JPH05257434A - Lcdドライバーの出力回路 - Google Patents

Lcdドライバーの出力回路

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JPH05257434A
JPH05257434A JP5204992A JP5204992A JPH05257434A JP H05257434 A JPH05257434 A JP H05257434A JP 5204992 A JP5204992 A JP 5204992A JP 5204992 A JP5204992 A JP 5204992A JP H05257434 A JPH05257434 A JP H05257434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
output
voltage
latch
analog switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP5204992A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Shimizu
信雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5204992A priority Critical patent/JPH05257434A/ja
Publication of JPH05257434A publication Critical patent/JPH05257434A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCDドライバの出力トランジスタの小型
化。 【構成】 レジスタBUSとラッチBUSのデータの大
小を比較器ブロックCBで比較することにより、出力電
位変化を予知して、変化する出力電位が前電位より低い
場合は、短時間だけ変化する出力電位より低い電位を出
力させ、一方、変化する出力電位が前電位より高い場合
は、短時間だけ変化する出力電位より高い電圧を出力す
る。 【効果】 出力トランジスタを小型化してもスイッチン
グのスピードが低下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はLCDドライバーの出
力回路に関し、特にTFT型LCDドライバーの出力回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の8階調LCDドライバーの
出力回路を示したブロック図である。A,B,Cは3b
itのデータBUSを構成する階調選択用データ入力端
子で、Lはラッチ入力端子で、V0〜V7は階調レベル
電圧入力端子である。
【0003】以下図5の出力回路の動作を図6,図7を
用いて説明する。入力端子A,B,Cのデータはまずレ
ジスタブロックRBに取り込まれて保持されている。次
に端子Lにハイ信号が入力されるとレジスタブロックR
Bに保持されているデータがラッチブロックLBに取り
込まれる。
【0004】さらにラッチブロックLBに取り込まれた
データはデコードアナログスイッチブロックII(DAI
I)に伝送され、図6の論理対応表に従ってV0〜V7
のいずれかの電位が出力端子に出る。以上の動作を、図
7で示すタイムチャートに従って具体的に説明する。各
入力端子A,B,Cがロウの状態はレジスタブロックR
Bにヘキサコードでh0が保持されており、ラッチブロ
ックLBにh7が取り込まれており、入力端子Lはロウ
で、出力はV7電位が出力されている。次に入力端子が
ハイになると、レジスタブロックRBのデータh0がラ
ッチブロックLBに取り込まれ、レジスタブロックRB
にh6が取り込まれ、出力はV7からV0電位に変化す
る。以下同様に図7のタイムチャートのように、出力が
V0→V1→V5……V3→V5→v3の順に変化す
る。デコードアナログスイッチブロックII(DAII)
は、上述したように、ラッチデータに従って8つのアナ
ログスイッチを切り換えて、出力にV0〜V7の内の一
つの電位を出力するものである。8つのアナログスイッ
チは、一出力ごとに必要であるため、出力数が増えると
アナログスイッチの数が急増(アナログスイッチ数=8
×出力数)し、チップサイズも増第していた。一方、ア
ナログスイッチはON抵抗の確保のためある程度の大き
さを必要とするため、デコードアナログスイッチブロッ
クII(DAII)の面積はかなり大きなものとなってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
のLCDドライバーの出力回路は、出力電圧の変化スピ
ードを早くするためには、出力トランジスタのON抵抗
を小さくする必要があり、ディメンジョンを大きくしな
ければならずチップサイズが大きくなるという欠点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のLCDドライ
バーの出力回路は、レジスタブロック,ラッチブロッ
ク,デコードアナログスイッチブロック,比較器ブロッ
クとで構成され、比較器ブロックはレジスタブロックと
ラッチブロックのデータ比較をして比較結果信号をデコ
ードアナログスイッチブロックに出力し、デコードアナ
ログスイッチブロックは比較器ブロックからの比較結果
信号とラッチブロックからのデータに従って出力電圧を
アナログスイッチで選択して出力する。
【0007】
【作用】上記の構成によると、レジスタブロックとラッ
チブロックのデータ比較を行っているため、あらかじめ
出力の電圧変化の予測が可能となり、出力される電圧が
前電圧より低い場合は短時間だけ変化しようとしている
電圧より低い電圧を出力させ、また出力される電圧が前
電圧より高い場合は短時間だけ変化しようとしている電
圧より高い電圧を出力させるようデコードアナログスイ
ッチブロックを構成することが可能となり、出力の電圧
変化のスピードを早くすることができるので、アナログ
スイッチの出力トランジスタを大型にすることなくLC
Dの高速化に対応できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して説明
する。
【0009】図1はこの発明の一実施例のブロック図で
ある。このブロック図は8階調ドライバーの出力部を示
したものである。A,B,Cは3bitのデータBUS
を構成する階調選択用のデータ入力端子で、Lはラッチ
ブロックへのデータ取り込み信号端子で、V0〜V7は
階調レベル電圧入力端子で、電位はVDD〉V7>V6
>V5>V4>V3>V2>V1>V0>GNDの順で
ある。COINは比較器ブロックCBからの出力をディ
レイ回路DCを介してデコードアナログスイッチブロッ
クI(DAI)に入力する端子である。比較器ブロック
CBはレジスタBUSとラッチBUSの大小を常に比較
しており、レジスタBUS>ラッチBUSならばハイ,
レジスタBUS≦ラッチBUSならばロウを出力する。
【0010】以下図2,図3,図4,図6を用いて動作
を説明する。図2は図1のデコードアナログスイッチブ
ロックI(DAI)の内部を示し、図3は図2のスイッ
チブロックSW0〜SW7の内部を示し、図4は図1の
ドライバー出力部の動作のタイムチャートを示し、図6
はデータ入力端子A,B,Cと選択電位V0〜V7との
論理対応を示している。例えば図4に示すように当初の
状態はレジスタブロックRBのデータはヘキサコードで
h0が保持されており、ラッチブロックLBにはh7が
取り込まれており、ラッチ入力端子L,入力端子COI
Nともにロウで、出力にはV7電位が出力されている。
図2では、スイッチブロックSW7がV7電位を通過さ
せ、スイッチブロックSW0〜SW6で電位V0〜V6
を切り離している。前述したようにスイッチブロックS
W0〜SW7の内部構造は図3に示されるが、その接続
はSWn(nは整数)で表示されるスイッチブロックの
入力端子VX1は電位Vn−1に接続され、入力端子V
X2は電位Vnに接続され、入力端子VX3は電位Vn
+1に接続されている。
【0011】但し、スイッチブロックSW0の入力端子
VX1は電位V0より低い電位であるGNDに接続さ
れ、スイッチブロックSW7の入力端子VX3は電位V
7より高いVDD電位に接続されている。
【0012】まず、図3のスイッチブロック,例えばS
W2の内部について既略説明する。データ入力端子LO
A,LOB,LOCがすべてロウレベルの時、トランス
ミッションゲートよりなるアナログスイッチTM3がオ
ンして、出力にVX2レベルが出力される。その際、比
較器ブロックBCからの遅延信号COINがハイレベル
の時はアナログスイッチTM2がオンし、アナログスイ
ッチTM4の出力に接続されていない一端がVX3レベ
ルになり、COINがロウレベルの時はアナログスイッ
チTM1がオンして、アナログスイッチTM4の出力に
接続されていない一端がVX1レベルになる。
【0013】一方、アナログスイッチTM4は通常はオ
フしているが、アナログスイッチTM3がオンになる時
をインバータINV2と論理ゲートNOR1で検出し
て、インバータINV2のディレイ時間だけオンして、
出力にVX1レベルまたはVX3レベルが出力される。
【0014】次に、図3のスイッチブロックSWの内部
について詳細説明する。
【0015】まず、ラッチ入力端子Lがハイになると、
レジスタブロックRBのデータh0がラッチブロックL
Bに取り込まれる。するとスイッチブロックSWのアナ
ログスイッチTM3がオフしてV7電位が切り離され、
一方、スイッチブロックSW0のアナログスイッチTM
3がオンしてV0電位を出力する。この時、入力端子C
OINは図1のディレイ回路DCによりまだデータh0
が入力されているため、スイッチブロックSW0のアナ
ログスイッチTM1はオン,アナログスイッチTM2は
オフしている。この状態でアナログスイッチTM3がオ
ンする(つまりアナログスイッチTM3のPChのゲー
トがハイからロウに変化する)と、インバータINV2
と論理ゲートNOR1によってインバータINV2のデ
ィレイ時間だけ論理ゲートNOR1がハイを出力して、
アナログスイッチTM4がインバータINV2のディレ
イ時間だけオンして、VX1電位(つまりスイッチロッ
クSW0の場合はGND電位)を出力する。この時、前
述したように電位がGND電位>V0電位であるため、
出力がV7電位→V0電位に変化する時間が早くなる。
【0016】同様にして、次にラッチ入力端子Lがハイ
になった状態で、レジスタブロックRBのデータ6がラ
ッチブロックLBに取り込まれた時は、インバータIN
V2のディレイ時間だけV7電位が出力されて、V0電
位→V6電位に変化する時間が早くなる。以下ラッチ入
力端子Lがハイになるたびに同様の動作を繰り返す。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は出力電
圧を変化させる時に出力させようとする電圧が前電力よ
りも高い場合は、出力させようとする電圧より高い電圧
を短時間だけ出力させることにより、出力変化のスピー
ドを早めることが可能になり、出力トランジスタのディ
メンジョンを小さくできることができ、チップサイズを
小型にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のLCDドライバ出力回路のブロック
【図2】 図1中のデコードアナログブロックIの内部
構造図
【図3】 図2中のスイッチブロックの内部構造図
【図4】 本発明の出力回路の動作を示すタイムチャー
【図5】 従来のLCDドライバ出力回路のブロック図
【図6】 A,B,Cのデータとヘキサコードと選択電
位との対応図
【図7】 従来のLCDドライバ出力回路の動作を示す
タイムチャート
【符号の説明】
RB レジスタブロック LB ラッチブロック DA デコードアナログスイッチブロック CB 比較器ブロック DC ディレイ回路 LOA ラッチからの階調レベルデータ入力端子 LOB ラッチからの階調レベルデータ入力端子 LOC ラッチからの階調レベルデータ入力端子 COIN 比較器ブロックの出力を遅延させたデータ入
力端子 VDD ドライバ出力用電源端子 GND 接地端子 INV インバータ VX1−VX3 階調レベル電圧入力端子 TM1〜TM4 アナログスイッチ INV1〜INV4 インバータ NOR1 2入力NOR NOR2 3入力NOR

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レジスタブロックとレジスタブロックの出
    力を受けるラッチブロックと、デコードアナログスイッ
    チブロックとを有する出力回路において、レジスタブロ
    ックとラッチブロックのデータ比較をして比較結果信号
    をデコードアナログスイッチブロックに出力する比較器
    ブロックを設けて、デコードアナログスイッチが比較器
    からの比較結果信号とランチブロックからのデータに従
    って出力電圧をアナログスイッチで選択して出力するよ
    うにしたことを特徴とするLCDドライバーの出力回
    路。
  2. 【請求項2】前記デコードアナログスイッチブロックは
    前記比較結果信号が前記出力電圧を上昇または降下させ
    るものである時は前記ラッチブロックからのデータに従
    って出力電圧を選択して出力するに先立って、それより
    高い電圧またはそれより低い電圧を所定時間選択して出
    力するよう構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のLCDドライバーの出力回路。
  3. 【請求項3】前記高い電圧または低い電圧が前記ラッチ
    ブロックからの信号に従って選択する出力電圧より1ラ
    ンク上または下であるよう構成された請求項2記載のL
    CDドライバーの出力回路。
JP5204992A 1992-03-11 1992-03-11 Lcdドライバーの出力回路 Pending JPH05257434A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424034B1 (ko) * 1997-03-31 2004-07-27 산요덴키가부시키가이샤 표시장치의구동회로
KR100486228B1 (ko) * 1998-01-06 2005-06-16 삼성전자주식회사 액정표시장치구동을위한계조전압제어회로

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JPS57133487A (en) * 1981-02-12 1982-08-18 Nippon Electric Co Voltage level output circuit
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