JPH0525673A - 食塩電解セル及び食塩電解方法 - Google Patents

食塩電解セル及び食塩電解方法

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JPH0525673A
JPH0525673A JP3204570A JP20457091A JPH0525673A JP H0525673 A JPH0525673 A JP H0525673A JP 3204570 A JP3204570 A JP 3204570A JP 20457091 A JP20457091 A JP 20457091A JP H0525673 A JPH0525673 A JP H0525673A
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JP
Japan
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electrolysis
electrolytic
anode chamber
current density
salt
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Application number
JP3204570A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Suematsu
末▲まつ▼徹也
Kenji Sakamoto
健二 坂本
Masaharu Doi
正治 土井
Setsuo Yoshida
節夫 吉田
Takashi Mori
隆 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】陽極室、または、陽極室と陰極室の電解面上部
の容積(V)と有効電解面積(S)がV/S≧0.1
(デシメ−タ−)である事を特徴とする食塩電解セルで
構成され、電解電流密度、並びに、陽極室塩水濃度の電
解条件を簡便に幅広く変動し、食塩電解特性を評価可能
である電解セル、及び、該電解セルを用いて気液混合層
を電解面以上に保ちつつ食塩電解を実施する方法に関す
るものである。 【効果】本発明が提供する食塩電解セル、及び、該電解
セルを用いて実施する食塩電解方法により、従来は不可
能であった電解電流密度8kA/m2 以上での安定した
電解評価、並びに、陽極室塩水濃度150g/lでの安
定した電解評価が実施可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食塩電解セルに関し、
特に電解電流密度、並びに、陽極室塩水濃度の電解条件
を簡便に幅広く変動し、食塩電解特性を評価可能である
電解セルおよび、該電解セルを用いて気液混合層を電解
面以上に保ちつつ食塩電解を実施する方法を提供するも
のである。
【0002】
【従来の技術】含フッ素陽イオン交換膜を隔膜に用い、
食塩水を電気分解する事により、陽極側から塩素を製造
し、陰極側から苛性ソ−ダ並びに水素を製造する技術
は、イオン交換膜法食塩電解技術と呼ばれている。該イ
オン交換膜法食塩電解技術は、従来の水銀法、隔膜法に
比べエネルギ−効率が高く、また高純度の苛性ソ−ダが
製造できる事は一般によく知られている。
【0003】近年、イオン交換膜法食塩電解の経済性を
上げる試みが広く行われている。イオン交換膜法食塩電
解の経済性を上げる為には、陽極側塩水濃度、電解電流
密度、並びに、陰極側苛性濃度などの電解条件が非常に
重要となる。
【0004】陽極側塩水濃度は通常200g/リットル
以上で運転管理が行われているが、原料である食塩の利
用率を上昇させるためには、さらに低い濃度での運転管
理が望まれる。
【0005】また、電解電流密度は通常3〜4kA/m
で運転管理がなされているが、生産速度を上げるため
には、より高い電解電流密度での運転管理が望まれる。
【0006】さらに、陰極側苛性濃度は通常30〜35
wt%で運転管理が行われているが、製品苛性濃度(=
48wt%)に近ずける為に、より高い濃度での運転管
理が望まれている。
【0007】一方、イオン交換膜法食塩電解における電
解電圧、電流効率、及び、透水量などの電解特性は、陽
極室塩水濃度、陰極室苛性濃度、並びに、電解電流密度
により変動し、さらに、含フッ素陽イオン交換膜の寿命
に影響を及ぼす。
【0008】そのため、経済的な最適運転条件は電解特
性と電解条件の兼ね合いから決定される。この経済的最
適運転条件は、陽極、含フッ素陽イオン交換膜、及び、
陰極の性能によって変化する。これらの材料は幅広く研
究開発がなされており、それぞれに特徴を持つ材料が発
明されている。材料を有効に活用し、イオン交換膜法食
塩電解技術を向上するためには、幅広い電解条件におけ
るイオン交換膜法食塩電解特性を評価する事が極めて重
要である。
【0009】
【発明の解決しようとする課題】既存の食塩電解セルは
電流密度、陽極側塩水濃度の変動範囲が狭いため、現在
実施されている電解条件での電解特性を検討する上での
問題はないが、より高度な食塩電解技術の確立を目的と
した電解特性の評価をする上では好ましいものではな
い。従って、電流密度、陽極側塩水濃度を簡便に幅広く
変動可能な食塩電解セルが待望されていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、食塩電解
セルの構造に関し鋭意検討を重ねた結果、陽極室、また
は、陽極室と陰極室の電解面上部の容積(V)と有効電
解面積(S)がV/S≧0.1(デシメ−タ−)である
セル構造とする事により、変動可能な電解電流密度範
囲、並びに、陽極室塩水濃度範囲が著しく広がる事を見
いだし、本発明を完成させるに至った。
【0011】本発明の食塩電解セルは、陽極室、また
は、陽極室と陰極室の電解面上部の容積(V)と有効電
解面積(S)がV/S≧0.1(デシメ−タ−)である
事が必須である。V/S<0.1(デシメ−タ−)で
は、電解評価が実施可能な電流密度範囲、塩水濃度範囲
が著しく狭まる。
【0012】本発明の、V/S≧0.1(デシメ−タ
−)とする事により、幅広い電解電流密度、塩水濃度範
囲における電解特性の評価が可能となるかは必ずしも明
かではないが、以下の推察が可能である。
【0013】陽極室、または、陽極室と陰極室の電解面
上部の容積(V)と有効電解面積(S)がV/S<0.
1(デシメ−タ−)では、電解電流密度の上昇とともに
気液混合層が拡大し、8kA/m以上の電解電流密度
では膜にガス影響が発生し電解電圧が急上昇する。この
ため、食塩電解を安定に実施する事は不可能となる。し
かし、V/S≧0.1(デシメ−タ−)では、20kA
/mという極めて大きな電解電流密度においても気液
混合層を吸収してしまうため何等悪影響を及ぼさず、安
定した食塩電解が実施可能であると推察される。また、
陽極室の塩水濃度を低下するには、供給塩水量を下げる
必要があるが、V/S<0.1(デシメ−タ−)では塩
水供給量が追いつかず、気液混合層が拡大してしまい、
電解電圧が急上昇する。この場合、供給塩水濃度を希釈
する方法があるが、装置の改良が必要となる。しかし、
V/S≧0.1(デシメ−タ−)では、電解面上部の容
積増大により気液混合層を吸収して膜へのガス発生影響
を除外してしまうため安定した電解電圧が得られると推
察される。
【0014】すなわち、食塩電解運転方法においては、
電解時の気液混合層を電解面以上に保つ事が重要とな
る。
【0015】第1図は本発明の食塩電解小型セルの側面
図の一例を示し、第2図は第1図の破線から見た正面図
を示す。以下、第1図及び第2図を用いて説明する。
【0016】ここでいう、陽極室、または、陽極室と陰
極室の電解面上部の容積(V)とは、右斜線で示す容積
を指し、有効電解面積(S)とは、図2の左斜線で示す
面積を指す。また、電解面以上とは、Aより上の位置を
指す。
【0017】例えば、V/S≧0.2(デシメ−タ−)
を満たす電解セルとしては、電解面上部の容積を0.0
9dmとし、有効電解面積を0.36dm,とする
ことでV/S=0.25(デシメ−タ−)となる。
【0018】1は陽極室を示し、材質は液漏れ、ガスリ
−クがない材料を用いる事が必要である事は言うまでも
ないが、発生する塩素ガス腐食を考慮して選定する事が
必要である。この様な材料として、例えば、ガラス、ア
クリル、及び、チタンなどを上げる事が出来る。
【0019】2は陰極室を示し、材質は耐アルカリ性を
有する事が必要であり、この様な材料としては、例え
ば、ガラス、アクリル、ニッケル等が上げられる。
【0020】本発明の食塩電解セルには食塩電解を実施
する構成要素、すなわち、陽極5、陰極6、及び、含フ
ッ素陽イオン交換膜3を装備可能である事が必須であ
る。
【0021】また、含フッ素陽イオン交換膜3と陽極室
1および陰極室2との間に、液漏れ防止用に、例えばЕ
PDM製ゴムパッキン4を挟むことが通常実施されてい
る。
【0022】また、単一の食塩電解セルを用いて、種々
の陽極、陰極、及び、膜についての電解特性の評価を可
能とするために、これらの取り替えが簡便になされる構
造とする事が好ましい。
【0023】例えば、第1図の様なフィルタ−プレスタ
イプの電解槽構造とする事により、膜の取り替えは容易
に可能となる。さらに、陽極室1と陰極室2に電極を脱
着可能な構造とするためには、シ−ルキャップ及びブッ
シュ7を設けることで対応可能である。例えば、形状が
メッシュの陽極5、及び陰極6の中央部に各々導電棒8
及び9を垂直になるように取り付け固定する事により可
能である。
【0024】また、陽極室1、並びに、陰極室2の電解
面上部に、それぞれ、電極反応で発生する塩素ガス、水
素ガスの排出口10及び11を設ける必要がある。これ
らの、排出口の取り付け部位は電解面Aより高い位置と
し、その形状等については特に限定はないが、排出口1
0及び11の面積をそれぞれ2.0cm以上にする事
で本発明の効果がさらに顕著なものとなる。
【0025】上記の制約を満たすものであれば、陽極室
1と陰極室2の形状は特に限定されない。円筒状、角柱
状などさまざまな形状が適用可能である。
【0026】上記陽極室1と陰極室2に、陽極5、陰極
6を配し、含フッ素陽イオン交換膜3と組み合わせる事
により、電解セルを組み立てる。例えば、アクリル樹脂
を用いて陽極室1、及び陰極室2を構成し、陽極5はD
SА、陰極6にはニッケルを用い、含フッ素陽イオン交
換膜3をЕPDM製ゴムパッキン4を介して組み合わせ
る事により電解セルが組み立て可能である。
【0027】該電解セルの陽極室1には、供給口12か
ら精製塩水を供給する。また、陰極室2には、供給口1
3から純水を供給する。
【0028】電解電流は、直流電源を用いて流し、電源
の端子の+を導電棒8、−を導電棒9に接続し電流を流
す。
【0029】陽極室1で生成された塩素ガス及び淡塩水
は、排出口10より排出され、陰極室2で生成された水
素ガス及び苛性ソ−ダは、排出口11から排出される。
また、生成苛性ソ−ダの取り出しは、水素ガス及び苛性
ソ−ダの排出口11より30〜50mmH2 Оに設定し
陰極側を加圧する事が好ましい。また、図示していない
が、該電解セルには、電解中の電解液温度を効果的に制
御する装置を設ける事が好ましい。例えば、陽極室1に
は、Ti ヒ−タ−、テフロン管を取り付けテフロン管に
測温抵抗体及び白金温度計を挿入し、陰極室2には、N
i ヒ−タ−にテフロン管を取り付けテフロン管に測温抵
抗体及び白金温度計を陽極室1と対称になるように差し
込み、温度調節器により20℃から電解液沸点までの任
意の範囲において温度制御が可能となる。
【0030】また、電解運転方法としては、気液混合層
界面14を電解面A以上に保つ事が必須である。
【0031】なお、以上食塩電解小型セルを例にとって
説明したが、本発明の提供する食塩電解セル、並びに食
塩電解方法は、食塩電解小型セルのみならず工業的な食
塩電解セル、並びに食塩電解方法としても適用できるこ
とはもちろんである。
【0032】以上述べたように、本発明の陽極室、また
は、陽極室と陰極室の電解面上部の容積(V)と有効電
解面積(S)がV/S≧0.1(デシメ−タ−)である
セル構造を有する食塩電解セルを用いる事により、8〜
20kA/mの電解電流密度で運転を行っても電解電
圧の幅は2〜4kA/m時と同じ±20mVと安定し
た電解電圧を示し、幅広い電解電流密度範囲における食
塩電解特性が評価可能となった。また、塩水濃度変動運
転においても、陽極室の塩水濃度を30g/リットル
と、通常の塩水濃度(約200g/リットル)よりもず
っと低い濃度で電解しても、電解電圧上昇は見られず、
安定した電解電圧を示し幅広い塩水濃度での食塩電解特
性が評価可能となった。
【0033】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明するが、
本発明はこれに何等限定されるものではない。
【0034】実施例1 実施例における電解テストは、陽極はペルメレック電極
(株)社製のDSАを用い、陰極にはニッケルを用い
た。膜は、デュポン社製のフッ素系陽イオン交換膜、商
品名ナフィオン90209を用いた。陽極と膜は接触さ
せ、膜と陰極間距離は3mmとした。また、陰極側を加
圧し陽極室と陰極室の差圧は40mmHОに設定し
た。電解電流密度及び陽極室塩水濃度は任意に設定し、
苛性濃度は33wt%に設定した。また、電解温度は9
0℃に設定し、供給塩水濃度は300g/リットルとし
た。
【0035】電解セルは、陽極室、または、陽極室と陰
極室の電解面上部の容積(V)が0.09(dm)、
有効電解面積(S)が0.36(dm)とし(V/S
=0.25デシメ−タ−)、材質はアクリル樹脂を用い
て電解電流密度3〜20kA/mまでの運転を行っ
た。この時の陽極室塩水濃度は200g/リットルで実
施し、各電解電流密度における電解日数は7日間とし
た。
【0036】まず、電解電流密度を3kA/mで立ち
上げ各濃度を調整後、電解電圧デ−タの取得を行った。
次に、電解電流密度を8kA/mに設定し各濃度を調
整後、電解電圧のデ−タの取得を行った。以下、同じ要
領で順次電解電流密度を20kA/mまで上げてい
き、各々の電解電流密度での電解電圧の取得を行った。
この時の電解電圧デ−タを第3図に示すが、電解電圧と
電解電流密度は一次の関係を示した。
【0037】また、電解終了後、膜を観察したところ、
外観、形状等電解前と特に変化は見られなかった。な
お、電解中の気液混合層は常に電解面以上であった。
【0038】比較例1 比較例における電解テストは、陽極はペルメレック電極
(株)社製のDSA、陰極にはニッケルを用いた。陽極
と膜は接触させ、膜と陰極間距離は3mmとした。ま
た、陰極側を加圧し陽極室と陰極室の差圧は40mmH
Oに設定した。
【0039】電解電流密度及び陽極室塩水濃度は任意に
設定し、苛性濃度は33wt%に設定した。また、電解
温度は90℃に設定し、供給塩水濃度は300g/リッ
トルとした。
【0040】電解セルは、陽極室、または、陽極室と陰
極室の電解面上部の容積(V)が0.02(dm)、
有効電解面積(S)が0.36(dm)とし(V/S
=0.056デシメ−タ−)、材質はアクリル樹脂を用
いて実施例1と同様に電解テストを実施した。この時の
電解電圧と電解電流密度は8kA/mまでは一次の関
係を示したが、電解電流密度を10kA/mにすると
電圧上昇が見られ、さらに電解電流密度を上げると急激
な電圧上昇がみられたので運転を中止した。この時の電
解電圧を第4図に示す。
【0041】また、電解終了後、膜を観察したところ、
電解面の数箇所に1〜3mm程度の水泡が認められた。
なお、電圧上昇時の気液混合層は電解面に達していた。
【0042】実施例2 実施例1と同じセルを用い塩水濃度変動運転を行った。
この時の電解電流密度は3kA/mとし陽極室塩水濃
度を200〜30g/リットルまでの運転を行った。苛
性濃度は、100g/リットルまでは33wt%で行な
い100g/リットル以下は30〜28wt%で運転を
行なった。また、各塩水濃度における電解日数は7日間
とした。
【0043】まず、陽極室塩水濃度を200g/リット
ルに設定し電解電圧の取得を行った。次に、陽極室塩水
濃度を150g/リットルに設定し電解電圧の取得を行
った。以下、同じ要領で順次陽極室塩水濃度を120,
100,80,50,30g/リットルに下げていき各
々の塩水濃度での電解電圧の取得を行った。この時の電
解電圧を第5図に示す。
【0044】また、電解終了後、膜を観察したところ、
外観、形状等特に変化は見られなかった。なお、電解中
の気液混合層は常に電解面以上であった。
【0045】比較例2 比較例1と同じセルを用い、実施例2と同様に塩水濃度
変動運転を行なった。陽極室塩水濃度が150g/リッ
トルまでは安定した電解電圧を示したが、120g/リ
ットルにすると電圧上昇がみられ、100g/リットル
にすると急激な電圧上昇が見られたので運転を中止し
た。この時の電解電圧を第6図に示す。
【0046】また、電解終了後、膜を観察したところ、
電解面に1〜3mm程度の水泡が認められた。なお、電
圧上昇時の気液混合層は電解面に達していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】電解セルの構成を示す図である。
【符号の説明】
A 電解面 1 陽極室 8 陽極の導電棒 2 陰極室 9 陰極の導電棒 3 含フッ素陽イオン交換膜 10 塩素ガスの排
出口 4 ゴムパッキン 11 水素ガスの排
出口 5 陽極 12 精製塩水の供
給口 6 陰極 13 純水の供給口 7 シ−ルキャップ及びブッシュ 14 気液混合層界
【図2】図1の破線からみた図である。符号は図1と同
じである。
【図3】電流密度による電解電圧の変化を示す図であ
る。(実施例1)
【図4】電流密度による電解電圧の変化を示す図であ
る。(比較例1)
【図5】塩水濃度による電解電圧の変化を示す図であ
る。(実施例2)
【図6】塩水濃度による電解電圧の変化を示す図であ
る。(比較例2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽極室、または、陽極室と陰極室の電解面
    上部の容積(V)と有効電解面積(S)がV/S≧0.
    1(デシメ−タ−)である事を特徴とする食塩電解セル
  2. 【請求項2】陽極室、または、陽極室と陰極室の電解面
    上部の容積(V)と有効電解面積(S)がV/S≧0.
    1(デシメ−タ−)である食塩電解セルを用いる食塩電
    解において、気液混合層を電解面以上に保つ事を特徴と
    する食塩電解方法。
JP3204570A 1991-07-22 1991-07-22 食塩電解セル及び食塩電解方法 Pending JPH0525673A (ja)

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