は、図12と同様の補正目
的であるが、本実施例では乗算部22の処理を整数処理
とすることができる。 (3)第3実施例 図16は、本発明の第3実施例の逆量子化方法を用いた
データ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。こ
の装置は、乗算部31と補正値決定部32と補正部33
とから構成されており、量子化閾値Qと量子化値aを入
力して逆量子化値Bを出力する構成である。このような
構成からなる装置で行われる逆量子化処理を、図17
(a)に示す。まず乗算部31で従来の逆量子化方法と
同様に量子化値aと量子化閾値Qとを乗算して逆量子化
値(補正前)B′を求め(S1 )、続いて補正値決定部
32で量子化値aと量子化閾値Qとを用いて補正値Cを
決定し(S2 )、補正部33により、上記逆量子化値
(補正前)B′を上記補正値Cで補正して(S3 )、補
正後の逆量子化値Bを出力する。
【0021】上記補正値決定部32の一例を、図18〜
図21に示す。図18は、補正値決定部32として補正
値算出部32aを用いたものであり、これは、図30の
近似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場
合を対象としている。この補正値算出部32aでは、図
30の乗算処理で用いた値(q=round(256/Q)) の逆数
の256倍と量子化閾値Qとの比を補正値Cとして出力
し、補正部33では、上記補正値Cと逆量子化値(補正
前)B′との乗算を行って補正し、その補正された逆量
子化値Bを出力することによって、近似的量子化方法特
有の誤差を抑える。なお、補正値算出部32aで算出す
る補正値Cは、例えば小数点以下第2位まで求める。こ
の場合の実行例を図17(b)に示す。この場合、逆量
子化値B=2075が得られ、補正を行わない場合(B′
=Q×a=1995) に比べて、被量子化値(A=2090) に大きく
近づいている。
【0022】図19は、補正値決定部32として補正テ
ーブル32bを用いたものであり、これも、図30の近
似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場合
を対象としている。この補正テーブル32bは、予め、
図18の補正値算出部32aの算出方法で、量子化閾値
Qに対応する補正値を求めておくことによって作成され
る。この場合の実行例は、上記補正値算出部32aを用
いた場合と同じく、図17(b)のようになる。
【0023】図20は、補正値決定部32として補正値
算出部32cを用いたものであり、これは、図31の近
似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場合
を対象としている。図31では切り捨て処理を行ってい
るが、この切り捨て処理では、常に、絶対値の小さくな
る誤差が生じる。そこで、この近似的量子化方法特有の
誤差を補正するため、補正値算出部32cでは、量子化
値aの1/2の近似値を補正値Cとして求め、この補正
値Cを補正部33において逆量子化値(補正前)B′に
加算するようにする。この場合の実行例を図17(c)
に示す。この場合、逆量子化値B=2095が得られ、
補正を行わない場合(B′=Q×a=2065) に比べて、被量子
化値(A=2090) に大きく近づいている。
【0024】図21は、補正値決定部32として補正値
算出部32dを用いたものであり、これも、図31の近
似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場合
を対象としている。補正値算出部32dでは、量子化値
aを右へ1ビットシフトした値を補正値Cとして求め、
この補正値Cを補正部33において逆量子化値(補正
前)B′に加算することによって、上記図20の場合と
ほぼ同様な補正が可能となる。この場合の実行例を図1
7(d)に示す。この場合、逆量子化値B=2094が
得られ、図17(c)の場合と同様に被量子化値(A=20
90) に大きく近づいている。 (4)第4実施例 図22は、本発明の第4実施例の逆量子化方法を用いた
データ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。こ
の装置は、乗算部41と近似値決定部42と除算部43
とから構成されており、量子化閾値Qと量子化値aを入
力して逆量子化値Bを出力する構成である。このような
構成からなる装置で行われる逆量子化処理を、図23
(a)に示す。まず近似値決定部42で量子化閾値Qの
逆数の倍数の近似値qを決定し(S1 )、続いて乗算部
41で量子化値aの倍数(256倍)を算出し
(S2 )、この倍数を除算部43により上記近似値qで
除算し(S3)、その商の近似値を逆量子化値Bとして
出力する。
【0025】上記近似値決定部42の一例を、図24と
図25に示す。図24は、近似値決定部42として近似
値算出部42aを用いたものであり、これは、図30の
近似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場
合を対象としている。この近似値算出部42aでは、図
30の乗算処理で用いた値(量子化閾値の逆数の倍数の
近似値:q=round(256/Q)) を近似値qとして求め、除
算部43では、乗算部41で得られた倍数(量子化値a
の256倍)を上記近似値qで割ることによって、近似
的量子化方法特有の誤差を抑える。この場合の実行例を
図23(b)に示す。この場合、逆量子化値B=208
5が得られ、被量子化値(A=2090) に大きく近づく。
【0026】図25は、近似値決定部42として近似値
テーブル42bを用いたものであり、これも、図30の
近似的量子化方法で得られた量子化値を逆量子化する場
合を対象としている。この近似値テーブル42bは、予
め、図24の近似値算出部42aの算出方法で、量子化
閾値Qに対応する補正値を求めておくことによって作成
しておく。この場合、近似値算出部42aのような算出
処理を行うことなく、近似値テーブル42bを参照する
だけで、図24の場合と同様な効果を得ることができ
る。
【0027】以上の各実施例では、例えば図9のように
量子化閾値修正部11と乗算部12とを別々の構成要素
とし、図10のように量子化閾値修正過程(S1 )と量
子化閾値と量子化値との乗算過程(S2 )とを別々の過
程としていた。しかし、例えば、マイクロプロセッサに
より、量子化閾値修正部11と乗算部12とを単一の部
分で実現することは可能であり、この場合、2つの過程
は、単一の式で実現することも可能なことから、事実上
一過程となりうる。このことは、第1実施例だけでなく
他の実施例にも言えることだが、本発明の範囲内である
ことは明らかである。また、以上の実施例では、ある決
まった形式の近似的量子化方法によって生成された量子
化値について逆量子化するものとした。しかし、近似的
ではない量子化方法によって生成された量子化値につい
ても逆量子化する必要がある場合や、複数の種類の近似
的量子化方法によって生成された量子化値についても逆
量子化する必要がある場合は、それぞれに対応した方法
を選択的に用いることにより対応することができる。こ
のような場合の実施例を以下に示す。 (5)第5実施例 図26は、本発明の第5実施例に係る画像データ符号化
装置の基本構成を示すブロック図である。この画像デー
タ符号化装置は、ブロック分割部51、コサイン変換部
52、量子化部53およびハフマン符号化部54から構
成され、画像データを入力することにより、符号データ
と、符号データ生成の条件としての量子化閾値および量
子化方法識別フラグとを出力するものである。この装置
では、まず、入力された画像データをブロック分割部5
1で8×8画素のブロックに分割し、各ブロック画像デ
ータ毎にコサイン変換部52でコサイン変換を施して変
換係数(被量子化値)を算出する。そして、この各ブロ
ック毎の変換係数に量子化部53で量子化を施して量子
化変換係数(量子化値)および量子化方法識別フラグを
出力し、最後に、上記量子化変換係数をハフマン符号化
部54でハフマン符号化して符号データを生成する。
【0028】上記量子化方法識別フラグは、近似的量子
化方法でない通常の量子化方法で量子化したのか、ある
いは量子化閾値の逆数の256倍の近似値による積を基
準とした量子化方法(図30の方法)で量子化したのか
を識別するフラグである。例えば、量子化部53が量子
化閾値の逆数の256倍の近似値による積を基準とした
量子化方法を行うものであれば、量子化方法識別フラグ
として「1」が出力され、一方、量子化部53が通常の
量子化方法を行うものであれば、量子化方法識別フラグ
として「0」が出力される。
【0029】このように量子化方法識別フラグを出力す
ることにより、画像データ復号化装置側で、誤った修
正、補正、近似等を行ってしまうことを防止して、正し
い逆量子化方法を選択できるようになる。 (6)第6実施例 図27は、本発明の第6実施例に係る画像データ復号化
装置の基本構成を示すブロック図である。この画像デー
タ復号化装置は、ハフマン復号化部61、逆量子化部6
2、逆コサイン変換部63およびブロック結合部64か
ら構成され、画像データ符号化装置側から送られてきた
符号データと量子化閾値と量子化方法識別フラグとを入
力することにより、復元画像を出力するものである。こ
の装置では、まず、入力された符号データをハフマン復
号化部61でハフマン復号化して量子化変換係数(量子
化値)を出力し、この量子化変換係数に逆量子化部62
で逆量子化を施すことにより変換係数(逆量子化値)を
出力する。そして、この変換係数に逆コサイン変換部6
3で逆コサイン変換を施し、得られたブロック画像デー
タをブロック結合部64で結合することにより復元画像
を生成する。
【0030】逆量子化部62に入力される量子化方法識
別フラグは、図26の量子化部53から出力されたもの
と同様なフラグであり、通常の量子化方法で量子化した
のであれば「0」を示し、量子化閾値の逆数の256倍
の近似値による積を基準とした量子化方法で量子化した
のであれば「1」を示す。この量子化方法識別フラグに
応じて、逆量子化部62では逆量子化の方法を切り換え
る。逆量子化部62の構成例を図28と図29に示す。
【0031】図28は、逆量子化部62を、処理選択部
71、量子化閾値修正部72および乗算部73で構成し
たものであり、これは、図9の量子化閾値修正部11と
して修正量子化閾値算出部11a(図11)を用いた逆
量子化方法における量子化閾値修正過程を、量子化方法
識別フラグFに応じて選択的に実行する場合を示してい
る。すなわち、処理選択部71で量子化方法識別フラグ
Fが「1」か「0」かを判断し、F=0の場合には、入
力された量子化閾値Qをそのまま使用し、この量子化閾
値Qと量子化値aとを乗算部73で乗算して逆量子化値
Bを出力する。一方、F=1の場合には、量子化閾値修
正部72で量子化閾値Qを修正(図11参照)した後
に、その修正後の量子化閾値Qと量子化値aとを乗算部
73で乗算して逆量子化値Bを出力する。この場合、乗
算部73による乗算過程は、F=0の場合とF=1の場
合に共通であり、選択的に実行する必要はない。
【0032】図29は、逆量子化部62を、処理選択部
81、近似値決定部82、乗算部83、除算部84、乗
算部85およびマルチプレクサ(MPX)86で構成し
たものであり、これは、図22に示した逆量子化方法と
通常の逆量子化方法とを、量子化方法識別フラグFに応
じて選択的に実行する場合を示している。すなわち、処
理選択部81で量子化方法識別フラグFが「1」か
「0」かを判断し、F=0の場合には、入力された量子
化閾値Qと量子化値aとをそのまま乗算部85で乗算し
て逆量子化値Bを生成し、これをマルチプレクサ86を
介して出力する。一方、F=1の場合には、乗算部83
で量子化値aを256倍して出力すると共に、近似値決
定部82で量子化閾値Qの逆数の256倍の近似値qを
算出し、除算部84で上記量子化値aの256倍を上記
近似値qで除算して逆量子化値Bを生成し、これをマル
チプレクサ86を介して出力する。この場合は、逆量子
化処理の全体が、量子化方法識別フラグFに応じて選択
的に切り換えられる。
【0033】このように、画像データ符号化装置側から
画像データ復号化装置側へ量子化方法識別フラグFが送
られてくることにより、画像データ復号化装置側では、
画像データ符号化装置での量子化方法に対応する適切な
逆量子化方法を選択的に実行することができるようにな
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、近似的量子化方法特有
の誤差を抑えて逆量子化することができ、すなわち近似
的量子化方法によって得られた量子化値を高精度に逆量
子化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図2】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図3】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図4】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図5】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図6】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第1実施例の逆量子化方法を用いたデ
ータ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。
【図10】同実施例における逆量子化処理および実行例を
示すフローチャートである。
【図11】同実施例における量子化閾値修正部11として
用いた修正量子化閾値算出部11aの構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】同実施例における量子化閾値修正部11として
用いた修正量子化閾値算出部11bの構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】同実施例における量子化閾値修正部11として
用いた修正テーブル11cの構成を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第2実施例の逆量子化方法を用いたデ
ータ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。
【図15】同実施例における逆量子化処理および実行例を
示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3実施例の逆量子化方法を用いたデ
ータ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。
【図17】同実施例における逆量子化処理および実行例を
示すフローチャートである。
【図18】同実施例における補正値決定部32として用い
た補正値算出部32aの構成を示すブロック図である。
【図19】同実施例における補正値決定部32として用い
た補正テーブル32bの構成を示すブロック図である。
【図20】同実施例における補正値決定部32として用い
た補正値算出部32cの構成を示すブロック図である。
【図21】同実施例における補正値決定部32として用い
た補正値算出部32dの構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第4実施例の逆量子化方法を用いたデ
ータ逆量子化装置の構成を示すブロック図である。
【図23】同実施例における逆量子化処理および実行例を
示すフローチャートである。
【図24】同実施例における近似値決定部42として用い
た近似値算出部42aの構成を示すブロック図である。
【図25】同実施例における近似値決定部42として用い
た近似値テーブル42bの構成を示すブロック図であ
る。
【図26】本発明の第5実施例に係る画像データ符号化装
置の基本構成を示すブロック図である。
【図27】本発明の第6実施例に係る画像データ復号化装
置の基本構成を示すブロック図である。
【図28】同実施例における逆量子化部62の構成例を示
すブロック図である。
【図29】同実施例における逆量子化部62の他の構成例
を示すブロック図である。
【図30】従来の近似的量子化方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図31】従来の近似的量子化方法の他の例を示すフロー
チャートである。
【図32】従来の逆量子化方法の一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 量子化閾値修正部 2 乗算部 3 量子化値修正部 4 乗算部 5 乗算部 6 補正値決定部 7 補正部 8 乗算部 9 近似値決定部 10 除算部 11 量子化閾値修正部 11a 修正量子化閾値算出部 11b 修正量子化閾値算出部 11c 修正テーブル 12 乗算部 21 量子化値修正部 22 乗算部 31 乗算部 32 補正値決定部 32a 補正値算出部 32b 補正テーブル 32c 補正値算出部 32d 補正値算出部 33 補正部 41 乗算部 42 近似値決定部 42a 近似値算出部 42b 近似値テーブル 43 除算部 51 ブロック分割部 52 コサイン変換部 53 量子化部 54 ハフマン符号化部 61 ハフマン復号化部 62 逆量子化部 63 逆コサイン変換部 64 ブロック結合部 71 処理選択部 72 量子化閾値修正部 73 乗算部 81 処理選択部 82 近似値決定部 83 乗算部 84 除算部 85 乗算部 86 マルチプレクサ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】量子化閾値を用いて量子化値を逆量子化す
    る逆量子化方法において、前記量子化閾値を修正する修
    正過程を有し、該修正された量子化閾値を用いて前記逆
    量子化を行うことを特徴とする逆量子化方法。
  2. 【請求項2】量子化閾値を用いて量子化値を逆量子化す
    る逆量子化方法において、前記量子化値を修正する修正
    過程を有し、該修正された量子化値を用いて前記逆量子
    化を行うことを特徴とする逆量子化方法。
  3. 【請求項3】前記修正過程は、修正前の値と修正後の値
    との対応関係を示す修正テーブルを参照する参照過程を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の逆量子
    化方法。
  4. 【請求項4】前記修正過程は、量子化閾値に定数を加算
    することによって該量子化閾値を修正する過程であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の逆量子化方法。
  5. 【請求項5】量子化値の算出方法に応じて、前記修正過
    程を選択的に実行することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1つに記載の逆量子化方法。
  6. 【請求項6】量子化閾値を用いて量子化値を逆量子化す
    る逆量子化方法において、前記量子化値と前記量子化閾
    値の乗算値を補正する補正過程を有し、その補正値を逆
    量子化値として出力することを特徴とする逆量子化方
    法。
  7. 【請求項7】前記補正過程は、前記補正値を示す補正テ
    ーブルを参照する参照過程を有することを特徴とする請
    求項6記載の逆量子化方法。
  8. 【請求項8】前記補正過程は、量子化値の定数倍を前記
    乗算値に加算し、その加算値を前記補正値とすることを
    特徴とする請求項6記載の逆量子化方法。
  9. 【請求項9】前記補正過程は、量子化値をビットシフト
    した値を前記乗算値に加算し、その加算値を前記補正値
    とすることを特徴とする請求項6記載の逆量子化方法。
  10. 【請求項10】量子化値の算出方法に応じて、前記補正過
    程を選択的に実行することを特徴とする請求項6乃至9
    のいずれか1つに記載の逆量子化方法。
  11. 【請求項11】量子化閾値を用いて量子化値を逆量子化す
    る逆量子化方法において、前記量子化値を前記量子化閾
    値の逆数の近似値で除算する除算過程を有し、その除算
    値を逆量子化値として出力することを特徴とする逆量子
    化方法。
  12. 【請求項12】前記除算過程は、前記量子化閾値の逆数の
    近似値を表す近似値テーブルを参照する参照過程を有す
    ることを特徴とする請求項11記載の逆量子化方法。
  13. 【請求項13】量子化閾値を用いて量子化値を逆量子化す
    る逆量子化方法において、前記量子化値の倍数を前記量
    子化閾値の逆数の倍数の近似値で除算する除算過程を有
    し、その除算値を逆量子化値として出力することを特徴
    とする逆量子化方法。
  14. 【請求項14】前記除算過程は、前記量子化閾値の逆数の
    倍数の近似値を表す近似値テーブルを参照する参照過程
    を有することを特徴とする請求項13記載の逆量子化方
    法。
  15. 【請求項15】請求項11乃至14のいずれか1つに記載
    の逆量子化方法と他の逆量子化方法とを、量子化値の算
    出方法に応じて、選択的に実行することを特徴とする逆
    量子化方法。
  16. 【請求項16】量子化方法を実行する量子化部を有し、画
    像データを符号データに変換する画像データ符号化装置
    において、前記量子化部は前記量子化方法の種類を表す
    量子化方法識別フラグを出力することを特徴とする画像
    データ符号化装置。
  17. 【請求項17】逆量子化方法を実行する逆量子化部を有
    し、符号データを画像データに変換する画像データ復号
    化装置において、前記逆量子化部は、前記符号データを
    作成するために用いられた量子化方法の種類に応じて、
    異なる逆量子化方法を選択的に実行することを特徴とす
    る画像データ復号化装置。
JP5321892A 1992-03-12 1992-03-12 逆量子化方法、画像データ符号化装置、および画像データ復号化装置 Withdrawn JPH05260310A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262278A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 復号化装置、復号化方法及びこれらのプログラム

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