JPH0525822A - アースアンカー - Google Patents
アースアンカーInfo
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- JPH0525822A JPH0525822A JP3027791A JP3027791A JPH0525822A JP H0525822 A JPH0525822 A JP H0525822A JP 3027791 A JP3027791 A JP 3027791A JP 3027791 A JP3027791 A JP 3027791A JP H0525822 A JPH0525822 A JP H0525822A
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- underground
- pushing arm
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 引き抜き耐力が強くて、経済性、土木施工性
が良いアースアンカーを提供すること。 【構成】 被固定物に対するアンカー本体7を設けると
共に、アンカー本体7内に収納される収納位置と、アン
カー本体7の周壁から外方に突出するアンカー作用位置
とにわたって出退自在な複数の地中押込腕9又は、ピス
トン、シリンダ本体を設けてある。そして、地中押込腕
9を出退操作するネジ軸12A,12Bあるいは線状体
か、又は、ピストン、シリンダ本体のいずれか一方を出
退操作する流体供給装置を設けてある。
が良いアースアンカーを提供すること。 【構成】 被固定物に対するアンカー本体7を設けると
共に、アンカー本体7内に収納される収納位置と、アン
カー本体7の周壁から外方に突出するアンカー作用位置
とにわたって出退自在な複数の地中押込腕9又は、ピス
トン、シリンダ本体を設けてある。そして、地中押込腕
9を出退操作するネジ軸12A,12Bあるいは線状体
か、又は、ピストン、シリンダ本体のいずれか一方を出
退操作する流体供給装置を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被固定物に対するアン
カー連係具を設けてあるアースアンカーに関する。
カー連係具を設けてあるアースアンカーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるアースアンカーでは、アン
カー連係具が全長にわたってほぼ同径に形成されてお
り、そのために、地中に挿入したアースアンカーに働く
引き抜き力に対抗するのは、アンカー連係具の周面と土
との間で生じる摩擦力のみであった。
カー連係具が全長にわたってほぼ同径に形成されてお
り、そのために、地中に挿入したアースアンカーに働く
引き抜き力に対抗するのは、アンカー連係具の周面と土
との間で生じる摩擦力のみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によるアースアンカーでは、アースアンカーに
働く引き抜き力に対する対抗力が摩擦力のみであったた
めに、引き抜き耐力が弱く、被固定物を地盤に対して強
力に支持するには、例えばアンカー連係具をかなり長く
したりしなければならず、材料が多く必要で不経済であ
るばかりか、土木施工も手間がかかるという欠点があっ
た。
来の構成によるアースアンカーでは、アースアンカーに
働く引き抜き力に対する対抗力が摩擦力のみであったた
めに、引き抜き耐力が弱く、被固定物を地盤に対して強
力に支持するには、例えばアンカー連係具をかなり長く
したりしなければならず、材料が多く必要で不経済であ
るばかりか、土木施工も手間がかかるという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の欠点を解消し、引き
抜き耐力が強くて、経済性、土木施工性が良いアースア
ンカーを提供することを目的とする。
抜き耐力が強くて、経済性、土木施工性が良いアースア
ンカーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1発明は、アンカー本体内に収納される収納位
置と、前記アンカー本体の周壁から外方に突出するアン
カー作用位置とにわたって揺動自在な複数の地中押込腕
を、枢支軸を介して前記アンカー本体に枢支連結し、前
記地中押込腕を前記枢支軸周りに揺動操作する操作棒を
前記アンカー本体内に配設し、前記地中押込腕を、引抜
力に対抗するように、前記アンカー作用位置で維持する
突出姿勢維持部を設けてあることを特徴とする。そし
て、第2発明は、アンカー本体内に収納される収納位置
と、前記アンカー本体の周壁から外方に突出するアンカ
ー作用位置とにわたって揺動自在な複数の地中押込腕
を、枢支軸を介して前記アンカー本体に枢支連結し、前
記枢支軸を地表側に索引操作自在な線状体を前記枢支軸
に対して連結し、前記線状体の引き操作によって前記地
中押込腕が前記アンカー本体の周壁から外方に突出する
ようにガイドするガイド部を前記アンカー本体に設け、
前記地中押込腕を、引抜力に対抗するように、前記アン
カー作用位置で維持する突出姿勢維持部を設けてあるこ
とを特徴とする。そして第3発明は、アンカー本体にシ
リンダ本体を内装すると共に、前記シリンダ装置のピス
トン又はシリンダ本体の一方を他方に対して、前記アン
カー本体内に収納される収納位置と、前記アンカー本体
の周壁から外方に突出するアンカー作用位置とに出退自
在に取付け、前記シリンダ本体内に圧力流体を供給する
流体供給装置を設け、前記アンカー本体の周壁から外方
に突出する前記ピストン又はシリンダ本体を、引抜力に
対抗するように、前記アンカー作用位置で維持する突出
姿勢維持部を設けてあることを特徴とし、その作用効果
は夫々次の通りである。
めに、第1発明は、アンカー本体内に収納される収納位
置と、前記アンカー本体の周壁から外方に突出するアン
カー作用位置とにわたって揺動自在な複数の地中押込腕
を、枢支軸を介して前記アンカー本体に枢支連結し、前
記地中押込腕を前記枢支軸周りに揺動操作する操作棒を
前記アンカー本体内に配設し、前記地中押込腕を、引抜
力に対抗するように、前記アンカー作用位置で維持する
突出姿勢維持部を設けてあることを特徴とする。そし
て、第2発明は、アンカー本体内に収納される収納位置
と、前記アンカー本体の周壁から外方に突出するアンカ
ー作用位置とにわたって揺動自在な複数の地中押込腕
を、枢支軸を介して前記アンカー本体に枢支連結し、前
記枢支軸を地表側に索引操作自在な線状体を前記枢支軸
に対して連結し、前記線状体の引き操作によって前記地
中押込腕が前記アンカー本体の周壁から外方に突出する
ようにガイドするガイド部を前記アンカー本体に設け、
前記地中押込腕を、引抜力に対抗するように、前記アン
カー作用位置で維持する突出姿勢維持部を設けてあるこ
とを特徴とする。そして第3発明は、アンカー本体にシ
リンダ本体を内装すると共に、前記シリンダ装置のピス
トン又はシリンダ本体の一方を他方に対して、前記アン
カー本体内に収納される収納位置と、前記アンカー本体
の周壁から外方に突出するアンカー作用位置とに出退自
在に取付け、前記シリンダ本体内に圧力流体を供給する
流体供給装置を設け、前記アンカー本体の周壁から外方
に突出する前記ピストン又はシリンダ本体を、引抜力に
対抗するように、前記アンカー作用位置で維持する突出
姿勢維持部を設けてあることを特徴とし、その作用効果
は夫々次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、本第1発明によれば、
A 地中にアンカー本体を挿入した後に、操作棒で地中
押込腕を枢支軸周りに揺動操作すると、この地中押込腕
はアンカー本体の周壁から外方に突出するアンカー作用
位置に位置するようになる。
押込腕を枢支軸周りに揺動操作すると、この地中押込腕
はアンカー本体の周壁から外方に突出するアンカー作用
位置に位置するようになる。
【0007】B アンカー作用位置にある地中押込腕に
対しては、地中押込腕を、引抜力に対抗するように、ア
ンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部を設けてある
から、その状態で、アースアンカーに引き抜き力が作用
しても、アースアンカーは、その引き抜き力に対してア
ンカー本体の周面の摩擦力のみならず、地中押込腕によ
る支圧力をもって対抗することができるようになり、し
かも、地中押込腕の長さをある程度長くすることで、前
記の支圧力を充分大きくすることができて、地中に挿入
固定されたアースアンカーの引き抜き耐力を大巾に向上
させることができる。
対しては、地中押込腕を、引抜力に対抗するように、ア
ンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部を設けてある
から、その状態で、アースアンカーに引き抜き力が作用
しても、アースアンカーは、その引き抜き力に対してア
ンカー本体の周面の摩擦力のみならず、地中押込腕によ
る支圧力をもって対抗することができるようになり、し
かも、地中押込腕の長さをある程度長くすることで、前
記の支圧力を充分大きくすることができて、地中に挿入
固定されたアースアンカーの引き抜き耐力を大巾に向上
させることができる。
【0008】C また、操作棒をアンカー本体内に配設
してあるから、地中へアンカー本体を挿入中に、操作部
に土が侵入しにくく、操作を確実に行なうことができ
る。
してあるから、地中へアンカー本体を挿入中に、操作部
に土が侵入しにくく、操作を確実に行なうことができ
る。
【0009】D さらに、地中押込腕は、アンカー本体
内に収納される収納位置と、アンカー本体の周壁から外
方に突出するアンカー作用位置とにわたって揺動自在に
なっているから、操作棒で地中押込腕を揺動操作する場
合、少し操作するだけで、土の重量によって、自動的に
アンカー作用位置まで揺動することもあり、操作性がよ
い。
内に収納される収納位置と、アンカー本体の周壁から外
方に突出するアンカー作用位置とにわたって揺動自在に
なっているから、操作棒で地中押込腕を揺動操作する場
合、少し操作するだけで、土の重量によって、自動的に
アンカー作用位置まで揺動することもあり、操作性がよ
い。
【0010】次に、本第2発明によれば、
E 地中にアンカー本体を挿入した後に、線状体を索引
操作して、枢支軸を地表側に引き上げると、地中押込腕
は、枢支軸周りに揺動しながらアンカー本体に設けたガ
イド部にガイドされてアンカー本体の周壁から外方に突
出するアンカー作用位置に位置するようになる。アンカ
ー作用位置にある地中押込腕に対しては、地中押込腕
を、引抜力に対抗するように、アンカー作用位置で維持
する突出姿勢維持部を設けてあるから、その状態で、引
き抜き力が作用した場合、前記B項と同様の作用が生じ
る。
操作して、枢支軸を地表側に引き上げると、地中押込腕
は、枢支軸周りに揺動しながらアンカー本体に設けたガ
イド部にガイドされてアンカー本体の周壁から外方に突
出するアンカー作用位置に位置するようになる。アンカ
ー作用位置にある地中押込腕に対しては、地中押込腕
を、引抜力に対抗するように、アンカー作用位置で維持
する突出姿勢維持部を設けてあるから、その状態で、引
き抜き力が作用した場合、前記B項と同様の作用が生じ
る。
【0011】また、前記D項と同様の作用も生じるうえ
に、 F 線状体の引き操作によって地中押込腕をアンカー本
体の外方に突出させるから、例えば線状体の配設の際、
アンカー本体内に障害物があっても障害物を回させて配
置することができ、そのために操作棒で操作する場合に
比べて、操作具について、アンカー本体内の配設位置の
自由度が大きくなって、操作具に関する設計製作が容易
になる。
に、 F 線状体の引き操作によって地中押込腕をアンカー本
体の外方に突出させるから、例えば線状体の配設の際、
アンカー本体内に障害物があっても障害物を回させて配
置することができ、そのために操作棒で操作する場合に
比べて、操作具について、アンカー本体内の配設位置の
自由度が大きくなって、操作具に関する設計製作が容易
になる。
【0012】そして、本第3発明によれば、
G 地中にアンカー本体を挿入した後に、流体供給装置
を作動させてシリンダ装置のシリンダ本体内に、圧力流
体を供給すると、シリンダ本体又はピストンのうちの一
方が他方に対し、スライド移動してアンカー本体の周壁
から外方に突出するアンカー作用位置に位置するように
なる。そのために、前記B項と同様の作用が生じる。
を作動させてシリンダ装置のシリンダ本体内に、圧力流
体を供給すると、シリンダ本体又はピストンのうちの一
方が他方に対し、スライド移動してアンカー本体の周壁
から外方に突出するアンカー作用位置に位置するように
なる。そのために、前記B項と同様の作用が生じる。
【0013】そのうえ、本第3発明では、ピストンある
いはシリンダ本体のうちの一方を、筒状部の周壁から外
方へ突出させるに際して流体圧を利用しているから、強
力な突出操作力を得ることができて、地盤が堅い場合で
もピストン等に容易に地盤にくい込ませることができ
る。そして、圧力流体を供給するための配管、配線等
は、小径で、かつ変形させやすいため、前記F項と同様
にシリンダ装置の配設位置の自由度が大きいだけでな
く、それらを複数設けても互いの干渉を容易に回避でき
てシリンダ装置を筒状部の軸方向に多段に設けやすくな
り、しかも、一本の配管等でシリンダ装置を複数操作す
ることもできるようになる。
いはシリンダ本体のうちの一方を、筒状部の周壁から外
方へ突出させるに際して流体圧を利用しているから、強
力な突出操作力を得ることができて、地盤が堅い場合で
もピストン等に容易に地盤にくい込ませることができ
る。そして、圧力流体を供給するための配管、配線等
は、小径で、かつ変形させやすいため、前記F項と同様
にシリンダ装置の配設位置の自由度が大きいだけでな
く、それらを複数設けても互いの干渉を容易に回避でき
てシリンダ装置を筒状部の軸方向に多段に設けやすくな
り、しかも、一本の配管等でシリンダ装置を複数操作す
ることもできるようになる。
【0014】
【発明の効果】従って、第1、第2、第3発明によれ
ば、確実な操作で、アースアンカーの引き抜き耐力を大
きく向上させることができるから、アンカー本体をそれ
ほど長くする必要がなくなって、経済性、土木施工性に
優れたアースアンカーを提供することができるに至っ
た。
ば、確実な操作で、アースアンカーの引き抜き耐力を大
きく向上させることができるから、アンカー本体をそれ
ほど長くする必要がなくなって、経済性、土木施工性に
優れたアースアンカーを提供することができるに至っ
た。
【0015】特に、第1発明においては、操作棒で地中
押込腕を揺動操作するから、簡単な構造でありながらも
地中押込腕に強い力を伝達することができ、経済性を良
くすることができた。
押込腕を揺動操作するから、簡単な構造でありながらも
地中押込腕に強い力を伝達することができ、経済性を良
くすることができた。
【0016】また、第2発明においては、操作具に関す
る配置のための設計、及び製作が容易であるから、製作
コストの低廉化を図ることができた。
る配置のための設計、及び製作が容易であるから、製作
コストの低廉化を図ることができた。
【0017】そして、第3発明においては、ピストンあ
るいはシリンダ本体に対する強力な突出操作を得られる
から、土木施工性の面で特に有利になり、さらに、シリ
ンダ装置を多段に設けることができるから、引き抜き耐
力を一段と向上させることができ、経済性、土木施工性
を大巾に向上させることができるに至った。
るいはシリンダ本体に対する強力な突出操作を得られる
から、土木施工性の面で特に有利になり、さらに、シリ
ンダ装置を多段に設けることができるから、引き抜き耐
力を一段と向上させることができ、経済性、土木施工性
を大巾に向上させることができるに至った。
【0018】
【実施例】図5に、アースアンカー2が地中に挿入固定
されて、法面保護用コンクリートブロック1(被固定物
の一例)を支持している状態を示し、以下にアースアン
カー2について詳細に説明する。
されて、法面保護用コンクリートブロック1(被固定物
の一例)を支持している状態を示し、以下にアースアン
カー2について詳細に説明する。
【0019】図1〜図5に示すように、鋼線3の地中側
第2端部30から地表側の第1端部4の近傍に至る鋼線
3のほぼ全長を筒状部7(アンカー本体の一例)で囲繞
すると共に、鋼線3の第1端部4に、ブロック押え用ナ
ット5に対する連結部としてのオネジ部6を形成してア
ースアンカー2を構成してある。
第2端部30から地表側の第1端部4の近傍に至る鋼線
3のほぼ全長を筒状部7(アンカー本体の一例)で囲繞
すると共に、鋼線3の第1端部4に、ブロック押え用ナ
ット5に対する連結部としてのオネジ部6を形成してア
ースアンカー2を構成してある。
【0020】前記筒状部7は円筒部7Aと、この円筒部
7Aの地中側の端部に設けた円すい部7Bとから成り、
円すい部7Bの頂点近傍に2本の枢支軸8,8を、円筒
部7Aの径方向に互いに平行に設け、この枢支軸8を介
して、2本の地中押込腕9を円すい部7Bに枢支連結
し、もって、地中押込腕9を、円すい部7B内に収納さ
れる収納位置と、円すい部7Bの周壁から径方向外方に
突出するアンカー作用位置とにわたって上下揺動自在に
してある。なお、地中押込腕9は、円筒部7Aの軸心に
対してほぼ90°揺動でき、この90°揺動した位置
が、アンカー作用位置になる。また地中押込腕9は鋳鉄
製で図3に示すように、断面をほぼ三角形状にしてあ
り、アンカー作用位置に揺動する際に地中押込腕9が地
盤にくい込みやすくなっている。そして円すい部7B
に、窓17を形成すると共に、この窓17に沿って2つ
の側壁11を形成し、地中押込腕9を、両側壁11,1
1で摩擦保持して円すい部7B内に収納できるようにし
てある。
7Aの地中側の端部に設けた円すい部7Bとから成り、
円すい部7Bの頂点近傍に2本の枢支軸8,8を、円筒
部7Aの径方向に互いに平行に設け、この枢支軸8を介
して、2本の地中押込腕9を円すい部7Bに枢支連結
し、もって、地中押込腕9を、円すい部7B内に収納さ
れる収納位置と、円すい部7Bの周壁から径方向外方に
突出するアンカー作用位置とにわたって上下揺動自在に
してある。なお、地中押込腕9は、円筒部7Aの軸心に
対してほぼ90°揺動でき、この90°揺動した位置
が、アンカー作用位置になる。また地中押込腕9は鋳鉄
製で図3に示すように、断面をほぼ三角形状にしてあ
り、アンカー作用位置に揺動する際に地中押込腕9が地
盤にくい込みやすくなっている。そして円すい部7B
に、窓17を形成すると共に、この窓17に沿って2つ
の側壁11を形成し、地中押込腕9を、両側壁11,1
1で摩擦保持して円すい部7B内に収納できるようにし
てある。
【0021】前記円筒部7A内には、腕9を枢支軸8周
りに揺動操作する操作棒12を各地中押込腕9ごとに円
筒部7Aの軸心に沿って配設してある。この操作棒12
は夫々、地中側に位置する第1ネジ軸12Aと、この第
1ネジ軸12Aに対して相対回転不能に軸方向に嵌合連
結された回動操作用第2ネジ軸12Bとから成り、第1
ネジ軸12Aの地中側端部を、両側壁11,11で摩擦
保持された状態にある地中押込腕9の端部に対する接当
部とすると共に、第2ネジ軸12Bの地表側端部を、角
形に形成してスパナ操作部16にしてある。また、円筒
部7A内には、第1ネジ軸12Aを螺合させて支持する
支持ブロック13を付設し、両第1ネジ軸12A,12
Aの地中側端部をガイドするガイド部材14を、両第1
ネジ軸12A,12Aに遊嵌してある。また円すい部7
Bの頂点部は、地中押込腕9を、引抜力に対抗するよう
に、前記アンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部4
0になっている。
りに揺動操作する操作棒12を各地中押込腕9ごとに円
筒部7Aの軸心に沿って配設してある。この操作棒12
は夫々、地中側に位置する第1ネジ軸12Aと、この第
1ネジ軸12Aに対して相対回転不能に軸方向に嵌合連
結された回動操作用第2ネジ軸12Bとから成り、第1
ネジ軸12Aの地中側端部を、両側壁11,11で摩擦
保持された状態にある地中押込腕9の端部に対する接当
部とすると共に、第2ネジ軸12Bの地表側端部を、角
形に形成してスパナ操作部16にしてある。また、円筒
部7A内には、第1ネジ軸12Aを螺合させて支持する
支持ブロック13を付設し、両第1ネジ軸12A,12
Aの地中側端部をガイドするガイド部材14を、両第1
ネジ軸12A,12Aに遊嵌してある。また円すい部7
Bの頂点部は、地中押込腕9を、引抜力に対抗するよう
に、前記アンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部4
0になっている。
【0022】次に、本発明にかかるアースアンカー2の
使用法を説明する。
使用法を説明する。
【0023】 図1に示すように、地中押込腕9を円
すい部7B内に収納した状態でアースアンカー2を地中
に形成された穴31に挿入し、円すい部7Bを地盤15
に打ち込む。 スパナをスパナ操作部16に係合させて第2ネジ軸
12Bを回転させ、第1ネジ軸12Aを地中側へ螺進さ
せる。 地中押込腕9は、第1ネジ軸12Aにより地中側へ
押されて枢支軸8周りに揺動するので、アンカー作用位
置まで揺動したら、第2ネジ軸12Bの回転操作をやめ
て、第2ネジ軸12Bを、地表側へ引き抜き第1ネジ軸
12Aとの連結を外す。この第2ネジ軸12Bは、別の
アースアンカーの第1ネジ軸12Aを回転させたり、あ
るいは同じアースアンカー2の別の第1ネジ軸12Aを
回転させたりする場合に再度使用することができる。 グラウト剤32を筒状部7の内外に、穴全体にわた
って注入する。 グラウト剤32が硬化した後、コンクリートブロッ
ク1を鋼線3に外嵌し、ナット5をオネジ部6に螺合す
る。
すい部7B内に収納した状態でアースアンカー2を地中
に形成された穴31に挿入し、円すい部7Bを地盤15
に打ち込む。 スパナをスパナ操作部16に係合させて第2ネジ軸
12Bを回転させ、第1ネジ軸12Aを地中側へ螺進さ
せる。 地中押込腕9は、第1ネジ軸12Aにより地中側へ
押されて枢支軸8周りに揺動するので、アンカー作用位
置まで揺動したら、第2ネジ軸12Bの回転操作をやめ
て、第2ネジ軸12Bを、地表側へ引き抜き第1ネジ軸
12Aとの連結を外す。この第2ネジ軸12Bは、別の
アースアンカーの第1ネジ軸12Aを回転させたり、あ
るいは同じアースアンカー2の別の第1ネジ軸12Aを
回転させたりする場合に再度使用することができる。 グラウト剤32を筒状部7の内外に、穴全体にわた
って注入する。 グラウト剤32が硬化した後、コンクリートブロッ
ク1を鋼線3に外嵌し、ナット5をオネジ部6に螺合す
る。
【0024】以上の使用法では、地中に穴を形成した後
に、アースアンカー2を挿入したが、穴を形成すること
なく、円すい部7Bを有効利用して、地中にアースアン
カー2を打ち込んでいくこともできる。
に、アースアンカー2を挿入したが、穴を形成すること
なく、円すい部7Bを有効利用して、地中にアースアン
カー2を打ち込んでいくこともできる。
【0025】〔別実施例〕図6に示すように、筒状部7
を円筒部7Aだけで構成して、この円筒部7A内に地中
押込腕9を収納し、円筒部7Aの周壁に形成した窓17
から地中押込腕9を外方へ突出させるようにしてもよ
い。この場合、窓17を形成する円筒部7Aの周壁が、
地中押込腕9を、引抜力に対抗するように、アンカー作
用位置で維持する突出姿勢維持部40になっている。
を円筒部7Aだけで構成して、この円筒部7A内に地中
押込腕9を収納し、円筒部7Aの周壁に形成した窓17
から地中押込腕9を外方へ突出させるようにしてもよ
い。この場合、窓17を形成する円筒部7Aの周壁が、
地中押込腕9を、引抜力に対抗するように、アンカー作
用位置で維持する突出姿勢維持部40になっている。
【0026】図7、図8に示すように、上記の実施例と
同様に、円筒部7A内に一対の地中押込腕9を収納する
と共に、両地中押込腕9を、一本の枢支軸8のみを介し
て共に枢支連結するようにしてもよい。
同様に、円筒部7A内に一対の地中押込腕9を収納する
と共に、両地中押込腕9を、一本の枢支軸8のみを介し
て共に枢支連結するようにしてもよい。
【0027】図9、図10に示すように、筒状部7の軸
方向に移動自在な一本の枢支軸8を介して2本の地中押
込腕9,9を枢支連結し、これら2本の地中押込腕9,
9を挟んで2本のリンク18,18を枢支軸8に回転自
在に外嵌すると共に、2本のリンク18,18の一端
に、枢支軸8を第1端部4側に索引操作自在なワイヤー
19(線状体の一例)を連結し、線状体19の引き操作
によって地中押込腕9が円筒部7Aの周壁から径方向外
方に突出するようにガイドするガイド部20を円筒部7
Aに設けてもよい。
方向に移動自在な一本の枢支軸8を介して2本の地中押
込腕9,9を枢支連結し、これら2本の地中押込腕9,
9を挟んで2本のリンク18,18を枢支軸8に回転自
在に外嵌すると共に、2本のリンク18,18の一端
に、枢支軸8を第1端部4側に索引操作自在なワイヤー
19(線状体の一例)を連結し、線状体19の引き操作
によって地中押込腕9が円筒部7Aの周壁から径方向外
方に突出するようにガイドするガイド部20を円筒部7
Aに設けてもよい。
【0028】前記地中押込腕9は、枢支連結部近傍が鋳
鉄製で、その他の部分がチャンネル部材から成ってい
る。円筒部7Aには窓17を設けてあり、この窓17を
形成する円筒部7Aの周壁がガイド部20になってい
る。また、このガイド部20は、地中押込腕9を、引抜
力に対抗するように、アンカー作用位置で維持する突出
姿勢維持部40になっている。窓17の上部を形成する
周壁は、ガイドが円滑に行なわれるように内側へ折り曲
げてある。また、円筒部7A内には、円筒部7Aに収納
状態にある地中押込腕9を円筒部7Aの軸方向で支持す
る支持片21を設けてある。
鉄製で、その他の部分がチャンネル部材から成ってい
る。円筒部7Aには窓17を設けてあり、この窓17を
形成する円筒部7Aの周壁がガイド部20になってい
る。また、このガイド部20は、地中押込腕9を、引抜
力に対抗するように、アンカー作用位置で維持する突出
姿勢維持部40になっている。窓17の上部を形成する
周壁は、ガイドが円滑に行なわれるように内側へ折り曲
げてある。また、円筒部7A内には、円筒部7Aに収納
状態にある地中押込腕9を円筒部7Aの軸方向で支持す
る支持片21を設けてある。
【0029】図11に示すように、円筒部7Aに油圧シ
リンダ装置22を内装すると共に、油圧シリンダ装置2
2の有底筒状のピストン22Aをシリンダ本体22Bに
対して、その両端側に各別に一対外嵌し、シリンダ本体
22B内に圧油を供給する油圧供給装置(流体供給装置
の一例)23を設けて前記ピストン22Aを、円筒部7
A内に収納される収納位置と、円筒部7Aの周壁から径
方向外方に突出するアンカー作用位置とに互いに逆方向
に出退させる構成としてもよい。
リンダ装置22を内装すると共に、油圧シリンダ装置2
2の有底筒状のピストン22Aをシリンダ本体22Bに
対して、その両端側に各別に一対外嵌し、シリンダ本体
22B内に圧油を供給する油圧供給装置(流体供給装置
の一例)23を設けて前記ピストン22Aを、円筒部7
A内に収納される収納位置と、円筒部7Aの周壁から径
方向外方に突出するアンカー作用位置とに互いに逆方向
に出退させる構成としてもよい。
【0030】この実施例では、前記ピストン22Aの開
口側端部にフランジ24を形成すると共に、円筒部7A
の周壁にこのフランジ24が接当するストッパーリング
25を固着して、ピストン22Aの突出量を規制してあ
る。
口側端部にフランジ24を形成すると共に、円筒部7A
の周壁にこのフランジ24が接当するストッパーリング
25を固着して、ピストン22Aの突出量を規制してあ
る。
【0031】この場合、ストッパーリング25が、ピス
トン22Aを、引抜力に対抗するように、アンカー作用
位置で維持する突出姿勢維持部40になっている。
トン22Aを、引抜力に対抗するように、アンカー作用
位置で維持する突出姿勢維持部40になっている。
【0032】油圧供給装置23は、圧油供給部23Aと
圧油供給管23Bとから成り、圧油供給管23Bの一端
をシリンダ本体22Bの内部空間に中央部で連結してあ
る。圧油供給管23Bには、ピストン突出終了後の圧力
上昇で外れるカプラーを設けてある。
圧油供給管23Bとから成り、圧油供給管23Bの一端
をシリンダ本体22Bの内部空間に中央部で連結してあ
る。圧油供給管23Bには、ピストン突出終了後の圧力
上昇で外れるカプラーを設けてある。
【0033】図12に示すように、シリンダ本体22B
内に火薬26を配置し、圧油供給管23Bに代えて導火
線27を設け、火薬26の爆発によりピストン22Aを
突出させるようにしてもよい。
内に火薬26を配置し、圧油供給管23Bに代えて導火
線27を設け、火薬26の爆発によりピストン22Aを
突出させるようにしてもよい。
【0034】本実施例においては、有底筒状のピストン
22Aとシリンダ本体22Bとの双方に、ピストン22
Aが突出側のストローク終端位置にある時に重なり合
い、互い外方に連通する空気抜き孔28を設け、ピスト
ン22Aがストローク終端位置に達したらここから空気
を外部へ排出してピストン22Aの移動を停止させるよ
うにすれば、爆風によるシリンダ装置22の破損を防止
できる。
22Aとシリンダ本体22Bとの双方に、ピストン22
Aが突出側のストローク終端位置にある時に重なり合
い、互い外方に連通する空気抜き孔28を設け、ピスト
ン22Aがストローク終端位置に達したらここから空気
を外部へ排出してピストン22Aの移動を停止させるよ
うにすれば、爆風によるシリンダ装置22の破損を防止
できる。
【0035】筒状部7は角筒状のものであってもよく、
また筒状部7は鋼線3のほぼ全体を囲繞する必要はなく
鋼線3のすくなくとも地中側第2端部30を囲繞してあ
ればよい。
また筒状部7は鋼線3のほぼ全体を囲繞する必要はなく
鋼線3のすくなくとも地中側第2端部30を囲繞してあ
ればよい。
【0036】アンカー作用位置は、上記各実施例で述べ
た位置に限らず、例えば両地中押込腕9,9相互の開き
角が180°以内のものであってもよい。
た位置に限らず、例えば両地中押込腕9,9相互の開き
角が180°以内のものであってもよい。
【0037】地中押込腕9の断面形状は、三角形状のも
のに限らず図7、図8に示すようにT字形状のものであ
ってもよい。
のに限らず図7、図8に示すようにT字形状のものであ
ってもよい。
【0038】操作棒12は、ネジ軸に限られず、単に軸
方向にスライド自在に押し操作するだけのものであって
もよい。また、一本の操作棒で両地中押込腕9を揺動さ
せてもよい。
方向にスライド自在に押し操作するだけのものであって
もよい。また、一本の操作棒で両地中押込腕9を揺動さ
せてもよい。
【0039】地中押込腕9は、3個以上設けてもよい。
【0040】上記の実施例ではシリンダ装置22のピス
トン22Aを筒状部7外へ突出させたが、中実のピスト
ンを突出させるか、又はシリンダ本体22Bを突出させ
るようにしてもよい。また、流体圧としては、油圧、空
気圧、水圧等を利用することができる。
トン22Aを筒状部7外へ突出させたが、中実のピスト
ンを突出させるか、又はシリンダ本体22Bを突出させ
るようにしてもよい。また、流体圧としては、油圧、空
気圧、水圧等を利用することができる。
【0041】アンカー本体7は筒状のものでなくても、
一部が中実になっていてもよい。
一部が中実になっていてもよい。
【0042】鋼線3、アンカー本体7等をアンカー連係
具と総称する。
具と総称する。
【0043】筒状部7外へ突出するピストン22A又は
シリンダ本体22Bの端面を斜面に形成して地盤にくい
込ませやすくしてもよい。
シリンダ本体22Bの端面を斜面に形成して地盤にくい
込ませやすくしてもよい。
【0044】図1に示す実施例において、両地中押込腕
9,9を1本の枢支軸8のみを介して枢支連結してもよ
い。
9,9を1本の枢支軸8のみを介して枢支連結してもよ
い。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は、添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は、添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】アースアンカーの縦断面図
【図2】アースアンカーの作用図
【図3】アースアンカーの要部の横断面図
【図4】ガイド部材の平面図
【図5】アースアンカーの地中埋め込み状態を示す縦断
面図
面図
【図6】別実施例の要部の縦断面図
【図7】別実施例の要部の縦断面図
【図8】別実施例の要部の横断面図
【図9】別実施例の要部の縦断面図
【図10】別実施例の要部の横断面図
【図11】別実施例の要部の縦断面図
【図12】別実施例の要部の縦断面図
1 被固定物
7 アンカー本体
8 枢支軸
9 地中押込腕
12 操作棒
19 線状体
20 ガイド部
22 シリンダ装置
22A ピストン
22B シリンダ本体
23 流体供給装置
40 突出姿勢維持部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 北村 清
兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社
クボタ技術開発研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 被固定物(1)に対するアンカー連係具
を設けてあるアースアンカーであって、アンカー本体
(7)内に収納される収納位置と、前記アンカー本体
(7)の周壁から外方に突出するアンカー作用位置とに
わたって揺動自在な複数の地中押込腕(9)を、枢支軸
(8)を介して前記アンカー本体(7)に枢支連結し、
前記地中押込腕(9)を、前記枢支軸(8)周りに揺動
操作する操作棒(12)を前記アンカー本体(7)内に
配設し、前記地中押込腕(9)を、引抜力に対抗するよ
うに、前記アンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部
(40)を設けてあるアースアンカー。 - 【請求項2】 被固定物(1)に対するアンカー連係具
を設けてあるアースアンカーであって、アンカー本体
(7)内に収納される収納位置と、前記アンカー本体
(7)の周壁から外方に突出するアンカー作用位置とに
わたって揺動自在な複数の地中押込腕(9)を、枢支軸
(8)を介して前記アンカー本体(7)に枢支連結し、
前記枢支軸(8)を地表側に索引操作自在な線状体(1
9)を前記枢支軸(8)に対して連結し、前記線状体
(19)の引き操作によって前記地中押込腕(9)が前
記アンカー本体(7)の周壁から外方に突出するように
ガイドするガイド部(20)を前記アンカー本体(7)
に設け、前記地中押込腕(9)を、引抜力に対抗するよ
うに、前記アンカー作用位置で維持する突出姿勢維持部
(40)を設けてあるアースアンカー。 - 【請求項3】 被固定物(1)に対するアンカー連係具
を設けてあるアースアンカーであって、アンカー本体
(7)にシリンダ装置(22)を内装すると共に、前記
シリンダ装置(22)のピストン(22A)又はシリン
ダ本体(22B)の一方を他方に対して、前記アンカー
本体(7)内に収納される収納位置と、前記アンカー本
体(7)内の周壁から外方に突出するアンカー作用位置
とに出退自在に取付け、前記シリンダ本体(22B)内
に圧力流体を供給する流体供給装置(23)を設け、前
記アンカー本体(7)の周壁から外方に突出する前記ピ
ストン(22A)又はシリンダ本体(22B)を、引抜
力に対抗するように、前記アンカー作用位置で維持する
突出姿勢維持部(40)を設けてあるアースアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027791A JPH0525822A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | アースアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027791A JPH0525822A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | アースアンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525822A true JPH0525822A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12299221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3027791A Pending JPH0525822A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | アースアンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525822A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003010391A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Karda Jozef | Ground anchor with driving and opening device |
KR100448037B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2004-09-16 | 함형운 | 사면보강공사용 소일네일구조체 및 사면보강공사용 소일네일링 공법 |
KR100479955B1 (ko) * | 2002-04-24 | 2005-03-30 | 재 술 나 | 록볼트 |
KR100524316B1 (ko) * | 2002-05-13 | 2005-10-28 | 재 술 나 | 록볼트 |
JP2007284968A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Kenyo Kosuge | アンカー |
CN112253199A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-01-22 | 杭州图强工程材料有限公司 | 一种带孔底让压装置的锚索及其施工方法 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3027791A patent/JPH0525822A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003010391A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Karda Jozef | Ground anchor with driving and opening device |
KR100479955B1 (ko) * | 2002-04-24 | 2005-03-30 | 재 술 나 | 록볼트 |
KR100524316B1 (ko) * | 2002-05-13 | 2005-10-28 | 재 술 나 | 록볼트 |
KR100448037B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2004-09-16 | 함형운 | 사면보강공사용 소일네일구조체 및 사면보강공사용 소일네일링 공법 |
JP2007284968A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Kenyo Kosuge | アンカー |
CN112253199A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-01-22 | 杭州图强工程材料有限公司 | 一种带孔底让压装置的锚索及其施工方法 |
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