JPH0526025Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526025Y2 JPH0526025Y2 JP10265489U JP10265489U JPH0526025Y2 JP H0526025 Y2 JPH0526025 Y2 JP H0526025Y2 JP 10265489 U JP10265489 U JP 10265489U JP 10265489 U JP10265489 U JP 10265489U JP H0526025 Y2 JPH0526025 Y2 JP H0526025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- sachets
- inner frame
- covering material
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 239000000047 product Substances 0.000 description 3
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 235000021539 instant coffee Nutrition 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 235000000346 sugar Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、菓子、砂糖、或いはインスタント
コーヒー等を個別に包装した棒状分包体の包装箱
に関する。
コーヒー等を個別に包装した棒状分包体の包装箱
に関する。
一般に、この種の分包体は、その個々がやゝ偏
平な棒状に形成されるものが多く、その包装に当
たつては、これらを少しく傾斜させて量感を持た
せると共に見栄えよく箱詰めするものであつた。
即ち、第3図に示したように収納箱イの底面に、
少なくともその一面を傾斜面とした多数の受け座
ロを設け、該傾斜面に分包体ハを斜めに並べるよ
うにするか、或いは第4図に見られるように、内
枠ニの両側に傾斜面を設け、この両傾斜面に各分
包体ハの両端が係入可能な多数の斜孔ホを対設
し、各斜孔ホの上方から分包体ハの両端を挿入し
たうえ、両者とも斜めに並べられた各分包体を蔽
つて透明のプラスチツクフイルムで被覆し、更に
該収納箱イには中抜き状の蓋体(図示せず)を被
嵌して、その中身が透視できるようにしたものが
広く知られていた。
平な棒状に形成されるものが多く、その包装に当
たつては、これらを少しく傾斜させて量感を持た
せると共に見栄えよく箱詰めするものであつた。
即ち、第3図に示したように収納箱イの底面に、
少なくともその一面を傾斜面とした多数の受け座
ロを設け、該傾斜面に分包体ハを斜めに並べるよ
うにするか、或いは第4図に見られるように、内
枠ニの両側に傾斜面を設け、この両傾斜面に各分
包体ハの両端が係入可能な多数の斜孔ホを対設
し、各斜孔ホの上方から分包体ハの両端を挿入し
たうえ、両者とも斜めに並べられた各分包体を蔽
つて透明のプラスチツクフイルムで被覆し、更に
該収納箱イには中抜き状の蓋体(図示せず)を被
嵌して、その中身が透視できるようにしたものが
広く知られていた。
しかし、上記フイルムは経済的な理由から、通
常薄物が多用されていた結果、輸送や取扱中の振
動、または容器の傾倒等によつて上記フイルムが
撓んでフイルムと分包体ハとの間隔が広がり、該
分包体がしばしば受け座ロを越えたり、斜孔ホか
ら抜け出て移動するという問題が見られたもので
ある。
常薄物が多用されていた結果、輸送や取扱中の振
動、または容器の傾倒等によつて上記フイルムが
撓んでフイルムと分包体ハとの間隔が広がり、該
分包体がしばしば受け座ロを越えたり、斜孔ホか
ら抜け出て移動するという問題が見られたもので
ある。
そこで、出願人はこれらの問題を改善すべく、
第5図に示したように両側傾斜面に対設された透
孔ヘ間の距離Dを分包体ハの全長よりも短く設定
し、上記両透孔に挿入された分包体ハの両端をそ
れぞれ内枠ニの平面部トで係止する構造の箱詰め
用仕切り材を考案したものである(実開昭59−
106318号公報参照)。
第5図に示したように両側傾斜面に対設された透
孔ヘ間の距離Dを分包体ハの全長よりも短く設定
し、上記両透孔に挿入された分包体ハの両端をそ
れぞれ内枠ニの平面部トで係止する構造の箱詰め
用仕切り材を考案したものである(実開昭59−
106318号公報参照)。
しかし上記仕切り材は、分包体の移動を確実に
防止できるものの、その構造上、分包体の両端を
一々透孔に係入しなければならない等、商品の箱
詰めに多大の手間を要するだけでなく、分包体を
取り出す上でも猶、解決すべき課題が残されてい
たものである。
防止できるものの、その構造上、分包体の両端を
一々透孔に係入しなければならない等、商品の箱
詰めに多大の手間を要するだけでなく、分包体を
取り出す上でも猶、解決すべき課題が残されてい
たものである。
そこで本考案は、上述した課題を解決するた
め、収納箱に内嵌可能な内枠の底面に、多数の分
包体を一定角度傾斜した状態で支持する受け座を
形成する一方、上記内枠に嵌着可能な被蔽材に一
定の傾斜を有する多数の切り抜き片を屈成し、該
各切り抜き片が上記各分包体の背面に係入可能に
するという手段を採用した。
め、収納箱に内嵌可能な内枠の底面に、多数の分
包体を一定角度傾斜した状態で支持する受け座を
形成する一方、上記内枠に嵌着可能な被蔽材に一
定の傾斜を有する多数の切り抜き片を屈成し、該
各切り抜き片が上記各分包体の背面に係入可能に
するという手段を採用した。
上記構成の包装箱は、分包体を内枠の受け座へ
順次、載置するだけで簡単に分包体の箱詰めが行
え、しかも上記内枠にその上面から被蔽材を嵌着
することにより、該被蔽材の下面が各分包体の上
縁を押止し、またその切り抜き片が上記各分包体
の背面に係入して、その移動を確実に阻止すると
いう作用を奏する。
順次、載置するだけで簡単に分包体の箱詰めが行
え、しかも上記内枠にその上面から被蔽材を嵌着
することにより、該被蔽材の下面が各分包体の上
縁を押止し、またその切り抜き片が上記各分包体
の背面に係入して、その移動を確実に阻止すると
いう作用を奏する。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて更に具体的に述べると、1は厚紙等からなる
収納箱、2は上記収納箱1に内嵌されるプラスチ
ツク製の内枠であつて、周囲にほゞ垂直な側壁3
を屈成し、また底面には多数の棒状分包体5が所
定の間隔で一定角度傾斜して載置できるように多
数の受け座4を突成したものである。更に6は被
蔽材で、やゝ硬質の透明プラスチツクフイルムか
らなり、上記受け座4と対応する位置に概ねコの
字状の切り込み7を設け、その切り抜き片8を受
け座4とほゞ同じ傾斜角度を以て下向きに屈成さ
せる一方、被蔽材6の後方の端縁(第2図の右
端)と左右両側縁(第1図の上下)に折り返し
9,9′を屈成したものである。
いて更に具体的に述べると、1は厚紙等からなる
収納箱、2は上記収納箱1に内嵌されるプラスチ
ツク製の内枠であつて、周囲にほゞ垂直な側壁3
を屈成し、また底面には多数の棒状分包体5が所
定の間隔で一定角度傾斜して載置できるように多
数の受け座4を突成したものである。更に6は被
蔽材で、やゝ硬質の透明プラスチツクフイルムか
らなり、上記受け座4と対応する位置に概ねコの
字状の切り込み7を設け、その切り抜き片8を受
け座4とほゞ同じ傾斜角度を以て下向きに屈成さ
せる一方、被蔽材6の後方の端縁(第2図の右
端)と左右両側縁(第1図の上下)に折り返し
9,9′を屈成したものである。
尚、図中10は上記切り抜き片8及び折り返し
9、9′が屈成し易いようにする目的で必要に応
じて、それらの屈折部に設けられるミシン目を示
す。
9、9′が屈成し易いようにする目的で必要に応
じて、それらの屈折部に設けられるミシン目を示
す。
而して本案包装箱は、先ず収納箱1に内枠2を
内嵌し、該内枠の各受け座4に沿つて分包体5を
傾斜状に並べた後、下向きに屈成された多数の切
り抜き片8を備えた被蔽材6を、上記各分包体5
を蔽つて被せるに当たり、切り抜き片8の先端が
各分包体5の背面を掬うように差し込んだ上、折
り返し9,9′を内枠2の側壁3に沿つて嵌合す
るのである。
内嵌し、該内枠の各受け座4に沿つて分包体5を
傾斜状に並べた後、下向きに屈成された多数の切
り抜き片8を備えた被蔽材6を、上記各分包体5
を蔽つて被せるに当たり、切り抜き片8の先端が
各分包体5の背面を掬うように差し込んだ上、折
り返し9,9′を内枠2の側壁3に沿つて嵌合す
るのである。
このようにして収納された各分包体は、その上
縁が被蔽材6の下面に当接すると共に、受け座4
の延長線上に位置するそれぞれの切り抜き片8が
各分包体5の背面に係入して支持するため、輸送
や取扱中の振動、または容器の傾倒等によつても
上記各分包体5が移動することは全くない。
縁が被蔽材6の下面に当接すると共に、受け座4
の延長線上に位置するそれぞれの切り抜き片8が
各分包体5の背面に係入して支持するため、輸送
や取扱中の振動、または容器の傾倒等によつても
上記各分包体5が移動することは全くない。
尚、上記収納箱1には中央部分を抜き取つた所
謂中抜き蓋(図示せず)を被嵌して最終製品とす
るのが通例である。
謂中抜き蓋(図示せず)を被嵌して最終製品とす
るのが通例である。
この他、上記切り抜き片8および折り返し9,
9′の屈成に当たつては、その各屈折部に切り込
み7と同時にミシン目10を設けておいて、冷間
で屈成可能なようにしてもよいが、該ミシン目を
省略し、該部を別途加熱・屈成するようにしても
よい。
9′の屈成に当たつては、その各屈折部に切り込
み7と同時にミシン目10を設けておいて、冷間
で屈成可能なようにしてもよいが、該ミシン目を
省略し、該部を別途加熱・屈成するようにしても
よい。
また第最後部(1,2図右端側)の分包体5は
内枠2の側壁3に直接係止されるため、該分包体
5の背面と当接する切り抜き片8は不要である。
内枠2の側壁3に直接係止されるため、該分包体
5の背面と当接する切り抜き片8は不要である。
更に上記実施例においては、被蔽材6を嵌着し
た後は各切り抜き片8と分包体5の係止作用によ
つて被蔽材が先端側(第2図矢印方向)へ移動す
ることはないので、被蔽材先端側の折り返し9を
省略したものである。
た後は各切り抜き片8と分包体5の係止作用によ
つて被蔽材が先端側(第2図矢印方向)へ移動す
ることはないので、被蔽材先端側の折り返し9を
省略したものである。
更にまた、上述した中抜き蓋を使用する場合
は、上記被蔽材6両側縁の折り返し9′,9′は必
ずしも必要としない。
は、上記被蔽材6両側縁の折り返し9′,9′は必
ずしも必要としない。
尚、上記分包体5を見栄えよく傾斜状に支持す
る受け座4は、上例のように幅方向の全域に設け
る他、両端または中央部の少なくとも2か所(第
5図参照)に設けるようにしても同等の支持機能
を発揮する。
る受け座4は、上例のように幅方向の全域に設け
る他、両端または中央部の少なくとも2か所(第
5図参照)に設けるようにしても同等の支持機能
を発揮する。
以上述べたように本案棒状分包体の包装箱は、
内枠の底面に分包体の受け座を形成し、該内枠に
切り抜き片を備えた被蔽材を嵌着するようにした
ものであるから、従来のこの種包装箱のように
個々の分包体の両端部分を内枠側面の透孔に係入
するという手間がなく、商品の箱詰めが簡単かつ
迅速に行える上、上記被蔽材の下面が各分包体の
上縁を押止し、またその切り抜き片が各分包体の
背面に係入してこれらを支持するため、商品の輸
送や取扱い中に、各分包体が区画を越えて移動す
るのを確実に防止し、箱詰め当初の見栄えのよい
状態をそのまま維持し得る等、優れた効果を発揮
するのである。
内枠の底面に分包体の受け座を形成し、該内枠に
切り抜き片を備えた被蔽材を嵌着するようにした
ものであるから、従来のこの種包装箱のように
個々の分包体の両端部分を内枠側面の透孔に係入
するという手間がなく、商品の箱詰めが簡単かつ
迅速に行える上、上記被蔽材の下面が各分包体の
上縁を押止し、またその切り抜き片が各分包体の
背面に係入してこれらを支持するため、商品の輸
送や取扱い中に、各分包体が区画を越えて移動す
るのを確実に防止し、箱詰め当初の見栄えのよい
状態をそのまま維持し得る等、優れた効果を発揮
するのである。
第1図は本案包装箱の一部を切欠して示す平面
図、第2図はA−A線断面図、第3〜5図は包装
箱の従来例を示す。 尚、図中1……収納箱、2……内枠、3……側
壁、4……受け座、5……分包体、6……被蔽
材、7……切り込み、8……切り抜き片、9……
折り返し。
図、第2図はA−A線断面図、第3〜5図は包装
箱の従来例を示す。 尚、図中1……収納箱、2……内枠、3……側
壁、4……受け座、5……分包体、6……被蔽
材、7……切り込み、8……切り抜き片、9……
折り返し。
Claims (1)
- 収納箱1に内嵌可能な内枠2の底面に、分包体
5が傾斜状に支持される多数の受け座4を形成す
る一方、上記内枠2に嵌着可能な被蔽材6の下面
に、先端が上記各分包体5の背面に係入する切り
抜き片8を斜めに屈成したことを特徴とする棒状
分包体の包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10265489U JPH0526025Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10265489U JPH0526025Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340935U JPH0340935U (ja) | 1991-04-19 |
JPH0526025Y2 true JPH0526025Y2 (ja) | 1993-06-30 |
Family
ID=31651539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10265489U Expired - Lifetime JPH0526025Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526025Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4491114B2 (ja) * | 2000-06-23 | 2010-06-30 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 落下感知センサ及びこれを用いた情報処理装置 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP10265489U patent/JPH0526025Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340935U (ja) | 1991-04-19 |
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