JPH0525975U - スピンドル用モ−タ - Google Patents

スピンドル用モ−タ

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Publication number
JPH0525975U
JPH0525975U JP8190291U JP8190291U JPH0525975U JP H0525975 U JPH0525975 U JP H0525975U JP 8190291 U JP8190291 U JP 8190291U JP 8190291 U JP8190291 U JP 8190291U JP H0525975 U JPH0525975 U JP H0525975U
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JP
Japan
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motor
spindle
rotor
built
accuracy
Prior art date
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Pending
Application number
JP8190291U
Other languages
English (en)
Inventor
朗 村田
昌司 太田
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP8190291U priority Critical patent/JPH0525975U/ja
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転子側の冷却構造が省略でき,スピンドル
自体の寸法や精度,軸受の回転精度や寿命に与える影響
を低下させるようにすること。 【構成】 モ−タの回転軸にスピンドル軸を直結して1
つのケ−シング内に内蔵したモ−タビルトイン型のスピ
ンドル用モ−タとして,誘導起動同期電動機を使用する
ように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスピンドル用モ−タの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピンドル用モ−タは,一般に,モ−タの回転軸とスピンドル軸を直結 して1つのケ−シング内に内蔵した,いわゆる,モ−タビルトイン型の構成とし ,このモ−タとしてはかご形誘導電動機を使用していた。 この場合,かご形誘導電動機では回転子側に設けられた,かご形の2次導体に 誘導されたうず電流と,固定子側の回転磁界により,トルクを生ずる。 従来のスピンドル用モ−タでは,固定子や軸受の発熱を抑えるため,固定子の 外周や,軸受の外周に冷却液を循環させ,冷却していた。 また,回転子の冷却には油潤滑で使用された排気あるいは,別途,冷却エアを 供給し,回転子に吹きつける等していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,従来のものでは,2次導体に誘導されたうず電流損による発熱がス ピンドルを熱膨張させ,スピンドル自体の寸法や精度に影響を与え,また熱がス ピンドルを経由して軸受に伝わり,軸受の回転精度や寿命にも影響を与える。 さらに,固定子側の回転磁界と回転子間にはスリップが生じるため,負荷状態 によっては,回転子の回転数が変動するという問題点があった。 本考案は従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにしたスピンドル用 モ−タを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はモ−タの回転軸にスピンドル軸を直結して1つのケ−シング内に内蔵 したモ−タビルトイン型のスピンドル用モ−タとして,誘導起動同期電動機を使 用するようにしたスピンドル用モ−タに関する。
【0005】
【作用】
本考案のものでは,起動時には,2次導体に誘導されたうず電流と回転磁界に よりかご形誘導電動機として起動される。しかし,起動終了後は,回転子内に埋 設された永久磁石により同期電動機として駆動されるため,2次導体のうず電流 損による発熱は生じない。
【0006】
【実施例】
以下図1に示す一実施例により本考案を具体的に説明する。同図において,1 は回転子,2は2次導体,3は永久磁石,4はスピンドル,5は固定子,6は軸 受,7は冷却液通路である。 本考案の構成上の特徴は同図に示す通り,従来のスピンドル用モ−タにおける かご形誘導電動機の構造中,そのかご形回転子1に永久磁石3を埋設し,この回 転子軸とスピンドル4の軸を直結することにより,誘導起動同期型モ−タとした 点である。 なお,固定子5や軸受6の外周には従来どうり,冷却液を循環させて冷却を行 うが,回転子1については,特別な冷却構造を備えないで良い。 上記構成において,起動時には,従来のかご形誘導電動機と同じように,2次 導体2に誘導されたうず電流と回転磁界によりかご形電動機として起動されるが ,起動終了後は,回転子1内に埋設された永久磁石3により同期機として駆動さ れるため,2次導体のうず電流損による発熱は生じない。
【0007】
【考案の効果】
本考案のスピンドル用モ−タは駆動部を誘導起動同期電動機で構成したから, 次のような優れた効果を有する。 起動時には誘導電動機として起動するが,定常時には同期電動機として駆動さ れるため,回転子自体の発熱は生ぜず,回転子側の冷却構造が省略できる。 このため,スピンドルへの寸法や精度,あるいは,軸受の回転精度や寿命に与 える影響が著しく低下し,負荷状態によらず回転数を高精度に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1:回転子 2:2次導体 3:永久磁石 4:スピンドル 5:固定子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ−タの回転軸にスピンドル軸を直結し
    て1つのケ−シング内に内蔵したモ−タビルトイン型の
    スピンドル用モ−タとして,誘導起動同期電動機を使用
    するようにしたことを特徴とするスピンドル用モ−タ。
JP8190291U 1991-09-13 1991-09-13 スピンドル用モ−タ Pending JPH0525975U (ja)

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JP8190291U JPH0525975U (ja) 1991-09-13 1991-09-13 スピンドル用モ−タ

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JPH0525975U true JPH0525975U (ja) 1993-04-02

Family

ID=13759378

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JP8190291U Pending JPH0525975U (ja) 1991-09-13 1991-09-13 スピンドル用モ−タ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998053951A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Fanuc Ltd Moteur synchrone de commande de broche principale

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WO1998053951A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Fanuc Ltd Moteur synchrone de commande de broche principale

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