JPH05258724A - メタルハライドランプ - Google Patents

メタルハライドランプ

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Publication number
JPH05258724A
JPH05258724A JP8835292A JP8835292A JPH05258724A JP H05258724 A JPH05258724 A JP H05258724A JP 8835292 A JP8835292 A JP 8835292A JP 8835292 A JP8835292 A JP 8835292A JP H05258724 A JPH05258724 A JP H05258724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
metal halide
quarts
quartz sleeve
halide lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8835292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kumazawa
敏弘 熊沢
Masanao Kudo
雅直 工藤
Hidemi Orito
日出海 折戸
Takashi Mine
孝 峯
Fumio Koyama
文男 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP8835292A priority Critical patent/JPH05258724A/ja
Publication of JPH05258724A publication Critical patent/JPH05258724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 破裂防止用の石英スリーブを備えたメタルハ
ライドランプにおいて、輸送時における衝撃による石英
スリーブの破損を防止する。 【構成】 Dy,Tl,Csの沃化物,水銀及びアルゴンを封
入した150 W以下の発光管1の周りに、重量24gの石英
スリーブ2を配置し、該石英スリーブ2の上下端部を、
直径1.2mmで直線部の長さ80mmの支柱3にカシメ付けさ
れたC形保持帯4,4で支持し、外球7内に組み込んで
メタルハライドランプを構成する。これにより衝撃時の
支柱3の弯曲が少なくなり、石英スリーブ2の保持帯4
からの外れが阻止され、破損が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発光管の周りに石英
ガラス製スリーブを備えたメタルハライドランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】小形メタルハライドランプは、高演色と
いう優れた特性をもっており、現在、商業空間の照明に
おいて多用されるようになってきている。この種のラン
プは、屋内において使用されるので、破裂防止用の石英
ガラス製中空管(以下石英スリーブと称する)を発光管
の周りに備えており、この石英スリーブによって発光管
の破裂に基づくランプの破裂に対する安全性は確実に向
上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この石
英スリーブを設けたメタルハライドランプにおいて、石
英スリーブはランプにおいて占める重量が大きいので、
ランプの輸送中などにおいて、衝撃による破損がかなり
の確率で生じてしまう。これは、支柱の太さ,長さ,ス
テムとの溶接の態様、並びに石英スリーブと支柱との固
定方法に対して、石英スリーブが重過ぎて、衝撃時に支
柱が弓なりの曲がりを繰り返し、C形保持帯が石英スリ
ーブを支え切れなくなり、石英スリーブが保持帯より外
れてしまうことにより生ずるものである。このような構
成状態では、JISZ0200に規定されている輸出時
の落下試験には耐えられず、実用上かなり問題となって
いる。
【0004】本発明は、従来の石英スリーブを備えたメ
タルハライドランプにおける上記問題点を解消するため
になされたもので、ランプ輸送中等においても石英スリ
ーブの破損を防止できるようにしたメタルハライドラン
プを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、メタルハライドを封入した発光
管と、該発光管の外周に小間隔を設けて、支柱に取り付
けたC形保持帯で両端を支持させて配置した石英ガラス
製スリーブと、これらを組み込んだ外球を備えた150 W
以下の小形メタルハライドランプにおいて、前記スリー
ブの重量を24g以下、支柱の直線部の長さを80mm以下と
した場合、支柱の直径を0.8mm〜1.6mmに設定するもの
である。
【0006】このように構成したメタルハライドランプ
においては、輸送中などにおいて衝撃が加えられても、
支柱の弯曲が少なくなり、それにより石英スリーブのC
形保持帯からの外れが防止され、石英スリーブの破損を
有効に防止することができる。また支柱太さを1.6mm以
下とすることにより、点灯時の支柱の影の発生を防止す
ることができる。
【0007】
【実施例】次に実施例について説明する。図1は、本発
明に係るメタルハライドランプの一実施例を示す斜視図
である。図において、1は150 Wの発光管で、該発光管
1内にはDy,Tl,Csの沃化物と、水銀及びアルゴンが所
定量封入されている。2は発光管1の周りに配置された
重量24gの石英スリーブで、該石英スリーブ2の上下端
外周部は、直径1.2mmで直線部の長さを80mmとしたステ
ンレス(SUS304)製の支柱3にカシメ付けされたC
形保持帯4,4により支持されている。なお、このC形
保持帯4は厚さ0.4mm,幅4mmのステンレス(SUS30
4 )板で形成され、石英スリーブ2の軸心を中心として
中心角240 度に亘る範囲の外周に密着し、更に爪部5を
石英スリーブ2の端縁に係止して石英スリーブ2を保持
するように構成されている。なおC形保持帯4の先端部
には外側に折り曲げた折曲部6が形成されている。
【0008】そして上記発光管1及び石英スリーブ2は
T形外球7内に組み込まれて、メタルハライドランプを
構成している。なお図において、8は外球7の頂部側に
配置した支柱3の弯曲部3aに設けた支柱固定補助手段
となるばね状羽根であり、9はバリウムゲッターであ
る。
【0009】このように構成したメタルハライドランプ
においては、直径1.2mmの支柱3にカシメ付けられたC
形保持帯4,4で石英スリーブ2が支持されているの
で、輸送中等において衝撃を受けても、支柱3の弯曲が
少なくなり、石英スリーブ2のC形保持帯4からの外れ
が阻止され、破損が防止される。またC形保持帯4には
爪部5が設けられ、石英スリーブ2の端縁に係止されて
いるので、石英スリーブ2の上下動も阻止され、堅固に
保持することができる。更にまた、保持帯4はC形に形
成されているので、高周波加熱でゲッター9を加熱する
際に、渦電流による発熱が少なくなり、ステンレス製の
保持帯4の材質劣化が避けられる。またC形保持帯4の
両端部に折曲部6が設けられているため、衝撃を受けた
際に支柱3が弯曲しても、石英スリーブ2と外球7との
直接衝突を避けるためのクッションの役割を果たし、石
英スリーブ2の破損を防止している。
【0010】本発明は、石英スリーブ2の重量を24g以
下、支柱の直線部の長さを80mm以下とした場合に、支柱
の直径を0.8mm〜1.6mmの範囲に規定するものである
が、次にこのような範囲に規定するために行った実験に
ついて説明する。まず、図1に示した実施例と同様な構
成で、支柱3の直径のみを0.4,0.6,0.8,1.0,1.
2,1.4,1.6,1.8mmとしたランプを、それぞれ12灯
ずつ作成し、JISZ0200に基づく落下試験を行っ
て、石英スリーブの破損状況を調査した。この落下試験
は、1角,3稜,6面の80cm上方から自由落下による方
法で、3回繰り返す試験である。その試験結果を表1に
示す。
【0011】
【表1】
【0012】表1からわかるように、支柱の直径を0.4
mm及び0.6mmとしたものでは、かなりの石英スリーブの
破損が見られた。この破損の原因は、落下試験中、支柱
の弓なりの曲がりの繰り返しにより石英スリーブがステ
ンレス製のC形保持帯から外れてしまい、その結果、外
球との直接の衝突で割れたものである。直径0.8mmの支
柱を用いたものでは、石英スリーブがやや保持帯から外
れかけているものも見られ潜在的に破損の危険はある
が、12灯中破損したものはなく、これ以上の太さの支柱
を用いたランプでは、破損は全く発生しなかった。
【0013】また上記実験ランプをスポット器具を用い
て点灯したところ、直径1.8mmの支柱を用いたランプで
は、支柱の影が明らかに現れた。一方、直径1.6mm以下
の支柱を用いたランプでは、支柱の影は殆ど確認できな
かった。
【0014】以上の実験結果により、本発明において
は、支柱の直径を0.8〜1.6mmの範囲に設定するもので
ある。
【0015】上記実験では、ランプ電力150 Wで、石英
スリーブの重量及び支柱の直線部の長さを一定にしたも
のについて行ったが、この種のランプのワット数は70〜
150Wであり、150 W未満のランプでは、石英スリーブ
の重量,支柱の長さが150 Wのランプに比べ小さくなる
ので、150 Wにおける支柱の太さの安全範囲であれば、
衝撃による破損に対しては安全側になることは当然であ
り、したがって本発明は150 W未満のランプに対しても
十分適用できるものである。
【0016】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、輸送中における衝撃時においても支柱
の弯曲が少なくなり、石英スリーブのC形保持帯からの
外れが防止され、石英スリーブの破損を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメタルハライドランプの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】C形保持帯の平面図である。
【符号の説明】
1 発光管 2 石英スリーブ 3 支柱 4 C形保持帯 5 爪部 6 折曲部 7 外球 8 羽根 9 ゲッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯 孝 埼玉県行田市壱里山町1−1 岩崎電気株 式会社埼玉製作所内 (72)発明者 小山 文男 埼玉県行田市壱里山町1−1 岩崎電気株 式会社埼玉製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタルハライドを封入した発光管と、該
    発光管の外周に小間隔を設けて、支柱に取り付けたC形
    保持帯で両端を支持させて配置した石英ガラス製スリー
    ブと、これらを組み込んだ外球を備えた150 W以下の小
    形メタルハライドランプにおいて、前記スリーブの重量
    を24g以下、支柱の直線部の長さを80mm以下とした場
    合、支柱の直径を0.8mm〜1.6mmとしたことを特徴とす
    るメタルハライドランプ。
JP8835292A 1992-03-13 1992-03-13 メタルハライドランプ Pending JPH05258724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8835292A JPH05258724A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 メタルハライドランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8835292A JPH05258724A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 メタルハライドランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05258724A true JPH05258724A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13940432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8835292A Pending JPH05258724A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 メタルハライドランプ

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JP (1) JPH05258724A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180787A1 (en) * 2000-08-08 2002-02-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal vapor discharge lamp
US7348730B2 (en) 2003-12-22 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal halide lamp and luminaire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180787A1 (en) * 2000-08-08 2002-02-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal vapor discharge lamp
US7348730B2 (en) 2003-12-22 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metal halide lamp and luminaire

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